JP4044667B2 - クロミナンス変調による擬似輪郭の削減方法及びシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概ね、文書再現作業の間における画像処理に関するものであり、より詳細には、文書処理の間における輝度ステップの増大によって再現画像の中において見出される擬似輪郭を削減し、それによって、個別的なカラー分解のハーフトーン・レベルが増分され、結果として、微細な空間的テクスチャーを保ちつつ、小さなクロミナンス誤差を産み出すようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日のハイテク・オフィスでは、文書は、しばしば、電子的な形態で作成され、その後に印刷される。文書作成のためのツールは、高解像度レーザー・プリンタにおける進歩及びフル・カラー印刷のための新たに出現したサポートのように、ますます強力になってきている。現在の技術によって生じる問題の1つは、印刷された出力がワークステーションで表示された電子画像と全く同じように見えるものではないことを発見して、ユーザーが驚くかもしれないということである。2つの画像を整合させようとする多くのプログラムは、見えるものを手にすることができるというアプローチを支持する。しかしながら、ハードウェアの差異は、忠実に整合することを実行不能にするかもしれない。そのような差異の1つが、解像度である。レーザー・プリンタは、300dpiで印刷することが可能であるが、ワークステーションは、この密度の約4分の1のみを支持し得るものである。差異の1つの補正は、印刷がハーフトーンを使用しなければならないかもしれない間、洗練されたディスプレイが連続的なグレー・レベル及び/又はカラーを支持し得ることである。カラー・ディスプレイは、しばしば256要素のカラー・ルックアップ・テーブルを介して駆動されることになり、一度に表示され得るカラーの個数を限定するが、ハーフトーンを使用するプリンタは、より多くのものを産み出すことが可能である。最後に、ワークステーションのカラー原色及び白色点は、プリンタにおいて利用され得るインク及び用紙とは異なっているかもしれないのである。
【0003】
CRTのような画像ディスプレイでは、ディスプレイにおける低解像度の問題は、ディスプレイの輝度レベルの使用によって低減されることが可能である。コンピュータ・グラフィックスでは、この手法が、低解像度ディスプレイのエイリアシング効果を削減するために長く使用されてきたのである。それらがピクセル境界線を横断するときのライン内における「ジャギー」及びピクセルの間に落ちる小さな目標物の「ドロップ・アウト」のような効果は、ピクセル輝度を中間レベルに設定することによって、目標物によってカバーされるピクセルの部分とカバーされない部分とを反映させるようにして対抗される。恐らく、最も単純なアンチエイリアシングの手法は、より高い解像度で画像を計算し、続いてピクセル値を平均し、より低い解像度の輝度を達成することである。例えば、画像が解像度の4倍で作成された場合には、ピクセルの4×4のブロックが、平均されることになり、ディスプレイ・ピクセル値を達成するのである。これは、事実上、ディスプレイ・ピクセルが切り立ったエッジを備えた重ならない正方形だと言っていることになる。現実のピクセルは、テーパ状のエッジを備えた、丸くて重なる傾向を有するものである。より洗練された手法は、デジタル・フィルタを高解像度の画像に対して利用するものであり、これは、実質的に画像をピクセル・プロフィールによって巻き込むことになる。しかしながら、デスクトップ・パブリッシングの領域では、解像度の影響がテキスト内で非常に明白である。荒いスクリーン解像度のために利用され得るフォントは、大型で単純なのである。それらは、種々のフォント選択の微妙な効果を提示することができない。それらの寸法は、それらをページの残りに対して不釣合にしてしまう可能性があるのである。密集の故に印刷されるページ上の同じ位置に文字を配置することができないかもしれず、擬似的なページのレイアウト及び改行を付与するか、或いは何らかの判読し得ないページ表現にしてしまうことになるのである。コンピュータ・グラフィックスのアンチエイリアシングの手法は、テキストのディスプレイに対して適用されてきた。文字ストロークの微細な要素及び不完全なピクセル幅は、部分的に照明されるピクセルであることになった。これは、増大した現像度という錯覚を付与し、遥かに小さなフォント寸法が表示されることを許容する。それは、不完全なピクセルの位置における文字の配置をも許容するのである。
【0004】
カラー・ルックアップ・テーブルは、有益であると判明した。カラー・ルックアップ・テーブルの中における値を変化させることにより、このテーブル入力を照合するすべてのピクセルの外観を変更することが可能なのである。これは、それらのピクセルを個別的に変更するよりも遥かに迅速である。カラー・テーブルは、迅速なカラー操作、画像の構造化、カラー補正、更にはアニメーション効果をも支持することが可能である。しかしながら、限定される同時的なカラーの集合は、いずれのカラーがカラー・テーブル入力のために選択されるべきなのかという問題を提起する。走査された画像及び所定のコンピュータが生成した効果は、許容される256よりも遥かに多くのカラーを内包する。ともかくも、画像の忠実なカラーから余りにも遠く逸脱するものではないカラーを選択しなければならないのである。カラーにおける滑らかな変動が1つの提示可能なカラーと次のものとの間におけるジャンプとして表示されるときに生じる擬似輪郭……正しくこれがカラー空間におけるエイリアシングである……を削減することもまた望まれる。この問題に対する1つのアプローチは、先ず初めに、画像を分析して、いずれのカラーが最も代表的であるかを決定すること……これはコストが掛るプロセスであり得るもの……である。もう1つの代替的なアプローチは、当該テーブルを一定の分解カラーの集合に設定し、その後、ハーフトーン処理の手法を重ね合わせて、中間的なカラーの外観を付与することである。このアプローチでは、解像度が、カラー原色の輝度レベルと交換されているのである。ハーフトーン・スクリーンは、各々のピクセルに関する利用可能な境界カラーの間において選択するために使用される。原色カラー成分の各々に対して適用される長方形の分散ドット・スクリーンは、単刀直入なものであり、十分なものでもある。それは、描かれた通りに画像を表示することをも許容する。僅かに優れた結果を付与するエラー拡散アプローチもまた試みられることになったが、それは、画像全体に対して適用されなければならず、個別的な画像成分には使用されないものである。
【0005】
カラーは3次元空間であるので、ハーフトーン処理は、各々のピクセルに関して3回適用され、3つのカラー座標の各々に関する中間的な値の外観を達成する。カラー・ルックアップ・テーブルの要素は、カラー座標軸に沿って仕切られ、各々の座標の独立したハーフトーン処理を支持する。その座標軸が赤、緑及び青である場合には、8ビットのカラー・テーブル・インデックスは、赤の3ビット、緑の3ビット、及び青の2ビットに分割されることが可能である。これは、赤の8つのシェード、緑の8つのシェード、青の4つのシェード、加えてそれらのすべての組合せをも付与する。目は青に対して感受性が低いので、青が2ビットのみを受け入れるものとして選択されている。代替案は、赤の6つのシェード、緑の6つのシェード、及び青の6つのシェードを割り当てることである。そのカラー・テーブルは、カラー座標からカラー・テーブル・インデックスへのマッピングを付与するようにした、各々の次元において6つの要素を備えた3次元配列として考慮されるものである。
【0006】
赤、緑及び青の他にも、カラー空間を記述する際に使用される多くの実行可能な座標システムが存在する。1つの代替案は、1つのものが輝度Yに対応するように、軸を回転させてその線を引くことである。輝度は、カラーがどれほど明るく見えるのかということについての尺度である(黄色は青よりも明るく見える)。他の2つの座標は、クロミナンス情報を付与する……これは、テレビジョン業界で使用されるアプローチであり、YIQカラー・モデルを実行するものである。そのY成分は、白黒テレビにおいて示される輝度を付与するのである。3つのすべての座標は、カラー・テレビジョンに関して使用される。
【0007】
1つのカラー符号化標準は、YESカラー・モデルを記述する。ここでもまた、Yは輝度であり、E及びSの座標は、クロミナンスを付与する。E座標は、緑から赤への軸であり、S座標は、青から黄色への軸であり、赤、緑及び青の原色及び白色点を使用している。YES座標は、以下の式によって付与される:
Y=0.253R+0.684G+0.063B
E=0.5R−0.5G
S=0.25R+0.25G−0.5B
ここで、R,G,Bは、カラーの赤、緑及び青の座標である。このカラー・モデルの1つの利点は、E及びSの座標が非常に容易に計算できることである。YESカラー座標は、視覚的に一様なものではない。これらの座標における同等な変位は、一般に、カラーにおける同等の変化として目に見えるものではないのである。特には、L*b*及びL*u*v*というカラー・モデルである、視覚的に一様なカラー空間が存在する。カラー・テーブルの割り当て及びハーフトーン処理に関してこれらの座標を使用することは、僅かに優れた結果を付与する。何故ならば、カラーが一様に分解されるように見えるからであり、ハーフトーン処理が外観に関して直線的だからである。しかしながら、これらの座標は、計算するために遥かにコストが掛るものである。
【0008】
ハリントン(Harrington)の米国特許明細書第5,278,678号は、複数のディスプレイ解像度における3色のカラー成分の各々に関してハーフトーン処理されたバイナリー画像を初めに構築するようにした、適度な寸法のカラー・テーブルを備えた装置の上における画像のカラー表示のための計画案を開示している。ビット値を合計することにより、それは、その後、ディスプレイ解像度のピクセルのための平均値を決定する。その平均値は、その後、カラー・テーブルにマッピングされる。YESカラー座標システムは、ハリントン計画案によって使用され、そこでは、カラーが輝度成分とクロミナンス成分に分割され、目が多くの情報をそこから引き出すことになる輝度に対してより多くの重みが付与されることを許容するのである。その計画案は、ライン及びテキストのようなベタ領域のアンチエイリアシングと、カラー・テーブルから利用され得るものの間におけるカラーの外観を付与するカラー・ハーフトーン処理との両方を提供するものである。
【0009】
モラグその他(Morag et al)の米国特許明細書第5,543,311号及び第5,517,334号は、カラー空間の少なくとも一部を共に内包するものであり、実質的にカラー空間を量子化するものでもあるようにした、複数のカラー・ボリューム要素を提供する。各々のインデックス値が第1の複数の代表カラー値の部分集合の中における特定の代表カラー値を表わすようにした、インデックス値もまた画像内における各々のピクセルのために設けられる。画像は、その後、第1の複数の代表カラー値の部分集合の中における代表カラー値を修正することによって修正され得ることになる。修正された画像は、各々のピクセルに関するインデックス値を使用することによって表示され得るのである。
【0010】
ササキその他(Sasaki et al)の米国特許明細書第4,758,885号は、高解像度の画像が低解像度のカラー・プリンタなどで表示され得るようにして変換されるものである、カラー画像を処理する方法を開示している。フル・カラーの入力画像は、輝度と彩度に基づくものであるL*u*v*システムに対して変換される。L*u*v*成分は、その後、圧縮され、CMY信号に変換されて、プリンタに送信されるのである。RGB信号からL*u*v*成分を計算する方法が示されている。
【0011】
それらの関連技術は、連続階調モニター上のカラー画像の処理に伴う問題を認識しているが、それらの技術は、中間的な階調を形成するためにハーフトーン処理を採用するバイナリー・マーキング装置における最小限の擬似輪郭を産み出すような様式において、高品質なカラーの効率的且つ効果的な再現を提供するものではない。
【0012】
文書の印刷における1つの古典的な問題は、一定のレベル・リンク(例えば黒)によって中間的な階調(例えばグレー)を表現することである。これは、典型的には、ハーフトーン処理によって解決されるものであり、ハーフトーン処理とは、目が所望の中間的なレベルに統合してしまうことになるベタ・カラーのスポット(例えば白及び黒)の空間的に分散したパターンの印刷である。しかしながら、一定のスポット寸法の場合、より多くのグレー・レベルを形成することは、より大きな空間的領域を備えたパターンを使用することを意味することになる。余りに大きな領域を使用することは、目に付くハーフトーン・パターンを産み出すが、その一方で、余りに小さな領域は、余りに少ないグレー・レベルを付与するものであり、画像内における擬似輪郭を産み出してしまうのである。著しい擬似輪郭を示している印刷文書の具体例に関するものである図1Aを参照すること。これらの2つの限定事項の間で妥協するように強いられることになり、良質な印刷要求事項を申し分なく提示することは不可能であると諦められるかもしれないのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
カラー・プリンタは、この問題を支援し得る新たな次元を提示するものである。目は、クロミナンスよりも輝度に対して遥かに敏感である。擬似輪郭は、それらが輝度におけるステップから生じる場合に、最も目に付くことになるのである。
【0014】
従って、ハーフトーンと、低いサンプリング空間周波数によってデジタル・システムに存在するレベルとの間における品質の取捨選択を改善することが可能であるようにした、システムが必要なのである。更になお、そのようなデジタル・システムによって生成される文書の印刷品質を改良することもまた必要である。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリンタのハーフトーン内におけるクロミナンスの精度を犠牲にして、所定の必要なカラーに関する輝度の正確さを改良するためにクロミナンスの削減分を使用するようにした方法を提供する。通常のハーフトーン・プロセスは、小さな色相のシフトが輝度擬似輪郭を取り除くその能力と交換されるようにして修正される。本発明に拠れば、ゆっくり変化するグレー領域内において、3つのすべての代わりに唯1つのカラー・スポットを一度に表わすような様式で、異なった輝度の着色インクが形成される。クロミナンスにおける数値的に同等なステップは、遥かに目立たないものであることになる。そこで、提示された計画案は、より有効な輝度の行動を達成するために、クロミナンスの精度を犠牲にすることなのである。擬似輪郭の除去は、空間的な変動ではなくて、クロミナンスの変動によって実施される。カラーが常にバランスされるようにして同じ閾値において新しいハーフトーン・レベルへ移行するすべてのカラー成分の代わりに、本発明は、ゆっくり変化するグレー領域内において、3つのすべての代わりに唯1つのカラー・スポットを一度に表わすような様式で、着色インクの輝度を形成するのである。何故なら、クロミナンスにおける数値的に同等なステップが、輝度における同様な変化よりも印刷形態では遥かに目立たないものだからである。
【0016】
所望のカラーの輝度の値を受け入れ、その所望の値をルックアップ・テーブルと比較するようにした方法並びにシステムが設けられており、当該ルックアップ・テーブルが、各々の所望の輝度値に割り当てられる最良のカラー出力値を提供し、更に、擬似輪郭を削減し或いは排除した文書が再現されるプリンタのインク出力コントローラに対して新しいカラー出力値を準備するための手段をも提供するのである。
【0017】
本発明の方法の適用において、初期カラー値は、画像処理システムによって要求される色表示に関するものとして受信され、輝度誤差は、前記初期カラー値とハーフトーン処理によって産み出される典型的な輝度値との間において測定され、輝度における変化は、前記典型的な輝度値と次に大きなハーフトーン・レベルの値との間における差異である前記初期カラー値に関するものとして測定され;輝度誤差及び前記輝度誤差は、前記初期カラー値に関する調節値を測定するために処理され、新しい色表示は、当該調節値及び初期カラー値の関数として初期カラー値のためのものとして測定され、当該新しい色表示は、前記画像処理システムに対して提供され、印刷される文書内において削減した輝度擬似輪郭を表示する文書を再現するのである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1a及び図1bを参照すると、削減したクロミナンスを達成するために本発明を利用する結果の具体例が、クロミナンス調節を欠いて印刷される文書(1A)とクロミナンス調節を備えて印刷される文書(1B)の比較によって示されている。図1Aは、51レベルのハーフトーン・スクリーンを備えて印刷されるグレーの楔形を内包する。その楔形は、図1aが等量のシアン、マゼンタ及びイエローを印刷することによって形成される場合に観察されるものである。当該画像内におけるすべてのカラー成分は、カラーが常にバランスされるようにして同じ閾値において新しいハーフトーン・レベルへ移行している。それとは対照的に、本発明を適用すれば、クロミナンスは補正されるが、カラー成分は、同じレベルでステップを進めるものではない……先ずイエローのパターンが変化し、続いてシアンそして最後にマゼンタが変化するのである。これは、クロミナンスが印刷の大半において僅かに狂っているが、輝度がより細かなステップで変化することを意味している。その結果は、図1Bで示唆されるように、大きく削減される輝度輪郭であるが、クロミナンスの誤差は目立たないのである。
【0019】
カラー・プリンタがシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(J)というインク分解を備えたものであると想定すると、当該プリンタは、色表示を高い精度(1つの分解について8ビット又はそれ以上のビット数)で受け入れることが可能であるが、実際に使用されるハーフトーンは、この多くのレベル(そのハーフトーンは60又は70のレベルのみを有している)を形成することができないものであるかもしれない。図2を参照すると、典型的な輝度出力曲線に対する理想的な輝度出力曲線のグラフが示されている。その典型的な出力は、輝度誤差を補正するために当該分野で使用されるハーフトーン処理手段の結果である。典型的なシステムにおいてYinとして要求される所望のカラー出力(点A)もまた示されており、その結果は、点B及びCの間における輝度値である。先行技術では、実際の出力(Yout)は、いずれの点が所望のレベルに最も近いかに応じて、点B又はCのいずれかであることになる。典型的には、カラー値が指定される(Yin)と、最も近いレベル(点B又はC)が受け入れられ、そのハーフトーンは、出力(Yout)として形成され得ることになる。しかしながら、当該色表示によって所望される輝度(点A)とハーフトーンによって実際に形成される輝度(点B又はC)との間には誤差(YE)が存在することになる。輝度における変化(YS)もまた測定され得るもの(点B及びCの間における差異)であり、それは、次に大きなハーフトーン・レベルが選択される場合に生じることになる。一次の概算としては、色分解の間における相互作用を無視することが可能であり、我々が各々の分離を独立して処理し得るものであると想定することもまた可能である。プリンタのハーフトーン特性を理解すれば、我々は、各々の色分解値の色表示iに関して輝度誤差YE[i]及び輝度ステップYS[i]を付与することになるテーブルを構築することが可能である。これらのテーブルの色分解バージョンが、シアン、マゼンタ及びイエローの色分解の夫々……YEC,YSC,YEM,YSM,YEJ,YSJ……に関して構築されなければならない。所定の色表示の場合、我々は、テーブルを使用して、トータルの輝度誤差を以下の通りに求めることが可能である:
Ytotal=YEC[C]+YEM[M]+YEJ[J]
【0020】
ここで、トータルの輝度誤差と、色分解の各々が次のハーフトーン・レベル(YSC[C],YSM[M],YSJ[J])を使用して印刷される場合に生じることになる輝度変化とが与えられたので、当該システムは、より有効な輝度整合性を達成すべく次のレベルに対して1つ又はそれ以上の色分解を増分させるか否かを決定することが可能になる。これを実行するための最も簡単な方式は、必要な情報(Ytotal,YSC[C],YSM[M],YSJ[J])を集中させることによって形成されるインデックスによってアクセスされることになる判断テーブルを構築することである。このルックアップ・テーブルは、最良の輝度整合性を付与するために必要とされる、各々の色分解の輝度に対する増分を包含しているべきである。それは、各々の色分解のための色分解テーブル(DC,DM,DJ)として書き直されることも可能である。そのようなテーブルの構築は、本文において引用され、それらの教示内容のために参考として組み込まれるようにした引例によって指摘されたように、当該分野では周知のことである。本発明は、カラーをすべて一緒にではなく互い違いにステップ送りするものであり、クロミナンスにおける僅かな調節によって輝度における中間的なステップを生じることになるのである。
【0021】
図3を参照すると、本発明の互い違いのクロミナンス調節方法によって擬似輪郭の削減を達成すべく設けられたシステム1が、図式的に要約されている。所望のカラー値は、図3の左側における入力2A−2Cによって提供される。カラーは異なった様々なカラー座標系で表現されることが可能であるが、好適な実施例は、ハーフトーン処理のために使用される座標でカラーを指定する。これは、典型的には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(J)及び場合によってはブラック(K)をも含んで成るインク又はトナーの量に関する色表示である。ブラック(K)もまた本発明において考慮され得るものであるが、本件の開示は、説明を平易にするためにシアン、マゼンタ及びイエローに限定されていることが指摘されるべきである。理想的な着色剤の量は、細かな精度で指定されることが可能である。各々の着色剤の色表示に関しては、輝度吸収の理想的な量が存在するからである。これは、着色剤の量のその理想的なレベルが媒体の上に配置され得る場合に、着色剤によって引き起こされることになる輝度の低下である。従って、ハーフトーンの存在が、指定された着色剤の量に関して、理想と実際の輝度吸収の間に誤差を生じさせるのである。その誤差は、ハーフトーンが形成し得るレベルの1つと色表示が整合する場合にはゼロであるが、着色剤の量が次のハーフトーン・レベルに到達するまで増大するにつれて徐々に大きくなる。図4Aは、所望の輝度YSのために形成され得る典型的なハーフトーン・レベルを示している。従って、図4Bを参照すれば、図4aにおける所望の輝度の出力に関するものである誤差関数は、全体的に鋸歯状の形状を有することになる。図3で示されたようなテーブルYEC,YEM,及びYEJの夫々の中にセーブされるものは、C,M,Jの着色剤に関して測定されたこれらの誤差関数なのである。これらのテーブルを差し示す着色剤の量を使用することは、着色剤の各々によって形成されるハーフトーンに起因する輝度誤差を産み出すことになる。トータルの輝度誤差は、成分の誤差を加算器3に経路指定することによって、成分からの誤差の合計として概算されるのである。
【0022】
ハーフトーンは、提示可能な着色剤のレベルを限定的な値の集合に対して量子化する。所定の理想的な着色剤の量に関しては、最も近い提示可能なレベルを測定することが可能である。境界レベルにおける差異は、所望されるものである……即ち、理想的な輝度の量の下におけるハーフトーン・レベルと理想的なレベルの上におけるハーフトーン・レベルとの間における輝度差である。この差異は、テーブルYSC,YSM,及びYSJの中に記憶され、理想的な量によって指示されることが可能である。これらのテーブルは、所望のカラーの概算に関して下側のハーフトーン値の代わりに上側のハーフトーン・レベルを採用すべきである場合に輝度が変化することになる量を規定するものである。
【0023】
下側のハーフトーン・レベルが採用される場合に生じることになるトータルの輝度誤差を測定することが可能になる様式と、着色剤の各々におけるハーフトーン・レベルを変化させることによって実行可能である輝度に関する調節とが説明されてきた。輝度誤差を最小限にすべく、いずれのハーフトーン・レベルを選択するかを決定するために、この情報を使用することが可能である。これらの値は、輝度における変化であって輝度の絶対値ではないので、小さなものであることが留意される。それらは小さな数字であるので、それらを表わすためには僅か数ビットだけが必要とされる。これは、それらの値が妥当な寸法のテーブルの中へのインデックスを形成するために連結され得るものであることを意味している。例えば、2ビットをイエローにおけるステップ寸法に割り当て、2ビットをシアンに、3ビットをマゼンタに、そして4ビットをトータルの輝度誤差に割り当てることになる場合には、それらの連結は、2048要素のテーブルに対応することになる11ビットのインデックスを付与するのである。そのようなテーブルは、所定の輝度誤差及びステップ寸法の集合に関する最適なハーフトーン・レベルの選択のための論理を検索することも可能であろう。代替的なビット割当てが使用され得ることも留意される。インデックス・ビットに対応する輝度変化の規模は、各々の着色剤に関して同じである必要がないこともまた留意される。イエローのための2ビットのコードが、シアンのための2ビットのコードと同じ輝度範囲をカバーするという必要もない。輝度範囲に関する調節は、最良のハーフトーン・レベルの選択において使用される決定の中に包含されることが可能である。
【0024】
再び図3を参照すると、輝度誤差及びステップ寸法に関する情報をハーフトーン・レベルの色表示に変換するために使用される判断プロセッサ4は、テーブルDC,DM,及びDJの中に入れられる増分を生じることになり、それらのテーブルが、最終的な着色剤の色表示値に関する実行可能な増分を規定するのである。本発明は、それらの実行可能な増分を加算器5A−5Cにおいてオリジナルの色表示と結合させる。それらのインデックスに応じて、Dテーブルは、オリジナルのハーフトーン・レベルを付与することになるゼロを規定するか、或いは、着色剤の色表示を次のハーフトーン・レベルにステップ送りすることになる増分を規定する。ハーフトーン・レベルを選択するこの方法は、ハーフトーン閾値が一様に離間されている場合に最も有効に機能するものである。ハーフトーン・レベルが一様でない場合には、一様に変化する座標の中に値をマッピングし及び/又はそこから値を取り出すようにしたテーブルを使用するというような、当該方法における所定の変化が採用されるべきである。
【0025】
テーブルDC,DM,及びDJからの新しいクロミナンス調節値は、システム入力2A−2Cからのオリジナルのクロミナンス値C,M,及びJと合計され、最終的な値C’,M’,及びJ’を生じることになる。それらの最終的な値は、出力6A−6Cにおいて、インク・プリンタのような文書再現システムに対して提供される。当該プリンタに受け入れられる新しいインク入力は、色分解C’,M’,及びJ’であり、これらが、擬似輪郭の実質的な削減或いは排除を生じることになるのである。
【0026】
図5を参照すると、本発明がそこで実行されることになる典型的なシステムのブロック・ダイヤグラムが示されている。当該典型的なシステムは、文書作成手段11又は文書スキャナ12を有することになる。文書生成のいずれかの手段からの文書は、プロセッサ13によって処理されなければならない。典型的なPDL解釈及びラスター画像処理は、文書の出所起源に応じて行われることになる。当該文書は、その後、フレーム・バッファ14によって処理され、続いて、更にハーフトーン処理器15によっても処理される。フレーム・バッファ14及びハーフトーン処理器15を操作する輝度プロセッサ16によって、本文において教示された輝度及びクロミナンスの調節が文書に対して適用され得ることになり、削減されたハーフトーン処理を生じるのである。調節された文書は、その後、プリンタ17或いは当該分野において周知であるマーキング装置で再現され得ることになる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の利点は、個別的な色分解のハーフトーン・レベルを増分することによる再現画像における擬似輪郭の削減であり、結果として生じるものは、小さなクロミナンス誤差であるが、それでもなお結果として生じる画像の微細な空間的テクスチャーを保っていることになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Aは本発明の開示によって教示されるような削減したクロミナンス及びクロミナンス調節を欠いて印刷される文書の説明図、Bは本発明の開示によって教示されるようなクロミナンス調節の利益を備えて印刷される文書の説明図である。
【図2】 理想的な輝度出力に対する典型的な輝度出力、更にはハーフトーン処理の間に見出される輝度誤差及び出力ステップ変動に関するグラフである。
【図3】 本発明のクロミナンス調節システムに関するブロック・ダイヤグラムである。
【図4】 Aは典型的な輝度(YS)行動に関するグラフ、Bは典型的な輝度誤差(YE)行動に関するグラフである。
【図5】 本発明の特徴が組み込まれることになる典型的なシステムに関するブロック・ダイヤグラムである。
【符号の説明】
11 文書作成器、12 文書スキャナ、13 プロセッサ、14 フレーム・バッファ、15 ハーフトーン処理器、16 輝度プロセッサ、17 再現装置
Claims (2)
- 印刷されるハーフトーン内におけるクロミナンス精度を犠牲にして、印刷される文書内における輝度擬似輪郭を削減する方法であって、
画像処理システムによって要求される色表示に関する初期カラー値を受信し、
前記初期カラー値とハーフトーン処理によって産み出される典型的な輝度値との間における輝度誤差を測定し、
前記典型的な輝度値と次に大きなハーフトーン・レベルの値との間における差異である前記初期カラー値に関する輝度変化を測定し、
前記初期カラー値に関する調節値を測定するために前記輝度誤差及び前記輝度変化を処理し、
前記調節値及び前記初期カラー値の関数として前記初期カラー値のための新しい色表示を測定するようにし、
前記新しい色表示は、前記画像処理システムに対して提供され、印刷される文書内において削減した輝度擬似輪郭を表示する文書を再現するようにした、
輝度擬似輪郭を削減する方法。 - 印刷される文書内における輝度擬似輪郭を削減するシステムであって、
画像処理システムによって要求される色分解表示に関する初期カラー値を受信する手段と、
前記初期カラー値とハーフトーン処理によって産み出される典型的な輝度値との間における輝度誤差を測定する誤差測定手段と、
前記典型的な輝度値と次に大きなハーフトーン・レベルの値との間における差異である前記初期カラー値に関する輝度ステップを測定する輝度ステップ測定手段と、
前記初期カラー値に関する調節値を測定するために前記輝度誤差及び前記輝度ステップを処理する処理手段と、
前記調節値及び前記初期カラー値を受信し、前記調節値及び前記初期カラー値の組み合わせに基づいて前記初期カラー値のための新しい色表示を準備する新色表示手段と、
前記新しい色表示を前記画像処理システムに提供する手段とを備え、前記画像処理システムが、印刷される文書内において削減した輝度擬似輪郭を表示する文書を再現するようにした、輝度擬似輪郭を削減するシステム。
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