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JP4044267B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気ディスク装置に関し、特に、装置内部の温度を検出する温度センサを備えた磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスク、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持したキャリッジアッセンブリ、キャリッジアッセンブリを駆動するボイスコイルモータ、基板ユニット等を備えて構成されている。
【0003】
キャリッジアッセンブリは、ケースに取り付けられた軸受部と、軸受部から延出した複数のアームと、を備え、各アームには、サスペンションを介して磁気ヘッドが取り付けられている。基板ユニットはメインフレキシブルプリント回路基板(以下メインFPCと称する)を有し、このメインFPCの先端部は軸受部近傍まで延出している。また、各磁気ヘッドは、アーム上に設けられた中継フレキシブルプリント回路基板(以下中継FPCと称する)の一端に接続され、中継FPCの他端部はメインFPCに接続されている。従って、各磁気ヘッドは、中継FPCおよびメインFPCを介して基板ユニットに電気的に接続され、この基板ユニットによって制御される。
【0004】
また、メインFPCの基端部は、ステンレス等からなる裏打板が裏面に取り付けられ、この裏打板を介してケースの底壁上に固定されている。そして、メインFPCの基端部には、ケース外部に設けられた制御用のプリント回路基板と接続するためのコネクタ、ヘッドIC等が実装されている。更に、メインFPCの基端部には、ケース内の温度、特に、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周辺温度を検出するための温度センサが実装されている。そして、温度センサによって検出された温度に応じて、磁気ディスクに対する磁気ヘッドの書き込み電流の制御や、アナログフィルタ係数の設定を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した磁気ディスク装置において、温度によって変化するのは磁気ヘッドおよび磁気ディスクの特性であり、磁気ヘッドの書き込み電流やアナログフィルタ係数の制御、設定を正確に行うためには、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度を正確に検出する必要がある。
【0006】
しかしながら、上述したように、温度センサは、ヘッドICと共にメインFPCの基端部上に実装されている。このヘッドICは磁気ディスク装置の動作中に発熱し、その熱は、メインFPCの裏打板を通して温度センサに伝わってしまう。また、磁気ディスク装置に動作中、スピンドルモータも発熱し、その熱がケースおよびメインFPCの裏打板を通し温度センサに伝達される。そのため、温度センサが検出する温度は、実際の磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度、すなわち、ケース内部の温度よりも高くなってしまう。その結果、磁気ヘッドの書き込み電流やアナログフィルタ係数の制御、設定を正確に行うことが困難となる。
【0007】
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度を正確に検出可能な磁気ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る磁気ディスク装置は、所望の情報が記録される磁気ディスクと、上記磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、上記磁気ディスクに対して上記磁気ヘッドを任意の位置に移動および位置決めするヘッドアクチュエータと、上記スピンドルモータおよびヘッドアクチュエータが載置されている基台と、上記ヘッドアクチュエータに接続された一端部、および金属の裏打板を介して上記基台に取り付けられた基端部を有したフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
上記フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、上記磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記裏打板は、上記温度センサと対向する位置に形成された開孔を有していることを特徴としている。
【0009】
上記構成の磁気ディスク装置によれば、裏打板と温度センサとの間、および基台と温度センサとの間には、開孔によって熱伝導率の低い空気層が形成されている。そのため、ヘッドICやスピンドルモータから裏打板および基台を通して温度センサに伝わる熱が低減し、温度センサは、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度を正確に検出することができる。
【0010】
また、この発明に係る他の磁気ディスク装置によれば、フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記基台は、上記温度センサと対向する位置に形成されているとともに上記裏打板に向かって開口した凹所を有していることを特徴としている。
【0011】
この発明に係る更に他の磁気ディスク装置によれば、フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記基台と裏打板との間には、上記基台から上記温度センサへの熱の伝達を規制する断熱層が設けられていることを特徴としている。
【0012】
更に、この発明に係る他の磁気ディスク装置によれば、フレキシブルプリント回路基板の基端部は、上記裏打板と共に上記基台殻離間する方向に曲げ起こされた起立部を有し、この起立部上に、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装されていることを特徴としている。
【0013】
上記のように構成されたいずれの磁気ディスク装置においても、基台を通して温度センサに伝わる熱を低減し、温度センサにより、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度を正確に検出することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら、この発明を磁気ディスク装置としてのハードディスクドライブ(以下HDDと称する)に適用した実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1に示すように、HDDは、上面の開口した矩形箱状のケース12と、複数のねじ11によりケースにねじ止めされてケースの上端開口を閉塞するトップカバー14と、を有している。ケース12はアルミ等の金属で形成され、その底壁は基台として機能している。
【0016】
ケース12内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク16、この磁気ディスクを支持および回転させるスピンドルモータ18、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスク16に対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリ22、キャリッジアッセンブリを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)24、磁気ヘッドが磁気ディスクの最外周に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した位置に保持するランプロード機構25、およびヘッドIC等を有する基板ユニット21が収納されている。
【0017】
また、ケース12の底壁外面には、基板ユニット21を介してスピンドルモータ18、VCM24、および磁気ヘッドの動作を制御する図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。
【0018】
磁気ディスク16は、直径65mm(2.5インチ)に形成され、上面および下面に磁気記録層を有している。また、磁気ディスク16は、スピンドルモータ18の図示しないハブに同軸的に嵌合されているとともにクランプばね17によりクランプされ、所定の速度で回転駆動される。
【0019】
キャリッジアッセンブリ22は、ケース12の底壁上に固定された軸受組立体26と、この軸受組立体から延出した2本のアーム32と、各アームに支持された2つの磁気ヘッド組立体36と、を備えている。各磁気ヘッド組立体36は、板ばねによって形成された細長いサスペンション38と、サスペンションの先端に固定された磁気ヘッド40と、を備えている。また、キャリッジアッセンブリ22は、軸受組立体26からアーム32と反対方向へ延出した支持フレーム43を有し、この支持フレームにはVCM24の一部を構成する図示しないボイスコイルが固定されている。
【0020】
上記のように構成されたキャリッジアッセンブリ22をケース12に組み込んだ状態において、磁気ディスク16は2本のアーム32間に位置している。そして、アーム32に取り付けられた磁気ヘッド40は、磁気ディスク16の上面および下面にそれぞれ対向し、磁気ディスク16を両面側から挟持している。
【0021】
また、キャリッジアッセンブリ22の支持フレーム43に固定されたボイスコイルは、ケース12の底壁上に固定された一対のヨーク48間に位置し、これらのヨークおよび一方のヨークに固定された図示しない磁石とともにVCM24を構成している。そして、ボイスコイルに通電することにより、キャリッジアッセンブリ22が回動し、磁気ヘッド40は磁気ディスク16の所望のトラック上に移動および位置決めされる。なお、これらのキャリッジアッセンブリ22およびVCM24は、この発明におけるヘッドアクチュエータとして機能する。
【0022】
一方、基板ユニット21は、メインフレキシブルプリント回路基板(以下、メインFPCと称する)54を有している。そして、メインFPC54は、キャリッジアッセンブリ22に取り付けられた延出端部54aと、後述する裏打板を介してケース12の底壁上に取り付けられた基端部54bとを有している。延出端部54aは、各アーム32およびサスペンション38に取り付けられた図示しない中継FPCを介して磁気ヘッド40に電気的に接続されている。
なお、メインFPC54は、ポリイミド等の絶縁材からなるベースフィルム(ベース層)と、ベースフィルム上に形成された銅箔をパターニングすることにより構成された導体パターンと、導体パターンのパッド部を除いて、導体パターンおよびベースフィルム上を覆った絶縁材からなるカバー層と、を有している。
【0023】
図1および図2に示すように、メインFPC54の基端部54b上には、磁気ヘッド40からの信号を増幅するヘッドIC60、ケース12の外面側に設けられたプリント回路基板とメインFPC54とを接続するためのコネクタ62、および他の電子部品が実装されている。また、基端部54b上には、磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲の温度として、ケース12内部の温度を検出する温度センサ64が実装されている。
【0024】
基端部54bの裏面側には、例えば、厚さ0.5mmのSUS304等の金属からなる裏打板65が貼付されている。そして、この基端部54bは、ねじ止めあるいは接着剤等により、裏打板65を介してケース12の底壁上に取り付けられている。また、裏打板65には開孔66が形成され、温度センサ64と対向して位置している。この開孔66は、温度センサ54の平面積よりも大きな断面積を有し、温度センサはその全体が開孔66と重なるように配置されている。
【0025】
上記のように構成されたHDDによれば、動作時、温度センサ64は、磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲の温度として、ケース12内部の温度を検出する。そして、その検出温度に応じて、磁気ヘッドの書き込み電流の制御や、アナログフィルタ係数の設定が行われる。
【0026】
この際、温度センサ64は裏打板65に形成された開孔66と対向して配置され、裏打板と温度センサとの間、およびケース12の底壁と温度センサとの間には、開孔66によって熱伝導率の低い空気層が形成されている。そのため、ヘッドIC60およびスピンドルモータ18から裏打板65およびケース12を通して温度センサ64に伝わる熱が低減し、温度センサはケース12内の温度、つまり、磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲温度を正確に検出することができる。従って、温度センサ64の検出温度に応じて、磁気ヘッドの書き込み電流、アナログフィルタ係数等を正確に制御および設定することが可能となる。これにより、HDDを環境温度に応じて最適な条件で作動させることができる。
【0027】
次に、この発明に係る他の実施の形態について説明する。なお、後述する他の実施の形態において、上述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0028】
図3に示すように、この発明の第2の実施の形態によれば、ケース12の底壁において、温度センサ64と対向する位置には、裏打板65に向かって開口した凹所68が形成されている。このような凹所68を設けることにより、ケース12を通して温度センサ64に伝わる熱を低減することができ、温度センサにより磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲温度を正確に検出することができる。
【0029】
図4に示すこの発明の第3の実施の形態によれば、裏打板65とケース12の底壁との間に、熱伝導率が0.0001〜0.01(cal/cm・S・℃)の断熱層として、例えば、厚さ0.5〜1.5mmのテフロンからなる断熱層70が設けられている。この場合、断熱層70は、ケース12の底壁に対して、メインFPC54の基端部54bおよび裏打板65と共にねじ止めされるか、あるいは、接着剤により固定されている。
【0030】
そして、このような断熱層70を設けることにより、ケース12を通して温度センサ64に伝わる熱を低減することができ、温度センサにより磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲温度を正確に検出することができる。なお、第1の実施の形態において、上記断熱層70を組み合わせて用いても良く、この場合、ケース12を通して温度センサ64に伝わる熱を一層低減することができる。
【0031】
図4に示すこの発明の第3の実施の形態によれば、メインFPC54の基端部54bは、裏打板65と共にケース12の底面に対してほぼ直角に曲げ起こされた起立部72を有し、温度センサ64は、この起立部72の先端側に実装されている。このような構成とすることにより、温度センサ64をケース12の底壁から離間させることができ、その分、ケース12を通して温度センサ64に伝わる熱を低減し、温度センサにより磁気ヘッド40および磁気ディスク16の周囲温度を正確に検出することができる。
【0032】
なお、この発明は上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で更に種々変形可能である。例えば、各部材の形状、材質等は必要に応じて選択可能である。また、上述した実施の形態を複数組み合わせて装置を構成しても良く、例えば、第1、第3、および第4の実施の形態を組み合わせて磁気ディスク装置を構成することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、裏打板や基台を通して温度センサに伝わる熱を低減し、磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲温度を正確に検出可能であり、温度センサの検出温度に応じて、磁気ヘッドの書き込み電流、アナログフィルタ係数等を正確に制御および設定することが可能な磁気ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るHDDを示す分解斜視図。
【図2】上記HDDに設けられた基板ユニットの一部を示す断面図。
【図3】この発明の第2の実施の形態における基板ユニットの一部を示す断面図。
【図4】この発明の第3の実施の形態における基板ユニットの一部を示す断面図。
【図5】この発明の第4の実施の形態における基板ユニットの一部を示す断面図。
【符号の説明】
12…ケース
16…磁気ディスク
18…スピンドルモータ
21…基板ユニット
22…キャリッジアッセンブリ
24…ボイスコイルモータ
40…磁気ヘッド
54…メインFPC
54a…延出端部
54b…基端部
65…裏打板
66…開孔
68…凹所
70…断熱層
72…起立部

Claims (6)

  1. 所望の情報が記録される磁気ディスクと、
    上記磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、
    上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、
    上記磁気ディスクに対して上記磁気ヘッドを任意の位置に移動および位置決めするヘッドアクチュエータと、
    上記スピンドルモータおよびヘッドアクチュエータが載置されている基台と、
    上記ヘッドアクチュエータに接続された一端部、および金属の裏打板を介して上記基台に取付けられた基端部を有したフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    上記フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、上記磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記裏打板は、上記温度センサと対向する位置に形成された開孔を有していることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 上記開孔は、上記温度センサの平面積よりも大きな断面積を有していることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 所望の情報が記録される磁気ディスクと、
    上記磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、
    上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、
    上記磁気ディスクに対して上記磁気ヘッドを任意の位置に移動および位置決めするヘッドアクチュエータと、
    上記スピンドルモータおよびヘッドアクチュエータが載置されている基台と、
    上記ヘッドアクチュエータに接続された一端部、および金属の裏打板を介して上記基台に取付けられた基端部を有したフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    上記フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、上記磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記基台は、上記温度センサと対向する位置に形成されているとともに上記裏打板に向かって開口した凹所を有していることを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 所望の情報が記録される磁気ディスクと、
    上記磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、
    上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、
    上記磁気ディスクに対して上記磁気ヘッドを任意の位置に移動および位置決めするヘッドアクチュエータと、
    上記スピンドルモータおよびヘッドアクチュエータが載置されている基台と、
    上記ヘッドアクチュエータに接続された一端部、および金属の裏打板を介して上記基台に取付けられた基端部を有したフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    上記フレキシブルプリント回路基板の基端部上に、上記磁気ヘッドからの信号を増幅するヘッドICと、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装され、上記基台と裏打板との間に、上記基台から上記温度センサへの熱の伝達を規制する断熱層が設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  5. 上記断熱層は、0.0001〜0.01(cal/cm・S・℃)の熱伝導率を有していることを特徴とする請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  6. 所望の情報が記録される磁気ディスクと、
    上記磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、
    上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、
    上記磁気ディスクに対して上記磁気ヘッドを任意の位置に移動および位置決めするヘッドアクチュエータと、
    上記スピンドルモータおよびヘッドアクチュエータが載置されている基台と、
    上記ヘッドアクチュエータに接続された一端部、および金属の裏打板を介して上記基台に取付けられた基端部を有したフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    上記フレキシブルプリント回路基板の基端部は、上記裏打板と共に上記基台から離間する方向に曲げ起こされた起立部を有し、この起立部上に、上記磁気ヘッドおよび磁気ディスクの周囲の温度を検出する温度センサとが実装されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
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