JP4042279B2 - Brushless motor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスク装置の少なくとも1枚以上の磁気ディスクを装着し、回転駆動させる磁気ディスク装置用のブラシレスモータ、さらには、トルクリップル、コギング、そして鉄損を小さくするとともにトルク定数の良いモータ特性を得るブラシレスモータに係るもので、詳しくは、ステータコアの形状構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、OA機器、AV機器にブラシレスモータは良く使用されている。しかし、近年レーザー複写機のポリゴンスキャナーモータや磁気ディスクのスピンドルモータは高回転化へ進んでいる。ポリゴンスキャナーモータにおいては、20000rpmを越え、磁気ディスク用のスピンドルモータはメモリー容量の増加、転送速度の高速化のため高速、高回転が必要となり、近年12000rpmが普通になってきている。高回転化が進み、コイル通電に伴う振動、コギングによる振動が増幅され振動にまつわる問題が発生してきている。また、騒音に関しても高回転により、モータアンバランス等による加振源が増加し、問題になってきている。さらに損失が増加し、消費電力が増加傾向にある。消費電流は風損、軸損、鉄損等の損失で支配されており、特に鉄損はヒステリシス損と渦電流損に分けられるがヒステリシス損は、回転数(正確にはコイル通電周波数)に比例し、渦電流損は回転数(正確にはコイル通電周波数)の自乗に比例することが一般的に知られている。モータの回転数が増加、つまり高回転化すると渦電流損が増加し、鉄損は損失に占める割合が増加してきている。
【0003】
振動を減少させるためには円滑な回転が必要となる。コギングを低下させ、トルクリップルをなくすことが必要であり、通常、ロータマグネットのスキュー着磁および、ステータコアのスキュー積層にて対応しているが、逆に、トルク定数の低下が発生する問題を含んでいる。
【0004】
さらに、鉄損を減少させるためには、通常、ステータコアの積層するための珪素鋼板を鉄損の小さい材質に変更したり、焼鈍をしたりし、ステータコア自体の鉄損減少させる方法と着磁極数を減少してコイル通電周波数を小さくする方法にて対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ロータマグネットおよびステータコアのスキューを設けると、トルクリップル、コギングの低減につながるが、モータ効率、トルク定数は低下する。特に近年は機器の小型化によりトルク定数、モータ効率を低下させず、低振動、低騒音の要求があり、モータとしてのトルクリップル、コギングの低下することが望まれていた。
【0006】
ロータマグネットのスキュー着磁によるコギングを低減する方法として、特許番号2636108号公報に開示されている。その実施例を図5に引用する。ロータマグネットの磁極数を2n、ステータコアのスロット数を3nにした場合、図において、(76°/n)×0.8≦θ2≦(76°/n)×1.2としたことを特徴としている。
【0007】
これは、ロータマグネットのスキュー着磁のスキュー角をモータ効率を悪化させないで、コギング低減、トルクリップルを低減させたスキュー角度に設定したと述べている。
【0008】
しかしこれは、モータ寸法に余裕がある場合に有効な技術であって、モータの小型化、薄型化になったときには構成が困難である。特に、モータが薄くなり、ステータコアの積層枚数が非常に少ない時、ロータマグネットの高さ寸法がとれない時、このスキュー着磁は効果がなく、コギングの低減、トルクリップルの低減は見込めず、逆にモータ特性、Ktを悪化させる。
【0009】
次に、珪素鋼板の鉄損を小さくした材質に変更したり、焼鈍をしたりして鉄損を減少させる方法は一般的な方法として扱われるが、コストが増加する傾向がある。また、焼鈍した材料は腐食等の問題があり、表面処理も十分に行わないといけない。
【0010】
コアを積層せず一体成形し、鉄損を低減する方法が、特開平7−31085号公報に開示されている。その実用例を図6に引用する。
【0011】
図6において、(a)は従来のモータの断面図、(b)は従来のモータのステータコア平面図、(c)は従来のモータのステータコア側面図である。
【0012】
図6において、25はステータコアであり、コイル26が巻装されている。ステータコア25に対向してロータマグネット28が張出部27dの内周面に固定される。ステータコア25は、固定される孔部25aとこの孔部25aの外周に設けられた環状の基部25bと、この基部25bの外周から径方向に突出し、コイル26が巻装されるティース25cを有している。各ティース25cの先端に軸方向に突出する凸極25dが形成されている。基部25bやティース25cなどの構成要素を一体としてプレスや切削加工により形成し、焼鈍処理を施す。
【0013】
このように、ステータコアを積層せず、一体成形し、焼鈍することによって損失を減少させることができるとしている。
【0014】
しかしこれは、プレス加工、切削加工と加工工程が多く、品質上不安定であり、コストメリットがない。さらに、ステータコアの飽和磁束密度は改善されるが鉄損を減少させる効果は小さい。モータ高さが高い場合には構成できず、モータ特性、Ktを悪化させる。
【0015】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、どんなサイズのモータにおいても簡単に構成でき、それによってトルクリップル、コギング、および鉄損を小さくするとともにトルク定数の良いモータ特性を得るブラシレスモータを実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のブラシレスモータは、複数個の磁極をもち、ロータを回転させるロータマグネットとエアーギャップを介し、ロータマグネットと対向した位置に配置され、複数個の凸極をもち、巻線が巻装されているステータコアを有し、ステータコアの巻線が巻装されるティース巾に対するステータコアの外径の比を8〜12としたブラシレスモータを構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0018】
(実施の形態1)
本発明に係るモータの実施形態を示す磁極数6極、スロット数9スロットの要部拡大平面図を図1に示す。
【0019】
モータ基本構成は、従来の技術のものと同じであり、説明は省略する。ロータマグネットとステータコアについて説明する。図1において、1はステータコア、2はロータマグネットである。ロータマグネット2は、ネオジボンドマグネットからなり、周方向に6個の磁極を有している。ステータコア1は外周部に9個の凸極3を放射状に一体にし、エアーギャップを介して、ロータマグネット2に対向している。この凸極3には、ティース部4をもっており、ティース部4にコイル(図示せず)を巻装する。ステータコア1の外径をD1、ティース部4の巾をティース巾とし、t1で示す。
【0020】
図2は本発明に係るモータの実施形態において、ロータマグネットの磁極数を6、ステータコアのスロット数を9にし、3.5インチ磁気ディスク用ブラシレスモータインハブタイプ(ステータコア外径20mm以下)で、ティース巾t1を変化させた時のKt、トルクリップル、コギング、鉄損(10000rpm時)の特性曲線である。トルクリップルは図3に示すようにコイルの各相を合成し、(Tmax−Tmin)/Tmax×100で表す。図2の結果からKt、トルクリップル、コギングは、ティース巾を増すほど良い傾向になるが逆に鉄損は増加する傾向にある。鉄損が許される範囲で特性を満足するティース巾t1を1.7mm〜2.2mmまたは、ステータコア1の外径D1/ティース巾t1=8〜12とした。
【0021】
このように、ステータコア1の外径D1/ティース巾t1=8〜12にすることにより、Kt、トルクリップル、コギング、鉄損の最適設計が可能となる。
【0022】
ステータコア1の外径D1/ティース巾t1を12より大きくするとステータコア1のティース部4にて磁束が飽和し、コイルの誘起電圧が正弦波形から歪む。Kt、トルクリップル、コギングは、コイル誘起電圧が正弦波形の場合もっとも良くなり、コイル誘起電圧がひずむことによって、Ktの悪化、トルクリップルの悪化、コギングの悪化をもたらす。
【0023】
逆に、ステータコア1の外径D1/ティース巾t1を8より小さくすると巻線スペースがなくなり、要求されるKtを満足できない。また、積層されたステータコアの各層の表面でティース部4の先端と凸極3で渦電流損が増加し、鉄損が非常に大きくなる。
【0024】
ネオジボンドマグネットの最大エネルギー積はBHmax8〜11MGOeであり、ネオジボンドマグネット相当の最大エネルギー積の場合さらに有効である。ロータマグネットの材質としては、希土類マグネットからプラスチックマグネットまで巾広く使用されているが最大エネルギー積は様々である。ネオジボンドマグネットを使用し、エアーギャップ0.2〜0.35mmにした場合、ロータマグネットとステータコアのエアーギャップ磁束密度は4500〜5000ガウスになる。希土類マグネットやプラスチックもギャップ磁束密度を4500〜5000ガウスになるようにロータマグネットとステータコアのエアーギャップを設定することによって、同じ効果がある。さらに、ロータマグネットの磁極数とステータコアのスロット数を変更した場合もギャップ磁束密度を4500〜5000にすることによって、同様な効果が得られる。
【0025】
また、回転数も7200rpm以上のモータであればさらに有効である。鉄損は、回転数(正確にはコイル通電周波数)が増すことによって損失に占める鉄損の割合が増加するためである。
【0026】
ステータコアの外径サイズにおいても、すべてのサイズに対応できるが、特にネオジボンドマグネットが構成可能なステータコア50mm以下のモータ。さらに、小型化、薄型化が要求され、高出力が要求される3.5インチ以下の磁気ディスク用ブラシレスモータにおいて非常に大きい効果がある。
【0027】
特別な加工方法を必要とせず、プレス加工にて簡単に精度良くできる。また、組立においても特別な工法を必要とせず、装置として振動、騒音の低減、消費電流の低減を得ることができる。
【0028】
(実施の形態2)
また、磁極数を8個、スロット数を9個にした場合も有効である。これについて図4を参照しながら説明する。図において、11はステータコア、12はロータマグネットである。ロータマグネット12は、ネオジボンドマグネットからなり、周方向に8個の磁極を有している。ステータコア11は外周部に9個の凸極13を放射状に一体にし、エアーギャップを介して、ロータマグネット12に対向している。この凸極13には、ティース部14をもっており、ティース部14にコイル(図示せず)を巻装する。ステータコア11の外径をD2、ティース部14の巾をティース巾とし、t2で示す。この構成においても上記、実施の形態1と同様な効果があり、詳しい説明は省略する。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るブラシレスモータにおいては、ステータコアのティース巾に対するステータコアの外径の比を8〜12の構成としたから、特別な加工方法を必要とせず、プレス加工により、精度良く簡単に構成でき、振動源であるコギング、トルクリップルを低減し、低振動、低騒音を得ることができる。騒音においては、スイッチングノイズの低減ができ、3dB以上の効果がある。
【0030】
また、鉄損を小さく安定させることができ、消費電流を低減することができる。
【0031】
特に、ネオジボンドマグネットを使用し、回転数7200rpm以上において、著しい効果がある。
【0032】
このようなステータコア形状にしたから、低振動、低騒音、低消費電流、低コストの優れたブラシレスモータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモータの実施形態を示す磁極数6極、スロット数9スロットの要部拡大平面図
【図2】 本発明に係るモータの実施形態において、ティース巾t1を変化させた時のKt、トルクリップル、コギング、鉄損の特性曲線図
【図3】 本発明に係るモータのトルクリップル合成波形図
【図4】 本発明に係るモータの実施形態を示す磁極数8極、スロット数9スロットの要部拡大平面図
【図5】 従来のモータのスキュー着磁の説明図
【図6】 (a)他の従来のモータの断面図
(b)同モータのステータコア平面図
(c)同モータのステータコア側面図
【符号の説明】
1、11、25 ステータコア
2、12、28 ロータマグネット
3、13、25d 凸極
4、14、25c ティース
D1、D2 ステータコアの外径
t1、t2 ティース巾[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a brushless motor for a magnetic disk apparatus that is mounted with at least one magnetic disk of the magnetic disk apparatus and is driven to rotate. Further, the motor has a small torque ripple, cogging, and iron loss and a good torque constant. The present invention relates to a brushless motor that obtains characteristics, and particularly relates to a shape structure of a stator core.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, brushless motors are often used in OA equipment and AV equipment. However, in recent years, polygon scanner motors for laser copiers and spindle motors for magnetic disks have advanced to higher speeds. The polygon scanner motor exceeds 20000 rpm, and the spindle motor for the magnetic disk requires high speed and high rotation for increasing the memory capacity and increasing the transfer speed. In recent years, 12000 rpm has become normal. As rotation speed increases, vibrations caused by coil energization and vibrations caused by cogging are amplified, and problems related to vibration have occurred. In addition, with respect to noise, the vibration sources due to motor unbalance and the like have increased due to high rotation, which has become a problem. Further, the loss increases and the power consumption tends to increase. Current consumption is dominated by losses such as windage loss, shaft loss, and iron loss. Iron loss is divided into hysteresis loss and eddy current loss. Hysteresis loss is proportional to the number of rotations (more precisely, the coil energization frequency). It is generally known that the eddy current loss is proportional to the square of the rotation speed (more precisely, the coil energization frequency). As the motor speed increases, that is, when the motor speed increases, eddy current loss increases, and the ratio of iron loss to the loss increases.
[0003]
Smooth rotation is required to reduce vibration. It is necessary to reduce the cogging and eliminate the torque ripple, which is usually dealt with by the rotor magnet skew magnetization and the stator core skew lamination, but conversely, there is a problem that the torque constant decreases. It is out.
[0004]
Furthermore, in order to reduce the iron loss, the method of reducing the iron loss of the stator core itself and the number of magnetic poles are usually changed by changing the silicon steel sheet for laminating the stator core to a material with small iron loss or annealing. This is handled by reducing the coil energization frequency.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, providing a skew between the rotor magnet and the stator core leads to a reduction in torque ripple and cogging, but reduces motor efficiency and torque constant. Particularly in recent years, there has been a demand for low vibration and low noise without lowering the torque constant and motor efficiency due to downsizing of devices, and it has been desired to reduce torque ripple and cogging as a motor.
[0006]
Japanese Patent No. 2636108 discloses a method for reducing cogging due to skew magnetization of a rotor magnet. An example thereof is cited in FIG. When the number of magnetic poles of the rotor magnet is 2n and the number of slots of the stator core is 3n, in the figure, (76 ° / n) × 0.8 ≦ θ2 ≦ (76 ° / n) × 1.2 Yes.
[0007]
This states that the skew angle of the skew magnetization of the rotor magnet is set to a skew angle with reduced cogging and torque ripple without deteriorating the motor efficiency.
[0008]
However, this is an effective technique when there is a margin in the motor dimensions, and it is difficult to configure when the motor is reduced in size and thickness. In particular, when the motor is thin and the number of stacked stator cores is very small, when the height of the rotor magnet cannot be taken, this skew magnetization is ineffective, and cogging reduction and torque ripple reduction cannot be expected. In addition, the motor characteristics and Kt are deteriorated.
[0009]
Next, a method of reducing the iron loss by changing the material of the silicon steel plate to a material with reduced iron loss or annealing is treated as a general method, but the cost tends to increase. Moreover, the annealed material has problems such as corrosion, and the surface treatment must be sufficiently performed.
[0010]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 7-31085 discloses a method of integrally forming a core without stacking and reducing iron loss. A practical example is cited in FIG.
[0011]
6A is a sectional view of a conventional motor, FIG. 6B is a plan view of a stator core of the conventional motor, and FIG. 6C is a side view of the stator core of the conventional motor.
[0012]
In FIG. 6,
[0013]
In this way, the stator core is not laminated, but is integrally formed and annealed to reduce the loss.
[0014]
However, this has many press processes, cutting processes and processing steps, is unstable in quality, and has no cost merit. Further, the saturation magnetic flux density of the stator core is improved, but the effect of reducing the iron loss is small. When the motor height is high, it cannot be configured, and the motor characteristics and Kt are deteriorated.
[0015]
The present invention solves such a conventional problem, and can be easily configured in any size motor, thereby reducing torque ripple, cogging, and iron loss, and obtaining motor characteristics with a good torque constant. The purpose is to realize a motor.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the brushless motor of the present invention has a plurality of magnetic poles, is disposed at a position facing the rotor magnet via a rotor magnet and an air gap for rotating the rotor, has a plurality of convex poles, The brushless motor has a stator core around which windings are wound, and the ratio of the outer diameter of the stator core to the teeth width around which the windings of the stator core are wound is 8-12 .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0018]
(Embodiment 1)
FIG. 1 shows an enlarged plan view of the main part of the motor according to the present invention, which has 6 magnetic poles and 9 slots.
[0019]
The basic configuration of the motor is the same as that of the prior art, and description thereof is omitted. The rotor magnet and stator core will be described. In FIG. 1, 1 is a stator core and 2 is a rotor magnet. The
[0020]
FIG. 2 shows an embodiment of a motor according to the present invention, in which the number of magnetic poles of the rotor magnet is 6, the number of slots of the stator core is 9, and the brushless motor in-hub type for 3.5 inch magnetic disks (outer diameter of the stator core is 20 mm or less) It is a characteristic curve of Kt, torque ripple, cogging, and iron loss (at 10000 rpm) when the teeth width t1 is changed. As shown in FIG. 3, the torque ripple is obtained by synthesizing each phase of the coil and represented by (Tmax−Tmin) / Tmax × 100. From the results of FIG. 2, Kt, torque ripple, and cogging tend to improve as the tooth width increases, but iron loss tends to increase. The teeth width t1 that satisfies the characteristics within a range where the iron loss is allowed is set to 1.7 mm to 2.2 mm, or the outer diameter D1 / tooth width t1 of the
[0021]
Thus, by setting the outer diameter D1 / tooth width t1 of the
[0022]
When the outer diameter D1 / tooth width t1 of the
[0023]
Conversely, if the outer diameter D1 / tooth width t1 of the
[0024]
The maximum energy product of the neodibond magnet is BHmax8 to 11 MGOe, which is more effective in the case of the maximum energy product equivalent to the neodibond magnet. The material of the rotor magnet is widely used from rare earth magnets to plastic magnets, but the maximum energy product varies. When a neodymium bond magnet is used and the air gap is 0.2 to 0.35 mm, the air gap magnetic flux density between the rotor magnet and the stator core is 4500 to 5000 gauss. Rare earth magnets and plastics have the same effect by setting the air gap between the rotor magnet and the stator core so that the gap magnetic flux density is 4500 to 5000 gauss. Further, when the number of magnetic poles of the rotor magnet and the number of slots of the stator core are changed, the same effect can be obtained by setting the gap magnetic flux density to 4500-5000.
[0025]
Further, it is more effective if the motor has a rotational speed of 7200 rpm or more. The iron loss is because the ratio of the iron loss to the loss increases as the rotational speed (more accurately, the coil energization frequency) increases.
[0026]
A motor having a stator core of 50 mm or less, which can be used for all sizes of the stator core, but can be constructed with a neodymium bond magnet. Furthermore, the brushless motor for a magnetic disk of 3.5 inches or less that requires a reduction in size and thickness and a high output is very effective.
[0027]
It does not require any special processing method and can be easily and accurately performed by pressing. In addition, no special construction method is required for assembly, and the apparatus can reduce vibration, noise, and current consumption.
[0028]
(Embodiment 2)
It is also effective when the number of magnetic poles is 8 and the number of slots is 9. This will be described with reference to FIG. In the figure, 11 is a stator core and 12 is a rotor magnet. The
[0029]
【The invention's effect】
As described above, in the brushless motor according to the present invention, the ratio of the outer diameter of the stator core to the teeth width of the stator core is configured to be 8 to 12, so no special processing method is required, and press processing is performed with high accuracy. It is easy to configure, and it is possible to reduce cogging and torque ripple as vibration sources, and to obtain low vibration and low noise. In noise, switching noise can be reduced, and there is an effect of 3 dB or more.
[0030]
In addition, iron loss can be reduced and stabilized, and current consumption can be reduced.
[0031]
In particular, a neodymium bond magnet is used, and there is a remarkable effect at a rotational speed of 7200 rpm or more.
[0032]
Because of such a stator core shape, an excellent brushless motor with low vibration, low noise, low current consumption, and low cost can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged plan view of an essential part of a motor having six magnetic poles and nine slots, showing an embodiment of a motor according to the present invention. FIG. 2 is a variation in teeth width t1 in the motor according to the present invention. Kt, torque ripple, cogging, iron loss characteristic curve diagram of the motor [Fig. 3] Torque ripple composite waveform diagram of the motor according to the present invention [Fig. 9 is an enlarged plan view of the main part of the 9 slots. FIG. 5 is an explanatory diagram of skew magnetization of a conventional motor. FIG. 6 is a sectional view of another conventional motor. FIG. 5B is a stator core plan view of the motor. Side view of stator core of the motor 【Explanation of symbols】
1, 11, 25
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