JP4040250B2 - Pull-out type blower - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボイラ、熱交換器等の燃焼室(本明細書において「燃焼室」とは、燃焼が行なわれる部分に限らず、その周囲、下流等において燃焼ガスが熱交換を行なう室を含めて「燃焼室」と呼ぶ。)内にランス管を挿入し、ランス管の先端から高圧流体を噴射することによって燃焼室内の付着物を除去する抜差型煤吹装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の抜差型煤吹装置の一例を示す側面断面図であり、図7に基づき従来の抜差型煤吹装置の一例を説明する。抜差型煤吹装置は、ボイラ、熱交換器等の燃焼室内にランス管1を挿入し、燃焼室の壁面19の付着物aに高圧の蒸気または空気等の噴射媒体bを吹付け、付着物aを除去して表面を清浄化する装置である。
【0003】
図7に示すように、抜差型煤吹装置は煤吹作業において燃焼室壁19に設けられた開口20に合わせて設置され、そのランス管1が開口20から挿入されるが、その概要は以下の通りである。
【0004】
抜差型煤吹装置のケーシング40上に設けられたモ−タ5の回転が減速機6で減速され、歯車7、8、9を介してボ−ルネジ3を回転させる。このボ−ルネジ3の回転によって、噛合っているネジ箱4が軸方向に移動されると、ネジ箱4に回転自在に連結された歯車11とランス管1がネジ箱4と共に軸方向に移動し、ランス管1をボイラ、熱交換器等の燃焼室壁19に設けられた開口20を通して燃焼室内へ前進させる。また、モ−タ5を逆回転することによって後退動作を行なう。なお図中21はボイラ、熱交換器等の燃焼室壁19内の伝熱管である。
一方、ネジ箱4に対して回転自在且つボールネジ3軸方向移動を固定して連結され、ボ−ルネジ3上に同心に軸方向摺動自在に嵌合し且つボ−ルネジ3の軸方向全長にわたって設けられたキ−溝とキ−を介して係合する歯車10が、上記のネジ箱4、歯車11、ランス管1の軸方向移動につれて同じく移動しつつボ−ルネジ3と共に回転し、噛合っている歯車11を回転させ、歯車11に連結されたランス管1を回転させる。
【0005】
そして、噴射媒体bの供給は、ヘッドバルブ16と接続し、先端側がネジ箱4を挿通し図示しないシールを介してランス管1内に挿入された供給管2から行なわれるが、ネジ箱4が軸方向に移動しネジ箱4に取付けられたドグ17がバルブ開閉カム12を起動させると、連結棒13、レバ−14、15を介してヘッドバルブ16が開かれる。
【0006】
この時ランス管1先端は図7中に示す燃焼室壁19内のB点に達しており噴射媒体bがノズル18から噴射される。続いて、噴射しながらランス管1を回転、前進させて図7中に示すC点まで来ると、反転スイッチが作動し後退動作に入る。
【0007】
ランス管1先端がB点まで後退すると、バルブ開閉カム12が前進の場合とは逆に作動してヘッドバルブ16を閉止させ、ノズル18からの噴射媒体bの噴射を停止し、そのまま後退を続けてA点まで帰ると1サイクルの動作が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の抜差型煤吹装置では、ランス管1の進入、後退移動速度とランス管1の回転速度の関係はボールネジ3により常に一定の関係となっており、また、ボールネジ3の回転速度一定、すなわちランス管1の回転速度一定において、ランス管1の先端が燃焼室内への進入時、噴射時ともに一定の同移動速度で移動させていた。このため、燃焼室内への進入時の熱影響を低減するために、ランス管1の移動を高速化すると、噴射時の移動速度も速くなり、除煤効果が低下するという問題があった。
【0009】
また、除煤効果を上げるために噴射時の移動速度を遅くすると、燃焼室内への進入時の移動速度も遅くなり、ランス管先端のノズル18が熱影響を受け易いという問題があった。
【0010】
本発明では、ランス管1を燃焼室内への進入時には高速移動し、噴射時には低速移動になり、ノズルへの熱影響が少なく、除煤効果の高い抜差型煤吹装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、その第1の手段として、燃焼室内にランス管を挿入し、ランス管の先端から高圧の噴射媒体を噴射することによって燃焼室内の付着物を除去する抜差型煤吹装置において、外周面に螺旋部が形成され前記ランス管と平行に同抜差型煤吹装置内に回転自在に且つ前記ランス管に軸方向移動を共に行なうように取りつけられて設けられたドラムスクリューと、同抜差型煤吹装置内に固定され同ドラムスクリューの前記螺旋部と係合する係合部材とを有し、前記ドラムスクリューは前記ランス管と平行に配置された回転軸の外側に同心に軸方向移動自在に且つ回転は互いに固定し取付けられるとともに、同ドラムスクリューと同ランス管とに共に回転自在且つ軸方向移動を固定して取付けられた支持材と、同ドラムスクリューと同ランス管の回転連動手段とを備え、前記螺旋部は軸方向に螺旋ピッチの粗い部分と細かい部分が連続して2段階に形成され、同ドラムスクリューは回転とともに前記螺旋部と前記係合部材との係合によって軸方向に移動するように構成されてなることを特徴とする抜差型煤吹装置を提供する。
【0012】
上記第1の手段によれば、ドラムスクリューの前記螺旋部は軸方向に螺旋ピッチの粗い部分と細かい部分が連続して2段階に形成されているので、ランス管の位置によってランス管の軸方向移動速度を2段階に設定でき、燃焼室内でのノズルへの熱影響低減、噴射時の除煤効果に適するランス管の軸方向移動速度変更が可能となる。また、実施上ドラムスクリューとランス管とを別に配置することが好ましい抜差型煤吹装置が構成される。
【0013】
(2)第2の手段として、第1の手段の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は前記ランス管の基部に近い側を前記螺旋ピッチの細かい部分とし、前記ランス管の先端に近い側を前記螺旋ピッチの粗い部分としてなることを特徴とする抜差型煤吹装置を提供する。
【0014】
第2の手段によれば、第1の手段の作用において、特に、燃焼室内への進入時にはネジ山の螺旋ピッチの粗い部分で高速移動し、噴射時には螺旋ピッチの細かい部分で低速移動するので、燃焼室内への進入、後退時のノズルへの熱影響が少なくなり、ランス管の耐久性が向上できると共に、噴射時の除煤効果を高めることができる。
【0015】
(3)第3の手段として、第1の手段または第2の手段の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は螺旋状に形成された凸状のネジ山であり、前記係合部材は同ネジ山を挟むように配置された対のロ−ラと同ロ−ラを回転自在に支持するロ−ラ支持体であることを特徴とする抜差型煤吹装置を提供する。
【0016】
第3の手段によれば、第1の手段または第2の手段の作用を、ネジ山により螺旋部を形成したドラムスクリューによって奏することができる。
【0017】
(4)第4の手段として、第1の手段または第2の手段の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は螺旋状に形成された凹状のネジ溝であり、前記係合部材は同ネジ溝に嵌まり合うように配置されたロ−ラと、同ロ−ラを回転自在に支持するロ−ラ支持体であることを特徴とする抜差型煤吹装置を提供する。
【0018】
第3の手段によれば、第1の手段または第2の手段の作用を、ネジ溝により螺旋部を形成したドラムスクリューによって奏することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1および図2に基づき本発明に係り本発明者が検討した第1検討例の抜差型煤吹装置を説明する。図1は、本検討例の抜差型煤吹装置の側面断面図、図2は図1中D部の拡大説明図である。なお、従来技術で説明した図7と同じ部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。またこのことは後述の他の検討例および実施の形態を示す図において同様とする。
【0024】
本第1検討例では、ランス管1を移動させる後述のドラムスクリュ−23の外周面に設けられた螺旋部であるネジ山を、螺旋ピッチの粗い部分と螺旋ピッチの細かい部分の2段階のピッチで形成してドラムスクリュ−23を回転させることによって、ランス管1の噴射開始位置B点までの移動速度を速くし、噴射開始後の移動速度を遅くするように構成している。
【0025】
図1および図2に示すように、22は抜差型煤吹装置のケーシング40内にランス管1と平行に配置され、断面が四角形の回転軸である角シャフトであり、その両端がケーシング40に回転自在に軸支されている。
【0026】
23は、ランス管1の外側に同心に軸方向移動と回転を互いに固定して取付けられ、ランス管1をボイラ、熱交換器等の燃焼室内へ前進、後退させるドラムスクリュ−であり、その外周面には螺旋部としてネジ山24が螺旋状に形成されている。ネジ山24の螺旋ピッチは、ランス管1の基部側(図1において向かって左側)に螺旋ピッチの細かい部分が2〜4条と、先端側(図1において向かって右側)に螺旋ピッチの粗い部分が2〜4条形成されている。
【0027】
25は、ネジ山24を挟むように配置された一対のロ−ラであり、ケーシング40に固定されたロ−ラ支持体26によって回転自在に支持され、ネジ山24との係合部材を構成している。
【0028】
31は、モ−タ5側のスプロケットで、スプロケット31と、角シャフト22に取付けられたスプロケット32とがチェ−ン33によって巻回されている。
【0029】
34は、角シャフト22に嵌合され角シャフト22と共に回転し軸方向移動可能な移動体であり、移動体34には角シャフト22と回転軸が同心となるスプロケット35が取付けられている。
ドラムスクリュ−23の基部には、回転と軸方向移動を互いに固定して移動体36とスプロケット37が取付けられ、スプロケット37とスプロケット35がチェ−ン38によって巻回されている。
【0030】
移動体36には、支持材39が回転自在且つドラムスクリューの軸方向位置を固定して支持されており、支持材39は移動体34に係合して移動体36と移動体34とを軸方向に共に同じく移動せしめるものである。
【0031】
ケ−シング40の外側には、噴射媒体bを供給するヘッドバルブ16の開閉を行うリンク機構41が配置され、図示しないバルブ開閉レバ−の作動によって連結棒42、レバ−41a、41bを介してヘッドバルブ16が開閉される。ヘッドバルブ16には移動体36を挿通し図示しないシールを介して先端側がランス管1内に挿入された供給管2が接続しており、噴射媒体bは供給管2からランス管1内に送り込まれる。
【0032】
上記のように構成された本検討例の抜差型煤吹装置によれば、モ−タ5の回転が減速機6で減速され、スプロケット31、チェ−ン33、スプロケット32を介して角シャフト22を回転させると、角シャフト22の回転によって、共に回転する移動体34に固定されたスプロケット35は、チェ−ン38、スプロケット37を介して移動体36を回転させる。
【0033】
移動体36が回転すると、移動体36に固定されたドラムスクリュ−23およびランス管1が回転し、この回転によってドラムスクリュ−23の外面上に螺旋ピッチの粗い螺旋状に形成されたネジ山24が一対のロ−ラ25に挟まれて係合しているので、ドラムスクリュ−23およびランス管1は回転しながら螺旋ピッチの粗いネジ山24との係合に従い高速で前進移動し、ランス管1をボイラ、熱交換器等の燃焼室内の噴射開始位置B点まで高速で前進させることができる。また、モ−タ5を逆回転することによって後退動作をすることができる。
【0034】
一方、ドラムスクリュ−23が移動すると、角シャフト22上の移動体34はドラムスクリュ−23の移動体36に支持材39によって係合しているので、移動体34は角シャフト22上を摺動しながらドラムスクリュ−23と共に軸方向に移動し、スプロケット35とスプロケット37は常にチェーン38で連動できる位置にあることができ、モ−タ5からの回転は常に角シャフト22からドラムスクリュ−23へ伝えることができる。
【0035】
そして、噴射媒体bの供給は、移動体34、36が軸方向に移動し、ランス管1先端がB点に達した時、図示しないバルブ開閉レバ−の作動によって連結棒42、レバ−41a、41bを介してヘッドバルブ16が開かれ噴射媒体bが供給管2、ランス管1内部を経由しランス管1先端近傍に設けられたノズル18から噴射される。
【0036】
ランス管1先端がB点に達した以降は、ランス管1は噴射媒体bを噴射しながら回転、前進するが、ローラ25に係合するネジ山24の螺旋ピッチが細かくなり、ドラムスクリュー23の回転に対してドラムスクリュー23の前進移動速度が低速となるため、ランス管1の移動速度も低速となる。
【0037】
噴射媒体bを噴射しながらランス管1の先端がC点まで来ると、反転スイッチが作動して逆回転となり、低速移動速度で後退動作に入る。ランス管1先端がB点まで後退すると、バルブ開閉レバ−41a、41bが前進の場合とは逆に作動して、ヘッドバルブ16が閉止し、ドラムスクリュー23のネジ山24は螺旋ピッチの粗い部分がローラ25と係合するので高速移動速度で後退を続けてA点まで帰り、1サイクルの動作が終了する。
【0038】
以上のように本検討例の抜差型煤吹装置によれば、ランス管1を移動させるドラムスクリュ−23の螺旋部であるネジ山24の螺旋ピッチを2段階のピッチで形成し、燃焼室内への進入時(A点からB点の間)にはネジ山24の螺旋ピッチの粗い部分で高速移動し、噴射時(B点からC点の間)には螺旋ピッチの細かい部分で低速移動するようにしたので(後退時も同様)、燃焼室内への進入、後退時のノズルへの熱影響が少なくなり、ランス管1の耐久性が向上できると共に、噴射時の除煤効果を高めることができる。
【0039】
なお、本検討例は実施上、ドラムスクリュー23をランス管1と同心に配置することが好ましい場合に適する。
【0040】
また、本検討例は実施上、設計上、ドラムスクリュー23の螺旋部をネジ山24で形成したほうが好ましい場合に適する。
【0041】
図3および図4に基づき本発明に係り本発明者が検討した第2検討例の抜差型煤吹装置を説明する。図3は、本検討例の抜差型煤吹装置の側面断面図、図4は図3中ドラムスクリュ−54の拡大説明図である。
【0042】
第2検討例は第1検討例のドラムスクリュ−23に対して螺旋部のネジ形状を変更したもので、第1検討例では凸状のネジ山24であったものを、本検討例では、凹状のネジ溝54としたものであって、それ以外の構成については第1検討例と同様である。
【0043】
図3および図4において、53はランス管1の外側に取付けられ、ランス管1をボイラ、熱交換器等の燃焼室内へ前進、後退させるドラムスクリュ−であり、その外周面には螺旋部として凹状のネジ溝54が螺旋状に形成されており、ネジ溝54の螺旋ピッチは、ランス管1の基部側に螺旋ピッチの細かい部分が2〜4条と、先端側に螺旋ピッチの粗い部分が2〜4条形成されている。
【0044】
55はネジ溝54に嵌まり合うように配置された円錐台状のロ−ラであり、抜差型煤吹装置のケーシング40に固定されたロ−ラ支持体56の軸受57によって回転自在に支持され、ネジ溝54との係合部材を形成している。
【0045】
上記のように構成された本検討例の抜差型煤吹装置においては、モ−タ5からの回転がスプロケット31、チェ−ン33、スプロケット32、角シャフト22、移動体34、スプロケット35、チェ−ン38、スプロケット37、移動体36を介して伝達され、移動体36に固定されたドラムスクリュ−53およびランス管1が回転する。
【0046】
ドラムスクリュ−53が回転すると、ドラムスクリュ−53に螺旋状に形成されたネジ溝54にロ−ラ55が回転自在に嵌められ係合しており、当初螺旋ピッチの粗いネジ溝54においてはドラムスクリュ−53およびランス管1は回転しながら高速移動するので、ランス管1をボイラ、熱交換器等の燃焼室内の噴射開始位置B点まで高速の移動速度で前進させることができる。また、モ−タ5を逆回転することによって高速で後退動作をすることができる。
【0047】
また噴射開始位置B点よりC点までの間においては、螺旋ピッチの細かい溝54にロ−ラ55が係合するようになるので、ランス管1の移動速度は低速となる。
【0048】
以上のように本検討例によれば、ランス管1を移動させるドラムスクリュ−53の凹状のネジ溝54の螺旋ピッチを2段階のピッチで形成し、燃焼室内への進入時(A点からB点の間)には螺旋ピッチの粗い部分で高速移動し、噴射時(B点からC点の間)には螺旋ピッチの細かい部分で低速移動するようにしたので、第1検討例と同様に燃焼室内への進入時のノズルへの熱影響が少なくなり、ランス管の耐久性が向上できると共に、噴射時の除煤効果を高めることができる。
【0049】
なお、本検討例は実施上、ドラムスクリュー53の螺旋部をネジ溝54で形成したほうが好ましく、また、ドラムスクリュー53をランス管1と同心に配置することが好ましい場合に適する。
【0050】
図5に基づき本発明の実施の第1形態にかかる抜差型煤吹装置を説明する。図5は、本実施の形態の抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【0051】
図5に示すように、本実施の形態の抜差型煤吹装置は、上記の第2検討例と同様のドラムスクリュ−63をランス管と平行に配置された回転軸である角シャフト22の外側に同心に回転を互いに固定し軸方向移動は自在に嵌め合せ、ランス管1を角シャフト側から軸方向の移動をさせるように構成したものである。
【0052】
ドラムスクリュ−63の外周面には、上記第2検討例のドラムスクリュ−53と同様に、螺旋部として凹状のネジ溝54が螺旋状に形成されており、ネジ溝54の螺旋ピッチは、ランス管1の基部に近い側に螺旋ピッチの細かい部分が2〜4条と、先端に近い側に螺旋ピッチの粗い部分が2〜4条形成されている。ネジ溝54は抜差型煤吹装置のケーシング40に回転自在に取付けられたローラ55に係合しており、ドラムスクリュ−63の回転によってドラムスクリュ−63が軸方向に移動する。
【0053】
また、図5においてモ−タ5、減速機6、減速機6の出力軸に取付けられたスプロケット31、チェ−ン33、角シャフト22に取付けられたスプロケット32等は燃焼室壁19側に配置されている。しかしこれらは、第2検討例の図3の配置と同じく燃焼室壁19から遠い側に配置してもよい。
【0054】
64は、角シャフト22に嵌合され軸方向移動自在な移動体であり、ドラムスクリュ−63の基部に軸方向移動、回転共に固定されてスプロケット65と共に取付けられている。
【0055】
66は、ランス管1の基部に軸方向移動、回転共に固定されてスプロケット67とともに取付けられた移動体である。
【0056】
スプロケット67と、角シャフト22に取付けられたスプロケット65とはチェ−ン68によって巻回されており、ドラムスクリュー63とランス管1との回転連動手段を構成している。
【0057】
ランス管1の内部には、移動体66を挿通し図示しないシールを介して供給管2の先端側が挿入されている。
【0058】
69は、ドラムスクリュ−63に連結した移動体64と、ランス管1に連結した移動体66とを共に挿通させて、それぞれに回転自在且つ軸方向移動を固定して取付けられた支持材であり、移動体64と移動体66とを互いの軸方向位置関係一定とし、ドラムスクリュ−63の軸方向移動に伴ってランス管1を同じく軸方向移動させるように連結している。
【0059】
上記以外の構成については上記第2検討例と略同様である。
【0060】
上記のように構成された本実施の形態の抜差型煤吹装置においては、モ−タ5からの回転が減速機6、スプロケット31、チェ−ン33、スプロケット32、角シャフト22を介して伝達され、この角シャフト22に軸方向摺動自在に嵌まり合った移動体64およびドラムスクリュ−63が回転し、この回転に伴って螺旋状に形成された凹状のネジ溝54にロ−ラ55が回転自在に嵌められて係合しているので、ドラムスクリュ−63および移動体64は回転しながら前進移動し、この移動に伴って支持材69、移動体66を介してランス管1を熱交換器等の燃焼室内の噴射開始位置B点まで高速で前進させることができる。
【0061】
その際、角シャフト22に取付けられたドラムスクリュ−63に連結されたスプロケット65とランス管1の基部に連結されたスプロケット67とがチェ−ン68によって連動回転するので、ランス管1はドラムスクリュ−63と連動回転する。
【0062】
その他、本実施の形態は上記第2検討例と同様に機能するが、例えば、ランス管1はドラムスクリュ−63の螺旋部をなすネジ溝54の螺旋ピッチにより、ボイラ、熱交換器等の燃焼室内の噴射開始位置B点まで高速の移動速度で前進、後退し、噴射開始位置B点よりC点までの間においては、ランス管1の移動速度は低速となるので、本実施の形態の抜差型煤吹装置においても、第2検討例の抜差型煤吹装置と同様の作用効果を得ることができる。
【0063】
なお、本実施の形態は実施上、ドラムスクリュー53の螺旋部をネジ溝54で形成したほうが好ましく、また、ドラムスクリュー53をランス管1と別に配置することが好ましい場合に適する。
【0064】
図6に基づき本発明の実施の第2形態にかかる抜差型煤吹装置を説明する。図6は、本実施の形態の抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【0065】
本実施の形態の抜差型煤吹装置は、図5に示す上記実施の第1形態におけるドラムスクリュ−の螺旋部のネジ形状を変更したものであり、凹状のネジ溝54であったものに代えて、本実施の形態では図6に示すように凸状のネジ山24に形成したものである。その他の構成は実施の第1形態と同様である。
【0066】
図6において、73は、角シャフト22の外側に回転固定且つ軸方向移動自在に嵌め合わされたドラムスクリュ−で、その角シャフト22に対する取付け方、移動体64、スプロケット65等の構造は、実施の第1形態と同様である。
【0067】
またドラムスクリュ−73の外周面には、図1、図2に示した第1検討例のドラムスクリュ−23と同様に、螺旋部としてのネジ山24が設けられており、ネジ山24の螺旋ピッチは、ランス管1の基部に近い側に螺旋ピッチの細かい部分が2〜4条と、先端に近い側に螺旋ピッチの粗い部分が2〜4条形成されている。ネジ山24は係合部材として抜差型煤吹装置のケーシング40に回転自在に取付けられた一対のローラ25に係合しており、ドラムスクリュ−73の回転によってドラムスクリュ−73が軸方向に移動する。
【0068】
上記以外の構成については、上記の実施の第1形態と同様である。
【0069】
上記のように構成された本実施の形態の抜差型煤吹装置においては、モ−タ5からの回転が実施の第1形態と同様にして角シャフト22に伝達され、この角シャフト22に摺動自在に嵌まり合った移動体64およびドラムスクリュ−73が回転し、この回転に伴って螺旋状に形成された凸状のネジ山24を係合部材である一対のロ−ラ25が回転自在に挟んでいるので、ドラムスクリュ−73および移動体64が回転しながら前進移動し、この移動に伴って支持材69が移動し、移動体66を介してランス管1を熱交換器等の燃焼室内の噴射開始位置B点まで高速で前進させることができる。
【0070】
その他に関しては、本実施の形態の抜差型煤吹装置は、上述の実施の第1形態の抜差型煤吹装置と同様に機能し同様の作用効果を奏することができる。
【0071】
なお、本実施の形態は実施上、ドラムスクリュー73の螺旋部をネジ山24で形成したほうが好ましく、また、ドラムスクリュー73をランス管1と別に配置することが好ましい場合に適する。
【0072】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内でその具体的構造、構成に種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】
(1)請求項1の発明によれば、抜差型煤吹装置を、燃焼室内にランス管を挿入し、ランス管の先端から高圧の噴射媒体を噴射することによって燃焼室内の付着物を除去する抜差型煤吹装置において、外周面に螺旋部が形成され前記ランス管と平行に同抜差型煤吹装置内に回転自在に且つ前記ランス管に軸方向移動を共に行なうように取りつけられて設けられたドラムスクリューと、同抜差型煤吹装置内に固定され同ドラムスクリューの前記螺旋部と係合する係合部材とを有し、前記ドラムスクリューは前記ランス管と平行に配置された回転軸の外側に同心に軸方向移動自在に且つ回転は互いに固定し取付けられるとともに、同ドラムスクリューと同ランス管とに共に回転自在且つ軸方向移動を固定して取付けられた支持材と、同ドラムスクリューと同ランス管の回転連動手段とを備え、前記螺旋部は軸方向に螺旋ピッチの粗い部分と細かい部分が連続して2段階に形成され、同ドラムスクリューは回転とともに前記螺旋部と前記係合部材との係合によって軸方向に移動するように構成されてなるようにしたので、ドラムスクリューの前記螺旋部は軸方向に螺旋ピッチの粗い部分と細かい部分が連続して2段階に形成されているため、ランス管の位置によってランス管の軸方向移動速度を2段階に設定でき、燃焼室内でのノズルへの熱影響低減、噴射時の除煤効果に適するランス管の軸方向移動速度変更が可能である。また、実施上ドラムスクリューとランス管とを別に配置することが好ましい抜差型煤吹装置を構成することができる。
【0074】
(2)請求項2の発明によれば、請求項1に記載の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は前記ランス管の基部に近い側を前記螺旋ピッチの細かい部分とし、前記ランス管の先端に近い側を前記螺旋ピッチの粗い部分としてなるように構成したので、請求項1の発明の効果において、特に、燃焼室内への進入時にはネジ山の螺旋ピッチの粗い部分で高速移動し、噴射時には螺旋ピッチの細かい部分で低速移動するため、燃焼室内への進入、後退時のノズルへの熱影響が少なくなり、ランス管の耐久性が向上できると共に、噴射時の除煤効果を高めることができる。
【0075】
(3)請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は螺旋状に形成された凸状のネジ山であり、前記係合部材は同ネジ山を挟むように配置された対のロ−ラと同ロ−ラを回転自在に支持するロ−ラ支持体であるように構成したので、請求項1または請求項2の発明の効果を、ネジ山により螺旋部を形成したドラムスクリューで奏することができる。
【0076】
(4)請求項4の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の抜差型煤吹装置において、前記螺旋部は螺旋状に形成された凹状のネジ溝であり、前記係合部材は同ネジ溝に嵌まり合うように配置されたロ−ラと同ロ−ラを回転自在に支持するロ−ラ支持体であるように構成したので、請求項1または請求項2の発明の効果を、ネジ溝により螺旋部を形成したドラムスクリューで奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係り本発明者が検討した第1検討例の抜差型煤吹装置の説明図であり、抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【図2】図1中D部の拡大説明図である。
【図3】 本発明に係り本発明者が検討した第2検討例の抜差型煤吹装置の説明図であり、抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【図4】図3中ドラムスクリュ−の拡大説明図である。
【図5】 本発明の実施の第1形態にかかる抜差型煤吹装置の説明図であり、抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【図6】 本発明の実施の第2形態にかかる抜差型煤吹装置の説明図であり、抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【図7】従来の抜差型煤吹装置の例の説明図であり、抜差型煤吹装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 ランス管
2 供給管
5 モータ
6 減速機
18 ノズル
19 燃焼室壁
20 開口
21 伝熱管
22 角シャフト
23 ドラムスクリュー
24 ネジ山
25 ローラ
26 ローラ支持体
31 スプロケット
32 スプロケット
33 チェーン
34 移動体
35 スプロケット
36 移動体
37 スプロケット
38 チェーン
39 支持材
40 ケーシング
41 リンク機構
41a、41b レバー
42 連結棒
53 ドラムスクリュー
54 ネジ溝
55 ローラ
56 ローラ支持体
57 軸受
63 ドラムスクリュー
64 移動体
65 スプロケット
66 移動体
67 スプロケット
68 チェーン
69 支持材
73 ドラムスクリュー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to combustion chambers such as boilers and heat exchangers (in this specification, “combustion chamber” is not limited to a portion where combustion is performed, but includes a chamber where combustion gas exchanges heat in the periphery, downstream, etc.) The present invention relates to a plug-type soot blowing device that removes deposits in the combustion chamber by inserting a lance tube into the combustion chamber and injecting high-pressure fluid from the tip of the lance tube.
[0002]
[Prior art]
FIG. 7 is a side cross-sectional view showing an example of a conventional plug-type soot blowing apparatus, and an example of a conventional plug-type soot blowing apparatus will be described based on FIG. The draw-out type soot blowing device inserts the
[0003]
As shown in FIG. 7, the plug-type soot blowing device is installed in accordance with the
[0004]
The rotation of the
On the other hand, it is connected to the screw box 4 so as to be rotatable and fixed to the
[0005]
The ejection medium b is supplied from the
[0006]
At this time, the tip of the
[0007]
When the tip of the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional draw-out type blower as described above, the relationship between the speed of the
[0009]
In addition, if the moving speed at the time of injection is slowed down to increase the effect of removal, the moving speed at the time of entering the combustion chamber also slows down, and there is a problem that the
[0010]
In the present invention, the
[0011]
[Means for Solving the Problems]
(1) The present invention has been made to solve the above problems, and as a first means thereof, a lance pipe is inserted into the combustion chamber and a high-pressure injection medium is injected from the tip of the lance pipe. In the plug-type soot blower that removes deposits in the combustion chamber by means of a spiral portion formed on the outer peripheral surface,In lineA drum screw that is rotatably mounted in the same plug-and-insert type soot blower so as to be axially moved to the lance tube; An engagement member that engages with the spiral portion;The drum screw is concentrically moved axially outside a rotating shaft arranged in parallel with the lance tube, and the rotation is fixed and attached to each other, and the drum screw and the lance tube are both rotatable and axially mounted. A support member mounted with fixed movement, and the drum screw and the rotation interlocking means of the lance tube;The spiral portion is formed in two stages in which the spiral pitch is coarse and the fine portion are continuously formed in the axial direction, and the drum screw is moved in the axial direction by the engagement of the spiral portion and the engagement member with rotation. Provided is a pluggable soot blower characterized by being configured as described above.
[0012]
According to the first means, the spiral portion of the drum screw is formed in two stages in which the spiral pitch coarse portion and the fine portion are continuously formed in the axial direction, so that the axial direction of the lance tube depends on the position of the lance tube. The moving speed can be set in two stages, and it becomes possible to change the moving speed in the axial direction of the lance tube, which is suitable for reducing the thermal effect on the nozzle in the combustion chamber and for removing the dust during injection.In addition, it is preferable to construct a draw-type soot blowing device in which it is preferable to dispose the drum screw and the lance pipe separately.
[0013]
(2) As a second means, in the draw-out type soot blower of the first means, the spiral portion has a portion close to the base portion of the lance tube as a portion having a fine helical pitch, and is close to the tip of the lance tube. Provided is a plug-and-shoot type blower characterized in that the side is a portion having a rough helical pitch.
[0014]
According to the second means, in the operation of the first means, particularly, when entering the combustion chamber, it moves at a high speed in a portion where the helical pitch of the screw thread is coarse, and at the time of injection, it moves at a low speed at a portion where the helical pitch is fine. The influence of heat on the nozzle when entering or retreating into the combustion chamber is reduced, so that the durability of the lance tube can be improved, and the effect of removing the dust during injection can be enhanced.
[0015]
(3) As a third means, in the pull-out type blow blowing device of the first means or the second means, the spiral portion is a convex thread formed in a spiral shape, and the engagement member is Provided is a plug-and-shoot type blower characterized by comprising a pair of rollers arranged so as to sandwich the screw thread and a roller support that rotatably supports the rollers.
[0016]
According to the third means, the action of the first means or the second means can be achieved by the drum screw in which the spiral portion is formed by the thread.
[0017]
(4) As a fourth means, in the draw-out type blow blowing device of the first means or the second means, the spiral portion is a concave thread groove formed in a spiral shape, and the engagement member is the same There is provided a draw-out type blower characterized by comprising a roller disposed so as to fit in a screw groove and a roller support for rotatably supporting the roller.
[0018]
According to the third means, the action of the first means or the second means can be achieved by the drum screw in which the spiral portion is formed by the thread groove.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention based on FIG. 1 and FIG.Of the first study example studied by the present inventorA plug-and-shoot type blower will be described. Figure 1 shows the bookExamination exampleFIG. 2 is an enlarged explanatory view of a portion D in FIG. 1. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same member as FIG. 7 demonstrated by the prior art, and the overlapping description is abbreviate | omitted. This is also the otherStudy examples andThe same applies to the drawings showing the embodiments.
[0024]
BookFirst study exampleThen, a screw thread that is a spiral portion provided on the outer peripheral surface of a drum screw 23 to be described later that moves the
[0025]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2,
[0026]
A drum screw 23 is attached to the outside of the
[0027]
Reference numeral 25 denotes a pair of rollers arranged so as to sandwich the screw thread 24, which is rotatably supported by a roller support body 26 fixed to the
[0028]
31 is a sprocket on the
[0029]
A moving
[0030]
A
[0031]
A
[0032]
Book configured as aboveExamination exampleWhen the rotation of the
[0033]
When the moving
[0034]
On the other hand, when the drum screw 23 is moved, the moving
[0035]
The injection medium b is supplied when the moving
[0036]
After the tip of the
[0037]
When the tip of the
[0038]
Book as aboveExamination exampleAccording to the present invention, the spiral pitch of the screw thread 24, which is the spiral portion of the drum screw 23 for moving the
[0039]
BookExamination exampleIs on implementation, DeIt is suitable when it is preferable to arrange the ram screw 23 concentrically with the
[0040]
Also,BookExamination exampleIs suitable when the spiral part of the drum screw 23 is preferably formed by the thread 24 in design.
[0041]
The present invention based on FIG. 3 and FIG.Of the second example studied by the present inventorA plug-and-shoot type blower will be described. Figure 3 shows the bookExamination exampleFIG. 4 is an enlarged explanatory view of the
[0042]
Second study exampleIsFirst study exampleThe screw shape of the spiral portion is changed with respect to the drum screw 23 ofFirst study exampleSo what was the convex thread 24, thisExamination exampleThen, it is a concave thread groove 54.First study exampleIt is the same.
[0043]
3 and 4, 53 is a drum screw that is attached to the outside of the
[0044]
55 is a frustoconical roller disposed so as to be fitted in the
[0045]
Book configured as aboveExamination example, The rotation from the
[0046]
When the drum screw 53 is rotated, a
[0047]
Further, between the injection start position B and the point C, the
[0048]
Book as aboveExamination exampleAccording to the above, the spiral pitch of the
[0049]
BookExamination exampleIn practice, it is preferable that the spiral portion of the drum screw 53 is formed by the
[0050]
The implementation of the present invention based on FIG.1The plug type blower according to the embodiment will be described. FIG. 5 is a side cross-sectional view of the plug-in type soot blower of the present embodiment.
[0051]
As shown in FIG. 5, the draw-out type soot blower of the present embodimentSecond study exampleThe drum screw 63 similar to the above is fixed to the outside of the
[0052]
On the outer peripheral surface of the drum screw 63, the above-mentionedSecond study exampleAs in the case of the drum screw 53, a
[0053]
In FIG. 5, the
[0054]
[0055]
A moving
[0056]
The
[0057]
The distal end side of the
[0058]
[0059]
For configurations other than the above,Second study exampleIs substantially the same.
[0060]
In the draw-out type blow blowing device of the present embodiment configured as described above, the rotation from the
[0061]
At that time, the
[0062]
In addition, this embodiment is the aboveSecond study exampleFor example, the
[0063]
In this embodiment, it is preferable to form the spiral portion of the drum screw 53 with the
[0064]
Based on FIG.2The plug type blower according to the embodiment will be described. FIG. 6 is a side cross-sectional view of the plug-in type soot blower of the present embodiment.
[0065]
The pluggable soot blower of the present embodiment is the first embodiment shown in FIG.1In this embodiment, the screw shape of the spiral portion of the drum screw is changed, and instead of the
[0066]
In FIG. 6, reference numeral 73 denotes a drum screw that is fitted to the outside of the
[0067]
Also, the outer peripheral surface of the drum screw 73 is shown in FIGS.First study exampleAs in the drum screw 23, a screw thread 24 is provided as a spiral portion, and the screw thread 24 has a spiral pitch of 2 to 4 fine portions on the side closer to the base portion of the
[0068]
For the configuration other than the above,1It is the same as the form.
[0069]
In the draw-out type soot blower of the present embodiment configured as described above, the rotation from the
[0070]
With respect to the others, the plug-in type blow blowing device of the present embodiment is the same as the above-described first embodiment.1It functions in the same manner as the plug-and-shoot type blower of the form and can exhibit the same operational effects.
[0071]
In the present embodiment, it is preferable to form the spiral portion of the drum screw 73 with the screw thread 24 in practice, and it is suitable when the drum screw 73 is preferably arranged separately from the
[0072]
The embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the above embodiment, and it goes without saying that various modifications may be made to the specific structure and configuration within the scope of the present invention. .
[0073]
【The invention's effect】
(1) According to the invention of
[0074]
(2) According to a second aspect of the present invention, in the draw-out type blow blowing device according to the first aspect, the spiral portion has a portion close to the base portion of the lance tube as a portion having a small helical pitch, and the lance tube In the effect of the invention of
[0075]
(3) According to a third aspect of the present invention, in the draw-out type blow blowing device according to the first or second aspect, the spiral portion is a convex thread formed in a spiral shape. The combined member is configured to be a pair of rollers disposed so as to sandwich the screw thread and a roller support body that rotatably supports the roller. The effect of the invention can be achieved with a drum screw in which a spiral portion is formed by a screw thread.
[0076]
(4) According to a fourth aspect of the present invention, in the draw-out type blow blowing device according to the first or second aspect, the spiral portion is a concave thread groove formed in a spiral shape, and the engagement Since the member is configured to be a roller support that rotatably supports the roller and the roller disposed so as to fit in the thread groove, the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the present invention.Of the first study example studied by the present inventorIt is explanatory drawing of a plug-in type soot blowing apparatus, and is side surface sectional drawing of a plug-in type soot blowing apparatus.
FIG. 2 is an enlarged explanatory view of a portion D in FIG.
FIG. 3Of the second example studied by the present inventorIt is explanatory drawing of a plug-in type soot blowing apparatus, and is side surface sectional drawing of a plug-in type soot blowing apparatus.
4 is an enlarged explanatory view of the drum screw in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 shows the first embodiment of the present invention.1It is explanatory drawing of the plug-in type soot blowing apparatus concerning a form, and is side surface sectional drawing of a plug-in type soot blowing apparatus.
FIG. 6 shows the first embodiment of the present invention.2It is explanatory drawing of the plug-in type soot blowing apparatus concerning a form, and is side surface sectional drawing of a plug-in type soot blowing apparatus.
FIG. 7 is an explanatory view of an example of a conventional plug-type soot blowing device, and is a side sectional view of the plug-in type soot blowing device.
[Explanation of symbols]
1 Lance tube
2 Supply pipe
5 Motor
6 Reducer
18 nozzles
19 Combustion chamber wall
20 opening
21 Heat transfer tube
22 square shaft
23 Drum screw
24 Screw thread
25 Laura
26 Roller support
31 sprocket
32 sprocket
33 chain
34 Mobile
35 sprocket
36 Mobile
37 Sprocket
38 chain
39 Support material
40 casing
41 Link mechanism
41a, 41b lever
42 Connecting rod
53 Drum Screw
54 Thread groove
55 Laura
56 Roller support
57 Bearing
63 drum screw
64 mobile
65 sprocket
66 Mobile
67 Sprocket
68 chain
69 Support material
73 Drum Screw
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