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JP3935110B2 - Optical fiber curl cord - Google Patents

Optical fiber curl cord Download PDF

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Publication number
JP3935110B2
JP3935110B2 JP2003165638A JP2003165638A JP3935110B2 JP 3935110 B2 JP3935110 B2 JP 3935110B2 JP 2003165638 A JP2003165638 A JP 2003165638A JP 2003165638 A JP2003165638 A JP 2003165638A JP 3935110 B2 JP3935110 B2 JP 3935110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cord
diameter
curl
center
Prior art date
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Application number
JP2003165638A
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Japanese (ja)
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Inventor
芳宣 黒沢
正男 立蔵
利雄 倉嶋
栄次 荒木
克美 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石英系シングルモード光ファイバによる光ファイバコードを螺旋状に成形した光ファイバカールコードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メタル心線によるカールコードは伸縮性があり、収縮時の収納性に優れることから、旧来型の電話器(受話器が有線で本体と連結されているもの)のコードを始めとして広く使用されている。
【0003】
光ファイバによるカールコードも、以前から実施されている。
【0004】
非特許文献1,2、特許文献1に見られるように、従来は、光ファイバとして石英系あるいはプラスチック系の短波長帯用マルチモードファイバを用いるのが主流であった。
【0005】
カールコードの製造方法は、巻き芯に光ファイバコードを巻き付けた状態で高温加熱して、加熱変形によりカール形状を保持するものである。石英系光ファイバにおいては、ファイバ被覆およびコード被覆に加熱変形を与え、プラスチックファイバにおいてはファイバ自身も含めて変形を与えることにより、カール形状を保持している。
【0006】
コード心線をメタルから光ファイバに置き換えるにあたり問題となるのが、光ファイバを曲げたり、捩った場合に発生する光伝送損失の増加である。すなわち、曲げ直径(カール径)が小さく、あるいは捩り量が大きくなると伝送損失が大きくなる。カールコードの場合、伸ばされるとコードの曲率半径は小さくなるが、捩り量が大きくなる。
【0007】
特許文献2では、これらの状況を鑑みて、伸縮時に生ずる光ファイバの捩れの変化による伝送損失の変化を、曲げ径の変化による伝送損失の変化によって打ち消すように、製造時、光ファイバコードに予め捻りを付与しながらを巻き芯に巻き付けることが示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−3019号公報
【特許文献2】
特公平6−3491号公報
【非特許文献1】
昭和60年度電子情報通信学会総合全国大会,2116、「光カールコードの開発」、太宰他、p.9−106
【非特許文献2】
昭和60年度電子情報通信学会総合全国大会,2117、「光カールコードの試作検討」、小林他、p.9−107
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、小さいカール径(直径25mm未満)で、波長1.3〜1.55μm帯での伝送損失低減は困難である。
【0010】
例えば、シングルモード光ファイバ(SMF)を内蔵した外被直径2mmの光ファイバコードを用いて、カール直径25mm、長さ25cmの光ファイバカールコードを製作する場合、必要なコード長は約10mである。
【0011】
光ファイバの曲げ損失特性は、コアの比屈折率差、コア径、屈折率分布の形状によって異なる。
【0012】
数種類のSMFの曲げ特性の実測値を図5に示す。
【0013】
図5は、横軸を曲げ直径(mm)とし、縦軸を曲げ損失(dB/m、@1.55μm)とし、SMFを、直径15、20、25、30mmのマンドレルに1m巻き付けた際に発生した1.55μm帯での損失を示したものである。
【0014】
この図5のSMF曲げ特性において、曲げ損失が最低のSMF(ひし形印)でも、直径25mm曲げにおいて、1mあたり0.35dBの損失が発生している。
【0015】
従って、10mのカールコードでは約3.5dBの損失が発生することになり、光ファイバコードの実用上の伝送損失を1〜2dBとすると、それを超えてしまう。
【0016】
この図5のSMFの曲げ特性の実測値より、通常のSMFを用いた光ファイバカールコードでは、カール直径25mm未満で低損失化を実現することが極めて困難であった。
【0017】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、カールコード全長で2dB以下の低損失化を実現することができる光ファイバカールコードを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、コアの周囲に複数の空孔を有しクラッド外径が125μm未満のホーリー光ファイバからなる曲げ特性に優れた石英系シングルモード光ファイバを単心あるいは複数心内蔵した光ファイバコードを形成し、この光ファイバコードを丸棒に螺旋状に巻き付け熱処理して、コード中心での巻き直径8mm〜25mm、且つ
(コード中心での巻き直径)/(クラッド外径)≧64
で螺旋状に成形される光ファイバカールコードである。
【0021】
請求項の発明は、光ファイバコードの外皮層の材料に予め難燃剤が混合されている請求項1記載の光ファイバカールコード
【0022】
請求項の発明は、ホーリー光ファイバからなる石英系シングルモード光ファイバの外周に繊維層入り外皮層で被覆して光ファイバコードを形成し、このファイバコードを丸棒に螺旋状に巻き付けた後、その両端を固定し、これを熱処理或いは架橋処理して螺旋状に成形した請求項1又は2記載の光ファイバカールコードである。
【0023】
本発明は、光ファイバカールコード用として曲げ特性に優れた(曲げによる伝送損失増加が少ない)ホーリー光ファイバを適用したことにあり、それによって従来のSMFでは成し得なかった小カール径で低損失な光ファイバカールコードを実現可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0025】
先ず、光ファイバカールコード用として曲げ特性に優れた石英系シングルモード光ファイバの一例として、ホーリー光ファイバ(HF)を用いたカールコードのHFの構造を図1により説明する。
【0026】
図1は6穴タイプの断面構造である。
【0027】
図1において、ホーリー光ファイバ10のクラッド11の外径は、125μm、中心のコア12は通常のSMF同様にゲルマニュームが添加されており、コア外径約9μm、周囲の純粋石英クラッドに対する比屈折率差は0.35%である。
【0028】
コア12の周囲には内径8μmの空孔13が円周方向に関して6個等間隔に光ファイバ全長にわたって形成されている。なお、空孔13の数は6個に限らず、例えば4個、あるいは6個以上でもよい。
【0029】
本ファイバの特長は、コア10の周囲の空孔13の屈折率が約1であり、実効的な比屈折率差が通常のSMFよりはるかに大きいことから、コア10への光の閉じ込め効果が高いため、曲げ特性は格段に向上する。
【0030】
HFの曲げ特性をSMFと比較して図5に示した。
【0031】
図5に示すように、HFの曲げ特性は、曲げ直径25mmで、ほとんど損失増加はなく、曲げ直径20mmで、0.003dB/m、曲げ直径15mmで、0.02dB/mであり、通常のSMF光ファイバより格段に損失増加が無いのが分かった。
【0032】
次に、このHFを用いた光ファイバコードの断面構造を図2に示す。
【0033】
UV被覆層14を施したホーリー光ファイバ10(外径0.25mm)に、外径0.9mmとなるようにナイロン被覆層15を施した。さらにナイロン心線を合計約4000デニルのケブラー繊維等の繊維層16で囲繞して外径1.5mmとし、さらに、難燃剤入りハイトレル(東レデュポン社製)の外皮層16を被覆して、外径2mmの光ファイバコード17を作製した。
【0034】
光ファイバコード17は宅内で使用されることを前提として、外皮層16に無機リン系の難燃剤を重量比で約25%配合した。この結果JIS C3005に準拠した60°傾斜難燃試験をクリアした。
【0035】
長さ10mの光ファイバコード17を、直径10mm、長さ600mmのステンレス製丸棒に、螺旋状に巻き付けた後、両端末部を固定し、さらにこれを、100℃のオーブンに30分間投入して、熱処理を行い、光ファイバコード17のパーマネント加工を施した。
【0036】
その後、丸棒から光ファイバコード17を取り外して図4に示すような光ファイバカールコード20を得た。
【0037】
この光ファイバカールコード20は、コード外径dは2mmであり、丸棒に巻き付け時の外径は14mmであるが、丸棒から取り外した後の外径は18mmに拡大した。なお、光ファイバカールコード20のコード中心での巻き直径Dは、光ファイバコード17の一方の断面中心から他方の断面中心までの距離、即ち、光ファイバカールコード20の外径から光ファイバコード17の外径を差し引いた値であり、本実施形態における光ファイバカールコード20のコード中心での巻き直径Dは18mm−2mm=16mmである。
【0038】
この図4の状態でのカールコード20の波長1.55μmの伝送損失をカットバック法によって測定したところ、測定誤差も含め0.01dB以下であった。また、図4には示していないが、実用に際しては、両端に各種コネクタ(図示せず)を取り付けるようにする。
【0039】
次に、光ファイバカールコードの最適なコード中心での巻き直径について詳しく説明する。
【0040】
コード中心での巻き直径の上限を25mm以下とする根拠は、通常のSMFを約10m用いた光ファイバカールコードでは、コード中心での巻き直径25mm未満で2dB未満の低損失化を実現することが不可能であり、従来の通常のSMF光ファイバでは得られなかったコード中心での巻き直径であることから、上限値とした。
【0041】
コード中心での巻き直径の下限を8mm以上、あるいは(コード中心での巻き直径)/(クラッド径)≧64とする根拠は、光ファイバの寿命からである。
【0042】
石英系光ファイバは、ガラス表面の引張応力による静疲労によって、強度が劣化し破断に至る。その破断に至るまでの時間すなわちファイバ寿命は以下の推定式により表される(出典 満永他:“スクリーニング試験による光ファイバ強度試験法“ 電子情報通信学会論文誌、J66−B、No.7)。
【0043】
【数1】

Figure 0003935110
【0044】
数1は、光ファイバに引張りが付与された場合、すなわち断面に均等な引張応力が作用した場合の寿命推定式である。
【0045】
一方、カールコード中の光ファイバは曲げ応力を受けて、特にカール外面では引張応力を受けることになる。
【0046】
この状態を捩りのない単純曲げと仮定すると、最外面の最大引張応力が全断面に分布した単純引張り時に比べεrが約20%低減することが示されている(出典 立蔵他:“任意応力条件における光ファイバ信頼性推定法“ 電子情報通信学会論文誌C、J71−C、No.2)。
【0047】
以上の条件でクラッド外径125μmのファイバを用いた10mの光ファイバカールコードの寿命を推定した。
【0048】
光ファイバは2%プルーフ歪み(εp)とし、コード中心での巻き直径6〜12mmで保持した際の破断確率0.1%のカールファイバの寿命特性を図4に示す。
【0049】
図4は、光ファイバが破断に至る時間(秒)に対する曲げ直径の関係を示したものである。
【0050】
図4の寿命特性曲線aによれば、カールコードの目標寿命を10年とした時、コード中心での巻き直径8mmでの寿命は、10.7年であり、目標寿命を上回ることができる。
【0051】
従って、コード中心での巻き直径の下限をクラッド外径125μmの光ファイバを用いた場合8mmとした。ここで、クラッドの曲率の限界を求めると、
(コード中心での巻き直径)/(クラッド外径)=8(mm)/0.125(mm)=64 となる。
【0052】
従って、クラッド径φ125μm未満のファイバでは等価の
(コード中心の巻き直径)/(クラッド外径)≧64 とした。
【0053】
本発明はHF心線を用いた光ファイバコードに限定されるものではなく、たとえば比屈折率差を通常のSMFより大きく、またコア径を小さくして曲げ特性を向上させた特殊なSMF心線を用いた光ファイバコードも適用できる。
【0054】
光ファイバ心線の被覆構造に関しても、UV+ナイロン被覆に限定されるものではなく、UV単体での被覆あるいはシリコーン被覆でも差し支えない。
【0055】
また、クラッド径φ125μm以外にも、クラッド径φ125μm未満のファイバにも適用でき、特にカール径を小さくしたい場合は長寿命化に有利である。
【0056】
また、コードを螺旋状に成形する方法は、上記した熱処理による方法の他に、ポリエチレン系の被覆材については電子線架橋やシラン架橋、ゴム系の被覆材についてはイオウ架橋を適用するなど、被覆材を架橋する方法等で成形することも可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、以下に示すごとく優れた効果を発揮するものである。
(1) コード中心での巻き直径25mm以下の小径かつ低損失な石英系シングルモード光ファイバによるカールコードが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバカールコードに用いるクラッド外径125μmの6穴タイプHFの詳細構造を示す図である。
【図2】本発明の光ファイバコードの一実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明の光ファイバカールコードの一実施の形態を示す外観図である。
【図4】本発明において、光ファイバ破断時間と曲げ直径の関係を示す図である。
【図5】通常SMFおよび6穴タイプHFの曲げ特性を示す図である。
【符号の説明】
10 ホーリー光ファイバ
11 クラッド
12 コア
13 空孔
20 光ファイバカールコード[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber curl cord in which an optical fiber cord made of a silica-based single mode optical fiber is spirally formed.
[0002]
[Prior art]
Curl cords with metal cores are elastic and have excellent storage properties when contracted. Therefore, they are widely used for cords of old-fashioned telephones (the handset is connected to the main body by wire). .
[0003]
Curling cords using optical fibers have also been implemented for some time.
[0004]
As can be seen in Non-Patent Documents 1 and 2 and Patent Document 1, conventionally, a quartz or plastic-based multimode fiber for a short wavelength band has been mainly used as an optical fiber.
[0005]
The curl cord manufacturing method involves heating at a high temperature in a state where an optical fiber cord is wound around a winding core, and maintaining the curl shape by heat deformation. In the quartz optical fiber, the fiber coating and the cord coating are subjected to heat deformation, and in the plastic fiber, the deformation including the fiber itself is applied to maintain the curl shape.
[0006]
A problem in replacing the cord core wire from the metal to the optical fiber is an increase in optical transmission loss that occurs when the optical fiber is bent or twisted. That is, the transmission loss increases when the bending diameter (curl diameter) is small or the torsion amount is large. In the case of a curled cord, when it is stretched, the radius of curvature of the cord becomes small, but the amount of twist becomes large.
[0007]
In Patent Document 2, in view of these circumstances, an optical fiber cord is preliminarily attached to an optical fiber cord at the time of manufacturing so that a change in transmission loss due to a change in twist of an optical fiber that occurs during expansion and contraction is canceled by a change in transmission loss due to a change in bending diameter. It has been shown to wind around a core while applying twist.
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-3019 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 6-3491 [Non-Patent Document 1]
1986 National Conference of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers, 2116, “Development of optical curl code”, Dazai et al., P. 9-106
[Non-Patent Document 2]
1985 General Conference of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers, 2117, “Prototype Examination of Optical Curl Code”, Kobayashi et al., P. 9-107
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is difficult to reduce transmission loss in a wavelength band of 1.3 to 1.55 μm with a small curl diameter (less than 25 mm in diameter).
[0010]
For example, when manufacturing an optical fiber curl cord having a curl diameter of 25 mm and a length of 25 cm using an optical fiber cord having a sheath diameter of 2 mm containing a single mode optical fiber (SMF), the required cord length is about 10 m. .
[0011]
The bending loss characteristics of the optical fiber differ depending on the relative refractive index difference of the core, the core diameter, and the shape of the refractive index distribution.
[0012]
FIG. 5 shows measured values of bending characteristics of several types of SMFs.
[0013]
In FIG. 5, the horizontal axis is the bending diameter (mm), the vertical axis is the bending loss (dB / m, @ 1.55 μm), and the SMF is wound around a mandrel having a diameter of 15, 20, 25, 30 mm by 1 m. The generated loss in the 1.55 μm band is shown.
[0014]
In the SMF bending characteristics shown in FIG. 5, even with the SMF (diamond mark) having the lowest bending loss, a loss of 0.35 dB per 1 m occurs when bending with a diameter of 25 mm.
[0015]
Accordingly, a loss of about 3.5 dB is generated with a 10 m curl cord, and if the practical transmission loss of the optical fiber cord is set to 1 to 2 dB, it will be exceeded.
[0016]
From the measured values of the bending characteristics of the SMF in FIG. 5, it is extremely difficult to achieve a low loss with an optical fiber curl cord using a normal SMF with a curl diameter of less than 25 mm.
[0017]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide an optical fiber curl cord that can solve the above-described problems and realize a reduction in loss of 2 dB or less in the entire length of the curl cord.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is a single silica-based single-mode optical fiber having excellent bending characteristics comprising a holey optical fiber having a plurality of holes around the core and a cladding outer diameter of less than 125 μm. An optical fiber cord having a core or a plurality of cores is formed, the optical fiber cord is spirally wound around a round bar and heat treated, and the winding diameter at the center of the cord is 8 mm to 25 mm, and
(Winding diameter at the cord center) / (cladding outer diameter) ≧ 64
This is an optical fiber curl cord formed into a spiral shape .
[0021]
According to a second aspect of the present invention, there is provided an optical fiber curl cord according to the first aspect , wherein a flame retardant is mixed in advance with the material of the outer layer of the optical fiber cord.
A third aspect of the present invention, to form an optical fiber cord coated on the outer periphery of the quartz-based single mode optical fiber comprising a holey optical fiber with the fiber layers containing skin layer was spirally wound the fiber cord in the rod The optical fiber curl cord according to claim 1 or 2 , wherein both ends thereof are fixed, and this is heat-treated or crosslinked to form a spiral shape.
[0023]
The present invention lies in the application of a holey optical fiber excellent in bending characteristics (small increase in transmission loss due to bending) for an optical fiber curl cord, thereby reducing a small curl diameter and low speed that could not be achieved by a conventional SMF. A lossy optical fiber curl cord can be realized.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0025]
First, as an example of a silica-based single mode optical fiber excellent in bending characteristics for an optical fiber curl cord, the structure of a curled cord HF using a holey optical fiber (HF) will be described with reference to FIG.
[0026]
FIG. 1 shows a six-hole type cross-sectional structure.
[0027]
In FIG. 1, the outer diameter of the cladding 11 of the holey optical fiber 10 is 125 μm, the central core 12 is added with germanium in the same manner as ordinary SMF, the core outer diameter is about 9 μm, and the relative refractive index with respect to the surrounding pure quartz cladding. The difference is 0.35%.
[0028]
Around the core 12, six holes 13 having an inner diameter of 8 μm are formed over the entire length of the optical fiber at equal intervals in the circumferential direction. The number of holes 13 is not limited to six, and may be four or six or more, for example.
[0029]
The feature of this fiber is that the refractive index of the air holes 13 around the core 10 is about 1, and the effective relative refractive index difference is much larger than that of normal SMF, so that the optical confinement effect on the core 10 is effective. Since it is high, the bending characteristics are remarkably improved.
[0030]
The bending properties of HF are shown in FIG. 5 in comparison with SMF.
[0031]
As shown in FIG. 5, the bending characteristics of HF have a bending diameter of 25 mm and almost no loss increase. The bending diameter is 20 mm, 0.003 dB / m, the bending diameter is 15 mm, and 0.02 dB / m. It was found that there was no significant increase in loss compared to SMF optical fiber.
[0032]
Next, FIG. 2 shows a cross-sectional structure of an optical fiber cord using this HF.
[0033]
A nylon coating layer 15 was applied to the holey optical fiber 10 (outer diameter 0.25 mm) to which the UV coating layer 14 had been applied so that the outer diameter was 0.9 mm. Further, the nylon core wire is surrounded by a fiber layer 16 such as a Kevlar fiber having a total of about 4000 denier to have an outer diameter of 1.5 mm, and further, the outer layer 16 of a flame retardant Hytrel (manufactured by Toray DuPont) is covered, An optical fiber cord 17 having a diameter of 2 mm was produced.
[0034]
Assuming that the optical fiber cord 17 is used in a home, an inorganic phosphorus flame retardant is blended in the outer skin layer 16 by about 25% by weight. As a result, the 60 ° inclined flame retardant test based on JIS C3005 was cleared.
[0035]
After the optical fiber cord 17 having a length of 10 m is spirally wound around a stainless steel round bar having a diameter of 10 mm and a length of 600 mm, both ends are fixed, and this is put into an oven at 100 ° C. for 30 minutes. Then, heat treatment was performed, and the permanent processing of the optical fiber cord 17 was performed.
[0036]
Thereafter, the optical fiber cord 17 was removed from the round bar to obtain an optical fiber curl cord 20 as shown in FIG.
[0037]
This optical fiber curled cord 20 has a cord outer diameter d of 2 mm and an outer diameter of 14 mm when wound around a round bar, but the outer diameter after being removed from the round bar has increased to 18 mm. The winding diameter D at the cord center of the optical fiber curl cord 20 is a distance from one cross-sectional center of the optical fiber cord 17 to the other cross-sectional center, that is, from the outer diameter of the optical fiber curl cord 20 to the optical fiber cord 17. The outer diameter of the optical fiber curl cord 20 in this embodiment is 18 mm−2 mm = 16 mm.
[0038]
When the transmission loss at a wavelength of 1.55 μm of the curled cord 20 in the state of FIG. 4 was measured by the cutback method, it was 0.01 dB or less including the measurement error. Although not shown in FIG. 4, various connectors (not shown) are attached to both ends in practical use.
[0039]
Next, the optimal winding diameter at the center of the optical fiber curl cord will be described in detail.
[0040]
The reason why the upper limit of the winding diameter at the cord center is 25 mm or less is that an optical fiber curled cord using about 10 m of ordinary SMF can realize a low loss of less than 2 dB when the winding diameter at the cord center is less than 25 mm. Since it is a winding diameter at the center of the cord, which is impossible and cannot be obtained with a conventional ordinary SMF optical fiber, the upper limit is set.
[0041]
The reason why the lower limit of the winding diameter at the cord center is 8 mm or more, or (winding diameter at the cord center) / (cladding diameter) ≧ 64 is from the life of the optical fiber.
[0042]
The silica-based optical fiber deteriorates in strength and breaks due to static fatigue due to tensile stress on the glass surface. The time to break, that is, the fiber life is expressed by the following estimation formula (Source: Managa et al .: “Optical fiber strength test method by screening test”, IEICE Transactions, J66-B, No. 7) .
[0043]
[Expression 1]
Figure 0003935110
[0044]
Formula 1 is a life estimation formula when a tensile force is applied to the optical fiber, that is, when a uniform tensile stress is applied to the cross section.
[0045]
On the other hand, the optical fiber in the curl cord is subjected to bending stress, and particularly to tensile stress on the outer surface of the curl.
[0046]
Assuming that this state is a simple bend without twisting, it is shown that εr is reduced by about 20% compared to the case of simple tension in which the maximum tensile stress on the outermost surface is distributed over the entire cross section (Source: Tatekura et al .: “Arbitrary Stress Optical fiber reliability estimation method under the conditions “The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers Journal C, J71-C, No. 2).
[0047]
Under the above conditions, the lifetime of a 10 m optical fiber curl cord using a fiber having a cladding outer diameter of 125 μm was estimated.
[0048]
FIG. 4 shows the life characteristics of a curled fiber having a breaking probability of 0.1% when the optical fiber is 2% proof strain (εp) and held at a winding diameter of 6 to 12 mm at the center of the cord.
[0049]
FIG. 4 shows the relationship of the bending diameter with respect to the time (second) until the optical fiber breaks.
[0050]
According to the life characteristic curve a of FIG. 4, when the target life of the curled cord is 10 years, the life at the winding diameter of 8 mm at the center of the cord is 10.7 years, which can exceed the target life.
[0051]
Accordingly, the lower limit of the winding diameter at the cord center is set to 8 mm when an optical fiber having a cladding outer diameter of 125 μm is used. Here, when the limit of the curvature of the cladding is obtained,
(Winding diameter at the cord center) / (cladding outer diameter) = 8 (mm) /0.125 (mm) = 64
[0052]
Therefore, for a fiber having a clad diameter of less than 125 μm, the equivalent (winding diameter of the cord center) / (cladding outer diameter) ≧ 64 is satisfied.
[0053]
The present invention is not limited to an optical fiber cord using an HF core wire. For example, a special SMF core wire in which a relative refractive index difference is larger than that of a normal SMF and a core diameter is reduced to improve bending characteristics. An optical fiber cord using can also be applied.
[0054]
The coating structure of the optical fiber core wire is not limited to the UV + nylon coating, but may be a coating of UV alone or a silicone coating.
[0055]
In addition to the clad diameter φ125 μm, the present invention can be applied to a fiber having a clad diameter less than φ125 μm. In particular, when the curl diameter is desired to be reduced, it is advantageous for extending the life.
[0056]
In addition to the above-mentioned heat treatment method, the cord can be formed into a spiral shape by applying electron beam crosslinking or silane crosslinking for polyethylene-based coating materials and sulfur crosslinking for rubber-based coating materials. It is also possible to mold by a method of cross-linking materials.
[0057]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, the following excellent effects are exhibited.
(1) A curl cord using a silica-based single mode optical fiber having a small diameter and a low loss of a winding diameter of 25 mm or less at the cord center can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a detailed structure of a 6-hole type HF having a cladding outer diameter of 125 μm used in the optical fiber curl cord of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an embodiment of the optical fiber cord of the present invention.
FIG. 3 is an external view showing an embodiment of the optical fiber curl cord of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a relationship between an optical fiber breaking time and a bending diameter in the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing the bending characteristics of normal SMF and 6-hole type HF.
[Explanation of symbols]
10 holey optical fiber 11 clad 12 core 13 hole 20 optical fiber curl cord

Claims (3)

コアの周囲に複数の空孔を有しクラッド外径が125μm未満のホーリー光ファイバからなる曲げ特性に優れた石英系シングルモード光ファイバを単心あるいは複数心内蔵した光ファイバコードを形成し、この光ファイバコードを丸棒に螺旋状に巻き付け、熱処理して、コード中心での巻き直径8mm〜25mm、且つ (コード中心での巻き直径)/(クラッド外径)≧64
で螺旋状に成形されることを特徴とする光ファイバカールコード。
An optical fiber cord having a single core or a plurality of cores of a silica-based single mode optical fiber having a plurality of holes around the core and having excellent bending characteristics made of a holey optical fiber having a cladding outer diameter of less than 125 μm is formed. An optical fiber cord is spirally wound around a round bar, heat-treated, and a winding diameter of 8 mm to 25 mm at the center of the cord and (winding diameter at the center of the cord) / (clad outer diameter) ≧ 64
An optical fiber curl cord formed into a spiral shape .
光ファイバコードの外皮層の材料に予め難燃剤が混合されている請求項1記載の光ファイバカールコード。 The optical fiber curl cord according to claim 1, wherein a flame retardant is mixed in advance with a material of the outer layer of the optical fiber cord. ホーリー光ファイバからなる石英系シングルモード光ファイバの外周に繊維層入り外皮層で被覆して光ファイバコードを形成し、このファイバコードを丸棒に螺旋状に巻き付けた後、その両端を固定し、これを熱処理或いは架橋処理して螺旋状に成形した請求項1又は2記載の光ファイバカールコード。 An optical fiber cord is formed by covering the outer circumference of a silica-based single mode optical fiber made of a holey optical fiber with a fiber layer-containing outer layer, and after winding this fiber cord in a spiral shape around a round bar, both ends thereof are fixed, The optical fiber curl cord according to claim 1 , wherein the optical fiber curl cord is formed into a spiral shape by heat treatment or crosslinking treatment .
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