JP3934871B2 - Outdoor water heater / heater - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋外に設置される給湯暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より屋外設置型給湯暖房装置に於いては、水道管と給湯暖房装置本体とを接続する給水接続管が冬期に凍結しないよう、給水接続管近傍の温度が凍結の危険のある温度以下になると、給水接続管自体に取り付けられた電熱式凍結防止ヒータに通電加熱して凍結予防運転を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものでは、給湯暖房装置を温暖地の屋外に設置した場合は冬期の暖房運転している時には、枠体内がバーナ部の燃焼によるバーナ部自体や暖房配管からの放熱によって給水接続管の雰囲気温度も少し上昇するので有る程度の凍結防止効果があり、発熱量のそれほど大きくない電熱式凍結防止ヒータを用いることが可能であるが、極寒地の屋外に設置しようとする場合には、冬の外気温が非常に低いため暖房運転中に電熱式凍結防止ヒータを通電しなければならないような場合も考えられ、さらに電熱式凍結防止ヒータを発熱量の大きいものにしなければならず、冬期の消費電力が非常に大きくなってしまうという危惧があった。
【0004】
また、電熱式凍結防止ヒータでは停電時には全く発熱することができずに停電が復帰するまで凍結防止ができず、配管が凍結してしまい給湯運転ができなくなってしまう可能性があるという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明はこの点に着目し、上記欠点を解決するため、特にその構成を、屋外に設置される枠体を本体ボックス部と配管ボックス部とに分割構成し、前記本体ボックス部内に、燃料を燃焼させるバーナ部と、給湯用熱交換器に接続される給湯回路と、暖房用熱交換器に接続される暖房回路とを備えた給湯暖房装置本体を収納すると共に、前記配管ボックス部内に水道管と前記給湯回路の給水管とを接続する給水接続管を備えた屋外設置型給湯暖房装置に於いて、前記配管ボックス部内に前記暖房回路の熱媒体の一部または全部を流通させる凍結防止用タンクと、暖房回路内の熱媒体の膨張を吸収する暖房用膨張タンクとを設け、該凍結防止用タンクと暖房用膨張タンクの放熱により配管ボックス部内の配管の凍結防止を行うようにしたものである。
【0006】
これにより、暖房回路を流れる熱媒体の一部または全部を凍結防止用タンクに流し、この凍結防止用タンクの放熱により配管ボックス部内の雰囲気温度を上昇させることで給水接続管の凍結防止を行うことができ、電熱式凍結防止ヒータが不要となり消費電力を大きく削減できると共に、給湯暖房装置が運転可能な状態であれば凍結防止を行うことができるので、凍結防止ヒータ断線による凍結防止運転ができないという不具合も回避できる。
【0007】
また、暖房運転の停止後も凍結防止用タンクに熱媒体が溜められているため、停止後しばらくの間は貯留された熱媒体の自然放熱によって凍結防止をすることができ、電力を消費しないで凍結防止することができ停電時の凍結までの時間を大幅に延ばすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る屋外設置型給湯暖房装置を図面に示した一実施形態に基づいて説明する。
1は屋外設置型給湯暖房装置の枠体で、この枠体1は内部に給湯暖房装置本体を納めた本体ボックス部2と、水道管(図示せず)と給湯暖房装置本体を接続する給水接続管3や暖房配管4、風呂配管5を納めた配管ボックス部6とを上下に配置して構成されると共に、本体ボックス部2と配管ボックス部6は共にその内面に断熱材(図示せず)を貼付して冬期対策の断熱構造としている。
【0009】
7は下部に加熱用のバーナ部8を備える燃焼室9を形成した暖房用熱交換器を構成する暖房用缶体で、この缶体7内方には間接加熱式の給湯用熱交換器を構成する給湯用蛇管10と、間接加熱式の風呂焚き用熱交換器を構成する風呂用蛇管11とを上下に配設し、温水暖房を行うと共に給湯及び風呂焚きを同時またはそれぞれ単独でも行えるようにしたものである。
【0010】
まず、暖房回路Aについて説明すると、12は暖房往き管、13は暖房戻り管、14は暖房用循環ポンプ、15は気液分離器、16は暖房戻り管13に接続され且つ配管ボックス部6内に配置された暖房回路A内の熱媒体の膨張を吸収する暖房用膨張タンク、17は開閉弁18が設けられた暖房バイパス管、19は暖房用缶体7の温度制御に用いる缶体温度センサで、暖房用缶体7にてバーナ部8の燃焼で缶体温度センサ19の制御目標温度(約60℃〜85℃程度)まで加熱された熱媒体が、暖房用循環ポンプ14により暖房往き管12を介して暖房用放熱器(図示せず)に送られて暖房を行い、暖房用放熱器で放熱した低温水(約30℃〜50℃程度)が暖房戻り管13を介して暖房用缶体7に戻り再度制御目標温度まで加熱されて循環するものである。
【0011】
次に、給湯回路Bについて説明すると、20は給水接続管3に接続された給水管、21は水の流量を検知する流量センサ、22は給湯用蛇管10で加熱された温水を出湯する給湯管、23はミキシング弁24を介して給湯管22に接続され給水管20と給湯管22とを連通する給湯バイパス管、25は給湯栓(図示せず)の閉止時の熱膨張を吸収する給湯用膨張タンク、26は給水温度センサ、27は給湯温度センサで、給湯栓が開かれて流量センサ21が最低作動流量を検知すると、暖房用缶体7内の熱媒体の温度を約80℃程度の高温に維持するようバーナ部8で燃焼を行い、給水管20からの冷水が給湯用蛇管10で暖房用缶体7内の高温の熱媒体により間接加熱され、ミキシング弁24で水道水と混合され適温に調節されて給湯栓から給湯されるものである。
【0012】
次に、風呂回路Cについて説明すると、28は風呂往き管、29は風呂戻り管、30は戻り管29に設けられた風呂循環ポンプ、31は循環の有無を検知する流水スイッチ、32は風呂温度センサで、浴槽(図示せず)内の湯の沸かし上げ要求があると、浴槽内の湯を風呂循環ポンプ30で風呂用蛇管11に循環させ、浴槽内の湯が暖房用缶体7内の高温の熱媒体により間接加熱されることで浴槽内の湯を適温まで沸かし上げたり保温したりするものである。
【0013】
そして、33は給湯回路Bの給湯管22から分岐されて風呂回路Cに湯張り弁34及び三方弁35を介して接続される湯張り管で、風呂の湯張り要求があると三方弁35を風呂回路Cと湯張り管33とを連通するよう切り換えると共に湯張り弁34を開弁し、給湯用蛇管11で加熱された湯を風呂回路C内に流入させて風呂浴槽への一定量の湯張りを行うものである。
【0014】
次に、37は暖房用缶体7の上下部を結ぶ連通パイプ、38はこの連通パイプ37途中に備えられた撹拌用循環ポンプで、給湯時または風呂運転時に駆動して、暖房用缶体7内の温度を上下均一化させるもので、給湯または風呂運転が終了するまで継続駆動して撹拌を行うものである。尚、暖房運転時は暖房用循環ポンプ14が駆動されているため、撹拌用循環ポンプ37は駆動しないようにすることも可能である。
【0015】
そして、38は本発明の特徴的構成である配管ボックス部6内に配置されステンレス製タンクで構成された凍結防止用タンクで、暖房回路Aの熱媒体の一部または全部をこの凍結防止用タンク38に流すことで配管ボックス部6内の雰囲気温度を上昇させ給水接続管3の凍結を防止するもので、この一実施形態では暖房往き管12及び暖房戻り管13とを連通する凍結防止用バイパス管39の途中に設けられいるものである。
【0016】
次に、本発明の一実施形態の作動について説明する。
まず、暖房運転を説明すれば、缶体温度センサ19が暖房用缶体7内の湯温を検知し、この温度が高温暖房負荷の場合は約80℃、低温暖房負荷の場合は約60℃になるようにバーナ部8の燃焼を制御すると共に、暖房用循環ポンプ14を駆動して暖房用缶体7内の高温となった温水や循環液や不凍液等の熱媒体を暖房用放熱器に流通し、再び暖房用缶体7に戻す循環を繰り返して、暖房用放熱器によって室内の暖房を行うものである。
【0017】
そして、暖房用缶体7から送り出された高温の熱媒体は、暖房用放熱器への暖房往き管12から暖房用放熱器へ流れるものと、暖房往き管12から分岐された凍結防止用バイパス管39に流れるものと分流し、凍結防止用バイパス管39に流入した高温の熱媒体は凍結防止用タンク38に流入して放熱し、配管ボックス部6内の雰囲気温度を給水接続管3内の冷水が凍結する危険性のない温度まで昇温して給水接続管3及び風呂配管5の凍結防止を行い、その後暖房戻り管13に合流するものである。
【0018】
ここで、一時的に暖房用循環ポンプ14が停止されても凍結防止用タンク38がある程度の容量を有しているので、凍結防止用タンク38内に貯留された熱媒体が自然放熱し、この熱媒体の温度が下がりきるまでは自然放熱による凍結防止が行われる。
【0019】
よって、暖房過負荷状態による一時的暖房中断時や、暖房運転停止後も凍結防止用タンク38内に貯留された熱媒体によって電力を一切消費することなく凍結防止することができ、停電時の給水接続管3の凍結までの時間を大幅に延ばすことができ、数時間の停電でも水抜き等の最終的手段を取る必要がないものである。
【0020】
また、配管ボックス部6内には暖房用膨張タンク16も配置しているため、暖房運転時にはこの暖房用膨張タンク16内に吸収された膨張熱媒体が自然放熱し、配管ボックス部6内の雰囲気温度の昇温に供され、さらなる凍結防止を行うものである。
【0021】
次に、給湯運転は、暖房運転が行われている場合には既に暖房用缶体7内が高温となっているので、給湯栓が開かれれば給水管20からの低温の水は直ぐに給湯用蛇管10で暖房用缶体7内の高温の熱媒体により間接加熱されると同時に、撹拌用循環ポンプ37を駆動し連通パイプ36を介して缶体7の下部にある湯を缶体7上部に供給して暖房用缶体7内の撹拌を行い暖房用缶体7内の上と下の温度差をなくし、常に同一の熱交換効率で熱交換できるようにして所望の温度の湯が供給されるものである。
【0022】
このとき、暖房に供されて温度低下した熱媒体が暖房用缶体7に流入するが、この戻りの熱媒体は約30℃〜60℃程度で比較的高い温度で、仮に缶体を給湯用に用いた場合に流入する低温の水道水よりも十分に高い温度であるため、缶体7内の温度が急激に低下するようなことがなく、暖房を行いながら給湯用の必要熱量を確実に確保して安定した温度の給湯を行うことができると共に、給湯用の熱交換を暖房用缶体7内の給湯用蛇管10で行うことにより水道圧をそのまま利用する直圧式の給湯を行えるものである。
【0023】
尚、暖房運転時には暖房用循環ポンプ14が駆動されているため、暖房用缶体7内の上下の温度差はある程度解消されるため、撹拌用循環ポンプ37を駆動させないようにすることが可能であるが、撹拌用循環ポンプ37を駆動すれば更に温度差が解消される効果がある。また、暖房と給湯の同時運転の際には、暖房用缶体7の制御目標温度を暖房単独運転時よりも高温にして給湯用蛇管10での熱交換効率を向上させることも可能である。
【0024】
ここで、給湯運転前に暖房運転が行われていない場合について説明すると、ユーザーが図示しないリモコン等の給湯運転スイッチを入れると、バーナ部8で燃焼を開始して缶体温度センサ19で検知する暖房用缶体7の温度を約85℃の制御目標温度まで加熱し、撹拌用循環ポンプ37を駆動し連通パイプ36を介して缶体7の下部にある湯を缶体7上部に供給して暖房用缶体7の撹拌を行い暖房用缶体7内の上と下の温度差をなくし常に同一の熱交換効率で熱交換できるようにし、給湯栓が開かれるまで待機する。
【0025】
そして、給湯栓が開かれれば、給湯用蛇管10内を通過した市水道からの冷水は高温に維持された暖房用缶体7内の熱媒体によって間接加熱されて所望の温度の湯が供給されるものである。尚、夏期などの暖房運転の不必要な期間には給湯終了から一定時間(例えば4時間)の間に再度給湯されることがない場合は、自動的に給湯運転スイッチをオフして、暖房用缶体7の制御目標温度での保持状態を解除して省エネを計ることも可能である。
【0026】
次に、風呂運転は、図示しないリモコンの風呂保温スイッチをONした等の浴槽内の湯の沸かし上げ要求があると、風呂用循環ポンプ30を駆動して浴槽内の湯を風呂用蛇管11に循環させて、高温に保持された暖房用缶体7内の熱媒体で加熱して浴槽内の湯を所望の温度に追い焚きしたり保温したりするもので、風呂温度センサ32が所望の温度を検知すると自動的に停止されるものである。
【0027】
尚、このとき給湯運転時と同様に暖房用缶体7には比較的高い温度の熱媒体が戻ってくるため、缶体7内の温度が急激に低下するようなことがなく、暖房を行いながら風呂用の必要熱量を確実に確保して安定した風呂の追い焚きまたは保温を行うことができると共に、撹拌用循環ポンプ37で暖房用缶体7内の上と下の温度差をなくし常に同一の熱交換効率で沸き上がり時間が大きく変動しない風呂焚きを実現できるものである。
【0028】
また、給湯と風呂の同時運転の場合には給湯単独運転の場合と同様に暖房用循環ポンプ14を駆動しないで暖房用缶体7を温度制御して上記の給湯運転と風呂運転を同時に行えば良く、給湯と風呂と暖房の同時運転の場合には、給湯・暖房同時運転時または風呂・暖房同時運転時と同様に給湯温度と風呂温度をそれぞれ同時に制御することが可能である。
【0029】
ここで、バーナ部8の燃焼量は、暖房に使用される必要熱量と給湯に使用される必要熱量と風呂に使用される必要熱量の和により求められるもので、例えば給湯単独使用時は暖房用缶体7内を制御目標温度に保つよう缶体温度センサ19の出力と缶体制御目標温度とによるフィードバック要求熱量と、給湯設定温度と給水温度と総流量とにより算出されるフィードフォワード要求熱量とに応じて燃焼量が決定されるものである。
【0030】
このように、バーナ部8の燃焼で直接加熱される缶体7を暖房用に用いることによって、暖房に供された後に缶体7内に流入する熱媒体の温度が比較的高いので、缶体7内の温度が急激に低下することがなく、暖房と給湯の同時運転時に於いて、それぞれに必要な熱量を確実に供給することができ、また、給湯回路Bは直圧式であるので、シャワーに用いたときなどに必要な圧力を容易に確保でき、使い勝手の良いもので、いつでも安定した暖房、給湯運転が可能となると共に、缶体7を暖房用に用いることで、暖房用の熱媒体の容量を多くすることができ、多数の暖房用放熱器を接続しても確実に対応でき、利便性が大幅に向上したものである。
【0031】
尚、本発明はこの一実施形態に限られるものではなく、例えばこの一実施形態では凍結防止用タンク38を暖房回路Aの暖房往き管12と暖房戻り管13との間に暖房用放熱器をバイパスして並列に設けているが、暖房回路Aに流れる熱媒体を暖房用放熱器に流さず凍結防止用タンク38のみに流れるように切り換える切換弁を設けても良く、このとき暖房運転停止中に配管ボックス部6内に設けた温度センサで凍結危険温度以下であることを検知した場合、自動的にバーナ部8の燃焼を開始して暖房運転を開始させると共に切換弁を凍結防止用タンク38側に切り換えて凍結防止のみを行うようにさせることも可能である。
【0032】
また、例えば暖房往き管12または暖房戻り管13に直列に接続しても良く、また凍結防止用タンク38に放熱を良くさせるためのフィン等を設けても良いものである。
【0033】
また、一実施形態として暖房用熱交換器が缶体7で給湯用熱交換器が蛇管10で構成された1缶3回路式給湯暖房装置を説明したが、これに限らず給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とがそれぞれ専用のバーナ部を備えた2缶2回路式の給湯暖房装置でも良く、さらに熱交換器は貯湯缶体タイプ、フィンチューブタイプ、間接加熱タイプのいずれでも構成可能である。
【0034】
要するに、本発明は凍結防止用タンク38を設けることが要旨であって、電熱式凍結防止ヒータを設けることを妨げるものではない。すなわち、凍結防止用タンク38を設けることによって極寒地であっても電熱式凍結防止ヒータを発熱量の小さなものを採用することができ、これにより消費電力を大幅に削減することができれば良いものである。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、暖房運転中は暖房回路を流れる熱媒体の一部または全部を凍結防止用タンクに流し、又暖房用膨張タンクにも熱媒体が流れて配管ボックス内の雰囲気温度を上昇させることで配管ボックス内の給水接続管の凍結防止を行うので、電熱式凍結防止ヒータが不要または発熱量の小さいもので良いため消費電力を大きく削減できることができると共に、暖房運転の停止後も凍結防止用タンク及び暖房用膨張タンクに熱媒体が溜められているため停止後しばらくの間は電力を一切消費することなく、貯留された熱媒体の自然放熱によって一時的な停電状態にあっても凍結防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態を付した屋外設置型式給湯暖房装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 枠体
2 本体ボックス部
3 給水接続管
6 配管ボックス部
7 暖房用缶体(暖房用熱交換器)
8 バーナ部
10 給湯用蛇管(給湯用熱交換器)
20 給水管
38 凍結防止用タンク
39 凍結防止用バイパス管
A 暖房回路
B 給湯回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hot water supply / heating device installed outdoors.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in outdoor hot water supply and heating systems, when the temperature of the water supply connection pipe that connects the water pipe and the main body of the hot water supply and heating apparatus does not freeze in winter, the temperature near the water supply connection pipe falls below the temperature at which there is a risk of freezing. The freeze prevention operation was performed by energizing and heating the electric heating type antifreezing heater attached to the water supply connecting pipe itself.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this conventional system, when the hot water heater is installed outdoors in a warm area, when the heating operation is performed in winter, the frame is connected to the water supply by heat dissipation from the burner section itself or from the heating pipe due to combustion of the burner section. The tube's ambient temperature also rises a little, so it has a certain degree of antifreezing effect, and it is possible to use an electric type antifreeze heater that does not generate a large amount of heat, but if you are going to install it outdoors in an extremely cold region In addition, since the outside air temperature in winter is very low, it may be necessary to energize the electric type anti-freezing heater during heating operation, and the electric type anti-freezing heater must have a large calorific value, There was a concern that the power consumption in winter would become very large.
[0004]
In addition, there is a problem that the electric heating type anti-freezing heater cannot generate heat at the time of a power failure and cannot prevent freezing until the power failure is restored, and the piping may freeze and the hot water supply operation may be disabled. It was.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention pays attention to this point, and in order to solve the above disadvantages, in particular, the configuration is configured by dividing the frame body installed outdoors into a main body box portion and a piping box portion, and in the main body box portion, A hot water heater / heater main body including a burner unit for burning fuel, a hot water supply circuit connected to a heat exchanger for hot water supply, and a heating circuit connected to a heat exchanger for heating is accommodated in the piping box unit. In outdoor installation type hot water supply and heating apparatus provided with a water supply connection pipe for connecting a water pipe and a water supply pipe of the hot water supply circuit, freezing prevention for allowing a part or all of the heat medium of the heating circuit to circulate in the piping box part and use the tank, and a heating expansion tank to absorb the expansion of the heat medium in the heating circuit is provided, and to perform anti-freezing of the pipe in the pipe box portion by the radiation of the heating expansion tank and the antifreezing tank Than it is.
[0006]
As a result, part or all of the heat medium flowing through the heating circuit is caused to flow into the antifreezing tank, and the atmosphere temperature in the piping box portion is increased by heat radiation from the antifreezing tank, thereby preventing the water supply connection pipe from being frozen. The electric heating type anti-freezing heater is not required and power consumption can be greatly reduced, and the anti-freezing operation by disconnection of the anti-freezing heater cannot be performed because the freezing prevention can be performed if the hot water heater is operable. Problems can also be avoided.
[0007]
In addition, since the heat medium is stored in the anti-freezing tank even after the heating operation is stopped, freezing can be prevented by natural heat dissipation of the stored heat medium for a while after the stop, and power is not consumed. Freezing can be prevented, and the time until freezing in the event of a power failure can be greatly extended.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the outdoor installation type hot water supply and heating apparatus according to the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings.
Reference numeral 1 denotes a frame of an outdoor-installed hot water heater / heater. This frame 1 has a
[0009]
[0010]
First, the heating circuit A will be described. 12 is a heating forward pipe, 13 is a heating return pipe, 14 is a circulation pump for heating, 15 is a gas-liquid separator, 16 is connected to the
[0011]
Next, the hot water supply circuit B will be described. 20 is a water supply pipe connected to the water
[0012]
Next, the bath circuit C will be described. 28 is a bath outlet pipe, 29 is a bath return pipe, 30 is a bath circulation pump provided in the
[0013]
A hot
[0014]
Next, 37 is a communication pipe connecting the upper and lower portions of the heating can
[0015]
[0016]
Next, the operation of one embodiment of the present invention will be described.
First, the heating operation will be described. The can
[0017]
The high-temperature heat medium sent from the heating can 7 flows from the heating forward
[0018]
Here, even if the
[0019]
Therefore, it is possible to prevent freezing without consuming any power by the heat medium stored in the
[0020]
Moreover, since the
[0021]
Next, in the hot water supply operation, when the heating operation is being performed, the inside of the heating can 7 is already hot, so if the hot water tap is opened, the low-temperature water from the
[0022]
At this time, the heat medium which has been used for heating and whose temperature has fallen flows into the heating can 7, and the returned heat medium is about 30 ° C. to 60 ° C. at a relatively high temperature. Since the temperature is sufficiently higher than the low-temperature tap water that flows in when used for heating, the temperature in the
[0023]
Since the
[0024]
Here, a case where the heating operation is not performed before the hot water supply operation will be described. When the user turns on a hot water supply operation switch such as a remote controller (not shown), combustion is started in the
[0025]
When the hot water tap is opened, the cold water from the city water that has passed through the hot water
[0026]
Next, in the bath operation, when there is a request for boiling the hot water in the bathtub, such as turning on a bath heat switch of a remote controller (not shown), the
[0027]
At this time, as in the hot water supply operation, a relatively high temperature heat medium is returned to the heating can
[0028]
In the case of simultaneous operation of hot water supply and bath, as in the case of single operation of hot water supply, if the heating can
[0029]
Here, the amount of combustion in the
[0030]
Thus, by using the
[0031]
The present invention is not limited to this embodiment. For example, in this embodiment, the
[0032]
Further, for example, it may be connected in series to the heating forward
[0033]
Further, as one embodiment, a one-can three-circuit type hot water supply / air heating apparatus in which the heat exchanger for heating is the
[0034]
In short, the gist of the present invention is to provide the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, during heating operation, a part or all of the heat medium flowing through the heating circuit is caused to flow to the antifreezing tank, and the heat medium also flows to the heating expansion tank . Since the water supply connection pipe in the piping box is prevented from freezing by raising the ambient temperature, the electric heating type anti-freezing heater is unnecessary or may be one with a small calorific value. Since the heat medium is still stored in the freezing prevention tank and the heating expansion tank even after the stop, the power is not consumed for a while after the stop, and the stored heat medium is naturally dissipated, resulting in a temporary power failure. Even if it exists, it can prevent freezing.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an outdoor installation type hot water supply and heating apparatus with an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
8
20
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