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JP3932926B2 - Method for producing optically active hydroxyketoester - Google Patents

Method for producing optically active hydroxyketoester Download PDF

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JP3932926B2
JP3932926B2 JP2002038670A JP2002038670A JP3932926B2 JP 3932926 B2 JP3932926 B2 JP 3932926B2 JP 2002038670 A JP2002038670 A JP 2002038670A JP 2002038670 A JP2002038670 A JP 2002038670A JP 3932926 B2 JP3932926 B2 JP 3932926B2
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JP
Japan
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hydroxyketoester
genus
optically active
pichia
strain
Prior art date
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泰久 浅野
謙二 鈴木
浩郎 松本
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法に関する。
さらに詳しくは、コレステロール低下剤であるHMG−CoA還元酵素阻害剤の合成中間体として有用な、(3R,6E)−7−[2−シクロプロピル−4−(4−フルオロフェニル)キノリン−3−イル]−3−ヒドロキシ−5−オキシ−6−ヘプテン酸エステルを容易に、効率よく製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
特開平1−279866号公報及び特開平8−127585号公報には、光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法が記載されている。
しかし、これらの製造法は、多工程を必要とすること等の理由から、より効率的な製造法が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、効率的な光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法を見出すために鋭意検討した結果、特定の微生物を用いることにより、短工程で目的の光学活性ヒドロキシケトエステルが製造されることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、 式(1)
【0004】
【化3】

Figure 0003932926
【0005】
(式中、Rは、C1-6アルキル基を意味する。)で表される化合物に、ピキア(Pichia)属、クライシア(Kuraishia)属、オガタエア(Ogataea)属、サッカロマイセス(Saccharomyces)属又はヤマダザイマ(Yamadazyma)属の各属に属する微生物の菌体及び/又は菌体処理物を作用させることを特徴とする式(2)
【0006】
【化4】
Figure 0003932926
【0007】
(式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で表される光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
まず、置換基における語句について説明する。
【0009】
尚、本明細書中「n」はノルマルを、「i」はイソを、「s」はセカンダリーを、「t」はターシャリーを、「c」はシクロを意味する。
【0010】
1-6アルキル基としては、直鎖、分枝及び環状のアルキル基が含まれ、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、c−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、c−ブチル基、n−ペンチル基、c−ペンチル基、n−ヘキシル基及びc−ヘキシル基等が挙げられる。
【0011】
式(1)で表される化合物は、特開平6−329679号公報記載の方法により製造することができる。
【0012】
本発明に用いられる微生物としては、ピキア(Pichia)属、クライシア(Kuraishia)属、オガタエア(Ogataea)属、サッカロマイセス(Saccharomyces)属及びヤマダザイマ(Yamadazyma)属の各属に属する微生物が挙げられる。
【0013】
ピキア(Pichia)属に属する微生物の具体例としては、ピキア アノマラ(Pichia anomala)IFO 0963株、ATCC 20144株、IFO 0120株、IFO 0146株、IFO 0145株、IFO 0118株、IFO 0149株、IFO 0569株、ピキア ペテルソニ(Pichia petersonii)IFO 1372株、ピキア シルビコラ(Pichia silvicola)IFO 0807株、ピキア カナデンシス(Pichia canadensis)IFO 0976株、ピキア アングスタ(Pichia angusta)ATCC 26012株、ピキア ナガニシイ(Pichia naganishii)IFO 1670株、ピキア ピペリ(Pichia pijperi)IFO 1290株及びピキア トレハロフィラ(Pichia trehalophila)IFO 1683株等が挙げられ、好ましくは、ピキア アノマラ(Pichia anomala)IFO 0569株、ピキア アングスタ(Pichia angusta)ATCC 26012株及びピキア ナガニシイ(Pichia naganishii)IFO 1670株等が挙げられる。
【0014】
クライシア(Kuraishia)属に属する微生物の具体例としては、クライシア カプシュラタ(Kuraishia capsulata)IFO 0974株及びIFO 0721株等が挙げられ、好ましくは、クライシア カプシュラタ(Kuraishia capsulata)IFO 0974株等が挙げられる。
【0015】
オガタエア(Ogataea)属に属する微生物の具体例としては、オガタエア ミヌタ(Ogataea minuta)IFO 0975株、IFO 1473株、オガタエア グルコザイマ(Ogataea glucozyma)IFO 1472株、オガタエア ヘンリッシ(Ogataea henricii)IFO 1477株、オガタエア ポリモルファ(Ogataea polymorpha)IFO 1475株及びオガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)IFO 1706株等が挙げられ、好ましくは、オガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)IFO 1706株等が挙げられる。
【0016】
サッカロマイセス(Saccharomyces)属に属する微生物の具体例としては、サッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae)JCM 1818株、IFO 565株、IFO 305株及びTPU 1924株等が挙げられ、好ましくは、TPU 1924株等が挙げられる。
【0017】
ヤマダザイマ(Yamadazyma)属に属する微生物の具体例としては、ヤマダザイマ ファリノサ(Yamadazyma farinosa)IAM 4682株等が挙げられる。
【0018】
上記の菌株のうちサッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae) TPU 1924株以外の菌株は全て公知の菌株であり、それぞれ、(財)発酵研究所(IFO)、東京大学分子細胞生物学研究所(IAM)、理化学研究所 微生物系統保存施設(JCM)及びアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)から容易に入手することができる。
【0019】
以下に、TPU 1924株の菌学的性質を示す。
形態学的性状
増殖法 : 多極出芽
栄養細胞の形 : タマゴ型、楕円、球
栄養細胞の大きさ: (4.0〜6.0)×(4.0〜8.0)μm
子嚢胞子の形成 : 有
子嚢胞子の形 : 球
子嚢の形成様式 : 栄養細胞が直接子嚢になる
子嚢胞子の数 : 認められない
ピンクのコロニー − 出芽細砲 +
レモン型細胞 − 有柄出芽 − 分裂胞子 −
菌糸状態 − 仮性菌糸体 − 菌子体隔壁 −
分節型分生子 − 射出分生子 − 対称型射出分生子 −
生理・生化学的性状
糖類発酵性試験
D-グルコース + マルトース + ラクトース nd
D-ガラクトース + スクロース + ラフィノース +
炭素化合物資化性試験
D-グルコース + マルトース + グリセロール w
D-ガラクトース + α,α-トレハロース − meso-エリスリトール −
L-ソルボース − メチルα-D-グルコシド − D-ソルビトール −
D-グルコサミン − セロビオース − D-マンニトール −
D-リボース − メリビオース − myo-イノシトール −
D-キシロース − ラクトース − 2-ケト-D-グルコン酸 −
L-アラビノース − ラフィノース + D-グルコン酸 −
L-ラムノース − メレチトース − D-グルクロン酸 −
スクロース + DL-乳酸 +
窒素化合物資化性試験
硝酸 − エチルアミン − L-リジン −
カタベリン − D-グルコサミン − D-トリプトファン −
生育試験
0.01%シクロヘキシミド − 酸生成 −
37℃ +
糖の発酵性
D-グルコース + マルトース + ラクトース −
D-ガラクトース + スクロース + ラフィノース +
炭素化合物の資化性
D-グルコース + ラフィノース + リビトール −
D-ガラクトース + 可溶性デンプン − D-マンニトール −
スクロース + D-キシロース − コハク酸ソーダ −
マルトース + L-アラビノース − クエン酸ソーダ −
セルビオース − D-リボース − イノシトール −
トレハロース − L-ラムノース −
ラクトース − エリスリトール −
窒素化合物資化試験
硝酸塩の資化性 −
エチルアミン・塩酸塩の資化性 −
カダベリン・2塩酸塩の資化性 −
ビタミン欠培地での生育 −
37℃での生育 +
サイクロヘキシミド100ppm含有培地での生育 −
TPU 1924株は多極出芽で増殖し、栄養細胞が直接子嚢になり、ブドウ糖を強く醗酵、硝酸塩を資化しないことより、 [Kurzman, C.P. and Fell. J.W.: The Yeasts,a Taxonomic Study 4th Ed. Elsevier,1055 (1998)]ではサッカロマイセス属に属する。さらに、エチルアミン、カダベリンを資化しないこと、サイクロヘキシミドに感受性であることから、サッカロマイセス・セレビシエ メイエン エックス ハンゼン (Saccharomyces cerevisiae Meyen ex.Hansen )と同定した。本菌株は、独立行政法人 産業技術総合研究所 特許生物寄託センターにFERM P-18689として寄託されている。
【0020】
本発明に用いられる微生物としては、更に、上記の微生物の菌株に変異を生じさせて一層生産性を向上させた菌株等の変異株、また、菌株の細胞中に存在する、本反応に関与する遺伝子を切り出し、これを適切なベクタ−例えばプラスミドに挿入し、このベクターを用いて適当な異種宿主もしくは同種宿主を形質転換することによる菌株等も含まれる。
【0021】
菌体及び/又は該菌体処理物の様態としては、特に制限はないが、細胞を含有する培養液、培養上清液、培養上清液又は、培養液から分離した菌体の処理物、これから得た酵素、さらに、これらの酵素又は、酵素含有物を常法によって、ポリアクリルアミド、カラギーナンゲル等の担体に固定化したもの等、が挙げられる。
【0022】
前記の微生物を培養して本発明の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法に用いる事が可能な菌株を製造しようとする場合、基礎栄養培地として、この発明の微生物が増殖し得るものであればいずれを使用してもよい。この培地は、窒素源として例えば硫安、硝酸アンモニウム、NZアミン、酵母エキス、ペプトン、肉エキス、大豆抽出物等の1種類又は複数種類を含有する。また、この培地には必要に応じて炭素源として、麦芽エキス、グルコ−ス、フルクトース、サッカロース、デンプン、グリセリン、マニトール等を加えることができる。この培地には無機塩類、例えばリン酸二カリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム等を加えることもでき、更に、イノシトール、パントテン酸、ニコチン酸アミド、及びその他のビタミン類を必要に応じて添加することができる。
【0023】
培養は固体培地又は液体培地のいずれを用いてもよく、振盪培養、通気・撹拌培養等により好気的条件下で培養を行うのが好ましい。培養温度は菌が生育する温度範囲内であればいずれの温度でもよいが、好ましくは4〜50℃である。pHは3〜11の範囲である。培養時間は、1〜100時間である。
【0024】
培養された微生物は、遠心分離等により分離した菌体をそのまま、又は、菌体処理物として本発明の製造法に用いることができる。
【0025】
次に、式(1)で表される化合物に微生物の菌体及び/又は菌体処理物を作用させることによる式(2)で表される光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法について説明する。
【0026】
本発明の製造法は、上記の培養方法により培養された微生物の菌体及び/又は菌体処理物と、式(1)で表される化合物と、反応媒体とを含む溶液を攪拌することにより達成される。
【0027】
反応媒体としては、水、又は、アセトン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等を含む水性液、例えば、水性緩衝液を用いることができる。緩衝液としては、例えば、トリス−塩酸緩衝液、リン酸カリウム緩衝液等を使用することができる。また、ケトン、エーテル、炭化水素、芳香族オレフィン、ハロゲン化炭化水素、有機酸エステル、アルコール、ニトリル等水と混合しない有機溶媒をも用いることもできる。例えば、メチルブチルケトン、イソプロピルエーテル、石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、四塩化炭素、クロロフォルム、二塩化メチレン、トリクロロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブタノール、ヘキサノール、オクタノール等を使用することができる。また、それらの有機溶媒の混合物を使うこともできるし、水を飽和させた有機溶媒、水性緩衝液との二層系あるいは、ミセル、逆ミセル、エマルジョンとして反応させることもできる。
【0028】
式(1)で表される化合物の反応系中における濃度としては、反応を阻害しない程度であれば、反応液中の菌体の濃度等により異なり特に限定されないが、反応液に対して通常0.0001〜10質量%の範囲、好ましくは0.001〜5質量%の範囲である。
【0029】
反応のpHとしては、2〜9、好ましくは4〜8の範囲である。
【0030】
反応の温度は、通常は4〜70℃、好ましくは15〜50℃である。
【0031】
反応時間は、反応温度により変化するため、特定する事はできないが、例えば反応温度が30℃の場合は、1〜100時間の範囲である。
【0032】
上記反応を促進するために、NADH、NADPH等の補酵素やグルコース、フルクトース、サッカロース、グリセリン、マンニトール等の炭素源を反応系に加えることもできる。
【0033】
補酵素としてNADH、NADPH等を用いる際の使用量としては、式(1)で表される化合物に対して、100万分の1当量〜10当量、好ましくは1万分の1当量〜2当量の範囲である。
【0034】
反応で得られた光学活性ヒドロキシケトエステルの採取方法としては、反応液を、酢酸エチル等の有機溶媒で抽出し、カラムクロマトグラフィー、蒸留、HPLCなどの分離精製手段に供することにより光学活性体を得ることができるが、分離精製手段は単独でまたは複数の手段を組み合わせて利用できる。
【0035】
又、必要に応じて、遠心分離、フィルタープレス、限外濾過などの通常の分離操作による微生物などの固形分の除去操作を行ってもよい。
【0036】
【実施例】
以下、実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、式(1)で表される化合物(R=エチル)は、特開平6−329679号公報記載の方法に従って製造した。
【0037】
実施例1
ペプトン0.5%、酵母エキス0.3%、麦芽エキス0.3%、グルコース1.0%、寒天1.5%の組成からなるpHが6.0である培地2.0mLに、各種の菌株を接種し、好気的条件下、30℃で24〜48時間振とう培養した。
得られた培養液を遠心(3000rpm 5min 4℃)した後、0.5mLの生理食塩水で洗浄し、再度遠心(3000rpm 5min 4℃)し、菌体を収集した。
得られた菌体に式(1)で表される化合物(R=エチル)の10g/Lのジメチルスルホキシド溶液0.02mL、100mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.5)0.1mL及び精製水0.88mLを加え、好気的条件下、30℃で24時間激しく攪拌した。
0.5mLの酢酸エチルで2回抽出し、溶媒を留去し、残査をHPLCを用いて分析し、式(2)で表される光学活性ヒドロキシケトエステル(R=エチル、3R体)の収率を決定した。
【0038】
HPLCの分析条件を以下に示した。
カラム:キラルパック(CHIRALPAK)AD 内径4.6mm 長さ25cm(ダイセル化学工業(株))、溶離液:n-ヘキサン/エタノール=95/5(v/v)、流速:1mL/min、カラム温度:室温、検出器:紫外吸光光度計(測定波長254nm)
(式(2)で表される光学活性ヒドロキシケトエステル(R=エチル、3R体)のカラム温度30℃における保持時間は、21.3分)
尚、以下に示す収率は、事前に作成した、式(2)で表される光学活性ヒドロキシケトエステル(R=エチル、3R体)の検量線との比較から算出し、抽出ロスによる補正を行った値で示した。(抽出効率が50%であったため、2倍とした。)
結果を表1に示した。
【0039】
尚、表中の記号は、以下に示した微生物を意味する。
A:クライシア カプシュラタ(Kuraishia capsulata)IFO 0974株
B:オガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)IFO 1706株
C:ピキア アノマラ(Pichia anomala)IFO 0569株
D:ピキア アングスタ(Pichia angusta)ATCC 26012株
E:ピキア ナガニシイ(Pichia naganishii)IFO 1670株
F:サッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae)TPU 1924株
G:ヤマダザイマ ファリノサ(Yamadazyma farinosa)IAM 4682株
【0040】
【表1】
Figure 0003932926
【0041】
実施例2
ペプトン0.5%、酵母エキス0.3%、麦芽エキス0.3%、グルコース1.0%の組成からなるpHが6.0であるYM培地2.0mLに、サッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae)TPU1924菌株を接種し、好気的条件下、30℃で24時間振とう培養した。
得られた培養液を遠心(3000rpm 10min 4℃)した後、0.5mLの生理食塩水で洗浄し、再度遠心(3000rpm 10min 4℃)し、菌体を収集した。
2リッターの坂口フラスコで400mlの培地から、遠心により5gの湿菌体を得て、5mM-2メルカプトエタノールを含む25mlの0.1Mリン酸緩衝液に懸濁し、超音波処理を15分間行い、3500回転で10分遠心後20mlの無細胞抽出液を得た。
得られた無細胞抽出液50μl(1 mlの培養液に相当)に式(1)で表された化合物(R=エチル)の10g/Lのジメチルスルホキシド溶液0.02mL、23mgのグルコース、0.62 mgのNADP、0.59mgのNAD、 2.4 mg(177Unit)のグルコース脱水素酵素、100mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.5)0.1mL及び精製水0.88mLを加え、好気的条件下、30℃で24時間激しく攪拌した。
0.5mLの酢酸エチルで2回抽出し、溶媒を留去し(エバポレーターによって乾固し、200μlの酢酸エチルに溶解した)、残査をHPLCを用いて分析し、式(2)で表される光学活性ヒドロキシケトエステル(R=エチル、3R体)の収率を決定した。
収率20%で、5-ケト体が生成していた。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、光学活性ヒドロキシケトエステルを効率よく製造することができる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a method for producing an optically active hydroxyketoester.
More specifically, (3R, 6E) -7- [2-cyclopropyl-4- (4-fluorophenyl) quinoline-3-3 is useful as a synthetic intermediate for HMG-CoA reductase inhibitors that are cholesterol lowering agents. [Il] -3-Hydroxy-5-oxy-6-heptenoate is easily and efficiently produced.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
JP-A-1-279866 and JP-A-8-127585 describe methods for producing optically active hydroxyketoesters.
However, more efficient manufacturing methods have been desired for these manufacturing methods because of the necessity of multiple steps.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to find an efficient method for producing an optically active hydroxyketoester, the present inventors have found that the target optically active hydroxyketoester can be produced in a short process by using a specific microorganism. The present invention has been completed.
That is, the present invention provides the formula (1)
[0004]
[Chemical 3]
Figure 0003932926
[0005]
In the formula, R represents a C 1-6 alkyl group, and the compounds represented by the genus Pichia, Kuraishia, Ogataea, Saccharomyces or Yamadajima (Yamadazyma) Formula (2) characterized in that a bacterial body and / or a treated product of a microorganism belonging to each genus of the genus is allowed to act
[0006]
[Formula 4]
Figure 0003932926
[0007]
(Wherein R represents the same meaning as described above), and relates to a method for producing an optically active hydroxyketoester.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, terms in the substituent will be described.
[0009]
In the present specification, “n” means normal, “i” means iso, “s” means secondary, “t” means tertiary, and “c” means cyclo.
[0010]
The C 1-6 alkyl group includes linear, branched and cyclic alkyl groups, and includes a methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, c-propyl group, n-butyl group, i -Butyl group, s-butyl group, t-butyl group, c-butyl group, n-pentyl group, c-pentyl group, n-hexyl group, c-hexyl group and the like.
[0011]
The compound represented by the formula (1) can be produced by the method described in JP-A-6-329679.
[0012]
Examples of the microorganism used in the present invention include microorganisms belonging to the genera Pichia, Kuraishia, Ogataea, Saccharomyces, and Yamadazyma.
[0013]
Specific examples of microorganisms belonging to the genus Pichia include Pichia anomala IFO 0963, ATCC 20144, IFO 0120, IFO 0146, IFO 0145, IFO 0118, IFO 0149, IFO 0569 Pichia petersonii IFO 1372, Pichia silvicola IFO 0807, Pichia canadensis IFO 0976, Pichia angusta ATCC 26012, Pichia naganishi Pichia pijperi IFO 1290 strain, Pichia trehalophila IFO 1683 strain, etc., preferably Pichia anomala IFO 0569 strain, Pichia angusta ATCC 26012 strain and Pichia For example, Pichia naganishii IFO 1670 strain.
[0014]
Specific examples of microorganisms belonging to the genus Kuraishia include the Kuraishia capsulata IFO 0974 and IFO 0721 strains, and preferably the Kuraishia capsulata IFO 0974 strain and the like.
[0015]
Specific examples of microorganisms belonging to the genus Ogataea include Ogataea minuta IFO 0975, IFO 1473, Ogataea glucozyma IFO 1472, Ogataea henricii IFO 1477, Morta Aira (Ogataea polymorpha) IFO 1475 strain, Ogataea wickerhamii IFO 1706 strain and the like are preferable, and Ogataea wickerhamii IFO 1706 strain and the like are preferable.
[0016]
Specific examples of microorganisms belonging to the genus Saccharomyces include Saccharomyces serevisiae JCM 1818 strain, IFO 565 strain, IFO 305 strain and TPU 1924 strain, preferably TPU 1924 strain and the like .
[0017]
Specific examples of microorganisms belonging to the genus Yamadazyma include the Yamadazyma farinosa IAM 4682 strain.
[0018]
Among the above strains, all strains other than Saccharomyces serevisiae TPU 1924 are known strains, respectively, Fermentation Laboratory (IFO), Institute for Molecular Cell Biology (IAM), RIKEN It can be easily obtained from the Institute for Microbial Strains (JCM) and American Type Culture Collection (ATCC).
[0019]
The mycological properties of TPU 1924 strain are shown below.
Morphological property growth method: Shape of multipolar budding vegetative cells: egg type, ellipse, sphere vegetative cell size: (4.0-6.0) × (4.0-8.0) μm
Ascospore formation: Formed ascospore: Form of bud sac: Number of ascospores in which vegetative cells become direct ascos: Unrecognized pink colonies-budding tubules +
Lemon-type cells − Handle budding − Dividing spores −
Mycelium state-pseudomycelium-mycelium septum-
Segmental conidia − Ejected conidia − Symmetrical ejected conidia −
Physiological and biochemical saccharide fermentability test
D-glucose + maltose + lactose nd
D-galactose + sucrose + raffinose +
Carbon compound assimilation test
D-glucose + maltose + glycerol w
D-galactose + α, α-trehalose − meso-erythritol −
L-sorbose-methyl α-D-glucoside-D-sorbitol-
D-Glucosamine − Cellobiose − D-Mannitol −
D-ribose − melibiose − myo-inositol −
D-xylose-lactose-2-keto-D-gluconic acid-
L-arabinose-raffinose + D-gluconic acid-
L-rhamnose − meretitol − D-glucuronic acid −
Sucrose + DL-lactic acid +
Nitrogen compound assimilation test nitric acid-ethylamine-L-lysine-
Cataverine − D-glucosamine − D-tryptophan −
Growth test
0.01% cycloheximide-acid generation-
37 ℃ +
Fermentation of sugar
D-glucose + maltose + lactose −
D-galactose + sucrose + raffinose +
Utilization of carbon compounds
D-glucose + raffinose + ribitol −
D-galactose + soluble starch − D-mannitol −
Sucrose + D-xylose − Sodium succinate −
Maltose + L-arabinose − Sodium citrate −
Cerbiose − D-ribose − Inositol −
Trehalose − L-Rhamnose −
Lactose-Erythritol-
Nitrogen Compound Utilization Test Utilization of nitrates −
Utilization of ethylamine and hydrochloride −
Utilization of cadaverine dihydrochloride −
Growth in vitamin-deficient medium −
Growth at 37 ° C +
Growth in medium containing 100 ppm cycloheximide −
The strain TPU 1924 grows by multipolar budding, and the vegetative cells directly become ascending, fermenting glucose strongly, and not assimilating nitrates [Kurzman, CP and Fell. JW: The Yeasts, a Taxonomic Study 4th Ed Elsevier, 1055 (1998)] belongs to the genus Saccharomyces. Furthermore, it was identified as Saccharomyces cerevisiae Meyen ex. Hansen because it did not assimilate ethylamine and cadaverine and was sensitive to cycloheximide. This strain has been deposited as FERM P-18689 at the Patent Organism Depositary, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology.
[0020]
The microorganism used in the present invention is further involved in this reaction, which is present in a mutant strain such as a strain obtained by mutating the strain of the above microorganism to further improve productivity, or in the strain cell. Also included are strains obtained by excising a gene, inserting it into an appropriate vector, such as a plasmid, and transforming an appropriate heterologous or homologous host using this vector.
[0021]
The mode of the cells and / or the processed product of the cells is not particularly limited, but the culture solution containing the cells, the culture supernatant, the culture supernatant, or the processed product of the cells separated from the culture, Enzymes obtained from these, and those enzymes or enzyme-containing substances immobilized on a carrier such as polyacrylamide or carrageenan gel by a conventional method can be used.
[0022]
When culturing the aforementioned microorganism to produce a strain that can be used in the method of producing the optically active hydroxyketoester of the present invention, any basal nutrient medium can be used as long as the microorganism of the present invention can grow. May be used. This medium contains one or more kinds of nitrogen sources such as ammonium sulfate, ammonium nitrate, NZ amine, yeast extract, peptone, meat extract, soybean extract and the like. In addition, malt extract, glucose, fructose, saccharose, starch, glycerin, mannitol and the like can be added to the medium as necessary as a carbon source. Inorganic salts such as dipotassium phosphate, sodium chloride, magnesium sulfate and the like can be added to the medium, and inositol, pantothenic acid, nicotinamide, and other vitamins can be added as necessary. it can.
[0023]
Either a solid medium or a liquid medium may be used for the culture, and the culture is preferably performed under aerobic conditions such as shaking culture, aeration / stirring culture, and the like. The culture temperature may be any temperature as long as it is within the temperature range where the bacteria grow, but is preferably 4 to 50 ° C. The pH is in the range of 3-11. The culture time is 1 to 100 hours.
[0024]
The cultured microorganism can be used in the production method of the present invention as it is, or as a cell-treated product, after separating the cells separated by centrifugation or the like.
[0025]
Next, a method for producing the optically active hydroxyketoester represented by the formula (2) by allowing a microbial cell and / or a treated product of the microorganism to act on the compound represented by the formula (1) will be described.
[0026]
The production method of the present invention comprises stirring a solution containing the microbial cells and / or the processed microbial cells cultured by the above culturing method, the compound represented by the formula (1), and the reaction medium. Achieved.
[0027]
As the reaction medium, water or an aqueous liquid containing acetone, acetonitrile, dimethyl sulfoxide, dimethylformamide, or the like, for example, an aqueous buffer can be used. As the buffer solution, for example, a Tris-HCl buffer solution, a potassium phosphate buffer solution, or the like can be used. In addition, organic solvents that are not mixed with water, such as ketones, ethers, hydrocarbons, aromatic olefins, halogenated hydrocarbons, organic acid esters, alcohols, and nitriles, can also be used. For example, methyl butyl ketone, isopropyl ether, petroleum ether, hexane, heptane, cyclohexane, carbon tetrachloride, chloroform, methylene dichloride, trichloroethane, benzene, toluene, xylene, ethyl acetate, butyl acetate, butanol, hexanol, octanol, etc. can do. Also, a mixture of these organic solvents can be used, or the reaction can be carried out as a two-layer system with an organic solvent saturated with water or an aqueous buffer, or as a micelle, reverse micelle, or emulsion.
[0028]
The concentration of the compound represented by the formula (1) in the reaction system is not particularly limited as long as it does not inhibit the reaction, and is not particularly limited. The range is 0.0001 to 10% by mass, preferably 0.001 to 5% by mass.
[0029]
The pH of the reaction is in the range of 2-9, preferably 4-8.
[0030]
The reaction temperature is usually 4 to 70 ° C, preferably 15 to 50 ° C.
[0031]
Since the reaction time varies depending on the reaction temperature, it cannot be specified. For example, when the reaction temperature is 30 ° C., the reaction time is in the range of 1 to 100 hours.
[0032]
In order to promote the above reaction, a coenzyme such as NADH or NADPH or a carbon source such as glucose, fructose, saccharose, glycerin or mannitol can be added to the reaction system.
[0033]
The amount used when using NADH, NADPH, etc. as a coenzyme is in the range of 1 to 1 million equivalents, preferably 1 to 10,000 equivalents to 2 equivalents, relative to the compound represented by the formula (1). It is.
[0034]
As a method for collecting the optically active hydroxyketoester obtained by the reaction, the reaction solution is extracted with an organic solvent such as ethyl acetate, and subjected to separation and purification means such as column chromatography, distillation, and HPLC to obtain an optically active substance. However, the separation and purification means can be used alone or in combination of a plurality of means.
[0035]
Moreover, you may perform solid content removal operations, such as microorganisms by normal separation operations, such as centrifugation, a filter press, and ultrafiltration, as needed.
[0036]
【Example】
Hereinafter, although an Example demonstrates in more detail, this invention is not limited to these.
The compound represented by the formula (1) (R = ethyl) was produced according to the method described in JP-A-6-329679.
[0037]
Example 1
To 2.0 mL of a medium having a pH of 6.0 consisting of 0.5% peptone, 0.3% yeast extract, 0.3% malt extract, 1.0% glucose and 1.5% agar, The strain was inoculated and cultured with shaking at 30 ° C. for 24-48 hours under aerobic conditions.
The obtained culture solution was centrifuged (3000 rpm, 5 min, 4 ° C.), washed with 0.5 mL of physiological saline, and centrifuged again (3000 rpm, 5 min, 4 ° C.) to collect the cells.
0.02 mL of a 10 g / L dimethyl sulfoxide solution of the compound represented by the formula (1) (R = ethyl), 0.1 mL of 100 mM potassium phosphate buffer (pH 6.5) and purified water 0 .88 mL was added and stirred vigorously at 30 ° C. for 24 hours under aerobic conditions.
Extraction was performed twice with 0.5 mL of ethyl acetate, the solvent was distilled off, the residue was analyzed using HPLC, and the yield of the optically active hydroxyketoester represented by formula (2) (R = ethyl, 3R form) was recovered. The rate was determined.
[0038]
The analysis conditions of HPLC are shown below.
Column: CHIRALPAK AD ID 4.6 mm, length 25 cm (Daicel Chemical Industries, Ltd.), eluent: n-hexane / ethanol = 95/5 (v / v), flow rate: 1 mL / min, column temperature : Room temperature, Detector: Ultraviolet absorptiometer (measurement wavelength 254 nm)
(The retention time of the optically active hydroxyketoester represented by the formula (2) (R = ethyl, 3R form) at a column temperature of 30 ° C. is 21.3 minutes)
In addition, the yield shown below is calculated from a comparison with a calibration curve of an optically active hydroxyketoester (R = ethyl, 3R isomer) represented by the formula (2) prepared in advance, and corrected by extraction loss. The value is shown. (Because the extraction efficiency was 50%, it was doubled.)
The results are shown in Table 1.
[0039]
In addition, the symbol in a table | surface means the microorganisms shown below.
A: Kuriishia capsulata IFO 0974 strain B: Ogataea wickerhamii IFO 1706 strain C: Pichia anomala IFO 0569 strain D: Pichia angusta ATCC 26012 strain E: Pichia ganani naganishii) IFO 1670 strain F: Saccharomyces serevisiae TPU 1924 strain G: Yamadazyma farinosa IAM 4682 strain [0040]
[Table 1]
Figure 0003932926
[0041]
Example 2
To 2.0 mL of YM medium having a composition of 0.5% peptone, 0.3% yeast extract, 0.3% malt extract, 1.0% glucose and pH 6.0, Saccharomyces serevisiae TPU1924 The strain was inoculated and cultured with shaking at 30 ° C. for 24 hours under aerobic conditions.
The obtained culture solution was centrifuged (3000 rpm, 10 min, 4 ° C.), washed with 0.5 mL of physiological saline, and centrifuged again (3000 rpm, 10 min, 4 ° C.) to collect the cells.
From 400 ml of medium in a 2 liter Sakaguchi flask, 5 g of wet cells are obtained by centrifugation, suspended in 25 ml of 0.1 M phosphate buffer containing 5 mM-2 mercaptoethanol, sonicated for 15 minutes, 3500 After centrifugation for 10 minutes by rotation, 20 ml of cell-free extract was obtained.
The obtained cell-free extract (50 μl (corresponding to 1 ml of culture medium)) is 0.02 mL of 10 g / L dimethyl sulfoxide solution of the compound represented by the formula (1) (R = ethyl), 23 mg glucose, 0.62 mg. NADP, 0.59 mg NAD, 2.4 mg (177 Unit) glucose dehydrogenase, 0.1 mL of 100 mM potassium phosphate buffer (pH 6.5) and 0.88 mL of purified water were added, and 30 ° C. under aerobic conditions. And stirred vigorously for 24 hours.
Extract twice with 0.5 mL of ethyl acetate, evaporate the solvent (dry to dryness with an evaporator and dissolve in 200 μl of ethyl acetate), and analyze the residue using HPLC, represented by formula (2). The yield of the optically active hydroxyketo ester (R = ethyl, 3R form) was determined.
A 5-keto form was produced with a yield of 20%.
[0042]
【The invention's effect】
According to the present invention, an optically active hydroxyketoester can be efficiently produced.

Claims (8)

式(1)
Figure 0003932926
(式中、Rは、C1-6アルキル基を意味する。)で表される化合物に、ピキア(Pichia)属、クライシア(Kuraishia)属、オガタエア(Ogataea)属(但し、オガタエア ミヌタ変種ノンファーメンタス IFO1473 を除く)、サッカロマイセス(Saccharomyces)属又はヤマダザイマ(Yamadazyma)属の各属に属する微生物またはオガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)の菌体及び/又は菌体処理物を作用させることを特徴とする式(2)
Figure 0003932926
(式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で表される光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。
Formula (1)
Figure 0003932926
(Wherein R represents a C 1-6 alkyl group), Pichia genus, Kuraishia genus, Ogataea genus (provided that Ogataea Minuta variant non-fur) ( Excluding Mentas IFO1473 ), microorganisms belonging to each genus Saccharomyces or Yamadazyma, or cells of Ogataea wickerhamii and / or treated cells thereof, 2)
Figure 0003932926
(Wherein, R represents the same meaning as described above).
微生物がピキア(Pichia)属に属する請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1, wherein the microorganism belongs to the genus Pichia. 微生物がクライシア(Kuraishia)属に属する請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1, wherein the microorganism belongs to the genus Kuraishia. 微生物がオガタエア(Ogataea)属に属する請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1, wherein the microorganism belongs to the genus Ogataea. 微生物がサッカロマイセス(Saccharomyces)属に属する請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1, wherein the microorganism belongs to the genus Saccharomyces. 微生物がヤマダザイマ(Yamadazyma)属に属する請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1, wherein the microorganism belongs to the genus Yamadazyma. 微生物がピキア アノマラ(Pichia anomala)、ピキア アングスタ(Pichia angusta)、ピキア ナガニシイ(Pichia naganishii)、クライシア カプシュラタ(Kuraishia capsulata)、オガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)、サッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae)又はヤマダザイマ ファリノサ(Yamadazyma farinosa)である請求項1記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 Microorganisms include Pichia anomala, Pichia angusta, Pichia naganishii, Kuraishia capsulata, Ogataea wickerhamii, Saccharomyces cerevisiae (Saccharomyces cerevisiae) The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 1. 微生物がピキア アノマラ(Pichia anomala)IFO 0569株、ピキア アングスタ(Pichia angusta)ATCC 26012株、ピキア ナガニシイ(Pichia naganishii)IFO 1670株、クライシア カプシュラタ(Kuraishia capsulata)IFO 0974株、オガタエア ウィッケルハミ(Ogataea wickerhamii)IFO 1706株、サッカロマイセス セレビジエ(Saccharomyces serevisiae)TPU 1924株又はヤマダザイマ ファリノサ(Yamadazyma farinosa)IAM 4682株である請求項7記載の光学活性ヒドロキシケトエステルの製造法。 Microorganisms include Pichia anomala IFO 0569, Pichia angusta ATCC 26012, Pichia naganishii IFO 1670, Kuraishia capsulata IFO 0974, Ogata Air Wickerham 706 The method for producing an optically active hydroxyketoester according to claim 7, wherein the strain is Saccharomyces serevisiae TPU 1924 strain or Yamadazyma farinosa IAM 4682 strain.
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