JP3932637B2 - 容器供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は容器供給装置に係り、より詳しくは、洗びん機等の容器処理装置の給びん部に容器を供給する容器供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
洗びん機等に設けられた容器供給装置は、一般に、多数の容器を一列で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの側部に設けられ、搬送コンベヤ上の容器に係合して各容器を一定の間隔に離隔させるロータリストッパと、搬送コンベヤの走行方向と直交する方向に進退動可能に配置され、搬送コンベヤ上に一定の間隔で整列した複数個の容器を側方に押出すプッシャとを備えており、プッシャによって押出された容器は、搬送コンベヤの側部に設けられた移送手段に引渡されて、前記洗びん機等の容器処理装置内に供給される。
【0003】
前記のような洗びん機等で処理能力を上げるため、機械の運転速度を速くする場合には、搬送コンベヤのスピードも速くして大量の容器を搬送し供給しなければならない。このように搬送コンベヤの走行速度を速くすると、搬送される容器が不安定になり、転倒等のトラブルが起こるおそれがあった。そこで、洗びん機等の容器処理装置に高速で大量の容器を供給するためには、搬送コンベヤの走行速度は速くせずに、搬送コンベヤを複数列にして容器を搬送することが考えられる。しかしながら、洗びん機等へ容器を供給する容器供給装置では、前述のように、搬送コンベヤ上の容器をこのコンベヤと直交する方向に進退動するプッシャによって押出して引渡すようになっているので、搬送コンベヤを同一の高さで複数列平行に配置すると、内側の列(洗びん機等に近い側の列)のプッシャが外側の列の容器に干渉してしまうため、このような構成にすることは不可能であった。
【0004】
そこで従来は、洗壜機に向かって両側から逆方向に走行する二本の搬送コンベヤを配置して、容器の供給量を多くした給壜機(特公昭40−19072号公報)や、同一の方向に走行するが、高さを異ならせて配置された二段のコンベヤによって大量の容器を供給するようにした給壜装置(特公昭59−438号公報)等が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記第1の公報(特公昭40−19072号)に記載された発明の構成では、洗壜機の両側から容器を供給するため、機械全体の幅が大きくなるのでスペース的に不利であり、しかも、レイアウトが制限されるという問題があった。また、第2の公報(特公昭59−438号)に記載された発明の構成では、上下二段にコンベヤを配置するので、機械の高さが高くなるためレイアウトが制限されるという問題があった。
【0006】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、片側から同一の高さの複数列のコンベヤによって容器を供給することを可能にした容器供給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る容器供給装置は、容器を一列で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤ上の容器に係合して一定の間隔に離隔させる間隔設定手段と、搬送コンベヤの走行方向と交差する方向に進退動するプッシャとを備え、このプッシャによって搬送コンベヤ上の容器を押出して、コンベヤの側部に設けた移送手段に引渡すようにしたものであって、特に、前記搬送コンベヤを並列に複数本設け、これら各搬送コンベヤにそれぞれ間隔設定手段を設けるとともに、各列の搬送コンベヤにそれぞれ対応するプッシャを、互いに重ならないように搬送コンベヤの走行方向に位置をずらして配置し、かつ、前記移送手段に近い側の搬送コンベヤに対応するプッシャほど上流側に位置するように配置し、これら各プッシャの前進により各搬送コンベヤ上の容器をほぼ同時に移送手段に引渡すようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る容器供給装置の正面図、図2はその平面図、図3および図4はそれぞれ前記容器供給装置の右側面図、左側面図である。図において、2は、容器4を一列で搬送する第1搬送コンベヤ、6は、第1搬送コンベヤ2と平行に配置され、同様にして容器4を一列で搬送する第2搬送コンベヤである。これら両搬送コンベヤ2,6は、図1および図2の左から矢印A方向に走行し、この実施例では、洗びん機の缶体8内に進入する。これら両搬送コンベヤ2,6の缶体8内に位置する部分が、洗びん機内への容器の供給部2a,6aになっている。これら両搬送コンベヤ2,6は同期運転されており、同方向に等速で走行し、また、間欠的に走行・停止を行なう。
【0009】
前記両搬送コンベヤ2,6の缶体8内への入口部に、それぞれロータリストッパ(間隔設定手段)10,12が設けられている。これらロータリストッパ10,12は、各コンベヤ2,6によって搬送されてきた容器4を、一定の間隔に離隔させて缶体8内の供給部2a,6aに搬入する。
【0010】
両搬送コンベヤ2,6の、缶体8内に位置している供給部2a,6aの上方には、各コンベヤ2,6上で一定の間隔に離隔された所定本数の容器4を同時に押出して、洗びん機内の容器移送装置(図3の符号14参照)に引渡す容器押出しバー(プッシャ)16,18が設けられている。この容器押出しバー16,18について、図1ないし図4および、図4の要部を拡大して示す図5により説明する。缶体8内に位置する両搬送コンベヤ2,6の供給部2a,6aは、上流側の部分2aa,6aa(図1および図2の左半分)と下流側の部分2ab,6ab(図1および図2の右半分)とに区分されており、内側(洗びん機の内部側)に配置された第1搬送コンベヤ2は、その上流側の部分2aaに容器押出しバー16(以下第1押出しバーと呼ぶ)が設けられ、外側の第2搬送コンベヤ6には、その下流側の部分6abに容器押出しバー18(以下第2押出しバーと呼ぶ)が設けられている。そして、これら両押出しバー16,18は、同時に同方向に(図2の上方へ向けて)異なるストロークで移動して各搬送コンベヤ2,6上の容器4をそれぞれ押出すようになっている。
【0011】
前記第1押出しバー16および第2押出しバー18を異なるストロークで進退動させる構成について説明する。第1押出しバー16は、洗びん機の缶体8間を貫通して支持された第1支持軸20に、くの字状の両側アーム22を介して取付けられ、搬送コンベヤ2,6の走行方向Aと直交する方向Bに揺動できるようになっている。また、第2押出しバー18は、前記第1支持軸20の中間に取付けられたプレート26と前記缶体8の下流側壁面との間に、第1支持軸20と平行に支持された第2支持軸28に、くの字状の両側アーム30を介して取付けられ、前記第1押出しバー16と同様に搬送コンベヤ2,6の走行方向Aと直交する方向Bに、かつ、搬送コンベヤの一列分の幅だけ大きいストロークで揺動できるようになっている。
【0012】
第1支持軸20の缶体8外に突出した部分20aには、前記くの字状の両側アーム22とほぼ同じ長さを有する第1レバー34が固定され、この第1レバー34の下端に第1ロッド36の先端が相対回動可能に連結されている。一方、第2支持軸28の缶体8外に突出した部分28aには、第1レバー34よりも短かい第2レバー38が固定され、この第2レバー38の下端に第2ロッド40の先端が相対回動可能に連結されている。第1および第2ロッド36,40の他端は、第1支点軸42を中心に往復揺動する揺動レバー44の中間部と揺動端にそれぞれ連結されており、この揺動レバー44の揺動によって、両押出しバー16,18が、同時に同方向へ、異なるストロークで進退動する。すなわち、第1の押出しバー16は、第1搬送コンベヤ2と第2搬送コンベヤ6の中間位置から、第1搬送コンベヤ2上を通過して、このコンベヤ2上の容器4を押出す位置までストロークし、第2の押出しバー18は、第2搬送コンベヤ6の外側から、このコンベヤ6上の容器4を第1コンベヤ2を通過してその前方へ押出す位置までストロークする。
【0013】
前記揺動レバー44は、第1支点軸42に支持されている下端部近くに三角形状の突出部44aが形成されており、その頂点にカムフォロア46が取付けられている。このカムフォロア46は、揺動レバー44を洗びん機の内部側へ向けて引張るスプリング48によって、常時第1カム50に弾接されており、この第1カム50の形状に沿って移動することにより所定のタイミングで短時間に往復揺動する。
【0014】
前記両搬送コンベヤ2,6の側部(図2の上方、図3の右方)には、両搬送コンベヤ2,6から押出された容器4を受取って洗びん機内に挿入する容器移送装置14が設けられている。この容器移送装置14について図3および図5により説明する。容器移送装置14は、搬送コンベヤ2,6から押出しバー16,18によって押出された容器4を受取って、洗びん機の給びん部52(図3参照)まで移送するびん受け台54と、びん受け台54によって洗びん機の給びん部52まで移送された容器4を、洗びん機のホルダ56内に挿入する押込み部材58とを備えている。
【0015】
びん受け台54は、第2の支点軸59を中心に回転可能なアーム60の先端に連結され、このアームの60回転によって、ガイド62に沿ってほぼ円弧状の軌跡で往復動する。第2支点軸59には、半円のギア64が固定され前記アーム60はこの半円ギア64と一体的に回転する。また、前記第1支点軸42にレバー66が回転可能に支持され、このレバー66の先端にセクタギア68が固定されている。このセクタギア68が前記半円ギア64に噛合っている。セクタギア68が固定されたレバー66には、カムフォロア70が取付けられており、前記押出しバー16,18を進退動させる第1カム50と同一の回転中心を有する第2カム72に係合している。従って、第2カム72が回転すると、そのカム形状に応じて第1支点軸42を中心にレバー66およびセクタギア68が回転し、セクタギア68と噛合う半円ギア64が逆方向に回転する。すると、アーム60が半円ギア64と一体的に回転し、びん受け台54を、下方の容器受取り位置54Aと、上方の容器挿入位置54Bとの間で往復動させる。
【0016】
びん受け台54が前進した容器挿入位置54Bの前面側(図3および図5の右側)に、洗びん機の給びん部52が位置しており、びん受け台54によって支持されてこの容器挿入位置54Bまで移送された容器4は、背後に設けられた押込み部材58によって、キャリアに所定間隔で取付けられた複数列(前記両押出しバー16,18によって搬送コンベヤ2,6から押出される容器4の本数と同数列)のホルダ56に挿入される。
【0017】
押込み部材58は、水平に配置されたガイドレール74に進退動可能に支持されており、上方の第3支点軸76を中心に回転可能なアーム78の先端に連結されている。このアーム78は回転し、押込み部材74は水平移動するため、これら両者74,78は、相対位置が変化できるように連結されている。前記第3支点軸76には、アーム78とほぼ直交する方向のレバー80の中間部が連結されて、アーム78と一体的に回転するようになっている。直交レバー80の一端80a(図3の右端)にはウエイト82が取付けられて、前記押込み部材58を後退させる方向にアーム78を常時付勢している。
【0018】
前記レバー80の逆の端部80b(図3の左端)には、ほぼ垂直方向を向いた連結ロッド84の上端84aが相対回動可能に連結されている。連結ロッド84の下端84bは、第4支点軸86を中心に回転するレバー88の端部に連結され、また、この第4支点軸86には、カムフォロア90が取付けられたレバー92が固定され、前記レバー88と一体的に回動する。このカムフォロア90は、前記ウエイト82によって、びん受け台54を往復動させる第2カム72に圧接されており、第2カム72の形状に沿って移動することにより、第4支点軸86に支持された両レバー88,92を一体的に回動させる。例えば、カムフォロア90のレバー92が上方へ回動したときには、他方のレバー88が下方へ揺動し、連結ロッド84を下降させる。すると、上方のレバー80が反時計回り方向に回動し、アーム78を介して押込み部材58が図の右方へ前進し、びん受け台54内の容器4を押出してホルダ56内に挿入する。逆に、カムフォロア90のレバー92が下方へ揺動すると、前記各レバー88,80、ロッド84およびアーム78等が前記と逆方向へ移動して、押込み部材58を後退させる。
【0019】
次に、前記構成に係る容器供給装置の作動について説明する。第1搬送コンベヤ2および第2搬送コンベヤ6では、それぞれ、容器4が一列で、連続した状態あるいは間隙を開けたランダムな状態で搬送され、ロータリストッパ10、12によって停止される。所定量の容器4が溜ったことを確認した後、ロータリストッパ10,12が回転する。ロータリストッパ10,12の回転によって、接触した状態の容器4は一定の間隔に切離されつつ缶体8内の供給部2aに,6aに搬入される。両搬送コンベヤ2,6の押出しバー16,18が設けられている部分、すなわち、第1搬送コンベヤ2の上流側の部分2aaおよび第2搬送コンベヤ6の下流側の部分6abに、所定本数の容器4が搬入されると、ロータリストッパ10,12および搬送コンベヤ2,6が停止される。
【0020】
なお、通常の運転中には、図2に示すように、第1搬送コンベヤ2には、上流部2aaにだけ容器4が搬入され、第2搬送コンベヤ6には、上流部6aaおよび下流部6abの全体に容器4が搬入されるようになっているが、運転開始時には、両搬送コンベヤ2,6が平行して容器4を搬送しているので、上流部2aa,6aaに容器4が供給された時点でコンベヤ2,6を停止させ、第1コンベヤ2上の容器4だけを押出す等により、両搬送コンベヤ2,6上の容器4の搬送位置をずらすようにすれば良い。
【0021】
前述のように、第1搬送コンベヤ2の供給部2aの上流側の部分2aaと、第2搬送コンベヤ6の供給部6aの上流側の部分6aaおよび下流側の部分6abとに容器4が搬入される間は、両押出しバー16,18が後退した位置(図5の実線参照)にある。この状態から第1カム50の回転に伴って、両押出しバー16,18が移動する。第1カム50の凹部50a(図3参照)内にカムフォロア46が落ち込むことにより、両押出しバー16,18が前進して、第1押出しバー16が第1搬送コンベヤ2の上流部2aaに載っている容器4を押出してびん受け台54に引渡すとともに、第2押出しバー18が第2搬送コンベヤ6の下流部6abに載っている容器4を押出してびん受け台54上に引渡す。第1押出しバー16は、揺動レバー44対し、第2押出しバー18よりも支点42に近い位置に連結されているので、揺動レバー44の揺動によって、両押出しバー16,18は同時に前進動作を開始し、第2押出しバー18が第1押出しバー16よりも大きいストロークを行なう。そして、同時に最も前進した位置に到達し、しかも、最も前進したときに両押出しバー16,18がほぼ同一の位置(図5の二点鎖線参照)にくるようになっている。
【0022】
両押出しバー16,18が容器4を押出す時点では、容器移送装置14のびん受け台54は下降した容器受取り位置54Aにあり、搬送コンベヤ2,6から押出された容器4を受取る。一列分の容器4を受取ったびん受け台54は、第2カム72の回転に伴って、上方の容器挿入位置54Bまで移動される。びん受け台54が上方へ移動する間に、押込み部材58は、前進位置から後退する。続いて第2カム72の回転によって押込み部材58が前進し、びん受け台54に支持されている容器4を、洗びん機のホルダ56内に押込む。
【0023】
両搬送コンベヤ2,6上の容器4を押圧して容器移送装置14に引渡した押出しバー16,18は、第1カム50の回転に伴って、再びそれぞれのコンベヤ2,6の後方に戻り、次の容器4が所定個数搬入されるまで待機する。その後、ロータリストッパ10,12および搬送コンベヤ2,6が再び作動され、図2に示すように、容器4が第1搬送コンベヤ2の上流部2aaと第2搬送コンベヤ6の下流部6aaに供給される。前記と同様の動作が繰返される。
【0024】
このように二列の搬送コンベヤ2.6を平行に配置し、これらコンベヤ2,6の異なる部分2aa,6abに対応させてプッシャ(押出しバー)16,18を配置し、これら押出しバー16,18によってそれぞれの容器4を押出すようにしたので、コンベヤの走行速度を高速化することなく大量の容器を供給することができ、安定した搬送が可能である。また、同一の方向から同一の高さで供給できるので、従来の複数列で供給を行なう容器供給装置のように大きいスペースを必要とせず、しかも、自由なレイアウトが可能である。
【0025】
なお、前記実施例は並列に配置した二本の搬送コンベヤによって搬送した容器を、洗びん機等の容器処理装置に供給するようにしたが、二列に限るものではなく、三列以上の搬送コンベヤによって容器を搬送するようにしても良い。この場合にも、容器が押出される側(容器移送装置側)に近い位置のコンベヤから順に、プッシャが上流側に位置するように配置すれば良い。また、前記実施例では、第1押出しバー16と第2押出しバー18を、カム50によって往復揺動する同一の揺動レバー44に連結して作動させるようにしたが、別々の駆動によって進退動させるようにしても良い。さらに、前記実施例では、搬送コンベヤ2,6を間欠的に走行させ、停止中にプッシャ16,18によって容器4を押出して容器移送装置14に引渡すようにしたが、必ずしも搬送コンベヤを停止させる必要はなく、走行中にプッシャにより容器を押出すようにすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、容器を一列で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤ上の容器に係合して一定の間隔に離隔させる間隔設定手段と、搬送コンベヤの走行方向と交差する方向に進退動するプッシャとを備え、このプッシャによって搬送コンベヤ上の容器を押出して、コンベヤの側部に設けた移送手段に引渡す容器供給装置において、前記搬送コンベヤを並列に複数本設け、これら各搬送コンベヤにそれぞれ間隔設定手段を設けるとともに、各列の搬送コンベヤにそれぞれ対応するプッシャを、互いに重ならないように搬送コンベヤの走行方向に位置をずらして配置し、かつ、前記移送手段に近い側の搬送コンベヤに対応するプッシャほど上流側に位置するように配置し、これら各プッシャの前進により各搬送コンベヤ上の容器を前記移送手段にほぼ同時に引渡すようにしたことにより、搬送コンベヤを高速走行させることなく、大量の容器を搬送できるので、安定した供給が可能である。しかも、搬送コンベヤを並列させたので、装置全体をコンパクトに配置することができ、レイアウトの自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容器供給装置の正面図である。
【図2】前記容器容器供給装置の平面図である。
【図3】前記容器容器供給装置の右側面図である。
【図4】前記容器容器供給装置の左側面図である。
【図5】図4の要部の拡大図である。
【符号の説明】
2 搬送コンベヤ(第1搬送コンベヤ)
4 容器
6 搬送コンベヤ(第2搬送コンベヤ)
10 間隔設定手段(ロータリストッパ)
12 間隔設定手段(ロータリストッパ)
14 移送手段
16 プッシャ(第1の押出しバー)
18 プッシャ(第2の押出しバー)
44 レバー(揺動レバー)
Claims (2)
- 容器を一列で搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤ上の容器に係合して一定の間隔に離隔させる間隔設定手段と、搬送コンベヤの走行方向と交差する方向に進退動するプッシャとを備え、このプッシャによって搬送コンベヤ上の容器を押出して、コンベヤの側部に設けた移送手段に引渡す容器供給装置において、
前記搬送コンベヤを並列に複数本設け、これら各搬送コンベヤにそれぞれ間隔設定手段を設けるとともに、各列の搬送コンベヤにそれぞれ対応するプッシャを、互いに重ならないように搬送コンベヤの走行方向に位置をずらして配置し、かつ、前記移送手段に近い側の搬送コンベヤに対応するプッシャほど上流側に位置するように配置し、これら各プッシャの前進により各搬送コンベヤ上の容器をほぼ同時に移送手段に引渡すことを特徴とする容器供給装置。 - 前記各プッシャは、同一のレバーを介して駆動手段に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の容器供給装置。
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