JP3932529B2 - Round bar-shaped rotary cutting tool material and its manufacturing method - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は丸棒状回転切削工具用素材及びその製法に係わり、更に詳しくは内部にスパイラル状の二穴の冷却及び切粉排出媒体用の穴が形成される丸棒状の回転切削工具用素材及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り丸棒状回転切削工具用素材を使用する工具の一つとしてドリルがあり、そしてドリルの製法は多々あるが、一般的には押出成形機によって丸棒状に押出され、且つその後の工程に於いて焼結せしめられた丸棒状の焼結品に製品要求に合わせてドリル溝加工を加え、ドリル製品とする方法が行なわれている。この場合、冷却及び切粉排出媒体用液を流出できる二穴を有するものも同様であるが、丸棒の中に二穴が形成されている為に、ドリル溝加工に先立って丸棒状の焼結品の回転切削工具用素材のリードの測定が行なわれている。
【0003】
以下この点を従来技術を示す図9〜図11に従い簡略的に説明すると、図9に示すように原料及び必要な助剤を矢示Aに示すように押出成形機101に投入すると、押出成形機101の押出ノズル102の内周面に形成されているスパイラル溝103により原料が回転せしめられながら押出され、丸棒状回転切削工具用素材Bが得られ、その外周面104にスパイラル状のリード溝105が形成される。且つ二穴形成用治具106によって内部にも冷却及び切粉排出媒体用のスパイラル状の穴107,108が形成される。以後丸棒状回転切削工具用素材Bは焼結されて回転切削工具用素材となるものである。
【0004】
上記に於いて、丸棒状の回転切削工具用素材Bの外周面のスパイラル状のリード溝105及び内部のスパイラル状の二穴107,108が1回転する間の丸棒状回転切削工具用素材の長手方向の長さ(押出成形機によって押出されて進む距離)を通常リードLという。
このリードLは、原料の状態、押出成形機の運転態様、周囲環境の温度、湿度等によって各ロッドごとに微妙に異なる場合がある。
【0005】
ところで、この丸棒状の回転切削工具用素材Bを用いてドリルを加工すべくドリル溝加工をする場合、上述したように1つ1つ上記リードLを認識して行う。それは丸棒状の回転切削工具用素材Bの外周面104のリード溝105を認識することによって行なわれる。
即ちリード溝105の任意の所を出発点とし、そのリード溝105が1回転する終点間の長さを認識することによって行なわれる。換言すればある一定の側面からみて出発点aと終点b間のリード溝105の規定本数分に相当する丸棒状の回転切削工具用素材Bの長さを認識することによってリードLを測ることが行なわれている。今図9に於いて、外周104のリード溝105の出発点aから終点b迄で1回転すると、リードLはa−b間の長さであり、その間のある側面からみたリード溝105の本数は図の例では12本であり、これが1リードであり、その1リードの中に冷却及び切粉排出媒体用の二穴107,108が1回転している。つまり外周面104のリード溝105を基準にして1リードを測れば、内部の二穴107,108を基準にして1リードを測ったことになる。
【0006】
この1リードLを基として丸棒状回転切削工具用素材Bにドリル溝加工を施せば図11に示すようにドリルCとした時に、加工された溝109の中に2つの穴107,108が露出してしまうような不具合、即ち欠陥ドリルとはならない。つまり2つの冷却及び切粉排出媒体用穴107,108の開口端が互いに中央領域に於いて対向している状態からのリードLを基にして溝加工を施せばドリルCとした時に溝109の中に2つの穴107,108が露出することはない。これに対してリードLを仮に測らないで、丸棒状回転切削工具用素材Bに溝加工を施したとすると、内部のスパイラル状の2つの冷却及び切粉排出媒体用穴107,108の位置とドリル溝加工の溝109の位置とが重なったり等して溝加工した所に、2つの穴107,108の一部が露出してしまうおそれがあり、欠陥ドリルとなってしまう。
このような理由で、丸棒状回転切削工具用素材BのリードLを常にドリル溝加工に先立って測定する必要があり、このリードLの測定はドリル加工の上での重要な品質管理項目になっている。
【0007】
ところで、従来の丸棒状回転切削工具用素材BのリードLの測定は次のようにして行っていた。
即ち、上記リード溝105は、図9又は図10に示すように丸棒状回転切削工具用素材Bの外周面に一様に形成され、外部からみてどこか一定の位置が目印となって区別されるようにはなっていない。
そこでリードLの測定に際し、出発点aとなるべきある1つのリード溝105にマジックインキを塗り、そのリード溝105を目視してたどっていってある側面からみた規定本数を数え、その規定本数の終点bの所にマジックインキを塗り、その出発点aのマジックインキの印と終点bのマジックインキの印間をリードLとして測定していた。あるいは別の方法として、リード測定前にある一つのリード溝105に沿ってマジックインキを塗っておき、その後マジックインキが塗布された出発点aと終点bの間をリードLとしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このようにするとリードLの測定に多くの時間を要すると共に、誤測定しやすいものであり、且つドリル溝の加工後に、塗布したマジックインキの印を除去する必要もあった。
【0009】
【目的】
従って、本発明の目的とするところは、ドリル溝加工に先立つリードの測定が容易な丸棒状回転切削工具用素材及びその製法を提供するにある。より具体的には周面に形成されるリード溝の本数をいちいち数える等しなくても、目視によって直ちにリードを認識できる丸棒状回転切削工具用素材及びその製法を提供するにある。従って回転切削工具用素材の品質管理がし易く、最終的には丸棒状回転切削工具用素材を使用する工具の一つとしてのドリル溝加工の効率向上にも資することのできる回転切削工具用素材及びその製法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本発明は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発明は、原料Xと必要な助剤を押出成形機1によって押出し、その押出成形によって外周面4にスパイラル状の複数のリード溝5が形成されていると共に、内部にスパイラル状の二穴の冷却及び切粉排出媒体用穴7,8が形成された丸棒状回転切削工具用素材Yに於いて、上記外周面4の複数のリード溝5の任意の1本の形成位置又はその1本を含む複数本の形成位置の断面形状と残余のリード溝5各部位置の断面形状が異なって形成されていることを特徴とする丸棒状回転切削工具用素材である。
【0011】
又、本発明は、上記外周面4の複数のリード溝5の任意の1本の形成位置又はその1本を含む複数本の形成位置の断面形状が、当該位置にリード溝5が形成されていない部分10,20とされていることにより溝なし断面形状とされ、それにより残余のリード溝5各部の溝状断面形状と異なっている回転切削工具用素材である。
【0012】
更に本発明は、上記外周面4の複数のリード溝5の任意の1本の形成位置又はその1本を含む複数本の形成位置の断面形状が、当該部分のリード溝5が幅広の溝30とされていることにより、残余のリード溝5各部の幅狭の断面形状と異なっている回転切削工具用素材である。
【0013】
加えて、本発明は上記外周面4の複数のリード溝5の任意の1本の形成位置又はその1本を含む複数本の形成位置の断面形状が、当該部分のリード溝5が深溝40とされていることにより、残余のリード溝5各部の浅溝の断面形状と異なっている回転切削工具用素材である。
【0014】
そして、本発明の丸棒状回転切削工具用素材の製法は、原料Xと必要な助剤を押出成形機1に投入し、押出ノズル2の内周面に形成された複数のスパイラル溝3により原料を回転させながら押出し、
それによって丸棒状回転切削工具用素材Yの外周面4にスパイラル状のリード溝5を形成すると共に、押出成形機に設けられた二穴形成用治具6によって丸棒状回転切削工具用素材Yの内部にスパイラル状の冷却及び切粉排出媒体用穴7,8を形成する丸棒状回転切削工具用素材の製法に於いて、上記押出ノズル2の内周面に形成されている複数のスパイラル溝3の任意の1本の形成位置又はその1本を含む複数本の形成位置の断面形状を残余のスパイラル溝3の断面形状と異ならしめ、上記押出しによって押出された丸棒状回転切削工具用素材Yの外周面4の上記断面形状を異ならしめたスパイラル溝3に対応する、位置のリード溝5の断面形状が、残余のリード溝5各部の断面形状と異なって丸棒状回転切削工具用素材Yが製されることである。
【0015】
【作用】
上記丸棒状回転切削工具用素材に係る各発明によると、丸棒状回転切削工具用素材のリード溝5に着目した際、通常のリード溝5に比して断面形状の相違する部分は、側面から見た場合でもすぐ目視で判別がつき、断面形状の相違する部分間の距離が1リードLとなる。つまり通常のリード溝5の在る所に比して、リード溝5が形成されていない部分10,20は、丸棒状回転切削工具用素材Yの側面から見た場合リード溝5が歴然と無いので、その無い所10,20から長手方向に沿った次の無い所10,20までの間a−bで、リード溝5が形成されていない部分10,20が1回転したことになるから、それがリードLとなる。リード溝5が幅広30にされている場合又は深溝40にされている場合も同様である。
従って、いちいちリード溝5の本数等を数えなくても、丸棒状回転切削工具用素材Yのリードを認識することができ、リード測定が早く且つ丸棒状回転切削工具用素材の品質管理がし易く、強いては丸棒状回転切削工具用素材を使用する工具の一つとしてのドリル溝加工の効率が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に添付図面図1〜図8に従い本発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図3は第一の実施例を示し、これらの図に従って説明すると、原料及び必要な助剤Xが押出成形機1に投入される。
すると押出ノズル2を通過する時に、その内周面に形成されているスパイラル溝3により原料が強制的に回転せしめられながら押出される。この点は従来技術と同じである。従って押出成形される丸棒状の回転切削工具用素材Yの外周面4にスパイラル状に複数のリード溝5が形成される。又、二穴形成用治具6によって内部にスパイラル状の二穴の冷却及び切粉排出媒体用穴7,8が形成される点も同じである。
【0017】
本実施例の場合、このようなものに於いて、押出ノズル2の内周面のスパイラル溝3を1本除去したものである。
こうすると押出成形される丸棒状回転切削工具用素材Yの外周面4にリード溝5のない部分10が形成される。このリード溝5のない部分10と、丸棒状回転切削工具用素材Yの長手方向に沿った次のリード溝5のない部分10、即ち図1でa点〜b点間がリードLとなる。つまり、スパイラル溝3が除去された結果形成されるリード溝5のない部分10が1回転すると、次のリード溝のない部分10が形成されるから、その間がリードLとなる。
【0018】
上記のリード溝のない部分10の断面形状は図2に示すように外周面4の弧と同じ弧面になっているのに比し、リード溝5の部分は明らかに溝状断面を呈しているので、丸棒状回転切削工具用素材Yを側面から見た時、直ちにそれが目視で判別できる。
【0019】
従って、この後従来と同様このリードLを基にして、焼結後の丸棒状回転切削工具用素材Yにドリル溝加工を加えれば、図3に示すようにドリルZとした時に、加工された溝9の中に2つの冷却及び切粉排出媒体用穴7,8が露出してしまうおそれはない。
従って、リードLの測定が早く、且つ誤りなく行なえる。この為に丸棒状回転切削工具用素材の品質管理がし易くし、丸棒状回転切削工具用素材を使用する工具の一つとしてのドリル加工の能率も良い。
【0020】
図4,図5は第二の実施例を示し、第一の実施例がリード溝5の1本を無くして、リード溝5のない部分を丸棒状回転切削工具用素材Yの外周面4に形成したのに比し、この実施例では、ダイス2のスパイラル溝3を2本除去し、リード溝5の2本分を除去した例で、その部分を符号20で示した。この例の場合でもリード溝5の無い部分20間、即ちa〜b間がリードとなる。
この実施例の場合、原料Xを回転せしめるから丸棒状回転切削工具用素材を押出成形できる範囲で、リード溝5の複数本を除去して、目視によって確認できるリード溝5の無い部分20を形成した例であり、実施例1と同一の効果を呈する。
【0021】
図6,図7,図8は本発明の第三の実施例を示し、図6、図7の例は、リード溝5の任意の1本の幅を幅広にした例であり、符号30を付してある。又図8の例は、リード溝5の任意の1本の深さを深溝40とした例である。
図6,図7の例の場合、幅広溝30のリード溝5と次の幅広溝30のリード溝5間のa〜b間がリードとなる。この例の場合も、複数本のリード溝5の内、幅広の溝30のリード溝5は他のリード溝5とその断面形状を異にし目視によって容易に確認できるから、リードの測定が極めて容易となる。
又図8の例の場合、溝が深溝40とされた部分が他のリード溝5に比して、その断面形状が異なり、その結果丸棒状回転切削工具用素材Yを側面から見た時、他の通常のリード溝5に比して、やや色合が濃く見えるので十分識別できる。従って丸棒状回転切削工具用素材Yの長手方向に沿った、深溝40のリード溝5と、その次の深溝40のリード溝5を目視して認別することによって容易にリードを測ることができる。
【0022】
【効果】
以上詳述した如く、請求項1記載の発明によると、押出成形機によって成形し、且つ焼結した冷却及び切粉排出媒体用穴を有する丸棒状回転切削工具用素材Yについて、ドリル加工に先立ちリードLを測る場合、複数のリード溝の断面形状の相違する部分を目視によって簡単に見つけることができるので一目にてリードを測ることができる。
この為に丸棒状回転切削工具用素材の品質管理を容易且つ精確に行なうことができ、ドリル溝加工の能率を向上できる。
【0023】
又請求項5記載の発明によると上記利点を発揮できる丸棒状回転切削工具用素材を能率的に製造できる。
【0024】
更に請求項2〜4記載の各発明によると、上記利点を具現化し易い丸棒状回転切削工具用素材を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示し、簡略的に示した丸棒状回転切削工具用素材の押出成形を説明する図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1,図2に示した丸棒状回転切削工具用素材から得られたドリルを示す図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示し、押出成形された丸棒状回転切削工具用素材の図である。
【図5】図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】本発明の第三の実施例を示し、押出成形された丸棒状回転切削工具用素材の図である。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示し図7と同様の図である。
【図9】従来技術を示し、簡略的に示した丸棒状回転切削工具用素材の押出成形を説明する図である。
【図10】図9の10−10線に沿う断面図である。
【図11】図9,図10に示した丸棒状回転切削工具用素材によって得られたドリルの図である。
【符号の説明】
X 原料
Y 丸棒状回転切削工具用素材
Z ドリル
L a〜b間のリード
1 押出成形機
2 押出ノズル
3 スパイラル溝
4 外周
6 冷却及び切粉排出媒体用穴の形成治具
7,8 冷却及び切粉排出媒体用穴
9 スパイラル溝を除去した部分
10 リード溝の無い部分
11 ドリル溝加工された溝
20 リード溝の無い部分
30 幅広のリード溝
40 深溝のリード溝[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a material for a round bar-shaped rotary cutting tool and a method for manufacturing the same, and more specifically, a round bar-shaped material for a rotary cutting tool in which a hole for cooling and chip discharge medium is formed in a spiral shape. It relates to the manufacturing method.
[0002]
[Prior art]
As is well known, there is a drill as one of the tools using a round bar-shaped rotary cutting tool material, and there are many methods for manufacturing the drill. Generally, the drill is extruded into a round bar shape by an extruder, and in the subsequent process. A method of making a drill product by adding a drill groove to a sintered product in a round bar shape that has been sintered in accordance with product requirements has been performed. In this case, the one with two holes through which the liquid for cooling and chip discharge medium can flow out is the same, but since the two holes are formed in the round bar, the round bar-shaped firing is performed prior to drilling the groove. The lead of the material for the rotary cutting tool is measured.
[0003]
Hereinafter, this point will be briefly described with reference to FIGS. 9 to 11 showing the prior art. When the raw materials and the necessary auxiliaries are introduced into the
[0004]
In the above, the length of the round bar-shaped rotary cutting tool material during one rotation of the
The lead L may differ slightly for each rod depending on the state of the raw material, the operation mode of the extruder, the temperature of the surrounding environment, the humidity, and the like.
[0005]
By the way, when the drill groove processing is performed to process the drill using the round bar-shaped material B for the rotary cutting tool, the leads L are recognized one by one as described above. This is done by recognizing the
That is, it is performed by recognizing the length between the end points where the
[0006]
If a circular groove-like rotary cutting tool material B is subjected to drill groove processing based on this one lead L, two
For this reason, it is necessary to always measure the lead L of the round rod-shaped rotary cutting tool material B prior to drilling the groove, and this measurement of the lead L is an important quality control item in drilling. ing.
[0007]
By the way, the measurement of the lead L of the conventional round bar-shaped rotary cutting tool material B has been performed as follows.
That is, the
Therefore, when measuring the lead L, magic ink is applied to a
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In this way, it takes a lot of time to measure the lead L, and it is easy to make an erroneous measurement, and it is necessary to remove the mark of the applied magic ink after processing the drill groove.
[0009]
【the purpose】
Accordingly, an object of the present invention is to provide a material for a round bar-shaped rotary cutting tool that can easily measure a lead prior to drill grooving and a method for manufacturing the same. More specifically, the present invention provides a material for a round bar-shaped rotary cutting tool that can immediately recognize a lead by visual inspection without counting the number of lead grooves formed on a peripheral surface, and a manufacturing method thereof. Therefore, the quality of the rotary cutting tool material is easy to control, and the material for the rotary cutting tool can ultimately contribute to improving the efficiency of drill grooving as one of the tools that use the round bar-shaped rotary cutting tool material. And providing a method for producing the same.
[0010]
[Means for solving the problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following technical means. That is, this will be described using the reference numerals in the accompanying drawings corresponding to the embodiments. In the present invention, the raw material X and the necessary auxiliary agent are extruded by the
[0011]
Further, according to the present invention, the cross-sectional shape of an arbitrary one of the plurality of
[0012]
Further, according to the present invention, the cross-sectional shape of an arbitrary one of the plurality of
[0013]
In addition, according to the present invention, the cross-sectional shape of any one of the plurality of
[0014]
And the manufacturing method of the raw material for a round bar-shaped rotary cutting tool according to the present invention is as follows. Extrude while rotating,
Thereby, a spiral
[0015]
[Action]
According to the inventions related to the round bar-shaped rotary cutting tool material, when attention is paid to the
Therefore, the lead of the round bar-shaped rotary cutting tool material Y can be recognized without counting the number of the
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
1 to 3 show a first embodiment, which will be described with reference to these drawings. A raw material and a necessary auxiliary agent X are charged into the
Then, when passing through the extrusion nozzle 2, the raw material is extruded while being forced to rotate by the spiral groove 3 formed on the inner peripheral surface thereof. This is the same as the prior art. Accordingly, a plurality of
[0017]
In the present embodiment, in this case, one spiral groove 3 on the inner peripheral surface of the extrusion nozzle 2 is removed.
In this way, a
[0018]
As shown in FIG. 2, the cross-sectional shape of the
[0019]
Therefore, if a drill groove is added to the round rod-shaped rotary cutting tool material Y after sintering based on the lead L as in the prior art, the drill Z is processed as shown in FIG. There is no possibility that the two
Therefore, the lead L can be measured quickly and without error. For this reason, quality control of the round bar-shaped rotary cutting tool material is facilitated, and the efficiency of drilling as one of the tools using the round bar-shaped rotary cutting tool material is good.
[0020]
4 and 5 show a second embodiment. In the first embodiment, one of the
In the case of this embodiment, since the raw material X is rotated, a plurality of the
[0021]
6, 7 and 8 show a third embodiment of the present invention. The examples of FIGS. 6 and 7 are examples in which the width of any one of the
In the case of the example of FIGS. 6 and 7, a lead between the
In the case of the example of FIG. 8, the cross-sectional shape of the portion where the groove is the
[0022]
【effect】
As described above in detail, according to the first aspect of the present invention, prior to drilling, the round bar-shaped rotary cutting tool material Y having holes for cooling and chip discharge medium formed and sintered by an extruder is prior to drilling. When measuring the lead L, it is possible to easily find a portion where the cross-sectional shapes of the plurality of lead grooves are different from each other, so that the lead can be measured at a glance.
For this reason, quality control of the material for the round bar-shaped rotary cutting tool can be performed easily and accurately, and the efficiency of drill groove processing can be improved.
[0023]
Further, according to the invention described in
[0024]
Furthermore, according to each invention of Claims 2-4, the raw material for round bar-shaped rotary cutting tools which is easy to embody the said advantage can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention and is a diagram for explaining extrusion molding of a material for a round bar-shaped rotary cutting tool shown in a simplified manner.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 2-2 of FIG.
FIG. 3 is a view showing a drill obtained from the material for the round bar-shaped rotary cutting tool shown in FIGS. 1 and 2;
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention and is an extrusion-molded material for a round bar-shaped rotary cutting tool.
5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG.
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention, and is a view of an extruded round bar-shaped rotary cutting tool material.
7 is a cross-sectional view taken along line 7-7 of FIG.
FIG. 8 is a view similar to FIG. 7 showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram illustrating extrusion molding of a material for a round bar-shaped rotary cutting tool, which shows a conventional technique and is simply shown.
10 is a cross-sectional view taken along line 10-10 of FIG.
11 is a view of a drill obtained by using the round bar-shaped rotary cutting tool material shown in FIGS. 9 and 10. FIG.
[Explanation of symbols]
X Raw material Y Round bar-shaped rotary cutting tool material Z Drill L Lead between la and
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