JP3929405B2 - Optical fiber connection device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報家電、通信系ネットワーク、コンピュータやその周辺機器等の分野で使用されるプラスティック製の光ファイバを接続する光ファイバの接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバには、石英ガラスタイプや多成分ガラスタイプ等、様々なタイプがあるが、その一つとして、プラスティックタイプの光ファイバがあげられる。このプラスティック製の光ファイバ(以下、適宜光ファイバという)は、一般的にコア材料にポリメチルメタクリレートやその誘導体が、クラッド材料にはフッ素系樹脂が使用されている。このような光ファイバは、ファイバ径が1000μm、コア径が980μm等と大口径であり、接続端面の汚れや傷、光軸のずれにかかわらず、伝送が可能であり、しかも、安価であるという特徴を有しており、短い伝送距離での通信系に多用されている。
【0003】
係る光ファイバの接続に際しては、図示しないが、一般的に光ファイバを中心に保持するフェルールをスリーブに挿入して光軸を合わせ、フェルールとスリーブとを接続装置の係止部材により固定する。また、光ファイバの接続端面は伝送損失を減少させるため、不整面が整面に加工されるが、この加工は光ファイバの材料がプラスティックであることに鑑み、カットされた不整の接続端面を熱してある鏡面に押し付けその面を転写することにより行われる。こうして光ファイバは、接続端面が不整面から整面に加工された後、加工された接続端面が接触することにより接続される。
【0004】
ところで、近年の家庭内や自動車内部の配線は、伝送距離が短いものの、複雑化して接続箇所あるいは分岐箇所が増加してきているので、従来の光ファイバの接続では、伝送損失が大きくなり、末端まで信号が十分に届かないという問題が生じてきている。
そこで、係る問題を解消するため、様々な提案がなされている。例えば、ガラス製の光ファイバをV字状の溝をガイドとして光軸を合わせ、シリカゲルを凝固させ、ガラスファイバ同士を接合する提案がなされている(特許文献1参照)。また、光ファイバの接続に際し、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂等のゲル状パッドを介在させる提案もなされている(特許文献2、3参照)。0.5〜2mm厚のゲル状パッドは、分割可能なスリーブの間に機械的に挟んで設けられる。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−264847号公報
【特許文献2】
特開平11−258476号公報
【特許文献3】
特開平10−111129号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の技術では、ガラス製の光ファイバの接合にゲルを用いて、光学特性、経時変化特性、温度特性等高い整合性能を有しているものの、これでは、ガラス製の光ファイバと異なり、大口径を有するプラスティック製の光ファイバの特徴を生かしきれず、シリカゲル等の接合部材を凝固することが非常に煩わしいという問題がある。また、溝に対しカバーをかけなければならず、簡便とは程遠いといわざるを得ない。
【0007】
また、特許文献2、3の技術では、ゲル状パッドを交換可能にするため、分割されたスリーブによって挟持され、機械的に固定されているため、光軸のずれが発生しやすく、部品点数の増加を招くという問題がある。また、何箇所も接合箇所がある場合には、総量的に伝送損失が大きくなるという不利がある。さらに、ゲル状パッドの厚みが厚く、伝送損失が増すため、ゲル状パッドの厚みは薄くなって来ており、このように薄くなったゲル状パッドは粘着性があり、数mm径で0.5〜2mm厚のパッドを分割されたスリーブ間に設けることは、取り扱いが難しく困難であるばかりか、生産性に乏しく、実用化が難しいという問題がある。
【0008】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、プラスティック製の光ファイバの特徴である加工の簡便さを活用することができ、簡便に接合することのできる光ファイバの接続装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明においては上記課題を解決するため、スリーブと、このスリーブに挿入されて対向するプラスティック製の複数の光ファイバと、各光ファイバの対向部に嵌め合わされてスリーブに挿入されるフェルールとを含んでなるものであって、
スリーブの内部に、対向する複数の光ファイバの間に位置する透明樹脂薄膜を設け、この透明樹脂薄膜のせん断弾性率を5×104〜1×107Paの範囲とするとともに、この透明樹脂薄膜に帯電防止処理を施したことを特徴としている。
【0010】
また、透明樹脂薄膜を略円板形に形成してその外周部の接着領域の厚みを略中央部の厚みよりも厚くすることができる。
また、透明樹脂薄膜の略中央部を0.05〜0.5mmの厚みとすることができる。
さらに、透明樹脂薄膜をオルガノポリシロキサンとすることもできる。
【0011】
ここで特許請求の範囲におけるスリーブは、単数複数いずれでも良い。余剰部逃がし空隙は、フェルールに形成しても良いし、透明樹脂薄膜に形成しても良く、さらには両者それぞれに形成することもできる。また、本発明に係る光ファイバの接続装置は、例えばカムコーダやビデオ、テレビ等のディジタル情報家電や通信系ネットワークにおける光ファイバの接続に使用することができる。また、プリンタやパソコン周辺機器とパソコン本体等の間で、簡単かつ低コストで大容量のリアルタイムデータを伝送するホームネットワークに用いることもできる。さらに、自動車での運転者や同乗者とのユーザインターフェース、映像、音声等のマルチメディアを扱う情報系、その他、車体系、シャーシ系、パワー制御系等のカーネットワークに用いられる光ファイバの接続に使用することも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における光ファイバの接続装置は、図1ないし図5に示すように、筐体1に並べて内蔵される複数のスリーブ2と、各スリーブ2の開口した両端部にそれぞれ挿入されて相対向するプラスティック製の一対の光ファイバ3と、各光ファイバ3の対向端部に嵌合されて中心部に保持し、各スリーブ2に挿入されるフェルール4とを備え、各スリーブ2に、対向する一対の光ファイバ3間に介在する透明樹脂薄膜5を接着して一体化し、この一対の光ファイバ3同士を接合する透明樹脂薄膜5のせん断弾性率を5×104〜1×107Paの範囲とするようにしている。
【0013】
筐体1は、図1ないし図3に示すように、断面略H字形の箱形に形成され、その内部中央にスリーブ2が横一列に貫通支持される。また、スリーブ2は、図1ないし図3に示すように、所定の材料を使用して内径1〜4mm程度、長さ10〜30mm程度の直管形に形成され、内部に透明樹脂薄膜5が接着固定される。このスリーブ2の材料としては、接合精度が高く、廉価となるように、流動性が高く、低熱膨張性、低発塵性の液晶ポリマーやポリエステル系エンジニアリングプラスティック、エポキシ樹脂等があげられ、射出成形法等により10μm以下のミクロンレベルの精度で成形される。
【0014】
各光ファイバ3は、その先端部である接続端面の接合面積が小さく形成され、接合の安定化を図るよう機能する。この光ファイバ3の接続端面は、フェルール4の先端面と面一に揃えられるか、あるいはフェルール4の先端面から僅かに突出して支持(図4参照)され、光軸のずれを最小限に抑制し、低応力で接合が行える構造に形成される。
【0015】
フェルール4は、外径1〜4mm程度の略円筒形に形成される。このフェルール4は、スリーブ2と同様の材料からなり、射出成形法等により10μm以下のミクロンレベルの精度で成形される。
このような光ファイバの接続装置は、PN規格(JIS C5976)、F07規格(JIS C5976)、SMI規格、SMA規格等により形状が統一化されつつある。
【0016】
透明樹脂薄膜5は、基本的にはフェルール4の内径と同一の径を有する略円板形に形成され、スリーブ2の内部中央に接着固定されて対向する一対の光ファイバ3の接続端面同士を接合する。この透明樹脂薄膜5は、スリーブ2に、単なる保持のために接着されるばかりでなく、光ファイバ3を抜き差しした場合に、光ファイバ3あるいはフェルール4との密着力よりも大きな接着力で接着していないと、剥離して破壊されることになるので、十分な接着力を得るため、接着面積が大きい必要がある。
【0017】
そこで、透明樹脂薄膜5は、図5に示すように、略I字形に形成され、スリーブ2と接着する外周部6の接着領域の厚みが、光ファイバ3又はフェルール4の先端部が接する中央部7の厚みよりも厚く形成される。この透明樹脂薄膜5の外周部6の接着強度は、光ファイバ3又はフェルール4と透明樹脂薄膜5との密着力あるいは接着面積により異なるが、おおよそ50〜300gとされる。これは、透明樹脂薄膜5自体の強度はこれ以上なければならず、仮に低いと母材破壊が生じてしまうからである。
【0018】
但し、透明樹脂薄膜5の中央部7は、低い応力で光ファイバ3の接続端面に密着するよう、光ファイバ3の接触部分が十分な厚さであるのが好ましく、厚く形成される。この透明樹脂薄膜5の中央部7の厚みは、光ファイバ3同士が接合した状態、すなわち加圧された状態で0.03〜0.4mm、加圧されていない自由厚みでは0.05〜0.5mmである。これは、この範囲値より厚い場合には伝送損失が大きくなり、伝送回路系中で接合箇所に制約が生じ、自由な回路の引き回しができなくなるからである。逆に、係る範囲値よりも薄い場合には、透明樹脂薄膜5の耐久性に問題が生じるからである。
【0019】
透明樹脂薄膜5は、その自由厚みが厚い方が係止部等の成形精度の許容範囲が拡大して好ましいが、光ファイバ3により変形する量が増加して内部応力が大きくなり、接続装置精度のクリープによる低下をもたらすので、変形した体積を吸収する余剰部逃がし空隙8が必要となる。そこで、図4や図5に示すように、透明樹脂薄膜5とフェルール4の先端部の少なくともいずれか一方に、変形した体積を逃がす余剰部逃がし空隙8が形成される。
【0020】
透明樹脂薄膜5は伝送損失を落とすことがないよう透明性が高く、光ファイッバの接合時に光ファイバ3の表面に濡れ、その不整面による乱反射を抑制し、接続装置の係止部等の遊び等を弾性変形して吸収する材料からなるのが好ましく、そのせん断弾性率は5×104〜1×107Paの範囲、好ましくはバランスの観点から1×105〜2×106Paの範囲が良い。これは、せん断弾性率がこれよりも低い場合には、形状の保持あるいはスリーブ2との接着に支障を来たすからである。逆に、係る範囲値よりも高い場合には、弾性変形する際に大きな力を必要とし、接続装置に無用の応力をかけ、しかも、歪等が発生し、時間の経過に伴い接合がルーズになるという理由に基づく。
【0021】
透明樹脂薄膜5の材料としては、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ジエン系樹脂等の熱硬化性樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体やスチレン系、オレフィン系等の熱可塑性エラストマー等の熱可塑性樹脂があげられる。熱硬化樹脂は液状材料を選択することができ、後述する微少量の賦形加工に都合が良く、接着性も高いので好適である。また、架橋密度を調整することにより、比較的容易にせん断弾性率を調整することができ、軟質化のために多量の可塑剤を必要としないことから、接着性に悪影響を及ぼさないため好ましい。賦形加工においては、低粘度のものが良く、100〜30000csが最適である。
【0022】
この他、透明樹脂薄膜5の強度向上のため、添加剤として、シリカ微粒子や透明性樹脂フィラー等の補強フィラー、シランカップリング等の接着促進剤、可塑剤、透明化剤や透明な弾性微粒子、屈折率調整剤、光ファイバ3の固着を防ぐためのフッ素系やシリコーン系の離型剤等を適宜混合することができる。特に、塵埃等の吸着を防ぎ、伝送損失をもたらさないようにイオン系等の帯電防止剤を添加し、透明樹脂薄膜5の表面抵抗を105〜108Ωcmとするのが好ましい。
これら添加剤の混合に際しては、混合により透明性が低下し、伝送特性に悪影響が生じないようにすることが肝要である。
【0023】
これらのうち、シリコーン樹脂は、透明性、環境安定性、作業性、硬度調整の広さから特に好ましい。シリコーン樹脂は、アルケニル基等の不飽和基を含むジオルガノポリシロキサンを主成分とし、オルガノハイドロジェンポリシロキサンを硬化剤として白金触媒を用いて硬化させる付加反応型、あるいはシラノール基含有オルガノポリシロキサンとアルコキシ基あるいはケトオキシム基等の加水分解性基を有するオルガノポリシロキサンとをジブチルチンジラウレート等を触媒とする縮合反応型のいずれでも良いが、接着性の点では付加反応型が良い。また、スリーブ2に熱による歪を与えない点では、硬化に熱を必要としない縮合反応型が良い。
【0024】
これらに、補強フィラーとして、シラン処理されたシリカ微粒子や三次元網状のレジン構造を有するオルガノポリシロキサンを必要とする。一般に、せん断弾性率の低い領域では、透明性に優れたレジン構造のものを用いるのが良く、高い領域で強度を必要とする場合には、シリカ微粒子を用いることができる。フィラーの分散は、高いほど、透明性や屈折率に悪影響を及ぼすことはなく、又強度を向上させることもできる。
【0025】
接着を向上させるためには、付加反応型において、オルガノハイドロジェンポリシロキサンのSi原子に結合している水素原子のモル数を、アルケニル基のモル数より2〜5倍ほど大きくしたり、Si原子に結合した水素原子またはアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンにグリシドキシ基等のエポキシ基、トリメトキシシリル基、トリエトキシシリル基、メチルジメトキシシリル基等のアルコキシシリル基、アクリル基、メタクリル基、無水カルボキシ基、アミノ基、アミド基を持たせたものとアクリル酸系エステル類又は不飽和1価アルコールから誘導されるアリルエステル類を混合したものが良い。また、促進剤として、ビニルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のシランカップリング剤を混合することも可能である。
【0026】
硬度の調整等に可塑剤成分として、オイル状のオルガノポリシロキサンやそれらの変性物を混合しても構わないが、可塑剤としての機能以外に、それらが経時でブリードし、特に光ファイバ3やフェルール4で加圧されている場合にブリードし、光ファイバ3との境界面に薄膜を形成することにより、離型効果をもたらし、光ファイバ3等との密着防止となり、さらに光ファイバ3の接続端面に濡れて乱反射抑制することができるので好ましい。さらに、離型性を向上させるため、3,3,3−トリフルオロプロピル基等のフッ素含有基を含有させることも可能である。
【0027】
帯電防止性の付与は、アミン塩やスルホン酸塩等のイオン性基を含む部分を有するうちオルガノポリシロキサンがあげられ、シリコーンとの相溶性のある帯電防止剤であって好ましい。これらの変性基は、カチオン基として、第1級アミン塩、第2級アミン塩、第3級アミン塩、第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩、アニオン性基として、スルホン酸(塩)、カルボン酸(塩)、硫酸エステル(塩)、リン酸エステル(塩)等が挙げられる。この他、ポリオキシアルキレン基、アミノ基、フェルール基、ポリオキシアルキルエーテル脂肪酸アミド基、シアノアルキル基、トリフルオロアルキル基、エポキシ基、カルボキシル基等があげられる。
【0028】
透明樹脂薄膜5の屈折率は、1.3〜1.6で、光ファイバ3に近いものを選定するのが良い。この調整は、メチルフェニルシロキサン、ジフェニルシロキサン、フッ化アルキルシロキサン、スタノシロキサン等を共重合することにより行うことができる。
【0029】
次に、光ファイバの接続装置の製造方法について説明する。先ず、スリーブ2の開口端部の一方から所望の形状となる離型処理の施された第1の型を挿入し、透明樹脂薄膜5の液状材料が流出しないようスリーブ2の一方を閉塞する。型は、スリーブ2の内壁が損傷しないよう、その硬度よりも低い材料が良い。具体的には、オレフィン樹脂、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等があげられる。密封性を高めるため、つば状のシール部を設けたり、弾性材料等を任意に採用することができる。
【0030】
次いで、計量された液状材料を精密ディスペンサー等で注入する。この際の注入量は、おおよそ0.03〜7nlと微少であり、滴下することができないので、精密ディスペンサーのニードル先端を第1の型の近傍に接近させ、液状材料の液滴を型に接触させてから、ニードルを離し、液滴を転写して設けることができる。勿論、必要ならば、溶媒を加え、注入量を増加させて注入精度を向上させることができる。この際、十分乾燥させることが必要で、スリーブ2の内壁との濡れの状態によって異なるが、初期液面高さが前述した透明樹脂薄膜5の外周部6の厚みとなり、中央部7が溶媒の揮発と共に薄くなる。
【0031】
勿論、必要であれば、液状材料を注入後、第2の型を挿入して液状材料を賦形することができる。液状材料の硬化あるいは固化後に、脱型すれば、スリーブ2の中央部7に透明樹脂薄膜5を賦形した接続装置が完成する。液状材料の硬化、乾燥、溶融等に加熱が必要な場合は、スリーブ2等の寸法安定性が維持される温度範囲で行うのが良い。また、必要であれば、スリーブ2の接着部分に接着促進用のプライマーを浸漬塗布等で設けることも可能である。
【0032】
次に、光ファイバ3の接続方法であるが、先ず、光ファイバ3の端部の被覆を剥離してフェルール4に挿入し、このフェルール4の先端部から突出している光ファイバ3の余剰部を切断し、必要ならば、光ファイバ3の接続端面をホットプレートに押し当てて鏡面加工し、フェルール4付きの光ファイバ3を得る。こうしてフェルール4付きの光ファイバ3を得たら、光ファイバ3を接続装置に差し込み、その後、係止すれば接続を完了することができる。
【0033】
上記構成によれば、直管状のスリーブ2に透明樹脂薄膜5が接着一体化されるので、光ファイバ3を容易に挿抜することができ、光軸のずれを最小限に抑制することができる。また、低応力で行えるので、経時的に安定した状態を維持することができる。また、塵埃等の付着を防止することができるので、伝送損失の少ない光ファイバ3の接合を行うことができ、生活上で光通信を簡便、かつ容易に利用することが可能になる。さらに、透明樹脂薄膜5の賦形が容易であるので、生産性が著しく向上し、産業上きわめて有効である。
【0034】
なお、上記実施形態では図4に示す光ファイバ3やフェルール4を示したが、何らこれに限定されるものではない。例えば、光ファイバ3やフェルール4の先端部を図6ないし図8に示す形状に適宜変更することも可能である。具体的には、フェルール4の先端部外周を切り欠いて段差を形成したり、光ファイバ3の接続端面を斜めに切断してフェルール4の先端部を略中空円錐台形に形成することができる。また、透明樹脂薄膜5を図9ないし図11に示す形状に適宜変更することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、プラスティック製の光ファイバの特徴である加工の簡便さを活用することができ、プラスティック製の光ファイバ同士を簡便に接合することができるという効果がある。また、透明樹脂薄膜に帯電防止処理を施すので、塵埃等の吸着を防ぎ、伝送損失をもたらさないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバの接続装置の実施形態を示す斜視説明図である。
【図2】本発明に係る光ファイバの接続装置の実施形態を示す模式断面説明図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】本発明に係る光ファイバの接続装置の実施形態における光ファイバとフェルールの先端部を示す模式断面説明図である。
【図5】本発明に係る光ファイバの接続装置の実施形態における透明樹脂薄膜を示す模式説明図である。
【図6】本発明に係る光ファイバの接続装置の第2の実施形態における光ファイバとフェルールの先端部を示す模式断面説明図である。
【図7】本発明に係る光ファイバの接続装置の第3の実施形態における光ファイバとフェルールの先端部を示す模式断面説明図である。
【図8】本発明に係る光ファイバの接続装置の第4の実施形態における光ファイバとフェルールの先端部を示す模式断面説明図である。
【図9】本発明に係る光ファイバの接続装置の第5の実施形態における透明樹脂薄膜を示す模式説明図である。
【図10】本発明に係る光ファイバの接続装置の第6の実施形態における透明樹脂薄膜を示す模式説明図である。
【図11】本発明に係る光ファイバの接続装置の第7の実施形態における透明樹脂薄膜を示す模式説明図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 スリーブ
3 光ファイバ
4 フェルール
5 透明樹脂薄膜
6 外周部
7 中央部(略中央部)
8 余剰部逃がし空隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber connecting device for connecting plastic optical fibers used in the fields of information home appliances, communication networks, computers, peripheral devices, and the like.
[0002]
[Prior art]
There are various types of optical fibers, such as a quartz glass type and a multicomponent glass type, and one of them is a plastic type optical fiber. In this plastic optical fiber (hereinafter referred to as an optical fiber as appropriate), polymethyl methacrylate or a derivative thereof is generally used as a core material, and a fluorine-based resin is used as a cladding material. Such an optical fiber has a large diameter such as a fiber diameter of 1000 μm and a core diameter of 980 μm, and is capable of transmission regardless of dirt and scratches on the connection end face and optical axis shift, and is inexpensive. It has characteristics and is often used in communication systems with short transmission distances.
[0003]
When connecting such an optical fiber, although not shown, a ferrule that holds the optical fiber at the center is generally inserted into the sleeve, the optical axis is aligned, and the ferrule and the sleeve are fixed by a locking member of the connecting device. In addition, in order to reduce transmission loss, the connection end face of the optical fiber is processed into a flat surface. This processing heats the cut connection end face in view of the fact that the optical fiber material is plastic. This is done by pressing against a mirror surface and transferring the surface. Thus, the optical fiber is connected by contacting the processed connection end face after the connection end face is processed from the irregular surface to the flat surface.
[0004]
By the way, although wiring in homes and automobiles in recent years has a short transmission distance, it has become complicated and the number of connection points or branch points has increased, so in the connection of conventional optical fibers, transmission loss becomes large and reaches the end. A problem has arisen that the signal is not well received.
Therefore, various proposals have been made to solve such problems. For example, a proposal has been made that glass optical fibers are aligned with a V-shaped groove as a guide, the optical axes are aligned, the silica gel is solidified, and the glass fibers are joined together (see Patent Document 1). In addition, proposals have been made to interpose a gel-like pad such as silicone resin or epoxy resin when connecting optical fibers (see
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-5-264847 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-258476 [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-111129 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the technique of
[0007]
Further, in the techniques of
[0008]
The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide an optical fiber connecting device that can utilize the simplicity of processing, which is a feature of an optical fiber made of plastic, and can be easily joined. It is said.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention includes a sleeve, a plurality of optical fibers made of plastic that are inserted into the sleeve and face each other, and a ferrule that is fitted into a facing portion of each optical fiber and inserted into the sleeve. Which consists of
Inside the sleeve, the transparent resin thin film positioned between the plurality of optical fibers opposing provided, along with the range of the shear modulus of the transparent resin film 5 × 10 4 ~1 × 10 7 Pa, the transparent resin It is characterized in that an antistatic treatment is applied to the thin film .
[0010]
Further, the transparent resin thin film can be formed in a substantially disc shape, and the thickness of the adhesion region at the outer peripheral portion can be made thicker than the thickness of the substantially central portion.
Moreover, the substantially center part of a transparent resin thin film can be 0.05-0.5 mm thick.
Further, the transparent resin thin film can be an organopolysiloxane.
[0011]
Here, the number of sleeves in the claims may be one or more. The excess portion relief gap may be formed in a ferrule, a transparent resin thin film, or may be formed in both of them. The optical fiber connecting device according to the present invention can be used for connecting optical fibers in digital information home appliances such as camcorders, videos, and televisions, and communication networks. Further, it can be used for a home network for transmitting large-capacity real-time data easily and at low cost between a printer, a PC peripheral device and a PC main body. In addition, for user interfaces with drivers and passengers in automobiles, information systems that handle multimedia such as video and audio, and other connections for optical fibers used in car networks such as body systems, chassis systems, and power control systems. It is also possible to use it.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. An optical fiber connecting device according to the present embodiment includes a plurality of
[0013]
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0014]
Each
[0015]
The
The shape of such an optical fiber connecting device is being standardized by PN standard (JIS C5976), F07 standard (JIS C5976), SMI standard, SMA standard and the like.
[0016]
The transparent resin
[0017]
Therefore, as shown in FIG. 5, the transparent resin
[0018]
However, it is preferable that the contact portion of the
[0019]
It is preferable that the transparent resin
[0020]
The transparent resin
[0021]
Examples of the material for the transparent resin
[0022]
In addition, in order to improve the strength of the transparent resin
When mixing these additives, it is important that the transparency is lowered by the mixing and that the transmission characteristics are not adversely affected.
[0023]
Among these, the silicone resin is particularly preferable because of transparency, environmental stability, workability, and a wide range of hardness adjustment. Silicone resins are mainly composed of diorganopolysiloxanes containing unsaturated groups such as alkenyl groups, and are cured by addition reaction using a platinum catalyst with organohydrogenpolysiloxane as a curing agent, or silanol group-containing organopolysiloxanes and Either a condensation reaction type using dibutyltin dilaurate or the like as a catalyst with an organopolysiloxane having a hydrolyzable group such as an alkoxy group or a ketoxime group may be used, but an addition reaction type is preferable in terms of adhesiveness. In addition, the condensation reaction type that does not require heat for curing is preferable in that the
[0024]
For these, silane-treated silica fine particles and organopolysiloxane having a three-dimensional network resin structure are required as reinforcing fillers. In general, a resin structure having excellent transparency is preferably used in a region where the shear modulus is low, and silica particles can be used when strength is required in a high region. As the dispersion of the filler is higher, the transparency and refractive index are not adversely affected, and the strength can be improved.
[0025]
In order to improve the adhesion, in the addition reaction type, the number of moles of hydrogen atoms bonded to Si atoms of the organohydrogenpolysiloxane is increased by 2 to 5 times the number of moles of alkenyl groups, or Si atoms An organopolysiloxane having a hydrogen atom or an alkenyl group bonded to an epoxy group such as a glycidoxy group, an alkoxysilyl group such as a trimethoxysilyl group, a triethoxysilyl group, or a methyldimethoxysilyl group, an acrylic group, a methacrylic group, or an anhydrous carboxy group A mixture of an amino group or an amide group and an allyl ester derived from an acrylic ester or an unsaturated monohydric alcohol is preferable. In addition, as a promoter, silane coupling such as vinyltrimethoxysilane, 3-glycidoxypropyltrimethoxysilane, 3-methacryloxypropyltrimethoxysilane, 3-aminopropyltrimethoxysilane, 3-isocyanatopropyltriethoxysilane, etc. It is also possible to mix the agents.
[0026]
Oil-like organopolysiloxanes or modified products thereof may be mixed as a plasticizer component for adjusting the hardness or the like, but in addition to the function as a plasticizer, they bleed over time, and in particular the
[0027]
The addition of antistatic properties is preferably an antistatic agent having compatibility with silicones, including organopolysiloxanes having a portion containing an ionic group such as an amine salt or a sulfonate. These modifying groups include primary amine salts, secondary amine salts, tertiary amine salts, quaternary ammonium salts, quaternary phosphonium salts as cationic groups, and sulfonic acids (salts) as anionic groups. Carboxylic acid (salt), sulfuric acid ester (salt), phosphoric acid ester (salt), and the like. In addition, polyoxyalkylene group, amino group, ferrule group, polyoxyalkyl ether fatty acid amide group, cyanoalkyl group, trifluoroalkyl group, epoxy group, carboxyl group and the like can be mentioned.
[0028]
The refractive index of the transparent resin
[0029]
Next, a method for manufacturing an optical fiber connecting device will be described. First, a first mold that has been subjected to a mold release process having a desired shape is inserted from one of the open ends of the
[0030]
Next, the measured liquid material is injected with a precision dispenser or the like. The injection amount at this time is as small as approximately 0.03 to 7 nl and cannot be dropped, so the tip of the precision dispenser needle is brought close to the first mold and the liquid material droplet contacts the mold. Then, the needle can be released and the droplet can be transferred and provided. Of course, if necessary, a solvent can be added to increase the injection amount to improve the injection accuracy. At this time, it is necessary to sufficiently dry, and the initial liquid level height is the thickness of the outer
[0031]
Of course, if necessary, after injecting the liquid material, the second material can be inserted to shape the liquid material. If the mold is removed after the liquid material is cured or solidified, a connecting device in which the transparent resin
[0032]
Next, a method for connecting the
[0033]
According to the above configuration, since the transparent resin
[0034]
In addition, although the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to utilize the simplicity of processing that is a feature of an optical fiber made of plastic, and it is possible to easily join optical fibers made of plastic. Further, since the antistatic treatment is performed on the transparent resin thin film, it is possible to prevent the adsorption of dust and the like and prevent transmission loss.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory perspective view showing an embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional explanatory view showing an embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
3 is an enlarged cross-sectional view of a main part of FIG.
FIG. 4 is a schematic cross-sectional explanatory view showing the tip portion of the optical fiber and ferrule in the embodiment of the optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 5 is a schematic explanatory view showing a transparent resin thin film in an embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional explanatory view showing the optical fiber and the tip of a ferrule in the second embodiment of the optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 7 is a schematic cross-sectional explanatory view showing an optical fiber and a tip portion of a ferrule in a third embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 8 is a schematic cross-sectional explanatory view showing the optical fiber and the tip of a ferrule in a fourth embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 9 is a schematic explanatory view showing a transparent resin thin film in a fifth embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 10 is a schematic explanatory view showing a transparent resin thin film in a sixth embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
FIG. 11 is a schematic explanatory view showing a transparent resin thin film in a seventh embodiment of an optical fiber connecting device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8 Excessive part clearance gap
Claims (5)
スリーブの内部に、対向する複数の光ファイバの間に位置する透明樹脂薄膜を設け、この透明樹脂薄膜のせん断弾性率を5×104〜1×107Paの範囲とするとともに、この透明樹脂薄膜に帯電防止処理を施したことを特徴とする光ファイバの接続装置。An optical fiber connecting device comprising a sleeve, a plurality of plastic optical fibers inserted into the sleeve and opposed to each other, and a ferrule fitted into the opposing portion of each optical fiber and inserted into the sleeve,
Inside the sleeve, the transparent resin thin film positioned between the plurality of optical fibers opposing provided, along with the range of the shear modulus of the transparent resin film 5 × 10 4 ~1 × 10 7 Pa, the transparent resin An optical fiber connecting device characterized in that an antistatic treatment is applied to a thin film .
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