JP3927382B2 - Bumper support device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントアンダランプロテクタを装備した車両についてのバンパ支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の前方下端位置には、車両同士の衝突等による前方からの衝撃を吸収して車体や乗員を保護し得るようフロントバンパが装備されているが、この種のフロントバンパは、シャシフレームの前端部にステーを介して取り付けられるのが通常であるため、トラック等の大型車両の如きシャシフレームの高いものでは、乗用車等の車高の低い車両と衝突した際に、その相手車両がシャシフレーム下に潜り込んでしまう虞れがある。
【0003】
このため、近年においては、トラック等の大型車両について、衝突時に乗用車等の相手車両がシャシフレーム下に潜り込んでしまわないようフロントアンダランプロテクタをフロントバンパの下方位置に別途装備することが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のフロントアンダランプロテクタをフロントバンパの下方位置に装備することは、大型車両の地上高を従来より大幅に低く抑えてしまう結果となり、土木作業現場等の公道外の悪路(不整地)を走る機会の多いトラックやダンプ等の大型車両において、アプローチアングル(登坂可能開始角度)が減少してフロントアンダランプロテクタが路面側の障害物と干渉し易くなることにより走破性が悪くなるという虞れがあった。
【0005】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、フロントアンダランプロテクタを装備した車両に関し、その走破性を向上し且つ路面側の障害物との干渉による車体側の損傷を未然に防止し得るようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、左右のサイドレールの前端部下面に上端部を傾動自在に枢着され且つその傾動中心の後方にてサイドレールの前端部下面に当接して後方への傾動作動を阻止するストッパを形成したブラケットと、該各ブラケットの下端部により車幅方向二箇所を傾動自在に支持されたフロントアンダランプロテクタと、該フロントアンダランプロテクタの前面に一体的に下側部分を装着されたフロントバンパと、該フロントバンパ及び各サイドレールの相互間を傾動自在に連結して前記フロントバンパの跳ね上げ時の姿勢を規正するリンクと、前記ブラケットを前記フロントバンパの跳ね上げ方向に傾動作動せしめるアクチュエータと、前記フロントバンパを跳ね上げ前の通常姿勢でロックするロック手段とを備えたことを特徴とするバンパ支持装置、に係るものである。
【0007】
而して、車両が整地されていない悪路を走行する際に、ロック手段によるロックを解除してアクチュエータによりブラケットを前方に傾動作動させると、フロントバンパがリンクにより姿勢を規正されつつフロントアンダランプロテクタと一緒に前方に跳ね上げられ、該フロントアンダランプロテクタの地上高が高くなってアプローチアングル(登坂可能開始角度)が増大し、これによりフロントアンダランプロテクタが路面側の障害物と干渉し難くなって走破性が大幅に向上される。
【0008】
一方、整地された公道を走行する際に、フロントバンパを跳ね上げ前の通常姿勢に戻してロック手段によりフロントバンパをロックしておけば、万一、公道上で乗用車等の車高の低い車両と衝突して前方から強い衝撃を受けたような場合でも、ブラケットのストッパがサイドレールの前端部下面に当接してブラケットの後方への傾動作動を阻止し、該ブラケットを介し前方からの衝撃を効率良く各サイドレールに伝達させることが可能となるので、固定式のフロントアンダランプロテクタの場合と同様に、衝突時における相手車両のシャシフレーム下への潜り込みが防止されることになる。
【0009】
また、本発明においては、ブラケットが、その下端部のフロントアンダランプロテクタに対する支持部分と、サイドレールの前端部下面に対するストッパの当接部分との間でブレースとして機能するような傾斜辺を有して形成されていることが好ましく、このようにすれば、衝突時にフロントアンダランプロテクタに入力される前方からの衝撃を一層確実に各サイドレールへ伝達させることが可能となる。
【0010】
更に、本発明においては、ロック手段のロック解除とアクチュエータによるブラケットの跳ね上げ方向への傾動作動とが連動するように構成されていることが好ましく、このようにすれば、フロントバンパ及びフロントアンダランプロテクタの跳ね上げ作動を簡便に行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1〜図6は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1及び図2中における符号の1は、図示しないクロスメンバと共に梯子状のシャシフレームを成す左右のサイドレール(図1及び図2中では左側のサイドレールのみを図示)を示し、該各サイドレール1の前端部下面には、側面形状が略三角形状を成すようなブラケット2の上端部がヒンジ3を介し傾動自在に枢着されており、このブラケット2の後部側には、前記ヒンジ3の後方にてサイドレール1の前端部下面に当接して後方への傾動作動を阻止するストッパ4が形成されている。
【0013】
また、前記各ブラケット2の下端部には、衝突時における相手車両の潜り込みを防止するフロントアンダランプロテクタ5がヒンジ6を介し車幅方向二箇所を傾動自在に支持されており、この各ブラケット2の下端部のフロントアンダランプロテクタ5に対する支持部分と、前記サイドレール1の前端部下面に対するストッパ4の当接部分との間で、前記ブラケット2の傾斜辺がブレースとして機能するようになっている。
【0014】
他方、このフロントアンダランプロテクタ5の前面には、フロントバンパ7の下側部分が一体的に装着されるようになっており、このフロントバンパ7の背面側におけるフロントアンダランプロテクタ5の直上位置と、前記各サイドレール1の前端部外側面との間が、図2に示す如きフロントバンパ7の跳ね上げ時の姿勢を規正するリンク8により傾動自在に連結されている。
【0015】
更に、このリンク8より後方の各サイドレール1の前端部外側面と、前記ブラケット2のヒンジ6近傍位置との間が、拡縮可能なエアシリンダ9(アクチュエータ)により傾動自在に連結されており、また、前記フロントバンパ7と前記各サイドレール1の前端部との間には、前記フロントバンパ7を跳ね上げ前の通常姿勢でロックするロック手段として、被係止部10と、該被係止部10に対し着脱自在に係合し得るロック装置11とが夫々設けられている。
【0016】
即ち、図3及び図4に拡大して示す如く、平面視でU字状を成すような被係止部10が前記フロントバンパ7の背面側における最上位置に設けられていると共に、フック部12を小型のエアシリンダ13によりピン14を中心に傾動して前記被係止部10に対し係合・離脱し得るように構成したロック装置11が前記各サイドレール1の前端部外側面に設けられている。
【0017】
ここで、前記ブラケット2の傾動作動を担うエアシリンダ9と、前記ロック装置11のエアシリンダ13とは、図5に示す如く、車両に搭載されたエアタンク15から電磁弁16を介して導かれた作動エアにより連動して伸長作動するようになっており、運転者がスイッチ17を操作して電磁弁16を閉じた際に、前記作動エアの供給が遮断されて前記各エアシリンダ9,13が自身に内蔵されたスプリングの弾撥力により連動して収縮状態に復帰するようになっている。
【0018】
尚、仮に作動エアの供給が遮断されてフロントバンパ7が通常姿勢に戻る前にロック装置11のフック部12が閉じてしまったとしても、このフック部12は、フロントバンパ7及びフロントアンダランプロテクタ5の自重で被係止部10を前方から押し込まれることにより、エアシリンダ13のスプリングの弾撥力に抗して前記被係止部10に乗り上げるように上方へ傾動する機構となっているので、該被係止部10とロック装置11とは、作動エアの供給を遮断した時に確実に係合されるようになっているが、一旦係合した後は、エアシリンダ13が伸長作動しない限り容易に係合が解けないようになっている。
【0019】
而して、車両が整地されていない悪路を走行する際に、スイッチ17により電磁弁16を開放してエアタンク15からの作動エアを各エアシリンダ9,13に導くと、ロック装置11のエアシリンダ13が伸長作動することによりフック部12が被係止部10から外れてロックが解除され(図4参照)、同時にエアシリンダ9も伸長作動してブラケット2が前方に傾動作動されることになる。
【0020】
そして、フロントバンパ7がリンク8により姿勢を規正されつつフロントアンダランプロテクタ5と一緒に前方に跳ね上げられ、該フロントアンダランプロテクタ5の地上高が高くなり、図6に示す如く、図中に一点鎖線で示す如き跳ね上げ前の通常姿勢の時のアプローチアングル(登坂可能開始角度)θ1と比較してアプローチアングルをθ2に増大し、これによりフロントアンダランプロテクタ5が路面側の障害物と干渉し難くなって走破性が大幅に向上される。
【0021】
一方、整地された公道を走行する際に、フロントバンパ7を跳ね上げ前の通常姿勢に戻して被係止部10とロック装置11のフック部12とを係合させることによりフロントバンパ7をロックしておけば、万一、公道上で乗用車等の車高の低い車両と衝突して前方から強い衝撃を受けたような場合でも、ブラケット2のストッパ4がサイドレール1の前端部下面に当接してブラケット2の後方への傾動作動を阻止し、該ブラケット2を介し前方からの衝撃を効率良く各サイドレール1に伝達させることが可能となるので、固定式のフロントアンダランプロテクタの場合と同様に、衝突時における相手車両のシャシフレーム下への潜り込みが防止されることになる。
【0022】
特に本形態例においては、ブラケット2が、その下端部のフロントアンダランプロテクタ5に対する支持部分と、サイドレール1の前端部下面に対するストッパ4の当接部分との間でブレースとして機能するような傾斜辺を有する略三角形状に形成されているので、衝突時にフロントアンダランプロテクタ5に入力される前方からの衝撃を一層確実に各サイドレール1へ伝達させることが可能となる。
【0023】
従って、上記形態例によれば、フロントアンダランプロテクタ5を装備した車両に関し、車両が整地されていない悪路を走行する際に、フロントバンパ7をエアシリンダ9によりブラケット2を介しフロントアンダランプロテクタ5と一緒に前方に跳ね上げてアプローチアングルをθ1からθ2(図6参照)へ増大することができるので、車両の走破性を大幅に向上し且つ路面側の障害物との干渉による車体側の損傷を未然に防止することができる。
【0024】
しかも、整地された公道を走行する際には、フロントバンパ7及びフロントアンダランプロテクタ5を跳ね上げ前の通常姿勢に戻して、衝突時における相手車両のシャシフレーム下への潜り込みを確実に防止することができ、固定式のフロントアンダランプロテクタと変わらない優れた衝突安全性能を確保することができる。
【0025】
また、本形態例においては、ブラケット2の傾斜辺をブレースとして機能させることにより、衝突時にフロントアンダランプロテクタ5に入力される前方からの衝撃を一層確実に各サイドレール1へ伝達させることができるので、衝突時におけるフロントアンダランプロテクタ5のより強固な支持を実現することができる。
【0026】
更に、被係止部10とロック装置11のフック部12との係合によるロックの解除と、エアシリンダ9によるブラケット2の跳ね上げ方向への傾動作動とがスイッチ17の操作だけで連動して始動するようになっているので、フロントバンパ7及びフロントアンダランプロテクタ5の跳ね上げ作動を簡便に行うことができる。
【0027】
尚、本発明のバンパ支持装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
上記した本発明のバンパ支持装置によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0029】
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、フロントアンダランプロテクタを装備した車両に関し、車両が整地されていない悪路を走行する際に、フロントバンパをフロントアンダランプロテクタと一緒に前方に跳ね上げてアプローチアングル(登坂可能開始角度)を増大することができるので、車両の走破性を大幅に向上し且つ路面側の障害物との干渉による車体側の損傷を未然に防止することができる。
【0030】
(II)本発明の請求項1に記載の発明によれば、整地された公道を走行する際には、フロントバンパ及びフロントアンダランプロテクタを跳ね上げ前の通常姿勢に戻して、衝突時における相手車両のシャシフレーム下への潜り込みを確実に防止することができ、固定式のフロントアンダランプロテクタと変わらない優れた衝突安全性能を確保することができる。
【0031】
(III)本発明の請求項2に記載の発明によれば、衝突時にフロントアンダランプロテクタに入力される前方からの衝撃を一層確実に各サイドレールへ伝達させることができ、衝突時におけるフロントアンダランプロテクタのより強固な支持を実現することができる。
【0032】
(IV)本発明の請求項3に記載の発明によれば、ロック手段のロック解除とアクチュエータによるブラケットの跳ね上げ方向への傾動作動とを連動させることによって、フロントバンパ及びフロントアンダランプロテクタの跳ね上げ作動を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1のフロントバンパを前方に跳ね上げた状態を示す側面図である。
【図3】図1のロック装置の詳細を示す拡大図である。
【図4】図3のロック装置のロック解除の状態を示す拡大図である。
【図5】各エアシリンダへの作動エアの供給経路を示す系統図である。
【図6】フロントバンパの跳ね上げ時のアプローチアングルに関する説明図である。
【符号の説明】
1 サイドレール
2 ブラケット
3 ヒンジ(傾動中心)
4 ストッパ
5 フロントアンダランプロテクタ
7 フロントバンパ
8 リンク
9 エアシリンダ(アクチュエータ)
10 被係止部(ロック手段)
11 ロック装置(ロック手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bumper support device for a vehicle equipped with a front under-run protector.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the front lower end position of the vehicle has been equipped with a front bumper so as to protect the vehicle body and the occupant by absorbing the impact from the front due to the collision of the vehicles, etc. Since it is usually attached to the front end of the frame via a stay, when a vehicle with a high chassis frame such as a large vehicle such as a truck collides with a vehicle with a low vehicle height such as a passenger car, There is a risk of getting under the chassis frame.
[0003]
For this reason, in recent years, for large vehicles such as trucks, it has been considered to equip the lower position of the front bumper with a front under-run protector so that a partner vehicle such as a passenger car does not sink under the chassis frame in the event of a collision. Yes.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, installing this type of front underrun protector at the lower position of the front bumper results in significantly lowering the ground clearance of large vehicles as compared to the conventional method, and it is a bad road outside public roads (such as civil engineering work sites). In large vehicles such as trucks and dump trucks that often run on leveling ground, the approach angle (starting angle that can be climbed) decreases and the front underrun protector easily interferes with obstacles on the road surface, resulting in poor running performance. There was a fear.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and relates to a vehicle equipped with a front underrun protector, which can improve its running performance and prevent damage on the vehicle body side due to interference with roadside obstacles. The purpose is to do so.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a stopper that is pivotally attached to the lower surfaces of the front end portions of the left and right side rails so that the upper end portion can tilt and abuts against the lower surface of the front end portion of the side rail at the rear of the tilting center to prevent the backward tilting movement. The formed bracket, a front underrun protector that is tiltably supported at two locations in the vehicle width direction by the lower end portion of each bracket, and a front bumper in which a lower portion is integrally attached to the front surface of the front underrun protector A link that tiltably connects the front bumper and the side rails to regulate the posture of the front bumper when it is flipped up, and an actuator that tilts and moves the bracket in the flip-up direction of the front bumper Bumper support comprising: locking means for locking the front bumper in a normal posture before the flip-up It is those of location, to.
[0007]
Thus, when the vehicle travels on a rough road that is not leveled, if the lock is released by the locking means and the bracket is tilted forward by the actuator, the front bumper is regulated by the link while the front underrun is regulated. It jumps forward together with the protector, and the ground height of the front underrun protector increases to increase the approach angle (starting angle for climbing), which makes it difficult for the front underrun protector to interfere with roadside obstacles. The running performance is greatly improved.
[0008]
On the other hand, when driving on a leveled public road, if the front bumper is returned to its normal position before being flipped up and the front bumper is locked by the locking means, a vehicle with a low height such as a passenger car on the public road should be used. The bracket stopper abuts against the lower surface of the front end of the side rail to prevent the bracket from moving backward, and the impact from the front can be prevented via the bracket. Since it can be efficiently transmitted to each side rail, similar to the case of the fixed front underrun protector, the opponent vehicle can be prevented from getting under the chassis frame in the event of a collision.
[0009]
In the present invention, the bracket has an inclined side that functions as a brace between a support portion for the front underrun protector at the lower end portion and a contact portion of the stopper with respect to the lower surface of the front end portion of the side rail. In this way, it is possible to more reliably transmit the impact from the front input to the front underrun protector to each side rail in the event of a collision.
[0010]
Furthermore, in the present invention, it is preferable that the unlocking of the locking means and the tilting movement of the bracket in the direction of raising the bracket by the actuator are interlocked. In this way, the front bumper and the front underrun are configured. It is possible to simply perform the protector jumping operation.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
1 to 6 show an example of an embodiment of the present invention.
[0013]
Further, at the lower end portion of each
[0014]
On the other hand, a lower part of the
[0015]
Further, the outer surface of the front end portion of each
[0016]
That is, as shown in an enlarged view in FIGS. 3 and 4, a locked
[0017]
Here, the
[0018]
Even if the
[0019]
Thus, when the vehicle travels on a rough road where the road is not leveled, if the
[0020]
Then, the
[0021]
On the other hand, when traveling on a leveled public road, the
[0022]
In particular, in this embodiment, the
[0023]
Therefore, according to the above-described embodiment, when the vehicle is equipped with the front under-
[0024]
In addition, when traveling on a leveled public road, the
[0025]
Further, in the present embodiment, by causing the inclined side of the
[0026]
Further, the unlocking due to the engagement between the locked
[0027]
Note that the bumper support device of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0028]
【The invention's effect】
According to the bumper support device of the present invention described above, various excellent effects as described below can be obtained.
[0029]
(I) According to the invention described in
[0030]
(II) According to the invention described in
[0031]
(III) According to the invention described in
[0032]
(IV) According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an example of an embodiment for carrying out the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a state in which the front bumper of FIG. 1 is flipped forward.
FIG. 3 is an enlarged view showing details of the locking device of FIG. 1;
4 is an enlarged view showing the unlocked state of the locking device of FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is a system diagram showing a supply path of working air to each air cylinder.
FIG. 6 is an explanatory diagram relating to an approach angle when the front bumper is flipped up.
[Explanation of symbols]
1
4
10 Locked part (locking means)
11 Locking device (locking means)
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