[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3920452B2 - Pest repellent aerosol - Google Patents

Pest repellent aerosol Download PDF

Info

Publication number
JP3920452B2
JP3920452B2 JP09442098A JP9442098A JP3920452B2 JP 3920452 B2 JP3920452 B2 JP 3920452B2 JP 09442098 A JP09442098 A JP 09442098A JP 9442098 A JP9442098 A JP 9442098A JP 3920452 B2 JP3920452 B2 JP 3920452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pest repellent
aerosol
powder
propellant
pest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09442098A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11292704A (en
Inventor
安藤秀紀
尚一 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Earth Chemical Co Ltd filed Critical Earth Chemical Co Ltd
Priority to JP09442098A priority Critical patent/JP3920452B2/en
Publication of JPH11292704A publication Critical patent/JPH11292704A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3920452B2 publication Critical patent/JP3920452B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体に塗布した際の害虫の忌避効果、さらには使用感にも優れた害虫忌避エアゾールに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より蚊やブユなどの刺咬性害虫からの被害を防ぐために、様々な形態の害虫忌避剤が検討されており、代表的にはエアゾールや塗布タイプの製剤が知られている。
そしてこれらの製剤については、忌避効果の向上や使用感を高めることなどを目的として検討がなされている。
【0003】
例えば、特開平7−126104号には、害虫忌避成分と溶媒と共に比表面積が500m2 /g以上の無水ケイ酸を配合することで、使用感が良く、白化せず、忌避効力が持続する人体用害虫忌避組成物が示されている。
【0004】
またこの他にも特開平9−157107号には、害虫忌避成分及び粉体を含有する害虫忌避組成物を少なくとも低沸点炭化水素を含有する噴射剤と共に、スプレーから2.0〜5.0ml/3秒噴射させることで、使用感及び忌避効果が改善されることが示されている。
そしてこれらを含めた技術に基づき幾つかの製品が販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこれらの製品においても使用者が完全に満足できるというものではなく、さらに優れた製品の開発を目指すことが重要であり、本発明はそのための解決手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の害虫忌避エアゾールによって上記の課題を満足することを見いだし本発明に至った。
本発明は、害虫忌避成分及び粉体と共に、液化石油ガスからなる噴射剤を93〜95容量%含有することを特徴とする害虫忌避エアゾールである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、エアゾール1缶に含まれる害虫忌避成分および粉体の含量を増やすことなく、皮膚に処理した際に害虫忌避効果を高めることができ、さらに使用感をも向上させ、有効成分の残存率にもすぐれたものである。
【0008】
本発明のエアゾールにおいては、噴射剤は90容量%以上となるように調製し、本発明の効果が奏される量まで含有することができる。通常は、90〜97容量%が例示され、好ましくは90〜95容量%が示される。
【0009】
本発明において粉体としては、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、ケイソウ土、セリサイト、マイカ、カオリン、モンモリナイト、クレー、タルク、ベントナイト、バーミキュライト、天然物由来のパウダー(アルケニルコハク酸トウモロコシ澱粉など)、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、窒化ホウ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、低次酸化チタン、タングステン酸金属塩、ハイドロキシアパタイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、塩基性臭化アルミニウム、塩基性ヨウ化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ベンガラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、カラミン、カーボンブラック、ナイロン、ポリエチレン、シリコーン、シルク、さらにはこれらの複合体などが挙げられ、それぞれの1種または2種以上を混合して使用することができ、エアゾール中に例えば0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜3重量%配合することができる。
【0010】
本発明の害虫忌避成分としては、刺咬性害虫に対して忌避作用あるいは吸血阻害作用を有する合成あるいは天然の各種化合物が挙げられる。例えば、N,N−ジエチル−m−トルアミド(以下、ディートともいう)、2−エチル−1,3−ヘキサジオール、ブチル 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−オキソ−2H−ピラン−6−カルボキシレート、n−ヘキシルトリエチレングリコールモノエーテル、メチル 6−n−ペンチル−シクロヘキセン−1−カルボキシレート、ジメチルフタレート、ユーカリプトール、α−ピネン、ゲラニオール、シトロネラール、カンファー、リナロール、テルペノール、カルボン、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、ナフタレンなどが示される。
【0011】
また桂皮、樟脳、レモングラス、クローバ、タチジャコウソウ、ジェラニウム、ベルガモント、月桂樹、松、アカモモ、ベニーロイアル、ユーカリ、インドセダンなどから抽出される精油やエキスなどが例示できる。
さらにピレトリン、アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、フラメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、プラレトリン、エトフェンプロックス、エンペントリン、トランスフルスリンなどのピレスロイド系化合物およびこれらの誘導体、類縁体、異性体などを用いることもできる。
これらの害虫忌避成分は、1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、エアゾール中に有効量を用いればよく例えば0.03〜5重量%、好ましくは0.15〜4重量%配合することができる。
【0012】
本発明の害虫忌避エアゾールにおいては、溶媒に上記の粉体および害虫忌避成分を分散、乳化、可溶化または溶解すればよい。
溶媒としては、例えば、水、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、各種変性アルコール、軽質鉱油などが挙げられ、これらから選ばれる1種または2種以上を用いることができる。
【0013】
また上記の溶媒に粉体および害虫忌避成分を分散、乳化、可溶化または溶解するためには、必要に応じて公知の分散剤、乳化剤、可溶化剤および有機溶剤などを使用することができる。
このような物質としては例えば、ソルビタントリオレート、ポリオキシエチレンモノオレート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレンアルキルエーテル、1,3−ブチレングリコール、デカグリセリンモノオレート、ジオレイン酸プロピレングリコール、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリルアルコール、ポリビニルピロリドン、ラノリン脂肪酸、アクリル酸重合体などが挙げられる。
これらはエアゾール中に、例えば0.003〜1重量%、好ましくは0.15〜0.5重量%配合することができる。
【0014】
この他にも本発明の害虫忌避エアゾールには、必要に応じて、ユーカリオイル、メントール、カンファ、ミントオイルなどの香料成分、フェノール、パラオキシ安息香酸エステル、サリチル酸およびその塩、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、パラオキシ安息香酸エステル、ブチレングリコールなどの殺菌・防腐剤、ソルビット、グリセリン、プロピレングリコール、モモエキス、アロエエキス、ヘチマエキスなどの植物エキスなどの保湿成分、パラアミノ安息香酸エチル、シノキサート、オキシベンゼンなどの紫外線吸収(遮断)成分、クロルヒドロキシアルミニウム、アルミニウム・ジルコニウムクロルヒドレートなどの制汗・消臭成分、必要に応じて色素成分などを配合することができる。
【0015】
本発明の害虫忌避エアゾールとするには、上記の各種成分および噴射剤を公知の手段によってエアゾール容器に加圧充填すればよい。
噴射剤としては例えば、液化石油ガス、プロパン、プロピレン、n−ブタン、イソブタン、n−ブチレン、イソブチレン、ブタジエン、n−ペンタン、イソペンタン、n−ヘキサン、イソヘキサン、ジメチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス、圧縮ガス、フロン代替ガスなどが挙げられる。
そして通常は1.5〜10Kg/cm2 程度の圧力を加えて容器に充填することができる。
【0016】
本発明の対象となりうる害虫としては、各種の刺咬性害虫が挙げられる。例えば、カ、ブユ、ダニ、ノミ、サシバエ、ナンキンムシ、アブ、ハチ、アリ、ムカデなどが示される。
【0017】
【実施例】
以下に実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
(1)エアゾールの調製
エアゾール1缶(100ml)あたりの噴射剤の含有量の異なる下記のエアゾールを調製した。
【0019】
(i)実施例1
噴射剤(液化石油ガス)93ml、害虫忌避成分(ディート)2.0w/v%、粉体(無水ケイ酸)1.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0020】
(ii)実施例2
噴射剤(ジメチルエーテル/液化石油ガス)95ml、害虫忌避成分(ディート)2.0w/v%、粉体(無水ケイ酸)1.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0021】
(iii)参考例1
噴射剤(液化石油ガス)90ml、害虫忌避成分(ディート)2.0w/v%、粉体(無水ケイ酸/オクテニルコハク酸トウモロコシデンプン)1.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0022】
(iv)参考例2
噴射剤(液化石油ガス/イソペンタン)90ml、害虫忌避成分(ディート)2.0w/v%、粉体(ナイロンパウダー)2.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0023】
(v)参考例3
噴射剤(液化石油ガス/イソペンタン)93ml、害虫忌避成分(ディート)1.5w/v%、粉体(タルク)1.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0024】
(vi)比較例1
噴射剤(液化石油ガス)80ml、害虫忌避成分(ディート)2.0w/v%、粉体(無水ケイ酸)1.0w/v%、分散剤および溶媒(適量)からなる害虫忌避エアゾールを調製した。
【0025】
(vii)比較例2
噴射剤(液化石油ガス)60ml、害虫忌避成分(ディート)および粉体(無水ケイ酸)を含有する市販品を用いた。
【0026】
(viii) 比較例3
噴射剤(液化石油ガス)75ml及び害虫忌避成分(ディート)を含有する市販品を用いた。
【0027】
(2)野外試験
実施例1および比較例のエアゾールを用いて野外において忌避効果を確認した。
(i)試験方法
被験者の一方の前腕部にサンプルを約5秒間噴霧して処理区とし、もう一方の前腕部には何も処理をせず、無処理区とした。処理してから3、6および10時間後に、被験者は野外の所定の場所に10分間立ち、その間に各々の腕に飛来した蚊の数を計数した。サンプル1つについて被験者を2名用い、飛来数の合計値から次式により忌避率(%)を算出し、忌避効果を確認した。
【0028】
【数1】

Figure 0003920452
【0029】
(ii)試験結果
結果は表1に示したとおり、実施例1は比較例と比べて忌避率が高く、その効果は長時間にわたり持続されていた。
【0030】
【表1】
Figure 0003920452
【0031】
(3)使用試験
使用感について検討するために、実施例1のエアゾールを腕に5秒間噴霧し、その感触を被験者(男性30名、女性23名)に評価してもらった。
その結果、被験者のうち約90%が今まで使用したことのある市販品のエアゾールと比べて、刺激がない、サラサラしている、肌の濡れがないなどの使用感についてとても優れていると判断した。
【0032】
(4)害虫忌避成分の残存率
実施例1、比較例1および比較例3の害虫忌避エアゾールを用いて、害虫忌避成分であるディートの経時的な残存率を次の方法で測定した。
(i)試験方法
室温が30℃の部屋において、各エアゾールをディートの量が同じとなるように、内径60mmのガラスシャーレに取った。次にそのシャーレを37℃に設定したポットプレート上にシャーレをセットし、所定時間ごとにシャーレを回収して残存するディートの量をガスクロマトグラフで定量した。
(ii) 試験結果
結果は表2に示すとおり、実施例1は有効成分であるディートの残存率が他に比べて高く、しかも長い時間にわたり維持されていた。
【0033】
【表2】
Figure 0003920452
【0034】
【発明の効果】
本発明の害虫忌避エアゾールは、人体に塗布した際に従来よりも高い害虫の忌避効果があり、さらにはとても優れた使用感、ならびに従来のものと比べて優れた有効成分の残存率を奏することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pest repellent aerosol excellent in the repellent effect of pests when applied to the human body, and also in the feeling of use.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various forms of pest repellents have been studied in order to prevent damage from biting pests such as mosquitoes and flyfish. Typically, aerosols and application-type preparations are known.
These preparations have been studied for the purpose of improving the repellent effect and enhancing the feeling of use.
[0003]
For example, Japanese Patent Laid-Open No. 7-126104 discloses a human body that has good usability, does not whiten, and maintains repellent efficacy by blending silicic acid having a specific surface area of 500 m 2 / g or more together with a pest repellent component and a solvent. A pest repellent composition is shown.
[0004]
In addition, JP-A-9-157107 discloses a pest repellent composition containing a pest repellent component and a powder, together with a propellant containing at least a low-boiling hydrocarbon, from 2.0 to 5.0 ml / It is shown that a feeling of use and a repellent effect are improved by spraying for 3 seconds.
And some products are sold based on the technology including these.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in these products, the user is not completely satisfied, and it is important to aim for the development of a more excellent product, and the present invention is to provide a solution for that purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventors have found that a specific pest repellent aerosol satisfies the above-mentioned problems and have reached the present invention.
The invention, together with pest repellent component and powder, a pest repellent aerosol, characterized by containing liquefied petroleum gas or Ranaru propellant 93-95% by volume.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention can increase the pest repellent effect when treated on the skin without increasing the content of the pest repellent component and powder contained in one can of aerosol, further improve the feeling of use, and leave the active ingredient It is also excellent.
[0008]
In the aerosol of the present invention, the propellant can be prepared so as to be 90% by volume or more, and can be contained up to the amount where the effect of the present invention is exhibited. Usually, 90-97 volume% is illustrated, Preferably 90-95 volume% is shown.
[0009]
Examples of the powder in the present invention include silicic acid, anhydrous silicic acid, magnesium silicate, calcium silicate, aluminum silicate, barium silicate, strontium silicate, diatomaceous earth, sericite, mica, kaolin, montmorillonite, clay. , Talc, bentonite, vermiculite, powders derived from natural products (such as alkenyl succinate corn starch), titanium mica, bismuth oxychloride, boron nitride, zirconium oxide, magnesium oxide, zinc oxide, titanium oxide, low-order titanium oxide, tungstic acid Metal salt, hydroxyapatite, zeolite, ceramic powder, chlorohydroxyaluminum, aluminum chloride, aluminum sulfate, basic aluminum bromide, basic aluminum iodide, chlorohydroxyaluminum di Konium, zinc sulfate, basic zinc aluminum lactate, aluminum oxide, calcium sulfate, barium sulfate, magnesium sulfate, calcium carbonate, magnesium carbonate, bengara, black iron oxide, yellow iron oxide, chromium oxide, chromium hydroxide, calamine, carbon black , Nylon, polyethylene, silicone, silk, and composites thereof can be used, and one or more of each can be mixed and used. For example, 0.1 to 10% by weight in the aerosol, Preferably 0.3 to 3 weight% can be mix | blended.
[0010]
Examples of the pest repellent component of the present invention include various synthetic or natural compounds having a repellent action or blood sucking inhibitory action against biting pests. For example, N, N-diethyl-m-toluamide (hereinafter also referred to as diet), 2-ethyl-1,3-hexadiol, butyl 3,4-dihydro-2,2-dimethyl-4-oxo-2H-pyran -6-carboxylate, n-hexyltriethylene glycol monoether, methyl 6-n-pentyl-cyclohexene-1-carboxylate, dimethyl phthalate, eucalyptol, α-pinene, geraniol, citronellal, camphor, linalool, terpenol, Carboxy, dioctyl phthalate, dibutyl phthalate, naphthalene and the like are shown.
[0011]
Further, examples include essential oils and extracts extracted from cinnamon bark, camphor, lemongrass, clover, gingerium, geranium, bergamont, laurel, pine, red peach, bene royal, eucalyptus, Indian sedan and the like.
Furthermore, pyrethroid compounds such as pyrethrin, allethrin, phthalthrin, resmethrin, furamethrin, phenothrin, permethrin, ciphenothrin, praretrin, etofenprox, empentrin, transfluthrin, and derivatives, analogs, and isomers thereof can also be used. .
These pest repellent components can be used alone or in combination of two or more, and an effective amount may be used in the aerosol, for example 0.03 to 5% by weight, preferably 0.15 to 4% by weight. be able to.
[0012]
In the pest repellent aerosol of the present invention, the above powder and pest repellent components may be dispersed, emulsified, solubilized or dissolved in a solvent.
Examples of the solvent include water, ethyl alcohol, isopropyl alcohol, various denatured alcohols, light mineral oil, and the like, and one or more selected from these can be used.
[0013]
In order to disperse, emulsify, solubilize or dissolve the powder and the pest repellent component in the above-mentioned solvent, known dispersants, emulsifiers, solubilizers, organic solvents and the like can be used as necessary.
Examples of such substances include sorbitan trioleate, polyoxyethylene monooleate, polyoxyethylene nonylphenyl ether, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, tripolyoxyethylene alkyl ether, 1,3-butylene glycol, decaglycerin monooleate, Examples include propylene glycol dioleate, polyoxyethylene stearamide, polyoxyethylene / polyoxypropylene glycol, polyoxyethylene lauryl ether phosphate, glycerin fatty acid ester, stearyl alcohol, polyvinyl pyrrolidone, lanolin fatty acid, and acrylic acid polymer. .
These can be blended in the aerosol, for example, 0.003 to 1% by weight, preferably 0.15 to 0.5% by weight.
[0014]
In addition to the pest repellent aerosol of the present invention, fragrance ingredients such as eucalyptus oil, menthol, camphor, mint oil, phenol, paraoxybenzoic acid ester, salicylic acid and salts thereof, benzalkonium chloride, Moisturizing ingredients such as cetylpyridinium, chlorhexidine gluconate, paraoxybenzoic acid ester, butylene glycol, etc., plant extracts such as sorbitol, glycerin, propylene glycol, peach extract, aloe extract, loofah extract, ethyl paraaminobenzoate, synoxate UV absorption (blocking) components such as oxybenzene, antiperspirant / deodorant components such as chlorohydroxyaluminum and aluminum / zirconium chlorohydrate, and pigment components as required
[0015]
In order to obtain the insect repellent aerosol of the present invention, the above-mentioned various components and propellant may be pressurized and filled into an aerosol container by known means.
Examples of the propellant include liquefied petroleum gas, propane, propylene, n-butane, isobutane, n-butylene, isobutylene, butadiene, n-pentane, isopentane, n-hexane, isohexane, dimethyl ether, carbon dioxide gas, nitrogen gas, and compressed gas. And CFC substitute gas.
Usually, the container can be filled by applying a pressure of about 1.5 to 10 kg / cm 2 .
[0016]
Examples of the pest that can be the subject of the present invention include various biting pests. For example, mosquitoes, flyfish, mites, fleas, flies, bedbugs, abs, bees, ants, centipedes, etc. are shown.
[0017]
【Example】
EXAMPLES The present invention will be described in more detail with reference to examples below, but the present invention is not limited to these examples.
[0018]
(1) Preparation of aerosol The following aerosols with different propellant contents per one aerosol (100 ml) were prepared.
[0019]
(I) Example 1
Preparation of pest repellent aerosol consisting of 93 ml of propellant (liquefied petroleum gas), pest repellent component (diet) 2.0 w / v%, powder (silicic anhydride) 1.0 w / v%, dispersant and solvent (appropriate amount) did.
[0020]
(Ii) Example 2
Pest repellent aerosol consisting of 95 ml of propellant (dimethyl ether / liquefied petroleum gas), pest repellent component (diet) 2.0 w / v%, powder (silicic anhydride) 1.0 w / v%, dispersant and solvent (appropriate amount) Was prepared.
[0021]
(Iii) Reference Example 1
90 ml of propellant (liquefied petroleum gas), pest repellent component (diet) 2.0 w / v%, powder (silicic anhydride / octenyl succinate corn starch) 1.0 w / v%, dispersant and solvent (suitable amount) A pest repellent aerosol was prepared.
[0022]
(Iv) Reference example 2
Pest repellent aerosol consisting of 90 ml of propellant (liquefied petroleum gas / isopentane), pest repellent component (diet) 2.0 w / v%, powder (nylon powder) 2.0 w / v%, dispersant and solvent (appropriate amount) Prepared.
[0023]
(V) Reference Example 3
Preparation of pest repellent aerosol consisting of propellant (liquefied petroleum gas / isopentane) 93ml, pest repellent component (diet) 1.5w / v%, powder (talc) 1.0w / v%, dispersant and solvent (appropriate amount) did.
[0024]
(Vi) Comparative Example 1
Preparation of pest repellent aerosol consisting of 80 ml of propellant (liquefied petroleum gas), pest repellent component (diet) 2.0 w / v%, powder (silicic anhydride) 1.0 w / v%, dispersant and solvent (appropriate amount) did.
[0025]
(Vii) Comparative Example 2
A commercial product containing 60 ml of propellant (liquefied petroleum gas), pest repellent component (deet) and powder (silicic anhydride) was used.
[0026]
(Viii) Comparative Example 3
A commercial product containing 75 ml of propellant (liquefied petroleum gas) and a pest repellent component (deet) was used.
[0027]
(2) Field test The repellent effect was confirmed in the field using the aerosols of Example 1 and Comparative Example.
(I) Test method The sample was sprayed on one forearm of the subject for about 5 seconds to form a treated group, and the other forearm was not treated and treated as an untreated group. Three, six and ten hours after treatment, the subjects stood in place in the field for 10 minutes, during which time the number of mosquitoes flying on each arm was counted. Two test subjects were used for one sample, and the repelling rate (%) was calculated from the total number of incoming flights according to the following formula to confirm the repelling effect.
[0028]
[Expression 1]
Figure 0003920452
[0029]
(Ii) As shown in Table 1, the result of the test was that Example 1 had a higher repellent rate than the comparative example, and the effect was maintained for a long time.
[0030]
[Table 1]
Figure 0003920452
[0031]
(3) Use test In order to examine the feeling of use, the aerosol of Example 1 was sprayed on the arm for 5 seconds, and the feeling (30 men, 23 women) was evaluated by the subjects.
As a result, about 90% of the subjects are judged to be superior in terms of usability, such as no irritation, smoothness, and no skin wetness, compared to commercially available aerosols that have been used so far. did.
[0032]
(4) Residual rate of pest repellent component Using the pest repellent aerosols of Example 1, Comparative Example 1 and Comparative Example 3, the time-dependent residual rate of diet as a pest repellent component was measured by the following method.
(I) Test Method In a room at a room temperature of 30 ° C., each aerosol was placed in a glass petri dish having an inner diameter of 60 mm so that the amount of diet was the same. Next, the petri dish was set on a pot plate where the petri dish was set to 37 ° C., and the petri dish was collected every predetermined time, and the amount of diet remaining was quantified with a gas chromatograph.
(Ii) As shown in Table 2, the results of the test were as follows. In Example 1, the residual rate of diet, which is an active ingredient, was higher than others, and was maintained for a long time.
[0033]
[Table 2]
Figure 0003920452
[0034]
【The invention's effect】
The pest repellent aerosol of the present invention has a higher pest repellent effect than before when applied to the human body, and further exhibits a very good feeling of use and a residual ratio of active ingredients superior to conventional ones. Can do.

Claims (1)

害虫忌避成分及び粉体と共に、液化石油ガスからなる噴射剤を93〜95容量%含有することを特徴とする害虫忌避エアゾール。With pest repellent component and powder, liquefied petroleum gas or Ranaru propellant repellent aerosol, characterized in that it contains 93 to 95 volume%.
JP09442098A 1998-04-07 1998-04-07 Pest repellent aerosol Expired - Fee Related JP3920452B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09442098A JP3920452B2 (en) 1998-04-07 1998-04-07 Pest repellent aerosol

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09442098A JP3920452B2 (en) 1998-04-07 1998-04-07 Pest repellent aerosol

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11292704A JPH11292704A (en) 1999-10-26
JP3920452B2 true JP3920452B2 (en) 2007-05-30

Family

ID=14109757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09442098A Expired - Fee Related JP3920452B2 (en) 1998-04-07 1998-04-07 Pest repellent aerosol

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3920452B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022920A (en) * 2005-07-12 2007-02-01 Suzuki Yushi Kogyo Kk Insect pest repellent composition
JP5217029B2 (en) * 2007-01-17 2013-06-19 アース製薬株式会社 Termite control agent and termite control method
CN103687514A (en) 2011-05-03 2014-03-26 罗德里克·威廉·菲利普斯 Furniture device and kit and system and use thereof
JP2015500634A (en) 2011-11-23 2015-01-08 ロデリック・ウィリアム・フィリップス Spray device, use of diatomaceous earth, and method of controlling insect population
KR102578597B1 (en) * 2021-12-31 2023-09-14 농업회사법인 창성미곡처리장 주식회사 Rice packaging method of rice for controlling rice weevil and maintaining freshness

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11292704A (en) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6974584B2 (en) Pesticidal compositions containing plant essential oils against human body louse
US6258857B1 (en) Internal liquid composition contained as internal liquid in a releasing container and releasing container product
KR20080056751A (en) Puleganic acid insect repellents
JP3920452B2 (en) Pest repellent aerosol
JPH04120003A (en) Insect pest expellent
JP4295451B2 (en) Pest repellent composition for human body
WO2018030532A1 (en) Method for inhibiting penetration of pest repellent into skin and agent for inhibiting penetration of pest repellent into skin
EP0917426B1 (en) Ant spray containing d-limonene and methods of making and using same
JP4247505B2 (en) Pest repellent composition
EP1106171A1 (en) Fragant formulations
JPH05178712A (en) Repellent for mite sucking body fluid of animal
JP4338272B2 (en) Gastropod control agent
JP2000281511A (en) Acaricide and acaricidal spray
JP4627634B2 (en) Indoor dust mite repellent
WO2023136347A1 (en) Pest repellent for use on human body
WO2002100175A1 (en) Removal of ectoparasites
JP6214135B2 (en) Pest repellent aerosol agent for human body, and pest repellent and cooling method using the same.
IE54939B1 (en) Insect repellents
JP3405833B2 (en) Pest repellent composition for human body
JPS59199602A (en) Repellent against noxious insect
JPH11315003A (en) Insect pest repelling composition
JP4340015B2 (en) Pest repellent
JP2003160413A (en) Noxious insect repelling composition for human body
JP2003040703A (en) Noxious insect-repelling agent for human body
JP3934193B2 (en) Pest repellent aerosol

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees