JP3920384B2 - 光ファイバレーザ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ活性物質を光ファイバ内部に有し、外部からの励起光の供給によってレーザ発振を行う光ファイバレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信または光加工技術分野においては、より高出力でより安価なレーザ装置の開発が望まれるが、従来より、この様な要請を満たせる可能性の高いものとして光ファイバレーザ装置が知られている。
【0003】
光ファイバレーザ装置は、コア径並びにコアとクラッドとの屈折率差等を適切に選定することで比較的容易に発振モードを単一にできる。また、光を高密度に開じ込めることでレーザ活性物質と光との相互作用を高められる。かつ、長さを長くすることで相互作用長を大きくとれるので高い効率で空間的に高品質のレーザ光を発生させることができる。したがつて、質の良いレーザ光を比較的安価に得ることができる。
【0004】
ここで、レーザ光のさらなる高出力化または高効率化を実現するには、光ファイバのレーザ活性イオン添加領域(通常はコア部)に効率よく励起光を導入する必要がある。ところが、通常、単一モードの導波条件にコア径を設定するとその径はレーザ活性イオンの添加領域(通常はコア部)の十数ミクロン以下に限定されるので、この径に効率よく励起光を薄入するのは一般に困難である。これを克服するものとしては、例えば、いわゆる2重クラッド型ファイバレーザが提案されている。
【0005】
図5は2重クラッド型ファイバレーザの説明図である。この図に示されるように、2重クラッド型ファイバレーザは、クラッド部16の外側に該クラッド部16よりもさらに屈折率が低い透明物質で構成される第2クラッド部17を設けたものである。これにより、第2クラッド部17とクラッド部16との屈折率差に起因する全反射によって端面より導入された励起光13をクラツド部16及びコア部15内に開じ込める。そして、レーザ活性イオンの添加領域(通常はコア部14)を上記閉じ込めた励起光が繰り返し通過するようにして該励起光を徐々にレーザ活性イオンに吸収せしめる。これによって、高出力のレーザ光を得られるようにしたものである(参考文献;E.Snitzer.H.Po,FHakimi,R.Tumminelli,and B.C.McCllum,in 0ptical Fiber Sensors.Vol.2 of 1988 0SA Tecnical Digest Series(0ptical Scciety of America,Washington,D.C.,1988),paper PD5.)。
【0006】
2重クラッド型ファイバレーザでは励起光の導入口を数十〜数千ミクロンにわたって大きくとることができるため、励起光のファイバへの導入が容易である。また、レーザ発振が起る領域は数十〜数ミクロンと小さく制限されるのでレーザ発振波長の光について単一モード伝搬および高密度の光の閉じ込めが実現できる等の利点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に光ファイバレーザは外乱の影響、例えば、振動、圧力、音響などによってレーザ発振の状態が大きく変動するといった欠点を有している。これは、光ファイバでは、レーザの増幅媒体そのものがレーザ共振器そのものと不可分の形で一体化されており、さらに、媒質が非常に大きなアスベクト比を持つので、柔軟性を付与されている分、機械的強度に欠けることになる。このため、外乱の影響が大きく拡大され、これを積極的に利用すればファイバーセンサー等として用いるには大きな利点となるが、逆に一般的な固体レーザ装置として用いようとすると、重大な欠点ともなる。例えば、光ファイバレーザでは、横モードに関してはファイバー伝送による明確な境界条件から、きわめて厳密な制御ができる。しかしながら、共振器の縦モードに関係する周波数制御などは困難で、この点では固体レーザというより、むしろ液体を媒体としているレーザに近いというべきである。
【0008】
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、共振器の縦モードに関係する周波数制御等も正確に行うことを可能とする光ファイバレーザ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための手段として、請求項1にかかる発明は、レーザ活性物質を光ファイバ内部に有し、外部からの励起光の供給によってレーザ発振を行う光ファイバレーザ装置であって、前記光ファイバは、該光ファイバが収納される領域の大きさを表す3次元座標軸上の各距離に比較してその長さが著しく長いものであり、該領域内において繰返し折り返されもしくは巻回されて該領域内に配置されたものであり、前記領域内が硬化性物質によって隙間なく満たされて前記光ファイバがこの硬化性の物質によってその一部又は全部が覆われることによって固定されているものであり、前記硬化性物質は、前記光ファイバのクラッド部を構成する物質の屈折率の値以下の屈折率の値を有する透明な物質であることを特徴とする光ファイバレーザ装置である。
【0010】
請求項2に係る発明は、前記光ファイバは、クラッドの断面形状が矩形を有しているものであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバレーザ装置である。
【0011】
請求項3に記載の発明は、前記光ファイバは、クラッドの外側にさらに第2のクラッドが形成された2重クラッド型光ファイバであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバレーザ装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【0017】
図1において、光ファイバレーザ装置は、多数回巻回された長い1本のレーザファイバ2aが、5cm×5cm×2cmの直方体状の紫外線硬化性樹脂1a中に隙間なく埋めこまれて固定され、両端部だけが外部に露出されているものである。
【0018】
レーザファイバ2aは、コア5aの径が10μm、クラッド6aの径が50μm、開口数が0.1、長さが約50mの1本の石英系ガラスファイバーを基本構成とする。このコア5aの内部には0.5at%のNd3+イオンがドープされている。
【0019】
また、レーザファイバ2aの一方の端部の端面Fiには、コア内部からの光に対して、波長1.06μmの光の反射率が100%であり、波長0.8μmの光の反射率100%である回折格子が形成され、他方の端部の端面Fo には波長1.06μmの光の反射率が99.0%であり、波長0.8μmの光の反射率99.9%の多層膜反射コートが施されてある。
【0020】
この光ファイバレーザ装置は、折れないようにして多数回巻回して小さくまとめられた長さ50mの連続する1本のレーザファイバ2aを、5cm×5cm×2cmの直方体の金属性筐体内に収納し、これに紫外縁硬化樹脂を隙間なく流し込んで樹脂が完全に硬化した後、筐体をばずすことによって得られる。
【0021】
この光ファイバレーザ装置の一方の端面Fi から、励起光として、波長約0.8μmで最大出力1OWの半導体レーザ光3を入射したところ、他方の端部の端面Fo から、波長1.06μmで出力4Wのレーザ発振出力光4を確認することができた。
【0022】
(参考例1)図2は本発明の参考例1の構成を示す図である。この例は、実施例1におけるレーザファイバ2aの代わりに、2重クラッド型レーザファイバ2bを用い、また、紫外線硬化樹脂1aの代わりに金属亜鉛1bを用いて2重クラッド型レーザファイバ2bを固定している点で実施例1と異なるものである。
【0023】
2重クラッド型レーザファイバ2bは、石英系のガラスファイバーであり、コア5bの径が10μm、クラッド6bの径が500μm、このクラッド6bの外側に形成された第2クラッド7の径が700μmである。コア5bとクラッド6bとの屈折率差は1%、クラッド6bと第2クラッド7の屈折率差が5%である。これらコア及びクラッドの断面形状は円形である。また、コア5b内部には0.5at%のNd3+イオンがドープされている。
【0024】
さらに、2重クラッド型レーザファイバ2bにおける一方の端部の端面Fiには、コア内部からの光に対して、波長1.06μmの光の反射率が100%であり、波長0.8μmの光の反射率100%である回折格子が形成され、他方の端部の端面Fo には波長1.06μmの光の反射率が99.0%であり、波長0.8μmの光の反射率99.9%の多層膜反射コートが施されてある。
【0025】
この光ファイバレーザ装置は、折れないようにして多数回巻回して小さくまとめられた長さ100mの2重クラッド型レーザファイバ2bを、30cm×30cm×15cmの直方体の金属性筐体内に収納し、これに金属亜鉛の融液を隙間なく流し込んで金属亜鉛が完全に硬化した後、筐体をばずすことによって得られる。
【0026】
この光ファイバレーザ装置の一方の端面Fi から、励起光として、波長約0.8μmで最大出力1OWの半導体レーザ光を入射したところ、他方の端部の端面Fo から、波長1.06μmで出力2Wのレーザ発振を確認することができた。
【0027】
(実施例2)図3は本発明の実施例2に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【0028】
図3において、光ファイバレーザ装置は、内径10cm、外径14cm、高さ20cmの2重円筒状の筐体8内に、長い1本のレーザファイバ2cが多数回巻回されて収納され、この2重円筒状の筐体内に紫外線硬化性樹脂1cが隙間なく埋めこまれて固定され、該レーザファイバ2c両端部だけが外部に露出されているものである。
【0029】
レーザファイバ2cは、クラッド6cが断面が100×700μmの矩形状をなしたもので、コア5cの径が10μmであり、コア5cの屈折率とクラッド6cの屈折率との差が1%の石英系ガラスファイバを基本構成とするもので、コア5cの内部には0.5at%のNd3+イオンがドープされている。
【0030】
また、レーザファイバ2cの一方の端部の端面Fiには、コア内部からの光に対して、波長1.06μmの光の反射率が100%であり、波長0.8μmの光の反射率100%である回折格子が形成され、他方の端部の端面Fo には波長1.06μmの光の反射率が99.0%であり、波長0.8μmの光の反射率99.9%の多層膜反射コートが施されてある。
【0031】
この光ファイバレーザ装置の一方の端面Fi から、励起光として、波長約0.8μmで最大出力1OWの半導体レーザ光を入射したところ、他方の端部の端面Fo から、波長1.06μmで出力3Wのレーザ発振出力光を確認することができた。
【0032】
この実施例のようにクラッドを断面矩形状にすると、円形にした場合に比較して以下のような利点がある。
【0033】
すなわち、円形断面の場合は伝搬モードに、中心コアと結合するモードだけを吸取する吸収飽和が起こるために大きなレーザ出力を得ることが難しくなるが、矩形断面の第1クラッドではこのような吸収飽和が起こらない。吸収飽和が起こらないクラッド断面をもつファイバては、入射させた励起光が、クラッドを伝搬中にコアによって吸収される実効的吸取係数αeff =α・Acore/Acladとなる。ただし、αはコア部の吸収係数、Acore、Acladは各々コア部と第1クラッド部の断面積である。したがって、内部に巻き込んだファイバレーザの長さに応じて第1クラッドの断面積を制御すれば、クラッド励起方式によってファイバレーザで全域に渡って好適な励起強度を供給することができ、さらに、レーザ発振の横モードはファイバ伝送により制御するが、同時に、外部に引き出されているファイバ端面にコーティングを施せば、数十m以上もの長い共振器にもかかわらず、モノリシック共振器を構成し、安定な縦モードの制御が可能になる。
【0034】
(参考例2)図4は本発明の参考例2に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【0035】
図4において、光ファイバレーザ装置は、多数回巻回された長い1本のレーザファイバ2dが、50cm×10cm×50cmの直方体状の金属アルミニウム1d中に隙間なく埋めこまれて固定され、両端部だけがが外部に露出されているものである。
【0036】
レーザファイバ2dは、2重クラッド型レーザファイバであり、クラッド6dは断面が100×500μmの矩形状をなし、このクラッド6dの上に径700μmの第2クラッド7dが形成されている。コア5dの径は10μmであり、クラッド6dの屈折率と第2クラッド7dの屈折率との差が1%の石英系2重クラッド型ガラスファイバを基本構成とするもので、コア5dの内部には0.5at%のNd3+イオンがドープされている。
【0037】
また、レーザファイバ2dの一方の端部の端面Fiには、コア内部からの光に対して、波長1.06μmの光の反射率が100%であり、波長0.8μmの光の反射率100%である回折格子が形成され、他方の端部の端面Fo には波長1.06μmの光の反射率が99.0%であり、波長0.8μmの光の反射率99.9%の多層膜反射コートが施されてある。
【0038】
この光ファイバレーザ装置の一方の端面Fi から、励起光として、波長約0.8μmで最大出力1OWの半導体レーザ光を入射したところ、他方の端部の端面Fo から、波長1.06μmで出力2.5Wのレーザ発振出力光を確認することができた。
【0039】
なお、以上の実施例及び参考例では、前記硬化性の物質として、紫外線硬化樹脂、金属亜鉛、金属アルミニウムの例を掲げたが、硬化性の物質としては、他にも、例えば、熱硬化性樹脂等の有機樹脂、ゾルーゲル法で作製した石英系のガラス、セメント、石膏等の硬化性のある無機質の媒体、または、インジウム、銅、ジュラルミン等の金属又は合金を用いることもできる。
【0040】
また、上記各実施例及び参考例では、レーザファイバを硬化性物質によって固定する例を掲げたが、硬化性物質を用いずに、隣接するレーザファイバどうしを互いのコアとクラッドとの界面が乱れない程度にその一部又は全部が密着するようにして一体に形成することによって固定してもよい。具体的には、例えば、光ファイバを構成するガラスの変形温度まで加熱(ただし、コアとクラッドの界面が乱れない程度の粘性を有するものとする)し、ファイバとファイバのすき間を真空に引きつつ圧力を加え全体を融着して一体型とする方法等がある。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、レーザ活性物質を光ファイバ内部に有し、外部からの励起光の供給によってレーザ発振を行う光ファイバレーザ装置であって、前記光ファイバが、硬化性の物質によってその一部又は全部が覆われることによって固定されていることを特徴とし、又は、繰返し折り返されもしくは巻回されて隣接する光ファイバどうしが互いのコアとクラッドとの界面が乱れない程度にその一部又は全部が密着するようにして一体に形成することによって固定されていることを特徴とするもので、これにより、共振器の縦モードに関係する周波数制御等も正確に行うことを可能とする光ファイバレーザ装置を得ているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の参考例1に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例2に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の参考例2に係る光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
【図5】従来の2重クラッド型光ファイバレーザ装置の構成を示す図である。
Claims (3)
- レーザ活性物質を光ファイバ内部に有し、外部からの励起光の供給によってレーザ発振を行う光ファイバレーザ装置であって、
前記光ファイバは、該光ファイバが収納される領域の大きさを表す3次元座標軸上の各距離に比較してその長さが著しく長いものであり、該領域内において繰返し折り返されもしくは巻回されて該領域内に配置されたものであり、
前記領域内が硬化性物質によって隙間なく満たされて前記光ファイバがこの硬化性の物質によってその一部又は全部が覆われることによって固定されているものであり、
前記硬化性物質は、前記光ファイバのクラッド部を構成する物質の屈折率の値以下の屈折率の値を有する透明な物質であることを特徴とする光ファイバレーザ装置。 - 前記光ファイバは、クラッドの断面形状が矩形を有しているものであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバレーザ装置。
- 前記光ファイバは、クラッドの外側にさらに第2のクラッドが形成された2重クラッド型光ファイバであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバレーザ装置。
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