[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3918111B2 - Air conditioner - Google Patents

Air conditioner Download PDF

Info

Publication number
JP3918111B2
JP3918111B2 JP2002068235A JP2002068235A JP3918111B2 JP 3918111 B2 JP3918111 B2 JP 3918111B2 JP 2002068235 A JP2002068235 A JP 2002068235A JP 2002068235 A JP2002068235 A JP 2002068235A JP 3918111 B2 JP3918111 B2 JP 3918111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centrifugal fan
heat exchanger
rectifying plate
noise
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002068235A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003269738A (en
Inventor
一暢 西宮
幸彦 川乗
幸司 滝
祥道 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002068235A priority Critical patent/JP3918111B2/en
Publication of JP2003269738A publication Critical patent/JP2003269738A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3918111B2 publication Critical patent/JP3918111B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心ファンと熱交換器との関係に起因して発生する騒音を抑えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10及び図11は、所謂天井埋込型の空気調和機の一例として、特開2000−121089号公報に記載された従来の空気調和機を示す横断面図及び縦断面図である。これらの図において、1は空気調和機のケーシングを構成する箱状のユニット本体、2は遠心ファンである。遠心ファン2はユニット本体1内にモータ3によって回転駆動自在に配設されている。4は、ユニット本体1内に遠心ファン2の外周を囲むように配置された熱交換器である。
【0003】
また、5は一対の整流板であり、これらの整流板5はそれぞれ、遠心ファン2と熱交換器4とが最も接近する位置、すなわち遠心ファン2の中心線と熱交換器4の直線部分とが直交する位置(図10に符号Aで示す)よりも送風方向下流側となる位置に配設されている。また、各整流板5は、ユニット本体1の天板1a側からユニット本体1の下側(後述するパネル7側)へまっすぐ延びるように熱交換器4の内面に取り付けられている。すなわち、各整流板5は、その板面が、遠心ファン2の回転軸方向(垂直方向)に平行となる状態に設けられている。
【0004】
熱交換器4の下方にはドレンパン6が配設されている。また、ユニット本体1内に収容されている前記符号2〜6で示した全ての構成要素を下方から覆うように、パネル7がユニット本体1の下部に配置されている。パネル7には、その中央部に室内の空気を吸い込む吸い込み口8が形成されるとともに、パネル7の外周縁部近傍には、ユニット本体1の内部で熱交換された空気を室内へ吹き出す吹き出し口9が形成されている。
【0005】
次いで、動作を説明する。モータ3に電力が供給されると、モータ3に取り付けられている遠心ファン2が回転駆動され、室内空気が吸い込み口8からユニット本体1内に吸い込まれる。吸い込まれた空気は、遠心ファン2から熱交換器4に向かって吹き出され、熱交換器4の多数のフィン相互間の隙間を通過した後、吹き出し口9から室内に向かって吹き出される。
【0006】
なお、遠心ファン2が空気を吹き出す際、その送風方向は、図10に矢印で示したように、遠心ファン2の直径方向よりも当該ファンの回転方向前方側に傾いた斜め方向となる。それに対し、遠心ファン2と熱交換器4とが最も接近する前記位置Aの近傍では、熱交換器4のフィン方向が、遠心ファン2の直径方向とほぼ平行な方向となっている。したがって、この付近では、流速の速い空気流が熱交換器4のフィンに対して斜めに通り過ぎ(斜め方向からフィンに衝突し)、風切り音(ヒュルヒュル音・流体音)が発生しやすい。そのため、この従来技術では、前記のような整流板5を配設することにより、熱交換器4に空気の流れを導き、さらに整流板5でフィンに衝突する際の空気流の流速を落とすことにより、風切り音の低減を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の空気調和機には次のような問題点があった。
すなわち、風切り音(ヒュルヒュル音・流体音)を低減する効果の点からは、整流板5を、遠心ファン2と熱交換器4とが接近する前記位置Aに近付けて配置するのが望ましい。しかし、整流板5を前記位置Aに近付けてゆくと、風切り音を低減させることができる反面、遠心ファン2の羽根と整流板5との距離が近くなってしまう。そして、遠心ファン2の羽根と、障害物となる整流板5とが近付くことから、羽根の通過に伴って急激な圧力変化(上昇・下降)が整流板5付近に生じ、その影響で発生する所謂NZ音(遠心ファン2の羽根によって押し出される空気と整流板5との干渉音・回転音)が増大してしまう。
【0008】
また、それとは逆に、遠心ファン2と熱交換器4とが接近する前記位置Aから遠心ファン2の送風方向下流側に整流板5を遠ざけてゆくと、NZ音を低減させることができる反面、前記位置Aの近傍で、流速の速い空気流が斜め方向からフィンに吹き付けることにより生じる風切り音が増大してしまう。
【0009】
以上のようなことから、従来は風切り音(ヒュルヒュル音・流体音)とNZ音(回転音)とのいずれか一方の騒音を選択的に抑えることしかできず、これら両方の騒音を抑えることは非常に困難であるという問題点があった。
【0010】
本発明は以上のような問題点を解消するためになされたものであって、風切り音とNZ音との両方の騒音を抑えることが可能な空気調和機の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、箱状のユニット本体と、回転軸方向をほぼ垂直方向として前記ユニット本体内に設けられた遠心ファンと、この遠心ファンの外周を囲むように前記ユニット本体内に設けられた熱交換器と、この熱交換器の内面に突設されて前記遠心ファンからの風の流れを整流する整流板とを備えた空気調和機において、
前記整流板は、その上下方向のいずれか一方の端部が他方の端部よりも前記遠心ファンの送風方向下流側に位置するように配設されており、かつ、少なくとも前記上下方向の中間部分が前記遠心ファンの回転軸方向に対して垂直方向から傾いた傾斜部に構成されていて、
前記整流板は、その上端部及び下端部が前記遠心ファンの回転軸方向とほぼ平行に形成されるとともに、これら上端部及び下端部と一体に形成された取り付け部を介して前記熱交換器に取り付けられていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
この実施形態は本発明を天井埋込型の空気調和機に適用したものであり、図1及び図2において、1は箱状のユニット本体、2はユニット本体1内に収容された遠心ファンである。また、3は遠心ファン2を回転駆動するモータであり、このモータ3及び遠心ファン2の回転軸方向は、ほぼ垂直方向(鉛直方向)となっている。10は遠心ファンの羽根である。
【0015】
4は、対向する一対の直線部分4aと、これらの直線部分4a同士を連結する曲線部分4bとから、平面視略U字状に形成された熱交換器である。この熱交換器4は、前記各直線部分4aの内面と遠心ファン2外周面との距離が互いに等しくなる位置で、遠心ファン2の外周を囲むように、ユニット本体1の内部に配置されている。
【0016】
51は、図3のように折れ曲がった形状をした一対の整流板であり、これらの整流板51は、遠心ファン2と熱交換器4とが最も接近する位置、すなわち遠心ファン2の中心線と熱交換器4の直線部分4aとが直交する位置(図1に符号Aで示す)よりも、遠心ファン2の送風方向下流側となる位置に、それぞれ設けられている。これらの位置は、遠心ファン2から吹き出す風の流速が速い部分である。
【0017】
図3に示すように、各整流板51の上下方向(長手方向)の中間部分は、板面が遠心ファン2の回転軸方向(ほぼ垂直方向)に対して傾いた傾斜部5aとなっている。また、この傾斜部5aの上側に連続する上端部5b、及び、傾斜部5aの下側に連続する下端部5cは、それぞれ板面が遠心ファン2の回転軸方向とほぼ平行となるように形成されている。また、上端部5b及び下端部5cには、それぞれ熱交換器4への取り付け部5dが一体に形成されている。各取り付け部5dには、熱交換器4のパイプと嵌合する凹部5eが切り欠いて形成されている。
【0018】
各整流板51は熱交換器4に対し、上下の取り付け部5dを直線部分4aのフィン(不図示)相互間に生じている垂直方向の隙間へそれぞれ押し込み、それぞれの凹部5eに熱交換器4の水平方向に延在するパイプ(不図示)を嵌め込むことにより、熱交換器4の内面から突出した状態に取り付けられている。そして、この取り付け状態においては、整流板51の上端部5bが、下端部5cよりも、遠心ファン2の送風方向下流側に位置している。すなわち、遠心ファン2の送風方向で見ると、前記位置Aの下流側に下端部5cが位置し、さらにこの下端部5cの下流側に上端部5bが位置し、これら下端部5cと上端部5bとの間が傾斜部5aで連結された構成となっている。また、上下方向に見ると、各整流板51は、ユニット本体1の天板1aから、遠心ファン2の空気排出口下端に対応する高さ位置までにわたって延在している。
【0019】
熱交換器4の下方にはドレンパン6が配設されている。また、ユニット本体1内に収容されている前記符号2〜6で示した全ての構成要素を下方から覆うように、パネル7がユニット本体1の下部に配置されている。パネル7には、その中央部に室内の空気を吸い込む吸い込み口8が形成されるとともに、パネル7の外周縁部近傍には、ユニット本体1の内部で熱交換された空気を室内へ吹き出す吹き出し口9が形成されている。
【0020】
次いで、動作を説明する。モータ3に電力が供給されると、モータ3に取り付けられている遠心ファン2が垂直軸心回りに回転駆動され、室内空気が吸い込み口8からユニット本体1内に吸い込まれる。遠心ファン2は、吸い込み口8から回転軸方向に空気を吸い込むとともに、この吸い込んだ空気をほぼ径方向に排出する。したがって、吸い込み口8からユニット本体1内に吸い込まれた空気は、遠心ファン2から熱交換器4に向かって吹き出され、熱交換器4の多数のフィン相互間の隙間を通過した後、吹き出し口9から室内に向かって吹き出される。なお、熱交換器4は、図外の冷媒圧縮機や室外側熱交換器等と冷媒配管により接続されて冷媒回路を構成しており、熱交換器4のパイプ内を流れる冷媒とフィンの隙間を通過する空気との間で熱交換させて、空気を冷却又は加熱するようになっている。
【0021】
ここで、通常、遠心ファン2が吸い込んだ空気を熱交換器4に向けて吹き出すと、流速の速い空気流(風)が熱交換器4のフィンに対して斜め方向から衝突して、風切り音(ヒュルヒュル音・流体音)が発生する。しかし、この実施形態の空気調和機においては、熱交換器4に取り付けられた整流板51が次のような作用をすることで、風切り音が抑制される。すなわち、前記のように整流板51が遠心ファン2の中心線と熱交換器4の一対の直線部分4aとが直交する位置Aよりも送風方向下流側の、遠心ファン2から吹き出す風の流速が速い部分に配設されており、且つ、ユニット本体1の天板1a側の上端部5bが、パネル7側の下端部5cよりも、さらに送風方向下流側に位置するように配設されているため、整流板51よりも上流側では、遠心ファン2から吹き出された風の流速が低下し、風切り音を抑えることができる。また、整流板51よりも下流側では風の流れが整流板51に当たることで、その流速が低下するとともに流れの向きが変化し、流れを熱交換器4に導くことになって、風切り音を抑えることができる。
【0022】
また、整流板51の下端部5cは前記位置Aに比較的接近させて配置されているものの、この下端部5cに続く傾斜部5aは上に向かって次第に位置Aから離れてゆくように傾斜し、最も下流側となる位置に上端部5bが配置されているために、整流板51全体として見れば遠心ファン2の羽根10との距離が近い部分は少なく、しかも、傾斜部5aにより風向きの変化をスムーズにする作用が得られるので、羽根10の通過に伴う急激な圧力変化(上昇・下降)は生じにくい。そのため、圧力変化に起因して発生する所謂NZ音(遠心ファン2の羽根によって押し出される空気と整流板51との干渉音・回転音)も抑えることができる。
【0023】
この実施形態では、整流板51を以上のような構成とすることで、風切り音とNZ音との両方の騒音を、図8及び図9に示した程度まで抑えることができた。
すなわち、図8は主にNZ音が含まれる低周波帯域の騒音値を示し、図9は主に風切り音が含まれる高周波帯域の騒音値を示している。また、両図において、実線は本発明(この実施形態)における騒音値を、細かい破線は従来品(前記図10、図11に示した従来技術と同様の整流板を設けた場合)の騒音値を、粗い破線はいずれの整流板も設けなかった場合の騒音値を、それぞれ示している。
【0024】
先ず、NZ音について説明すると、図8に矢印aで示したように、従来品ではNZ音(遠心ファン2の近くにある障害物による急激な圧力変化に伴って発生する)が目立っている。それに対し、本発明では整流板がない場合と同程度の騒音しか発生していない。これは、従来品のように整流板を上端から下端までまっすぐに(垂直方向に)配設した場合、風の流れが大きい面積で一気に塞き止められるような状態となって、急激な圧力変化(上昇・下降)が生じるのに対し、この実施形態のように整流板51を斜めに配設すれば、恰も塞き止める面積が徐々に拡大するような作用が生じ、整流板51近傍における圧力の変化が緩やかになるために得られる効果である。
【0025】
一方、風切り音に関しては、図9に楕円bで囲んで示したように、本発明よりも従来品の方が、若干ではあるが風切り音(ヒュルヒュル音:障害物が前記位置Aの近くにあると減少する)を抑制する効果の点で優っている。これは、整流板を前記位置Aに近付ければ近付けるほど風切り音を抑制できることからして、自明の結果である。しかしながら、本発明・従来品とも、整流板を設けなかった場合に比べると、充分に風切り音を抑制できていると言える。
そして、風切り音とNZ音とを合わせた騒音全体として見ると、本発明と従来品との風切り音の大きさの違いは、従来品のNZ音の大きさに比べれば、無視できる程度に小さいことがわかる。すなわち、本発明ではNZ音の発生を大幅に減少させ、且つ、風切り音を従来品と同程度に抑えることができている。したがって、総合的に見ると、従来品よりも本発明の方が騒音を抑制する効果が大きいと言える。
【0026】
発明の実施の形態2.
前記実施の形態1では整流板51として、図3のように折れ曲がった形状のものを設けたが、騒音を抑制する効果の点のみからすると、前記図3の整流板51に代えて、図4のように全体が傾斜した形状の整流板52を設けた方が、効果が大きい。すなわち、この整流板52は、その全体が遠心ファン2の回転軸方向に対して傾いた傾斜部に構成されていると言え、空気の流れ(風向き)の変化をより一層スムーズにすることができるのである。
しかし、この整流板52では、その上下の端部に一体に形成された取り付け部5dも傾斜状となっているため、熱交換器4への取り付けが困難である。すなわち、一般に熱交換器4のフィンは垂直方向(遠心ファン2の回転軸方向と平行な方向)に延在しており、フィン相互間の隙間は約1mm前後と狭いため、その隙間に傾斜状の取り付け部5dを押し込む場合は、フィンの一部を切り欠かなければならない事態も起こり得る。それに対し、前記図3の整流板51では、上下の取り付け部5dが遠心ファン2の回転軸方向と平行になっているため、フィン相互間の隙間へ容易に押し込むことができる。
【0027】
発明の実施の形態3.
また、前記図3の整流板51に代えて、図5のように全体が湾曲した形状を有する整流板53を設けることも考えられる。この整流板53は、上下方向の中間部分が遠心ファン2の回転軸方向に対して傾斜した傾斜部5aに形成されるとともに、この傾斜部5aの上下に遠心ファン2の回転軸方向とほぼ平行な上端部5b及び下端部5cが連設され、前記傾斜部5aと上端部5b及び下端部5cとの間が、それぞれ滑らかな曲面に構成されている。この整流板53では、取り付け部5dをフィン相互間の隙間へ押し込んで熱交換器4へ取り付けることが容易にでき、しかも、全体的に滑らかな形状であるために空気の流れの変化もスムーズとなり、騒音抑制効果にも優れている。
【0028】
なお、本発明の実施の形態が以上の説明によって限定されないことは言うまでもなく、例えば前記では本発明を平面視U字状の熱交換器4を備えた空気調和機に適用した場合について説明したが、図6(a)及び図6(b)に示すようにU字状以外の形状をした熱交換器4を備えた空気調和機に本発明を適用しても、前記各実施の形態とほぼ同様の効果が得られる。
また、前記では本発明を天井埋込型の空気調和機に適用したが、本発明は例えば天井吊下型等の、種々の方式の空気調和機に適用することができる。
【0029】
また、整流板の側面形状は任意に変更することが可能であり、図7(a)に示すような上端から下端までが一定幅の整流板以外にも、例えば図7(b)のような台形状の整流板や、図7(c)のような幅が一定でない整流板等、種々の形状の整流板を採用することができる。また、これらの整流板は図4のように全体を斜めにする以外に、図3や図5に示したように折り曲げて用いることも可能である。さらに、整流板を折り曲げる場合の折り曲げ形状も任意であり、例えば正面(遠心ファン2の中心側)から見た形状が階段状をなすように折り曲げることも考えられる。
【0030】
また、前記では遠心ファン2の送風方向に対し、整流板の上端部5bを下端部5cよりも下流側に配したが、それとは反対に、整流板を、その下端部5cが上端部5bよりも送風方向下流側に位置するように配設しても、前記とほぼ同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、風切り音とNZ音との両方を抑えた低騒音の空気調和機が得られる。
【0032】
また、整流板の少なくとも上下方向の中間部分を傾斜部とすることで、整流板近傍における空気の流れ方向の変化がスムーズとなり、より一層の低騒音化が図れる。
【0033】
また、整流板を、遠心ファン回転軸方向とほぼ平行な上端部及び下端部と一体に形成された取り付け部を介して熱交換器に取り付けることで、整流板の熱交換器への取り付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の横断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の縦断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る整流板を示す図であって、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る整流板を示す図であって、図4(a)は側面図、図4(b)は正面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る整流板を示す図であって、図5(a)は側面図、図5(b)は正面図である。
【図6】 本発明に係る空気調和機に用いられる熱交換器の別の形態を示す平面説明図である。
【図7】 整流板の別の形態を示す側面図である。
【図8】 主にNZ音が含まれる低周波帯域の騒音の測定値を示すグラフである。
【図9】 主に風切り音が含まれる高周波帯域の騒音の測定値を示すグラフである。
【図10】 従来の空気調和機の横断面図である。
【図11】 従来の空気調和機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット本体、2 遠心ファン、4 熱交換器、51,52,53 整流板、5a 傾斜部、5b 上端部、5c 下端部、5d 取り付け部。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner in which noise generated due to a relationship between a centrifugal fan and a heat exchanger is suppressed.
[0002]
[Prior art]
10 and 11 are a transverse sectional view and a longitudinal sectional view showing a conventional air conditioner described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-121089 as an example of a so-called ceiling-embedded air conditioner. In these drawings, 1 is a box-shaped unit body constituting a casing of an air conditioner, and 2 is a centrifugal fan. The centrifugal fan 2 is disposed in the unit main body 1 so as to be rotatable by a motor 3. Reference numeral 4 denotes a heat exchanger disposed in the unit main body 1 so as to surround the outer periphery of the centrifugal fan 2.
[0003]
Reference numeral 5 denotes a pair of rectifying plates, and these rectifying plates 5 are respectively located at positions where the centrifugal fan 2 and the heat exchanger 4 are closest to each other, that is, a center line of the centrifugal fan 2 and a straight portion of the heat exchanger 4. Is disposed at a position on the downstream side in the air blowing direction from a position (indicated by reference numeral A in FIG. 10) at which the angle is orthogonal. Each rectifying plate 5 is attached to the inner surface of the heat exchanger 4 so as to extend straight from the top plate 1a side of the unit body 1 to the lower side of the unit body 1 (the panel 7 side described later). That is, each rectifying plate 5 is provided such that its plate surface is parallel to the rotational axis direction (vertical direction) of the centrifugal fan 2.
[0004]
A drain pan 6 is disposed below the heat exchanger 4. Further, a panel 7 is arranged at the lower part of the unit body 1 so as to cover all the constituent elements indicated by the reference numerals 2 to 6 accommodated in the unit body 1 from below. The panel 7 is formed with a suction port 8 for sucking indoor air at the center thereof, and in the vicinity of the outer peripheral edge of the panel 7 is a blowout port for blowing out the air heat-exchanged inside the unit body 1 into the room. 9 is formed.
[0005]
Next, the operation will be described. When electric power is supplied to the motor 3, the centrifugal fan 2 attached to the motor 3 is driven to rotate, and indoor air is sucked into the unit body 1 from the suction port 8. The sucked air is blown out from the centrifugal fan 2 toward the heat exchanger 4, passes through gaps between a large number of fins of the heat exchanger 4, and then blown out into the room from the air outlet 9.
[0006]
Note that when the centrifugal fan 2 blows out air, the blowing direction is an oblique direction inclined to the front side in the rotational direction of the fan as compared with the diameter direction of the centrifugal fan 2 as shown by an arrow in FIG. On the other hand, in the vicinity of the position A where the centrifugal fan 2 and the heat exchanger 4 are closest, the fin direction of the heat exchanger 4 is substantially parallel to the diameter direction of the centrifugal fan 2. Therefore, in this vicinity, an air flow having a high flow velocity passes obliquely with respect to the fins of the heat exchanger 4 (impacts against the fins from an oblique direction), and wind noise (hulu-hurle / fluid noise) is likely to be generated. Therefore, in this prior art, by arranging the rectifying plate 5 as described above, the air flow is guided to the heat exchanger 4 and the flow velocity of the air flow when colliding with the fins by the rectifying plate 5 is reduced. Therefore, wind noise is reduced.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional air conditioner has the following problems.
That is, from the viewpoint of the effect of reducing wind noise (humur sound / fluid sound), it is desirable to arrange the rectifying plate 5 close to the position A where the centrifugal fan 2 and the heat exchanger 4 approach each other. However, when the current plate 5 is moved closer to the position A, wind noise can be reduced, but the distance between the blades of the centrifugal fan 2 and the current plate 5 is reduced. And since the blade | wing of the centrifugal fan 2 and the baffle plate 5 used as an obstacle approach, a sudden pressure change (rise / fall) arises in the vicinities of the baffle plate 5 with the passage of the blade, and is generated by the influence. The so-called NZ sound (interference sound / rotation sound between the air pushed out by the blades of the centrifugal fan 2 and the rectifying plate 5) increases.
[0008]
On the other hand, when the rectifying plate 5 is moved away from the position A where the centrifugal fan 2 and the heat exchanger 4 approach each other to the downstream side in the air blowing direction of the centrifugal fan 2, NZ noise can be reduced. In the vicinity of the position A, wind noise generated when an air flow having a high flow velocity blows on the fins from an oblique direction increases.
[0009]
Because of the above, conventionally, only one of the noise of wind noise (Hulhur sound / fluid sound) and NZ sound (rotating sound) can be selectively suppressed, and both of these noises can be suppressed. There was a problem that it was very difficult.
[0010]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an air conditioner capable of suppressing both wind noise and NZ noise.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the present invention includes a box-shaped unit body, a centrifugal fan provided in said unit body rotation axis direction substantially perpendicular direction, said unit main body so as to surround the outer periphery of the centrifugal fan In an air conditioner provided with a heat exchanger provided inside, and a rectifying plate protruding from the inner surface of the heat exchanger and rectifying the flow of wind from the centrifugal fan,
The rectifying plate, the intermediate portion of the either one end of the vertical direction are disposed so than the other end portion positioned in the air blowing direction downstream side of the centrifugal fan, and at least the vertical direction Is configured in an inclined portion inclined from a direction perpendicular to the rotational axis direction of the centrifugal fan,
The rectifying plate has an upper end portion and a lower end portion formed substantially parallel to the rotation axis direction of the centrifugal fan, and is attached to the heat exchanger via an attachment portion formed integrally with the upper end portion and the lower end portion. It is attached .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 of the Invention
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In this embodiment, the present invention is applied to a ceiling-embedded air conditioner. In FIGS. 1 and 2, reference numeral 1 denotes a box-shaped unit main body, and 2 denotes a centrifugal fan accommodated in the unit main body 1. is there. Reference numeral 3 denotes a motor that rotationally drives the centrifugal fan 2, and the rotational axis directions of the motor 3 and the centrifugal fan 2 are substantially vertical (vertical direction). Reference numeral 10 denotes a blade of a centrifugal fan.
[0015]
Reference numeral 4 denotes a heat exchanger formed in a substantially U shape in plan view from a pair of opposing linear portions 4a and a curved portion 4b connecting the linear portions 4a. The heat exchanger 4 is disposed inside the unit main body 1 so as to surround the outer periphery of the centrifugal fan 2 at a position where the distance between the inner surface of each linear portion 4a and the outer peripheral surface of the centrifugal fan 2 is equal to each other. .
[0016]
Reference numeral 51 denotes a pair of rectifying plates having a bent shape as shown in FIG. 3, and these rectifying plates 51 are located at a position where the centrifugal fan 2 and the heat exchanger 4 are closest to each other, that is, a center line of the centrifugal fan 2. The heat exchanger 4 is provided at a position on the downstream side in the air blowing direction of the centrifugal fan 2 with respect to the position where the straight portion 4a of the heat exchanger 4 is orthogonal (indicated by symbol A in FIG. 1). These positions are portions where the flow velocity of the wind blown from the centrifugal fan 2 is fast.
[0017]
As shown in FIG. 3, an intermediate portion in the vertical direction (longitudinal direction) of each rectifying plate 51 is an inclined portion 5 a whose plate surface is inclined with respect to the rotation axis direction (substantially vertical direction) of the centrifugal fan 2. . Further, the upper end portion 5b continuous above the inclined portion 5a and the lower end portion 5c continuous below the inclined portion 5a are formed so that their plate surfaces are substantially parallel to the rotational axis direction of the centrifugal fan 2, respectively. Has been. Moreover, the upper end part 5b and the lower end part 5c are integrally formed with an attachment part 5d to the heat exchanger 4, respectively. Each attachment portion 5d is formed with a recess 5e that fits into the pipe of the heat exchanger 4 and is cut out.
[0018]
Each rectifying plate 51 pushes the upper and lower attachment portions 5d into the vertical gaps formed between the fins (not shown) of the straight portion 4a with respect to the heat exchanger 4, and the heat exchanger 4 is inserted into the respective recesses 5e. By fitting a pipe (not shown) extending in the horizontal direction, the heat exchanger 4 is attached so as to protrude from the inner surface. And in this attachment state, the upper end part 5b of the baffle plate 51 is located in the ventilation direction downstream of the centrifugal fan 2 rather than the lower end part 5c. That is, when viewed in the blowing direction of the centrifugal fan 2, the lower end 5c is located downstream of the position A, and the upper end 5b is located downstream of the lower end 5c. The lower end 5c and the upper end 5b Is connected by an inclined portion 5a. Further, when viewed in the vertical direction, each rectifying plate 51 extends from the top plate 1 a of the unit body 1 to a height position corresponding to the lower end of the air discharge port of the centrifugal fan 2.
[0019]
A drain pan 6 is disposed below the heat exchanger 4. Further, a panel 7 is arranged at the lower part of the unit body 1 so as to cover all the constituent elements indicated by the reference numerals 2 to 6 accommodated in the unit body 1 from below. The panel 7 is formed with a suction port 8 for sucking indoor air at the center thereof, and in the vicinity of the outer peripheral edge of the panel 7 is a blowout port for blowing out the air heat-exchanged inside the unit body 1 into the room. 9 is formed.
[0020]
Next, the operation will be described. When electric power is supplied to the motor 3, the centrifugal fan 2 attached to the motor 3 is rotationally driven around the vertical axis, and indoor air is sucked into the unit body 1 from the suction port 8. The centrifugal fan 2 sucks air in the direction of the rotation axis from the suction port 8 and discharges the sucked air substantially in the radial direction. Therefore, the air sucked into the unit main body 1 from the suction port 8 is blown out from the centrifugal fan 2 toward the heat exchanger 4 and passes through the gaps between the numerous fins of the heat exchanger 4. It blows out from 9 toward the room. The heat exchanger 4 is connected to a refrigerant compressor, an outdoor heat exchanger, etc., which are not shown, by a refrigerant pipe to form a refrigerant circuit, and a gap between the refrigerant flowing in the pipe of the heat exchanger 4 and the fins. The air is cooled or heated by exchanging heat with air passing through.
[0021]
Here, normally, when the air sucked by the centrifugal fan 2 is blown out toward the heat exchanger 4, an air flow (wind) having a high flow velocity collides with the fins of the heat exchanger 4 from an oblique direction, and wind noise is generated. (Hulhur sound / fluid sound) occurs. However, in the air conditioner of this embodiment, wind noise is suppressed by the rectifying plate 51 attached to the heat exchanger 4 acting as follows. That is, as described above, the flow velocity of the wind blown from the centrifugal fan 2 on the downstream side in the blowing direction from the position A where the center line of the centrifugal fan 2 and the pair of linear portions 4a of the heat exchanger 4 are orthogonal to each other is as described above. It is arrange | positioned so that the upper end part 5b by the side of the top plate 1a of the unit main body 1 may be located in the ventilation direction further downstream rather than the lower end part 5c by the side of the panel 7. Therefore, on the upstream side of the rectifying plate 51, the flow velocity of the wind blown from the centrifugal fan 2 is reduced, and wind noise can be suppressed. In addition, the flow of the wind hits the rectifying plate 51 on the downstream side of the rectifying plate 51, the flow velocity is reduced and the direction of the flow is changed, and the flow is guided to the heat exchanger 4, so that the wind noise is generated. Can be suppressed.
[0022]
Further, although the lower end portion 5c of the rectifying plate 51 is arranged relatively close to the position A, the inclined portion 5a following the lower end portion 5c is inclined so as to gradually move away from the position A. Since the upper end portion 5b is disposed at the most downstream position, the portion of the centrifugal fan 2 that is close to the blades 10 is small when viewed as the entire rectifying plate 51, and the change in the wind direction is caused by the inclined portion 5a. As a result, a rapid pressure change (up / down) accompanying the passage of the blade 10 is unlikely to occur. Therefore, so-called NZ sound (interference sound / rotation sound between the air pushed out by the blades of the centrifugal fan 2 and the rectifying plate 51) generated due to the pressure change can be suppressed.
[0023]
In this embodiment, by setting the rectifying plate 51 as described above, both the wind noise and the NZ noise can be suppressed to the extent shown in FIGS.
That is, FIG. 8 shows the noise value in the low frequency band mainly including the NZ sound, and FIG. 9 shows the noise value in the high frequency band mainly including the wind noise. In both figures, the solid line represents the noise value in the present invention (this embodiment), and the fine broken line represents the noise value of the conventional product (when the same rectifying plate as that of the prior art shown in FIGS. 10 and 11 is provided). The rough broken lines indicate the noise values when no current plate is provided.
[0024]
First, the NZ sound will be described. As shown by an arrow a in FIG. 8, the NZ sound (generated with an abrupt pressure change due to an obstacle near the centrifugal fan 2) is conspicuous in the conventional product. On the other hand, in the present invention, only the same level of noise is generated as when there is no current plate. This is because when the current plate is placed straight (vertically) from the upper end to the lower end as in the conventional product, it becomes a state where the wind flow is blocked at a stretch in a large area, and a sudden pressure change On the other hand, if the rectifying plate 51 is disposed obliquely as in this embodiment, an action that gradually increases the area for blocking the ridge occurs, and the pressure in the vicinity of the rectifying plate 51 is generated. This is an effect that is obtained because the change in is moderate.
[0025]
On the other hand, with regard to wind noise, as shown in FIG. 9 surrounded by an ellipse b, the conventional product is slightly more wind noise (Hururu sound: obstacle is near the position A) than the present invention. It is superior in the effect of suppressing. This is a trivial result because the wind noise can be suppressed as the current plate is moved closer to the position A. However, it can be said that both the present invention and the conventional product can sufficiently suppress the wind noise compared to the case where the current plate is not provided.
When viewed as the total noise of the wind noise and the NZ sound, the difference in the magnitude of the wind noise between the present invention and the conventional product is so small that it can be ignored compared to the NZ sound of the conventional product. I understand that. That is, in the present invention, the generation of NZ noise can be greatly reduced, and the wind noise can be suppressed to the same level as that of the conventional product. Therefore, when viewed comprehensively, it can be said that the present invention has a greater effect of suppressing noise than the conventional product.
[0026]
Embodiment 2 of the Invention
In the first embodiment, the rectifying plate 51 has a bent shape as shown in FIG. 3, but from the standpoint of the effect of suppressing noise, the rectifying plate 51 is replaced with the rectifying plate 51 shown in FIG. As described above, it is more effective to provide the rectifying plate 52 having an inclined shape as a whole. That is, it can be said that the entire rectifying plate 52 is configured as an inclined portion that is inclined with respect to the rotation axis direction of the centrifugal fan 2, and the change in the air flow (wind direction) can be made smoother. It is.
However, in this baffle plate 52, the attachment part 5d integrally formed at the upper and lower ends thereof is also inclined, so that attachment to the heat exchanger 4 is difficult. That is, the fins of the heat exchanger 4 generally extend in the vertical direction (direction parallel to the rotation axis direction of the centrifugal fan 2), and the gap between the fins is as narrow as about 1 mm, so that the gap is inclined. When the attachment portion 5d is pushed in, there may be a situation in which a part of the fin has to be cut out. On the other hand, in the rectifying plate 51 of FIG. 3, the upper and lower attachment portions 5d are parallel to the direction of the rotation axis of the centrifugal fan 2, and therefore can be easily pushed into the gap between the fins.
[0027]
Embodiment 3 of the Invention
Further, instead of the rectifying plate 51 of FIG. 3, it is conceivable to provide a rectifying plate 53 having a curved shape as shown in FIG. The rectifying plate 53 is formed in an inclined portion 5a whose intermediate portion in the vertical direction is inclined with respect to the rotational axis direction of the centrifugal fan 2, and substantially parallel to the rotational axis direction of the centrifugal fan 2 above and below the inclined portion 5a. The upper end portion 5b and the lower end portion 5c are connected to each other, and the inclined portion 5a, the upper end portion 5b, and the lower end portion 5c are each formed into a smooth curved surface. In this rectifying plate 53, the attachment portion 5d can be easily pushed into the gap between the fins and attached to the heat exchanger 4, and since the overall shape is smooth, the air flow can be changed smoothly. Also, it has excellent noise suppression effect.
[0028]
In addition, it cannot be overemphasized that embodiment of this invention is not limited by the above description, For example, although the above demonstrated the case where this invention was applied to the air conditioner provided with the heat exchanger 4 of planar view U shape. Even if the present invention is applied to an air conditioner including a heat exchanger 4 having a shape other than a U-shape as shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), it is almost the same as the above embodiments. Similar effects can be obtained.
In the above description, the present invention is applied to a ceiling-embedded air conditioner. However, the present invention can be applied to various types of air conditioners such as a ceiling suspended type.
[0029]
Further, the shape of the side surface of the current plate can be arbitrarily changed. In addition to the current plate having a constant width from the upper end to the lower end as shown in FIG. 7A, for example, as shown in FIG. Various shapes of rectifying plates such as a trapezoidal rectifying plate and a rectifying plate having a non-constant width as shown in FIG. 7C can be adopted. Further, these rectifying plates can be used by being bent as shown in FIGS. 3 and 5 in addition to making the whole slanted as shown in FIG. Furthermore, the bending shape when the current plate is bent is arbitrary, and for example, it is conceivable that the shape viewed from the front (center side of the centrifugal fan 2) is stepped.
[0030]
Moreover, although the upper end part 5b of the baffle plate was distribute | arranged downstream rather than the lower end part 5c with respect to the ventilation direction of the centrifugal fan 2 above, the lower end part 5c has the lower end part 5c from the upper end part 5b on the contrary. Even if it is disposed so as to be located downstream in the blowing direction, the same effect as described above can be obtained.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a low-noise air conditioner that suppresses both wind noise and NZ sound can be obtained.
[0032]
In addition, since at least the middle part of the rectifying plate in the vertical direction is an inclined portion, the change in the air flow direction in the vicinity of the rectifying plate becomes smooth, and further noise reduction can be achieved.
[0033]
In addition, the current plate is attached to the heat exchanger through an attachment part formed integrally with the upper end and the lower end substantially parallel to the centrifugal fan rotation axis direction, so that the current plate can be easily attached to the heat exchanger. It becomes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an air conditioner according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the air conditioner according to Embodiment 1 of the present invention.
3A and 3B are diagrams showing a current plate according to Embodiment 1 of the present invention, in which FIG. 3A is a side view and FIG. 3B is a front view.
4A and 4B are diagrams showing a current plate according to Embodiment 2 of the present invention, in which FIG. 4A is a side view and FIG. 4B is a front view.
5A and 5B are diagrams showing a current plate according to Embodiment 3 of the present invention, in which FIG. 5A is a side view and FIG. 5B is a front view.
FIG. 6 is an explanatory plan view showing another embodiment of the heat exchanger used in the air conditioner according to the present invention.
FIG. 7 is a side view showing another form of the current plate.
FIG. 8 is a graph showing measured values of noise in a low frequency band mainly including NZ sounds.
FIG. 9 is a graph showing measured values of noise in a high frequency band mainly including wind noise.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a conventional air conditioner.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a conventional air conditioner.
[Explanation of symbols]
1 unit body, 2 centrifugal fan, 4 heat exchanger, 51, 52, 53 current plate, 5a inclined portion, 5b upper end portion, 5c lower end portion, 5d attachment portion.

Claims (1)

箱状のユニット本体と、回転軸方向をほぼ垂直方向として前記ユニット本体内に設けられた遠心ファンと、この遠心ファンの外周を囲むように前記ユニット本体内に設けられた熱交換器と、この熱交換器の内面に突設されて前記遠心ファンからの風の流れを整流する整流板とを備えた空気調和機において、
前記整流板は、その上下方向のいずれか一方の端部が他方の端部よりも前記遠心ファンの送風方向下流側に位置するように配設されており、かつ、少なくとも前記上下方向の中間部分が前記遠心ファンの回転軸方向に対して垂直方向から傾いた傾斜部に構成されていて、
前記整流板は、その上端部及び下端部が前記遠心ファンの回転軸方向とほぼ平行に形成されるとともに、これら上端部及び下端部と一体に形成された取り付け部を介して前記熱交換器に取り付けられていることを特徴とする空気調和機。
A box-shaped unit main body, a centrifugal fan provided in the unit main body with the rotation axis direction being substantially vertical, a heat exchanger provided in the unit main body so as to surround the outer periphery of the centrifugal fan, In an air conditioner provided with a rectifying plate protruding from the inner surface of the heat exchanger and rectifying the flow of wind from the centrifugal fan,
The rectifying plate is disposed so that one of the ends in the vertical direction is located downstream of the other end in the air blowing direction of the centrifugal fan, and at least an intermediate portion in the vertical direction Is configured in an inclined portion inclined from a direction perpendicular to the rotational axis direction of the centrifugal fan ,
The rectifying plate has an upper end portion and a lower end portion formed substantially parallel to the rotation axis direction of the centrifugal fan, and is attached to the heat exchanger via an attachment portion formed integrally with the upper end portion and the lower end portion. An air conditioner characterized by being attached .
JP2002068235A 2002-03-13 2002-03-13 Air conditioner Expired - Lifetime JP3918111B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002068235A JP3918111B2 (en) 2002-03-13 2002-03-13 Air conditioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002068235A JP3918111B2 (en) 2002-03-13 2002-03-13 Air conditioner

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003269738A JP2003269738A (en) 2003-09-25
JP3918111B2 true JP3918111B2 (en) 2007-05-23

Family

ID=29199381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002068235A Expired - Lifetime JP3918111B2 (en) 2002-03-13 2002-03-13 Air conditioner

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3918111B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6078925B2 (en) * 2011-09-30 2017-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 Embedded ceiling air conditioner
CN103090468A (en) * 2013-01-23 2013-05-08 宁波德贝里克电器有限公司 Light type integrated roof-mounted air conditioner
JP6399942B2 (en) * 2015-02-02 2018-10-03 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 Air conditioner
JP6519944B2 (en) * 2015-03-27 2019-05-29 株式会社富士通ゼネラル Ceiling-mounted air conditioner
JP7005355B2 (en) * 2018-01-19 2022-02-10 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 Air conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003269738A (en) 2003-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3497073B2 (en) Once-through blower
JP6041895B2 (en) Air conditioner
JP3624813B2 (en) Air conditioner decorative panel, air outlet unit, and air conditioner
JP5029577B2 (en) Air conditioner indoor unit
WO2009139422A1 (en) Centrifugal fan
JP5403084B2 (en) Indoor unit
WO2020039492A1 (en) Indoor unit for air conditioner
WO2013031046A1 (en) Air conditioner
JP5720600B2 (en) Indoor unit
AU2017410135B2 (en) Propeller fan and outdoor unit for air-conditioning apparatus
JP3918111B2 (en) Air conditioner
JP3438323B2 (en) Ceiling embedded air conditioner and horizontal blade structure of the device
JP3582366B2 (en) Blower
JP3138632B2 (en) Air conditioner
WO1999020945A1 (en) Air conditioner
JP2006038443A (en) Blast duct
JP4760950B2 (en) Recessed ceiling ventilation fan
JP3893840B2 (en) Method for correcting swirling component of blown airflow and blower
JP3791317B2 (en) Air conditioner
JP3680148B2 (en) Air conditioner outdoor unit
JP2007032284A (en) Blast device and outdoor unit for air conditioner provided with same
JP2956620B2 (en) Outdoor unit for air conditioner
AU2018402616B2 (en) Air conditioner
JP4639683B2 (en) Outdoor unit for air conditioner
JP3139447B2 (en) Cross flow fan

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3918111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term