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JP3915920B2 - 光ファイバ接続装置及び光ファイバ接続方法 - Google Patents

光ファイバ接続装置及び光ファイバ接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバ同士を突き合わせ接続するための光ファイバ接続装置及びその装置を使用する光ファイバ接続方法に関する。
光ファイバを簡易に突き合わせ接続する手段として、メカニカルスプライスタイプの光ファイバ接続装置がある(例えば、特許文献1参照)。この種の光ファイバ接続装置は、接着剤を使うことなく光ファイバを接続するため、光ファイバの接続交換が容易であり、また、接続部の保守点検も容易にできるという利点がある。
図6は特許文献1に記載されている光ファイバ接続装置の概略構成を示している。この光ファイバ接続装置200は、下基板201と、被覆部挟持用上基板202並びに裸ファイバ挟持用上基板203と、クランプ204とからなる。
下基板201の上面には、図示しないが、光ファイバ心線の被覆部を位置決めする被覆部位置決め溝と、光ファイバ心線の先端の被覆が除去された裸ファイバを位置決めする裸ファイバ位置決め溝とが形成されている。被覆部位置決め溝は下基板201の長手方向両端側に形成され、裸ファイバ位置決め溝は下基板201の長手方向中間部に、両端の被覆部位置決め溝と連続して形成されている。
被覆部挟持用上基板202は、各被覆部位置決め溝を覆うように下基板201の上面に重ねられることで、被覆部位置決め溝に収容された各光ファイバ心線の被覆部を挟持する。裸ファイバ挟持用上基板203は、裸ファイバ位置決め溝を覆うように下基板201の上面に重ねられることで、裸ファイバ位置決め溝に収容された裸ファイバを共通に挟持する。クランプ204は、断面コ字形のバネ部材であり、各上基板202、203の上面と下基板201の下面を上下から挟持板204aで押圧することにより、上下基板202、203、201を保持するものである。この場合、クランプ204は、挟持板204aのバネ力を有効に上下基板202、203、201に伝えるため、上下の挟持板204aの基端側の間隔よりも先端側の間隔を狭くして、上側の挟持板204aの先端の曲げ部204bが上基板202、203に当たるようにしている。
裸ファイバ挟持用上基板203は、中の光ファイバ突き合わせ接続部が見えるように透明材料で形成されており、その中心部には観察対象を拡大して見るためのレンズ206が設けられている。また、レンズ206を通して中が見えるようにするため、クランプ204の上側の挟持板204aには切欠207が設けられている。
特開平10−123348号公報
図6に示した従来の光ファイバ接続装置200は、裸ファイバ挟持用上基板203を透明材料により形成しているので、接続しようとする光ファイバの突き合わせ部分を外部から目視により確認することができる。従って、裸光ファイバが位置ずれなく突き合わされているか否かの正確な確認が行える。
しかし、断面コ字形のクランプ204の挟持板204aを単に上基板202、203の上面と下基板201の下面に押圧させるだけで、上下基板202、203、201を挟持しているので、挟持板204aと上下基板202、203、201の当たりの位置によっては、必ずしも有効に挟持板204aの力を光ファイバを保持する力に変換するものとならず、安定した押圧力で光ファイバを保持できないことがあった。特に多芯光ファイバの場合、全部の光ファイバ心線に均等な押圧力を作用させる必要があるが、各光ファイバを保持する力にバラツキが生じやすいものであった。
本発明は、上記事情を考慮し、光ファイバの突き合わせ接続部が作業中に外から観察できるようにすると共に、光ファイバ位置決め溝の部分にクランプによる押圧力を集中して加えることができるようにし、それにより、光ファイバの保持の安定性を図れるようにした光ファイバ接続装置、及び、その装置を使用する光ファイバ接続方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の光ファイバ接続装置は、下基板と、接続しようとする一対の光ファイバ心線の裸ファイバ同士を突き合わせた状態で前記一対の光ファイバ心線を前記下基板とともに狭持する上基板と、前記上基板の上面と前記下基板の下面を押圧するクランプと、を有し、前記下基板または前記上基板の少なくとも一部が透明材料で形成されると共に、前記上基板の上面、前記下基板の下面、または前記クランプの前記上基板もしくは前記下基板に対する当接面のうち少なくとも一つに押圧突起が設けられ、前記クランプは、前記押圧突起を介して前記下基板と前記上基板とを保持しており、前記下基板または前記上基板には、前記裸ファイバを位置決めする位置決め溝が設けられており、前記押圧突起は、前記位置決め溝を通過する前記上基板と前記下基板の合わせ面に垂直且つ前記位置決め溝に位置決めされた前記裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を含む直線上に設けられており、前記クランプは、前記押圧突起を介して前記下基板または前記上基板を押圧しており、前記透明材料で形成された前記下基板または前記上基板に、前記下基板または前記上基板の合わせ面に対して斜めから裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を拡大して見るための凸レンズが形成され、且つ前記クランプの前記凸レンズに対応した位置に切欠が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の光ファイバ接続装置では、下基板または上基板の少なくとも一部が透明材料で形成されているので、透明材料部分を通して裸ファイバの突き合わせ接続部が外部から見える。したがって、裸ファイバ同士の接続が適切に行われているかどうかを直接目で見て確認しながら、光ファイバの接続作業を行うことができ、また裸ファイバ同士の接続部への気泡やゴミの混入も目視により発見することができる
また、請求項1記載の光ファイバ接続装置は、前記クランプが、前記位置決め溝に位置決めされた前記裸ファイバに前記クランプの保持力が集中するように、前記位置決め溝を通過する前記上基板と前記下基板の合わせ面に垂直且つ前記裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を含む直線上に設けられており、前記押圧突起を介して前記下基板または前記上基板を押圧しているため、この押圧力が下基板及び上基板に集中的に加えられる。したがって、裸ファイバに対する保持力が高まり、光ファイバ同士の突き合わせ接続部のずれなどが生じにくくなる。
さらに、請求項1記載の光ファイバ接続装置では、透明材料で形成した基板に凸レンズが形成されているので、裸ファイバの突き合わせ接続部を外から拡大して見ることができ、接続装置内部、特に裸ファイバの突き合わせ状態が観察しやすくなる。そして、凸レンズに対応したクランプの位置に切欠が設けられているので、クランプが、裸ファイバの突き合わせ状態を観察するときの障害とならない。また、凸レンズは、位置決め溝に対する押圧力の付与に直接関係する基板の上下中央部(位置決め溝の真上または真下)にではなく、その位置を避けて前記下基板または前記上基板の合わせ面に対して斜めから裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を拡大して見えるよう、例えば肩部や側部に凸レンズを設けているので、光ファイバの挟持性能に全く影響を及ぼす心配がない。特に、本発明では基板等に前記押圧突起を設けているが、押圧突起と関係ない位置に凸レンズが位置することになるので、押圧突起を設けるのに凸レンズが邪魔になることもない。また、基板を樹脂成形品で構成する場合には、凸レンズを基板に一体成形することにより低コストで基板を作成できる。
請求項記載の光ファイバ接続装置は、請求項1に記載の光ファイバ接続装置であって、前記上基板および前記下基板が、線膨張係数が0.5×10-6/℃〜2.0×10-5/℃の材料で作成されている。
請求項記載の光ファイバ接続装置では、0.5×10-6/℃〜2.0×10-5/℃の範囲に上基板および下基板の線膨張係数を限定しているので、上基板及び下基板の温度変化により光ファイバに位置ずれが生じにくく、生じた場合であっても位置ずれを許容範囲に収めることができる。
請求項記載の光ファイバ接続装置は、請求項1または2に記載の光ファイバ接続装置であって、前記上基板及び前記下基板が、熱硬化性のエポキシまたはポリエーテルイミド樹脂で作成されている。
請求項記載の光ファイバ接続装置では、上基板及び下基板が熱硬化性のエポキシまたはポリエーテルイミド樹脂で作成されているので、透明性を維持しつつ、耐熱性や、シリカ等の充填材を材料中に混入した場合の安定した成形性を確保することができる。
請求項記載の光ファイバ接続装置は、請求項1または2に記載の光ファイバ接続装置であって、前記上基板及び前記下基板が、熱可塑性のポリカーボネートもしくは環状オレフィン系樹脂で作成されている。
請求項記載の光ファイバ接続装置では、上下基板が熱可塑性のポリカーボネートもしくは環状オレフィン系樹脂で作成されているので、透明性を維持しつつ、耐熱性や、シリカ等の充填材を材料中に混入した場合の安定した成形性を確保することができる。また、熱可塑性樹脂であることから、射出成形により低コストで製造可能となる。
請求項記載の光ファイバ接続装置は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光ファイバ接続装置であって、光ファイバ接続作業後に前記透明材料で形成された部分を覆うための遮光部材が、前記上基板、前記下基板または前記クランプに取り付けられている。
請求項記載の光ファイバ接続装置は、遮光部材を備えているため、接続作業後に遮光部材で透明部分で覆うことにより、光ファイバの接続端面に透明部分を通して外部から無用な光が入り込まないようにすることができる。
請求項記載の光ファイバ接続方法は、請求項1に記載の光ファイバ接続装置を用いた光ファイバ接続方法であって、接続しようとする一対の光ファイバ心線の先端の被覆を除去して裸ファイバを露出させる工程と、前記光ファイバ接続装置の上基板と下基板の合わせ面同士を開く工程と、前記合わせ面が開いた状態の光ファイバ接続装置に前記一対の光ファイバ心線を挿入する工程と、前記下基板または前記上基板のうち透明材料で形成された部分を介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる工程と、前記裸ファイバの先端同士が突き当たった状態で前記合わせ面を閉じる工程と、を有する。
請求項記載の光ファイバ接続方法では、透明部分を通して裸ファイバの突き合わせ接続部を外から見ながら接続作業を行うので、接続が適切に行われているかどうかを直接目で見て確認することができる。また、接続が適切に行われていない場合でも、接続部を確認することにより問題点を認識し、即座に対処することができる。
請求項記載の光ファイバ接続方法は、請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる工程において、拡大鏡を介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる。
請求項記載の光ファイバ接続方法では、拡大鏡を用いて裸ファイバの突き合わせ接続部の拡大像を見ながら接続作業を行うので、細かい確認作業を容易に実施できる。
請求項記載の光ファイバ接続方法では、請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、透明材料で形成された部分には、凸レンズが形成されており、前記凸レンズを介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる。
請求項10記載の光ファイバ接続方法では、透明材料で形成された部分に形成された凸レンズを介して、裸ファイバの突き合わせ接続部の拡大像を見ながら接続作業を行うので、細かい確認作業を容易に実施できる。
請求項記載の光ファイバの接続方法は、請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、前記透明材料で形成された部分を介して、接続した前記裸ファイバの軸ずれを光学的に計測する工程を含む。
この光ファイバ接続方法では、光学的に計測したデータを用いて、光ファイバの突き合わせ接続部のロス推定を行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、光ファイバの突き合わせ接続部を作業中に外から容易に観察できるようにしたので、光ファイバの接続信頼性を高めることができる。また、光ファイバ位置決め溝の部分にクランプによる押圧力を集中して加えることができるようにしたので、光ファイバの保持の安定化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は実施形態の光ファイバ接続装置10の外観を示す斜視図、(b)は(a)のIb−Ib矢視断面図、(c)は(a)のIc−Ic矢視断面図である。
この光ファイバ接続装置10は、下基板11と、3つのピースに分割された上基板12、13、12と、金属バネよりなる断面コ字形のクランプ14とからなる。上下基板12、13、11は、互いに組み合わせることでロッド状となるものである。
図2は下基板11の概略構成を示し、(a)は上面図、(b)は側断面図である。下基板11の上面の幅方向中央部分には長手方向両端側から中央に向けて、被覆部位置決め溝11a、中央の裸ファイバ位置決め溝11bが順に連続して形成されている。接続を行う光ファイバ心線Fは、先端側の被覆が除去されて裸ファイバが露出されたものであり、被覆のついている部分が被覆部位置決め溝11aに収容され、被覆が除去されて裸ファイバが露出した部分が裸ファイバ位置決め溝11bに収容されるようになっている。
各位置決め溝11a、11bは、光ファイバ心線Fの裸ファイバを突き合わせ接続可能に位置決め調心するもので、断面がV字状、U字状等の位置決め可能な形状になっている。このうち、被覆部位置決め溝11aは、光ファイバ心線Fの被覆部の外径と同等かわずかにそれ以下の溝幅に形成されている。また、中央の裸ファイバ位置決め溝11bは、裸ファイバの外径と同等かわずかにそれ以下の溝幅に形成されている。
被覆部挟持用上基板12は、各被覆部位置決め溝11aを覆うように下基板11の上側に重ねられることで、被覆部位置決め溝11aに収容された各光ファイバ心線Fの被覆部を挟持するものであり、対称形状のものとして2つ用意されている。また、裸ファイバ挟持用上基板13は、裸ファイバ位置決め溝11bを覆うように下基板11の上側に重ねられることで、裸ファイバ位置決め溝11bに収容された裸ファイバを共通に挟持するものであり、1つだけ用意されている。
クランプ14は、ロッド状に組み合わせた上下基板12、13、11の外周に嵌着されることにより、上下基板12、13、11に圧接力を付与するものであり、上下の挟持板14A、14Bと、これら挟持板14A、14Bの一側縁間を繋ぐ背面板14Cとからなる断面コ字形に形成されている。挟持板14A、14Bは、上基板12、13の上面と下基板11の下面を上下から押圧するものであり、背面板14C側から互いに平行に延びている。上側の挟持板14Aは、スリット15で3つのバネ板部16、17に分割されており、個別に押圧力を被覆部挟持用上基板12及び裸ファイバ挟持用上基板13のそれぞれに加えることができるようになっている。
図1(b)、(c)に示すように、下基板11の下面及び上基板12、13の上面には、位置決め溝11a、11bと対応する位置に、挟持板14A、14Bによる押圧力を上下基板12、13、11に対して集中的に伝達するための押圧突起20、21が長手方向に連続して設けられている。具体的には、押圧突起20,21は、裸ファイバ位置決め溝11bを通って下基板11と上基板13との間の合わせ面30に垂直な直線の方向、及び被覆部位置決め溝11aを通って下基板11と上基板12との間の合わせ面30aに垂直な直線の方向に設けられている。このような位置に押圧突起20,21が設けられているため、押圧突起20,21を介して加えられるクランプ14の押圧力が被覆部位置決め溝11aおよび裸ファイバ位置決め溝11bに集中し、光ファイバ心線Fが確実に位置決め固定される。また、上下の挟持板14A、14Bの所定位置には、押圧突起20、21に係合することでクランプ14の位置ずれを防止する係止爪18が、挟持板14A、14Bの板材を切り起こすことで形成されている。クランプ14は、挟持板14A、14Bの係止爪18が押圧突起20、21に係合し、背面板14Cが上下基板12、13、11の側面に当接することで位置決めされるようになっている。
また、この光ファイバ接続装置10では、少なくとも裸ファイバ挟持用上基板13が透明材料で形成されており、その前側(クランプ14の背面板14Cと反対側)の肩部に、裸ファイバの突き合わせ接続部を外から拡大して見るための凸レンズ13Lが一体に形成されている。この凸レンズ13Lは、透明材料よりなる裸ファイバ挟持用上基板13の肩部に円弧面を形成することで、ロッドレンズとして構成されている。また、このように裸ファイバ挟持用上基板13の肩部に凸レンズ13Lを設けたのに対応させて、クランプ14の上側の挟持板14Aには、凸レンズ13Lを通して中が覗けるように切欠19が設けられている。すなわち、凸レンズ13は、下基板11と上基板13との間の合わせ面30対して斜めから裸ファイバ同士の突き合わせ接続部が拡大して視認できるように構成されている。
この場合、上下基板12、13、11は、線膨張係数が0.5×10-6/℃〜2.0×10-5/℃の範囲の同一材料で作成されている。代表的な例としては、熱硬化性のエポキシまたはポリエーテルイミド樹脂、熱可塑性のポリカーボネートもしくは環状オレフィン系樹脂を挙げることができる。このような材料を選択することで、透明性を維持しつつ、耐熱性や、シリカ等の充填材を材料中に混入した場合の安定した成形性を確保することができる。特に熱可塑性樹脂を使用した場合は、射出成形により低コストに製造可能となる。
また、上下基板12、13、11の合わせ部の側縁部には、一体化した上下基板12、13、11を開くための楔挿入溝23が設けられている。楔挿入溝23は、上下基板12、13にそれぞれに半分ずつ凹所として形成され、両者を合体したときに長方形の溝の形になる。楔挿入溝23は、長手方向の数カ所に間隔をおいて形成されている。
また、例えばクランプ14の背面板14Cの上部には、光ファイバの接続作業後に、透明材料で形成された部分を覆うための遮光部材としての遮光テープ40が貼り付けられている。この遮光テープ40は、図3に示すように、基端40aがクランプ14の背面板14Cに貼り付けられ、先端40bが簡単に剥がせるようにクランプ14やテープの他の部分に仮止めされ、2つに折り畳んだ状態で取り付けられている。そして、光ファイバの接続確認後、仮止めしてある先端40bを外し、折り畳んだテープ40を延ばしながら、上下基板12、13、11及びクランプ14の外周を一周させて、先端40bをクランプ14などに貼り付けることで、透明材料で構成した部分を簡単に遮光することができるようになっている。
次に、上記構成の光ファイバ接続装置を使用した光ファイバ接続方法について説明する。
一対の光ファイバ心線を突き合わせ接続する場合には、まず、接続しようとする一対の光ファイバ心線の先端の被覆を除去し、同先端を所定の長さに切断して端面処理する。一方、前記の光ファイバ接続装置10を、上下基板12、13、11を合体させ、その外周にクランプ14を嵌めることで組み立て、図5に示すような組立装置100にセットする。
組立装置100は、光ファイバ接続装置10を載置固定する載置台101と、載置台101上の光ファイバ接続装置10の光接続軸線の延長上にて光ファイバ心線Fを把持する一対の光ファイバ把持機構102と、載置台101上の光ファイバ接続装置10の上下基板12、13、11の楔挿入溝23に対して抜き差し可能な楔103と、楔103を載置台101上の光ファイバ接続装置10の楔挿入溝23に対して進退させる進退機構104とを備えるものである。
組立装置100に光ファイバ接続装置10をセットしたら、光ファイバ接続装置10の上下基板12、13、11の合わせ面を楔103を用いて開く。そして開いた状態の光ファイバ接続装置10の位置決め溝11a、11bに両端から光ファイバ心線の先端を挿入する。
このとき、透明材料で形成された部分を通して裸ファイバの接続部を外から見ながら裸ファイバの先端を突き合わせる。その際、実施形態の光ファイバ接続装置10の場合は、一体に設けた凸レンズ13Lを通して中を覗くことができるので、拡大像を見ながら作業することができる。凸レンズ13Lを設けない光ファイバ接続装置を使用する場合は、図5に示すように、別途用意した拡大鏡110を通して裸ファイバの接続部を外から観察する。
光ファイバ心線Fを位置決め溝11a、11bに挿入していき、裸ファイバの先端面同士が突き当たったら、その段階で楔103を楔挿入溝23から引き抜くことにより、クランプ14のバネ力で光ファイバ接続装置10を閉じ、上下基板12、13の合わせ面間に光ファイバを挟持する。こうすることで、光ファイバの接続を完了することができる。なお、光ファイバの接続に対しては、必要に応じて接続部周囲に光ファイバと同一の屈折率を有する整合剤を注入しておく。
これらの工程が終了した段階で、透明材料で形成された部分を通して、接続した一対の裸ファイバの軸ずれを実体顕微鏡やCCDカメラ等により光学的に計測し、接続部のロス推定を行うことができる。また、接続確認後は、図3(a)のように折り畳んだ遮光テープ40を延ばして、(b)のように一周させた上で先端40bを所定位置に止めることで透明部分を遮光する。
このように前記光ファイバ接続装置10を用いて光ファイバの突き合わせ接続を実行した場合は、次のような効果を得ることができる。
(1)上下基板12、13、11の光ファイバの位置決め溝11a、11bに対応する位置に押圧突起20、21を設けているので、クランプ14の挟持板14A、14Bによる押圧力を、押圧突起20、21を介して、光ファイバを収容する位置決め溝11a、11bの部分に集中的に加えることができる。従って、光ファイバに対するクランプ力が高まり、光ファイバ接続部のずれなどが生じにくくなる。
(2)裸ファイバ挟持用上基板13を透明材料で形成しているので、透明部分を通して裸ファイバの突き合わせ接続部を外から見ることができ、接続が適切に行われているかどうかを直接目で見て確認しながら光ファイバの接続作業を行うことができる。このように、裸ファイバが正しく位置ずれなく位置決め溝内で突き合わされているか否かの確認ができるので、突き合わせ状態に不備があるときには、即座に修正することで、光ファイバの接続信頼性を格段にアップすることができる。
(3)透明材料で形成した裸ファイバ挟持用上基板13に凸レンズ13Lを一体に形成しているので、裸ファイバの突き合わせ接続部を外から拡大して見ることができ、内部が観察しやすくなる。また、凸レンズ13Lを基板13に一体形成しているから、凸レンズ13Lを設けるコストを最小に抑えることができる。また、位置決め溝11a、11bに対する押圧力の付与に直接関係する位置(位置決め溝の真上または真下)にではなく、その位置を避けた基板13の肩部に凸レンズ13Lを設けているので、光ファイバの挟持性能に全く影響を及ぼす心配がない。特に押圧突起20と関係ない位置に凸レンズ13Lが位置することになるので、押圧突起21を設けるのに凸レンズ13Lが邪魔になることもない。
(4)上下基板12、13、11の材料の線膨張係数を上記の範囲に限定したので、温度変化による基板と光ファイバとの位置ずれを許容範囲に収めることができる。因みに、線膨張係数が2.0×10-5/℃以上になると、光ファイバの固定長(片側5mm)に対して50℃の温度変化がある場合に5μm程度だけ位置が変わる。この程度であれば、接続端面同士が突き当たって応力等を発生することもないが、それ以上になるとファイバの破損、移動が発生して、損失が増加する可能性がある。なお、下限はファイバの材質である石英と同等であれば、上記変化量がほとんどなく良好である。
(5)接続作業後に遮光テープ40で透明部分で覆えるようにしているので、光ファイバの接続端面に透明部分を通して外部から無用な光が入り込まないようにすることができ、接続信頼性を容易に確保することができる。
なお、上記実施形態は一例であり、本発明は他の構成を採ることもできる。
例えば、上記実施形態では、下基板11の下面と上基板12、13の上面の両方に押圧突起21、20を設けているが、どちらか一方に押圧突起を設けるだけでも、一定の効果を得ることはできる。また、基板11、12、13に押圧突起20、21を設ける代わりに、挟持板14A、14Bの上下基板12、13、11に対する当接面の、位置決め溝11a、11bに対応する位置に押圧突起を設けても、前記と近い効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、上下基板12、13、11の全部を透明部材で構成した場合を想定して説明したが、下基板11または裸ファイバ挟持用上基板13の少なくともいずれかを透明基板とすればよい。また、凸レンズ13Lを設ける位置は、基板の肩部の他に側部であってもよい。
また、上記実施形態では、一対の光ファイバ心線の接続を行う場合を想定して説明したが、本発明の光ファイバ接続装置は、複数対の光ファイバ心線の接続にも適用できる。複数対の光ファイバ心線を接続する場合には、図4に示すように下基板11上に複数本の位置決め溝11bを並列に形成すればよい。
本発明の実施形態の光ファイバ接続装置の構成図で、(a)は外観を示す斜視図、(b)は(a)のIb−Ib矢視断面図、(c)は(a)のIc−Ic矢視断面図である。 同光ファイバ接続装置における下基板の構成図で、(a)は上面図、(b)は側断面図である。 同光ファイバ接続装置における遮光テープの使い方の説明図で、(a)は使用前の状態、(b)は使用状態を示す断面図である。 複数対の光ファイバ心線を接続する場合の接続装置の要部断面図である。 同光ファイバ接続装置を使用して光ファイバを接続する場合の説明図である。 従来の光ファイバ接続装置の外観図である。
符号の説明
10 光ファイバ接続装置
11 下基板
11a 被覆部位置決め溝
11b 裸ファイバ位置決め溝
12 被覆部挟持用上基板
13 裸ファイバ挟持用上基板
13L 凸レンズ
14 クランプ
14A,14B 挟持板
40 遮光テープ(遮光部材)
100 組立装置
F 光ファイバ心線

Claims (9)

  1. 下基板と、
    接続しようとする一対の光ファイバ心線の裸ファイバ同士を突き合わせた状態で前記一対の光ファイバ心線を前記下基板とともに狭持する上基板と、
    前記上基板の上面と前記下基板の下面を押圧するクランプと、を有し、
    前記下基板または前記上基板の少なくとも一部が透明材料で形成されると共に、
    前記上基板の上面、前記下基板の下面、または前記クランプの前記上基板もしくは前記下基板に対する当接面のうち少なくとも一つに押圧突起が設けられ、
    前記クランプは、前記押圧突起を介して前記下基板と前記上基板とを保持しており、
    前記下基板または前記上基板には、前記裸ファイバを位置決めする位置決め溝が設けられており、
    前記押圧突起は、前記位置決め溝を通過する前記上基板と前記下基板の合わせ面に垂直且つ前記位置決め溝に位置決めされた前記裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を含む直線上に設けられており、
    前記クランプは、前記押圧突起を介して前記下基板または前記上基板を押圧しており、
    前記透明材料で形成された前記下基板または前記上基板に、前記下基板または前記上基板の合わせ面に対して斜めから裸ファイバ同士の突き合わせ接続部を拡大して見るための凸レンズが形成され、且つ前記クランプの前記凸レンズに対応した位置に切欠が設けられていることを特徴とする光ファイバ接続装置。
  2. 請求項1に記載の光ファイバ接続装置であって、
    前記上基板および前記下基板が、線膨張係数が0.5×10 -6 /℃〜2.0×10 -5 /℃の材料で作成されていることを特徴とする光ファイバ接続装置。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバ接続装置であって、
    前記上基板及び前記下基板が、熱硬化性のエポキシまたはポリエーテルイミド樹脂で作成されていることを特徴とする光ファイバ接続装置。
  4. 請求項1または2に記載の光ファイバ接続装置であって、
    前記上基板及び前記下基板が、熱可塑性のポリカーボネートもしくは環状オレフィン系樹脂で作成されていることを特徴とする光ファイバ接続装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光ファイバ接続装置であって、
    光ファイバ接続作業後に前記透明材料で形成された部分を覆うための遮光部材が、前記上基板、前記下基板または前記クランプに取り付けられていることを特徴とする光ファイバ接続装置。
  6. 請求項1に記載の光ファイバ接続装置を用いた光ファイバ接続方法であって、
    接続しようとする一対の光ファイバ心線の先端の被覆を除去して裸ファイバを露出させる工程と、
    前記光ファイバ接続装置の上基板と下基板の合わせ面同士を開く工程と、
    前記合わせ面が開いた状態の光ファイバ接続装置に前記一対の光ファイバ心線を挿入する工程と、
    前記下基板または前記上基板のうち透明材料で形成された部分を介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる工程と、
    前記裸ファイバの先端同士が突き当たった状態で前記合わせ面を閉じる工程と、を有することを特徴とする光ファイバ接続方法。
  7. 請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、
    前記裸ファイバの先端同士を突き合わせる工程において、拡大鏡を介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせることを特徴とする光ファイバ接続方法。
  8. 請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、
    透明材料で形成された部分には、凸レンズが形成されており、
    前記凸レンズを介して、前記裸ファイバを外部から目視しながら前記裸ファイバの先端同士を突き合わせることを特徴とする光ファイバ接続方法。
  9. 請求項に記載の光ファイバ接続方法であって、
    前記透明材料で形成された部分を介して、接続した前記裸ファイバの軸ずれを光学的に計測する工程を含むことを特徴とする光ファイバ接続方法。
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