JP3908009B2 - 車両用冷房装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の走行状態に応じてエンジンが停止されるいわゆるアイドルストップ車両やハイブリッド車両における車両用冷房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、省燃費の観点よりいわゆるアイドルストップ車両やハイブリッド車両が市場に投入される例が有る。これらの車両においては、走行状態(アイドルストップ車両では一時停車時、ハイブリッド車両では一時停車時、発進時、低速走行時等)に応じてエンジンを停止させるようにしているため、エンジンの駆動力を受けて作動する冷房装置用の圧縮機も停止することになり、エンジン停止中は冷房装置として作動しないことになる。
【0003】
この解決策として例えば、特開2000−127753号公報では、エンジンにより作動される圧縮機(公報中では第1コンプレッサ)とは別に、モータの駆動力を受けて作動する第2コンプレッサを設けて、エンジン停止中においては、この第2コンプレッサによって冷房装置を継続して作動させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報の実施形態においては、第2コンプレッサとモータとは別体のものとして形成され、プーリーおよびベルトを介して作動されるように設定されているので、搭載スペースを多く必要とする。また、第2コンプレッサおよびモータはシャフトの一端側が外部に開放される開放型のものとなるので、内部の冷媒や潤滑油の漏洩を防止して信頼性を確保するために、軸封止装置を設ける必要がある。
【0005】
本発明の目的は、上記問題に鑑み、搭載性に優れると共に、軸封止装置を不要として冷媒や潤滑油の漏れに対する信頼性を確保可能とする車両用冷房装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0009】
ところで、上述した従来技術においては、第2コンプレッサを圧縮機(第1コンプレッサ)に対して並列配置となるように接続しているので、配管取回しが複雑となり、また、この配管接続部の冷媒や潤滑油の漏洩についても充分な配慮をはらう必要が有った。
【0010】
請求項1に記載の発明では、走行状態に応じてエンジン(10)が停止される車両に適用されるものであって、エンジン(10)の駆動力を受けて作動し、冷媒を圧縮する圧縮機(111)、この圧縮機(111)からの冷媒を凝縮する凝縮器(112)が設けられた冷房装置(110)と、モータ部(210)の駆動によって冷媒を圧縮する圧縮機部(220)が設けられた電動圧縮機(200)とを有し、冷房装置(110)作動時にエンジン(10)が停止した場合、電動圧縮機(200)が作動される車両用冷房装置において、電動圧縮機(200)は、回転軸(213、223)を含むモータ部(210)および圧縮機部(220)を、密閉ハウジング(230)内に一体的に収容する密閉式のものであり、圧縮機(111)に対して直列となるように圧縮機(111)および凝縮器(112)の間に配置され、電動圧縮機(200)には、圧縮機部(220)の吸入側から圧縮機部(220)をバイパスするバイパス流路(235)と、バイパス流路(235)に配設されると共に、圧縮機(111)の吐出圧力によりバイパス流路(235)を開く逆止弁(236)とが設けられ、圧縮機(111)は、吸入弁(111a)および吐出弁(111b)を有するピストン型圧縮機としたことを特徴としている。
【0011】
これにより、モータ部(210)および圧縮機部(220)が一体形成され、搭載性に優れた電動圧縮機(200)とすることができる。また、密閉ハウジング(230)によって、モータ部(210)および圧縮機部(220)の回転軸(213、223)と共に内部の冷媒や潤滑油を封じ込めるので、軸封止装置を不要として冷媒や潤滑油の漏れに対する信頼性を確保することができる。加えて、電動圧縮機(200)の配管取回しを簡素化し、更に漏れに対する信頼性を向上させ、コストダウンが可能となる。
【0012】
即ち、電動圧縮機(200)のバイパス流路(235)に逆止弁(236)を設け、圧縮機(111)をピストン型圧縮機とすることで、圧縮機(111)作動時は、冷媒をバイパス流路(235)側に流し、また圧縮機部(220)作動時は、圧縮機(111)の吸入弁(111a)、吐出弁(111b)を通して冷媒を吸入でき、両圧縮機(111、200)の使い分けが可能となり、電動圧縮機(200)を圧縮機(111)の凝縮器(112)側に直列に配置することができる。よって、並列配置時に使用された冷媒配管(115a)を不要とすることができ、接続部が減る分、漏れに対する心配は減り、また冷媒配管(115a)分のコストダウンが図れる訳である。
【0013】
そして、請求項2に記載の発明では、圧縮機(111)は、複数のピストン(111f)を有する多気筒ピストン型圧縮機としたことを特徴としている。
【0014】
これにより、圧縮機部(220)作動時の圧縮機(111)を流通する流路を増加させることができるので、冷媒の流通抵抗を低減できる。
【0015】
更に、請求項3に記載の発明では、モータ部(210)には、冷媒が流通するようにしたことを特徴としている。
【0016】
これにより、冷媒によるモータ部(210)への冷却効果が得られ、モータ部(210)の寿命向上あるいは小型化が可能となる。
【0017】
また、請求項4に記載の発明では、圧縮機部(220)の最大能力は、圧縮機(111)の最大能力よりも小さくするようにしたことを特徴としている。
【0018】
これにより、更に電動圧縮機(200)の小型化が可能となる。これは、電動圧縮機(200)としては、圧縮機(111)とは異なりエンジン(10)の停止中における冷房機能を満たすだけの能力設定とすれば良いからである。
【0019】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1、図2に示し、まず、具体的な構成について説明する。第1実施形態における車両用冷房装置100は、走行中一時停車した時にエンジン10が停止されるいわゆるアイドルストップ車両に適用したものとしており、冷房装置110、制御装置120および電動圧縮機200とから成る。
【0021】
冷房装置110は、図1に示すように、周知の冷凍サイクルを形成するものであり、冷凍サイクル内の冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機111、圧縮された冷媒を液化凝縮する凝縮器112、液化された冷媒を断熱膨張させる膨張弁113、膨張した冷媒を蒸発させ、その蒸発潜熱により自身を通過する空気を冷却する蒸発器114がゴム製あるいは金属製の冷媒配管115によって順次接続されている。圧縮機111は、エンジン10の駆動力をプーリーおよびプーリーベルトを介して作動するようにしている。尚、圧縮機111、凝縮器112は、エンジンルーム1a内に配設され、また膨張弁113、蒸発器114は空調ユニット110aの構成部品として車室のインパネ内に配設されている。
【0022】
また、空調ユニット110aには制御装置120が設けられており、この制御装置120は、冷房装置110の各種制御を行なうと共に、後述する電動圧縮機200のモータ部210の作動を制御する。具体的には、図示しない各種センサからの信号、即ち、車速、エンジン回転数、蒸発器後方温度、車室内温度、A/C要求信号等に基づいて、モータ部210のON−OFFを行なう。
【0023】
次に、電動圧縮機200の構成について、図2を用いて説明する。電動圧縮機200は、円筒状の半容器を成す第1ハウジング231と蓋状部材を成す第2ハウジング232とから形成される密閉ハウジング230内に、回転軸213、偏心シャフト(クレーム中の回転軸に対応)223を含むモータ部210および圧縮機部220が一体的に収容される密閉式のものとしている。
【0024】
モータ部210は、第1ハウジング231内に回転子214、固定子215が設けられ、回転子214を貫通する回転軸213が軸受け216、217によって支持され、固定子215に通電されて回転駆動する周知のブラシレスモータである。
【0025】
圧縮機部220は、ここではローリングピストン型圧縮機としており、偏心シャフト223によって圧縮室226内で公転されるロータ224が設けられており、圧縮室226の下側には圧縮された冷媒が吐出する吐出室227が形成されている。第1ハウジング231の下側には圧縮室226内に連通する吸入ポート233が溶接接合されて設けられ、また、第2ハウジングの上側にはモータ部210が収容される空間内に連通する吐出ポート234が溶接接合されて設けられている。更に、吐出室227からモータ部210が収容される空間内に連通する連通孔228が設けられており、吸入ポート233から吸入された冷媒は、圧縮室226で圧縮された後に吐出室227、連通孔228を経て、モータ部210を流通した後に、吐出ポート234から吐出するようにしている。
【0026】
そして、モータ部210の回転軸213と圧縮機部220の偏心シャフト223の互いに対向する一端側が結合されており、この回転軸213、偏心シャフト223を含むモータ部210および圧縮機部220が密閉ハウジング230内に収容された後に、第1、第2ハウジング231、232間で溶接接合され密閉式の電動圧縮機200として形成されている。ここで、電動圧縮機200内の圧縮機部220の最大能力(吐出圧力、吐出容量等)としては、アイドルストップ車両としてエンジン10停止中における冷房機能を満たすだけの能力設定とすれば良いので、上記した冷房装置110内の圧縮機111の最大能力(吐出圧力、吐出容量等)よりも小さくなるように設定している。
【0027】
このように形成された電動圧縮機200は、図1中のエンジンルーム1a内に取付けブラケット116を介して取付けられ、冷房装置110内の圧縮機111に並列となるように、即ち、圧縮機111の吸入側および吐出側の間で冷媒配管115aによって接続されている。
【0028】
以上のように構成された車両用冷房装置100は、車両走行時、即ち、エンジン10が作動している場合は、エンジン10の駆動力を受けて圧縮機111が作動し冷房機能を果たす。即ち、圧縮機111で冷媒を圧縮し、圧縮された冷媒は、以下凝縮器112、膨張弁113、蒸発器114で順次凝縮液化、断熱膨張、蒸発され、蒸発器114を通過する空気を蒸発潜熱により冷却する。
【0029】
しかしながら、適用車両がアイドルストップ車両のため、車両が一時停車した時にはエンジン10が停止し、エンジン10を駆動源とする圧縮機111が作動しなくなるので、制御装置120によって、電動圧縮機200が作動され、冷房機能を継続できるようにしている。
【0030】
本実施形態においては、モータ部210と圧縮機部220とを一体的に形成しているので、搭載性に優れた電動圧縮機200とすることができる。また、密閉式の電動圧縮機200として、密閉ハウジング230によって、モータ210および圧縮機部220の回転軸213、偏心シャフト223と共に内部の冷媒や潤滑油を封じ込めるので、軸封止装置を不要として冷媒や潤滑油の漏れに対する信頼性を確保することができる。
【0031】
更に、密閉ハウジング230内で冷媒がモータ部210を流通するようにしているので、冷媒によるモータ部210への冷却効果が得られ、モータ部210の寿命向上あるいは小型化が可能となる。
【0032】
また、アイドルストップ車両への適用を考慮して、圧縮機部220の最大能力を圧縮機111のそれよりも小さく設定しているので、更に、電動圧縮機200の小型化が可能となる。
【0033】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図3〜図5に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、電動圧縮機200の配置レイアウトを変更して、接続配管の簡素化を図るようにしたものである。
【0034】
まず、図3に示すように、電動圧縮機200は、圧縮機111に対して直列となるように、即ち、圧縮機111と凝縮器112との間に配置されるようにしている。
【0035】
そして、図4に示すように、電動圧縮機200には、圧縮機部220をバイパスするバイパス流路235を設けている。具体的には、このバイパス流路235は、圧縮機部220の吸入側からモータ部210が収容される空間内に連通する流路としている。
【0036】
更に、このバイパス流路235には、ボール状の逆止弁236が設けられている。この逆止弁236は、通常はバネ部材237によって付勢されてバイパス流路235を閉じるようにしており、また、圧縮機111からの冷媒吐出圧力によって押し上げられ、バイパス流路235を開くようにしている。
【0037】
一方、圧縮機111は、図5に示すように、シリンダ111e内で往復動するピストン111fによって、冷媒を吸入室111cから吸入、圧縮し、吐出室111dに吐出するピストン型圧縮機としており、このピストン111fが複数設けられた(図示せず)多気筒のピストン型のものとしている。そして、当然のことながらピストン型圧縮機として、各シリンダ111eには吸入弁111a、吐出弁111bが設けられており、また、ピストン111fが上死点位置の時にシリンダ111eとの間に形成されるシリンダ隙間部(シリンダ隙間容積)111gを有している。
【0038】
次に、上記構成に基づく作動について説明する。まず、エンジン10によって圧縮機111が作動される場合、圧縮機111は冷媒を圧縮し、電動圧縮機200側へ吐出する。この時、冷媒の吐出圧力によって逆止弁236が押し上げられバイパス流路235が開かれ、冷媒はモータ部210を流通して吐出ポート234から吐出される(図4中の実線)。即ち、冷媒は非作動中の電動圧縮機200内を通過可能となる。
【0039】
一方、エンジン10が停止し、圧縮機111が停止された場合は、電動圧縮機200が作動される(バッテリ11を電源として制御装置120によってモータ部210がONされる)。電動圧縮機200内の逆止弁236は、冷媒の吸入側に位置すること、およびバネ部材237の付勢力によりバイパス流路235を閉じた状態を保持しており、圧縮機部220で冷媒は圧縮され、この冷媒はモータ部210を流通して吐出ポート234から吐出される。この時、圧縮機111のシリンダ111e内では各ピストン111fの停止位置によって異なるものの、少なくともシリンダ隙間部111gによる空間(シリンダ隙間容積)が存在しており、電動圧縮機200の作動に応じて冷媒が流通しだすと、吸入弁111aおよび吐出弁111bの上流側と下流側との間で圧力差が生ずるため、両弁111a、111bは開弁方向に作動する。そして、冷媒は、吸入室111c、吸入弁111a、シリンダ隙間部111g、吐出弁111b、吐出室111dの順に流通して電動圧縮機200に吸入される(図4、図5中の破線)。即ち、冷媒は非作動中の圧縮機111内を通過可能となる。
【0040】
これにより、上記第1実施形態と同様に、電動圧縮機200の搭載性の向上、軸封止装置無しで冷媒、潤滑油の漏れに対する信頼性確保が可能であり、加えて、電動圧縮機200の配管取回しを簡素化し、更に漏れに対する信頼性を向上させ、コストダウンが可能となる。
【0041】
即ち、電動圧縮機200のバイパス流路235に逆止弁236を設け、圧縮機111をピストン型圧縮機とすることで、圧縮機111作動時は、冷媒をバイパス流路235側に流し、また圧縮機部220作動時は、圧縮機111の吸入弁111a、吐出弁111bを通して冷媒を吸入でき、両圧縮機111、200の使い分けが可能となり、電動圧縮機200を圧縮機111の凝縮器112側に直列に配置することができる。よって、並列配置時に使用された冷媒配管115aを不要とすることができ、接続部が減る分、漏れに対する心配は減り、また冷媒配管115a分のコストダウンが図れる訳である。
【0042】
また、圧縮機111は、複数のピストン111fを有する多気筒のピストン型圧縮機としているので、圧縮機部220作動時の圧縮機111を流通する流路を増加させることができ、冷媒の流通抵抗を低減できる。
【0043】
尚、圧縮機111のピストン111fの数は、複数に限定されることは無く単数でも良い。
【0044】
(その他の実施形態)
上記実施形態では、アイドルストップ車両に適用した車両用冷房装置として説明したが、エンジンおよび車両モータを駆動源として走行状態に応じてエンジンが停止(車両モータで走行)されるハイブリッド車両に適用しても良い。
【0045】
また、電動圧縮機200の圧縮機部220は、ローリングピストン型のものとして説明したが、これに限らず、斜板式可変容量型やスクロール型のもの等としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における車両用冷房装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】図1における電動圧縮機全体を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態における車両用冷房装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】図3における圧縮機および電動圧縮機の冷媒の流れを示す模式図である。
【図5】図4における圧縮機の冷媒の流れを示す模式図である。
【符号の説明】
10 エンジン
100 車両用冷房装置
110 冷房装置
111 圧縮機
111a 吸入弁
111b 吐出弁
111f ピストン
112 凝縮器
200 電動圧縮機
210 モータ部
213 回転軸
223 偏心シャフト(回転軸)
220 圧縮機部
230 密閉ハウジング
235 バイパス流路
236 逆止弁
Claims (4)
- 走行状態に応じてエンジン(10)が停止される車両に適用されるものであって、
前記エンジン(10)の駆動力を受けて作動し、冷媒を圧縮する圧縮機(111)、この圧縮機(111)からの前記冷媒を凝縮する凝縮器(112)が設けられた冷房装置(110)と、
モータ部(210)の駆動によって前記冷媒を圧縮する圧縮機部(220)が設けられた電動圧縮機(200)とを有し、
前記冷房装置(110)作動時に前記エンジン(10)が停止した場合、前記電動圧縮機(200)が作動される車両用冷房装置において、
前記電動圧縮機(200)は、回転軸(213、223)を含む前記モータ部(210)および前記圧縮機部(220)を、密閉ハウジング(230)内に一体的に収容する密閉式のものであり、前記圧縮機(111)に対して直列となるように前記圧縮機(111)および前記凝縮器(112)の間に配置され、
前記電動圧縮機(200)には、前記圧縮機部(220)の吸入側から前記圧縮機部(220)をバイパスするバイパス流路(235)と、
前記バイパス流路(235)に配設されると共に、前記圧縮機(111)の吐出圧力により前記バイパス流路(235)を開く逆止弁(236)とが設けられ、
前記圧縮機(111)は、吸入弁(111a)および吐出弁(111b)を有するピストン型圧縮機としたことを特徴とする車両用冷房装置。 - 前記圧縮機(111)は、複数のピストン(111f)を有する多気筒ピストン型圧縮機としたことを特徴とする請求項1に記載の車両用冷房装置。
- 前記モータ部(210)には、前記冷媒が流通するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用冷房装置。
- 前記圧縮機部(220)の最大能力は、前記圧縮機(111)の最大能力よりも小さくするようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用冷房装置。
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