JP3906101B2 - Motor and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータコアがモータケースの筒状側壁に沿って挿入された構造のモータ、およびその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、モータケース内に対するステータコアの固定技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種のモータのうち、例えば、図9に示すステッピングモータ1´は、ロータ2と、このロータ2と対向するステータ3と、これらのロータ2およびステータ3が内側に配置されるモータケース4とから概ね、構成されている。モータケース4は、中心に支軸41が直立した円形の底面42と、この底面42の周囲から立ち上がる円筒状側壁43を有した金属製のカップ状部材である。このモータケース4には、ロータ2およびステータ3が挿入配置された上方に、ロータ2の回転軸21の回転を減速する減速歯車列7が配置されている。
【0003】
ステータ3は、第1のステータコア組31と、第2のステータコア組32とが上下2段に重ねて構成されている。ここに示す例では、モータケース4の底面42に極歯を形成してそこを第1の外ステータコアとして利用しているため、下段側に位置する第1のステータコア組31は、第1のコイルボビン33と、第1のコイルボビン33をモータケース4の底面との間に挟んだ第1の内ステータコア34とから構成されている。これに対して、第2のステータコア組32は、第1の内ステータコア34の上に重ねられた第2の内ステータコア35と、第2のコイルボビン36と、第2のコイルボビン36を第2の内ステータ35との間に挟んだ第2の外ステータコア37とから構成されている。
【0004】
このような構成のステッピングモータ1′を組み立てる際には、モータケース4の円筒状側壁43に沿って第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をこの順に挿入する。また、ステッピングモータ1′として組み立てた状態でモータケース4自身を磁路として利用する。このため、モータケース4の円筒状側壁43の内径は、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32の外径よりもわずかに大きな寸法となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示すステッピングモータ1′では、コイルに通電して励磁させた際、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32が振動して、モータケース4の円筒状側壁43に当たり、異音が発生するという問題点がある。かといって、モータケース4の筒状側壁43とステータコア組31、32との間隙をこれ以上、狭くすると、ステータコア組31、32の挿入が困難になる一方、モータケース4の筒状側壁43とステータコア組31、32との間隙をこれ以上、広くすると、モータケース4を磁路として利用できなくなるという問題点がある。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータケースの筒状側壁とステータコアとの間隙を変更しなくても、励磁時の異音の発生を確実に防止することのできるモータ、およびその製造方法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、筒状側壁を備えるモータケースと、該モータケース内に対して前記筒状側壁に沿って挿入されたステータコアと、該ステータコアの内側に配置されたロータとを有するモータにおいて、前記ステータコアは、前記モータケースの内側に上下に圧入固定される2つのステータコア組を構成するために複数枚、用いられているとともに、前記筒状側壁には、前記ステータコアの外周端面に当接して当該ステータコアの前記モータケース内への圧入固定を可能とする複数の突起が形成されており、前記突起は、先に挿入されるステータコアの外周端面に当接する第1の突起と、後で挿入されるステータコアの外周端面に当接する第2の突起とからなり、前記第1の突起と前記第2の突起とは、モータ軸線方向で重ならない位置に形成されているとともに、前記の先に挿入されるステータコアの外周端縁には、当該ステータコアを前記モータケース内に挿入するときに前記第2の突起との干渉を避ける切欠きが形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のモータでは、モータケース内に対して筒状側壁に沿ってステータコアを挿入するようになっているが、筒状側壁には、ステータコアの外周端面に当接してステータコアのモータケース内への圧入固定を可能とする複数の突起が形成されている。このため、複雑な構造を採用しなくても、ステータコアをモータケース内に挿入するだけでステータコアをモータケース内に圧入固定でき、この状態においては、コイルに通電して励磁させても、ステータコアが筒状側壁に当たることがないので、異音が発生しない。また、モータケースの筒状側壁には、ステータコアを保持する突起を部分的に形成するだけでよく、筒状側壁とステータコアとの寸法差を狭めることも、広げることも必要ないので、ステッピングモータを組み立てる際、モータケースの筒状側壁に沿ってステータコアを挿入するのに支障がなく、かつ、ステッピングモータを組み立てた状態でモータケース自身を磁路として利用することができる。
【0009】
また、先に挿入したステータコアと第2の突起との無駄な干渉を回避できるので、モータケースの変形を防止できるとともに、複数のステータコアをスムーズに圧入固定できる。
【0010】
本発明において、前記突起は、前記筒状側壁の周方向に複数、形成されていることが好ましい。このように構成すると、ステータコアを周方向の複数箇所で固定できるので、ステータコアをモータケース内で確実に固定できる。
【0011】
本発明において、前記突起は、前記モータケースの挿入口側に位置する部分がテーパ状または曲面状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、ステータコアの外周端面は、突起をスムーズに乗り上げるので、ステータコアをスムーズに圧入固定することができる。
【0012】
本発明において、前記突起には、接着剤塗布用の穴が形成された突起が含まれていることが好ましい。このように構成すると、モータケース内にステータコアを圧入固定した後、接着剤で補強するのが容易である。
【0013】
本発明では、筒状側壁を備えるモータケースと、該モータケース内に対して前記筒状側壁に沿って挿入されたステータコアと、該ステータコアの内側に配置されたロータとを有し、前記ステータコアが、前記モータケースの内側に上下に圧入固定される2つのステータコア組を構成するために複数枚、用いられているモータの製造方法において、前記筒状側壁に対して、先に挿入されるステータコアの外周端面に当接して当該ステータコアの前記モータケース内への圧入固定を可能とする第1の突起と、後で挿入されるステータコアの外周端面に当接して当該ステータコアの前記モータケース内への圧入固定を可能とする第2の突起とをモータ軸線方向で重ならない位置に形成しておく一方、前記の先に挿入されるステータコアの外周端縁に、当該ステータコアを前記モータケース内に挿入するときに前記第2の突起との干渉を避ける切欠きを形成しておき、前記2つのステーアコア組を一体化した後、当該2つのステータコア組を前記筒状側壁に沿って挿入して、前記モータケース内に前記ステータコアを圧入固定することを特徴とする。
【0014】
本発明において、前記モータケースの前記筒状側壁に前記突起を形成する際には、前記筒状側壁に対して外周側からプレス加工を施すことが好ましい。このように構成すると、従来の製造方法と比較して、筒状突起に対するプレス加工を追加するだけでよく、かつ、プレス加工であれば、任意の位置に突起を容易に、かつ、効率よく形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したモータの実施の形態を説明する。
【0016】
(全体構成)
図1(a)および(b)はそれぞれ、本発明が適用されるステッピングモータから上部プレートなどを取り外した状態を示す平面図、およびステッピングモータの一部を切り欠いて示す縦断面図である。
【0017】
図1(a)および(b)に示すように、本形態のステッピングモータ1は、ロータ2と、このロータ2と対向するステータ3と、これらのロータ2およびステータ3が内側に配置される金属製のモータケース4とから概ね、構成されている。
【0018】
モータケース4は、詳しくは後で説明するが、中心に支軸41が直立した円形の底面42と、この底面42の周囲から立ち上がる円筒状側壁43を有する金属製のカップ状部材である。このモータケース4の内部では、ロータ2およびステータ3の上方位置に、ロータ2の回転軸21の回転を減速する減速歯車列7が配置されている。減速歯車列7と、ロータ2およびステータ3とは、モータケース4内に配置された樹脂製の中間プレート81で上下に分けられている。中間プレート81の上方のモータケース4の上端開口44は、金属製の上部プレート82で塞がれている。この上部プレート82により、モータケース4の底面42から直立する支軸41の先端が支えられている。
【0019】
支軸41には、ロータ2の筒状の回転軸21が嵌められ、ロータ2が支軸41を中心として回転可能になっている。回転軸21は樹脂製であり、マグネット22と一体成形されている。回転軸21において、中間プレート81の開口81aから突き出た先端にはピニオン23が形成され、このピニオン23が減速歯車列7に機構的に接続されている。
【0020】
減速歯車列7は、ピニオン23の回転を減速して出力軸751から取り出すものであり、ピニオン23と出力軸751との間に、第1減速歯車71、第2減速歯車72、第3減速歯車73、第4減速歯車74、および第5減速歯車75とを有している。ここで、第1減速歯車71、第2減速歯車72、第3減速歯車73、および第4減速歯車74は、中間プレート81と上部プレート82の間に直立した状態で支持された金属製の回転軸711、721、731、741の軸線周りに回転可能な状態にある。また、第5減速歯車75は、中間プレート81と上部プレート82の間において、上部プレート82から上方に延びる出力軸751に固定されている。
【0021】
(ステータのモータケースへの圧入構造)
図2(a)および(b)はそれぞれ、図1に示すステッピングモータに用いたステータの概略分解図、および概略断面図である。図3(a)および(b)はそれぞれ、図2に示す第1および第2の内ステータコアの平面図、および部分拡大図である。図4(a)および(b)はそれぞれ、図1のステッピングモータに用いたモータケースの平面図、およびその一部を切り欠いて示す側面図である。図5は、図2に示す第2の外ステータコアの平面図である。図6(a)、(b)および(c)はそれぞれ、図4に示すモータケースに形成した第1の突起の正面図、そのC−C断面図、およびD−D断面図である。図7(a)、(b)および(c)はそれぞれ、図4に示すモータケースに形成した第2の突起の正面図、そのA−A断面図、およびB−B断面図である。
【0022】
図1(b)、および図2(a)、(b)に示すように、ステータ3は、上下2段に積み重ねられた第1のステータコア組31と第2のステータコア組32とから構成されている。
【0023】
これらの2組のステータコア組31、32のうち、下段側の第1のステータコア組31は、モータケース4の底面42に極歯38を形成してそこを第1の外ステータコアとして利用しているため、第1のコイルボビン33と、第1のコイルボビン33をモータケース4の底面との間に挟んだ第1の内ステータコア34とから構成されている。これに対して、第2のステータコア組32は、第1の内ステータコア34の上に重ねられた第2の内ステータコア35と、第2のコイルボビン36と、第2のコイルボビン36を第2の内ステータ35との間に挟んだ第2の外ステータコア37とから形成されている。なお、第1の内ステータコア34、第2の内ステータコア35、および第2の外ステータ37にはそれぞれ、ロータ2に対向する極歯38が複数、形成されている。
【0024】
第1および第2の内ステータコア34、35は、図3(a)に示すように、概ね円環状の本体部分340、350と、この本体部分340、350から突き出た2本の端子部分342、352とから構成され、本体部分340、350の中央孔の周縁に沿って複数の極歯38が形成されている。
【0025】
また、第1および第2の内ステータコア34、35では、図3(b)に示すように、本体部分340、350の外周端縁34a、35aに対して、後述する切欠き341、351が形成されている。
【0026】
これに対して、図4(a)、(b)に示すように、下段側の第1のステータコア組31に対する第1の外ステータコアとして利用されるモータケース4の底面42には複数の極歯38が切り起こされている。
【0027】
図5に示すように、第2の外ステータコア37も、概ね円形をしているが、第1および第2の内ステータコア34、35と違って、切欠きや端子部分が形成されていない。
【0028】
このように構成した第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32は、第1のコイルボビン33、および第2のコイルボビン36のコイル巻線331、361の端末が接続されたコネクタ39によって一体化され、この状態でモータケース4に挿入配置される。あるいは、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をモータケース4に挿入した後、コネクタ39を取り付ける。この状態で、モータケース4は、それ自身が磁路として利用される。このため、モータケース4の円筒状側壁43の内径は、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32の外径よりもわずかに大きな寸法となっている。なお、モータケースには、コネクタ39が嵌る開口部46が形成されている。
【0029】
モータケース4の円筒状側壁43には、図4(a)、(b)に示すように、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をモータケース4に挿入した状態で、第1の内ステータコア34の外周側下面を受けるストッパ63が形成されている。
【0030】
また、モータケース4の円筒状側壁43には、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をモータケース4に挿入した状態で、第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35の外周端面と対峙する位置に、第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35の外周端面に当接して第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35のモータケース4内への圧入固定を可能とする第1の突起61が形成されている。
【0031】
第1の突起61は、モータケース4の底面42の中心から開口部46の中央位置に向かう線を基準0°線としたときに、そこから反時計回りに60°、180°、300°の3箇所に等角度間隔に形成され、その真下位置に、前記のストッパ63が形成されている。
【0032】
このような第1の突起61は、図6(a)、(b)、(c)に示すように、円筒状側壁43に対する外周側からのプレス加工により、全体として略長方形状に押し出されたものであり、そのモータ軸線方向における長さ寸法は、第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35の双方に当接可能な寸法になっている。ここで、第1の突起61のモータ軸線方向おける上下端部は、その角に相当する部分がテーパー状あるいは曲面になっており、かつ、周方向に位置する左右の角部分も丸くなっている。
【0033】
再び図4(a)、(b)において、モータケース4の円筒状側壁43には、さらに、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をモータケース4に挿入した状態で、第2の外ステータコア37の外周端面と対峙する位置に、第2の外ステータコア34の外周端面に当接して第2の外ステータコア37のモータケース4内への圧入固定を可能とする第2の突起62が形成されている。
【0034】
第2の突起63は、モータケース4の底面42の中心から開口部46の中央位置に向かう線を基準0°線としたときに、そこから反時計回りに45°、135°、225°、315°の4箇所に等角度間隔に形成され、第1の突起61とはモータ軸線方向で重ならない位置に形成されている。
【0035】
このような第2の突起62は、図7(a)、(b)、(c)に示すように、円筒状側壁43に対する外周側からのプレス加工により、全体として略長方形状に押し出されたものであり、そのモータ軸線方向における長さ寸法は、第2の外ステータコア37に当接するのに十分な寸法になっている。ここで、第2の突起62のモータ軸線方向おける上下端部は、その角に相当する部分がテーパー状、あるいは曲面になっており、かつ、周方向に位置する左右の角部分も丸くなっている。
【0036】
このような第2の突起62の形成位置に対応して、図3(a)に示す第1および第2の内ステータコア34、35の外周端面34a、35aに対しては、基準0°線から反時計周りに45°、135°、225°、315°の4箇所、すなわち、第2の突起62とモータ軸線方向で重なる位置に、図3(b)に拡大して示す切欠き341、351が形成されている。これらの切欠き341、351の周方向の幅寸法は、第2の突起62の周方向の幅寸法よりも大きく、かつ、切欠き341、351の深さ寸法は、第2の突起62の高さ方向よりも深い。
【0037】
(ステッピングモータの組立方法)
図8は、図4に示すモータケースにステータコアを圧入固定した状態を示す説明図である。
【0038】
本形態のステッピングモータ1を組み立てる際には、ロータ2の筒状の回転軸21をモータケースの支軸41に嵌め込んだ後、コイル巻線331、361を装着した第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をコネクタ39で一体化した状態でモータケース4に挿入配置される。なお、第1のステータコア組31、および第2のステータコア組32をモータケース4に挿入した後、コネクタ39を取り付けることも可能である。
【0039】
その結果、図8に示すように、第1の内ステータコア34の外周側下面は、ストッパ63で受けられるとともに、第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35の外周端面は、モータケース4の円筒状側壁43に形成されている第1の突起61を乗り上げる。従って、第1の内ステータコア34、および第2の内ステータ35は、モータケース4内に圧入固定される。また、第2の外ステータコア37は、モータケース4の円筒状側壁43に形成されている第2の突起62を乗り上げる。それ故、第2の外ステータコア37は、モータケース4内に圧入固定される。
【0040】
この際、第1の突起61と第2の突起62とは、モータ軸線方向で重ならない位置に形成され、かつ、先に挿入されるステータコア34、35の外周端縁には、これらのステータコア34、35をモータケース4内に挿入するときに第2の突起62との干渉を避ける切欠き341、351が形成されているため、先に挿入するステータコア34、35と第2の突起62とは干渉しない。
【0041】
(本形態の効果)
従って、本形態では、複雑な構造を採用しなくても、第1の内ステータコア34、第2の内ステータ35、および第2の外ステータコア37をモータケース4に挿入するだけで、これらのステータコア34、35、37を突起61、62によってモータケース4内に圧入固定できる。この状態においては、コイルに通電して励磁させても、ステータコア34、35、37がモータケース4の円筒状側壁43に当たることがないので、異音が発生しない。
【0042】
また、モータケース4の円筒状側壁43には、ステータコア34、35、37を保持する突起61、62を部分的に形成するだけでよく、円筒状側壁43とステータコア34、35、37との寸法差を狭めることも、広げることも必要ないので、ステッピングモータ1を組み立てる際、モータケース4の筒状側壁43に沿ってステータコア34、35、37を挿入するのに支障がなく、かつ、ステッピングモータ1を組み立てた状態でモータケース4自身を磁路として利用することができる。
【0043】
しかも、突起61、62は、モータケース4への挿入口側に位置する部分がテーパ状または曲面状に形成されているため、ステータコア34、35、37の外周端面は、突起61、62をスムーズに乗り上げる。従って、ステータコア34、35、37をモータケース4内にスムーズに圧入固定することができる。
【0044】
また、突起61、62はいずれも、円筒状側壁43の周方向に複数、形成されているため、ステータコア34、35、37を周方向の複数箇所で固定できる。それ故、ステータコア34、35、37をモータケース4内で確実に固定できる。
【0045】
さらに、第1の突起61と第2の突起62とは、モータ軸線方向で重ならない位置に形成され、かつ、先に挿入されるステータコア34、35の外周端縁には、これらのステータコア34、35をモータケース4内に挿入するときに第2の突起62との干渉を避ける切欠き341、351が形成されている。このため、先に挿入するステータコア34、35と第2の突起62との無駄な干渉を回避できるので、モータケース4の変形を防止でき、かつ、複数のステータコア34、35、37をスムーズに圧入固定できる。
【0046】
[他の実施の形態]
上記の形態では、複数のステータコア34、35、37を第1の突起61、および第2の突起62でモータケース4内に固定する構造であったが、第1の突起61、および第2の突起62の少なくとも一方に接着剤塗布用の穴を形成しておけば、複数のステータコア34、35、37を第1の突起61、および第2の突起62でモータケース4内に固定した後、この穴から接着剤を塗布して補強することができる。
【0048】
さらに、上記形態では、本発明をステッピングモータに適用した例であったが、その他のタイプのモータに本発明を適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のモータでは、モータケース内に対して筒状側壁に沿ってステータコアを挿入するようになっているが、筒状側壁には、ステータコアの外周端面に当接してステータコアのモータケース内への圧入固定を可能とする複数の突起が形成されている。このため、複雑な構造を採用しなくても、ステータコアをモータケース内に挿入するだけでステータコアをモータケース内に圧入固定でき、この状態においては、コイルに通電して励磁させても、ステータコアが筒状側壁に当たることがないので、異音が発生しない。また、モータケースの筒状側壁には、ステータコアを保持する突起を部分的に形成するだけでよく、筒状側壁とステータコアとの寸法差を狭めることも拡げることも必要ないので、ステッピングモータを組み立てる際には、モータケースの筒状側壁に沿ってステータコアを挿入するのに支障がなく、かつ、ステッピングモータを組み立てた状態でモータケース自身を磁路として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)はそれぞれ、本発明が適用されるステッピングモータから上部プレートなどを取り外した状態を示す平面図、および縦断面図である。
【図2】(a)および(b)はそれぞれ、図1に示すステッピングモータに用いたステータコアの概略分解図、および概略断面図である。
【図3】(a)および(b)はそれぞれ、図2に示す第1および第2の内ステータコアの平面図、および部分拡大図である。
【図4】(a)および(b)はそれぞれ、図1のステッピングモータに用いたモータケースの平面図、およびその一部を切り欠いて示す側面図である。
【図5】図2に示す第2の外ステータコアの平面図である。
【図6】(a)、(b)および(c)はそれぞれ、図4に示すモータケースに形成した第1の突起の正面図、そのC−C断面図、およびD−D断面図である。
【図7】(a)、(b)および(c)はそれぞれ、図4に示すモータケースに形成した第2の突起の正面図、そのA−A断面図、およびB−B断面図である。
【図8】図4に示すモータケースにステータコアを圧入固定した状態を示す説明図である。
【図9】従来のステッピングモータの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ
2 ロータ
3 ステータ
4 モータケース
7 減速歯車列
21 回転軸
31 第1のステータコア組
32 第2のステータコア組
33 第1のコイルボビン
34 第1の内ステータコア
35 第2の内ステータコア
36 第2のコイルボビン
37 第2の内ステータコア
38 極歯
42 底面
43 円筒状側壁
61 第1の突起
62 第2の突起
63 ストッパ
341、351 切欠き[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a motor having a structure in which a stator core is inserted along a cylindrical side wall of a motor case, and a manufacturing method thereof. More specifically, the present invention relates to a technique for fixing a stator core to a motor case.
[0002]
[Prior art]
Among various motors, for example, a
[0003]
The
[0004]
When assembling the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the
[0006]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a motor that can reliably prevent the generation of abnormal noise during excitation without changing the gap between the cylindrical side wall of the motor case and the stator core, and The manufacturing method is proposed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, in the present invention, a motor case having a cylindrical side wall, a stator core inserted along the cylindrical side wall into the motor case, and a rotor disposed inside the stator core, A plurality of stator cores are used to form two stator core sets that are press-fitted and fixed inside the motor case, and the cylindrical side wall includes an outer periphery of the stator core. A plurality of protrusions are formed to contact the end face and enable the stator core to be press-fitted and fixed into the motor case. The protrusions are a first protrusion that contacts the outer peripheral end face of the stator core that is inserted first. And a second protrusion abutting on an outer peripheral end surface of the stator core to be inserted later, and the first protrusion and the second protrusion are in the motor axial direction. A notch that is formed at a position that does not overlap, and that is formed on the outer peripheral edge of the stator core that is inserted at the tip, avoids interference with the second protrusion when the stator core is inserted into the motor case. It is formed.
[0008]
In the motor of the present invention, the stator core is inserted along the cylindrical side wall into the motor case. However, the cylindrical side wall contacts the outer peripheral end surface of the stator core and enters the stator core into the motor case. A plurality of protrusions that can be press-fitted and fixed are formed. Therefore, even if a complicated structure is not adopted, the stator core can be press-fitted and fixed in the motor case simply by inserting the stator core into the motor case. In this state, even if the coil is energized and excited, the stator core does not Since it does not hit the cylindrical side wall, no abnormal noise is generated. Further, the cylindrical side wall of the motor case only needs to be partially formed with a protrusion for holding the stator core, and it is not necessary to narrow or widen the dimensional difference between the cylindrical side wall and the stator core. When assembling, there is no problem in inserting the stator core along the cylindrical side wall of the motor case, and the motor case itself can be used as a magnetic path in a state where the stepping motor is assembled.
[0009]
In addition, since unnecessary interference between the stator core inserted first and the second protrusion can be avoided, deformation of the motor case can be prevented and a plurality of stator cores can be smoothly press-fitted and fixed.
[0010]
In the present invention, it is preferable that a plurality of the protrusions are formed in the circumferential direction of the cylindrical side wall. If comprised in this way, since a stator core can be fixed in the multiple places of the circumferential direction, a stator core can be fixed reliably in a motor case.
[0011]
In the present invention, it is preferable that a portion of the protrusion located on the insertion opening side of the motor case is formed in a tapered shape or a curved shape. If comprised in this way, since the outer peripheral end surface of a stator core runs on a protrusion smoothly, a stator core can be press-fitted and fixed smoothly.
[0012]
In the present invention, the protrusion preferably includes a protrusion in which a hole for applying an adhesive is formed. If comprised in this way, after press-fixing a stator core in a motor case, it is easy to reinforce with an adhesive agent.
[0013]
The present invention includes a motor case having a cylindrical side wall, a stator core inserted along the cylindrical side wall into the motor case, and a rotor disposed inside the stator core, the stator core being In the method of manufacturing a motor used to form two stator core sets that are press-fitted and fixed vertically inside the motor case, the stator core inserted first with respect to the cylindrical side wall is used. A first protrusion that abuts the outer peripheral end surface to enable press-fitting and fixing of the stator core into the motor case, and a press-fit of the stator core into the motor case by abutting the outer peripheral end surface of the stator core that is inserted later The second protrusion that enables fixing is formed at a position that does not overlap in the motor axis direction, while the outer peripheral edge of the stator core that is inserted at the tip is After the stator core is inserted into the motor case, a notch that avoids interference with the second protrusion is formed, and the two stator core sets are integrated, and then the two stator core sets are connected to the cylindrical shape. The stator core is press-fitted and fixed in the motor case by being inserted along a side wall.
[0014]
In this invention, when forming the said protrusion in the said cylindrical side wall of the said motor case, it is preferable to press-process with respect to the said cylindrical side wall from the outer peripheral side. With this configuration, it is only necessary to add a pressing process to the cylindrical projection as compared with the conventional manufacturing method, and if it is a pressing process, the projection can be easily and efficiently formed at an arbitrary position. can do.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a motor to which the present invention is applied will be described below with reference to the drawings.
[0016]
(overall structure)
FIGS. 1A and 1B are a plan view showing a state in which an upper plate and the like are removed from a stepping motor to which the present invention is applied, and a longitudinal sectional view showing a part of the stepping motor cut away.
[0017]
As shown in FIGS. 1A and 1B, a stepping
[0018]
As will be described in detail later, the
[0019]
A cylindrical
[0020]
The
[0021]
(Press-fit structure of stator to motor case)
2A and 2B are a schematic exploded view and a schematic cross-sectional view of a stator used in the stepping motor shown in FIG. FIGS. 3A and 3B are a plan view and a partially enlarged view of the first and second inner stator cores shown in FIG. 2, respectively. FIGS. 4A and 4B are a plan view of a motor case used in the stepping motor of FIG. 1 and a side view with a part thereof cut away. FIG. 5 is a plan view of the second outer stator core shown in FIG. FIGS. 6A, 6B, and 6C are a front view, a CC sectional view, and a DD sectional view of the first protrusion formed on the motor case shown in FIG. 4, respectively. 7A, 7B, and 7C are a front view, a cross-sectional view taken along line AA, and a cross-sectional view taken along line BB, respectively, of a second protrusion formed on the motor case shown in FIG.
[0022]
As shown in FIG. 1B and FIGS. 2A and 2B, the
[0023]
Of these two sets of
[0024]
As shown in FIG. 3 (a), the first and second
[0025]
Further, in the first and second
[0026]
On the other hand, as shown in FIGS. 4A and 4B, the
[0027]
As shown in FIG. 5, the second
[0028]
The first stator core set 31 and the second stator core set 32 configured as described above are integrated by a
[0029]
In the
[0030]
Further, in the
[0031]
The
[0032]
As shown in FIGS. 6A, 6 </ b> B, and 6 </ b> C, the
[0033]
4 (a) and 4 (b), in the state where the first stator core set 31 and the second stator core set 32 are further inserted into the
[0034]
The
[0035]
As shown in FIGS. 7A, 7 </ b> B, and 7 </ b> C, the
[0036]
Corresponding to the formation position of the
[0037]
(Stepping motor assembly method)
FIG. 8 is an explanatory view showing a state in which the stator core is press-fitted and fixed to the motor case shown in FIG.
[0038]
When assembling the stepping
[0039]
As a result, as shown in FIG. 8, the outer peripheral side lower surface of the first
[0040]
At this time, the
[0041]
(Effect of this embodiment)
Therefore, in this embodiment, even if a complicated structure is not adopted, the first
[0042]
Further, the
[0043]
In addition, since the
[0044]
Further, since a plurality of
[0045]
Furthermore, the
[0046]
[Other embodiments]
In the above embodiment, the plurality of
[0048]
Further, in the above embodiment, the present invention is applied to a stepping motor. However, the present invention may be applied to other types of motors.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, in the motor of the present invention, the stator core is inserted along the cylindrical side wall into the motor case, but the stator core abuts on the outer peripheral end surface of the stator core on the cylindrical side wall. A plurality of protrusions that can be press-fitted into the motor case are formed. Therefore, even if a complicated structure is not adopted, the stator core can be press-fitted and fixed in the motor case simply by inserting the stator core into the motor case. In this state, even if the coil is energized and excited, the stator core does not Since it does not hit the cylindrical side wall, no abnormal noise is generated. In addition, the cylindrical side wall of the motor case only needs to be partially formed with a protrusion that holds the stator core, and it is not necessary to narrow or widen the dimensional difference between the cylindrical side wall and the stator core. In this case, there is no trouble in inserting the stator core along the cylindrical side wall of the motor case, and the motor case itself can be used as a magnetic path in a state where the stepping motor is assembled.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B are a plan view and a longitudinal sectional view, respectively, showing a state where an upper plate and the like are removed from a stepping motor to which the present invention is applied.
2A and 2B are a schematic exploded view and a schematic sectional view of a stator core used in the stepping motor shown in FIG. 1, respectively.
3A and 3B are a plan view and a partially enlarged view of the first and second inner stator cores shown in FIG. 2, respectively.
FIGS. 4A and 4B are a plan view of a motor case used in the stepping motor of FIG. 1 and a side view with a part thereof cut away.
5 is a plan view of a second outer stator core shown in FIG. 2. FIG.
6A, 6B, and 6C are respectively a front view, a CC sectional view, and a DD sectional view of a first protrusion formed on the motor case shown in FIG. 4; .
7A, 7B, and 7C are a front view, a cross-sectional view taken along line AA, and a cross-sectional view taken along line BB, respectively, of a second protrusion formed on the motor case shown in FIG. .
8 is an explanatory view showing a state in which a stator core is press-fitted and fixed to the motor case shown in FIG. 4. FIG.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a conventional stepping motor.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記ステータコアは、前記モータケースの内側に上下に圧入固定される2つのステータコア組を構成するために複数枚、用いられているとともに、
前記筒状側壁には、前記ステータコアの外周端面に当接して当該ステータコアの前記モータケース内への圧入固定を可能とする複数の突起が形成されており、
前記突起は、先に挿入されるステータコアの外周端面に当接する第1の突起と、後で挿入されるステータコアの外周端面に当接する第2の突起とからなり、
前記第1の突起と前記第2の突起とは、モータ軸線方向で重ならない位置に形成されているとともに、前記の先に挿入されるステータコアの外周端縁には、当該ステータコアを前記モータケース内に挿入するときに前記第2の突起との干渉を避ける切欠きが形成されていることを特徴とするモータ。 In a motor having a motor case having a cylindrical side wall, a stator core inserted along the cylindrical side wall into the motor case, and a rotor disposed inside the stator core,
A plurality of the stator cores are used to form two stator core sets that are press-fitted and fixed inside the motor case up and down,
The cylindrical side wall is formed with a plurality of protrusions that contact the outer peripheral end surface of the stator core and allow the stator core to be press-fitted and fixed into the motor case .
The protrusion is composed of a first protrusion that contacts the outer peripheral end surface of the stator core that is inserted first, and a second protrusion that contacts the outer peripheral end surface of the stator core that is inserted later,
The first protrusion and the second protrusion are formed at positions that do not overlap with each other in the motor axis direction, and the stator core is placed on the outer peripheral edge of the stator core to be inserted into the motor case. A motor having a notch that avoids interference with the second protrusion when inserted into the motor.
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