JP3905824B2 - 単結晶窒化ガリウム局在基板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、単結晶シリコン基板上に単結晶窒化ガリウムを成長させた領域が局所的に存在する単結晶窒化ガリウム局在基板と、その製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
窒化ガリウム(GaN)は、LEDやレーザダイオードに代表される青色系発光素子の材料として広く使用されている。従来では、主にサファイアが基板として用いられ、その上にMOCVD法によって窒化ガリウムを成長させている。
【0003】
従来、LSIに代表される電子デバイスは、シリコン基板上に形成されており、その信号入出力はパッケージの周囲に配置された電極又はパッケージの裏面にアレイ状に配置された電極を介して行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
昨今、電子デバイスの扱うデータ量、要求される演算能力は増加の一途をたどっており、電子デバイス側の信号伝送に対する広帯域化、高速化への要求は増す一方である。しかしながら、電子デバイス間での金属配線による信号遅延、伝送線路間に発生する寄生容量等の問題により、現状では性能向上には限界が見え始めている。
【0005】
上記の解決策として、電子デバイスと光デバイスとを同一基板上に貼り合わせて集積する方法や、複数の電子デバイス間を光学デバイスによって接続する方法等が提案されている。しかし、前者の方法には、貼り合わせた電子デバイスと光デバイスとの間の接続が電気的に行われるため信号遅延の問題が避けられないという問題があり、後者の方法には、光学デバイスの小形化が困難である等の問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、同一のシリコン基板の上に電子デバイスと光デバイスとを混載した電子−光融合デバイスの製造に適した単結晶窒化ガリウム局在基板及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の単結晶窒化ガリウム局在基板は、単結晶シリコン基板の表面が単結晶炭化シリコンに局所的に変成され、当該単結晶炭化シリコンの領域上に単結晶窒化ガリウムが成長されている。
【0008】
また、本発明の単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法は、単結晶シリコン基板の面上に窒化シリコンを成長させ、窒化シリコン上にフォトレジストを塗布し、フォトマスクを重ね合わせてフォトレジストを現像し、当該フォトレジストをマスクとして窒化シリコンをエッチングし、当該フォトレジストを剥離し、その後、単結晶シリコン基板の面上のうち窒化シリコン不存在部分を単結晶炭化シリコンに変成させ、当該窒化シリコン及び単結晶炭化シリコンの面上に単結晶窒化ガリウムを成長させ、その後、ウェットエッチングにより当該窒化シリコン上の単結晶窒化ガリウムを選択エッチングし、単結晶シリコン基板の面上に残留している窒化シリコンをエッチングするようにしている。本発明の他の単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法は、上記方法と同様であるが、単結晶窒化ガリウムを形成させる際のマスクとして、窒化シリコンの代わりに酸化シリコンを用いている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法の工程を示す概略的説明図、図2は本発明の第2の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法の工程を示す概略的説明図である。
【0010】
本発明の第1の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板は、以下のようにして製造される。
まず、面方位(111)である成膜用のシリコン基板100の全面に、CVD法により薄膜である窒化シリコン(Si3 N4 )200を成長させる(図1(A)参照)。この窒化シリコン200は、窒化ガリウム400を成長させる際のマスクとして機能する。すなわち、窒化シリコン200が形成されている部分には、窒化ガリウム400が成長しない(結果として残らない)のである。
【0011】
次に、窒化シリコン200の上にフォトレジスト500を塗布し、窒化ガリウム400を成長させたくない箇所にフォトマスク600を重ね合わせ、フォトリソグラフィー技術によってマスクパターンを転写する(図1(B)参照)。
【0012】
現像したフォトレジスト500をマスクとして、フォトレジスト500がない部分の窒化シリコン200をエッチングで除去する(図1(C)参照)。現像したフォトレジスト500を剥離して、窒化シリコン200が存在しない部分210と島状の窒化シリコン島220とを露出させる(図1(D)参照)。なお、窒化シリコン200が存在しない部分210には、初期材料であるシリコン基板100の表面が露出することになる。
【0013】
この後、窒化シリコン200が存在しない部分210のシリコンを立方晶の単結晶炭化シリコン300に変成させる(図1(E)参照)。このとき変成された単結晶炭化シリコン300の面方位は、初期材料であるシリコン基板100と同様で(111)である。
【0014】
なお、シリコンの単結晶炭化シリコン300への変成は、シリコン基板100を成膜室の内部に設置し、水素ガスを流しながら、炭化水素系ガスをキャリアガスとしての水素ガスに対して1〜5体積%の割合で流しつつ、成膜室の内部の雰囲気温度を1200℃〜1405℃に加熱することによって行う。また、成膜室の内部は大気圧としておく。なお、炭化水素系ガスとしては、プロパンガス、メタンガス、エチレンガス、ブタンガス等があるが、メタンガスやエチレンガスと比較すると、炭素原子の含有量が多いという点、現時点では最も安価であるという点からプロパンガスが最もすぐれているといえよう。
【0015】
続けて、シリコン基板100の全面にMOCVD法によって窒化ガリウム400をエピタキシャル成長させる(図1(F)参照)。このとき、成長する窒化ガリウム400の面方位は(0001)である。前記単結晶炭化シリコン300の上に成長させた窒化ガリウム410と、窒化シリコン島220の上に成長させた窒化ガリウム420とでは、結晶性に違いがある。単結晶炭化シリコン300の上に成長させた窒化ガリウム410の方が良好な結晶性を有している。これは、単結晶炭化シリコン300の(111)面と、窒化ガリウム400の(0001)面の格子定数が近いことに起因している。一方、窒化シリコン島220の上に成長させた窒化ガリウム420は多結晶となり、多量の結晶欠陥を含み、化学的に不安定な構造となっている。
【0016】
前記窒化シリコン島220は、窒化ガリウム400を成長させたくない箇所に設けられている。従って、この窒化シリコン島220の上に成長させた窒化ガリウム420は除去する必要がある。
【0017】
この窒化ガリウム420の除去は以下のようにして行う。エッチング液として例えば水酸化カリウムを用い、試料全体をこのエッチング液に浸す。このエッチング液は、単結晶炭化シリコン300の上に成長された窒化ガリウム410をも溶解させうるが、窒化シリコン島220の上に成長させた窒化ガリウム420は化学的に不安定なため、エッチング速度が窒化ガリウム410より速く、結果として窒化シリコン島220の上に成長させた窒化ガリウム420が選択的にエッチングされることになる。これにより、選択性良く不要な窒化ガリウム420を除去することができる(図1(G)参照)。
【0018】
次に、不要な窒化ガリウム420が除去されて後も表面に残留している窒化シリコン島220を加熱したリン酸でエッチングし、単結晶窒化ガリウム410が局所的に存在する単結晶窒化ガリウム局在基板を得ることができる(図1(H)参照)。
【0019】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法について、図2を参照しつつ説明する。
この製造方法は、面方位が(111)である成膜用のシリコン基板100の表面を熱酸化させ、薄膜である酸化シリコン(SiO2 )700を形成する(図2(A)参照)。この酸化シリコン700は、窒化ガリウム400を成長させる際のマスクとして機能する。すなわち、酸化シリコン700が形成されている部分には、窒化ガリウム400が成長しない(結果として残らない)のである。
【0020】
次に、酸化シリコン700の上にフォトレジスト500を塗布し、窒化ガリウム400を成長させたくない部分にフォトマスク600を重ね合わせ、フォトリソグラフィー技術によってマスクパターンを転写する(図2(B)参照)。
【0021】
現像したフォトレジスト500をマスクとして、フォトレジスト500がない部分の酸化シリコン700をエッチングで除去する(図2(C)参照)。現像したフォトレジスト500を剥離して、酸化シリコン700が存在しない部分710と島状の酸化シリコン島720とを露出させる(図2(D)参照)。なお、酸化シリコン700が存在しない部分710には、初期材料であるシリコン基板100の表面が露出することになる。
【0022】
この後、第1の実施の形態において説明したのと同じ方法によって酸化シリコン700が存在しない部分に露出しているシリコン基板100のシリコンを立方晶の単結晶酸化シリコン300に変成させる(図2(E)参照)。なお、シリコンの単結晶炭化シリコン300への変成は、上述した方法と同じである。すなわちシリコン基板100を成膜室の内部に設置し、水素ガスを流しながら、プロパンガス、メタンガス、エチレンガス、ブタンガス等の炭化水素系ガスをキャリアガスとしての水素ガスに対して1〜5体積%の割合で流しつつ、成膜室の内部の雰囲気温度を1200℃〜1405℃に加熱することによって行う。また、成膜室の内部は大気圧としておく。
【0023】
変成された単結晶炭化シリコン300の面方位も、元のシリコン基板100と同じく(111)である。
【0024】
次に、シリコン基板100の全体にMOCVD法によって窒化ガリウム400をエピタキシャル成長させる(図2(F)参照)。このとき、成長する窒化ガリウム400の面方位は(0001)である。前記単結晶炭化シリコン300の上に成長された窒化ガリウム410と、酸化シリコン島720の上に最長された窒化ガリウム420とでは、結晶性に違いがある。単結晶炭化シリコン300の上に成長させた窒化ガリウム410の方が良好な結晶性を有している。これは、単結晶炭化シリコン300の(111)面と、窒化ガリウム400の(0001)面の格子定数が近いことに起因している。一方、酸化シリコン島720の上に成長させた窒化ガリウム420の内部には、多量の結晶欠陥を含み、化学的に不安定な構造となっている。
【0025】
酸化シリコン島720は、窒化ガリウム400を成長させたくない部分に設けられているため、酸化シリコン島720の上に成長させた窒化ガリウム420は除去する必要がある。
【0026】
この窒化ガリウム420の除去は以下のようにして行う。エッチング液として例えば水酸化カリウムを用い、試料全体をこのエッチング液に浸す。このエッチング液は、単結晶炭化シリコン300の上に成長された窒化ガリウム410をも溶解させうるが、酸化シリコン島720の上に成長させた窒化ガリウム420は化学的に不安定なため、エッチング速度が窒化ガリウム410より速く、結果として酸化シリコン島720の上に成長させた窒化ガリウム420が選択的にエッチングされることになる。これにより、選択性良く不要な窒化ガリウム420を除去することができる。
【0027】
次に、表面に残留している酸化シリコン島720を加熱した弗酸系エッチング液によってエッチングし(図2(G)参照)、単結晶窒化ガリウム410が局所的に存在する単結晶窒化ガリウム局在基板を得ることができる(図2(H)参照)。
【0028】
なお、上述した2つの実施の形態では、初期材料としてシリコン基板100を用いているが、SOI基板でも同様の工程をへ経ることによって同等の単結晶窒化ガリウム局在基板を製造することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る単結晶窒化ガリウム局在基板は、単結晶シリコン基板の表面が単結晶炭化シリコンに局所的に変成され、当該単結晶炭化シリコンの領域上に単結晶窒化ガリウムが成長されている。
本発明に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法は、単結晶シリコン基板の面上に窒化シリコンを成長させ、窒化シリコン上にフォトレジストを塗布し、フォトマスクを重ね合わせてフォトレジストを現像し、当該フォトレジストをマスクとして窒化シリコンをエッチングし、当該フォトレジストを剥離し、その後、単結晶シリコン基板の面上のうち窒化シリコン不存在部分を単結晶炭化シリコンに変成させ、当該窒化シリコン及び単結晶炭化シリコンの面上に単結晶窒化ガリウムを成長させ、その後、ウェットエッチングにより当該窒化シリコン上の単結晶窒化ガリウムを選択エッチングし、単結晶シリコン基板の面上に残留している窒化シリコンをエッチングするようにしている。本発明に係る他の単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法は、上記方法と同様であるが、単結晶窒化ガリウムを形成させる際のマスクとして、窒化シリコンの代わりに酸化シリコンを用いている。
【0030】
かかる単結晶窒化ガリウム局在基板であると、単結晶窒化ガリウムが形成された部分に例えばLEDやレーザダイオード等の光デバイスを、単結晶窒化ガリウムが形成されていない部分に電子デバイスをそれぞれ形成することによって、従来の電子デバイスと光デバイスとを貼り合わせる手法によって製造されたものと比較して、信号遅延の問題が生じない。また、電子デバイス間を光学デバイスによって接続するものにあっては、光学デバイスの小形化という問題が生じるが、かかる問題も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法の工程を示す概略的説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法の工程を示す概略的説明図である。
【符号の説明】
100 シリコン基板
200 窒化シリコン
300 炭化シリコン
400 窒化ガリウム
500 フォトレジスト
600 フォトマスク
700 酸化シリコン
Claims (4)
- 単結晶シリコン基板の表面が単結晶炭化シリコンに局所的に変成され、当該単結晶炭化シリコンの領域上に単結晶窒化ガリウムが成長されていることを特徴とする単結晶窒化ガリウム局在基板。
- 請求項1記載の単結晶窒化ガリウム局在基板において、前記単結晶シリコン基板はSOI基板であることを特徴とする単結晶窒化ガリウム局在基板。
- 単結晶シリコン基板の面上に窒化シリコンを成長させ、窒化シリコン上にフォトレジストを塗布し、フォトマスクを重ね合わせてフォトレジストを現像し、当該フォトレジストをマスクとして窒化シリコンをエッチングし、当該フォトレジストを剥離し、その後、単結晶シリコン基板の面上のうち窒化シリコン不存在部分を単結晶炭化シリコンに変成させ、当該窒化シリコン及び単結晶炭化シリコンの面上に単結晶窒化ガリウムを成長させ、その後、ウェットエッチングにより当該窒化シリコン上の単結晶窒化ガリウムを選択エッチングし、単結晶シリコン基板の面上に残留している窒化シリコンをエッチングするようにしたことを特徴とする単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法。
- 単結晶シリコン基板の面上に酸化シリコンを成長させ、酸化シリコン上にフォトレジストを塗布し、フォトマスクを重ね合わせてフォトレジストを現像し、当該フォトレジストをマスクとして酸化シリコンをエッチングし、当該フォトレジストを剥離し、その後、単結晶シリコン基板の面上のうち酸化シリコン不存在部分を単結晶炭化シリコンに変成させ、当該酸化シリコン及び単結晶炭化シリコンの面上に単結晶窒化ガリウムを成長させ、その後、ウェットエッチングにより当該酸化シリコン上の単結晶窒化ガリウムを選択エッチングし、単結晶シリコン基板の面上に残留している酸化シリコンをエッチングするようにしたことを特徴とする単結晶窒化ガリウム局在基板の製造方法。
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