JP3904537B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、マスクROM(Read Only Memory)等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体記憶装置としては、例えばマスクROMが知られている。マスクROMとは、製造段階でメモリセルに記憶値を書き込む、読み出し専用の半導体記憶装置である。
【0003】
図6は、従来のマスクROM600の一構成例を示す回路図である。
【0004】
図6に示されたように、メモリセルアレイ610のメモリセルトランジスタT11,・・・Tnmは、対応するワード線(WL1,WL2,・・・,WLnのいずれか)にゲートで接続され、且つ、対応するビット線(BL1,BL2,・・・,BLmのいずれか)にドレインで接続されている。また、一部のトランジスタT12,T21,・・・のソースは接地されているが、他のトランジスタT11,T22,・・・のソースはフローティング状態になっている。このマスクROM600では、ソースの接地/フローティングにより、データが書き込まれる。後述するように、メモリセルトランジスタの読み出し電位をローレベルに設定したい場合、そのメモリセルトランジスタのソースは接地される。逆に、メモリセルトランジスタの読み出し電位をハイレベルに設定したい場合、そのメモリセルトランジスタのソースはフローティング状態に設定される。
【0005】
例えば、ワード線WL1を選択するとき、このワード線WL1の電位はVDD(すなわちハイレベル)に設定され、他のワード線WL2〜WLnの電位は接地電位(すなわちローレベル)に設定される。このため、ワード線WL1に接続されたメモリセルトランジスタT11,T12,・・・T1mはすべてオンし、他のワード線WL2〜WLnに接続されたメモリセルトランジスタはすべてオフする。
【0006】
また、例えばビット線BL1を選択するとき、選択信号S1としてはローレベルが入力され、他の選択信号S2〜Smとしてはハイレベルが入力される。これにより、選択トランジスタ620−1はオンし、他の選択トランジスタ620−2〜620−mはオフ状態に維持される。したがって、データ線DLは、ビット線BL1のみと導通し、他のビット線BL2〜BLmとは非導通になる。
【0007】
プリチャージ回路630−1〜630−mは、それぞれ、対応する選択信号(S1〜Smのいずれか)がハイレベルのときにのみ、対応するビット線(BL1〜BLmのいずれか)にプリチャージ電位VDDを印加する。したがって、例えばビット線BL1が選択された場合、ビット線BL1には電位VDDが印加されないが、他のビット線BL2〜BLmには電位VDDが印加される。なお、読み出しの前には、すべてのビット線BL1〜BLmは、初期電位VDDに設定されている。
【0008】
ここで、メモリセルトランジスタT12の記憶値を読み出したい場合を考える。この場合、ワード線WL1およびビット線BL2が選択される。ビット線BL2が選択されたとき(図7(A)、(B)のt1参照)、プリチャージ回路630−2はオフし、他のプリチャージ回路630−1,630−3〜630−mはオンする。ここで、メモリセルトランジスタT12のソースは、接地されている。加えて、プリチャージ回路630−2はオフしているので、ビット線BL2に対する電流の供給は行われない。したがって、メモリセルトランジスタT12がオンすると、ビット線BL2の電位は、徐々に低下する(図7(A)参照)。このため、データ線DLの出力電位も、徐々に低下する。また、ワード線WL1が選択されたとき、メモリセルトランジスタT11も、オンする。しかしながら、メモリセルトランジスタT11は、ソースがフローティング状態に設定されているので、ビット線BL1の電位はVDDに維持される(図7(B)参照)。
【0009】
一方、メモリセルトランジスタT11の記憶値を読み出したい場合、ワード線WL1およびビット線BL1が選択される。ビット線BL1が選択されたとき(図7(C)、(D)のt1参照)、プリチャージ回路630−1はオフし、他のプリチャージ回路630−2〜630−mはオンする。ここで、メモリセルトランジスタT11のソースは、フローティング状態に設定されている。したがって、メモリセルトランジスタT11がオンしても、ビット線BL1の電位はVDDに維持される。したがって、ビット線BL1からデータ線DLには、ハイレベルが出力される(図7(C)参照)。また、ワード線WL1が選択されたとき、メモリセルトランジスタT12も、オンする。このため、メモリセルトランジスタT12からは、ビット線BL2に蓄積された電荷が、グランドに放出される。しかし、プリチャージ回路630−2からビット線BL2に電流が供給されるので、ビット線BL2の電位は、VDDよりも若干低い値に安定する(図7(D)参照)。
【0010】
このように、マスクROM600では、非選択のビット線は、対応するプリチャージ回路によって、VDD近傍の電位に維持される。これは、選択されたビット線の電位低下を防止するためである。
【0011】
例えば、メモリセルトランジスタT11の記憶値を読み出す場合には、メモリセルトランジスタT12もオンする(上述)。このため、プリチャージ回路630−2が設けられていなければ、非選択ビット線BL2の電位は、徐々に低下する。ビット線BL2の電位が低下すると、ビット線BL1,BL2間のカップリング容量の作用により、ビット線BL1の電位が低下する場合がある。したがって、非選択ビット線BL2の電位低下は、選択されたビット線BL1の誤読み出しを招くおそれがある。
【0012】
このような理由から、マスクROM600では、プリチャージ回路630−1〜630−mを用いて、非選択ビット線の電位を、基準電位VDDの近傍値に維持している。
【0013】
基準電位を発生させる回路としては、例えば下記特許文献1、2に開示されたものが知られている。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−3213928号公報
【特許文献2】
特許第2753144号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1、2で開示された基準電位発生回路には、回路規模が大きいという欠点がある。このため、これらの基準電位発生回路をプリチャージ回路630−1〜630−mに採用すると、マスクROM600全体としての回路規模が非常に大きくなってしまう。
【0016】
加えて、上述のマスクROM600には、消費電流が非常に大きいという欠点がある。これは、主として、ソースが接地されたメモリセルトランジスタが、非選択の場合にもビット線を放電するためである。
【0017】
このため、回路規模の小さいプリチャージ回路を用い、消費電力が少ない半導体記憶装置が嘱望されていた。
【0020】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体記憶装置は、互いに異なる電位が印加される第1電源ラインおよび第2電源ラインと、マトリクス状に配置された複数のメモリセルトランジスタを有するメモリセルアレイと、対応する行のメモリセルトランジスタの制御電極にそれぞれ接続された複数のワード線と、対応する列のメモリセルトランジスタの一方の主電極にそれぞれ接続された複数のビット線と、ビット線の電位を選択的に出力するためのデータ線と、対応するビット線に一方の主電極が接続され、データ線に他方の主電極が接続され且つ対応する選択信号を制御電極から入力する選択トランジスタと、対応するビット線に一方の主電極が接続され且つ他方の主電極が電源ラインに接続されたプリチャージトランジスタと選択信号が非選択を示し且つ対応するビット線の電位と第2電源ラインの電位との差が所定値よりも大きいときにのみプリチャージトランジスタをオンさせるプリチャージ制御回路とを有するプリチャージ回路とを備える。
【0021】
この発明では、選択信号が非選択を示し且つ対応するビット線の電位と電源ラインの電位との差が所定値よりも大きいときにのみビット線のプリチャージを行うように、プリチャージ回路を構成した。これにより、非選択ビット線の電位を低下させることができるので、非選択ビット線からグランドに放出される電流を小さくなり、したがって消費電力が低減される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について、この発明をマスクROMに適用する場合を例に採って説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
【0023】
第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係るマスクROMの構成を概略的に示す回路図である。
【0024】
図1に示したように、この実施形態に係るマスクROM100は、メモリセルアレイ110と、n本のワード線WL1,WL2,・・・,WLnと、m本のビット線BL1,BL2,・・・,BLmと、m個の選択トランジスタ120−1,120−2,・・・,120−mと、m個のプリチャージトランジスタ130−1,130−2,・・・,130−mと、データ線DLとを備えている。
【0025】
メモリセルアレイ110は、n×m個のメモリセルトランジスタT11〜Tnmを備えている。これらのメモリセルトランジスタT11〜Tnmは、マトリクス状に配置されている。この実施形態では、メモリセルトランジスタT11〜Tnmとして、nMOSトランジスタが使用されている。従来のマスクROM600(図6参照)と同様、メモリセルトランジスタT11〜Tnmには、ソースの接地/フローティングにより、データが書き込まれる。メモリセルトランジスタの読み出し電位がローレベルになるように設定したい場合、そのメモリセルトランジスタのソースは接地される。逆に、メモリセルトランジスタの読み出し電位がハイレベルになるように設定したい場合、そのメモリセルトランジスタのソースはフローティング状態に設定される。
【0026】
ワード線WL1〜WLnは、メモリセルアレイ110の行毎に設けられている。これらのワード線WL1〜WLnは、対応する行に配置されたメモリセルトランジスタのゲートにそれぞれ接続されている。
【0027】
ビット線BL1〜BLmは、メモリセルアレイ110の列毎に設けられている。これらのビット線BL1〜BLmは、対応する列に配置されたメモリセルトランジスタのドレインに、それぞれ接続されている。
【0028】
選択トランジスタ120−1〜120−mは、ビット線BL1〜BLm毎に設けられている。この実施形態では、選択トランジスタ120−1〜120−mとして、pMOSトランジスタが使用される。選択トランジスタ120−1〜120−mは、対応するビット線BL1〜BLmにソースが接続されており、且つ、データ線DLにドレインが接続されている。また、選択トランジスタ120−1〜120−mのゲートには、対応する選択信号(S1〜Smのいずれか)が入力される。
【0029】
プリチャージトランジスタ130−1〜130−mは、ビット線BL1〜BLm毎に設けられている。この実施形態では、プリチャージトランジスタ130−1〜130−mとして、nMOSトランジスタが使用される。プリチャージトランジスタ130−1〜130−mは、対応するビット線BL1〜BLmにソースが接続されており、且つ、電源ラインVDDにドレインが接続されている。また、プリチャージトランジスタ130−1〜130−mのゲートには、対応する選択信号(S1〜Smのいずれか)が入力される。
【0030】
次に、図1に示したマスクROM100の動作を説明する。
【0031】
例えばメモリセルトランジスタT11からの読み出しが行われるとき、ワード線WL1およびビット線BL1が選択される。
【0032】
ワード線WL1を選択するとき、このワード線WL1はハイレベルに設定され、他のワード線WL2〜WLnの電位はローレベルに設定される。
【0033】
このため、ワード線WL1に接続されたメモリセルトランジスタT11,T12,・・・T1mはすべてオンし、他のワード線WL2〜WLnに接続されたメモリセルトランジスタはすべてオフする。
【0034】
一方、ビット線BL1を選択するとき、選択信号S1としてはローレベルが入力され、他の選択信号S2〜Smとしてはハイレベルが入力される。
【0035】
選択トランジスタ120−1〜120−mはpMOSであるため、ゲート電位がローレベルのときオンし、且つ、ゲート電位がハイレベルのときオフする。したがって、選択信号S1の電位がローレベル且つ選択信号S2〜Smがハイレベルのとき、選択トランジスタ120−1はオンするが、他の選択トランジスタ120−2〜120−mはオフ状態に維持される。このため、データ線DLは、ビット線BL1のみと導通し、他のビット線BL2〜BLmとは非導通になる。
【0036】
一方、プリチャージトランジスタ130−1〜130−mはnMOSであるため、ゲート電位がハイレベルのときオンし、且つ、ゲート電位がローレベルのときオフする。したがって、選択信号S1がローレベル且つ選択信号S2〜Smがハイレベルのとき、プリチャージトランジスタ130−1はオフし且つ他のプリチャージトランジスタ130−2〜130−mはオンする。このため、ビット線BL1には電位VDDが印加されず、且つ、他のビット線BL2〜BLmには電位VDDが印加される。なお、読み出しの前には、すべてのビット線BL1〜BLmは、初期電位VDDに設定されている。
【0037】
このように、この実施形態では、選択トランジスタ120−1〜120−mと逆導電型のトランジスタ(すなわち動作論理が逆のトランジスタ)をプリチャージトランジスタ130−1〜130−mとして採用した。したがって、選択信号S1〜Smを、プリチャージトランジスタ130−1〜130−mの制御信号としてそのまま使用することができる。
【0038】
メモセルトランジスタT11〜Tnmの記憶値を読み出す際の原理は、従来のマスクROM600の場合と同じであるので(図7参照)、説明を省略する。
【0039】
以上説明したように、この実施形態に係るマスクROM100によれば、1本のビット線に対して1個のプリチャージトランジスタを設けるだけで、各ビット線BL1〜BLmのプリチャージを行うことができる。したがって、マスクROM100全体としての回路規模を非常に小さくすることができる。
【0040】
加えて、この実施形態によれば、1本のビット線に対して1個のプリチャージトランジスタを設けるだけでよいので、消費電力も小さくなる。
【0041】
第2の実施形態
図2は、第2の実施形態に係るマスクROMの構成を概略的に示す回路図である。図2において、図1と同じ符号を付した構成要素は、図1の場合と同じものを示している。
【0042】
図2に示したように、この実施形態に係るマスクROM200は、選択トランジスタ220−1,220−2,・・・,220−mとしてnMOSトランジスタを用い、且つ、プリチャージトランジスタ230−1,230−2,・・・,230−mとしてpMOSトランジスタを用いた。
【0043】
次に、図2に示したマスクROM200の動作を説明する。
【0044】
例えばメモリセルトランジスタT11からの読み出しが行われるとき、ワード線WL1およびビット線BL1が選択される。
【0045】
第1の実施形態と同様、ワード線WL1を選択するときには、このワード線WL1はハイレベルに設定され、他のワード線WL2〜WLnはローレベルに設定される。これにより、ワード線WL1に接続されたメモリセルトランジスタT11,T12,・・・T1mはすべてオンし、他のワード線WL2〜WLnに接続されたメモリセルトランジスタはすべてオフする。
【0046】
一方、ビット線BL1を選択するとき、選択信号S1としてはハイレベルが入力され、他の選択信号S2〜Smとしてはローレベルが入力される。すなわち、この実施形態では、選択信号S1〜Smの論理が、第1の実施形態の場合と逆になる。
【0047】
選択トランジスタ220−1〜220−mはnMOSトランジスタであるため、ゲート電位がハイレベルのときオンし、且つ、ゲート電位がローレベルのときオフする。したがって、選択信号S1の電位がハイレベル且つ選択信号S2〜Smの電位がローレベルのとき、選択トランジスタ220−1はオンするが、他の選択トランジスタ220−2〜220−mはオフ状態に維持される。このため、データ線DLは、ビット線BL1のみと導通し、他のビット線BL2〜BLmとは非導通になる。
【0048】
一方、プリチャージトランジスタ230−1〜230−mはpMOSトランジスタであるため、ゲート電位がローレベルのときオンし、且つ、ゲート電位がハイレベルのときオフする。したがって、選択信号S1の電位がハイレベル且つ選択信号S2〜Smの電位がローレベルのとき、プリチャージトランジスタ230−1はオフし且つ他のプリチャージトランジスタ230−2〜230−mはオンする。このため、ビット線BL1には電位VDDが印加されず、且つ、他のビット線BL2〜BLmには電位VDDが印加される。なお、読み出しの前には、すべてのビット線BL1〜BLmは、初期電位VDDに設定されている。
【0049】
このように、この実施形態では、第1の実施形態と同様、選択トランジスタ220−1〜220−mと逆導電型のトランジスタ(すなわち動作論理が逆のトランジスタ)をプリチャージトランジスタ230−1〜230−mとして採用した。したがって、選択信号S1〜Smを、プリチャージトランジスタ230−1〜230−mの制御信号として、そのまま使用することができる。
【0050】
メモリセルトランジスタT11〜Tnmの記憶値を読み出す際の原理は、従来のマスクROM600の場合と同じであるので(図7参照)、説明を省略する。
【0051】
以上説明したように、この実施形態に係るマスクROM200によれば、第1の実施の形態と同様の理由により、マスクROM200全体としての回路規模を非常に小さくすることができ、且つ、消費電力も小さくなる。
【0052】
第3の実施形態
図3は、第3の実施形態に係るマスクROMの構成を概略的に示す回路図である。図3において、図1と同じ符号を付した構成要素は、図1の場合と同じものを示している。
【0053】
図3に示したように、この実施形態に係るマスクROM300は、プリチャージ回路330−1,330−2,・・・,330−mを備えている。
【0054】
プリチャージ回路330−1は、プリチャージトランジスタ331−1と、インバータ332−1と、NANDゲート333−1とを備えている。インバータ332−1およびNANDゲート333−1が、この発明のプリチャージ制御回路に相当する。
【0055】
プリチャージトランジスタ331−1としては、pMOSトランジスタが使用される。プリチャージトランジスタ331−1は、対応するビット線BL1にドレインが接続されており、且つ、電源ラインVDDにソースが接続されている。
【0056】
インバータ332−1は、対応するビット線BL1の電位を反転して、出力する。この実施形態では、インバータ332−1の動作しきい値は、VDD/2とする。
【0057】
NANDゲート333−1は、対応する選択信号S1と、インバータ332−1の出力電位とを入力する。NANDゲート333−1の出力電位は、プリチャージトランジスタ331−1のゲートに供給される。
【0058】
なお、プリチャージ回路330−2〜330−mの構成も、プリチャージトランジスタ330−1と同様である。
【0059】
次に、プリチャージ回路330−1〜330−mの動作について、ビット線BL1が選択された場合を例に採って説明する。第1の実施形態と同様、ビット線BL1が選択されるとき、選択信号S1はローレベルに設定され、且つ、選択信号S2〜Smはハイレベルに設定される。
【0060】
プリチャージ回路330−1において、NANDゲート333−1には選択信号S1が入力される。ビット線BL1が選択されたときの選択信号S1はローレベルなので、NANDゲート333−1の出力電位は、インバータ332−1の出力電位に拘わらず、ハイレベルに固定される。したがって、プリチャージトランジスタ331−1は、オフする。
【0061】
一方、プリチャージ回路330−2において、プリチャージトランジスタ331−2には、選択信号S2として、ハイレベルが入力される。このとき、NANDゲート333−2の出力電位は、インバータ332−2の出力電位と同じになる。上述したように、インバータ332−2の動作しきい値は、VDD/2である。したがって、ビット線BL2の電位がVDD/2よりも小さいとき、インバータ332−2の出力電位はハイレベルになり、このためNANDゲート333−2の出力電位はローレベルになる。これにより、プリチャージトランジスタ331−2がオンし、ビット線BL2はプリチャージされる。一方、ビット線BL2の電位がVDD/2以上のとき、インバータ332−2の出力電位はローレベルになり、したがってNANDゲート333−2の出力電位はハイレベルになる。このため、プリチャージトランジスタ331−2はオフするので、ビット線BL2はプリチャージされない。このようにして、非選択ビット線BL2の電位は、VDD/2に固定される。
【0062】
なお、プリチャージ回路330−3〜330−mの動作も、プリチャージ回路330−2の動作と同様である。
【0063】
続いて、この実施形態に係るマスクROM300の全体動作について、図4を用いて説明する。図4(A)〜(D)において、t1はビット線が選択されたタイミングを示している。
【0064】
まず、メモリセルトランジスタT12の記憶値を読み出したい場合を考える。この場合、ワード線WL1およびビット線BL2が選択される。ビット線BL2が選択されたとき、プリチャージ回路330−2はオフし、他のプリチャージ回路330−1,330−3〜330−mはオンする。ここで、メモリセルトランジスタT12のソースは、接地されている。加えて、プリチャージ回路330−2はオフしているので、ビット線BL2に対する電流の供給は行われない。したがって、メモリセルトランジスタT12がオンすると、ビット線BL2の電位は、VDD/2から徐々に低下する。このため、データ線DLの出力電位も、VDD/2から徐々に低下する(図4(A)参照)。また、ワード線WL1が選択されたとき、メモリセルトランジスタT11も、オンする。しかしながら、メモリセルトランジスタT11は、ソースがフローティング状態に設定されているので、ビット線BL1の電位はVDD/2に維持される(図4(B)参照)。
【0065】
次に、メモリセルトランジスタT11の記憶値を読み出したい場合を考える。この場合、ワード線WL1およびビット線BL1が選択される。ビット線BL1が選択されたとき、プリチャージ回路330−1はオフし、他のプリチャージ回路330−2〜330−mはオンする。ここで、メモリセルトランジスタT11のソースは、フローティング状態に設定されている。したがって、メモリセルトランジスタT11がオンしても、ビット線BL1の電位はVDD/2に維持される。したがって、ビット線BL1からデータ線DLには、ハイレベルが出力される(図4(C)参照)。また、ワード線WL1が選択されたとき、メモリセルトランジスタT12も、オンする。このため、メモリセルトランジスタT12からは、ビット線BL2に蓄積された電荷が、グランドに放出される。しかし、プリチャージ回路330−2からビット線BL2に電流が供給されるので、ビット線BL2の電位は、VDD/2に安定する(図4(D)参照)。
【0066】
このように、非選択ビット線の電位は、ソースが接地されたメモリセルトランジスタが接続されているか否かに拘わらず、常にVDD/2に固定される。
【0067】
以上説明したように、この実施形態に係るマスクROM300によれば、簡単な構成のプリチャージ回路を用いて、非選択ビット線の電位を電源電位VDDの二分の一にすることができる。したがって、この実施形態では、非選択列のメモリセルトランジスタ(例えばT12)からグランドに流れる電流が従来のマスクROM600(図6参照)よりも小さくなり、これにより、消費電力が低減される。
【0068】
加えて、この実施形態に係るマスクROM300によれば、非選択ビット線の電位が常にVDD/2に固定され、従来のマスクROM600のような変動(図7(D)参照)が生じない。このため、非選択ビット線から見たビット線間のカップリング容量は、各メモリセルトランジスタT11〜Tnmの記憶値に依らず一定である。したがって、この実施形態に係るマスクROM300では、設計段階において、回路のディメンジョン調整が容易になる。
【0069】
さらに、非選択ビット線の電位が常にVDD/2に固定されることにより、選択ビット線からデータ線DLに読み出される電位が、メモリセルトランジスタT11〜Tnmの記憶値に応じて変動し難くなる。したがって、ハイレベル電位を低下させているにも拘わらず、読み出し値の信頼性はそれほど悪化しない。
【0070】
なお、この実施形態ではプリチャージ電位をVDD/2に設定したが、VDD/2以外の電位に設定できることはもちろんである。すなわち、ビット線BL1〜BLmのプリチャージ電位は、インバータ332−1〜332−mの動作しきい値を調整することによって、任意に設定できる。かかる動作しきい値は、例えばインバータ332−1〜332−mを構成するトランジスタのディメンジョンを変更することによって調整できる。
【0071】
第4の実施形態
図5は、第4の実施形態に係るマスクROMの構成を概略的に示す回路図である。図5において、図2、図3と同じ符号を付した構成要素は、図2、図3の場合と同じものを示している。
【0072】
図5に示したように、この実施形態に係るマスクROM500は、プリチャージ回路530−1,530−2,・・・,530−mを備えている。
【0073】
プリチャージ回路530−1は、プリチャージトランジスタ531−1と、NORゲート532−1とを備えている。NORゲート532−1は、この発明のプリチャージ制御回路に相当する。
【0074】
プリチャージトランジスタ531−1としては、nMOSトランジスタが使用される。プリチャージトランジスタ531−1は、対応するビット線BL1にソースが接続されており、且つ、電源ラインVDDにドレインが接続されている。
【0075】
NORゲート532−1は、対応する選択信号S1と、ビット線BL1の電位とを入力する。NORゲート532−1の出力電位は、プリチャージトランジスタ531−1のゲートに供給される。この実施形態では、NORゲート532−1の動作しきい値は、VDD/2とする。すなわち、NORゲート532−1は、少なくとも一方の入力電位がVDD/2以上のときはローレベルを出力し、両方の入力電位がVDD/2よりも小さいときはハイレベルを出力する。
【0076】
なお、プリチャージ回路530−2〜530−mの構成も、プリチャージ回路530−1と同様である。
【0077】
次に、プリチャージ回路530−1〜530−mの動作について、ビット線BL1が選択された場合を例に採って説明する。
【0078】
この実施形態では、選択ビット線に対応する選択信号はハイレベル(VDD)に設定され、非選択ビット線に対応する選択信号はローレベル(接地電位)に設定される。すなわち、この実施形態では、選択信号S1〜Smの論理が、第3の実施形態と逆になる。
【0079】
プリチャージ回路530−1において、NORゲート532−1には選択信号S1が入力される。ビット線BL1が選択されたとき選択信号S1はハイレベルなので、NORゲート532−1の出力電位は、ビット線BL1の電位に拘わらず、ローレベルに固定される。したがって、プリチャージトランジスタ531−1は、オフする。
【0080】
一方、プリチャージ回路530−2には、選択信号S2として、ローレベルが入力される。このとき、NORゲート532−2の出力電位は、ビット線BL2の電位によって決定される。すなわち、ビット線BL2の電位がVDD/2以上のとき、NORゲート532−2は、ローレベルを出力する。したがって、プリチャージトランジスタ531−2はオフするので、プリチャージは行われない。一方、ビット線BL2の電位がVDD/2よりも小さいとき、NORゲート532−2は、ハイレベルを出力する。したがって、プリチャージトランジスタ531−2はオンするので、プリチャージが行われる。このようにして、非選択ビット線BL2の電位は、VDD/2に固定される。
【0081】
なお、プリチャージ回路530−3〜530−mの動作も、プリチャージ回路530−2の動作と同様である。
【0082】
この実施形態における読み出し時の全体動作は、第3の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0083】
このように、この実施形態によれば、第3の実施形態と同様の理由により、消費電力が小さく、且つ、回路のディメンジョン調整が容易な、マスクROMを提供することができる。
【0084】
加えて、この実施形態によれば、プリチャージ回路がインバータを必要としない分だけ、第3の実施形態よりもさらに回路規模を小さくすることができる。
【0085】
なお、第3の実施形態と同様、プリチャージ電位をVDD/2以外の電位に設定できることは、もちろんである。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、回路規模が小さく且つ消費電力が少ない半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を概略的に示す回路図である。
【図2】第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を概略的に示す回路図である。
【図3】第3の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を概略的に示す回路図である。
【図4】(A)〜(D)ともに、第3の実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明するためのグラフである。
【図5】第4の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を概略的に示す回路図である。
【図6】従来の半導体記憶装置の構成例を概略的に示す回路図である。
【図7】(A)〜(D)ともに、従来の半導体記憶装置の動作を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
100 マスクROM
T11〜Tnm メモリセルトランジスタ
120−1〜120−m 選択トランジスタ
130−1〜130−m プリチャージトランジスタ
WL1〜WLn ワード線
BL1〜BLm ビット線
DL データ線
Claims (3)
- 互いに異なる電位が印加される第1電源ラインおよび第2電源ラインと、
マトリクス状に配置され、一方の主電極と前記第1電源ラインとの接続/非接続により記憶値が書き込まれた複数のメモリセルトランジスタを有するメモリセルアレイと、
対応する行の前記メモリセルトランジスタの制御電極にそれぞれ接続された、複数のワード線と、
対応する列の前記メモリセルトランジスタの他方の主電極にそれぞれ接続された、複数のビット線と、
前記ビット線の電位を選択的に出力するためのデータ線と、
対応する前記ビット線に一方の主電極が接続され、前記データ線に他方の主電極が接続され、且つ、対応する選択信号を制御電極から入力する選択トランジスタと、
対応する前記ビット線に一方の主電極が接続され且つ他方の主電極が前記第2電源ラインに接続されたプリチャージトランジスタと、前記選択信号が非選択を示し且つ対応する前記ビット線の電位と前記第2電源ラインの電位との差が所定値よりも大きいときにのみ前記プリチャージトランジスタをオンさせるプリチャージ制御回路とを有するプリチャージ回路と、
を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記プリチャージ制御回路が、
前記ビット線の電位と前記第2電源ラインの電位との差が所定値よりも大きいときにのみハイレベルを出力するインバータと、
前記選択信号が非選択を示し且つ前記インバータの出力がハイレベルであるときに前記プリチャージトランジスタをオンさせるNANDゲートと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記プリチャージ制御回路が、前記選択信号が非選択を示し且つ前記ビット線の電位と前記第2電源ラインの電位との差が所定値よりも大きいときにのみ前記プリチャージトランジスタをオンさせるNORゲートを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
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