JP3995112B2 - 内燃機関の制御方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、第1の発明では、少なくとも1つの電磁弁を具備し、少なくとも1つの燃料量目標値を基礎にして電磁弁の制御持続時間を定めることができ、制御持続時間を基礎にして制御終了時点決定信号を定めることができる、例えばディーゼル内燃機関等の内燃機関の制御方法に関し、第2の発明では、少なくとも1つの電磁弁を具備し、少なくとも1つの燃料量目標値を基礎にして電磁弁の制御持続時間を定め、制御持続時間を基礎にして制御終了時点決定信号を定める手段を具備する、例えばディーゼル内燃機関等の内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式の方法及び装置は、ドイツ特許出願公開第4108639号公報から公知である。この方法及びこの装置は、例えばディーゼル内燃機関を制御するために使用される。燃料調量供給の開始時点及び終了時点は、電磁弁により定めることができる。
【0003】
公知の装置及び公知の方法では流量制御は、不正確である。更に、その他の面では一定である条件の下で、個々の調量供給の間の噴射燃料量に偏差が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に記載のタイプの内燃機関の制御方法及び装置において燃料調量供給の精度を改善することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、第1の発明では、燃料目標量が閾値を上回る内燃機関の第1の動作状態では、制御持続時間をポンプ特性データマップにより求め、燃料目標量が閾値を下回る内燃機関の第2の動作状態では、燃料量目標値を直接に制御持続時間として使用し、制御終了時点決定信号の計算時間が不十分な場合には、補正されない制御持続時間を用いて制御終了時点決定信号を定め、制御終了時点決定信号の計算時間が十分な場合には、補正された制御持続時間を用いて制御終了時点決定信号を定めることにより解決され、第2の発明では、燃料目標量が閾値を上回る内燃機関の第1の動作状態では制御持続時間をポンプ特性データマップにより求め、燃料目標量が閾値を下回る内燃機関の第2の動作状態では燃料量目標値を直接に制御持続時間として使用する手段が設けられており、制御終了時点決定信号の計算時間が不十分な場合には、補正されない制御持続時間を用いて制御終了時点決定信号を定め、制御終了時点決定信号の計算時間が十分な場合には、補正された制御持続時間を用いて制御終了時点決定信号を定める手段が設けられている内燃機関の制御装置により解決される。
【0006】
本発明により、燃料調量供給の精度が大幅に高めることができる。
【0007】
【実施例】
次ぎに本発明を実施例に基づき図を用いて詳細に説明する。
【0008】
図1は、例えばディーゼル内燃機関等の内燃機関の制御装置のブロック回路図そ示す。噴射弁100により所定の燃料量が、所定の時点に内燃機関に調量供給される。燃料の調量供給の正確な開始及び終了は、第1のアクチュエータにより定められる。この第1のアクチュエータ110は有利には、燃料流を制御する電磁弁である。有利には電磁弁は、高圧燃料ポンプの領域内に設けられ、燃料ポンプの低圧部と高圧部との間に燃料流を通過させたり、遮断したりする。
【0009】
電磁弁が閉成されている間は、圧力を形成でき、ひいては、噴射弁100に燃料を供給できる。電磁弁110が開放するとただちに、燃料の調量供給は終了する。
【0010】
噴射の開始は、電磁弁110の閉成により定められ、噴射の終了は電磁弁110の開放により定められ、ひいては調量供給燃料量が定められる。
【0011】
更に、第2のアクチュエータはが設けられ、第2のアクチュエータにより供給流量、すなわちカムシャフトの回転角1゜当りの噴射燃料量が、調整可能である。第2のアクチュエータも、有利には電磁弁であり、この電磁弁により液圧アクチュエータの中の圧力形成又は圧力低下が、可能となる。この液圧アクチュエータは、内燃機関のカムシャフトと、ポンプ駆動シャフトとの間の相対的位置を変位する。これは有利には、分配形噴射ポンプの中のカムホイールを変位するアクチュエータである。
【0012】
第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータは、ポンプ制御装置130から制御信号を供給される。ポンプ制御装置は、第1のアクチュエータ110に制御信号を供給する燃料流量制御器131と、第2のアクチュエータ120に信号を供給する噴射調整器制御装置132と、センサ135の信号を評価する実際値カウンタ評価装置133とを有する。
【0013】
センサ135は、インクリメントホイール136をスキャンし、インクリメントホイール136は、内燃機関のポンプ駆動シャフト又はカムシャフトNWに取付けられている。インクリメントホイール136は、複数のマークを有し、マークは、例えば3゜の間隔で配置されている。評価装置133は、燃料流量制御器131及び噴射調整器制御装置132にそれぞれ信号を供給する。
【0014】
カムシャフトNWは通常は、駆動手段137を介して内燃機関のクランクシャフトKWにより駆動される。気筒数に等しい数のマーク141を有するセグメントホイール140が、クランクシャフトに取付けられている。これらのマークは、センサ142により検出される。センサ142は、内燃機関制御装置150に、クランクシャフトの回転数を示す信号NKWを供給する。
【0015】
ポンプ制御装置は、内燃機関制御装置150に接続されている。内燃機関制御装置150は、例えばCAN等のインターフェースを介して又は直接につながる線を介してポンプ制御装置に信号を供給する。
【0016】
例えばCAN等のインターフェースを介して内燃機関制御装置150は、内燃機関制御装置150が希望する燃料量を示す信号QKSを供給する。更に、内燃機関制御装置150は、クランクシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値を示す信号FBSKを供給する。更に、内燃機関制御装置150は、カムシャフト又はポンプ駆動シャフトを基準とし供給流量をセットする供給開始時点目標値信号FBSNを伝送する。
【0017】
信号ASSは、インターフェースとは無関係の別個の線を介して内燃機関制御装置150からポンプ制御装置130に供給される。切換え手段155は、信号ASS又は信号FBSKを選択する。この場合の動作モードでは切換え手段155は、切換位置1にある。
【0018】
内燃機関制御装置150は、クランクシャフトの回転数NKWを示す回転数信号をポンプ制御装置130に供給する。ポンプ制御装置130の中でこの回転数信号は、噴射調整器制御装置132に達する。
【0019】
この噴射調整器制御装置132は、次のように動作する。まず初めに、センサ142が、クランクシャフトの回転数を検出し、このクランクシャフト回転数と例えばアクセルペダルの位置等の変量とを基礎にして、噴射燃料量目標値信号QKSと燃料供給開始時点目標値信号等の変量とを計算する。燃料供給開始時点目標値信号の場合、クランクシャフトを基準とする目標値信号FBSKと、カムシャフトを基準とする値FBSNとの間に区別が行われる。
【0020】
これらの値は、ポンプ制御器130により、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータを制御する制御信号に変換される。燃料量目標値信号QKSと、クランクシャフトを基準とする供給開始時点目標値信号FBSKとを基礎にして燃料流量制御器130は、アクチュエータ110を制御する信号を計算する。これは、アクチュエータ制御開始時点又は燃料調量供給の開始時点を定める信号ABである。更に、燃料流量制御器130は、アクチュエータ制御終了時点を定め、ひいては燃料調量供給終了時点を定める信号AEを計算する。噴射燃料量も、次のように開始時点及び終了時点により定められる。
【0021】
噴射調整器制御装置132は、燃料供給開始時点目標値信号FBSK及びFBSNを基礎にして、第2のアクチュエータ120を制御する信号を計算する。クランクシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号FBSKは、最適な燃焼を達成するために燃料調量供給が開始しなければならないクランクシャフト角度位置を定める。カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号FBSNは、噴射を開始すべきポンプ駆動シャフト角度位置を定める。供給流量は、この位置に依存する。第2のアクチュエータ120によりポンプ駆動シャフトは、クランクシャフトに対して変位される。
【0022】
カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号FBSNの異なる値に対して、異なる供給流量が得られる。これは、同一のアクチュエータ制御開始信号AB及び同一のアクチュエータ制御終了時点決定信号AEにより、異なる噴射燃料量が得られることを意味する、何故ならば異なる燃料供給流量により異なる燃料量が、同一の調量供給時間区間の間に調量供給されるからである。
【0023】
信号ASS又は信号FBSKが、ポンプ制御器130に切換え手段155を介して供給される。1つの動作モードでは信号ASSは、第2のアクチュエータ120の作動制御開始時点信号ABを直接に定める。信号ASSは、電磁弁を制御する信号ABを直接に定める。例えば信号が欠落している動作モード等の別の1つの動作モードでは、クランクシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号は、ポンプ制御器装置の中に制御開始信号を計算及び発生する入力変数として用いられる。
【0024】
図2には、制御終了時点決定信号の計算方法が示されている。これは、燃料流量制御器131の重要な部分である。例えばCAN等のインターフェースを介してポンプ特性データマップメモリ200には、噴射燃料量目標値信号QKSが供給される。更に、カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点信号FBNとセグメント回転数信号NSとは、ポンプ特性データマップメモリ200に入力される入力変数として用いられる。ポンプ特性データマップメモリ200は、制御持続時間ADを出力変数として送出する。
【0025】
センサ142により検出される回転数は、セグメント回転数信号NSとして示されている。これは、クランクシャフトの比較的大きい角度領域にわたる平均値である。
【0026】
温度補償装置210は、同一の入力変数信号を供給され、更に、温度補償装置210は、温度センサの温度信号Tを処理する。これらの変数信号を基礎にして温度補償装置210は、補正制御持続時間信号ADTを計算する。補正制御持続時間信号ADTと、ポンプ特性データマップメモリ200の持続時間信号ADとは、論理結合点215で互いに論理結合されている。有利には、2つの変数信号は、加算又は乗算される。
【0027】
論理結合点215の出力信号は、選択手段220を介して論理結合点225に供給される。燃料量目標値信号QKSは、選択手段220の第2の入力側に入力される。選択手段220は、選択制御器221により制御される。
【0028】
論理結合点226の出力信号は、負の符号を付けられて論理結合点225の第2の入力側に供給される。論理結合点226で、切換え時間プリセット装置227の信号と、セグメント回転数信号NSとは、論理結合される、有利には乗算される。
【0029】
論理結合点225の出力信号は、論理結合点230及び240及び250を介して又は論理結合点260を介して選択手段270に供給される。論理結合点230で論理結合点225の出力信号は、加速度補正装置235の出力信号ADK1に論理結合される。加速度補正装置235は、入力信号であるセグメント回転数NSとセグメント回転数実際値信号NSAとを処理する。論理結合点240は、燃料供給流量差補正装置245の出力信号ADK2に論理結合点230の出力信号を論理結合し、燃料供給流量差補正装置245は、入力変数信号である燃料供給開始予測時点信号と供給開始時点測定値信号と制御終了時点目標値信号AESとを処理する。論理結合点250は、論理結合点240の出力信号を搬送開始時点測定値信号FBGに論理結合する。
【0030】
論理結合点260は、論理結合点225の出力信号を燃料供給開始時点予測値信号FBVに論理結合する。選択手段270は、論理結合点260の出力信号又は論理結合点250の出力信号を制御終了時点制御器280に供給する。制御終了時点制御器280は、第1のアクチュエータに制御終了時点目標値信号AESを供給する。
【0031】
この装置は、次のように動作する。噴射燃料量目標値信号QKSと、カムシャフトを基準とする燃料供給開始時信号FBNと、セグメント回転数NSとの関数として、制御持続時間ADが、ポンプ特性データマップメモリ200から読出される。制御持続時間により燃料体積が定められるが、しかし燃料質量が、燃料の正確な調量供給のために必要である。従って、制御持続時間の補正が、燃料温度信号Tを基礎にして温度補償装置210により行われる。このために制御持続時間ADは、論理結合点215で補正値ADTに論理結合される。
【0032】
ポンプ特性データマップメモリの計算は、有限な計算時間を必要とする。これにより例えば、大きい回転数の場合に問題が発生する。信号ASSは、燃料の調量供給開始時点に関して電磁弁を直接に制御するので、制御終了時点信号が、ポンプ特性データマップメモリの中の燃料の計算を終了する前に発生することがある。例えば内燃機関制御装置が零量(噴射無し)を指示すると、許容されない燃料調量供給が発生することがある。
【0033】
従って本発明では、選択手段220が、ポンプ特性データマップメモリ200のAD出力信号の代りに、直接に燃料量目標値信号QKSを使用する。
【0034】
これは例えば、内燃機関制御装置が、非常に小さい量例えば零量(噴射無し)を指示する場合である。この場合、選択手段220は、選択手段220が切換位置2をとり、零量信号が直接に制御終了時点制御器280に供給されるように制御される。この場合、制御終了時点制御器280は、直ちに制御終了時点目標値信号AESを出力する。
【0035】
有利には、噴射燃料量又は例えば制御持続時間信号等の相応する信号の値が閾値を越えたかどうかを調べる閾値問合せ装置を有する選択制御器221が設けられている。閾値は、特性データマップメモリ200を計算する計算時間に比して短いか又は僅かに長い制御持続時間に相応する燃料量値に相当する。
【0036】
選択手段220を外部から制御できると有利である。何故ならばこれにより、信号QKSを、例えば試験のために制御持続時間ADとして直接に用いることができる、すなわちポンプ特性データマップメモリを使用せずに済むからである。
【0037】
本発明では、処理された又は未処理の燃料量信号QKSを制御持続時間信号ADとしてある特定の前提の下に選択する選択手段が設けられている。これにより、例えば小さな負荷及び大きな回転数の場合等の特定の動作状態で噴射される許容されない燃料量を阻止できる。
【0038】
制御持続時間信号は、論理結合点225で電磁弁スイッチング時間について補正される。通常、制御と、電磁弁の応動との間には特定の時間が経過する。この時間は、電磁弁のスイッチング時間と呼ばれる。スイッチング時間の値は、スイッチング時間プリセット装置227の中に記憶される。ブロック226でこのスイッチング時間信号は、セグメント回転数信号と論理結合される。セグメント回転数信号をスイッチング時間信号と乗算することにより、電磁弁のスイッチング時間に相応する角度が得られる。制御持続時間は、この角度だけ論理結合点224で短縮され、これにより燃料供給持続時間信号又は調量供給持続時間信号FDが得られる。
【0039】
この燃料供給持続時間が、燃料供給開始時点に加算されると、制御終了時点目標値信号AESが得られる。燃料供給持続時間の値が、論理結合点225の出力がから出力されると、この値は、論理結合点260で燃料供給開始時点予測値FBVに論理結合され、これにより、制御終了時点目標値信号AESが計算される。このようにして計算されたこの値は、選択器270に記憶される。
【0040】
燃料供給持続時間値は、互いに並列に論理結合点230及び240で加速度補正出力信号ADK1と燃料供給流量差補正装置245の補正値ADK2とにより補正される。この場合、有利には燃料供給持続時間は、加算的及び/又は乗算的に補正される。このようにして付加的に補正されたこの燃料供給持続時間値は、論理結合点250で燃料供給開始時点測定値信号FBGに論理結合される。このようにして作動制御終了時点目標値信号AESが、論理結合点250の出力側から出力される。
【0041】
この複雑な補正過程は、すべての動作状態で得ることは不可能である特定の計算時間を必要とする。例えば大きな回転数及び小さな燃料量の場合、計算時間は不十分である。この場合、選択器270は、補正されない制御持続時間と燃料供給開始時点予測値信号FBVとから計算された制御終了時点目標値を選択する。
【0042】
小さな回転数及び/又は小さな燃料量の場合に充分な計算時間が得られる場合、選択器270は、複雑な方法で補正され燃料供給開始時点測定値信号FBGにより計算された制御終了時点目標値信号AESを選択する。
【0043】
1つの有利な実施例では、メモリとして実現されている選択器270が設けられている。論理結合点250及び260の出力信号は、出力されるとただちに選択器270のメモリに記憶される。制御終了時点制御器280は、その都度の実際値を読出す。
【0044】
計算時間が不十分である動作状態では、論理結合点250の出力信号が、必要時点までに出力されていない場合が発生する。この場合、論理結合260の結果が選択される。計算時間が十分である動作状態の場合、論理結合点240の出力信号は、必要時点までに既に出力されている。この場合、論理結合点250の結果が選択される。
【0045】
図3には、種々の燃料供給開始時点信号を求める方法が示されている。切換え手段155を用いて、信号ASSか、又は電磁弁の開放状態を示す信号が選択される。1つの動作モードでは制御回路154は、切換えスイッチ155が切換位置1をとるように切換えスイッチ155を制御する。この場合、内燃機関制御装置51により供給されるASS信号が、使用される。例えば故障の場合等の別の動作モードでは、CANインターフェースを介して転送された信号FBSKか、又は燃料供給開始時点又は制御開始時点を示す信号ABが、使用される。
【0046】
切換え手段155の出力信号は、補外装置300と、BIP評価装置310とに供給され、更に、論理結合点320を介して補間装置330に供給される。電磁弁スイッチオン時間に相応する切換え手段155の出力信号に基づいて、更に、ろ波されたインクリメント時間TIGに基づいて、補外装置300は、論理結合点335に供給される角度変数信号を計算する。
【0047】
インクリメント時間TIは、インクリメントホイール136の2つのパルスの間に経過する時間である。ろ波されたインクリメント時間TIGは、例えば複数のインクリメントにわたり平均化することにより得られる。
【0048】
BIP評価装置310は、論理結合点345に出力信号を供給し、論理結合点345は、論理結合点335の第2の入力側に出力信号を供給する。論理結合点345で、BIP評価装置310の出力信号は、セグメント回転数信号NSに論理結合される。この論理結合は、有利には乗算である。セグメント回転数信号NSは、評価装置133により供給される。セグメント回転数信号NSは、1つのインクリメントの間の瞬時の回転数に相応する。
【0049】
更に、BIP評価装置310の出力信号は、論理結合点320に供給される。
【0050】
論理結合点335の出力信号FBEは、燃料供給開始時点モニター350に供給される。燃料供給開始時点モニター350の出力信号は、制限器355に供給される。燃料供給開始時点推定値FBVが、制限器355の出力側から出力される。
【0051】
更に、制限器355の出力信号は、論理結合点360で、カムシャフトとセンサシャフトとの間の取付け公差に関する補正値(ブロック360の出力信号)に論理結合される。カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点信号FBNは、論理結合点360の出力側から出力される。
【0052】
補間装置330の出力信号FBGUは、制限されない燃料供給開始時点測定値信号に相応する。この出力信号FBGUは、燃料供給開始時点モニター350と制限器365とに供給される。次いで、燃料供給開始時点測定値信号FBGは、制限器365の出力側から出力される。
【0053】
図3のこの装置は、次のように動作する。電磁弁制御信号ABに基づいて、更に、ろ波されたインクリメント時間信号TIGに基づいて、補外装置300は、制御信号ABの時点でカムシャフトの角度位置に相応する角度変数信号を計算する。
【0054】
更に、制御信号に基づいて、BIP評価装置310は、BIP評価装置310が電磁弁の閉成時点を検出する時間間隔が収まっている時間ウィンドウを示す。電磁弁制御時点及び電磁弁応動時点信号ABに基づいて、電磁弁のスイッチング時間が得られる。実際の調量供給の間に求めるこのスイッチング時間の値は、次の調量供給の際に使用される。
【0055】
論理結合点345で電磁弁のスイッチング時間を回転数NSと乗算することにより、カムシャフトが電磁弁の制御と閉成との間に回転する角度が得られる。この角度は、制御時間ABから計算される角度に加算される。この燃料供給開始時点補外値信号FBEに基づいて、以下に詳細に説明する燃料供給開始時点モニター350は、燃料供給開始時点推定値信号を計算する。
【0056】
制限器355は、このようにして計算されたこの燃料供給開始時点推定値信号を制限して、許容可能な値の信号を形成する。補正値と論理結合することにより、燃料供給開始時点信号FBNが得られる。
【0057】
燃料供給開始時点推定値信号FBV又はFBNは、相応する調量供給の前に既に使用可能である。これが可能な理由は、補外装置300が、調量供給の前にろ波されたインクリメントを基礎に値を計算することにある。
【0058】
これに対して、燃料供給開始時点測定値信号FBG及びFBGUはそれらが、実際のインクリメント時間TIAを用いて補間装置330により燃料供給開始時点で計算されるまで使用不可能である。従って、補間装置330により計算される、燃料供給開始時点のカムシャフト角度位置は、燃料供給開始時点からしばらく経過すると初めて使用可能となる。補間装置330の出力信号FBGUは、制限されない燃料供給開始時点測定値信号に相応する。制限器365によりこの信号は、制限されて許容可能な値の信号となる。それと同時に、この信号は、燃料供給開始時点モニター350に供給される。
【0059】
種々の燃料供給開始時点信号の図3に示されている計算方法は、燃料供給終了時点信号の計算にも適用できる。この場合、燃料供給終了時点推定値信号FEVは、燃料供給開始時点の図3に示されている計算方法に相応する方法で計算される、すなわち、制御信号AEを基づいて補外を行い、その際、電磁弁スイッチング時間と燃料供給終了時点モニターとを考慮して計算される。燃料供給終了の後、燃料供給終了時点測定値信号FEGは、燃料供給開始時点の図3に示されている補間法に相応する補間法により求められる。
【0060】
角度変数への時間変数の換算は、1つの事象の前に補外法により行われる。その事象の発生後、同一の時間変数は、補間により角度変数測定値に変換される。時間変数とは、燃料供給開始時点及び/又は制御終了時点のことである。
【0061】
図4には燃料供給開始時点モニター350が、詳細に示されている。補外法により得られた燃料供給開始時点入力信号FBEは、論理結合点400に供給され、制限されない燃料供給開始時点推定値出力信号FBVUが、論理結合点400の出力側から出力される。切換え手段410の出力信号は、論理結合点400の第2の入力側に入力される。切換え手段410の入力側には、遅延素子420の出力信号が供給される。遅延素子420には、制限器430の出力信号が供給される。積分器440の出力信号は、制限器430の入力側に供給される。積分器440には、切換え手段450を介して、制限されない燃料供給開始時点測定値信号FBGUと、制限されない燃料供給開始時点推定値信号FBVUとから形成される差が供給される。このために、これら2つの信号は、論理結合点455で論理結合される。
【0062】
積分器440及び制限器430及び遅延素子420は、それぞれの気筒に設けられている。切換え手段450及び410は、積分器440及び制限器430及び遅延素子420を、内燃機関の相応する気筒に割当てる。
【0063】
制限されない燃料供給開始時点測定値信号FBGUと、制限されない燃料供給開始時点推定値信号FBVUとの間の差に基づいて、論理結合点455は、偏差を形成する。
【0064】
切換えスイッチ450は、相応する気筒に割当られている相応する積分器440を選択する。積分器440は、2つの燃料供給開始時点値の間の差を積分する。積分器440の出力信号は、積分器430により上方及び下方で制限されて許容可能な値の信号となる。遅延素子420は、この信号をカムシャフトの1回転だけ遅延する。その結果、次の調量供給の際、燃料供給開始時点補外値信号FBEは、同一の気筒のための前の調量供給の際に遅延装置430の出力信号により論理結合点400で補正される。
【0065】
燃料供給開始時点モニターは本質的に、各気筒の積分特性を有する制御器であり、この制御器は、燃料供給開始時点補外値信号を、制限されていない燃料供給開始時点測定値と、制限されていない燃料供給開始時点推定値との間の差だけ補正する。
【0066】
図5には加速度補正装置235が、詳細に示されている。セグメント回転数NSと、それより後の時点で得られたより最新のセグメント回転数NSAとが、論理結合点500に供給される。内燃機関の加速度の尺度を示すこの差NBは、増幅器510に供給され、増幅器510の出力側から補正値ADK1が出力される。セグメント回転数実際値NSと、別のセグメント回転数値NSAとの差は、増幅器510で重み付けされ、補正値ADK1として論理結合点230に供給される。
【0067】
加速度補正装置235により、回転数の変化の影響が考慮される。特性データマップメモリ200の特性データマップの計算は、非常に時間がかかる、何故ならば特性データマップメモリ200は多次元であるからである。瞬時の回転数が、特性データマップメモリ200の特性データマップの計算と、燃料調量供給との間で変化すると、非常に大きい又は非常に小さい燃料量が調量供給される。従って、回転数が増加すると燃料供給持続時間が短縮され、回転数が減少すると燃料供給持続時間が増加するように構成されている増幅器510が設けられている。
【0068】
回転数が、論理結合点335での燃料供給開始時点補外値信号FBEの計算と、燃料調量との間で変化した場合にも同様に、燃料量誤差が発生し、この誤差はこの加速度補正装置235により補償される。
【0069】
加速度の影響が過補償されると有利である。これは、加速度補正装置235が、実際の要求に比して過度に大きい補正値が選択されるように構成されている。
【0070】
図6には供給流量差補正装置245が示されている。
【0071】
噴射燃料量は本質的に、制御持続時間の間に辿ったカムシャフト角度に依存する。この場合、噴射の燃料量は、燃料流量に依存する、すなわち、カムシャフト単位角度当りの噴射燃料量に依存する。
【0072】
通常、燃料流量は一定でない。これは、燃料流量が、カムシャフトの角度位置の関数であることを意味する。これは、制御持続時間が同一の場合に異なる燃料量が、燃料供給開始時点に依存して調量供給されることを意味する。ポンプ特性データマップは、非常に早期に計算されなければならないので、この場合、カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点推定値信号FBVNのみが使用可能である。この推定値は、単に補外されたにすぎず、従って燃料供給開始時点の実際値及び測定値に相当しない。
【0073】
燃料供給開始時点測定値信号FBGが、燃料調量供給終了の前に既知である場合、燃料供給開始時点が誤りであることに起因する誤差は、供給流量差補正装置245により補償できる。
【0074】
この供給流量差補正装置245は、図6に詳細に示されている。燃料供給開始時点測定値信号FGBは、論理結合点520を介して別の論理結合点530に供給される。燃料供給開始時点推定値信号FBVは、負の符号を付けられて論理結合点520に供給され、更に、論理結合点530の第2の入力側に特性データマップメモリ540及び論理結合点545を介して供給される。作動制御終了時点目標値信号AESは、特性データマップメモリ550を介して論理結合点545の第2の入力側に供給される。
【0075】
特性データマップメモリ540及び550で供給流量は、カムシャフト位置の関数として記憶されている。燃料供給開始時点での供給流量は、特性データマップメモリ540に記憶されている。制御終了時点目標値信号AESの目標値時点での供給流量は、特性データマップメモリ550に記憶されている。論理結合点545の出力側から、燃料供給開始時点推定値信号FBVの推定値時点と燃料供給開始時点測定値信号FBGとの差を考慮した補正値が出力される。論理結合点530でこの値は、燃料供給開始時点推定値信号FBVと燃料供給開始時点測定値信号FBGとの差と論理結合される。論理結合点530から出力される信号ADK2は、燃料供給開始時点推定値信号の中の誤差に起因して発生する誤差を考慮したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のブロック回路図である。
【図2】ポンプ制御装置の主要部のブロック回路図である。
【図3】燃料供給開始時点検出装置のブロック回路図である。
【図4】燃料供給開始時点モニターのブロック回路図である。
【図5】加速度補正装置のブロック回路図である。
【図6】供給流量差補正装置のブロック回路図である。
【符号の説明】
51 内燃機関制御装置
100 噴射弁
110 第1のアクチュエータ
120 第2のアクチュエータ
130 ポンプ制御装置
131 燃料流量制御器
132 噴射調整器制御装置
133 実際値カウンタ評価装置
135 センサ
136 インクリメントホイール
137 駆動手段
140 セグメントホイール
141 マーク
142 センサ
150 内燃機関制御装置
154 制御回路
155 切換え手段
200 特性データマップメモリ
210 温度補償装置
215 論理結合点
220 選択手段
221 選択制御器
225 論理結合点
226 論理結合点
227 スイッチング時間プリセット装置
230 論理結合点
235 加速度補正装置
240 論理結合点
245 供給流量差補正装置
250 論理結合点
260 論理結合点
270 選択手段
280 制御終了時点制御器
300 補外装置
310 BIP評価装置
320 論理結合点
330 補間装置
335 論理結合点
345 論理結合点
350 燃料供給開始時点モニター
355 制限器
360 ブロック及び論理結合点
365 制限器
400 論理結合点
410 切換え手段
420 遅延素子
430 制限器
440 積分器
450 切換え手段
455 論理結合点
500 論理結合点
510 増幅器
520 論理結合点
530 論理結合点
540 特性データマップメモリ
545 論理結合点
550 特性データマップメモリ
AB アクチュエータの制御開始信号
AD 制御持続時間信号
ADK1 加速度補正装置235の出力信号
ADK2 供給流量差補正装置245の出力信号
ADT 補正制御持続時間信号
AE アクチュエータ制御終了時点決定信号
AES 制御終了時点目標値信号
ASS ABをトリガする信号
FBE 論理結合点335の出力信号
FBG 燃料供給開始時点測定値信号
FBGU 制限されていない燃料供給開始時点測定値信号
FBN カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点信号
FBSK クランクシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号
FBSN カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点目標値信号
FBE 燃料供給開始時点補外値信号
FBV 燃料供給開始時点推定値信号
FBVN カムシャフトを基準とする燃料供給開始時点推定値信号
FBVU 制限されていない燃料供給開始時点測定値信号
FD 調量供給持続時間
FEG 燃料供給終了時点測定値信号
FEV 燃料供給終了時点推定値信号
KW クランクシャフト
NKW クランクシャフト回転数信号
NB 差信号
NS セグメント回転数信号
NSA セグメント回転数実際値信号
NW カムシャフト
QKS 噴射燃料目標値
T 温度信号
TIG ろ波されたインクリメント時間
Claims (7)
- 少なくとも1つの電磁弁を具備し、少なくとも1つの燃料量目標値(QKS)を基礎にして電磁弁の制御持続時間(AD)を定めることができ、前記制御持続時間(AD)を基礎にして制御終了時点決定信号(AE)を定めることができる、内燃機関の制御方法において、
前記燃料目標量(QKS)が閾値を上回る内燃機関の第1の動作状態では、前記制御持続時間(AD)をポンプ特性データマップ(200)により求め、
前記燃料目標量(QKS)が閾値を下回る内燃機関の第2の動作状態では、当該燃料量目標値(QKS)を直接に制御持続時間(AD)として使用し、
前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が不十分な場合には、補正されない制御持続時間(AD)を用いて制御終了時点決定信号(AE)を定め、
前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が十分な場合には、補正された制御持続時間(AD)を用いて制御終了時点決定信号(AE)を定める、
ことを特徴とする、内燃機関の制御方法。 - 前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が不十分な場合には、前記補正されない制御持続時間(AD)と燃料供給開始時点予測値信号(FBV)とを基礎にして補正されない制御終了時点決定信号(AE)を定め、
前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が十分な場合には、補正された制御終了時点決定信号(AE)を定める、請求項1記載の内燃機関の制御方法。 - 前記補正されない制御持続時間(AD)と前記補正された制御持続時間(AD)を計算した後、当該補正されない制御持続時間(AD)と当該補正された制御持続時間(AD)をメモリに記憶し、必要な場合に使用する、請求項1または2記載の内燃機関の制御方法。
- クランクシャフト(KW)に取り付けられたセグメントホイール(140)の回転数の変化の影響を考慮するために燃料供給持続時間の補正を行う、請求項1から請求項3のうちのいずれか1つの請求項に記載の内燃機関の制御方法。
- 燃料供給開始時点予測値信号(FBV)と燃料供給開始時点測定値信号(FBG)との間の差の影響を考慮するために燃料供給流量の補正を行う、請求項1から請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載の内燃機関の制御方法。
- 燃料供給開始時点信号及び制御終了時点目標値信号(AES)の少なくともいずれか1つの影響を考慮するために燃料供給流量の補正を行う、請求項1から請求項5のうちのいずれか1つの請求項に記載の内燃機関の制御方法。
- 少なくとも1つの電磁弁を具備し、少なくとも1つの燃料量目標値(QKS)を基礎にして電磁弁の制御持続時間(AD)を定め、前記制御持続時間(AD)を基礎にして制御終了時点決定信号(AE)を定める手段を具備する、内燃機関の制御装置において、
前記燃料目標量(QKS)が閾値を上回る内燃機関の第1の動作状態では制御持続時間(AD)をポンプ特性データマップ(200)により求め、前記燃料目標量(QKS)が閾値を下回る内燃機関の第2の動作状態では当該燃料量目標値(QKS)を直接に制御持続時間(AD)として使用する手段が設けられており、
前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が不十分な場合には、補正されない制御持続時間(AD)を用いて制御終了時点決定信号(AE)を定め、前記制御終了時点決定信号(AE)の計算時間が十分な場合には、補正された制御持続時間(AD)を用いて制御終了時点決定信号(AE)を定める手段が設けられている、
ことを特徴とする、内燃機関の制御装置。
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