JP3992543B2 - レジスタ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータの演算部で演算されたデータを一時的に記憶するレジスタ回路に関し、特にエラーデータの発生をより正確に検出することができるレジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のレジスタ回路として図6に示すものがあり、この図6は従来のレジスタ回路の回路構成図を示す。同図において従来のレジスタ回路は、入力データを保持する状態保持レジスタ100と、前記入力データの極性を反転させる第1のインバータ回路200と、この第1のインバータ回路200から出力される反転入力データを保持するリファレンスレジスタ300と、前記状態保持レジスタ100から出力される状態データの極性を反転させる第2のインバータ回路400と、この第2のインバータ回路400から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタ300から出力される反転入力データとの論理条件に基づいて状態データを出力するNAND回路500と、前記第2のインバータ回路400から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタ300から出力される反転入力データとの論理条件に基づいて前記状態データの適否を判断してエラーフラグを出力するEX−OR回路600とを備える構成である。
前記状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300は、全く同一の回路構成で形成され、各々の入力閾値も同一値に設定され、正常に動作している場合に常に極性の異なるデータを保持する構成である。
【0003】
次に、前記構成に基づく従来のレジスタ回路におけるデータ保持動作に伴うエラーデータの検出動作について説明する。
まず、状態保持レジスタ100、第1のインバータ回路200、リファレンスレジスタ300及び第2のインバータ回路400においてエラーデータが発生するデータ化けが発生しない状態では、入力される状態データとなる入力信号が「0」の場合、データ制御信号が「1」の入力で状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300の各々のG端子に「1」を入力すると、状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300は各々その状態のデータを保持し、状態データを「1」に変化させても、状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300からの出力は変化しない。この状態においては、保持された状態データ出力の端子からは「0」が出力され、エラーフラグからは「0」が出力される。
【0004】
このような正常な動作状態において、前記状態保持レジスタ100に保持された「0」のデータが電源瞬断等により「1」のデータに変化するデータ化けが生じた状態は、状態データ出力端子を介してNAND回路500からは「1」のデータが出力され、エラーフラグ出力端子を介してEX−OR回路600からは「1」が出力される。
また、状態保持レジスタ100ではなくリファレンスレジスタ300が「1」のデータより「0」のデータにデータ化けが生じた場合も、状態データ出力端子を介してNAND回路500からは「1」のデータが出力され、エラーフラグ出力端子を介してEX−OR回路600からは「1」が出力される。
【0005】
このように状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300は、各々が同一の入力閾値で且つ正常時に相互に極性の異なるデータを保持してことから、電源瞬断等により入力電圧が零の値となった場合に状態保持レジスタ100に「0」のデータが保持されているときに各々出力されるデータが「0」→不定状態→「1」(又は「0」)へランダムにデータ化けが生じることとなる。また、状態保持レジスタ100に「1」のデータが保持されているときも、各々出力されるデータが「1」→不定状態→「0」(又は「1」)へランダムにデータ化けが生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレジスタ回路は以上のように構成されていたことから、状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300が全く同一の回路構成で共に同一値に設定された入力閾値に基づいて、電源瞬断等の電圧変動に対して状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300が共にデータ化けを生じた場合には、状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300に各々保持されるデータが「0」及び「1」のいずれの極性であってもエラーデータ検出ができないという課題を有する。この状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300にデータ化けが生じた場合のエラーデータ検出態様図を図7に、エラーデータ検出動作タイミングチャートを図8に示す。
【0007】
前記図7及び図8を参照してさらに詳述すると、出力信号となる保持された状態データがストップモード制御信号と仮定し、この出力される状態データが「1」で基本クロック信号の出力を停止させると規定した場合にストップ状態と想定する。
この状態において状態保持レジスタ100に「0」のデータが保持されている場合(図8(B)を参照)に、この状態保持レジスタ100でデータエラーが生じてデータ化けが起こり、保持していた状態データの出力が「1」となって意図しないストップ状態となる(状態1)。この状態1となった場合には、内部クロックが停止するためにソフトウェアが動作しなくなり、ソフトウェア自体による復帰処理が不可能となる。
【0008】
また、前記状態保持レジスタ100又はリファレンスレジスタ300のいずれかにおいてデータ化けが生じた場合(状態2)は、図7に示すようにエラーフラグが出力されるため出力される状態データを破棄できることから、ソフトウェアの動作を停止させることがない。このエラーフラグによる状態データを破棄する場合はソフトウェアによりストップモードでないと判断していることによる。このストップモードではないと判断されている場合は、内部フロックが継続して供給されているため、仮にプログラムが暴走していたとしても、他の検知回路(例えば、CPUの動作検出回路等)でこの暴走を感知可能であることから、ソフトウェア自体による正常動作への復帰が可能となる。
【0009】
しかしながら、前記状態保持レジスタ100及びリファレンスレジスタ300の各データが共にデータ化けした場合(状態3)は、エラーフラグが発生しないため、状態データの出力を破棄することができない。この状態3の場合において、データ化けが生じたためにストップモードから通常モードに意図せずに復帰した場合は、前記状態2と同様にプログラムが暴走したこととなるため、他の検出回路(例えば、CPUの動作検出回路等)でこの暴走を感知して正常動作に復帰することが可能となる。
他方、前記状態3の場合において、データ化けが生じたために通常モードがストップモードに変化した場合は、基準クロック信号が供給されなくなると共に、エラーフラグも出力されておらず、且つ他の検出回路(例えば、CPUの動作検出回路等)も動作しないことから、正常動作への復帰が不可能となる。
【0010】
本発明は、前記課題を解消するためになされたもので、状態保持レジスタ及びリファレンスレジスタが共にデータ化けを生じた場合においても正常動作へ復帰する可能性を大きくすることができるレジスタ回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るレジスタ回路は、入力データを保持する状態保持レジスタと、前記入力データの極性を反転させる第1のインバータ回路と、当該第1のインバータ回路から出力される反転入力データを保持するリファレンスレジスタと、前記状態保持レジスタから出力される状態データの極性を反転させる第2のインバータ回路と、当該第2のインバータ回路から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタから出力される反転入力データとの論理条件に基づいて出力データを出力する第1の論理回路と、前記第2のインバータ回路から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタから出力される反転入力データとの論理条件に基づいて前記出力データの適否を判断する第2の論理回路とを備え、前記状態保持レジスタとリファレンスレジスタとの入力閾値を異なる値に設定したものである。
【0012】
このように本発明においては、入力データを状態データとして保持する状態保持レジスタとこの状態保持レジスタから出力される状態データの極性を反転した反転入力データを保持するリファレンスレジスタとが入力閾値を各々異なる値に設定されることから、電源瞬断等の電圧変動が生じた場合にもいずれか一方のみのデータ化けに止めてデータエラーの検出頻度を高めることができることとなり、正常動作へ復帰する可能性を大きくできる。
【0013】
また、本発明に係るレジスタ回路は必要に応じて、状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタが接地との間で容量素子を介して入力閾値の値を高く設定したものである。このように本発明においては、状態保持レジスタとリファレンスレジスタの各入力閾値を接地との間に容量素子を介して異なる値に設定しているので、容量素子の容量値に対応した入力閾値を正確に設定できる。
【0014】
また、本発明に係るレジスタ回路は必要に応じて、状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタがC−MOS型FETで形成され、当該C−MOS型FETのPチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を異なる値に設定するものである。このように本発明においては、C−MOS型FETで状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタを形成し、このC−MOS型FETのPチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を低く設定しているので、トランジスタのオン抵抗に相当する低い値に入力閾値を正確に設定できる。
【0015】
また、本発明に係るレジスタ回路は必要に応じて、状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタがC−MOS型FETで形成され、当該C−MOS型FETのNチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を高く設定するものである。このように本発明においては、C−MOS型FETで状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタを形成し、このC−MOS型FETのNチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を高く設定しているので、トランジスタのオフ抵抗に相当する高い値に入力閾値を正確に設定できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るレジスタ回路を図1ないし図3に基づいて説明する。この図1は本実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図、図2及び図3は図1記載のレジスタ回路における動作タイミングチャートを示す。
【0017】
前記各図において本実施形態に係るレジスタ回路は、入力データを保持する状態保持レジスタ1と、前記入力データの極性を反転させる第1のインバータ回路2と、この第1のインバータ回路2から出力される反転入力データを保持するリファレンスレジスタ3と、前記状態保持レジスタ1から出力される状態データの極性を反転させる第2のインバータ回路4と、この第2のインバータ回路4から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタから出力される反転入力データとの論理条件に基づいて出力データを出力するNAND回路5と、前記第2のインバータ回路4から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタ3から出力される反転入力データとの論理条件に基づいて前記出力データの適否を判断するEX−OR回路6とを備え、状態保持レジスタ1とリファレンスレジスタ3との入力閾値Vthを異なる値に設定される構成である。
【0018】
前記状態保持レジスタ1は、制御端子Gから入力されるデータ制御信号の極性を反転させる入力インバータ11と、前記データ制御信号及び入力インバータ11で反転された反転データ信号により入力端子INから入力される入力信号の入力を制御するコントロールゲート12と、相補的に駆動する2つのPチャンネルMOS型FET及び1つのNチャンネルMOS型FETとが直列接続され、前記コントロールゲート12から出力される入力信号を状態データとして保持又は出力する第1の保持インバータ13と、相補的に駆動する1つのPチャンネルMOS型FET及び2つのNチャンネルMOS型FETとが直列接続され、前記第1の保持インバータ13から出力される状態データを保持又は出力する第2の保持インバータ14と、前記第1の保持インバータ13から出力される状態データの極性を反転させて出力する出力インバータ15とを備える構成である。
【0019】
前記リファレンスレジスタ3は、制御端子Gから入力されるデータ制御信号の極性を反転させる入力インバータ31と、前記データ制御信号及び入力インバータ31で反転された反転データ信号により入力端子INからインバータ回路2を介して反転して入力される入力信号の入力を制御するコントロールゲート32と、相補的に駆動する1つのPチャンネルMOS型FET及び2つのNチャンネルMOS型FETとが直列接続され、前記コントロールゲート32から出力される反転した入力信号を状態データとして保持又は出力する第1の保持インバータ33と、相補的に駆動する2つのPチャンネルMOS型FET及び1つのNチャンネルMOS型FETとが直列接続され、前記第1の保持インバータ33から出力される状態データを保持又は出力する第2の保持インバータ34と、前記第1の保持インバータ33から出力される状態データの極性を反転させて出力する出力インバータ35とを備える構成である。
【0020】
次に、前記構成に基づく本実施形態に係るレジスタ回路におけるデータ保持動作に伴うエラーデータの検出動作について説明する。
まず、状態保持レジスタ1、インバータ回路2、リファレンスレジスタ3及び第2のインバータ回路4のいずれにおいてもエラーデータの発生(データ化け)が生じていない状態においては、入力端子INから入力信号がデータ「0」として入力されると共に、制御端子Gからのデータ制御信号が「1」として入力されるものとする。
【0021】
まず、状態保持レジスタ1へは、前記データ制御信号「1」がコントロールゲート12のNチャンネルMOS型FETのゲートに入力され、また入力インバータ11から反転データ制御信号「0」(ノード1の電位)がコントロールゲート12のPチャンネルMOS型FETのゲートに入力されると、各々がON状態となり、前記入力信号のデータ「0」がノード2を電位「L」とする。
【0022】
このノード2の電位「L」より第1の保持インバータ13のPチャンネルMOS型FETをON状態としノード3の電位を電源Vccより電位「H」のデータ「1」とし、このデータ「1」が出力インバータ15で反転したデータ「0」の状態データ「0」として出力される。また、前記データ「1」が第2の保持インバータ14のNチャンネルMOS型FETをON状態としてノード2を接地GNDより電位「L」のデータ「0」とする。このように、第1の保持インバータ13と第2の保持インバータ14はノード2を共にデータ「0」とし、ノード3を共にデータ「1」とするように動作することから、入力信号「0」を状態信号「0」として保持することとなる。
【0023】
他方、前記リファレンスレジスタ3へは入力信号「0」がインバータ回路2により反転してデータ「1」として入力され、前記データ制御信号「1」がコントロールゲート32のNチャンネルMOS型FETに入力されると共に、入力インバータ31で反転された反転データ制御信号「0」(ノード1の電位「1」)がコントロールゲート32のPチャンネルMOS型FETに入力されると各々がON状態となりノード2を電位「H」とする。
【0024】
このノード2の電位「H」より第1の保持インバータ33のNチャンネルMOS型FETをON状態としノード3の電位を接地GNDより電位「L」のデータ「0」とする。このノード3のデータ「0」が出力インバータ35を介してリファレンスデータ「1」として出力される。また、前記ノード3のデータ「0」がが第2の保持インバータ34のPチャンネルMOS型FETをON状態としてノード2を電源Vccより電位「H」のデータ「1」とする。このように第1の保持インバータ33と第2の保持インバータ34はノード2を共にデータ「1」とし、ノード3を共にデータ「0」とするように動作することから、反転された入力信号「1」をリファレンスデータ「1」として保持することとなる。
【0025】
このような正常な動作状態においては、状態保持レジスタ1からの状態データ「0」が第2のインバータ回路4により反転された状態データ「1」とリファレンスレジスタ3からのリファレンスデータ「1」とがNAND回路5及びEX−OR回路6に各々入力され、このNAND回路5からは保持された状態データ「0」として出力されると共に、EX−OR回路6からはエラーフラグ「0」(エラーデータの発生なし。)が出力される。
【0026】
また、前記状態保持レジスタ1に保持された状態データ「0」が「1」にデータ化けが生じ、又は前記リファレンスレジスタ3に保持されたリファレンスデータ「1」が「0」にデータ化けが生じた場合には、前記図8の従来レジスタ回路の動作を示す図7中の状態2における各動作と同様に、EX−OR回路6への入力データが共に同じデータ値となることから、エラーフラグ「1」(エラーデータの発生)が出力される。
【0027】
さらに、前記状態保持レジスタ1及びリファレンスレジスタ3の双方においてデータ化けが生じた場合は、前記図8の従来レジスタ回路の動作を示す図7中の状態3における上段・下段のいずれも出力するのとは異なり、状態保持レジスタ1の第1の保持インバータ13における入力閾値Vthを低く且つ、第2の保持インバータ14における入力閾値Vthを高く設定すると共に、リファレンスレジスタ3の第1の保持インバータ33における入力閾値Vthを高く且つ、第2の保持インバータ34における入力閾値Vthを低く設定していることから、前記図7中の状態3’における下段の動作が正常に動作されることとなり、以下の様にデータの記憶又は出力をエラーフラッグの出力されない異常状態は、前記図7中の状態3’における上段のみの動作として実行される。
【0028】
即ち、状態保持レジスタ1(又はリファレンスレジスタ3)に保持される状態データ(リファレンスデータ)の値は「0」もしくは「1」のデータを保持していて、データ化けが生じても最終的に必ず「1」を出力することとなる(又はリファレンスレジスタの場合は必ず「0」を出力することとなる)。
よって、同時にデータ化けが発生するのは、入力端子INから入力信号がデータ「0」として入力される場合のみエラーフラッグが出力できず正常動作への復帰が不可能な状態となる。「1」として入力される場合は、状態保持レジスタ1及びリファレンスレジスタ3が同時にデータ化けを起こしたとしても当初の保持されたデータと同じ内容に戻るため、正常動作への復帰する可能性を大きく出来ることとなる。
【0029】
これらの復帰動作は、図2において入力信号が「1」の場合における保持レジスタ及びリファレンスレジスタの動作波形、及び図3において入力信号が「0」の場合における保持レジスタ及びリファレンスレジスタの動作波形に示すように動作する。この図2の状態保持レジスタ1の動作において、「1」のデータを状態保持レジスタ1が保持する場合の波形図を同図(A)に示し、「0」のデータをリファレンスレジスタ3が保持する場合の波形図を同図(B)に示す。同図(A)について述べると、時刻T1から時刻T2の間に状態保持レジスタ1の入力信号が「1」の入力に変化した場合、入力を制御するコントロールゲート12がデータ制御信号が「1」のためONとなっているので、ノード2及びノード3も同時に変化を開始する。ノード2及びノード3の変化が終了してノードが安定した段階(時刻T3の状態)でデータ制御信号を「1」から「0」へと変化させると(時刻T3及び時刻T4の状態)、データ制御信号を「0」とした状態(時刻T4から時刻T5の間)で入力信号とデータ保持インバータ13とは、コントロールゲート12がOFFのために切り離され、データ「1」を保持することとなる。
【0030】
上記データを保持している時に、回路の電源Vccにノイズが発生(時刻T5から時刻T7の間)するとノード1、ノード2及びノード3が不定となるため、状態保持レジスタ1の出力も不定となる(時刻T6の状態)。その後、電源Vccのノイズがなくなると(時刻T7の状態)、ノード1は「1」に復帰し、各保持インバータ13と14、保持インバータ33と34の入力閾値Vthを変えているため、必ずノード2は「1」、ノード3は「0」となる。その後、ノード2及びノード3が確定したため、時刻T8の段階で出力は「0」の確定データを出すようになる。
【0031】
また、入力信号が「1」でリファレンスレジスタ3が「0」のデータを保持する場合の波形図を示す図2(B)について述べると、時刻T1から時刻T2の間にリファレンスレジスタ3の入力信号が「0」の入力に変化した場合、入力を制御するコントロールゲート32がデータ制御信号が「1」のため、ONとなっているので、ノード2及びノード3も同時に変化を開始する。ノード2及びノード3の変化が終了し、ノードが安定した段階(時刻T3の状態)でデータ制御信号を「1」から「0」へと変化させると(時刻T3及び時刻T4の状態)、データ制御信号を「0」とした状態(時刻T4から時刻T5の間)では入力信号とデータ保持インバータ33とコントロールゲート32がOFFのために切り離され、データ「0」を保持することとなる。
【0032】
上記データを保持している時に、回路の電源Vccにノイズが発生(時刻T5から時刻T7の間)するとノード1、ノード2及びノード3が不定となるため、状態保持レジスタ1の出力も不定となる(時刻T6の状態)。その後、電源Vccのノイズがなくなると(時刻T7の状態)、ノード1は「1」に復帰し、各保持インバータ13と14、保持インバータ33と34の入力閾値Vthを変えているため、必ずノード2は「0」、ノード3は「1」となる。その後、ノード2及びノード3が確定したため、時刻T8の段階で出力は「0」の確定データを出すようになる。以上の様に、ノイズが発生した場合、データ化けを起こすのは「0」のデータを保持した場合のみとなる。
これにより、状態保持レジスタ及びリファレンスレジスタが同時にデータ化けを起こし、エラーフラグが発生しない場合の状態を、前記図7中の状態3’における上段のみの動作へ移行させ、下段の動作を正常に動作できることから従来の半分にする事が可能となる。
【0033】
次に、入力信号が「0」で状態保持レジスタ1が「0」のデータを保持する場合の波形図を示す図3(A)について述べると、時刻T1から時刻T2の間に状態保持レジスタ1の入力信号が「0」の入力に変化した場合、入力を制御するコントロールゲート12がデータ制御信号が「1」のためONとなっているので、ノード2及びノード3も同時に変化を開始する。ノード2及びノード3の変化が終了し、ノードが安定した段階(時刻T3の状態)でデータ制御信号を「1」から「0」へと変化させる(時刻T3及び時刻T4の状態)、データ制御信号を「0」とした状態(時刻T4から時刻T5の間)では入力信号とデータ保持インバータ13とはコントロールゲート12がOFFのために切り離され、データ「0」を保持することとなる。
【0034】
上記データを保持している時に、回路の電源Vccにノイズが発生(時刻T5から時刻T7の間)するとノード1、ノード2及びノード3が不定となるため、状態保持レジスタ1の出力も不定となる(時刻T6の状態)。その後、電源Vccのノイズがなくなると(時刻T7の状態)、ノード1は「1」に復帰し、各保持インバータ13と14、保持インバータ33と34の入力閾値Vthを変えているため、必ずノード2は「1」、ノード3は「0」となる。その後、ノード2及びノード3が確定したため、時刻T8の段階で出力は「1」の確定データを出すようになる。以上の様に、ノイズが発生した場合、データ化けを起こすのは「1」のデータを保持した場合のみとなる。
【0035】
図3のリファレンスレジスタの動作において、「1」のデータを保持する場合の波形図を示す(B)について述べると、時刻T1から時刻T2の間に状態保持レジスタ1の入力信号が「1」の入力に変化した場合、入力を制御するコントロールゲート12がデータ制御信号が「1」のためONとなっているので、ノード2及びノード3も同時に変化を開始する。ノード2及びノード3の変化が終了し、ノードが安定した段階(時刻T3の状態)でデータ制御信号を「1」から「0」へと変化させると(時刻T3及び時刻T4の状態)、データ制御信号を「0」とした状態(時刻T4から時刻T5の間)では入力信号とデータ保持インバータ13とはコントロールゲート12がOFFのために切り離され、データ「1」を保持することとなる。
【0036】
上記データを保持している時に、回路の電源電源Vccにノイズが発生(時刻T5から時刻T7の間)するとノード1、ノード2及びノード3が不定となるため、状態保持レジスタ1の出力も不定となる(時刻T6の状態)。その後、電源Vccのノイズがなくなると(時刻T7の状態)、ノード1は「1」に復帰し、各保持インバータ13と14、保持インバータ33と34の入力閾値Vthを変えているため、必ずノード2は「0」、ノード3は「1」となる。その後、ノード2及びノード3が確定したため、時刻T8の段階で出力は「0」の確定データを出すようになる。
これにより、状態保持レジスタ及びリファレンスレジスタが同時にデータ化けを起こし、エラーフラグが発生しない場合の状態を、前記図7中の状態3’における上段のみの動作へ移行させ、下段の動作を正常に動作できることから従来の半分にする事が可能となる。
【0037】
(本発明の第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図を示す。同図において本実施形態に係るレジスタ回路は、前記図1に記載の第1の実施形態と同様に、インバータ回路2、第2のインバータ回路4、NAND回路5及びEX−OR回路6を備え、この構成に加え、状態保持レジスタ1a(図1の状態保持レジスタ1に相当)及びリファレンスレジスタ3a(図1のリファレンスレジスタ3に相当)を異にする構成である。
【0038】
前記状態保持レジスタ1aは、前記図1記載の状態保持レジスタ1と同様に入力インバータ11a(図1の11に相当)、コントロールゲート12a(図1のコントロールゲート12に相当)及び出力インバータ15a(図1の出力インバータ15に相当)を備え、第1の保持インバータ13(図1の第1の保持インバータ13に相当)が相補的に動作する1つのPチャンネルMOS型FET及び2つのNチャンネルMOS型FETを直列接続して形成され、第2の保持インバータ14a(図1の第2の保持インバータ14に相当)が相補的に動作する2つのPチャンネルMOS型FET及び1つのNチャンネルMOS型FETとが直列接続して形成される構成である。
【0039】
前記構成に基づく第2の実施形態に係るレジスタ回路は、前記第1の実施形態と同様に状態保持レジスタ1aとリファレンスレジスタ3aとがPチャンネル・Nチャンネルの各MOS型FETの接続個数を異ならせて入力閾値Vthを異なる値に設定しているので、同時にデータ化けが発生するのは、入力端子INから入力信号がデータ「1」として入力される場合のみであり、「0」として入力される場合は、正常に動作していることから前記図7の状態3”における下段のみの動作へ移行することから正常動作への復帰する可能性を大きく出来ることとなる。
【0040】
(本発明の他の実施形態)
図5は、本発明の他の実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図を示す。同図において本実施形態に係るレジスタ回路は、前記図6に記載の従来のレジスタ回路と同様に、インバータ回路2(図6のインバータ回路200に相当)、リファレンスレジスタ3b(図6のリファレンスレジスタ300に相当)、第2のインバータ回路4(図6の第2のインバータ回路400に相当)、NAND回路5(図6のNAND回路500に相当)及びEX−OR回路6(図6のEX−OR回路600に相当)を備え、前記状態保持レジスタ1bがコントロールゲート12b及び第2の保持インバータ14bを接続するノード2を電源Vccとの間にコンデンサC11を接続すると共に第1の保持インバータ13b及び出力インバータ15b接続するノード3と接地GNDとの間にコンデンサC12を接続して形成され、また、前記リファレンスレジスタ3bがコントロールゲート32b及び第2の保持インバータ34bを接続するノード2を電源Vccとの間にコンデンサC31を接続すると共に、第1の保持インバータ33b及び出力インバータ35bを接続するノード3と接地GNDとの間にコンデンサC32を接続して形成される構成である。
【0041】
【発明の効果】
本発明においては、入力データを状態データとして保持する状態保持レジスタとこの状態保持レジスタから出力される状態データの極性を反転した反転入力データを保持するリファレンスレジスタとが入力閾値を各々異なる値に設定されることから、電源瞬断等の電圧変動が生じた場合にもいずれか一方のみのデータ化けに止めてデータエラーの検出頻度を高めることができることとなり、正常動作へ復帰する可能性を大きくできるという効果を奏する。
【0042】
また、本発明においては、状態保持レジスタとリファレンスレジスタの各入力閾値を接地との間に容量素子を介して異なる値に設定しているので、容量素子の容量値に対応した入力閾値を正確に設定できるという効果を有する。
【0043】
また、本発明においては、C−MOS型FETで状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタを形成し、このC−MOS型FETのPチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を低く設定しているので、トランジスタのオン抵抗に相当する低い値に入力閾値を正確に設定できるという効果を有する。
【0044】
また、本発明においては、C−MOS型FETで状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタを形成し、このC−MOS型FETのNチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を高く設定しているので、トランジスタのオフ抵抗に相当する高い値に入力閾値を正確に設定できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図である。
【図2】図1記載のレジスタ回路における動作タイミングチャートである。
【図3】図1記載のレジスタ回路における動作タイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図を示す。
【図5】本発明の他の実施形態に係るレジスタ回路の回路構成図を示す。
【図6】従来のレジスタ回路の回路構成図である。
【図7】従来のレジスタ回路の状態保持レジスタ及びリファレンスレジスタにデータ化けが生じた場合のエラーデータ検出態様図である。
【図8】従来のレジスタ回路のエラーデータ検出動作タイミングチャートである。
【符号の説明】
1、1a、1b、100 状態保持レジスタ
2、4、200、400 インバータ回路
3、3a、3b、300 リファレンスレジスタ
5、500 NAND回路
6、600 EX−OR回路
11、11a、31、31a、31b 入力インバータ
12、12a、12b、32、32a、32b コントロールゲート
13、13a、13b、14、14a、14b、33、33a、34、34a、 34b 保持インバータ
15、15a、15b、35、35a、35b 出力インバータ
C11、C12、C31、C32 コンデンサ
Claims (4)
- 入力データを保持する状態保持レジスタと、前記入力データの極性を反転させる第1のインバータ回路と、当該第1のインバータ回路から出力される反転入力データを保持するリファレンスレジスタと、前記状態保持レジスタから出力される状態データの極性を反転させる第2のインバータ回路と、当該第2のインバータ回路から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタから出力される反転入力データとの論理条件に基づいて出力データを出力する第1の論理回路と、前記第2のインバータ回路から出力される反転状態データ及び前記リファレンスレジスタから出力される反転入力データとの論理条件に基づいて前記出力データの適否を判断する第2の論理回路とを備え、
前記状態保持レジスタとリファレンスレジスタとの入力閾値を異なる値に設定したことを
特徴とするレジスタ回路。 - 前記請求項1に記載のレジスタ回路において、
前記状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタが接地との間で容量素子を介して入力閾値の値を異なる値に設定したことを
特徴とするレジスタ回路。 - 前記請求項1又は2に記載のレジスタ回路において、
前記状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタがC−MOS型FETで形成され、当該C−MOS型FETのPチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を低く設定することを
特徴とするレジスタ回路。 - 前記請求項1ないし3のいずれかに記載のレジスタ回路において、
前記状態保持レジスタ又はリファレンスレジスタがC−MOS型FETで形成され、当該C−MOS型FETのNチャンネルMOS型FETを複数に直列接続して入力閾値の値を高く設定することを
特徴とするレジスタ回路。
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