JP3984830B2 - カラオケ配信システム、カラオケ配信方法、及びカラオケ配信プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケ配信システム、カラオケ配信方法、及びカラオケ配信プログラムに関し、特に、ユーザにとって最適なキーおよびテンポのカラオケ伴奏を提供し、ユーザの携帯端末がカラオケ装置の近傍になくとも、複数のユーザの携帯端末装置に対応できるカラオケ配信システム、カラオケ配信方法、及びカラオケ配信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザがカラオケ伴奏のテンポおよびキーに沿って歌唱することが困難である場合、ユーザは、カラオケ装置に設けられているボタンあるいはダイヤルなどを操作し、カラオケ伴奏を自分に合ったテンポおよびキーに調節していた。しかしながら、一般のユーザにとって、キー調節する際に、「C♯」、あるいは「D♭」などと表示されているボタンからユーザ自身の声のキーを示すボタンを選択することは困難であった。また、ユーザにとって、複数のテンポを示すボタンを見て、直感的に自分に最適なテンポを認識し、選択することも容易であるとはいえなかった。
【0003】
上記のような問題点を解決する従来技術として、特開2001−175266号公報が開示するところの伴奏テンポ自動調整カラオケ装置(以下、従来例1)があった。従来例1では、曲データの各音程の長さとユーザの声による各音程の長さとを比較し、その差分を小さくするように曲データのテンポを調節していた。
【0004】
また、特開平6−102893号公報が開示するところのカラオケ装置(以下、従来例2)では、カラオケメディアに記録されている歌唱信号のピッチとマイクロホンから入力される歌手の音声信号のピッチとをそれぞれ検出し、これらを比較し、その音程差のデータを記憶するようにしていた。
【0005】
また、特開平6−222784号公報が開示するところのカラオケ装置(以下、従来例3)では、ユーザは、マイクロフォンに歌唱可能な1番高い音と1番低い音とを声域情報として入力する。入力された声域情報は、カラオケソフトの歌唱部分の1番高い音および1番低い音(音程情報)と比較され、その変化量が求められる。従来例3では、上記のようにして求められた変化量に基づいて、カラオケソフトによる伴奏の音程を変化させていた。
【0006】
また、特開平7−191697号公報が開示するところの音声発生装置(以下、従来例4)では、予め記憶されている各音素の基準音程および基準音素長と、歌い手からの入力音声データに基づく音声波形の音程および音素長と、をそれぞれ比較していた。両者の音程・音素長が互いに異なる場合は、各音声波形を基準音程・基準音素長に修正し、出力していた。
【0007】
また、特開平10−149180号公報が開示するところのカラオケのテンポ制御装置(以下、従来例5)では、取り込んだユーザの歌唱音声のピッチを抽出し、抽出した歌唱音声のピッチとカラオケの演奏情報のピッチとに基づいて歌唱の遅速を判断していた。従来例5では、その判断結果に基づいて、カラオケ演奏のテンポを制御していた。
【0008】
また、特開平11−202881号公報が開示するところのカラオケ装置(以下、従来例6)では、予めユーザの音域データを記憶し、選択された曲のボーカル部分に含まれる最高音と最低音を検索し、曲の音域とユーザの発生可能音域とを比較して、曲の再生音程を調整していた。
【0009】
また、特開平11−344984号公報が開示するところのカラオケ装置(以下、従来例7)では、予め、曲の音程やテンポなどのカラオケ環境を曲ごとに対応させて記録していた。所定の曲が選択されると、対応するカラオケ環境を復帰させ、カラオケサービスを開始させていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例1から従来例7記載の発明において、ユーザは、カラオケ装置の近傍にいなければ、カラオケの伴奏におけるキーあるいはテンポを調整し、調整したカラオケ曲を利用することが困難であるといった問題があった。また、複数のユーザからカラオケ曲の出力要求を受け取った場合、ユーザそれぞれの特性(声域、最適なテンポ)に基づいたカラオケ伴奏を提供することが困難であった。
【0011】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、携帯端末に入力されたユーザの歌唱による音声を変換したデータとカラオケ伴奏のデータとを比較し、各ユーザに最適なキーおよびテンポに調整されたカラオケ伴奏曲を提供し、ユーザの携帯端末がカラオケ装置の近傍になくとも、複数のユーザの携帯端末装置に対応できるカラオケ配信システム、カラオケ配信方法、及びカラオケ配信プログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムであって、前記カラオケ配信サーバは、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信手段と、前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信手段と、前記音声認識装置から差分データを受信する受信手段と、前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整手段と、前記キー・テンポ調整手段により調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信手段と、を備え、前記音声認識装置は、前記カラオケ配信サーバから、前記部分データを受信する部分データ受信手段と、前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信手段と、前記部分データと、前記音声情報受信手段により受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出手段と、を備えることを特徴とするカラオケ配信システムである。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のカラオケ配信システムにおいて、前記カラオケ配信サーバは、前記携帯端末装置に前記音声認識装置の電話番号を送信し、かつ前記音声認識装置に前記部分データとともに前記ユーザ情報を送信することを特徴とする。
【0014】
また、請求項3記載の発明は、ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムを用いて前記携帯端末装置にカラオケデータを配信するカラオケ配信方法であって、前記カラオケ配信サーバが、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信ステップと、前記カラオケ配信サーバが、前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信ステップと、前記音声認識装置が、前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信ステップと、前記音声認識装置が、前記部分データと前記音声情報受信ステップにより受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出ステップと、前記カラオケ配信サーバが、前記音声認識装置から前記差分データを受信する受信ステップと、前記カラオケ配信サーバが、前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整ステップと、前記カラオケ配信サーバが、前記キー・テンポ調整ステップにより調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信ステップと、を備えることを特徴とするカラオケ配信方法である。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムを用いて前記携帯端末にカラオケデータを配信する処理を実行させるカラオケ配信プログラムであって、前記カラオケ配信サーバは、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信処理と、前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信処理と、前記音声認識装置から差分データを受信する受信処理と、前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整処理と、前記キー・テンポ調整処理により調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信処理と、を実行させ、前記音声認識装置は、前記カラオケ配信サーバから、前記部分データを受信する部分データ受信処理と、前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信処理と、前記部分データと、前記音声情報受信処理により受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出処理と、を実行させることを特徴とするカラオケ配信プログラムである。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態におけるカラオケ配信システムの構成を示す図である。カラオケ配信システムは、携帯端末10と、サーバ20と、音声認識装置30と、を有する。携帯端末10は、無線パケット網1を介して、サーバ20との通信およびデータの相互送受信が可能である。また、携帯端末10は、無線音声網2を介して、音声認識装置30との通信および音声情報の相互送受信が可能である。また、サーバ20と音声認識装置30とは、ネットワーク3で接続されており、無線あるいは有線でデータの相互送受信が可能であるとする。
【0031】
携帯端末10は、携帯電話、PHS、あるいはPDAであってもよいし、以下に記載する構成を有するものであれば、他の機器であってもよい。携帯端末10は、サーバ20に対して、所定のカラオケ曲を示すデータ(以下、カラオケデータ)のダウンロードを要求する。また、携帯端末10のユーザ(以下、単にユーザと記載)の声域およびユーザにとって適切なテンポに基づいて、カラオケ曲を調整することを要求する旨の情報をサーバ20に送信する。また、携帯端末10は、音声認識装置30にユーザの歌唱による音声情報を送信する。
【0032】
図2は、本発明の第1の実施形態における携帯端末10の構成を示す図である。以下、図1および図2を用いて、本実施形態における携帯端末10の構成および動作について説明する。
【0033】
携帯端末10は、制御部11と、送受信部12と、データ格納部13と、表示部14と、操作部15と、音声入力部16と、音声出力部17と、を有する。
【0034】
制御部11は、送受信部12、データ格納部13、表示部14、操作部15、音声入力部16、および音声出力部17と接続されており、送受信部12、データ格納部13、表示部14、操作部15、音声入力部16、および音声出力部17を含む携帯端末10における各部位の制御を行う。
【0035】
送受信部12は、無線パケット網1を介してサーバ20と、無線音声網2を介して音声認識装置30と、それぞれ通信可能であり、データの送受信を行う部位である。また、送受信部12は、携帯電話あるいはPHSなどのように、電話通信を行う。
【0036】
データ格納部13は、データを格納する部位である。例えば、データ格納部13は、送受信部12により受信されたサーバ20からのカラオケデータなどを格納する。
【0037】
表示部14は、例えばLCDなどのディスプレイであって、文字/画像情報の表示を行う。例えば、表示部14は、送受信部12により受信されたサーバ20からの文字/画像データを表示する。
【0038】
操作部15は、情報の入力を行う。例えば、操作部15には、携帯電話などにおけるテンキーあるいは方向キーなどが設けられている。
【0039】
音声入力部16は、例えばマイクロフォンなどであって、ユーザの発声による音声などの携帯端末10近傍の音声を入力する。また、音声入力部16は、入力した音声を所定のデータ形式に変換する。
【0040】
音声出力部17は、例えばスピーカなどであって、音声情報を出力する。例えば、音声出力部17は、送受信部12により受信されたサーバ20/音声認識装置30からの音声情報(データ)を出力する。また、音声出力部17は、データ格納部13に格納されているカラオケデータによるカラオケ伴奏を出力する。
【0041】
サーバ20は、携帯端末10からの要求に基づいて、カラオケ曲全体を示すカラオケデータおよびカラオケ曲の所定部分を示すデータ(以下、部分データ)を携帯端末10に送信する。また、サーバ20は、部分データと、カラオケ曲のキー・テンポの調整要求を行った携帯端末10の電話番号を示す情報と、を音声認識装置30に送信し、カラオケ曲のキー・テンポ調整する際に用いられるデータの作成を依頼する。
【0042】
図3は、本発明の第1の実施形態におけるサーバ20の構成を示す図である。以下、図1および図3を用いて、本実施形態におけるサーバ20の構成および動作について説明する。
【0043】
サーバ20は、制御部21と、送受信部22と、カラオケデータ格納部23と、ユーザ情報格納部24と、カラオケデータ抽出部25と、カラオケデータ調整部26と、を有する。
【0044】
制御部21は、送受信部22、カラオケデータ格納部23、ユーザ情報格納部24、カラオケデータ抽出部25、およびカラオケデータ調整部26に接続されており、送受信部22、カラオケデータ格納部23、ユーザ情報格納部24、カラオケデータ抽出部25、およびカラオケデータ調整部26を含むサーバ20における各部位の制御を行う。
【0045】
送受信部22は、無線パケット網1を介して携帯端末10と通信可能である。また、送受信部22は、ネットワーク3を介して音声認識装置30と接続されており、データの送受信を行う。例えば、送受信部22は、カラオケデータあるいは部分データを携帯端末10に、部分データを音声認識装置30に送信する。また、送受信部22は、音声認識装置30から、ユーザの歌唱による音声データと部分データとの間の差分を示すデータを受信する。
【0046】
カラオケデータ格納部23は、1つ以上のカラオケデータを格納する。なお、カラオケデータは、MIDIにより規格されるデータ形式であるとしてもよい。
【0047】
また、カラオケデータ格納部23は、1つ以上のカラオケデータ(キー・テンポ調整後のデータを含む)を格納する。また、カラオケデータ格納部23は、カラオケデータごとに、当該カラオケ曲の曲名/歌手名、当該カラオケ曲の歌詞、当該カラオケ曲のオリジナルのキー・テンポ、当該カラオケデータのダウンロード数、当該カラオケ曲における最も高い音/最も低い音、あるいはカラオケデータから部分データを作成する際に選択される曲の範囲などを示す情報を格納する。なお、カラオケデータ格納部23は、上記の情報以外のものを格納するとしてもよい。
【0048】
ユーザ情報格納部24は、1つ以上のユーザに係る情報(以下、ユーザ情報)を格納する。ユーザ情報には、ユーザ名、携帯端末の電話番号、ユーザのメールアドレス、ユーザの年齢/性別、ユーザがダウンロードしたカラオケ曲の曲名/歌手名、ユーザのカラオケデータダウンロード回数、あるいはユーザの歌唱に基づく調整後における各カラオケ曲のキー・テンポなどの情報が含まれるとしてよい。なお、ユーザ情報には、上記の情報以外のものが含まれるとしてよい。
【0049】
カラオケデータ抽出部25は、カラオケデータ格納部23に格納されている選択範囲情報に基づいて、カラオケデータによるカラオケ曲から、所定再生時間分(例えば、10秒間分)を抽出し、部分データを作成する。
【0050】
カラオケデータ調整部26は、音声認識装置30により算出された差分を示すデータに基づいて、該当するカラオケ曲のキー・テンポを調整する。
【0051】
音声認識装置30は、サーバ20から、部分データを受信する。また、音声認識装置30は、携帯端末10から、上記の部分データに沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する。音声認識装置30は、携帯端末10からの音声情報に基づく音声データと部分データとの間の差分を示すデータを算出する。
【0052】
図4は、本発明の第1の実施形態における音声認識装置30の構成を示す図である。以下、図1および図4を用いて、本実施形態における音声認識装置30の構成および動作について説明する。
【0053】
音声認識装置30は、制御部31と、送受信部32と、データ格納部33と、音声格納部34と、データ比較部35と、を有する。
【0054】
制御部31は、送受信部32、データ格納部33、音声格納部34、およびデータ比較部35と接続されており、送受信部32、データ格納部33、音声格納部34、およびデータ比較部35を含む音声認識装置30における各部位を制御する。
【0055】
送受信部32は、無線音声網2を介して携帯端末10と接続されており、音声情報の送受信を行う。例えば、送受信部32は、携帯端末10から、ユーザによる部分データに沿った歌唱に基づく音声情報を受信する。また、送受信部32は、ネットワーク3を介してサーバ20と有線/無線接続されており、データの送受信を行う。例えば、送受信部32は、サーバ20から、部分データ、およびキー・テンポ調整を要求した携帯端末の電話番号を示す情報を受信する。また、送受信部32は、ユーザの歌唱に基づく音声データと部分データとの間の差分を示すデータをサーバ20に送信する。
【0056】
データ格納部33は、データを格納する。例えば、データ格納部33は、送受信部32により受信された、サーバ20からの部分データおよびキー・テンポ調整を要求した携帯端末の電話番号を示す情報などを格納する。
【0057】
音声格納部34は、音声情報を格納する。例えば、音声格納部34は、送受信部32により受信された、携帯端末10からのユーザによる部分データに沿った歌唱に基づく音声情報を格納する。
【0058】
データ比較部35は、所定の情報を所定のデータ形式に変換する。例えば、データ比較部35は、音声格納部34に格納されている、ユーザによる部分データに沿った歌唱に基づく音声情報を、部分データと同様のデータ形式である音声データに変換する。
【0059】
音声データへの変換後、データ比較部35は、部分データと音声データとを比較し、データ間の差分を示すデータを算出する。例えば、データ比較部35は、部分データと音声データとを比較し、部分データが示すカラオケ伴奏曲と、そのカラオケ伴奏に沿ったユーザの歌唱と、の間のキーおよびテンポの差分を示すデータ(以下、差分データ)を算出する。
【0060】
図5の(a)は、本発明の第1の実施形態における音の高さとカラオケデータにおける符号との対応を示す図である。図5の(a)に示されるように、「ド」から「シ」までの12の音がそれぞれ符号「1」から「12」に対応している。なお、本実施形態では、簡単のために、12の音によりカラオケ曲が構成されるとするが、カラオケ曲が他の音により構成されるとしてもよい。
【0061】
また、図5の(b)は、本発明の第1の実施形態における音符とカラオケデータにおける符号との対応を示す図である。図5の(b)に示されるように、「全音符」、「2分音符」、「4分音符」、「8分音符」、「16分音符」がそれぞれ符号「16」、「8」、「4」、「2」、「1」に対応している。本実施形態では、簡単のために、音符の種類を上記の5種類としたが、他の種類の音符を用いてもよい。
【0062】
また、カラオケデータにおける各音の特性を(音の高さ、音符の種類)により表現する。例えば、音の高さが「レ」で、音符の種類が「8分音符」である場合、音の特性を(3、2)で表現する。また、以下、部分データにおけるt番目の音をKt(tは1以上の整数)とし、Ktと比較されるユーザの歌唱に基づく音声データにおけるt番目の音をVtとする。また、差分を(Vt−Kt)とする。
【0063】
また、図6は、本発明の第1の実施形態におけるデータ比較部35による差分データの算出を示す図である。図6には、部分データK1〜K4と、K1〜K4にそれぞれ対応する音声データV1〜V4と、各tにおける差分と、差分の平均と、が示されている。以下、図5の(a)、図5の(b)、および図6を用いて、データ比較部35による差分データの算出動作について説明する。
【0064】
図6に示されているように、部分データが、K1(4、8)、K2(3、2)、K3(1、4)、K4(1、2)の順の音の配列を有するとする。一方、ユーザの歌唱に基づく音声データが、V1(7、4)、V2(5、2)、V3(2、1)、V4(3、1)の順の音の配列を有するとする。
【0065】
データ比較部35は、それぞれVtとKtとの間の差分を算出する。つまり、図6に示されているように、差分(V1−K1)=(7−4、4−8)=(3、−4)が算出される。同様にして、差分(V2−K2)=(2、0)、差分(V3−K3)=(1、−3)、および差分(V4−K4)=(2、−1)が算出される。
【0066】
次に、データ比較部35は、差分の平均を算出する。差分の平均は、差分{(V1−K1)+差分(V2−K2)+差分(V3−K3)+差分(V4−K4)}÷4=差分平均(2、−2)となる。データ比較部35は、上記の差分平均を差分データとして最終的に算出する。
【0067】
差分平均における音の高さ「2」は、ユーザの歌唱とカラオケデータとの間のキーの差分を示す。キー差分が正の数である場合、サーバ20は、カラオケデータのキーを数値分高く調整し、キー差分が負の数である場合は、カラオケデータのキーを数値分低く調整する。
【0068】
また、差分平均における音符の種類「−2」は、ユーザの歌唱とカラオケデータとの間のテンポの差分を示す。テンポ差分が正の数である場合、サーバ20は、カラオケデータのテンポを数値分遅く調整し、テンポ差分が負の数である場合は、カラオケデータのテンポを数値分速く調整する。
【0069】
図7は、本発明の第1の実施形態におけるサーバ20によるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1から図4を用い、図7に沿って、本実施形態におけるサーバ20によるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作について説明する。
【0070】
携帯端末10における送受信部12は、操作部15などにより入力されたユーザ名および携帯端末10の電話番号などのユーザ情報をサーバ20に送信する。送受信部32は、携帯端末10から送信されたユーザ情報を受信する。ユーザ情報格納部24は、送受信部32により受信されたユーザ情報を格納する(ステップS101)。
【0071】
次に、制御部21は、携帯端末10からの所定のカラオケ曲のキー・テンポ調整を要求する旨の情報を送受信部22が受信したか否かを判断する(ステップS102)。送受信部22が、携帯端末10からの所定のカラオケ曲のキー・テンポ調整を要求する旨の情報を受信していないと判断された場合(ステップS102/No)、ステップS102の処理が繰り返される。
【0072】
送受信部22が、携帯端末10からの所定のカラオケ曲のキー・テンポ調整を要求する旨の情報を受信したと判断された場合(ステップS102/Yes)、制御部21は、カラオケデータ格納部23に格納されている1つ以上のカラオケデータのうち、キー・テンポ調整が要求されたカラオケ曲を示すカラオケデータを抽出する。また、制御部21は、キー・テンポ調整を要求した携帯端末(携帯端末10)の電話番号を検出する。カラオケデータ格納部23には、カラオケデータごとに、そのカラオケ曲における所定の範囲を示す情報が格納されている。カラオケデータ抽出部25は、上記のカラオケ曲における所定の範囲を示す情報に基づいて、抽出されたカラオケデータから所定部分を抽出し、部分データを作成する。なお、部分データは、カラオケデータよりも、曲の再生時間が短く、データ量が少ない。送受信部22は、作成された部分データを携帯端末10に送信する(ステップS103)。また、送受信部22は、部分データにより再生される曲の範囲における歌詞情報を、音声認識装置30の電話番号の情報とともに携帯端末10に送信する(ステップS104)。
【0073】
送受信部12は、サーバ20から送信された部分データを受信する。データ格納部13は、受信された部分データを格納する。制御部11は、格納されている部分データを再生する。音声出力部17は、再生された部分データを音声出力する。このとき、カラオケ曲の音声出力に沿って、対応する歌詞が表示部14に表示される。そして、ユーザが携帯端末10においてPHONE−TO機能を動作させる操作を行うことにより、携帯端末10から、ステップS104で受信した音声認識装置30の電話番号へ、無線音声網2を介して自動的に電話がかけられる。次に、ユーザは、先に部分データが再生されたカラオケ曲を歌唱する。音声入力部16は、ユーザの歌唱による音声情報を入力する。送受信部12は、入力された音声情報を音声認識装置30に送信する。
【0074】
また、送受信部22は、作成された部分データと、上記の部分データに係る差分データ作成を音声認識装置30に依頼する旨の情報と、キー・テンポ調整要求した携帯端末(携帯端末10)の電話番号情報と、を音声認識装置30に送信する(ステップS105)。
【0075】
音声認識装置30は、サーバ20から受信した部分データによるカラオケ曲と携帯端末10から受信したユーザの歌唱との間におけるキー・テンポの差分を示す差分データを算出し、サーバ20に送信する。
【0076】
次に、ユーザ情報格納部24は、送受信部22により受信された差分データを、キー・テンポ調整要求したユーザに係るユーザ情報、あるいはキー・テンポ調整が要求されたカラオケデータに係る情報などに対応づけて、格納する(ステップS106)。
【0077】
次に、カラオケデータ調整部26は、ユーザ情報格納部24に格納されているキー・テンポ差分データに基づいて、調整要求されたカラオケデータのキー・テンポを調整する。カラオケデータ格納部23は、キー・テンポ調整されたデータを格納する(ステップS107)。以上で、サーバ20は、動作を終了する。
【0078】
なお、図7に沿った動作の流れでは、キー・テンポ調整を行うカラオケ曲をサーバ20から部分データとしてダウンロードしていたが、音声認識装置30から音声によって流すようにしてもよい。その場合、サーバ20は、音声認識装置30の電話番号情報のみを携帯端末10に送信するとともに、携帯端末10からの所定のカラオケ曲のキー・テンポ調整を要求する旨の情報を受け付けると、そのカラオケ曲を特定する情報と、携帯端末10の電話番号情報とを音声認識装置30に送信する。音声認識装置30は、PHONE−TO機能を用いた携帯端末10からの発呼を認識すると、携帯端末10の電話番号を検出する。音声認識装置30は、サーバ20から受信したカラオケ曲を特定する情報のうち検出した電話番号に対応づけられたものが示すカラオケ曲の所定部分を無線音声網2を介して携帯端末10に送信する。あるいは、サーバ20は、音声認識装置30の電話番号情報のみを携帯端末10に送信するとともに、携帯端末10の電話番号情報を音声認識装置30に送信する。音声認識装置30は、PHONE−TO機能を用いた携帯端末10からの発呼を認識すると、携帯端末10の電話番号を検出し、キー・テンポ調整を要求するカラオケ曲を選択させるための音声案内を行う。音声認識装置30は、その音声案内に従って選択されたカラオケ曲の所定部分を無線音声網2を介して携帯端末10に送信する。
【0079】
図8は、本発明の第1の実施形態における音声認識装置30によるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1から図4を用い、図8に沿って、本実施形態における音声認識装置30によるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作について説明する。
【0080】
サーバ20は、携帯端末10からカラオケ曲のキー・テンポ調整要求を受け取ると、サーバ20は、キー・テンポ調整要求された部分データを携帯端末10に送信するとともに、上記の部分データと、キー・テンポ調整要求した携帯端末(携帯端末10)の電話番号情報と、上記の電話番号を受信した場合に部分データに係る差分データを作成する旨を音声認識装置30に依頼する情報と、を音声認識装置30に送信する。
【0081】
送受信部32は、サーバ20から、部分データと、携帯端末10の電話番号情報と、差分データ作成依頼を示す情報と、を受信する。データ格納部33は、受信された部分データ、携帯端末10の電話番号情報、および差分データ作成依頼を示す情報を格納する(ステップS201)。
【0082】
次に、制御部31は、携帯端末からのアクセスを送受信部32が受信したか否かを判断する(ステップS202)。送受信部32が携帯端末からのアクセスを受信していないと判断された場合(ステップS202/No)、ステップS202の処理が繰り返される。
【0083】
送受信部32が携帯端末からのアクセスを受信したと判断された場合(ステップS202/Yes)、制御部31は、アクセスした携帯端末の電話番号を検出し、検出した電話番号がデータ格納部33に格納されているか否かを判断する(ステップS203)。検出された電話番号がデータ格納部33に格納されていないと判断された場合(ステップS203/No)、音声認識装置30は、動作を終了する。
【0084】
検出された電話番号がデータ格納部33に格納されていると判断された場合(ステップS203/Yes)、送受信部32は、アクセスした携帯端末からのユーザの歌唱による音声情報を受信する。以下、アクセスした携帯端末は携帯端末10であったとして説明を進める。音声格納部34は、受信された音声情報を格納する(ステップS204)。
【0085】
データ比較部35は、音声格納部34に格納されている音声情報を、部分データと同様のデータ形式である音声データに変換する(ステップS205)。従って、音声データは、部分データと比較可能となる。
【0086】
次に、データ比較部35は、部分データと音声データとを比較し、部分データによるカラオケ曲とユーザの歌唱との間のキー・テンポ差分を示す差分データを算出する(ステップS206)。
【0087】
送受信部32は、算出された差分データを、その差分データに係る携帯端末(携帯端末10)および部分データを特定するための情報とともに、サーバ20に送出する(ステップS207)。以上で、音声認識装置30の動作は終了する。
【0088】
図9は、本発明の第1の実施形態におけるサーバ20によるカラオケデータ配信動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1から図4を用い、図9に沿って、本実施形態におけるサーバ20によるカラオケデータ配信動作について説明する。
【0089】
制御部21は、所定のカラオケ曲の送信要求を送受信部22が携帯端末10から受信したか否かを判断する(ステップS301)。送受信部22が、携帯端末10から所定のカラオケ曲の送信要求を受信しなかったと判断された場合(ステップS301/No)、ステップS301の処理が繰り返される。
【0090】
送受信部22が、携帯端末10から所定のカラオケ曲の送信要求を受信したと判断された場合(ステップS301/Yes)、制御部21は、携帯端末10からカラオケ曲送信要求とともに送信された携帯端末10の電話番号情報を検出する(ステップS302)。
【0091】
次に、制御部21は、検出した携帯端末10の電話番号情報に基づいて、ユーザ情報格納部24を検索し、送信要求されたカラオケデータに係る情報を参照する(ステップS303)。
【0092】
図10は、本発明の第1の実施形態におけるユーザ情報格納部24に格納されているユーザ情報を示す図である。以下、図10を用いて、本実施形態におけるユーザ情報格納部24に格納されているユーザ情報について説明する。
【0093】
図10に示されているように、ユーザ情報には、携帯端末のユーザの氏名(ユーザ名)と、携帯端末の電話番号(電話番号)と、携帯端末によりダウンロードされたカラオケ曲の曲名(ダウンロード曲)と、ダウンロードされた曲の歌手名(歌手名)と、曲ごとのダウンロード回数(ダウンロード回数)と、曲ごとに対応する差分データにおけるキーの差分情報(キー差分)と、曲ごとに対応する差分データにおけるテンポの差分情報(テンポ差分)と、が含まれる。なお、ユーザ情報格納部24は、図10に示されている以外の他の情報をユーザ情報として格納してもよい。
【0094】
図10に示されているキー・テンポ差分は、音声認識装置30により算出された差分データに含まれている情報である。キー・テンポ差分において「−」と表示されている欄は、キー・テンポ調整が行われていない旨を示している。また、キー・テンポ差分において「0」と表示されている欄は、音声データと部分データとを比較した結果、両者のキー・テンポが一致した旨を示している。
【0095】
ここで、さらに図10を用い、再度図9に沿って、サーバ20によるカラオケデータ配信動作について説明を進める。
【0096】
次に、送受信部22は、送信要求されたカラオケデータを、他の情報(曲名、歌手名、歌詞情報、キー・テンポ情報など)とともに携帯端末10に送信する(ステップS304)。送信後、制御部21は、送信されたカラオケデータに係るダウンロード回数に「1」を加える。以上で、サーバ20は、動作を終了する。
【0097】
例えば、携帯端末10の電話番号を「090−111−1111」とし、送信要求されたカラオケ曲名を「△△△△△」とすると、送受信部22は、カラオケデータ調整部26によりキーが「2」だけ高く調整され、テンポが「2」だけ速く調整されたカラオケデータを携帯端末10に送信する。
【0098】
また、携帯端末10の電話番号が「090−111−1111」であり、送信要求されたカラオケ曲名を「☆☆☆☆☆」である場合、「☆☆☆☆☆」のキー・テンポ調整は実行されていない。従って、送受信部22は、キー・テンポ未調整のカラオケデータ「☆☆☆☆☆」を携帯端末10に送信する。
【0099】
また、ユーザ情報格納部24は、所定のカラオケ曲のキー・テンポ調整に用いられたキーおよびテンポ差分の情報をユーザごとに格納し、カラオケデータ調整部26は、その後にユーザからキー・テンポ調整が要求された他のカラオケ曲に対しても、ユーザごとに格納されているキー・テンポ差分を適用してキー・テンポ調整を行うようにしてもよい。その場合、ユーザは、キー・テンポ調整を希望するごとに、新たに部分データに基づく音声に沿って歌唱する工程を省くことが可能となる。
【0100】
図11は、本発明の第1の実施形態における携帯端末10の表示部14による表示画面の遷移を示す図である。以下、図1から図4、および図11を用いて、本実施形態における表示部14による表示画面の遷移について説明する。
【0101】
まず、携帯端末10は、カラオケデータのダウンロードをサーバ20に要求する前に、ユーザ情報の登録を行う。携帯端末10がユーザ情報未登録の状態でサーバ20にアクセスすると、表示部14は、ユーザ情報登録画面40を表示する。
【0102】
図12は、本発明の第1の実施形態におけるユーザ情報登録画面40を示す図である。以下、図11を用いて、本実施形態におけるユーザ情報登録画面について説明する。
【0103】
図12に示されているように、ユーザ情報登録画面40には、ユーザ情報登録欄41と、登録キー42と、が表示されている。ユーザ情報登録欄41は、携帯端末10のユーザ名(ユーザ名)と、携帯端末10の電話番号(電話番号)と、携帯端末10のメールアドレス(メールアドレス)と、ユーザの年齢(年齢)と、ユーザの性別(性別)と、に係る入力欄を含む。また、ユーザ情報登録欄41における入力項目は、図12に示されているものに限らず、他の項目であってもよい。操作部15などによりユーザ情報が入力された後、操作部15などにより登録キー42が選択されると、表示部14上の表示画面は、カラオケ曲選択画面50に遷移する。
【0104】
図13は、本発明の第1の実施形態におけるカラオケ曲選択画面50を示す図である。以下、図13を用いて、本実施形態におけるカラオケ曲選択画面50について説明する。
【0105】
図13に示されているように、カラオケ曲選択画面50には、カラオケ曲一覧51と、ダウンロードキー52と、キー・テンポ調整キー53と、が表示されている。カラオケ曲一覧51には、ダウンロード可能なカラオケ曲名(曲名)と、各カラオケ曲の歌手名(歌手名)と、曲ごとの現時点までに携帯端末10がダウンロードした回数(回数)と、以前にキー・テンポ調整を行ったか否かを曲ごとに示した情報(調整)と、が示されている。図13に示されている「調整」において、「あり」はキー・テンポ調整済みの曲、「なし」はキー・テンポ未調整の曲を示す。
【0106】
カラオケ曲一覧51に表示されているカラオケ曲から、操作部15などにより所定の曲が選択された後、ダウンロードキー52が操作部15などにより選択されると、送受信部12は、ユーザ情報とともに選択されたカラオケ曲のダウンロード要求をサーバ20に送信する。
【0107】
また、カラオケ曲一覧51に表示されているカラオケ曲から、操作部15などにより所定の曲が選択された後、キー・テンポ調整キー53が操作部15などにより選択されると、送受信部12は、ユーザ情報とともに選択されたカラオケ曲のキー・テンポ調整を要求する旨の情報をサーバ20に送信する。
【0108】
カラオケ曲選択画面50において、キー・テンポ調整要求がサーバ20に送信されると、サーバ20によるユーザ情報認証後、送受信部12は、サーバ20から部分データを受信する。データ格納部13は、受信された部分データを格納する。部分データ格納後、操作部15などによりデータ再生を実行する旨が入力されると、部分データの音声が再生されるとともに、表示部14は、部分データ再生画面60を表示する。
【0109】
図14は、本発明の第1の実施形態における部分データ再生画面60を示す図である。以下、図14を用いて、本実施形態における部分データ再生画面60について説明する。
【0110】
図14に示されているように、部分データ再生画面60には、カラオケ文字情報61と、歌詞情報62と、キー・テンポ調整キー63と、が示されている。
【0111】
カラオケ文字情報61には、再生中のカラオケ曲に係る文字情報が表示されている。図14におけるカラオケ文字情報61には、曲名および歌手名が示されているが、表示項目は、これに限定するものではない。
【0112】
歌詞情報62は、再生中のカラオケ曲の歌詞を示す情報であり、再生されている音声に対応した歌詞が表示される。操作部15などにより、キー・テンポ調整キー63が選択されると、送受信部12は、音声認識装置30に発呼し、通信を確立する。
【0113】
音声出力部17は、音声認識装置30からの音声ガイダンスを出力する。ユーザは、音声ガイダンスに沿って、選択したカラオケ曲を音声認識装置30側に通知し、部分カラオケデータに沿って歌唱する。音声入力部16は、ユーザの歌唱による音声情報を入力する。送受信部12は、入力された音声情報を音声認識装置30に送信する。なお、ユーザは、音声認識装置30側のオペレータに対して曲名を発声することにより、選択したカラオケ曲名を音声認識装置30側に通知してもよい。また、音声認識装置30にユーザの声の音声認識を行う部位を設けて、ユーザが曲名を発声すると、音声認識装置30は、ユーザの発声を音声認識し、該当する曲のカラオケデータに係る差分データを算出するようにしてもよい。
【0114】
カラオケ曲選択画面50において、ダウンロード要求がサーバ20に送信されると、サーバ20によるユーザ情報認証後、送受信部12は、サーバ20からカラオケデータを受信する。データ格納部13は、受信されたカラオケデータを格納する。カラオケデータ格納後、操作部15などによりデータ再生を実行する旨が入力されると、カラオケデータの音声が再生されるとともに、表示部14は、カラオケデータ再生画面70を表示する。
【0115】
図15は、本発明の第1の実施形態におけるカラオケデータ再生画面70を示す図である。以下、図15を用いて、本実施形態におけるカラオケデータ再生画面70について説明する。
【0116】
図15に示されているように、カラオケデータ再生画面70には、カラオケ文字情報71と、キー・テンポ情報72と、歌詞情報73と、が示されている。
【0117】
カラオケ文字情報71には、再生中のカラオケ曲に係る文字情報が表示されている。図15におけるカラオケ文字情報71には、曲名および歌手名が示されているが、表示項目は、これに限定するものではない。
【0118】
キー・テンポ情報72には、再生中の曲のキーおよびテンポが表示されている。図15では、「キー:C♯」および「テンポ:120」が表示されている。例えば、テンポは、BPM(Beats Per Minute)を用いるとしてよい。BPMは、4分音符を1拍とした場合における1分間に刻む拍数を示す。テンポとしてBPMを用いた場合、「テンポ:120」は、1分間に4分音符が120回刻まれることを示す。
【0119】
歌詞情報73は、再生中のカラオケ曲の歌詞を示す情報であり、再生されている音声に対応した歌詞が表示される。
【0120】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、サーバ20から携帯端末10に送信されたカラオケ曲の一部分に沿って歌唱する。従って、ユーザにとって最適なキーおよびテンポに調整されたカラオケデータを携帯端末10に容易にダウンロードすることが可能となる。
【0121】
また、本実施形態によれば、調整されたキー・テンポ情報は、サーバ20に格納される。従って、以前にキー・テンポ調整したカラオケ曲を携帯端末10にダウンロードする場合、再度キー・テンポ調整を行う作業を省くことが可能となる。
【0122】
また、本実施形態によれば、携帯端末10によるキー・テンポ調整要求時に、カラオケデータよりもデータ量が小さな部分データが、サーバ20から携帯端末10にダウンロードされる。従って、通信経路(無線パケット網1)におけるデータ伝送量を削減することが可能となる。
【0123】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態における構成および動作は、特記しない限り、第1の実施形態における構成および動作と同様であるとする。
【0124】
図16は、本発明の第2の実施形態における音声認識装置30の構成を示す図である。以下、図16を用いて、本実施形態における音声認識装置30の構成および動作について説明する。
【0125】
第1の実施形態では、音声認識装置30におけるデータ比較部35は、カラオケ曲とユーザの歌唱との間におけるキーおよびテンポの差分を示すデータを算出し、サーバ20に送信していた。本実施形態では、図16に示されているように、音声認識装置30は、第1の実施形態における構成に加え、声域データ検出部36をさらに有する。
【0126】
声域データ検出部36は、ユーザの歌唱に基づく音声データから、ユーザの歌唱可能な最も高い音および最も低い音を示す情報(以下、声域データ)を検出する。送受信部32は、検出された声域データを、差分データ、および差分データに係る携帯端末と部分データを特定するための情報とともに、サーバ20に送信する。
【0127】
図17は、本発明の第2の実施形態におけるサーバ20の構成を示す図である。以下、図17を用いて、本実施形態におけるサーバ20の構成および動作について説明する。
【0128】
本実施形態では、図17に示されているように、サーバ20は、第1の実施形態における構成に加え、声域データ照合部27をさらに有する。
【0129】
ユーザ情報格納部24は、送受信部23により受信された声域データを、該当するユーザに対応づけて格納する。また、カラオケデータ格納部23には、第1の実施形態と同様に、カラオケ曲における最も高い音および最も低い音を示す情報(以下、音域データ)が、カラオケデータごとに格納されている。
【0130】
ここで、サーバ20が、携帯端末10から、ユーザの声域に合ったカラオケ曲の検索要求を受信したとして、以下、サーバ20による動作について説明する。
【0131】
制御部21が携帯端末10からの検索要求を認識すると、声域データ照合部27は、ユーザ情報格納部24から携帯端末10のユーザに係る声域データを抽出する。次に、声域データ照合部27は、抽出した声域データと各カラオケ曲の音域データとを比較し、各音域データにより示されるカラオケ曲を歌唱するために必要な音域が、声域データにより示されるユーザの声域内に含まれるか否かを判断する。
【0132】
各音域データにより示されるカラオケ曲を歌唱するために必要な音域が、声域データにより示されるユーザの声域外に存在すると判断された場合、声域データ照合部27は、ユーザが当該カラオケ曲を歌唱することが困難であると判断する。
【0133】
各音域データにより示されるカラオケ曲を歌唱するために必要な音域が、声域データにより示されるユーザの声域内に含まれると判断された場合、声域データ照合部27は、ユーザが当該カラオケ曲を歌唱可能であると判断する。送受信部22は、歌唱可能であると判断されたカラオケ曲に係る情報を携帯端末10に提供する。
【0134】
以上説明したように、本実施形態によれば、音声認識装置30は、キー・テンポ調整時に、携帯端末10から出力された音声データに基づいて、ユーザの声域を示すデータを算出する。従って、携帯端末10が、ユーザの声域に合ったカラオケ曲のダウンロードをサーバ20に要求した場合、携帯端末10は、改めてユーザの声域に係るデータを送信することなく、容易にユーザの声域に沿ったカラオケデータを受け取ることが可能となる。
【0135】
また、携帯端末10は、サーバ20および音声認識装置30と通信を行う処理と、カラオケデータを格納する処理と、カラオケデータを再生する処理と、データを表示する処理と、音声を入力/出力する処理と、を行う。
【0136】
また、サーバ20は、部分データと音声データとの間の差分データを受信する処理と、差分データに基づいて、調整要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整する処理と、調整されたカラオケデータを、携帯端末10に送信する処理と、1つ以上のカラオケデータを格納する処理と、抽出したカラオケデータに基づく部分データを作成する処理と、部分データを、携帯端末10および音声認識装置30に送信する処理と、携帯端末10の電話番号情報を検出する処理と、検出した携帯端末10の電話番号情報を部分データに対応づけて音声認識装置30に送信する処理と、キーおよびテンポ調整されたカラオケデータを、検出した電話番号情報に対応づけて格納する処理と、を行う。
【0137】
また、音声認識装置30は、部分データを受信する処理と、カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する処理と、受信した音声情報を部分データと同様のデータ形式である音声データに変換する処理と、受信した部分データと音声データの差分を示すデータを算出する処理と、差分データをカラオケ配信サーバに送信する処理と、カラオケ配信サーバから、所定の電話番号を示す情報を部分データに対応づけて受信する処理と、携帯端末10の電話番号を検出する処理と、を行う。
【0138】
上記の処理は、携帯端末10、サーバ20、あるいは音声認識装置30が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光ディスクあるいは磁気ディスク等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
【0139】
なお、上記の実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
【0140】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザは、カラオケ配信サーバから携帯端末装置に送信されたカラオケ曲の一部分に沿って歌唱する。従って、ユーザにとって最適なキーおよびテンポに調整されたカラオケデータを携帯端末装置に容易にダウンロードすることが可能となる。
【0141】
また、本発明によれば、調整されたキー・テンポ情報は、カラオケ配信サーバに格納される。従って、以前にキー・テンポ調整したカラオケ曲を携帯端末装置にダウンロードする場合、再度キー・テンポ調整を行う作業を省くことが可能となる。
【0142】
また、本発明によれば、携帯端末装置によるキー・テンポ調整要求時に、カラオケデータよりもデータ量が小さな部分データが、カラオケ配信サーバから携帯端末装置にダウンロードされる。従って、通信経路におけるデータ伝送量を削減することが可能となる。
【0143】
以上説明したように、本発明によれば、音声認識装置は、キー・テンポ調整時に、携帯端末装置から出力された音声データに基づいて、ユーザの声域を示すデータを算出する。従って、携帯端末装置が、ユーザの声域に合ったカラオケ曲のダウンロードをカラオケ配信サーバに要求した場合、携帯端末装置は、改めてユーザの声域に係るデータを送信することなく、容易にユーザの声域に沿ったカラオケデータを受け取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるカラオケ配信システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における携帯端末の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における音声認識装置の構成を示す図である。
【図5】(a)は、本発明の第1の実施形態における音の高さとカラオケデータにおける符号との対応を示す図であり、(b)は、本発明の第1の実施形態における音符とカラオケデータにおける符号との対応を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるデータ比較部による差分データの算出を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるサーバによるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態における音声認識装置によるカラオケ曲のキー・テンポ調整動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態におけるサーバによるカラオケデータ配信動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態におけるユーザ情報格納部に格納されているユーザ情報を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態における表示部による表示画面の遷移を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態におけるユーザ情報登録画面を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施形態におけるカラオケ曲選択画面を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施形態における部分データ再生画面を示す図である。
【図15】本発明の第1の実施形態におけるカラオケデータ再生画面を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施形態における音声認識装置の構成を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 無線パケット網
2 無線音声網
3 ネットワーク
10 携帯端末
11、21、31 制御部
12、22、32 送受信部
13、33 データ格納部
14 表示部
15 操作部
16 音声入力部
17 音声出力部
20 サーバ
23 カラオケデータ格納部
24 ユーザ情報格納部
25 カラオケデータ抽出部
26 カラオケデータ調整部
27 声域データ照合部
30 音声認識装置
34 音声格納部
35 データ比較部
36 声域データ検出部
40 ユーザ情報登録画面
41 ユーザ情報登録欄
42 登録キー
50 カラオケ曲選択画面
51 カラオケ曲一覧
52 ダウンロードキー
53、63 キー・テンポ調整キー
60 部分データ再生画面
61、71 カラオケ文字情報
62、73 歌詞情報
70 カラオケデータ再生画面
72 キー・テンポ情報
Claims (4)
- ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムであって、
前記カラオケ配信サーバは、
前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信手段と、
前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信手段と、
前記音声認識装置から差分データを受信する受信手段と、
前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整手段と、
前記キー・テンポ調整手段により調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信手段と、を備え、
前記音声認識装置は、
前記カラオケ配信サーバから、前記部分データを受信する部分データ受信手段と、
前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信手段と、
前記部分データと、前記音声情報受信手段により受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出手段と、を備えることを特徴とするカラオケ配信システム。 - 前記カラオケ配信サーバは、前記携帯端末装置に前記音声認識装置の電話番号を送信し、かつ前記音声認識装置に前記部分データとともに前記ユーザ情報を送信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ配信システム。
- ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムを用いて前記携帯端末装置にカラオケデータを配信するカラオケ配信方法であって、
前記カラオケ配信サーバが、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信ステップと、
前記カラオケ配信サーバが、前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信ステップと、
前記音声認識装置が、前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信ステップと、
前記音声認識装置が、前記部分データと前記音声情報受信ステップにより受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出ステップと、
前記カラオケ配信サーバが、前記音声認識装置から前記差分データを受信する受信ステップと、
前記カラオケ配信サーバが、前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整ステップと、
前記カラオケ配信サーバが、前記キー・テンポ調整ステップにより調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信ステップと、を備えることを特徴とするカラオケ配信方法。 - ネットワークを介して携帯端末装置と通信可能であるカラオケ配信サーバと、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能であり、前記カラオケ配信サーバと接続されている音声認識装置と、を備えるカラオケ配信システムを用いて前記携帯端末にカラオケデータを配信する処理を実行させるカラオケ配信プログラムであって、
前記カラオケ配信サーバは、
前記携帯端末装置から前記携帯端末装置を特定するユーザ情報を受信するユーザ情報受信処理と、
前記携帯端末装置及び音声認識装置に前記カラオケ曲の所定部分を示す部分データを送信する部分データ送信処理と、
前記音声認識装置から差分データを受信する受信処理と、
前記差分データに基づいて、配信要求されたカラオケ曲を再生するためのカラオケデータにおけるキーおよびテンポを調整するキー・テンポ調整処理と、
前記キー・テンポ調整処理により調整されたカラオケデータを、前記携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置を特定するユーザ情報をもとに前記携帯端末装置に送信するカラオケデータ送信処理と、を実行させ、
前記音声認識装置は、
前記カラオケ配信サーバから、前記部分データを受信する部分データ受信処理と、
前記携帯端末装置から前記カラオケ曲の所定部分に沿ったユーザの歌唱による音声情報を受信する音声情報受信処理と、
前記部分データと、前記音声情報受信処理により受信した音声情報に基づく音声データとの差分を示す差分データを算出する差分算出処理と、を実行させることを特徴とするカラオケ配信プログラム。
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