JP3979284B2 - Connection structure between wall structure and roof structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鋼製の枠組みと木質の面材からなる鋼製耐力壁パネルを用いた建築物において、壁構面はスチールハウス構造とし、屋根構面に木枠材と発泡樹脂系断熱材を木質面材で挟んだ構造用断熱パネルを使用する場合の壁構面と屋根構面との連結構造に関するものである。スチールハウスとは、薄板軽量形鋼造の建築物のうち、壁式構造の建築物をいう。薄板軽量形鋼とは肉厚2.3mm未満の鋼構造材である。
【0002】
【従来の技術】
鋼製壁パネルを用いた建築物の基本的な構造として、耐力壁パネルを連接固定して構成した壁構面上部に通し部材を取付け、その上部に屋根トラスを設置する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。この技術は、小屋裏を居住空間として利用することについては考慮されていない。
【0003】
また、木造住宅において、木造で同様の壁パネルを用いた建築物の基本的構造がある。この構造は、工場で枠組みした壁組をねじ止めで組立て、屋根は天井根太パネルと屋根トラスと屋根パネルをねじ止めし、外壁にサイデイングを取付け金具と交互に係合する構造である(例えば、特許文献2参照。)。この構造は、壁構面や小屋組トラスが鋼製の枠材を使用した建築物において壁構面と屋根パネルを構造的連続性を持たせる接合が難しく、また天井面に天井根太を設置するため直下階と連続性を持たせた広い空間を構成することが難しくなる。
【0004】
また、小屋裏を居住空間として利用する屋根構造も種々開示されており、例えば多数の束材と三角トラスで屋根パネルを支持する構造がある(例えば、特許文献3参照。)。この技術では屋根構面を支持するための束材および外壁と小屋裏空間との間に三角トラスが必要であり、更に小屋裏直下の階に束および三角トラスを支持する梁と壁又は柱が必要である。従って小屋裏空間が利用できるものの、直下階の空間が制限されるてしまう。また、部材数・接合数が多くなり、施工が煩雑となる。
【0005】
また、屋根直下に一旦床構面を構成しその上の小屋裏には三角形のトラスおよび間仕切壁を配置した構造がある(例えば、特許文献4参照。)。この構造では小屋裏を構成する構面が多く施工が煩雑となると共に、直下階と連続性を持たせた広い空間を構成することが難しくなる。また、部材数・接合数が多くなり、施工が煩雑となる。
【0006】
トラス間隔を広げて小屋裏空間を構成し、屋根からの荷重を支持する点が極端に少なく、トラスおよび屋根梁組み立て枠と束材と束材に取付く受け材で支持する構造もある(例えば、特許文献5参照。)。この構造ではトラス直下に設けた梁などに過大な荷重が作用する。部材数は少ないものの、過大な荷重を受けるため部材強度を向上させる必要がある。
【0007】
小屋裏空間の天井構造部材と小屋裏空間の壁構造部材を兼ねた小屋トラスがある(例えば、特許文献6参照。)。この技術では小屋裏には矩形の長細い空間しか確保できず、前記と同様に直下階と連続性を持たせた広い空間を構成することができない。
【0008】
以上のような従来技術では小屋裏空間を有効に利用することが困難である。一方、トラスや屋根梁等の設置を極力低減することが可能な屋根パネルとして、木枠材と発泡樹脂系断熱材とを木質面材で挟んだ構造用断熱複層板がある。例えば、米国のAFM社により開発されたRコントロールパネルは、EPS(発泡形成ポリスチレン)を芯材に、広葉樹・アスペンをチップにして接着剤でプレス成型した構造用面材「OSB(オリエンテッド・ストランド・ボード)」を、両面から接着したサンドイッチパネル構造のパネルがある(例えば、非特許文献1参照。)。このような優れた強度を有している屋根パネルを用いると前記のトラスや屋根梁を極力低減することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開平09−60193号公報(第2−3頁、図3)
【特許文献2】
特許第3018222号公報(第2−5頁、図3)
【特許文献3】
特開平06−033537号公報(第2−3頁、図2)
【特許文献4】
特開平09−151563号公報(第2−4頁、図1)
【特許文献5】
特開平06−212727号公報(第2−3頁、図4)
【特許文献6】
特開2000−96759号公報(第2−4頁、図1)
【非特許文献1】
株式会社Rコントロールホームズ:『Rコントロールパネルガイドブック』
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
スチールハウスの屋根パネルとして、上述のような構造用断熱複層板を使用する際に、スチールハウス構造の壁構面と、構造用断熱複層板から成る屋根構面との連結構造については、従来、具体的な連結構造が提案されていなかった。
【0011】
本発明は、構造用断熱複層板を屋根パネルとしてスチールハウスに用いる場合に、小屋裏空間を有効に利用することができるようにすることを主眼とし、この要請に適合した、壁構面と屋根構面との新規な連結構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、その技術手段は、溝形鋼を上下枠材とし、リップ溝形鋼を縦部材とし、木質面材を取り付けた鋼製壁パネルからなる壁構面を形成し、屋根勾配に一致する勾配を上面に付した接合部木材を溝形鋼凹部内に固定した通し部材を該壁構面上端に取付け、木枠材と発泡樹脂系断熱材を木質面材で挟んだ構造用断熱複層板からなる屋根構面を前記接合部木材に止め付けたことを特徴とする壁構面と屋根構面との連結構造である。
【0013】
前記鋼製壁パネルは一般には矩形形状を有するものであるが、台形、三角形、これらの組合わせ、その他の形状のものであってもよく、形状を問わない。
【0014】
本発明においては、壁構面は上下枠材と縦部材と木質面材とから構成されている。上下枠材は厚さ1.6mm以下の断面形状がコの字形の形鋼(以下溝形鋼)を略長方形の壁構面の上下の対向2辺に枠材として配置している。この上下枠材に直交して厚さ1.6mm以下の断面形状がCの字形の形鋼(以下リップ溝形鋼)を略等間隔に縦部材として配置接合して枠体が構成されている。この枠体に木質面材を取り付けて鋼製壁パネルが構成されている。この鋼製壁パネルを基礎、土台あるいは床構面の上に連設固定して、柱を設置することなく壁構面を構成する。
【0015】
この壁構面の上部に通し部材が載置される。この通し部材は、厚さ1.6mm以下の溝形鋼を断面開口側を上に向け、この溝形鋼の溝内に、屋根勾配と一致する勾配を上面に付した接合部木材を差し込んでこの接合部木材をタッピングねじやボルトで溝形鋼に固定してある。
【0016】
一方屋根構面は、木枠材と発泡樹脂系断熱材を木質面材で挟んだ構造用断熱複層板(以下構造用屋根パネル)となっている。この構造用屋根パネルを上記通し部材の接合部木材の上に載せ、この通し部材の接合部木材にタッピングねじゃスクリューくぎで止め付けて壁構面と屋根構面とを連結した構造である。
【0017】
本発明の第2の発明は、上記構造と全体的には同様であるが、前記通し部材は、前記溝形鋼のウエブ外面にリップ溝形鋼を背中合わせに結合した構造を備えたことを特徴とする壁構面と屋根構面との連結構造である。
【0018】
すなわち、上記連結構造において、前記通し部材を次のようにした。厚さ1.6mm以下の溝形鋼の断面開口側を上に向け、厚さ1.6mm以下のリップ溝形鋼の断面開口側を下に向けてそれぞれの断面閉鎖側を合わせて接合し、溝形鋼側に屋根勾配と一致する勾配を上面に付した接合部木材を差し込み、タッピングねじやボルトで緊結して構成したものである。この通し部材は堅固な梁を兼ねる通し部材となり、壁構面の風圧に対する面外の変形を抑えることができ、更に接合用木材の材積を小さくすることも可能となり、通し部材の重量を軽くすることも可能である。
【0019】
次に本発明の第3の発明は、前記通し部材は、前記溝形鋼のウエブ外面にリップ溝形鋼を背中合わせに結合した構造の溝形鋼とリップ溝形鋼との間に別のリップ溝形鋼を介装し、該別のリップ溝形鋼はフランジを前記溝形鋼とリップ溝形鋼のウエブに結合した構造を備えたことを特徴とした壁構面と屋根構面との連結構造である。
【0020】
また、前記通し部材が、溝形鋼の断面開口側を上に向け、リップ溝形鋼の断面開口側を下に向け配置し、この溝形鋼とリップ溝形鋼との間に、別の同じ長さのリップ溝形鋼を挟みこんでタッピングねじやボルトで接合した部材としたもので、堅固な梁を兼ねる通し部材となり、壁構面の風圧に対する面外の変形を抑えることができる。
【0021】
次に、本発明の第4の発明は、前記通し部材が、前記溝形鋼のウエブ外面にリップ溝形鋼を背中合わせに結合した構造の溝形鋼とリップ溝形鋼との間に別のリップ溝形鋼を介装し、この別のリップ溝形鋼は多数の柱状の縦部材として軸直交端面を前記溝形鋼とリップ溝形鋼のウエブに結合した構造を備えたことを特徴とする壁構面と屋根構面との連結構造である。
【0022】
この構造は、上記第2の発明の構造において、更に前記通し部材を改善したものである。厚さ1.6mm以上の溝形鋼の断面開口側を上に向け、厚さ1.6mm以下のリップ溝形鋼の断面開口側を下に向けてそれぞれの断面閉鎖側を対向させ、この溝形鋼とリップ溝形鋼の間に更に厚さ1.6mm以下の溝形鋼を略長方形の対向2辺に配置し、これに直交してリップ溝形鋼を略等間隔に縦部材として配置接合した矩形枠体を挟みこんでタッピングねじやボルトで接合した部材とすれば、階高を高く調整したり、壁構面上に床構面を部分的に設けた時の吹き抜け部分の高さ調整を容易に可能とでき、前記同様接合用木材の材積を小さくすることも可能となり、通し部材の重量を軽くすることも可能である。
【0023】
さらに、前記通し部材は、前記溝形鋼のウエブ外面に該ウエブ幅と同等のフランジを持つ別の溝形鋼のフランジを当接させ、該別の溝形鋼の内部に補強材を配設した構造を備えたものとしてもよい。
【0024】
なお、前記壁構面を妻面にも形成し、妻面の壁構面に屋根構面を止め付けた連結構造としてもよい。このような構造は、屋根が寄せ棟構造となっている場合に、最も普通に生ずる。その他の場合としては、棟が傾斜した構造の屋根の場合、妻側に下屋を設ける場合、又は片屋根等の場合にも生ずる。
【0025】
前記鋼製壁パネルは下部を基礎、土台あるいは床構面の上に連設固定して壁構面を構成し、複層階建屋では最上階壁構面上部に前記通し部材に接合し、この上部に構造用屋根パネルが設置される。建築物の平面計画によっては部分的に小屋組トラスや構造用屋根パネル端部を支持する三角枠体を設けても良い。
【0026】
このような構成で建屋を構成することで小屋裏空間に構造部材の露出が無く、また天井水平構面を構成することなく居室空間を小屋裏空間まで拡張して利用することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の連結構造は、スチールハウス構造の壁の上部に構造用屋根パネルである木枠材と発泡樹脂系断熱材を木質面材で挟んだ屋根用構造用断熱複層板を取り付ける接合部材の連結構造である。
【0028】
以下図面を参照して実施例を説明する。
【0029】
図17は本発明に係る建築物の構造を示す斜視図で、壁構面10、通し部材20、屋根構面40、三角妻壁枠体50を示している。壁構面10の上端に取付けられている通し部材20は溝形鋼21と接合部木材22とから成り、屋根の勾配に一致する勾配を上面に付した接合部木材22を溝形鋼21の溝内に固定している。屋根構面40は木材枠と発泡樹脂系断熱材を木質面材で挟んだ構造用断熱複層板から構成され、前記接合部木材22にタッピングねじ又はスクリューくぎ42を用いて止め付けられている。
【0030】
図1は本発明の実施例の壁構面10と屋根構面40との連結構造を示す建築物の一部破断斜視図である。壁構面10は土台60上に立設され、その上端に通し部材20を取付け、その通し部材20に屋根構面40を取付けている。
【0031】
図2は壁構面10と通し部材20との結合を示す一例で、壁構面10の上枠材11上に溝形鋼26を載せ、この溝形鋼26中に、通し部材20を挿入して止めつける。通し部材20は溝形鋼21の下面にリップ溝形鋼25を取付け、溝形鋼21の溝内に接合用木材22を挿入固定し、この接合用木材22に図示しない屋根構面を取付ける構造となっている。
【0032】
以下、本発明に係る壁構面、通し部材、屋根構面、妻壁枠体について順次説明する。本発明に係る壁構面10の構造を図3、図4に分解斜視図で示した。厚さ1.6mm以下の溝形鋼からなる上枠材11と下枠材12との間に、リップ溝形鋼からなる縦部材13、枠材14を配設して壁構面10の枠体を構成する。これらの部材は、工場または工事現場にてタッピングねじ、溶接、又は常温速硬型の構造用接着材で連結される。タッピングねじとしては、例えば4.8mm径×長さ16mmのものを用い、常温速硬型の構造用接着材としては、例えば、粘度8000mPa・s/cps25℃程度のアクリル系接着剤を用いる。
【0033】
次に、図4に示すように、壁構面10の矩形枠体に木製の面材15を、矢印16で示すように取り付けて、鋼製耐力壁構面を構成する。この木製の面材15としては、例えば、厚さ9mmの構造用パネルを用いる。取付けは、例えば4.2mm径×長さ35mmのタッピングねじ又は、例えば、3.0mm径×長さ38mmのスクリューくぎを用いて取り付ける。
【0034】
図5はこれらの壁構面10の上部に通し部材20を取り付ける工程を示している。通し部材20は壁構面10の上枠材11の上部に接合部組み立て材(接合用木材)を受ける厚さ1.6mm以下の溝形鋼21を載せその開口側を上に向け、その溝内に屋根勾配に一致する勾配を付した接合用木材22を差し込み、接合部組み立て材受け溝形鋼21と接合用木材22相互は、タッピングねじ(例えば4.8mm径×長さ35mm)やボルトで緊結し、通し部材20として壁構面10と屋根構面40との連結部を構成する。
【0035】
通し部材20の変形例を図6,図7に示した。図6(a)に示すように、溝形鋼21の断面開口側を上に向け、リップ溝形鋼25の断面開口側を下に向けてそれぞれの断面閉鎖側を背中合わせにしてタッピングねじで接合し、溝形鋼21の溝内に接合部木材22を差し込み、緊結して接合部組み立て材(通し部材)20を構成してもよい。このとき、壁構面10上部には、図6(b)に示すように、接合部組み立て材受け溝形鋼26を断面開口側を上に向けて設置し、これに通し部材20のリップ溝形鋼25を図7に矢印29で示すように差込み、タッピングねじ27(例えば4.8mm径×長さ16mm)を矢印28で示すように打込んで緊結する。このように構成すれば、形鋼の組み合わせ部分により接合用木材22の材積を小さくすることができ、同時に堅固な桁を兼ねる通し部材となり、壁構面10の風圧に対する面外の変形を抑えることができる。使用する形鋼の厚さを1.6mm以下に限定することによって通し部材20の重量が軽くなり、通し部材20の上架や取付作業が容易となる。
【0036】
通し部材20は、図8に示すように、断面開口側を上に向けた溝形鋼21と断面開口側を下に向けたリップ溝形鋼25との間に一辺が床構面高さとほぼ等しい断面をもつ厚さ1.6mm以下のリップ溝形鋼31を箱状に組み合わせた部材でかさ上げした接合部組み立て材としてもよい。また、図9に示すように、接合部組み立て材(通し部材)20は断面開口側を上に向けた溝形鋼21と断面開口側を下に向けたリップ溝形鋼25との間に溝形鋼32、33を設け、この溝形鋼32、33をつなぐリップ溝形鋼34からなる床構面高さと同等の高さをもつ矩形枠体でかさ上げし、木質面材35を取付けた接合部組み立て材(通し部材)20としてもよい。
【0037】
図10は、断面開口側を上に向けた溝形鋼21と断面開口側を下に向けたリップ溝形鋼25との間に、フランジ37の幅が上下溝形鋼21,25の背面幅とほぼ等しい溝形鋼36を、フランジ37が上下溝形鋼21,25の背面に当接するようにかさ上げを行った通し部材20を示している。溝形鋼36の内部に補強材38を取付けると好適である。木質面材35を取付けてもよい。
【0038】
小屋裏空間直下の一部に床構面を設けたい場合、壁構面の上に床構面を上架する必要があるが、床構面を設ける部分と設けない部分とに床構面高さ分の段差が生ずる。この段差は前記通し部材20を図6〜図10に示すようにかさ上げすることによって解消することができる。
【0039】
以上の何れかの通し部材20に、図11に示すように、構造用屋根構面40を上架しタッピングねじ又はスクリューくぎ42で、矢印43で示すように止め付けて壁構面10と屋恨構面40とを連結する。
【0040】
図12は連結後の組立図を示している。図12に示すように、棟部分においては、厚さ1.6mm以下の溝形鋼とリップ溝形鋼からなる組み立て棟梁45の上部に厚さ1.6mm以下の接合部組み立て材受け溝形鋼46の開口側を上にして取り付け、屋根勾配と一致する勾配を上面に付した接合用木材47を差し込んだ接合部組み立て材を設置し、前記と同様に構造用屋根構面40を載せ、タッピングねじやスクリューくぎで止め付けて組み立てればよい。
【0041】
切妻屋根の妻面で構造用屋根構面40を妻壁で支持させる場合、図13に示すように、鋼製壁構面と同様に厚さ1.6mm以下の溝形鋼とリップ溝形鋼から成る構面として妻壁三角枠体50を構成し、この三角枠体50の上部に厚さ1.6mm以下の接合部組み立て材受け溝形鋼51の開口側を上にし、その溝内に接合用木材52を矢印54で示すように差し込み、三角枠体50の上部の接合部組み立て材受け溝形鋼と接合木材相互を、タッピングねじやボルトで緊結して三角枠体50と屋根構面との接合部を構成する。次いでこれを矢印53で示すように三角枠体50上に取り付ける。図14は三角枠体50の組立後の状態を示している。この妻壁構面(三角枠体50)の上部に図示省略した構造用屋根構面を載せ、タッピングねじやスクリューくぎで止め付けて連結すればよい。この三角枠体50は厚さ1.6mm以下の溝形鋼とリップ溝形鋼からなる小屋トラスにすることも可能である。
【0042】
なお図14のA−A矢視を図16に示した。図16には屋根構面40も示している。図16は屋根構面40が妻側に対しても勾配を有する場合に、屋根構面40の妻側に対する勾配と一致する傾斜面を接合用木材52の上面に形成すればよいことを示している。
【0043】
図15は、図13、図14に示す三角枠体に代えて台形枠体55を用いる場合を示している。接合部組立て材受け溝形鋼51、接合用木材52の組立て屋根構材との取付けは図13、図14と同様である。なお、台形枠体55の上に小さな三角枠体を載せて、全体として三角枠体とすることもできる。また、屋根構面が妻壁側にも下り勾配となっている場合には、図15のB−B矢視図も図16に示したようになる。
【0044】
図18は寄せ棟構造の妻壁構面70に屋根構面71を支持させる構造を示すもので、妻壁構面70の上端に、通し部材20を設け、妻壁構面70と屋根構面71の構造を壁構面10と屋根構面40との接合構造と同様に構成することを示したものである。妻壁構面70は、図18に示すように、矩形であってもよく、さらに図13〜15に示すような三角枠体や台形枠体を組み合わせた任意の形状のものでもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、断熱材を組み込んだ木質構造用断熱複層板を屋根構面に使用することが可能になり、三角枠体を主として妻面に用いて相互間隔を広くとることができ、小屋裏空間に構造部材の露出が無く、また天井水平構面を構成することなく居室空間を小屋裏空間まで拡張して利用することが可能になった。また、煩雑な小屋組みの施工を省力することができ、上棟と同時に、屋根面の断熱も確保され、躯体工事および断熱工事の省力化を図ることができ、工期短縮を実現することができる。また、壁と小屋との間に溝形鋼と接合用木材の複合部位や溝形鋼およびリップ溝形鋼を箱状に組み合わせた組立て通し部材を挟み込むことによって、壁構面が風等による面外方向の変形を拘束する効果も期待することができる。また断熱材が組み込まれた構造用屋根構面を止めつけるタッピングねじやスクリューくぎが直接形鋼に接触しないため、屋根面において熱橋ができず、断熱性能の欠損も回避できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の壁構面と屋根構面の連結構造を示す建築物の一部破断斜視図である。
【図2】実施例の壁構面と通し部材の結合を示す説明図である。
【図3】実施例の壁構面の分解斜視図である。
【図4】実施例の壁構面の分解斜視図である。
【図5】実施例の壁構面と通し部材の取付け工程を示す斜見図である。
【図6】実施例の通し部材の取付け工程を示す縦断面図である。
【図7】実施例の通し部材の取付け工程を示す斜視図である。
【図8】実施例の通し部材を示す斜視図である。
【図9】実施例の通し部材を示す斜視図である。
【図10】実施例の通し部材を示す斜視図である。
【図11】実施例の屋根構面の取付け工程を示す斜視図である。
【図12】実施例の屋根縦断面図である。
【図13】実施例の妻壁の斜視図である。
【図14】実施例の妻壁の斜視図である。
【図15】他の実施例の妻壁の斜視図である。
【図16】図15のA−A矢視断面図である。
【図17】実施例の建築物の全体構造を示す斜視図である。
【図18】実施例の建築物の全体構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 壁構面
11 上枠材
12 下枠材
13 縦枠材
14 枠材
15 木質面材(木製の面材)
16 矢印
20 通し部材
21 溝形鋼
22 接合用木材
25 リップ溝形鋼
26 溝形鋼
31、34 リップ溝形鋼
32、33、36 溝形鋼
35 木質面材
40 屋根構面
41 矢印
42 タッピングねじ又はスクリューくぎ
45 棟梁
46 溝形鋼
47 接合用木材
50 三角枠体
51 溝形鋼
52 接合用木材
53、54 矢印
55 台形枠体
60 土台
70 妻壁構面
71 屋根構面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a building using a steel bearing wall panel made of a steel frame and a wooden face material. The wall structure is a steel house structure, and a wooden frame material and a foamed resin-based heat insulating material are used for the roof structure. The present invention relates to a connection structure between a wall construction surface and a roof construction surface when a structural heat insulation panel sandwiched between face materials is used. A steel house is a wall-type structure among thin, lightweight steel structures. A thin lightweight steel is a steel structural material having a wall thickness of less than 2.3 mm.
[0002]
[Prior art]
As a basic structure of a building using a steel wall panel, there is a technique in which a through member is attached to the upper part of a wall construction surface constructed by connecting and fixing a load-bearing wall panel, and a roof truss is installed on the upper part (for example, (See Patent Document 1). This technology does not consider using the hut as a living space.
[0003]
In addition, in a wooden house, there is a basic structure of a building using the same wall panel in a wooden structure. This structure is a structure in which a wall set framed in a factory is assembled by screwing, a roof is screwed to a ceiling joist panel, a roof truss and a roof panel, and a siding is alternately engaged with a mounting bracket on an outer wall (for example, (See Patent Document 2). In this structure, it is difficult to join the wall construction surface and the roof panel with structural continuity in the building where the wall construction surface and the roof truss use steel frame materials, and ceiling joists are installed on the ceiling surface. Therefore, it becomes difficult to construct a wide space that has continuity with the immediate lower floor.
[0004]
Various roof structures using the hut as a living space are also disclosed. For example, there is a structure in which a roof panel is supported by a large number of bundle members and a triangular truss (see, for example, Patent Document 3). In this technique, a triangular truss is required between the bundling material for supporting the roof construction surface and the outer wall and the space behind the shed, and there are beams and walls or columns that support the bundle and the triangular truss on the floor directly below the shed. is necessary. Therefore, although the cabin space can be used, the space on the lower floor is limited. Moreover, the number of members and the number of joints increase, and the construction becomes complicated.
[0005]
In addition, there is a structure in which a floor construction surface is once formed immediately below the roof and a triangular truss and partition walls are arranged on the back of the hut (see, for example, Patent Document 4). In this structure, there are many structural surfaces that constitute the back of the hut, and the construction becomes complicated, and it is difficult to configure a wide space having continuity with the lower floor. Moreover, the number of members and the number of joints increase, and the construction becomes complicated.
[0006]
The space between the truss is widened to form the attic space, and there are extremely few points that support the load from the roof, and there is also a structure that is supported by the truss and roof beam assembly frame, bundle material, and receiving material attached to the bundle material (for example, , See Patent Document 5). In this structure, an excessive load acts on a beam provided directly under the truss. Although the number of members is small, it is necessary to improve the member strength to receive an excessive load.
[0007]
There is a hut truss that also serves as a ceiling structural member in the shed space and a wall structural member in the shed space (see, for example, Patent Document 6). With this technology, only a rectangular long and narrow space can be secured in the back of the hut, and a wide space having continuity with the immediate lower floor cannot be formed as described above.
[0008]
It is difficult to effectively use the attic space with the conventional techniques as described above. On the other hand, as a roof panel capable of reducing the installation of trusses, roof beams and the like as much as possible, there is a structural heat insulating multi-layer board in which a wooden frame material and a foamed resin heat insulating material are sandwiched between wooden surface materials. For example, the R control panel developed by AFM in the United States is a structural surface material “OSB (Oriented Strand) that is press-molded with adhesives using hardwood and aspen as chips with EPS (foamed polystyrene) as the core material. There is a panel having a sandwich panel structure in which “board” is bonded from both sides (for example, see Non-Patent Document 1). When the roof panel having such excellent strength is used, the truss and the roof beam can be reduced as much as possible.
[0009]
[Patent Document 1]
JP 09-60193 A (page 2-3, FIG. 3)
[Patent Document 2]
Japanese Patent No. 3018222 (page 2-5, FIG. 3)
[Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 06-033537 (page 2-3, FIG. 2)
[Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 09-151563 (page 2-4, FIG. 1)
[Patent Document 5]
JP-A-06-212727 (page 2-3, FIG. 4)
[Patent Document 6]
JP 2000-96759 A (page 2-4, FIG. 1)
[Non-Patent Document 1]
R Control Homes: “R Control Panel Guidebook”
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
When using a structural heat insulation multilayer board as described above as the roof panel of a steel house, for the connection structure between the wall construction surface of the steel house structure and the roof construction surface made of the structural heat insulation multilayer board, Conventionally, a specific connection structure has not been proposed.
[0011]
The present invention mainly aims to make it possible to effectively use the shed space when a structural heat insulating multilayer board is used as a roof panel in a steel house. An object of the present invention is to provide a new connection structure with a roof construction surface.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to achieve the above object, and its technical means comprises a steel wall panel in which a grooved steel is used as an upper and lower frame member, a lip grooved steel is used as a vertical member, and a wood face material is attached thereto. A through member is formed on the upper end of the wall construction surface, and a wooden frame material and a foamed resin heat insulating material are formed by fixing a joint wood having a wall construction surface and a slope matching the roof slope to the upper surface in the grooved steel recess. This is a connection structure between a wall structure and a roof structure, characterized in that a roof structure composed of a heat insulating multilayer board for construction sandwiched between wooden surfaces is fixed to the joint wood.
[0013]
The steel wall panel generally has a rectangular shape, but may have a trapezoidal shape, a triangular shape, a combination thereof, or any other shape, and may have any shape.
[0014]
In the present invention, the wall construction surface is composed of an upper and lower frame member, a vertical member, and a wooden surface member. As for the upper and lower frame members, section steel having a U-shaped cross section (hereinafter referred to as groove shape steel) having a thickness of 1.6 mm or less is disposed as a frame member on two opposing upper and lower sides of a substantially rectangular wall construction surface. A frame is constructed by arranging and joining shaped steel having a C-shaped cross section (hereinafter referred to as lip groove steel) having a thickness of 1.6 mm or less perpendicularly to the upper and lower frame members as vertical members at substantially equal intervals. . A steel wall panel is configured by attaching a wood face material to the frame. This steel wall panel is connected and fixed on the foundation, foundation or floor construction surface, and the wall construction surface is constructed without installing columns.
[0015]
A through member is placed on top of the wall construction surface. This threading member is made by inserting a section steel having a thickness of 1.6 mm or less upward with the cross-section opening side facing upward, and inserting a joint wood with a slope matching the roof slope on the upper surface into the groove steel. The joint wood is fixed to the channel steel with tapping screws and bolts.
[0016]
On the other hand, the roof construction surface is a structural heat insulating multilayer board (hereinafter referred to as a structural roof panel) in which a wooden frame material and a foamed resin heat insulating material are sandwiched between wooden surface materials. The structural roof panel is placed on the joint wood of the through member, and the wall construction surface and the roof construction surface are connected to each other by joining the joint wood of the through member with a tapping screw.
[0017]
The second invention of the present invention is generally the same as the above structure, but the threading member has a structure in which lip channel steel is coupled back to back on the outer surface of the channel steel. It is a connection structure of the wall construction surface and the roof construction surface.
[0018]
That is, in the above connection structure, the through member is as follows. The cross-section opening side of the grooved steel having a thickness of 1.6 mm or less is directed upward, the cross-section opening side of the lip groove steel having a thickness of 1.6 mm or less is directed downward, and the respective cross-section closed sides are joined together, It is constructed by inserting a joint lumber having a slope coincident with the roof slope to the grooved steel side and tightening with a tapping screw or bolt. This threading member becomes a threading member that also serves as a rigid beam, can suppress the out-of-plane deformation of the wall construction surface against the wind pressure, and can also reduce the volume of the wood for joining, reducing the weight of the threading member It is also possible.
[0019]
Next, according to a third aspect of the present invention, there is provided another lip between the channel steel and the lip channel steel having a structure in which the through member is connected to the outer surface of the channel steel with a lip channel steel back to back. A wall structure and a roof structure having a structure in which a groove steel is interposed and the other lip groove steel has a structure in which a flange is coupled to the groove steel and the lip groove steel web. It is a connected structure.
[0020]
Further, the threading member is disposed with the cross-section opening side of the channel steel facing upward and the cross-section opening side of the lip channel steel facing downward, and another channel is provided between the channel steel and the lip channel steel. It is a member joined by tapping screws or bolts with the lip channel steel of the same length sandwiched between them. It becomes a through member that also serves as a solid beam, and it is possible to suppress the out-of-plane deformation of the wall construction surface against the wind pressure.
[0021]
Next, according to a fourth aspect of the present invention, the threading member is provided between a groove steel having a structure in which a lip groove steel is bonded back to back on the outer surface of the groove steel and a lip groove steel. This lip groove steel is provided with a structure in which the axis orthogonal end face is coupled to the groove steel and the web of the lip groove steel as a number of columnar vertical members. This is a connection structure of the wall construction surface and the roof construction surface.
[0022]
This structure is obtained by further improving the threading member in the structure of the second invention. This groove has a cross-section opening side of a grooved steel with a thickness of 1.6 mm or more facing up, and the cross-section opening side of a lip groove-shaped steel with a thickness of 1.6 mm or less is facing down, with each cross-section closing side facing each other. Between the shape steel and the lip groove shape steel, a further 1.6 mm thickness groove shape steel is arranged on two opposing sides of a substantially rectangular shape, and the lip groove shape steel is arranged as vertical members at substantially equal intervals perpendicular to this. If a member that is joined with a tapping screw or bolt sandwiching the joined rectangular frame, the floor height is adjusted when the floor height is adjusted high or the floor construction surface is partially provided on the wall construction surface. Adjustment can be easily performed, and the volume of the joining wood can be reduced as described above, and the weight of the threading member can be reduced.
[0023]
Further, the threading member is arranged such that a flange of another grooved steel having a flange equivalent to the width of the web is brought into contact with the outer surface of the grooved steel, and a reinforcing material is disposed inside the other grooved steel. It is good also as a thing provided with the structure.
[0024]
In addition, it is good also as a connection structure which formed the said wall construction surface also in the wife surface, and fastened the roof construction surface to the wall construction surface of the wife surface. Such a structure occurs most commonly when the roof is a side-by-side structure. Other cases also occur in the case of a roof with an inclined ridge, in the case of a lower house on the wife side, or in the case of a single roof.
[0025]
The steel wall panel is constructed by continuously fixing the lower part on the foundation, foundation or floor construction surface, and in the multi-story building, the upper part of the top floor wall construction surface is joined to the through member, A structural roof panel is installed at the top. Depending on the plan of the building, a triangular frame body that partially supports the roof truss and the end of the structural roof panel may be provided.
[0026]
By constructing the building with such a configuration, there is no exposure of structural members in the attic space, and the living room space can be extended to the attic space without forming a horizontal ceiling surface.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The connecting structure of the present invention is a joining member for attaching a heat insulating multilayer board for a roof structure in which a wooden frame material which is a structural roof panel and a foamed resin-based heat insulating material are sandwiched between wooden surfaces on the upper part of a wall of a steel house structure. It is a connected structure.
[0028]
Embodiments will be described below with reference to the drawings.
[0029]
FIG. 17 is a perspective view showing the structure of a building according to the present invention, and shows a
[0030]
FIG. 1 is a partially broken perspective view of a building showing a connection structure between a
[0031]
FIG. 2 shows an example of the connection between the
[0032]
Hereinafter, the wall construction surface, the through member, the roof construction surface, and the end wall frame according to the present invention will be sequentially described. The structure of the
[0033]
Next, as shown in FIG. 4, a
[0034]
FIG. 5 shows a process of attaching the through
[0035]
The modification of the threading
[0036]
As shown in FIG. 8, the threading
[0037]
FIG. 10 shows that the width of the
[0038]
If you want to provide a floor structure in a part directly below the shed space, it is necessary to build a floor structure on the wall structure. A minute step occurs. This step can be eliminated by raising the threading
[0039]
As shown in FIG. 11, the structural
[0040]
FIG. 12 shows an assembly drawing after connection. As shown in FIG. 12, at the ridge part, a joint assembly receiving groove shape steel having a thickness of 1.6 mm or less is formed on the upper part of the
[0041]
When the
[0042]
In addition, the AA arrow view of FIG. 14 was shown in FIG. FIG. 16 also shows the
[0043]
FIG. 15 shows a case where a
[0044]
FIG. 18 shows a structure in which the
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, it becomes possible to use a heat insulating multilayer board for a wooden structure incorporating a heat insulating material for a roof construction surface, and a wide interval can be taken using a triangular frame mainly for a wife surface, There is no exposure of structural members in the attic space, and the living room space can be extended to the attic space without forming a horizontal ceiling plane. In addition, it is possible to save labor for the construction of complicated huts, and at the same time as the upper building, heat insulation of the roof surface is ensured, so that the labor of the frame construction and the heat insulation work can be saved, and the construction period can be shortened. In addition, by inserting a composite part of channel steel and joining wood between the wall and the hut, or an assembly through member that combines the channel steel and lip channel steel in a box shape, the wall construction surface becomes a surface caused by wind, etc. The effect of constraining outward deformation can also be expected. In addition, since the tapping screw and screw nail for fixing the structural roof structure in which the heat insulating material is incorporated do not directly contact the shape steel, there is an effect that a thermal bridge cannot be formed on the roof surface and a loss of heat insulating performance can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken perspective view of a building showing a connection structure of a wall structure surface and a roof structure surface of an embodiment.
FIG. 2 is an explanatory view showing the connection of the wall construction surface and the through member of the embodiment.
FIG. 3 is an exploded perspective view of the wall construction surface of the embodiment.
FIG. 4 is an exploded perspective view of the wall construction surface of the embodiment.
FIG. 5 is a perspective view showing a wall construction surface and a through member attaching process of the embodiment.
FIG. 6 is a longitudinal cross-sectional view showing a through-member attaching process of the embodiment.
FIG. 7 is a perspective view illustrating a process for attaching a threading member according to the embodiment.
FIG. 8 is a perspective view showing a threading member of an embodiment.
FIG. 9 is a perspective view showing a threading member of an embodiment.
FIG. 10 is a perspective view showing a threading member according to an embodiment.
FIG. 11 is a perspective view showing a process of attaching the roof construction surface of the embodiment.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view of a roof according to an embodiment.
FIG. 13 is a perspective view of a wife wall according to an embodiment.
FIG. 14 is a perspective view of a wife wall according to an embodiment.
FIG. 15 is a perspective view of a wife wall according to another embodiment.
16 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 17 is a perspective view showing the overall structure of the building of the example.
FIG. 18 is a perspective view showing the overall structure of the building of the example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
16
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