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JP3972416B2 - メモリテストパタン生成回路 - Google Patents

メモリテストパタン生成回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体集積回路の検査に係るものであり、より詳細にはメモリ回路のテスト用回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体回路技術の進歩により、同一チップ上にメモリとロジックを搭載することが一般的になっている。このようなチップ上のメモリ回路を検査するためには、チップの一次ピンと内部メモリのピン間の経路を活性化する手段を用意し、検査時に内部メモリのピンをチップの一次ピンと対応づけてテスタからアルゴリズミックなパタンを用いてテストする外部テスト方法があるが、内部メモリのピン数が大きい場合や、内部メモリから外部ピンまでの論理が深い場合に、前記活性化のための回路および配線の面積やディレイオーバーヘッドが大きくなる、アクセスパスが長くなり高速なテストが困難、外部でテストを生成するため高価なテスタが必要などの問題があった。
【0003】
上記の如き問題を解決する一手法として、組込み型自己検査あるいはBIST(Built−In Self−Test)と呼ばれる非検査回路と同一チップ上に検査のための回路を埋設する手法が知られている。
【0004】
この手法に係る公知の例として、日本特許特開平6−325600号公報では全メモリセルを一回アクセスする操作をステップと表現し、このステップ単位に2進カウンタの出力を加工する手段を有するメモリ用テストパタン生成回路が示されている。
【0005】
他の例として、日本特許特開平6−342040号公報では、超LSIチップ上に配置され、チップ製造後も指示のコードを介してデータパタンが選択可能な決定性のデータパタン生成器が示されている。
【0006】
別の例として汎用のMPUとテスト用プログラムをチップ上に検査用回路として埋設する方法も考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記BIST手法は前記の如き、外部テスト手法の問題を軽減するが、一方、テスト回路がハードウェアとして組込まれるため、製造後にメモリの故障原因から、特定のテストアルゴリズムを追加あるいは変更できない問題があった。
【0008】
日本特許特開平6−325600号公報では、ギャロッピングやウォーキングのようなアドレス変化が2系統以上あるような複雑なテストは実行できない。また、あらかじめテスト生成のアルゴリズムがハードウェアとして実現されているため、チップ製造後にアルゴリズムの変更ができないという問題があった。
【0009】
日本特許特開平6−342040号公報では、やはり、決定性のパタン生成器であるためアルゴリズムが固定されているか、手順が固定されてしまい、アルゴリズム変更の自由度が小さいという問題があった。
【0010】
汎用のMPUとテスト用プログラムをチップ上に検査用回路として埋設する方法では、前記のような複雑なテストができるとしても、そのコストやハードウェアオーバヘッドが大きくなること、メモリへのアクセスと制御のための命令が複数ステップで複数クロックサイクルに渡ってしまい、高速なテストが困難である等の問題があった。
【0011】
本発明は、メモリテストにおける前記従来技術の問題点を解決し、BISTに好適なコンパクトでプログラマブルな高速メモリ用テストパタン生成回路を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の一手段では、単一あるいは複数個のメモリアクセス用のアドレスカウンタと、単一あるいは複数個のメモリアクセス用のデータレジスタと、実行ステップ管理用のプログラムカウンタと、命令語を格納する複数の命令レジスタと、該命令で操作される単一あるいは複数個の制御レジスタを有するテストパタン生成回路が提供される。該命令レジスタには、メモリに対する1回のアクセスを1ステップとして、この1ステップ単位に、該メモリへのアクセス指示と、該メモリへの書き込みあるいは読み出しアドレスおよび書き込みあるいは読み出し期待データの操作と、命令実行制御変数の操作を同時に表現する命令によって構成されたメモリテスト用アルゴリズムを実現するプログラムが格納される。
【0013】
また、本発明の別の一手段では、前記テストパタン生成回路において、命令レジスタの部分を、RAMあるいはROMなど別の記憶素子で置き換えるよう構成する。
【0014】
さらに、また、本発明の別の一手段では、前記テストパタン生成回路を、被試験メモリと同一の半導体集積回路上に埋設し、前記テストパタン生成回路内部の命令レジスタを含む各FFに半導体回路の一次入力から直接あるいは間接的に値を設定可能なように構成する。
【0015】
【発明の実施の形態】
簡単のため被検査メモリを4ワード×2ビットのSRAMとしたときの本発明の第一の実施例を図1に示す。
【0016】
<図1の説明>
テストパタン生成回路100は、2個のアドレスカウンタ(以下AC)116と、1個のデータレジスタ(以下DR)117と、プログラムカウンタ(以下PC)112と、8個の命令レジスタ(以下IR)111と、該命令で操作される制御レジスタ類として、ループカウンタ(以下LC)115、2個のワークカウンタ(以下WC)118、最大ワードアドレス格納レジスタ(以下MAR)113を備えている。さらに、各レジスタおよびカウンタを構成する全てのフリップフロップ(以下FF)は、テストクロック(以下TC)101によってクロックされ、また、スキャンクロック(以下SC)102に同期したシフト動作による、スキャンインデータ(以下SI)からのスキャンインおよびスキャンアウトデータ(以下SO)へのスキャンアウトが可能である。なお、PC112はIR111が8個のため、2の対数より3ビット、AC 119とWC 118とMAR113は全て最大ワードアドレス3(アドレス数4)を表現できるよう、2の対数より2ビットからなる。LC115は最大2回のループを前提として2ビットである。
【0017】
<図2の説明>
図2は、図1のより詳細な回路の実現例である。
【0018】
セレクタ114aはPC112の値に従い8個あるIR111の0〜7のいずれかを選択出力する。
【0019】
8個のIR111は各々12ビットの幅を持ち、各ビット111a〜111iは図3に示す意味を持つ。
【0020】
後述のテスト生成アルゴリズムの理解を容易にするため、この機械語表現の命令を図4のようなニモニック表現で示すことにする。
【0021】
選択されたIR111の2ビットの命令ビットINS0およびINS1ビット111aはその命令の種類を命令デコーダ114bでデコードされ、書き込み命令では書き込みインジケータW106、読み込み命令では読み込みモードインジケータR105、NOPおよびLOOP命令では、マスクモードインジケータM107が各々1となる。
【0022】
LC115はDEC端子が1のときTCに同期してデクリメント処理を行い、内容が0になるとZERO端子が1となる。
【0023】
従って、LOOP命令ではLC115のDEC端子が1となり、TCの印加に同期してLCの値がデクリメントされる。
【0024】
選択されたIR111のAC選択ビット111bの値でアドレス処理器114c内のセレクタは、指示されたAC0またはAC1を選択する。さらに、この結果は、選択されたIR111の補数アドレス指示ビット111eの値が0あるいは1により、114c内の補数器が各々非補数あるいは補数値に変更されて端子A108に出力される。
【0025】
AC116はINC端子が1のときTCに同期してインクリメント処理を行い、インクリメント処理でオーバーフローすると、また、0に戻るものである。
【0026】
従って、選択されたIR111のAC0加算ビット111cの値が0または1かにより、TCの印加に同期してAC0は各々現在の値を保持またはインクリメントする。
【0027】
また、選択されたIR111のAC1加算ビット111dの値が0または1かにより、TCの印加に同期してAC1は各々現在の値を保持またはインクリメントする。
【0028】
選択されたIR111のDR反転指示ビット111fの値は0か1かにより、114d内のセレクタが現在のDRの値の非反転か反転値を選択し、その結果が、TCの印加に同期してDRに記憶される。
【0029】
WC118は、DEC端子が1のときTCの印加に同期してデクリメント処理を行い、内容が0になるとZERO端子が1となる。
【0030】
従って、選択されたIR111のWC0減算指示ビット111gの値が1の場合、WC0のDEC端子が1となり、TCの印加に同期してWC0の値はデクリメントされる。
【0031】
選択されたIR111のWC1減算指示ビット111hの値が1の場合、WC1のDEC端子が1となり、TCの印加に同期してWC1の値はデクリメントされる。
【0032】
PC112はL端子が1のときTCの印加に同期してD端子の値をロードし、INC端子が1のときはTCの印加に同期してインクリメンタル処理を行う。
【0033】
選択されたIR111のWC0減算指示ビット111gの値が1でかつ現在のWC0が0であることを示すWC0のZERO出力端子が1、あるいは、選択されたIR111のWC1減算指示ビット111hの値が1でかつ現在のWC1が0であることを示すWC1のZERO出力端子が1の少なくともいずれか1つが成り立つとき、ワークカウンタ処理器114e内のORゲートの非反転出力は1となり、PCのINC端子が1となるので、TCの印加に同期してPCの値はインクリメントされる。
【0034】
選択されたIR111のWC0減算指示ビット111gの値が0または現在のWC0のZERO出力端子が0、かつ、選択されたIR111のWC1減算指示ビット111hの値が0または現在のWC1のZERO出力端子が0が同時に成り立つとき、ワークカウンタ処理器114e内のORゲートの反転出力が1となり、PCのL端子が1となるので、TCの印加に同期して選択されたIR111の次の実行ステップno.ビット111iの3ビットの値がPCにロードされる。
【0035】
なお、本図では、その接続の図示を省略しているが、テストパタン生成回路100内部のすべてのFFは、よく知られているシフトスキャン構造を持っており、SC102に同期してSI103からのスキャンインおよびSO110へのスキャンアウトが可能である。
【0036】
かかる、回路の実現は数100ゲート程度で実現でき、汎用のMPU等を使用する場合に比べれば大幅に少ない回路規模ですむ。
【0037】
<図4 パラメタの説明>
図4の命令仕様の中で使用している記号パラメタのうち、P0は各命令につけた0からのステップ番号である。P1はアドレスカウンタ(AC)を指示する。ただし、反転記号(〜)が付いている場合は、ACの補数値を示す。この補数値は、ACの示す値が昇順の値を採るとき、実際にメモリに与えられるアドレスが降順の値を採ることを意味する。P2はデータの編集(この実施例では反転)の有無を指示する。P3は、インクリメント対象のACを指示する。P4はデクリメント対象のワークカウンタ(WC)を指示する。P5は次に処理するステップ番号を指示する。
【0038】
<図4 命令の説明>
WT命令はテスト対象メモリに対し、P1の示す現在のACが示すアドレスに、現在のDRのデータを書き込む、また、後述の命令共通処理を行う。RD命令はテスト対象メモリに対し、P1の示す現在のACが示すアドレスのデータを読み出し、現在のDRのデータを期待値として比較し、また、後述の命令共通処理を行う。NP命令はテスト対象メモリに対するアクセスは行わず、後述の命令共通処理のみを行う。LP命令はNO命令と同じく命令共通処理を行い、さらに、ループカウンタ(LC)のデクリメント処理を行う。この結果LCが0であると処理の終了を示すE信号を真(1)とする。全ての命令に共通の処理としてP2指示に従うデータの編集、P3に従うACのインクリメント、P4に従うWCのデクリメントが行われる。WCのデクリメント指示があった場合、該WCが本命令実行時に0ならばプログラムカウンタ(以下PCと呼ぶ)は現在のPCの内容+1となり、でなければ、P5がPCに代入される。
【0039】
<処理手順>
本実施例における回路動作の処理手順としては、最初にテスト生成の準備として、テストパタン生成器の全てのFFがスキャン動作により初期化される。この時、アドレスレジスタは0、ワークカウンタは最大ワードアドレスである3、プログラムカウンタは0とされる。ループカウンタは、今回は2を設定する。この後、実際のテストクロックが送出されると、テスト生成動作となる。最後に、テスト生成回路からE信号に1が送出されるとテストエンドである。
【0040】
<図5、図6 マーチプログラムの説明>
より、具体的な説明として、図5のマーチプログラムを例に回路動作を説明する。
【0041】
図5のマーチプログラムの機械語は、
ステップ0がINC<0−1>=’00’、SAC=’0’、
INC0=’1’、INC1=’0’、CA=’0’、INVD=’1’、
DW0=’1’、DW1=’0’、NS<0−2>=’000’、
ステップ1がINC<0−1>=’01’、SAC=’0’、
INC0=’1’、INC1=’0’、CA=’0’、INVD=’1’、
DW0=’1’、DW1=’0’、NS<0−2>=’001’、
ステップ2がINC<0−1>=’11’、SAC=’0’、
INC0=’0’、INC1=’0’、CA=’0’、INVD=’1’、
DW0=’0’、DW1=’0’、NS<0−2>=’000’、
となる。
【0042】
回路動作は、まず初期値として、AC0=AC1=PC=0、WC0=WC1=3、LC=2、DR=’00’を設定する。この初期値は、TCを0の状態でSI103端子に回路100内のFFのシフト順序を考慮したデータを順次設定しSC102を印加していくことによって設定できることは公知の技術として容易に理解できるであろう。その後、図6の順序でTCに同期して図6に示すごとく処理が実行される。なお、図6は、1行目に前記初期状態を、2行目以降にTC101に同期したサイクルごとの処理順序で、被テスト対象メモリへのアクセスの種類、アクセスするアドレスおよびそのアドレスを決めるAC、以下、AC0、AC1、DR、WC0、WC1、PC、LCの値を記述している。AC0からLCについては、各行の上段にTC印加前、下段にTC印加後の値を示している。
【0043】
この例ではAC0とWC0を利用して単純なくり返しを行いながら、しかも、各サイクルでデータの反転を実現している。このように、カウンタとデータ編集とループを巧みに使うことにより、わずか、3ステップの命令でマーチテスト生成が記述できている。
【0044】
<図7、図8 ギャロッピングプログラムの説明>
もう少し、複雑な例として図7のギャロッピングプログラムの場合の動作を図8を用いて説明する。初期値としては、マーチの場合と同様AC0=AC1=PC=0、WC0=WC1=3、LC=2、DR=’00’を設定する。図8は、図6とほぼ同じだが、紙面の関係で、DRとLCの欄については処理順序1〜38対応の値をA欄に39〜76対応の値をB欄に記載した。他の欄は、処理順序1〜38対応の値と39〜76対応の値は同じであるため片方で代表している。図8の処理順序1〜4では、マーチ同様AC0とWC0を用いて全アドレスを0クリアしている。処理手順5でDRを反転した後、手順6〜38では、AC0,AC1、WC0,WC1を工夫して使用することによって、主アドレス(Xとする)を0〜3へ変化させながら、その中で各Xについて従アドレス(Yとする)をX+1〜X−1まで変化させるような、複雑なフローを実現している。ただし、ここでアドレスのインクリメントは0、1、2、3、0、1、というようにサイクリックであることを前提にしている。本実施例によればこのような複雑なフローもわずか7ステップの命令で記述できている。しかも、テスト生成器のハードウェアを変更することなく、命令語の変更を含めた、初期設定だけで、生成されるテストパタンを変更できている。他にも、類似の手法のプログラムを書くことで、ウォーキングパタン等も発生できる。このことは、ハードに変更を加えることなく、チップ作成後にかなり複雑なパタン生成アルゴリズムをプログラムできることを示しており、本発明の重要な特徴の一つである。
【0045】
また、さらに、ループカウンタ(LC)のビット幅および値をもっと大きくすれば、必要回数だけループを回してのバーンインもできる。
【0046】
あるいは、同じくバーンインテストの目的などで、特定の信号がくるまで、LCをデクリメントしない等の回路変更をくわえることも可能である。
【0047】
また、さらには、本実施例は、ワードアドレス数が2のべき乗の例であったが、そうでない場合は、カウンタの内容をワードアドレスと比較する回路を追加する、あるいは、あらかじめ最大アドレスを格納しておいてデクリメント結果が0となることを判定するなどの対策をとればよい。
【0048】
データの編集方法として、本実施例では、反転回路を取り上げたが、メモリテスト側の要請により、サイクル毎にシフトさせるようなパタンも場合により必要となるかも知れない。このような場合には、命令語の中に、データ編集の種類を表現するビットを追加することも可能である。
【0049】
本発明の第二の実施例として、BIST環境下でのメモリ用テストパタン生成器として利用する場合の回路接続例を図9に示す。テストパタン生成器100は被テスト対象であるメモリ208と同一のチップ200上に埋設され、チップのテスト制御回路201の管理下に置かれる。被テストメモリとは通常論理動作時のREAD信号202とテスト時READ信号、通常論理動作時のWRITE信号203とテスト時WRITE信号、通常論理動作時のアドレス信号204とテスト時アドレス信号、通常論理動作時のデータ信号205とテスト時データ信号がテスト時に各々テスト側信号を選択するようなマルチプレクサ207を介して接続されている。また、メモリ出力結果はそのファンアウト信号をテスト生成器の出力するデータ信号と比較器210で比較する接続となっている。さらに、テスト生成器の出力するマスク信号はこの比較器210の出力結果を無条件一致とさせるべく働く。テスト制御回路201は、チップ200のテスト用入力ピン群211により外部から動作を制御され、また、その結果が、テスト用出力ピン群212に出力される。典型的な例では、入力ピン群211は、そのまま、テストパタン生成回路100の101、102、103、104、およびMUX207の選択信号206と接続し、また、出力ピン群212がテストパタン生成回路100のテスト終了インジケータE104および比較器210の出力211と直結させればよい。この接続の場合、テストパタン生成回路100の動作は、前記実施例1と同様であり、本実施例では、初期状態設定後に、206をテスト論理選択側に設定しておくこと、および、比較器が211で不一致を報告するかどうかを212で監視することだけが変わる。
【0050】
なお、比較器の出力結果を、制御回路内に蓄積して、テスト終了後に観測するなどの手段も可能である。
【0051】
本実施例では、典型的な例を示したが、他にも、本発明の範囲内で、例えば、テスタのテストパタン発生回路として本回路を利用すること、あるいは、テスタとの接続冶具上に本回路を利用すること、本回路を、テスト対象メモリとは別のチップに搭載して、他のチップ上のメモリをテストすること等もできる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明を用いれば、メモリテストにおける前記従来技術の問題点を解決し、BISTに好適なコンパクトでプログラマブルな高速メモリ用テストパタン生成回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4ワード×2ビットのSRAM向けのテストパタン生成回路の概略ブロック図である。
【図2】4ワード×2ビットのSRAM向けのテストパタン生成回路のより詳な回路構成を示すブロック図である。
【図3】図1、図2の回路を動作させる機械命令語の構成ビットの仕様である。
【図4】図3機械命令をニモニック命令語表現したときの仕様である。
【図5】図4のニモニック命令で表現したマーチパタン生成プログラムの記述例である。
【図6】図5のプログラムの実行をステップ毎の内部状態を含めてトレースした動作例である。
【図7】図4のニモニック命令で表現したギャロッピングパタン生成プログラムの記述例である。
【図8】図7のプログラムの実行をステップ毎の内部状態を含めてトレースした動作例である。
【図9】実施例として、BIST環境下でのメモリ用テストパタン生成器として利用する場合の回路接続例である。
【符号の説明】
100…テストパタン生成回路、 101…テストクロック(TC)、
102…スキャンクロック(SC)、 103…スキャンインデータ(SI)、
104…テスト終了インジジケータ(E)、
105…読み込みモードインジケータ(R)、
106…書き込みインジケータ(W)、
107…マスクモードインジケータ(M)、
108…アドレス出力(A)、 109…データ出力(D)、
110…スキャンアウトデータ(SO)、
111…命令レジスタ(IR)、 111a…命令(INS<0−1>)、
111b…AC選択(SAC)、 111c…AC0加算(INC0)、
111d…AC1加算(INC1)、 111e…補数アドレス指示(CA)、
111f…DR反転指示(INVD)、111g…WR0減算(DW0)、
111h…WR1減算(DW1)、
111i…次実行ステップ番号(NS<0−2>)、
112…プログラムカウンタ(PC)、
113…最大ワードアドレス格納レジスタ、
114…制御回路(CL)、 114a…セレクタ、
114b…命令デコーダ、 114c…アドレス処理器、
114d…データ処理器、 114e…ワークカウンタ処理器、
115…ループカウンタ(LC)、 116…アドレスカウンタ(AC)、
117…データレジスタ(DR)、 118…ワークカウンタ(WC)、
118a…ワークカウンタ(WC0)、118b…ワークカウンタ(WC1)、
200…チップ、
201…チップテスト制御回路、
202…通常論理動作時のREAD信号、
203…通常論理動作時のWRITE信号、
204…通常論理動作時のアドレス信号、
205…通常論理動作時のデータ信号、 206…テストモード信号、
207…マルチプレクサ、 208…被テストメモリ、
209…メモリ出力、 210…比較器、
211…比較結果、 212…テスト用入力ピン群、
213…テスト用出力ピン群。

Claims (2)

  1. 複数の命令レジスタと、
    命令セレクタと、
    命令デコーダと、
    プログラムカウンタと、
    ワークカウンタと、
    格納するアドレスをアドレス信号としてメモリへ出力するアドレスカウンタと、
    格納するデータをデータ信号として前記メモリへ出力するデータレジスタとを有し、
    前記各命令レジスタは、WT命令、RD命令、NO命令、LP命令の何れか一を格納するものであって、
    前記セレクタは、前記プログラムカウンタの値に従い、前記命令レジスタの前記命令を前記デコーダへ選択出力するものであって、
    前記命令デコーダは、前記命令をデコードするものであって、
    前記命令デコーダが前記WT命令をデコードした場合には、前記データレジスタのデータを前記アドレスカウンタの示すアドレスへ書き込み、前記データレジスタのデータの編集、前記アドレスカウンタのインクリメント、前記ワークカウンタのデクリメントが行われるものであって、
    前記命令デコーダが前記RD命令をデコードした場合には、前記アドレスカウンタの示すアドレスからデータを読み出し、期待値と比較し、前記データレジスタのデータの編集、前記アドレスカウンタのアドレスのインクリメント、前記ワークカウンタのデクリメントが行われるものであって、
    前記命令デコーダが前記NO命令をデコードした場合には、前記データレジスタのデータの編集、アドレスカウンタのアドレスのインクリメント、前記ワークカウンタのデクリメントが行われるものであって、
    前記命令デコーダが前記LP命令をデコードした場合には、前記ループカウンタのデクリメントが行われるものであって、
    前記ワークカウンタのデクリメント際に、前記ワークカウンタの値が0の場合には、前記プログラムカウンタの値をインクリメントし、0以外の場合は前記命令に処理する命令を格納する前記命令レジスタを指定するステップ番号前記プログラムカウンタへ代入するものであって、
    前記ループカウンタの値が0の場合に、テストを終了するものであって、
    外部から直接又は間接に、前記命令レジスタ内の命令が設定されることを特徴とするテストパタン生成回路。
  2. 請求項1記載のパタン生成回路において
    ータセレクタを有し、
    前記データレジスタのデータの編集に際し、前記データセレクタが、前記データレジスタの値又はその反転値を、前記データレジスタへ選択出力することを特徴とするテストパタン生成回路。
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