JP3949338B2 - Optical connector assembly equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複数の光ファイバを並設してなる光ファイバテープをフェルールに挿入固定して、光コネクタを組立るために用いられる光コネクタ組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光通信用として、MT(Mechanical Transferable)コネクタと呼ばれる光コネクタが一般的に用いられている。MTコネクタは、図6に示すように、複数の光ファイバ9を並設してなる光ファイバテープ(光ファイバテープ心線)12を、フェルール8に挿通固定して形成されている。フェルール8の接続端面15側には、光ファイバ9を挿通する光ファイバ挿通孔13が複数(同図では4個)形成されており、光ファイバ挿通孔13の内径は光ファイバ9の径とほぼ同じ大きさに形成されている。光ファイバ挿通孔13に挿通された光ファイバ9の接続端面(先端面)は、フェルール8の接続端面15とほぼ同一面に研磨されている。
【0003】
図7の(a)〜(c)には、従来の一般的なMTコネクタの組立工程が、図6のA−A方向の断面図により示されており、図7の(d)には、フェルール8を図6のB−B方向で切断したときの断面図が示されている。図7の(a)、(d)に示すように、前記フェルール8には、前記光ファイバ挿通孔13に連通して、該光ファイバ挿通孔13に対応する光ファイバ配列溝7が形成されている。なお、光ファイバ配列溝7は、U字形状またはV字形状を呈しており、同図の(a)〜(c)に示されている光ファイバ配列溝7は、光ファイバ配列溝7の底面を示している。
【0004】
光ファイバ配列溝7の形成部に連通し、段部16を介してテープ挿入部17が形成されている。また、テープ挿入部17に連通して、テープ挿入部17よりも径が大きいブーツ挿入部18が形成されており、フェルール8の上面側には、接着剤注入穴19が形成されている。
【0005】
MTコネクタを組み立てるときには、図7の(a)に示すように、光ファイバテープ12の被覆を除去して、適宜の長さの光ファイバ(裸光ファイバ)9を露出させ、光ファイバテープ12の被覆部にブーツ25を取り付けた状態とする。そして、この光ファイバテープ12をフェルール8のブーツ挿入部18側から手作業により挿入し、光ファイバ9を光ファイバ配列溝7の底面に沿わせて挿入する。そうすると、同図の(b)に示すように、光ファイバ9は、光ファイバ配列溝7に連通した光ファイバ挿通孔13に挿通され、光ファイバ9の先端側がフェルール8の接続端面15より突出した状態となる。
【0006】
また、このとき、光ファイバテープ12の被覆部は前記テープ挿入部17に挿入され、ブーツ25は前記ブーツ挿入部18に挿入される。この状態で、フェルール8の接着剤注入穴19からエポキシ系接着剤等の接着剤を注入し、この接着剤を硬化させることによって、光ファイバテープ12をフェルール8に固定する。その後、フェルール8の接続端面15から突出している光ファイバ9を研磨し、同図の(c)に示すように、光ファイバ9の先端面とフェルール8の接続端面15とがほぼ同一面となるようにする。
【0007】
上記のような光コネクタの組立作業は、MTコネクタの組立作業として一般に行われているものであり、光コネクタ組立作業は工場で行われることもあるし、架空等の作業場所で行われることもある。なお、上記のように光コネクタを組み立てると、図7の(c)のような研磨作業には時間がかかる。そこで、近年、予め光ファイバ9の露出長さを切り揃えたうえで、光ファイバテープ12をフェルール8内に挿入して接着させる作業も行なわれるようになってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の光コネクタの組み立て作業において、光ファイバ9をフェルール8内に挿入した際に、光ファイバ9の先端がフェルール8の段部16にぶつかり、光ファイバ9の先端が損傷する虞があると共に、光コネクタ組立作業が煩雑となっていた。
【0009】
特に、架空などの作業しにくい作業場所において光コネクタの組み立てを行なう作業は大変な困難を伴うため、短時間で作業性良く光コネクタの組立を行なえることが求められていた。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、光コネクタ組立に際して光ファイバ研磨等を行なうための長い時間を要することなく、短時間で作業性良くMTコネクタ等の光コネクタを正確に組み立てることができる光コネクタ組立装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、光ファイバ配列溝を備えたフェルールをセットするフェルールセットステージを有し、該フェルールセットステージに対向させて、1本以上の光ファイバを並設してなる光ファイバテープの接続端面側を前記フェルールセットステージ側に向けてセットする光ファイバセットステージが配設されており、前記フェルールセットステージは該フェルールセットステージにセットされるフェルールの光ファイバ配列溝の配列方向を軸として傾動自在に設けられており、前記フェルールセットステージはベース上に配設されており、該ベースには揺動支点が軸支されて該揺動支点を中心とする揺動操作によって前記フェルールセットステージの傾動を行なう傾動操作部と該傾動操作部に連係し前記フェルールセットステージを支持する台座部とが設けられて、該台座部は前記傾動操作部の揺動操作によって、前記フェルールセットステージにセットされるフェルールの光ファイバ配列溝長手方向にスライド移動自在に設けられており、前記フェルールセットステージには前記台座部に支持される係合部が設けられており、該係合部と前記台座部の少なくとも一方側には、前記傾動操作部の揺動操作によって前記台座部をスライド移動させることにより前記フェルールセットステージを傾動させる傾動カム面が形成されている構成をもって課題を解決する手段としている。
【0014】
さらに、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記傾動操作部はスライドガイド面に沿って揺動移動する構成と成し、前記スライドガイド面の一端側にはフェルールセットステージが非傾動状態にある水平位置よりも斜め下方側に傾動するように前記傾動操作部を揺動させる下方傾動ガイド区間が設けられ、前記スライドガイド面の他端側には前記フェルールセットステージが前記水平位置よりも斜め上方側に傾動するように前記傾動操作部を揺動させる上方傾動ガイド区間が設けられており、該上方傾動ガイド区間と前記下方傾動ガイド区間との間には前記フェルールセットステージの上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感をクリック感によって与える段部が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
【0015】
上記構成の本発明において、光ファイバ配列溝を備えたフェルールをセットするフェルールセットステージと、光ファイバテープの接続端面側を前記フェルールセットステージ側に向けてセットする光ファイバセットステージとが配設され、フェルールセットステージは該フェルールセットステージにセットされるフェルールの光ファイバ配列溝の配列方向を軸として傾動自在に設けられているので、例えば、前記フェルールセットステージにセットされるフェルールの光ファイバ配列溝形成面を前記光ファイバセットステージにセットされる光ファイバテープのフェルールへの挿入方向に対して斜めに傾斜させることが行なわれる。
【0016】
そのため、フェルールセットステージにフェルールをセットし、フェルールセットステージが非傾動状態にある水平位置よりも斜め下方側にフェルールセットステージを傾動することによって、フェルールの光ファイバ配列溝形成面をフェルールに挿入される光ファイバの挿入方向に対して斜め下方側に傾けることができる。そして、この状態で光ファイバをフェルールに挿入すると、光ファイバ配列溝が前記光ファイバの下側に配置され、この状態で、フェルールセットステージを前記水平位置よりも斜め上方側に傾動すると、光ファイバ配列溝を光ファイバの下側から光ファイバに近づけて光ファイバを光ファイバ配列溝に挿入することが可能となる。
【0017】
以上のようにすれば、光ファイバ先端を傷つけずに、的確に光ファイバをフェルールの光ファイバ配列溝に挿入することができるので、光ファイバテープをフェルールに挿入した時に光ファイバの先端面とフェルールの接続端面とがほぼ一致するように、予め光ファイバの露出長さを形成して光ファイバテープをフェルールに挿入固定することが可能となり、例えば従来の光コネクタ組立において一般に行われていた光ファイバ先端面の研磨作業も省略できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。図1には、本発明に係る光コネクタ組立装置の一実施形態例が示されている。なお、同図の(a)には、本実施形態例の光コネクタ組立装置の平面図が示されており、同図の(b)には、その側面図が示されている。
【0019】
本実施形態例の光コネクタ組立装置は、図7に示したような、光ファイバ配列溝7を備えたフェルール8に、1本以上(通常、複数)の光ファイバ9を並設してなる光ファイバテープ(光ファイバテープ心線)12を挿入固定して光コネクタを組み立てるときに用いられるものであり、図1に示されるように、フェルール8をセットするフェルールセットステージ6がベース1上に配設されている。また、該フェルールセットステージ6に対向させて、光ファイバテープ12の接続端面側を前記フェルールセットステージ6側に向けてセットする光ファイバセットステージ11が前記ベース1上に配設固定されている。
【0020】
前記フェルールセットステージ6の一端側には、フェルール8をセットするフェルールセット部10が設けられている。本実施形態例の特徴的なことは、フェルールセットステージ6が、該フェルールセットステージ6にセットされるフェルール8の光ファイバ配列溝7の配列方向(図のX方向)を軸として、図のθ方向に傾動自在に設けられていることである。具体的には、フェルールセットステージ6の傾動によって、フェルールセットステージ6にセットされるフェルール8の光ファイバ配列溝7の形成面を、前記光ファイバセットステージ6にセットされる光ファイバテープ12のフェルール8への挿入方向に対して斜めに傾斜させる首振り機構が設けられている。
【0021】
図2に示すように、前記ベース1には揺動支点31が固定されている。また、ベース1には揺動支点31を支点として揺動する揺動シャフト32が揺動自在に軸支されており、揺動シャフト32の端側には操作レバー30が設けられている。操作レバー30は、前記揺動支点31を中心とする揺動操作によって前記フェルールセットステージ6の傾動を行なう傾動操作部として機能する。操作レバー30はベース1に設けられたスライドガイド面33に沿って揺動移動し、フェルールセットステージ6にセットされるフェルール8の光ファイバ配列溝7の長手方向(図のZ方向)にスライド移動する構成と成している。
【0022】
前記揺動シャフト32には、台座支持ピン39を介して台座部2が設けられており、台座部2は前記操作レバー30に連係している。台座部2は台座部スライドガイド38にスライド自在に嵌合しており、台座部2は前記操作レバー30の揺動操作によって、フェルールセットステージ6にセットされるフェルール8の光ファイバ配列溝7の長手方向(図のZ方向)にスライド移動自在に設けられている。
【0023】
また、図1の(b)に示すように、台座部2は前記フェルールセットステージ6を支持しており、台座部2は、2つのテーパ面3,4と、テーパ面3,4に挟まれた平坦面23とを有している。前記フェルールセットステージ6には、台座部2に支持される係合部としてのステージ支持ピン5が台座部2側に向けて突出して設けられており、このステージ支持ピン5の先端が、台座部2のテーパ面3,4と平坦面23の何れかの面に当接した状態で、フェルールセットステージ6が台座部2に支持される構成と成している。
【0024】
また、本実施形態例では、ステージ支持ピン5が台座部2のテーパ面3,4と平坦面23の何れの面によって支持されるかによって、フェルールセットステージ6の傾きが異なるように構成されており、台座部2のテーパ面3,4および平坦面23は、前記操作レバー30の揺動操作によって台座部2をスライド移動させることにより、前記フェルールセットステージ6を傾動させる傾動カム面と成している。
【0025】
すなわち、本実施形態例において、図2の(a)に示すように、ステージ支持ピン5が台座部2のテーパ面4に支持されているときには、図3の(a)に示すように、フェルールセットステージ6が、図3の(c)に示した非傾動状態にある水平位置よりも斜め下方側に傾動する。
【0026】
また、図2の(b)に示すように、ステージ支持ピン5が台座部2のテーパ面3に支持されているときには、図3の(b)に示すように、フェルールセットステージ6が前記水平位置よりも斜め上方側に傾動する。そして、図2の(c)に示すように、ステージ支持ピン5が台座部2の平坦面23に支持されているときには、図3の(c)および図1の(b)に示すように、フェルールセットステージ6が前記水平位置となる。
【0027】
このように、本実施形態例では、操作レバー30の揺動操作に対応させて台座部2を揺動させ、台座部2とステージ支持ピン5との係合形態(ステージ支持ピン5が、台座部2のテーパ面3,4、平坦面23の何れの面で支持されるか)を可変することにより、フェルールセットステージ6を図のθ方向に傾動する構成と成しており、本実施形態例において、前記首振り機構は、前記操作レバー30、台座部2、ステージ支持ピン5を有して構成されている。
【0028】
また、図1の(a)および図2に示すように、前記スライドガイド面33の一端側には、フェルールセットステージ6が非傾動状態にある水平位置よりも斜め下方側に傾動するように前記操作レバー30を揺動させる下方傾動ガイド区間35が設けられ、前記スライドガイド面33の他端側には前記フェルールセットステージ6が前記水平位置よりも斜め上方側に傾動するように操作レバー30を揺動させる上方傾動ガイド区間34が設けられている。
【0029】
また、該上方傾動ガイド区間34と前記下方傾動ガイド区間35との間には、前記フェルールセットステージ6の上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感(すなわち、フェルールセットステージ6が前記水平位置にある感覚)をクリック感によって与える段部としての凹部36が設けられている。また、前記上方傾動ガイド区間34と下方傾動ガイド区間35には、それぞれ、その中央部にライン37が形成されている。
【0030】
図1に示すように、前記フェルールセットステージ6には、前記フェルールセット部10と間隔を介して、ダミーフェルール取り付け部22が対向配置されている。ダミーフェルール取り付け部22にはダミーフェルール移動操作部26が連係して設けられており、ダミーフェルール取り付け部22とダミーフェルール移動操作部26は、フェルールセットステージ6の長手方向にスライド移動自在と成している。
【0031】
ダミーフェルール取り付け部22にはダミーフェルール20が取り付けられ、ダミーフェルール20の接続端面27側には、2本の位置決めピン21が先方側に向けて突出して設けられている。ダミーフェルール20は、フェルール8に挿入されている光ファイバ9の先端を揃える光ファイバ位置調整治具として機能するものである。
【0032】
すなわち、本実施形態例において、ダミーフェルール移動操作部26の操作によって、ダミーフェルール20をスライド移動させ、図1の(b)の鎖線に示すように、前記フェルールセット部10にセットされるフェルール8の接続端面15にダミーフェルール20の接続端面27を突き当てると、ダミーフェルール20の接続端面27側に複数設けられたダミー光ファイバ(図示せず)がフェルール8に挿入された光ファイバ9の先端を押して、光ファイバ9の先端が揃えられるようになっている。
【0033】
なお、前記ダミー光ファイバは、フェルール8の光ファイバ挿通孔13の形成位置に対応させて設けられており、ダミー光ファイバの先端面はダミーフェルール20の接続端面27よりも例えば約2μm突出して設けられている。また、ダミーフェルール20に設けられている位置決めピン21は、ダミーフェルール20がフェルール8に突き当てられる際に、フェルール8に設けられている位置決めピン嵌合穴(図示せず)に挿入嵌合される。
【0034】
本実施形態例は以上のように構成されており、次に、本実施形態例の光コネクタ組立装置を用いた光コネクタ組立動作について説明する。前記の如く、フェルールセットステージ6は図1の(b)のθ方向に傾動自在に設けられている。そして、図1および図2の(c)に示すように、操作レバー30がスライドガイド面33の凹部36に嵌合し、前記ステージ支持ピン5が台座部2の平坦面23上に支持されている状態において、フェルールセットステージ6は非傾動状態にある。前記フェルール8は、例えばこの状態で、フェルールセットステージのフェルール取り付け部10に取り付けられる。
【0035】
また、前記光ファイバセットステージ11には、例えば図5の(c)、(d)に示すようにホルダ40に保持された光ファイバテープ12が、図1の(b)に示すようにセットされる。なお、光ファイバテープ12を光ファイバセットステージ11にセットする前に、まず、例えば、図5の(a)に示すようにホルダ40に保持し、同図の(b)に示すように、光ファイバテープ12の先端側の被覆を適宜の長さだけ除去し、適宜の長さの光ファイバ9を露出させる。
【0036】
その後、同図の(c)に示すように、ファイバカッター等を用いて光ファイバ9の先端側を切断することで、光ファイバテープ12をフェルール8に挿入したときに、光ファイバ9の先端がフェルール8の接続端面15とほぼ同一面となる長さ(図のAに示す長さ)に光ファイバ9の露出長さを形成する。また、ファイバカッターを用いて光ファイバ9の先端を切断することにより、光ファイバ9の先端面を鏡面とする。
【0037】
上記のようにして形成した光ファイバテープ12を、ホルダ40に保持した状態で光ファイバセットステージ11にセットし、前記の如くフェルール8をフェルールセットステージ6のフェルールセット部10にセットした後、図2の(a)に示すように、操作レバー30を図の右側に揺動させる。
【0038】
そうすると、操作レバー30はスライドガイド面33の下方傾動ガイド区間35に沿って図の右側にスライド移動し、この操作レバー30の揺動によって、前記台座部2は前記台座スライドガイド38に沿って図の右側にスライド移動し、前記ステージ支持ピン5が台座部2のテーパ面4上に支持される。
【0039】
そして、図3の(a)に示すように、フェルールセットステージ6が前記水平位置(図1の(b)参照)よりも斜め下方側に傾動し、前記フェルールセット部10にセットされたフェルール8の光ファイバ配列溝7の形成面は、図4の(a)に示すように、光ファイバ9の挿入方向に対して斜め下方側に傾斜する。そうすると、フェルール8の光ファイバ配列溝7は、フェルール8に挿入される光ファイバ9の下側に配置されるので、この状態で光ファイバ9を光ファイバ配列溝7の形成部の上側に挿入する。
【0040】
次に、この状態で、図2の(b)に示すように、前記操作レバー30を図の左側に揺動させ、凹部36を通り越して上方傾動ガイド区間34に沿って移動させる。そうすると、この操作レバー30の揺動によって、前記台座部2は前記台座スライドガイド38に沿って図の左側にスライド移動し、前記ステージ支持ピン5が台座部2のテーパ面3上に支持される。
【0041】
そして、図3の(b)に示すように、フェルールセットステージ6が前記水平位置よりも斜め上方側に傾動し、図4の(b)の矢印Aに示すように、光ファイバ配列溝7が光ファイバ9の下側から光ファイバ9に近づき、光ファイバ配列溝7に光ファイバ9が挿入される。また、このとき、光ファイバ9には、光ファイバ配列溝7側から光ファイバ9側に向けた力(矢印A方向の力)が加えられるため、光ファイバ9が光ファイバ配列溝7から外れることが抑制され、この状態で、光ファイバ9をフェルール8の接続端面15側に移動させると、光ファイバ9は、光ファイバ配列溝7に連通した光ファイバ挿通孔13にスムーズに挿入される。
【0042】
その後、図2の(c)、(d)に示すように、操作レバー30をスライドガイド面33の凹部36に嵌合すると、前記ステージ支持ピン5が台座部2の平坦面23上に支持され、フェルール8の光ファイバ配列溝7の形成面は、光ファイバ9の挿入方向に対して水平な状態となる。なお、上記動作を分かりやすくするために、図4の(a)、(b)には、フェルール8の傾きを実際の傾きよりも大きく示した。
【0043】
上記のようにして光ファイバテープ12をフェルール8に挿入し、光ファイバテープ12の光ファイバ9をフェルール8の光ファイバ配列溝7および光ファイバ挿通孔13に挿入し、フェルール8を水平に戻したら、前記ダミーフェルール移動操作部26を操作して、図1の(b)の鎖線に示すように、ダミーフェルール20をフェルール8に突き当てる。こうすると、フェルール8に挿入された光ファイバ9の先端面が、ダミーフェルール20のダミー光ファイバによって押され、フェルール8の接続端面15よりも約2μm内側に入った状態となる。
【0044】
この状態で、フェルール8の接着剤注入穴19から瞬間接着剤を注入して硬化させると、瞬時に光ファイバテープ12がフェルール8に固定され、光コネクタが組み立てられる。
【0045】
本実施形態例によれば、上記のように、操作レバー30の揺動操作によって傾動するフェルールセットステージ6を設けて光コネクタ組立装置を構成し、フェルール8へ光ファイバ9を挿入するときに、フェルール8の光ファイバ配列溝7の形成面を光ファイバ9の挿入方向に対して斜め下方側に傾斜させることで、光ファイバ配列溝7を光ファイバ9の下側に配置し、その後、前記光ファイバ配列溝7の形成面を光ファイバ9の挿入方向に対して斜め上方側に傾斜させることで、光ファイバ9の下側から光ファイバ配列溝7を近づけて光ファイバ9を光ファイバ配列溝7にスムーズに挿入することができる。
【0046】
そのため、本実施形態例の光コネクタ組立装置を適用することにより、上記動作によって、光ファイバ9の先端面に傷をつけること無く光ファイバ9をフェルール8に挿入することができる。したがって、光ファイバ9をフェルール8に挿入したときに光ファイバ9の先端がフェルール8の接続端面15とほぼ一致する長さ(図5のAに示した長さ)に光ファイバ9をファイバカッター等によって切断し、光ファイバ9の先端を鏡面とした状態とし、本実施形態例の光コネクタ組立装置を適用して上記のようにして光ファイバ9をフェルール8に挿入すれば、従来の光コネクタ組立に必須であった光ファイバ9の研磨作業を行なわずに光コネクタを組み立てることができる。
【0047】
したがって、本実施形態例の光コネクタ組立装置を適用すれば、短時間で作業性良く光コネクタ組立を行なうことができ、光コネクタの組立歩留まりを格段に向上させることができる。
【0048】
また、本実施形態例によれば、フェルールセットステージ6の傾動を操作レバー30の揺動操作によってワンタッチで非常に簡単に行なうことができるために、上記動作による光ファイバ9のフェルール8への挿入操作を非常に容易に行なうことができる。
【0049】
さらに、本実施形態例によれば、操作レバー30の操作はスライドガイド面33に沿って行なわれ、スライドガイド面33には、フェルールセットステージ6の上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感をクリック感によって与える凹部36が設けられているために、たとえ光コネクタ組立作業場所が薄暗かったとしても、フェルールセットステージ6が前記水平位置にあるか傾動状態にあるかを、操作レバー30の操作時にクリック感によって感じることができ、操作レバー30の揺動操作によるフェルールセットステージ6の傾動動作をより一層作業性良く行なうことができる。
【0050】
さらに、本実施形態例によれば、前記スライドガイド面33の上方傾動ガイド区間34と下方傾動ガイド区間35にはライン37が形成されており、前記凹部36にはライン37が形成されていないために、フェルールセットステージ6が前記水平位置にあるか傾動状態にあるかを、操作レバー30の操作時に目視によっても確認することができ、操作レバー30の揺動操作によるフェルールセットステージ6の傾動動作をさらにより一層作業性良く行なうことができる。
【0051】
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、操作レバー30はスライドガイド面33に沿って揺動移動する構成とし、スライドガイド面33には上方傾動ガイド区間34と下方傾動ガイド区間35と凹部36とを設けたが、スライドガイド面33の構成は特に限定されるものではなく、適宜設定されるものである。例えば、凹部36の代わりに凸部を設け、この凸部を、フェルールセットステージの上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感をクリック感によって与える段部としてもよい。
【0052】
また、操作レバー30は、必ずしもスライドガイド面33に沿って揺動移動する構成とするとは限らず、ベース1に対し、揺動支点31を支点として揺動自在とすればよい。
【0053】
さらに、上記実施形態例では、台座部2に、操作レバー30の揺動操作によって台座部2をスライド移動させることにより前記フェルールセットステージ6を傾動させる傾動カム面として、2つのテーパ面3,4と1つの平坦面23とを設けたが、上記傾動カム面を台座部2に設ける代わりに、台座部2に係合するステージ支持ピン5等の係合部側に傾動カム面を設けてもよいし、台座部2と係合部の両方に傾動カム面を設けてもよい。
【0054】
さらに、上記実施形態例では、光ファイバ位置調整治具としてダミーフェルール20を設け、フェルール8に挿入された光ファイバ9の先端を、ダミーフェルール20に設けられるダミー光ファイバで押して、光ファイバ9の先端面がフェルール8の接続端面15よりも内側に入る(凹む)ようにしたが、光ファイバ位置調整治具は必ずしもダミーフェルール20とするとは限らず、光ファイバ9の先端面を揃えられる治具であればよい。
【0055】
また、この光ファイバ位置調整治具によって光ファイバ9の先端面を揃える際に、上記実施形態例のように、光ファイバ9の先端面がフェルール8の接続端面15よりも内側に入るようにするとは限らない。すなわち、光ファイバ9の先端面をフェルール8の接続端面15と同一面となるようにしてもよいし、フェルール8の接続端面15よりも多少突出するようにしてもよく、組み立てられる光コネクタの仕様に応じて適宜設定されるものである。
【0056】
さらに、これまでの説明は、上記実施形態例の光コネクタ組立装置をMTコネクタの組立に適用する例について述べたが、本発明の光コネクタ組立装置は、1本の光ファイバを有する光ファイバテープをフェルールに挿入固定して光コネクタを組み立てるときにも適用できるものであり、本発明は、光ファイバ配列溝を備えたフェルールに光ファイバテープを挿入固定して成る様々な光コネクタの組立用に適用できるものである。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、フェルールをセットするフェルールセットステージを傾動自在に設けたものであるから、例えば、前記フェルールセットステージにセットされるフェルールの光ファイバ配列溝形成面を、フェルールに挿入される光ファイバテープのフェルールへの挿入方向に対して斜めに傾斜させることができるので、フェルールを傾け、光ファイバ配列溝をフェルールに挿入される光ファイバの斜め下側に配置することができる。
【0058】
そして、この状態で光ファイバをフェルールに挿入して光ファイバを光ファイバ配列溝の上側に挿入し、その後、フェルールを前記と逆方向に傾けて斜め上方側に傾動すると、光ファイバ配列溝を光ファイバの下側から光ファイバに近づけて、光ファイバ先端を傷つけること無く光ファイバ配列溝に光ファイバを挿入することができる。
【0059】
そのため、本発明の光コネクタ組立装置を適用することにより、フェルールに挿入する光ファイバの先端面を傷つけずにフェルールに挿入することができるので、光ファイバテープをフェルールに挿入したときに光ファイバの先端面とフェルールの接続端面とがほぼ一致するように、予め光ファイバの露出長さを形成して、支障なく光ファイバテープをフェルールに挿入することができる。したがって、本発明を適用することにより、例えば光ファイバテープのフェルールへの挿入後に光ファイバの先端面を研磨することを省略することもでき、短時間で作業性良く光コネクタ組立を行なうことができるので、架空等の作業し難い場所においても、光コネクタを容易に歩留まり良く組み立てることができる。
【0060】
また、フェルールセットステージの傾動を揺動操作によって行なう揺動操作部と揺動操作部に連係した台座部を設けた構成としたので、揺動操作部の操作によって、非常に容易に、作業性良くフェルールセットステージの傾動を行ない、作業性良く光コネクタの組立を行なうことができる。
【0061】
さらに、揺動操作部はスライドガイド面に沿って揺動移動する構成と成し、スライドガイド面に、フェルールセットステージの上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感をクリック感によって与える段部が設けられている構成のものにおいては、フェルールセットステージの上方傾動位置と下方傾動位置との切り換え感をクリック感によって与えることができるために、フェルールセットステージの傾動操作をさらにより一層作業性良く行なうことができ、たとえ薄暗い場所において光コネクタ組立作業を行なう場合でも、容易に光コネクタ組立を行なえるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタ組立装置の一実施形態例を示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例における操作レバー30と台座部2との周辺構造および揺動動作を示す説明図である。
【図3】上記実施形態例における操作レバー30と台座部2の揺動動作に伴うフェルールセットステージ6の傾動動作を示す説明図である。
【図4】上記実施形態例におけるフェルールセットステージ6の傾動動作に伴うフェルール8の傾斜状態と光ファイバ9の挿入動作を断面図により示す説明図である。
【図5】上記実施形態例の装置を用いて光コネクタを組み立てるときに用いられる光ファイバテープの構成を、テープ保持用のホルダと共に平面図(a)〜(c)と側面図(d)により示す説明図である。
【図6】MTコネクタを斜視図によって示す説明図である。
【図7】従来のMTコネクタの組立方法と、フェルールの断面構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 台座部
3,4 テーパ面
5 ステージ支持ピン
6 フェルールセットステージ
7 光ファイバ配列溝
8 フェルール
9 光ファイバ
10 フェルールセット部
11 光ファイバセットステージ
12 光ファイバテープ(光ファイバテープ心線)
13 光ファイバ挿通孔
15 接続端面
16 段部
30 操作レバー
31 揺動支点
33 スライドガイド面
36 凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical connector assembling apparatus used for assembling an optical connector by inserting and fixing, for example, an optical fiber tape formed by arranging a plurality of optical fibers in parallel to a ferrule.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an optical connector called an MT (Mechanical Transferable) connector is generally used for optical communication. As shown in FIG. 6, the MT connector is formed by inserting and fixing an optical fiber tape (optical fiber ribbon) 12 formed by arranging a plurality of
[0003]
FIGS. 7A to 7C show an assembly process of a conventional general MT connector by a cross-sectional view in the AA direction of FIG. 6, and FIG. A cross-sectional view when the
[0004]
A
[0005]
When assembling the MT connector, as shown in FIG. 7A, the coating of the
[0006]
At this time, the covering portion of the
[0007]
The optical connector assembling work as described above is generally performed as an MT connector assembling work, and the optical connector assembling work may be performed at a factory, or may be performed at a working place such as an aerial. is there. When the optical connector is assembled as described above, the polishing operation as shown in FIG. 7C takes time. Therefore, in recent years, an operation of inserting and bonding the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when assembling the conventional optical connector, when the
[0009]
In particular, the work of assembling an optical connector in a work place that is difficult to work, such as aerial, is accompanied by great difficulty, and it has been required to assemble the optical connector in a short time with good workability.
[0010]
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and its object is to provide an MT connector with a short work time and good workability without requiring a long time for optical fiber polishing or the like when assembling an optical connector. It is an object to provide an optical connector assembling apparatus capable of accurately assembling an optical connector such as the above.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration as means for solving the problems. That is, the first invention is an optical fiber tape having a ferrule set stage for setting a ferrule having an optical fiber array groove, and one or more optical fibers arranged in parallel to face the ferrule set stage. An optical fiber set stage for setting the connection end surface side of the ferrule to the ferrule set stage side is disposed, and the ferrule set stage is set to be arranged in the direction of the arrangement of the optical fiber array grooves of the ferrule set on the ferrule set stage. As can be tilted The ferrule set stage is disposed on a base, and a tilting operation is performed by tilting the ferrule set stage by a swinging operation about the swinging fulcrum, with a swinging fulcrum pivotally supported on the base. And a pedestal portion that supports the ferrule set stage and is linked to the tilt operation portion, and the pedestal portion is set on the ferrule set stage by the swing operation of the tilt operation portion. The ferrule set stage is provided with an engaging portion supported by the pedestal portion, and at least one side of the engaging portion and the pedestal portion is provided. A tilting cam that tilts the ferrule set stage by sliding the pedestal part by swinging the tilting operation part. And There is formed It is a means to solve the problem with the configuration.
[0014]
In
[0015]
In the present invention configured as described above, a ferrule set stage for setting a ferrule having an optical fiber array groove and an optical fiber set stage for setting the connection end surface side of the optical fiber tape toward the ferrule set stage are provided. The ferrule set stage is provided so as to be tiltable about the arrangement direction of the optical fiber arrangement groove of the ferrule set on the ferrule set stage. For example, the optical fiber arrangement groove of the ferrule set on the ferrule set stage The forming surface is inclined obliquely with respect to the insertion direction of the optical fiber tape set on the optical fiber set stage into the ferrule.
[0016]
Therefore, by setting the ferrule on the ferrule set stage and tilting the ferrule set stage obliquely below the horizontal position where the ferrule set stage is not tilted, the optical fiber array groove forming surface of the ferrule is inserted into the ferrule. The optical fiber can be inclined obliquely downward with respect to the optical fiber insertion direction. When the optical fiber is inserted into the ferrule in this state, the optical fiber array groove is disposed below the optical fiber. In this state, when the ferrule set stage is tilted obliquely upward from the horizontal position, the optical fiber It is possible to insert the optical fiber into the optical fiber array groove by bringing the array groove closer to the optical fiber from below the optical fiber.
[0017]
By doing so, the optical fiber can be accurately inserted into the optical fiber array groove of the ferrule without damaging the optical fiber tip, so that when the optical fiber tape is inserted into the ferrule, the optical fiber tip surface and the ferrule The exposed length of the optical fiber is formed in advance so that the connection end face of the optical fiber substantially coincides, and the optical fiber tape can be inserted and fixed to the ferrule. For example, an optical fiber generally used in conventional optical connector assembly The tip end surface polishing work can be omitted.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the description of the present embodiment, the same reference numerals are assigned to the same name portions as in the conventional example, and the duplicate description thereof is omitted. FIG. 1 shows an embodiment of an optical connector assembling apparatus according to the present invention. In addition, (a) of the figure shows a plan view of the optical connector assembling apparatus of the present embodiment, and (b) of the figure shows a side view thereof.
[0019]
The optical connector assembling apparatus of this embodiment is an optical device in which one or more (usually a plurality)
[0020]
On one end side of the ferrule set
[0021]
As shown in FIG. 2, a
[0022]
The
[0023]
Further, as shown in FIG. 1B, the
[0024]
In this embodiment, the tilt of the ferrule set
[0025]
That is, in this embodiment, when the
[0026]
As shown in FIG. 2B, when the
[0027]
As described above, in this embodiment, the
[0028]
Further, as shown in FIG. 1A and FIG. 2, the ferrule set
[0029]
Further, between the upward
[0030]
As shown in FIG. 1, a dummy
[0031]
A
[0032]
That is, in this embodiment, the
[0033]
The dummy optical fiber is provided in correspondence with the position where the optical
[0034]
The present embodiment is configured as described above. Next, an optical connector assembling operation using the optical connector assembling apparatus of the present embodiment will be described. As described above, the ferrule set
[0035]
Further, for example, as shown in FIGS. 5C and 5D, the
[0036]
Thereafter, as shown in FIG. 5C, the tip of the
[0037]
The
[0038]
Then, the
[0039]
Then, as shown in FIG. 3A, the ferrule set
[0040]
Next, in this state, as shown in FIG. 2B, the
[0041]
Then, as shown in FIG. 3B, the ferrule set
[0042]
Thereafter, as shown in FIGS. 2C and 2D, when the
[0043]
When the
[0044]
In this state, when an instantaneous adhesive is injected from the
[0045]
According to the present embodiment example, as described above, the ferrule set
[0046]
Therefore, by applying the optical connector assembling apparatus according to this embodiment, the
[0047]
Therefore, if the optical connector assembling apparatus of this embodiment is applied, the optical connector can be assembled with good workability in a short time, and the assembly yield of the optical connector can be remarkably improved.
[0048]
In addition, according to the present embodiment example, the tilting of the ferrule set
[0049]
Furthermore, according to the present embodiment, the
[0050]
Furthermore, according to the present embodiment example, the
[0051]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment example, Various aspects can be taken. For example, in the above-described embodiment, the
[0052]
In addition, the
[0053]
Further, in the above embodiment, the two
[0054]
Furthermore, in the above embodiment, the
[0055]
Further, when aligning the front end surface of the
[0056]
Further, in the above description, the example in which the optical connector assembling apparatus of the above embodiment is applied to the assembly of the MT connector has been described. The optical connector assembling apparatus of the present invention is an optical fiber tape having one optical fiber. The present invention can also be applied when assembling an optical connector by inserting and fixing the optical fiber into the ferrule, and the present invention can be used for assembling various optical connectors formed by inserting and fixing an optical fiber tape into a ferrule having an optical fiber array groove. Applicable.
[0057]
【The invention's effect】
According to the present invention, the ferrule set stage for setting the ferrule is provided so as to be tiltable. For example, the optical fiber array groove forming surface of the ferrule set on the ferrule set stage is inserted into the ferrule. Since the fiber tape can be inclined obliquely with respect to the insertion direction of the fiber tape into the ferrule, the ferrule can be inclined and the optical fiber array groove can be disposed obliquely below the optical fiber inserted into the ferrule.
[0058]
In this state, the optical fiber is inserted into the ferrule, the optical fiber is inserted into the upper side of the optical fiber array groove, and then the ferrule is tilted in the opposite direction and tilted obliquely upward. The optical fiber can be inserted into the optical fiber array groove without being damaged by approaching the optical fiber from the lower side of the fiber.
[0059]
Therefore, by applying the optical connector assembling apparatus of the present invention, the optical fiber inserted into the ferrule can be inserted into the ferrule without damaging the optical fiber, so that when the optical fiber tape is inserted into the ferrule, The exposed length of the optical fiber is formed in advance so that the front end surface and the connection end surface of the ferrule substantially coincide, and the optical fiber tape can be inserted into the ferrule without any trouble. So book invention For example, it is possible to omit polishing the front end surface of the optical fiber after inserting the optical fiber tape into the ferrule, and to assemble the optical connector in a short time with good workability. Even in places where it is difficult to work, the optical connector can be easily assembled with good yield.
[0060]
In addition, a configuration provided with a swing operation portion that tilts the ferrule set stage by a swing operation and a base portion that is linked to the swing operation portion Because By operating the swing operation portion, the ferrule set stage can be tilted very easily with good workability, and the optical connector can be assembled with good workability.
[0061]
Furthermore, the swing operation unit is configured to swing and move along the slide guide surface, and a step portion that gives a feeling of switching between the upward tilt position and the downward tilt position of the ferrule set stage with a click feeling is provided on the slide guide surface. In the structure provided, since it is possible to give a feeling of switching between the upward tilting position and the downward tilting position of the ferrule set stage with a click feeling, the tilting operation of the ferrule set stage is further improved in workability. Even when the optical connector assembly work is performed in a dim place, the optical connector assembly can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a main part configuration diagram showing an embodiment of an optical connector assembling apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a peripheral structure and a swinging operation between the
FIG. 3 is an explanatory view showing the tilting operation of the ferrule set
FIG. 4 is an explanatory view showing the tilting state of the
FIG. 5 is a plan view (a) to (c) and a side view (d) showing a configuration of an optical fiber tape used when assembling an optical connector using the apparatus of the above embodiment, together with a holder for holding the tape. It is explanatory drawing shown.
FIG. 6 is an explanatory view showing the MT connector by a perspective view.
FIG. 7 is an explanatory view showing a conventional MT connector assembling method and a cross-sectional configuration of a ferrule.
[Explanation of symbols]
1 base
2 pedestal
3,4 taper surface
5 Stage support pins
6 Ferrule set stage
7 Optical fiber array groove
8 Ferrule
9 Optical fiber
10 Ferrule set part
11 Optical fiber set stage
12 Optical fiber tape (fiber optic tape core)
13 Optical fiber insertion hole
15 Connection end face
16 steps
30 Control lever
31 Swing fulcrum
33 Slide guide surface
36 recess
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