JP3947590B2

JP3947590B2 - Method for manufacturing vehicle body structure

Info

Publication number: JP3947590B2
Application number: JP02397797A
Authority: JP
Inventors: 優栄田口; 和秀花形
Original assignee: Press Kogyo Co Ltd
Current assignee: Press Kogyo Co Ltd
Priority date: 1997-02-06
Filing date: 1997-02-06
Publication date: 2007-07-25
Anticipated expiration: 2017-02-06
Also published as: JPH10218016A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを作り分ける車両のボディー構造の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
所謂１ボックス・カー等のような種類の車両においては、同一車種においてハイルーフ仕様とロールーフ仕様とが設定されているものがある。従来、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様との作り分けは、図６(a),(b) および図７に示すようにして行っていた。
【０００３】
すなわち、車両の荷室ボディーの側面部をなすボディーサイドパネルａについてはインナーパネルｂを含めてハイルーフ仕様（図６(b) ）とロールーフ仕様（図６(a) ）とで共通のものを用い、ルーフパネルｃ₁，ｃ₂をハイルーフ用とロールーフ用とで２種類設定しておき、これら２種類のルーフパネルｃ₁，ｃ₂の使い分けによってハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを作り分けていた。
【０００４】
詳しくは、図７に示すように、ハイルーフ仕様のときは前部ルーフパネルｃ₂ _a と中部ルーフパネルｃ₂ _b と後部ルーフパネルｃ₂ _c とを使用し、ロールーフ仕様のときはこれらとはそれぞれ異なった形状（図６の斜面成形部ｆを有さない形状）の前部ルーフパネルｃ₁ _a と中部ルーフパネルｃ₁ _b と後部ルーフパネルｃ₁ _c とを使用していた。そして、ボディーサイドパネルａは両仕様共通であり、その接続位置ｄすなわち図６に示すカントレールｅの高さは共通となっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかるボディー構造では、ハイルーフ仕様においてカントレールｅの上方の荷室空間がハイルーフ用のルーフパネルｃ₂の斜面成形部ｆによって斜めに制限されるため、荷物（特に箱体）の積載性が悪化する。
【０００６】
また、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで２種類の異なった形状のルーフパネルｃ₁，ｃ₂を用いているので、これらを別々に成形するためには２種類の異なった製造金型が必要となり、製造コストが嵩んでしまう。
【０００７】
また、共通のサイドパネルａを用いているので、サイドパネルａに設けられるドアパネルｇも自ずと共通となり、ドア開口面積がハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで同一となってしまい、仕様違いによる差別化を図ることができない。
【０００８】
また、バックパネルｈについても同様にハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで共通なので、バックパネルｈに設けられるバックドアも共通となり、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで差別化を図ることができない。
【０００９】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを低コストで作り分けることができる車両のボディー構造の製造方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、車両のボディー側面部をなすボディーサイドパネルを上下に二分割し、その下部側の下部サイドパネルをハイルーフ仕様時およびロールーフ仕様時に共通に用い、上部側の上部サイドパネルに車体前後方向に沿ったカットラインを設定し、該カットラインを切断するか否かでハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを作り分けるようにした車両のボディー構造の製造方法であって、上記下部サイドパネルに、ハイルーフ仕様時およびロールーフ仕様時に共通の下部インナーパネルを取り付け、該下部インナーパネルに、上記カットラインで切断されないハイルーフ仕様時の上記上部サイドパネル又は上記カットラインで切断されたロールーフ仕様時の上記上部サイドパネルを取り付けるべく、車幅方向外側に突出して形成された支持パネルを設け、上記上部サイドパネルの下端部に、ハイルーフ仕様時に上記支持パネルへの取付部となる縁部を、車幅方向内側に折り曲げて形成し、上記上部サイドパネルの上記縁部よりも上方の部分に、ロールーフ仕様時に上記支持パネルへの取付部となる凹部を車体の前後方向に形成すると共に該凹部の底面部に沿って上記カットラインを設定し、上記凹部より上方の上記上部サイドパネルのパネル面と上記凹部の底面部との車幅方向の高さ差と、上記凹部より下方の上記上部サイドパネルのパネル面と上記縁部との車幅方向の高さ差とを同一とし、ハイルーフ仕様時には上記カットラインを切断することなく上記上部サイドパネルの上記縁部を上記支持パネルに装着し、ロールーフ仕様時には上記カットラインを切断して上記上部サイドパネルの上記凹部の上記底面部を上記支持パネルに装着し、ハイルーフ仕様時とロールーフ仕様時とで、車両側面のデプレッションを同一とすることを特徴とするものである。
【００１１】
本発明によれば、上部サイドパネルのカットラインを切断するか否かでパネル高さを変更してハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを作り分けることができるので、作り分けに際しては上記カットラインを有する上部サイドパネルのみを準備しておけばよい。よって、上部サイドパネルについては、ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで共通の製造金型を用いることができ、作り分けについての製造コストが下がる。
また、凹部の底面部と凹部より上方の上部サイドパネルのパネル面との車幅方向の高さ差と、上部サイドパネルの下端部に形成された縁部と凹部より下方の上部サイドパネルのパネル面との車幅方向の高さ差とを同一としたので、ハイルーフ仕様時とロールーフ仕様時とで、車体のデプレッション（車両側面値）が同一となる。
【００１２】
また、上記下部インナーパネルに取り付けられる平板状の上部インナーパネルに、ハイルーフ仕様時には切断されずロールーフ仕様時には切断されるカットラインを車体前後方向に沿って設定し、ハイルーフ仕様時には上記カットラインを切断することなく上記上部インナーパネルを上記下部インナーパネルに取り付け、ロールーフ仕様時には上記カットラインを切断した上記上部インナーパネルを上記下部インナーパネルに取り付けるようにしてもよい。
【００１３】
また、上記上部サイドパネルの上部に、ハイルーフ仕様時およびロールーフ仕様時に共通のルーフパネルを取り付けるようにしてもよい。
【００１４】
また、上記ボディーサイドパネルに取り付けられるサイドドアに、ハイルーフ仕様時には切断されずロールーフ仕様時には切断されるカットラインを車体前後方向に沿って設定し、ハイルーフ仕様時には上記カットラインを切断することなく上記サイドドアを上記ボディーサイドパネルに取り付け、ロールーフ仕様時には上記カットラインを切断した上記サイドドアを上記ボディーサイドパネルに取り付けるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【００１６】
図１(a),(b) は、図８に示す１ボックスタイプの車両１をハイルーフ仕様としたときとロールーフ仕様としたときの荷室部分サイドボディーの断面図である。なお、図８はロールーフ仕様としたときの車両１の斜視図であり、図９はその車両１のバックドア部分を示す図であり、図１(b) は図８の I-I線断面図である。
【００１７】
図１(a),(b) に示すように、車両１のボディー側面部２をなすボディーサイドパネル３が上下に二分割され、その下部側がハイルーフ仕様時（図１(a) ）およびロールーフ仕様時（図１(b) ）に共通の下部サイドパネル３ａとされ、上部側がハイルーフ仕様時にはそのまま用いられロールーフ仕様時には切断されるカットライン４を有する上部サイドパネル３ｂとなっている。
【００１８】
下部サイドパネル３ａには、ハイルーフ仕様およびロールーフ仕様に共通の下部インナーパネル５が取り付けられ、下部インナーパネル５には、同様に共通のフロアパネル６と共通の支持パネル７とが取り付けられている。支持パネル７は、車体の長手方向に延出された断面略コ字状の板材からなり、その凸部外面８に下部サイドパネル３ａの上端部９が取り付けられ、下端部１０に下部インナーパネル５が取り付けられている。すなわち、図１にて二点鎖線１１で囲まれた部品は、両仕様共通である。
【００１９】
他方、上部サイドパネル３ｂは、車体の前後方向に形成されたコ字断面状の凹部１２を有し、その凹部１２の底面部１３に、上記カットライン４が車体前後方向に沿って設定されている。カットライン４は、実際に線が描かれているわけではなく、仮想的に設定されるものである。かかるカットライン４はロールーフ仕様時には切断され、この際、切断縁となる凹部１２の底面部１３が上記支持パネル７の凸部外面８への取付部となる。
【００２０】
また、上部サイドパネル３ｂの下端部には、ハイルーフ仕様時に上記支持パネル７の凸部外面８への取付部となる縁部１４が、車幅方向内側に折曲げられて形成されている。縁部１４とパネル面１５との折曲げ高さは、上記底面部１３とパネル面１６との高さと同一に設定されている。ロールーフ仕様時とハイルーフ仕様時とで車体のデプレッション（車両側面値）を同一にするためである。
【００２１】
上部サイドパネル３ｂは、図３に示すように、成形金型１７によってプレス成形される。そして、ハイルーフ仕様のときはそのまま用いられ、ロールーフ仕様のときは上記カットライン４から下方を切断除去して用いられる。なお、カットライン４は、パネル側面部１８にも設定されている。
【００２２】
上部サイドパネル３ｂの内側には、図１(a),(b) および図４に示すように、ハイルーフ仕様時にはそのまま用いられロールーフ仕様時には切断されるカットライン１９を有する平板状の上部インナーパネル２０が取り付けられる。上部インナーパネル２０には、補強用のリブ２１が取り付けられているが、このリブ２１にもカットライン１９が設定されている。かかるカットライン１９は、上記カットライン４と同様に車体前後方向に沿って設定されている。図５は、図４の V-V線断面図であり、上部インナーパネル２０とリブ２１と上部サイドパネル３ｂとの位置関係を表す。
【００２３】
図４に示す上部インナーパネル２０およびリブ２１は、ハイルーフ仕様時には、そのまま図１(a) に示すように支持パネル７および下部インナーパネル５に取り付けられ、このとき、リブ２１の凹部２２が上部サイドパネル３ｂの凹部１２に符合する。そして、ロールーフ仕様時には、図４に示す上部インナーパネル３ｂおよびリブ２１は、カットライン１９で上下に切断され、その上側部分のみが図１(b) に示すように支持パネル７および下部インナーパネル５に取り付けられる。
【００２４】
上部サイドパネル３ｂの上端部には、両仕様に共通のカントレール２３が取り付けられている。カントレール２３は、車体の長手方向に沿って延出された中空部材からなり、ボディーの補強部材である。上部カントレール２３の上部には、両仕様に共通のルーフパネル２４が取り付けられている。
【００２５】
ルーフパネル２４は、図２に示すように、前部ルーフパネル２４ａと中部ルーフパネル２４ｂと後部ルーフパネル２４ｃとからなっており、そのうち中部ルーフパネル２４ｂおよび後部ルーフパネル２４ｃが両仕様で共通であり、前部ルーフパネル２４ａのみが異なっている。そして、ボディーサイドパネル３との接続位置２５、すなわちサイドパネル３の高さは、両仕様で異なっている（図７を比較参照のこと）。
【００２６】
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
【００２７】
図１(a),(b) に示すように、上部サイドパネル３ｂのカットライン４を切断するか否かでハイルーフ仕様とロールーフ仕様とを作り分けることができるので、両仕様の作り分けに際しては上記カットライン４を有する上部サイドパネル３ｂのみを準備しておけばよい。そして、上部サイドパネル３ｂについては、図３に示すようにハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで共通の製造金型１７を用いてプレス成形することができるので、作り分けについての製造コストが下がる。
【００２８】
また、上記カットライン４が上部サイドパネル３ｂの凹部１２の底面部１３に設定されているので、凹部１２の断面形状がハイルーフ仕様時の補強部材となって、強度が向上する。また、ハイルーフ仕様時の取付部となる縁部１４とパネル面１５との折曲げ高さが、ロールーフ仕様時の取付部となる底面部１３とパネル面１６との高さと同一に設定されているので、ハイルーフ仕様時とロールーフ仕様時とで車体のデプレッション（車両側面値）が同一になる。
【００２９】
また、上部サイドパネル３ｂの内側に、図４に示すようにハイルーフ仕様時にはそのまま用いられロールーフ仕様時には切断されるカットライン１９を有する平板状のインナーパネル２０を取り付けたので、かかるインナーパネル２０もハイルーフ仕様とロールーフ仕様とで共用でき、さらに低コストとなる。また、インナーパネル２０が平板状なので車内空間が両仕様ともスクエアとなり、荷室有効寸法Ａが両仕様で等しくなり、荷物（特に箱体）の積載性が向上する。
【００３０】
また、両仕様でサイドパネル３の高さが変わるので、図２に示すように、サイドドア２６の開口高さをハイルーフ仕様時には高く、ロールーフ仕様時には低くすることが必要に応じて可能であり、両仕様の差別化を図ることができる。またバックドア２７（図９参照）についても同様に両仕様で異ならせることができる。この際、サイドドア２６およびバックドア２７は、図３に示す上部サイドパネル３ｂと同様に単一の製造金型でハイルーフ用のドア（カットライン付き）をプレス成形し、カットラインを切断するか否かでハイルーフ用のドアとロールーフ用のドアとを作り分けるようにする。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る車両のボディー構造の製造方法によれば次のような優れた効果を発揮できる。
【００３２】
(1) ハイルーフ仕様とロールーフ仕様とに用いられる上部サイドパネルを両仕様共通の製造金型で成形できるので、両仕様の作り分けを低コストでできる。
【００３３】
(2) ハイルーフ仕様においてルーフの斜面成形部がなくなるため、車内空間がスクエアとなり、荷物積載性が向上する。
【００３４】
(3) カットラインの違いのみで両仕様対応可能な部品が増えるため、ハイルーフ仕様およびロールーフ仕様それぞれの専用部品数を削減でき、コストダウンが可
能となる。
(4) ハイルーフ仕様時とロールーフ仕様時とで、車体のデプレッション（車両側面値）が同一となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る車両のボディー構造の製造方法によって製造されたボディー構造の側断面図であり、 (a)はハイルーフ仕様、 (b)はロールーフ仕様を示す。
【図２】上記実施形態に係る製造方法によって製造された車両の側面図である。
【図３】上部サイドパネルおよびその製造型を示す斜視図である。
【図４】インナーパネルを示す斜視図である。
【図５】図４の V-V線断面図である。
【図６】従来例に係る車両のボディー構造の製造方法によって製造されたボディー構造の側断面図であり、 (a)はロールーフ仕様、 (b)はハイルーフ仕様を示す。
【図７】上記従来例に係る製造方法によって製造された車両の側面図である。
【図８】車両（ロールーフ仕様）の斜視図である。
【図９】上記車両を後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
１車両
２ボディー側面部
３ボディーサイドパネル
３ａ下部サイドパネル
３ｂ上部サイドパネル
４カットライン
５下部インナーパネル
７支持パネル
１２凹部
１３底面部
１４縁部
１９カットライン
２０上部インナーパネル
２４ルーフパネル
２６サイドドア[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a vehicle body structure that separately creates a high roof specification and a low roof specification.
[0002]
[Prior art]
Some types of vehicles such as so-called one-box cars have a high roof specification and a low roof specification for the same vehicle type. Conventionally, the high roof specification and the low roof specification are separately made as shown in FIGS. 6 (a), 6 (b) and FIG.
[0003]
In other words, the body side panel a that forms the side surface of the cargo compartment body of the vehicle, including the inner panel b, is common to the high roof specification (FIG. 6 (b)) and the low roof specification (FIG. 6 (a)). , leave two sets roof panel c _1, c ₂ between a high roof and for Rorufu were separately formed and high roof specifications and Rorufu specifications these two selectively used in the roof panel c _1, c _2.
[0004]
Specifically, as shown in FIG. 7, the front roof panel c ₂ _a , the middle roof panel c ₂ _b, and the rear roof panel c ₂ _c are used for the high roof type, and these are respectively used for the low roof type. different shapes was using a front roof panel c ₁ _a and central roof panel c ₁ _b and the rear roof panel c ₁ _c of (shape not to have a slope forming portion f of FIG. 6). The body side panel a is common to both specifications, and its connection position d, that is, the height of the cantilever e shown in FIG. 6 is common.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a body structure, in the high roof specification, the cargo space above the cantrail e is obliquely restricted by the slope forming part f of the roof panel c ₂ for the high roof, so that the loadability of luggage (particularly box) is improved. Getting worse.
[0006]
In addition, since two different types of roof panels c ₁ and c ₂ are used for the high roof specification and the low roof specification, two different manufacturing molds are required to form these separately. Manufacturing cost will increase.
[0007]
In addition, since the common side panel a is used, the door panel g provided on the side panel a is naturally common, and the door opening area is the same between the high roof specification and the low roof specification, so that differentiation is made due to specification differences. I can't.
[0008]
Similarly, since the back panel h is common to the high roof specification and the low roof specification, the back door provided on the back panel h is also common, and the high roof specification and the low roof specification cannot be differentiated.
[0009]
An object of the present invention, which was created in view of the above circumstances, is to provide a method for manufacturing a vehicle body structure that can separately produce a high roof specification and a low roof specification at low cost.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for achieving the above-bisected by a body side panel which forms a body side portion of the vehicle up and down, using the common lower side panel of the lower side during high roof specification and during Rorufu specification, the upper-side upper set the cut line along the longitudinal direction of the vehicle body to the side panels, a method for producing a body structure of a vehicle to separately form a high roof specifications and Rorufu specification whether to cut the cut line, the lower At the time of high roof specification and low roof specification, a common lower inner panel is attached to the side panel, and the lower inner panel is cut by the upper side panel or high roof specification that is not cut by the above cut line. Projected outward in the vehicle width direction to attach the upper side panel A support panel formed Te provided, at the lower end of the upper side panel, the edge portion serving as a mounting portion to said supporting panel at high roof specification, formed by bending inward in the vehicle width direction, above the upper side panel the upper portion than the edge portion, and sets the cut line along the bottom of the recess to form a recess as a mounting portion to said supporting panel at Rorufu specifications in the longitudinal direction of the vehicle body, above the said recess The height difference in the vehicle width direction between the panel surface of the upper side panel and the bottom surface portion of the recess, and the height difference in the vehicle width direction between the panel surface of the upper side panel below the recess and the edge and the same the door, the edge of the upper side panel is attached to the support panel without at the time of high roof specification cutting the cutting line, cut the cut line during Rorufu specifications And the bottom portion of the recess of the upper side panel is attached to the support panel, at the time of high roof specification during the Rorufu specification, it is characterized in that the depletion of the vehicle side and the same.
[0011]
According to the present invention, the panel height can be changed depending on whether the cut line of the upper side panel is cut or not, so that the high roof specification and the low roof specification can be made separately. Only the side panels need to be prepared. Therefore, for the upper side panel, a common manufacturing mold can be used for the high roof specification and the low roof specification, and the manufacturing cost for the separate manufacturing is reduced.
Also, the height difference in the vehicle width direction between the bottom surface of the recess and the panel surface of the upper side panel above the recess, the edge formed at the lower end of the upper side panel, and the panel of the upper side panel below the recess Since the height difference in the vehicle width direction from the surface is the same, the vehicle body depletion (vehicle side value) is the same between the high roof specification and the low roof specification.
[0012]
Also, on the flat upper inner panel attached to the lower inner panel, a cut line is set along the longitudinal direction of the vehicle body that is not cut when the high roof type is specified but cut when the low roof type is specified, and the cut line is cut when the high roof type is specified. The upper inner panel may be attached to the lower inner panel without using the lower inner panel, and the upper inner panel having the cut line cut may be attached to the lower inner panel in a low roof specification .
[0013]
Further, an upper portion of the upper side panel, may be so that mounting a common roof panel during high roof specification and during Rorufu specifications.
[0014]
Further, the side without a side door that is attached to the body side panel, and the cut line is cut along the longitudinal direction of the vehicle body at the time Rorufu specifications not cleaved during high roof specification, at the time of high roof specification cutting the cut line A door may be attached to the body side panel, and the side door with the cut line cut off may be attached to the body side panel in a low roof specification .
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0016]
FIGS. 1A and 1B are cross-sectional views of the luggage compartment side body when the one-box type vehicle 1 shown in FIG. 8 has a high roof specification and a low roof specification. FIG. 8 is a perspective view of the vehicle 1 in the low roof specification, FIG. 9 is a view showing a back door portion of the vehicle 1, and FIG. 1 (b) is a cross-sectional view taken along the line II in FIG. .
[0017]
As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the body side panel 3 that forms the body side surface 2 of the vehicle 1 is divided into two parts, and the lower side is the high roof type (FIG. 1 (a)) and the low roof type. The lower side panel 3a is common to the time (FIG. 1 (b)), and the upper side panel 3b has a cut line 4 that is used as it is when the high roof type is used and is cut when the low roof type is used.
[0018]
A lower inner panel 5 common to the high roof specification and the low roof specification is attached to the lower side panel 3a, and a common floor panel 6 and a common support panel 7 are similarly attached to the lower inner panel 5. The support panel 7 is made of a plate material having a substantially U-shaped cross section extending in the longitudinal direction of the vehicle body. The upper end portion 9 of the lower side panel 3a is attached to the outer surface 8 of the convex portion, and the lower inner panel 5 is attached to the lower end portion 10. Is attached. That is, the components surrounded by the two-dot chain line 11 in FIG. 1 are common to both specifications.
[0019]
On the other hand, the upper side panel 3b has a U-shaped recess 12 formed in the longitudinal direction of the vehicle body, and the cut line 4 is set along the longitudinal direction of the vehicle body on the bottom surface 13 of the recess 12. Yes. The cut line 4 is not actually drawn but is virtually set. The cut line 4 is cut at the time of the low roof specification, and at this time, the bottom surface portion 13 of the concave portion 12 serving as a cutting edge serves as an attachment portion to the convex outer surface 8 of the support panel 7.
[0020]
Further, at the lower end portion of the upper side panel 3b, an edge portion 14 which is an attachment portion to the convex outer surface 8 of the support panel 7 is bent inward in the vehicle width direction at the time of high roof specification. The bending height between the edge portion 14 and the panel surface 15 is set to be the same as the height between the bottom surface portion 13 and the panel surface 16. This is because the vehicle body depletion (vehicle side value) is the same between the low roof specification and the high roof specification.
[0021]
The upper side panel 3b is press-molded by a molding die 17 as shown in FIG. In the case of the high roof specification, it is used as it is, and in the case of the low roof specification, the lower part is cut off from the cut line 4 and used. The cut line 4 is also set on the panel side face 18.
[0022]
Inside the upper side panel 3b, as shown in FIGS. 1 (a), 1 (b) and FIG. 4, a flat upper inner panel 20 having a cut line 19 which is used as it is in the high roof type and cut in the low roof type. Is attached. A reinforcing rib 21 is attached to the upper inner panel 20, and a cut line 19 is also set on the rib 21. The cut line 19 is set along the longitudinal direction of the vehicle body as with the cut line 4. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 4 and shows a positional relationship among the upper inner panel 20, the ribs 21, and the upper side panel 3b.
[0023]
The upper inner panel 20 and the rib 21 shown in FIG. 4 are directly attached to the support panel 7 and the lower inner panel 5 as shown in FIG. 1A when the high roof type is used. It coincides with the recess 12 of the panel 3b. In the low roof specification, the upper inner panel 3b and the rib 21 shown in FIG. 4 are cut vertically by the cut line 19, and only the upper portion thereof is shown in FIG. 1 (b) as shown in FIG. 1 (b). Attached to.
[0024]
A cantrail 23 common to both specifications is attached to the upper end of the upper side panel 3b. The cantrail 23 is made of a hollow member extending along the longitudinal direction of the vehicle body, and is a reinforcing member for the body. A roof panel 24 common to both specifications is attached to the upper portion of the upper cantilever 23.
[0025]
As shown in FIG. 2, the roof panel 24 includes a front roof panel 24a, a middle roof panel 24b, and a rear roof panel 24c, of which the middle roof panel 24b and the rear roof panel 24c are common to both specifications. Only the front roof panel 24a is different. And the connection position 25 with the body side panel 3, that is, the height of the side panel 3, is different in both specifications (see FIG. 7 for comparison).
[0026]
The operation of the present embodiment having the above configuration will be described.
[0027]
As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the high roof specification and the low roof specification can be made separately depending on whether or not the cut line 4 of the upper side panel 3b is cut. Only the upper side panel 3b having the cut line 4 needs to be prepared. Then, as shown in FIG. 3, the upper side panel 3b can be press-molded by using a common manufacturing die 17 for the high roof specification and the low roof specification, so that the manufacturing cost for the separate production is reduced.
[0028]
Moreover, since the said cut line 4 is set in the bottom face part 13 of the recessed part 12 of the upper side panel 3b, the cross-sectional shape of the recessed part 12 becomes a reinforcement member at the time of a high roof specification, and an intensity | strength improves. Further, the bending height between the edge portion 14 and the panel surface 15 serving as the attachment portion in the high roof specification is set to be the same as the height of the bottom surface portion 13 and the panel surface 16 serving as the attachment portion in the low roof specification. Therefore, the vehicle body depletion (vehicle side value) is the same between the high roof specification and the low roof specification.
[0029]
Further, as shown in FIG. 4, a flat inner panel 20 having a cut line 19 that is used as it is in the high roof specification and cut in the low roof specification is attached to the inside of the upper side panel 3b. It can be shared between the specifications and the low roof specifications, which further reduces the cost. Further, since the inner panel 20 is flat, the interior space is square for both specifications, and the effective dimension A of the luggage compartment is equal for both specifications, improving the loadability of luggage (particularly box).
[0030]
Moreover, since the height of the side panel 3 changes in both specifications, as shown in FIG. 2, the opening height of the side door 26 can be increased as required in the high roof specification and decreased in the low roof specification as required. Differentiation of both specifications can be achieved. Similarly, the back door 27 (see FIG. 9) can be made different in both specifications. At this time, the side door 26 and the back door 27 are formed by pressing a high-roof door (with a cut line) with a single production mold in the same manner as the upper side panel 3b shown in FIG. The high roof door and the low roof door are made different depending on whether or not.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the vehicle body structure manufacturing method of the present invention, the following excellent effects can be exhibited.
[0032]
(1) Since the upper side panel used for the high roof specification and the low roof specification can be molded with a manufacturing mold common to both specifications, it is possible to produce both specifications at low cost.
[0033]
(2) In the high roof specification, there is no sloped surface forming part on the roof, so the interior space becomes square and the loadability is improved.
[0034]
(3) Because the number of parts that can handle both specifications increases only by the difference in the cut line, the number of dedicated parts for the high roof specification and low roof specification can be reduced, and the cost can be reduced.
(4) The vehicle body depletion (vehicle side value) is the same between the high roof specification and the low roof specification.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a body structure manufactured by a vehicle body structure manufacturing method according to an embodiment of the present invention, where (a) shows a high roof specification and (b) shows a low roof specification.
FIG. 2 is a side view of a vehicle manufactured by the manufacturing method according to the embodiment .
FIG. 3 is a perspective view showing an upper side panel and a manufacturing mold thereof.
FIG. 4 is a perspective view showing an inner panel.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
FIGS. 6A and 6B are side sectional views of a body structure manufactured by a vehicle body structure manufacturing method according to a conventional example. FIG. 6A shows a low roof specification, and FIG. 6B shows a high roof specification.
FIG. 7 is a side view of a vehicle manufactured by the manufacturing method according to the conventional example .
FIG. 8 is a perspective view of a vehicle (low roof specification).
FIG. 9 is a perspective view of the vehicle as viewed from the rear.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Vehicle 2 Body side part 3 Body side panel 3a Lower side panel 3b Upper side panel 4 Cut line 5 Lower inner panel 7 Support panel 12 Recessed part 13 Bottom part 14 Edge part 19 Cut line 20 Upper inner panel 24 Roof panel 26 Side door

Claims

The body side panel that forms the side of the vehicle body is divided into two parts, and the lower side panel on the lower side is commonly used for the high roof and low roof specifications, and the upper side panel on the upper side is cut along the longitudinal direction of the vehicle. A method of manufacturing a vehicle body structure in which a line is set and a high roof specification and a low roof specification are separately created depending on whether the cut line is cut or not ,
A common lower inner panel is attached to the lower side panel at the time of the high roof specification and the low roof specification, and the lower inner panel is cut at the upper side panel or the cut line at the time of the high roof specification that is not cut by the cut line. In order to attach the upper side panel at the time of specification, a support panel formed to protrude outward in the vehicle width direction is provided,
At the lower end of the upper side panel, an edge part that is an attachment part to the support panel at the time of high roof specification is formed by bending inward in the vehicle width direction, and in the part above the edge part of the upper side panel, a recess comprising a mounting portion to said supporting panel along the bottom surface of the recess so as to form in the longitudinal direction of the vehicle body by setting the cut line during Rorufu specifications,
The height difference in the vehicle width direction between the panel surface of the upper side panel above the recess and the bottom surface portion of the recess, and the vehicle width direction between the panel surface of the upper side panel below the recess and the edge The height difference of
At the time of high roof specification, the edge of the upper side panel is attached to the support panel without cutting the cut line, and at the time of low roof specification, the cut line is cut and the bottom portion of the concave portion of the upper side panel is Attach to the support panel ,
A method for manufacturing a vehicle body structure , characterized in that the depression on the side of the vehicle is the same between the high roof specification and the low roof specification .

The flat upper inner panel attached to the lower inner panel has a cut line that is not cut when the high roof type is specified but cut when the low roof type is specified along the longitudinal direction of the vehicle body .
The upper inner panel is attached to the lower inner panel without cutting the cut line in a high roof specification, and the upper inner panel cut in the cut line is attached to the lower inner panel in a low roof specification. A method for manufacturing a vehicle body structure as described .

Above the top of the upper side panel, the manufacturing method of the body structure of a vehicle according to claim 1 or 2 was so that mounting a common roof panel during high roof specification and during Rorufu specifications.

For the side door attached to the body side panel , a cut line is set along the longitudinal direction of the car body that is not cut when the high roof type is specified but is cut when the low roof type is specified .
The side door is attached to the body side panel without cutting the cut line in a high roof specification, and the side door cut in the cut line is attached to the body side panel in a low roof specification. A method for manufacturing a vehicle body structure according to claim 1 .