JP3833439B2 - 大型基板用多段加熱炉、及び両面加熱式遠赤外線パネルヒーター、並びに該加熱炉内の給排気方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示板(LCD),プラズマ表示板(PDP)等のガラス板の大型基板を多段状に配置して加熱させるための大型基板用多段加熱炉、及び両面加熱式遠赤外線パネルヒーター、並びに該加熱炉内の給排気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記した液晶表示板(LCD),プラズマ表示板(PDP)等の大型基板の製造においては、基板洗浄後の水分乾燥、基板上に塗布された組成分に含まれる溶剤等の乾燥加熱工程が不可欠であって、そのための加熱乾燥炉が必要となる。また、上記大型基板は、その1辺が1.0〜2.0 mの方形状をしていると共に、その厚さが0.7 〜3.0 mm程度であって、被乾燥物としては、相当に大きなものである。
【0003】
ここで、上記大型基板を加熱乾燥させる一般的な加熱炉としては、(1)熱風循環方式、(2)遠赤外線方式、(3)ホットプレート方式等が挙げられる。熱風循環方式の加熱炉は、多段可が容易であって、スペース効率に優れる利点があるが、加熱温度分布の制御が難しいと共に、熱風と一緒にダストが巻き上げられて、被乾燥物に付着する欠点があって、高いクリーン度の雰囲気において各部分を均一温度で乾燥させる必要のある上記大型基板の乾燥には、適さない。
【0004】
また、遠赤外線方式は、溶剤乾燥等においては、乾燥効率に優れ、またヒーターの温度制御を行うことで、被乾燥物の各部分の加熱温度を比較的高い精度で制御可能であって、しかも熱風等を伴わない輻射加熱であるために、炉内雰囲気のクリーン度を高く保つことができる。しかし、遠赤外線方式は、輻射加熱であるために、加熱部(遠赤外線放射部)と被乾燥物とを対向させるのが一般的であって、搬送機構によって被乾燥物を一枚ずつ水平に設置して通過させるトンネル炉(連続炉)が多い。このトンネル炉においては、単位時間当りの乾燥量を増大させたり、上記大型基板のような大型の被乾燥物を加熱させる場合には、加熱炉の総長を長くせざるを得ず、これにより加熱炉が長大化して、設置面積が大きくなるという問題が発生する。
【0005】
更に、ホットプレート方式は、被乾燥物の下面からの伝熱加熱であって、被乾燥物が小型である場合に、その均熱加熱(全面均一温度加熱)、昇温速度において優れている。しかし、被乾燥物が上記大型基板のような場合には、均熱加熱が難しく、しかも加熱処理を行いたい溶剤等は、基板上面に塗布されているために、遠赤外線方式に比較して、加熱効率が悪く、連続処理の場合には、遠赤外線方式と同様に設置面積が大きくなる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記した大型基板を高いクリーン度の雰囲気において、高い温度精度でもって加熱可能にし、これに加えて設置面積を最少に抑えて省スペース化を可能にした多段加熱炉の提供である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1の発明は、被乾燥物である大型基板を多段状に配置して乾燥させるための大型基板用多段加熱炉であって、内部に発熱体を有する放熱板の両面にそれぞれ遠赤外線放射セラミックスの薄層が被覆されて、前記放熱板の加熱によって、その両面から遠赤外線が放射される両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る多数の棚ヒーターが、炉本体内に上下方向に一定ピッチをおいて多段配置されて、上下の各棚ヒーターで形成される各空間部が、乾燥室となっており、前記炉本体の両側部には、遠赤外線パネルヒーターから成る補助加熱用の側面ヒーターがそれぞれ配設されていることを、その特徴としている。
【0008】
炉本体内に多段配置される棚ヒーターは、内部に発熱体を有する放熱板の両面にそれぞれ遠赤外線放射セラミックスの薄層が被覆されて、その配線、端子等は、その周縁部(側面部)に設置する構造とすることにより、パネル型の両面加熱方式となっている。このパネル型をした両面加熱式の多数の棚ヒーターが、炉本体内に多段配置されて、各段の棚ヒーターの上面に支持治具を介して被乾燥物である大型基板が設置されて、各大型基板は、その表裏両面が同時に輻射加熱されて乾燥される。このように、両面加熱式遠赤外線パネルヒーターから成る棚ヒーターを炉本体内に多段配置してあるために、従来のトンネル炉に比較して、被乾燥物(大型基板)の処理能力に対する炉の設置面積が大幅に減少するのに加えて、棚ヒーターが薄型であるために、各段の棚ヒーターの上下方向の間隔(ピッチ)も小さくできるために、炉の設置高さも低くなる。また、炉本体内の両側部に、遠赤外線パネルヒーターから成る補助加熱用の側面ヒーターが配設されているので、各段の乾燥室内に設置された大型基板の周縁部が補助的に加熱されて、該大型基板の全面加熱が可能となり、その表面加熱温度の精度が確保される。
【0009】
また、請求項2の発明のように、水平に配設される各段の棚ヒーターに埋設されている発熱体を、奥行方向に沿って複数のゾーンに分割して、各ゾーンの発熱体の発熱温度を任意に設定すると、大型基板の各部分の表面加熱温度を一定に保持できるので、その表面加熱温度の精度が一層高まる。更に、請求項3の発明のように、最上下段の各乾燥室の上下にそれぞれ1以上のダミー乾燥室を設けて、各ダミー乾燥室を、他の正規の乾燥室と同様に上下に配置された各遠赤外線パネルヒーターの間の空間部で形成すると、最上下段の乾燥室内の温度分布を中間部の乾燥室のそれと同一にすることができて、中間部の乾燥室に対する最上下段の乾燥室の温度差を解消でき、その結果、最上下段の各乾燥室に設置される大型基板の表面加熱温度の精度が高められる。
【0010】
また、請求項5の発明のように、各段の棚ヒーターの下面に設けられた給気吹出し孔からエアー類をダウンブロー方式にて吹き出して、炉本体に設けられた排気孔から吸引排気させると、各段の棚ヒーターの下面から吹き出されるエアー類は、該ヒーター内を通ることにより予熱されているため、乾燥中の大型基板の表面温度分布を乱すことなく、蒸発溶剤類及び熱の排気が行われて、炉内クリーン度の確保と、被乾燥物である大型基板の乾燥促進とが同時に達成される。この場合において、請求項6の発明のように、炉本体の各側壁部の内面にそれぞれ側面ヒーターが設置されている場合には、各ヒーターに排気孔を設けておくと、炉本体内に吹き出されたエアー類は、前記排気孔から吸引排気させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る多段加熱炉の側面断面図であり、図2は、同じく正面断面図であり、図3は、同じく平面断面図である。本発明に係る多段加熱炉は、例えば、被乾燥物である大型基板が液晶表示板(LCD)の場合には、配向膜体焼成、シール材乾燥等の焼成炉、或いは乾燥炉として使用され、被乾燥物である大型基板がプラズマ表示板(PDP)の場合には、各種ペースト(リブ、電極、シール材、蛍光体等)の乾燥炉として使用される。この多段乾燥炉は、炉本体Aの内部に、後述の両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る多数の棚ヒーターH1 〜H6 が上下方向に所定ピッチPをおいて多段状となって水平に配置され、最下段の棚ヒーターH1 の直下には、前記遠赤外線パネルヒーターから成る底面ヒーターH11が、前記ピッチPを有して炉本体Aの底壁部1の内面に配置されていると共に、最上段の棚ヒーターH6 の直上には、同じく前記遠赤外線パネルヒーターから成る上面ヒーターH12が、前記ピッチPを有して炉本体Aの天壁部2の内面に配置されており、しかも炉本体Aを構成する両側壁部3及び背面壁部4の各内側面に、それぞれ前記遠赤外線パネルヒーターから成る側面ヒーターH21,H22及び背面ヒーターH31が垂直に配置された構成である。また、多段状となって水平配置された多数の棚ヒーターH1 〜H6 は、その両側部及び背面部に配置された各ヒーターH21,H22, H31との間において、それぞれエアー流通用隙間5,6が設けられている。また、多段状となって配置された各棚ヒーターH1 〜H6 の上下方向のピッチ(段ピッチ)Pは、被乾燥物である大型基板Vの大きさ(サイズ)、各乾燥室R1 〜R5 に対する大型基板Vの投入・排出方式等によって適宜定められる。
【0012】
上記のようにして、多数の棚ヒーターH1 〜H6 が所定ピッチPをおいて多段配置されると、相上下する各棚ヒーターH1 〜H6 の間の各空間部は、いずれも乾燥室R1 〜R5 となり、最下段の棚ヒーターH1 と、その直下の底面ヒーターH11との間の空間部は、下段ダミー乾燥室R11となっていると共に、最上段の棚ヒーターH6 と、その直上の上面ヒーターH12との間の空間部は、上段ダミー乾燥室R12となっている。また、炉本体Aの手前壁部7には、各乾燥室R1 〜R5 に対して被乾燥物である大型基板Vを投入したり、その乾燥後において排出させたりするための横長の長方形状の多数の投入・排出口8が上下方向に前記ピッチPでもって開口されていて、各投入・排出口8は、ヒンジ開閉式の蓋体9によって閉塞される構造になっている。また、各棚ヒーターH1 〜H6 の上面には、大型基板Vの投入・排出方向Qと直交する方向に沿って所定間隔をおいて石英、耐熱樹脂等から成る一対の支持治具11が前記投入・排出方向Qに沿って設置され、該一対の支持治具11を介して各棚ヒーターH1 〜H6 の上面に、被乾燥物である大型基板Vが非接触で設置されて、その両面が、各棚ヒーターH1 〜H6 からの輻射加熱により乾燥される。なお、投入・排出口8を閉塞する蓋体9の開閉により外気が流入して生ずる外乱の影響を避けるために、大型基板Vは、炉本体Aの内部において奥行方向の中央部よりも背面壁部4の側にずらして設置することが好ましい。
【0013】
引き続いて、前記した両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターHについて説明する。図4は、前記遠赤外線パネルヒーターHを下面側から見た斜視図であり、図5は、同じく底面図であり、図6は、側面図であり、図7は、図5のX−X線拡大断面図である。この遠赤外線パネルヒーターHは、被乾燥物である方形状の大型基板Vに対して略相似大形をしていて、方形厚板状をしたアルミニウム製の放熱板21に多数本のパイプ挿入孔22が、該放熱板21の一辺に平行となって一定ピッチで設けられて、各パイプ挿入孔22にそれぞれヒートパイプ23が挿入され、方形厚板状をした前記放熱板21の全周縁が、金属製の角パイプから成る枠体24で囲まれ、前記放熱板21の上方に所定間隔をおいて同じくアルミニウム製の覆板25が配置されて、その周縁部が前記枠体24に固定されて、前記放熱板21と前記覆板25との間の空間部がエアー通路26となっており、しかも前記放熱板21に多数のエアー吹出し孔27が、前記エアー通路26と連通するように両面に貫通して設けられた構成である。なお、前記枠体24は、薄型のパネルヒーターHの周縁部を補強する主機能に加えて、その中空部は、前記ヒートパイプ23の端子、配線等を収容する機能と、炉本体A内に供給したり、或いは該炉本体A内から吸引されたエアー通路としての機能を有している。
【0014】
また、ヒーターHを構成する前記放熱板21と前記覆板25とを一体のパネルと見た場合において、その両面(放熱板21及び覆板25の各外面)には、ジルコニア、アルミナ等の遠赤外線放射セラミックスが、0.01〜0.2 mmの厚さで被覆されて、遠赤外線放射セラミックスの薄層が形成されている。このため、放熱板21の内部に挿入された各ヒートパイプ23によって、放熱板21が伝熱加熱されると共に、覆板25が輻射加熱されると、放熱板21及び覆板25の各外面に被覆された遠赤外線放射セラミックスから、遠赤外線が放射されて、ヒーターHと対向配置された被乾燥物は、輻射加熱により乾燥される。よって、一対の前記ヒーターHを所定間隔をおいて配置して、各ヒーターHの間に被乾燥物を配置すると、該被乾燥物は、その両面と対向する2つの各ヒーターによって、その両面が加熱されることになる。
【0015】
また、金属製の角パイプから成る前記枠体24の中空部は、エアー通路を兼用しており、該枠体24の内壁部には、前記エアー通路26と連通する複数のエアー流入孔28が設けられている。このため、多段配置された各棚ヒーターH1 〜H6 においては、各エアー流入孔28を通って前記エアー通路26内に流入したエアーが、前記放熱板21に設けられた多数のエアー吹出し孔27を通って、各棚ヒーターH1 〜H6 の下方に向けて吹き出されるようになっている。また、垂直配置される各側面ヒーターH21, H22及び背面ヒーターH31においては、その放熱板21の両面に貫通された孔は、炉本体A内のエアーを吸引するためのエアー吸引孔29(図8参照)として機能する。
【0016】
また、各段の棚ヒーターH1 〜H6 並びに底面及び上面の各ヒーターH11, H12は、炉本体Aの内部に設置した状態において、放熱板21の内部に挿入されている多数のヒートパイプ23は、大型基板Vの投入・排出方向Qと直交する方向に沿っていて、図3に示されるように、多数のヒートパイプ23は、前記投入・排出方向Qに沿って複数ゾーン(実施例では3ゾーン)Z1,Z2,Z3 に分割されて、各ゾーンZ1,Z2,Z3 のヒートパイプ23の加熱温度は、任意に設定されている。これにより、投入・排出口8の開閉による外乱の影響を抑制して、被乾燥物である大型基板Vの表面加熱温度を奥行方向に沿って一定に保持している。
【0017】
そして、図1ないし図3に示されるように、炉本体Aの手前壁部7に設けられた各投入・排出口8から各乾燥室R1 〜R5 にそれぞれ大型基板Vを投入して、最上段の棚ヒーターH6 を除く各棚ヒーターH1 〜H5 の上面に一対の支持治具11を介して無接触状態にして大型基板Vを印刷面を上方にして支持する。このようにして、支持された大型基板Vは、その表裏両面が上方及び下方に設置された各棚ヒーターH1 〜H6 により噴射加熱されると共に、各大型基板Vの周縁部は、その両側部、及び背面部に垂直に配置されている両側面ヒーターH21, H22及び背面ヒーターH31によって補助的に輻射加熱されて、その上面の被乾燥面が加熱乾燥される。そして、乾燥済の大型基板Vは、蓋体9を開いて、投入・排出口8を通して前記投入方向と逆方向に排出させる。
【0018】
また、最下段の乾燥室R1 の下方と、最上段の乾燥室R5 の上方とに、それぞれ下段及び上段の各ダミー乾燥室R11, R12が設けられている。下段及び上段の各ダミー乾燥室R11, R12は、他の正規の乾燥室R1 〜R5 と同様にして、上下に配置された各遠赤外線ヒーターの間の空間部で形成されている。即ち、下段ダミー乾燥室R11は、下方の底面ヒーターH11と上方の棚ヒーターH1 との間の空間部で形成され、上段ダミー乾燥室R12は、上方の上面ヒーターH12と下方の棚ヒーターH6 との間の空間部で形成されている。このように、各乾燥室R1 〜R5 の上下に、それぞれダミー乾燥室R11, R12を設けることにより、最下段及び最上段の各乾燥室R1,R5 の温度分布を、中間の各乾燥室R2 〜R4 のそれとほぼ同一にすることが可能となって、最下段及び最上段の各乾燥室R1,R5 に設置される大型基板Vの表面加熱温度の精度が高められる。なお、下段及び上段の各ダミー乾燥室R11, R12には、両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る底面及び上面の各ヒーターH11, H12が、炉本体Aの底壁部1及び天壁部2の内面に密着して設置されていて、熱がこもり易い構造であるために、各ダミー乾燥室R11, R12の温度は、その間の乾燥室R1 〜R5 の温度よりも高くなっていて、高精度の加熱温度分布を要求される前記大型基板Vの乾燥は、行えない。
【0019】
このように、最上段の棚ヒーターH6 を除く各棚ヒーターH1 〜H5 の上面に支持された各大型基板Vは、ほぼ全方向から輻射加熱されることになり、これに加えて、上記したようなダミー乾燥室R11, R12を設けると、最下段から最上段に至る各乾燥室R1 〜R5 内に設置される各大型基板Vの表面加熱温度は、その全域にわたってほぼ一定となって、表面加熱温度の精度が高められる。実験結果によると、炉本体A内の雰囲気温度が100〜250°Cの場合において、大型基板Vの表面加熱温度は、100〜250±1.5°Cの精度に保たれた。
【0020】
一方、図8に示されるように、各段の棚ヒーターH1 〜H6 及び上面ヒーターH12からは、ダウンブロー方式にて、炉本体A内にエアーが噴出されていると共に、炉本体A内のエアーは、両側部及び背面部に垂直に配置された各側面ヒーターH21, H22及び背面ヒーターH31内に吸引されるようになっている。即ち、各段の棚ヒーターH1 〜H6 及び上面ヒーターH12の枠体24の内部に供給されたエアーは、そのエアー流入孔28を通って、放熱板21と覆板25との間に形成されたエアー通路26に流入する間に、各棚ヒーターH1 〜H6 及び上面ヒーターH12により所定温度まで予熱され、この予熱状態にて、前記放熱板21の両面に貫通して設けられたエアー吹出し孔27を通って、各棚ヒーターH1 〜H6 及び上面ヒーターH12の下方に吹き出されて、乾燥中の大型基板Vの上方を通過した後に、各側面ヒーターH21, H22及び背面ヒーターH31のエアー吸引孔29に吸引されて回収されるようになっている。なお、図8は、炉本体A内にエアーの気流を生じさせる模式的作用説明図であるために、各棚ヒーターH1 〜H6 及び各側面ヒーターH21, H22の断面寸法は、他の図面と異なっている。
【0021】
これにより、乾燥中の大型基板Vの印刷部等から蒸発した溶剤類及び炉本体A内の熱の排気が行われて、炉内クリーン度が確保されると共に、乾燥中の大型基板Vの上方をエアーが流れることにより、乾燥が促進される。また、前記エアー吹出し孔27から炉本体A内に吹き出されるエアーは、棚ヒーターH1 〜H6 及び上面ヒーターH12により予熱されているために、乾燥中の大型基板Vの表面温度の分布を乱すこともない。このように、本発明に係る多段加熱炉は、その内部に被乾燥物の搬送機構を有しておらず、これに加えて、上記したように、各棚ヒーターH1 〜H6 の下面から吹き出させた予熱エアーを吸引回収して、炉本体A内に蒸発した溶剤類の回収を行うと、炉内雰囲気のクリーン度は、クラス100程度にまで達し得る。
【0022】
このため、本発明に係る多段加熱炉は、その段数を増すことにより、同一の加熱処理能力を達成するのに、従来のトンネル炉に比較して、その設置面積を(1/10)以下にすることも可能となる。また、炉本体内に多数のヒーターを多段に配置する場合には、従来構造の片面加熱式のヒーターであると、その厚さが厚いために、各加熱段ピッチは、400〜600mmであるのに対して、本発明の多段加熱炉は、多段となって設置されるヒーターが、発熱体の配線、端子等を周縁部に配した両面加熱式パネル型であるために、薄型構造となるために、加熱多段ピッチは、50〜150mm程度にすることが可能となって、炉の設置高さも低くなる。
【0023】
また、上記実施例の両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターHは、アルミニウム製の放熱板21に多数のヒートパイプ23を所定ピッチで埋設して、該ヒートパイプ23を発熱体としているが、他の発熱体としては、ポリイミド、マイカ等の絶縁シート材に金属抵抗体をパターン処理したもの等があり、この場合には、金属抵抗体の抵抗値を、ヒーターHの奥行方向に沿って複数に分割された各ゾーン毎に異ならしめて、各ゾーン毎の出力密度を粗密化することにより、被乾燥物である大型基板Vの加熱温度の精度を高めることができる。更に、炉本体A内に給気して吸引回収することにより、内部のクリーン度を高めるための気体としては、被乾燥物である大型基板Vに対して酸化の恐れのない窒素等の不活性ガスであってもよい。
【0024】
また、多段配置された各棚ヒーターH1 〜H6 からエアー類をダウンブロー方式で吹き出して、炉内クリーン度を高める場合において、炉本体Aの内部に側面ヒーターH21, H22或いは背面ヒーターH31が設置されていない場合には、炉本体Aの壁部に、エアー類を吸引回収する吸引口を直接に設ければよい。
【0025】
更に、大型基板Vの下面からの加熱を弱めたい場合には、その下方に配置される各棚ヒーターH1 〜H5 の上面には、遠赤外線放射セラミックスの被覆を行わない。また、炉本体Aに対する大型基板Vの投入と、その排出は、上記実施例のように同一側で行なわずに、加熱後においては、投入側と反対の側に排出させることも可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明の多段加熱炉によれば、液晶表示板(LCD),プラズマ表示板(PDP)等の大型基板を高いクリーン度の雰囲気において、高い温度精度でもって加熱できて、大型基板の乾燥品質を高めることができる。また、本発明の加熱炉は炉本体内に両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る多数の棚ヒーターが多段状となって配置された構成であるために、その設置面積を最少に抑えることができて、省スペース化が図られる。更に、前記炉本体内の両側部には、前記遠赤外線パネルヒーターから成る補助加熱用の側面ヒーターが配設されているために、各段の乾燥室内に設置された大型基板の周縁部が補助的に加熱されて、該大型基板の全面加熱が可能となって、その表面加熱温度の精度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多段加熱炉の側面断面図である。
【図2】 同じく正面断面図である。
【図3】 同じく平面断面図である。
【図4】 遠赤外線パネルヒーターHを下面側から見た斜視図である。
【図5】 同じく底面図である。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 図5のX−X線拡大断面図である。
【図8】 炉本体A内にエアーの気流を生じさせる模式的作用説明図である。
【符号の説明】
A:炉本体
H:両面加熱式遠赤外線パネルヒーター
H1 〜H6 :棚ヒーター
H11:底面ヒーター
H12:上面ヒーター
H21, H22:側面ヒーター
H31:背面ヒーター
P:棚ヒーターの配置ピッチ(段ピッチ)
R1 〜R5 :乾燥室
R11:下段ダミー乾燥室
R12:上段ダミー乾燥室
21:放熱板
23:ヒートパイプ(発熱体)
24:枠体
26:エアー通路
27:エアー吹出し孔(給気吹出し孔)
29:エアー吸引孔
Claims (6)
- 被乾燥物である大型基板を多段状に配置して乾燥させるための大型基板用多段加熱炉であって、
内部に発熱体を有する放熱板の両面にそれぞれ遠赤外線放射セラミックスの薄層が被覆されて、前記放熱板の加熱によって、その両面から遠赤外線が放射される両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る多数の棚ヒーターが、炉本体内に上下方向に一定ピッチをおいて多段配置されて、上下の各棚ヒーターで形成される各空間部が、乾燥室となっており、
前記炉本体内の両側部には、遠赤外線パネルヒーターから成る補助加熱用の側面ヒーターがそれぞれ配設されていることを特徴とする大型基板用多段加熱炉。 - 水平に配設される各段の棚ヒーターに埋設されている発熱体は、奥行方向に沿って複数のゾーンに分割されて、各ゾーンの発熱体の発熱温度を任意に設定することにより、被加熱物である大型基板の表面加熱温度を一定に保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の大型基板用多段加熱炉。
- 最上下段の各乾燥室の上下には、それぞれ1以上のダミー乾燥室が設けられて、各ダミー乾燥室は、正規の乾燥室と同様に上下の各遠赤外線パネルヒーターにより形成される空間部で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の大型基板用多段加熱炉。
- 被乾燥物である大型基板を多段状に配置して乾燥可能にするために、加熱炉内に多段状となって水平に配置される両面加熱式遠赤外線パネルヒーターであって、
内部に発熱体を有する放熱板の両面にそれぞれ遠赤外線放射セラミックスの薄層が被覆されて、前記放熱板の加熱によって、その両面から遠赤外線が放射される構成であり、
前記放熱板の全周縁部は、中空状の枠体で支持されて、該放熱板には、前記枠体の中空部と連通するエアー類の気体通路と、該気体通路と連通し、しかも前記放熱板の一方の面のみに開口してエアー類の吹出し、或いは吸引を行う多数の孔とが設けられていることを特徴とする両面加熱式遠赤外線パネルヒーター。 - 内部に発熱体を有する放熱板の両面にそれぞれ遠赤外線放射セラミックスの薄層が被覆されて、前記放熱板の加熱によって、その両面から遠赤外線が放射される両面加熱式の遠赤外線パネルヒーターから成る多数の棚ヒーターが、炉本体内に上下方向に一定ピッチをおいて多段配置されて、上下の各棚ヒーターで形成される各空間部が、乾燥室となっていて、被乾燥物である大型基板を前記各棚ヒーターに多段状に配置して乾燥させるための大型基板用多段加熱炉において、
各段の棚ヒーターの下面に設けられた給気吹出し孔からエアー類をダウンブロー方式にて炉本体内に吹き出して、該炉本体の側部に設けられた排気孔から吸引排気させることを特徴とする大型基板用多段加熱炉内の給排気方法。 - 炉本体の各側壁部の内面にそれぞれ側面ヒーターが設置されて、各段の棚ヒーターの下面から炉本体内に吹き出されたエアー類は、前記各ヒーターに設けられた排気孔から吸引排気させることを特徴とする請求項5に記載の大型基板用多段加熱炉内の給排気方法。
Priority Applications (4)
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