JP3832988B2 - マルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法、特にネットワークに接続された入力機器と出力機器によって構成されるマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナやデジタルカメラ等の入力機器と、プリンタやFax等の出力機器をネットワークによってお互いに接続し、マルチファンクション機器システム(以下、MFPシステムと略す)を構成する方式が数多く実現されている。この種のシステムでは、ネットワーク上にデータを一時的に蓄えておくファイルサーバ及び入力機器からのデータ読み込みと出力機器へのデータ送出を指示するクライアントホスト(これは前記ファイルサーバを兼ねる場合もある)が必要となる。
【0003】
以下、マルチファンクション機器の一例として、入力機器としてスキャナ、出力機器としてプリンタの組み合わせにより、複写機能を実現する従来例を説明する。
【0004】
ユーザはスキャナのある場所に行きコピーしたい原稿をセットした後に、クライアントホストのある場所に行き、スキャナからの原稿読み取りを実行する。その後プリンタへの出力を指定することによって、複写機能を実現する方法がある。あるいは、スキャナの操作パネルで読み込んだデータの送り先を指定し、送り先となったプリンタで印刷することによって、複写機能を実現する方法がある。
【0005】
また、このような装置を多数のユーザで共有する際には、部門ごとにIDカードなどを発行してそれを用いて使える機器を指定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方法では、利用者が複写機能を実現するために、わざわざクライアントホストにある場所に移動し、スキャン実行や印刷実行を指定する必要があった。これは実際の複写機(スキャナとプリンタを直結し、一体となったもの)に比べて手間が多くかかり、不便である。
【0007】
一方、後者の方法では、スキャナで宛先を指定する方法が複雑であるため、利用者に対して負荷を与えると共に、新たに複雑な指定方法を実現するために、操作パネルの表示画面が大きくなり操作ボタンも多く必要となるため、スキャナのコストが大きくなる。
【0008】
又、IDカードなどによる部門ごとの使用制限や管理は、個人ごとの柔軟な設定には向かない。
【0009】
本発明は、前記従来の欠点を除去し、コストの増加を防ぎながら利用者の操作の手間を省くと共に、個人ごとの柔軟な設定が可能なマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を克服するため、本発明によるマルチファンクションシステムは、ネットワークに接続された入力機器、出力機器及び情報処理装置の組み合わせによって複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおいて、前記情報処理装置が、前記入力機器及び前記出力機器それぞれの機器情報を獲得する機器情報獲得手段と、前記機器情報獲得手段によって獲得された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成する転送パス情報生成手段と、前記転送パス情報生成手段によって生成された転送パス情報を、前記入力機器あるいは前記出力機器に供給する転送パス情報供給手段と、前記入力機器及び前記出力機器の組み合わせがユーザと関連付けられたユーザ情報を生成するユーザ情報生成手段とを有し、前記入力機器あるいは前記出力機器が、該機器固有の情報を前記情報処理装置に対し送信する機器情報供給手段と、前記転送パス情報を前記情報処理装置から獲得する転送パス情報獲得手段と、前記ユーザ情報を前記情報処理装置から獲得するユーザ情報獲得手段と、前記転送パス情報獲得手段が獲得した一個以上の転送パス情報のうちから何れかを選択する転送パス情報選択手段と、前記ユーザ情報獲得手段が獲得した一個以上のユーザ情報のうちから何れかを選択するユーザ情報選択手段と、前記選択された転送パス情報及びユーザ情報に従って前記入力機器から出力機器へデータを転送するデータ転送手段とを有することを特徴とする。
【0011】
ここで、前記転送パス情報生成手段が、前記転送パス情報を設定する転送パス情報設定手段を含む。また、前記転送パス情報獲得手段が、前記各機器に関連のある転送パス情報を前記情報処理装置から獲得し、前記転送パス情報供給手段が、前記各機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある転送パス情報を供給する。また、前記入力機器あるいは前記出力機器が、前記転送パス情報をデータベースに保管する転送パス情報保管手段を有し、前記転送パス選択手段は、前記各機器の転送パス情報保管手段に保管された一個以上の転送パス情報から1つを選択する。
【0012】
又、本発明のデータ転送方法は、ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送方法であって、前記入力機器及び前記出力機器にそれぞれ固有な機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成し、前記入力機器あるいは前記出力機器の転送要求に従って供給された転送パス情報に従って、前記入力機器から出力機器へデータを転送することを特徴とする。ここで、前記転送パス情報の生成は、前記転送パス情報を設定する工程を含む。また、前記供給した一個以上の転送パス情報のうちから1つを選択する工程を更に有する。また、前記転送パス情報の供給では、前記各機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある前記転送パス情報を供給する。
【0013】
又、本発明の記憶媒体は、ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、前記データ転送制御プログラムが、前記入力機器及び前記出力機器にそれぞれ固有な機器情報を獲得するモジュールと、獲得した機器情報をデータベースに保管するモジュールと、保管された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成するモジュールと、生成された転送パス情報をデータベースに保管するモジュールと、保管された転送パス情報を、前記入力機器あるいは前記出力機器の転送要求に従って供給するモジュールとを含むことを特徴とする。
【0014】
また、ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、前記データ転送制御プログラムが、自機器固有の情報を送信するモジュールと、保管される自機器を含んで入力機器から出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を獲得するモジュールと、獲得した一個以上の転送パス情報のうちから一つを選択するモジュールと、選択した転送パス情報に従って、前記自機器と他機器間でデータを転送するモジュールとを含むことを特徴とする
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
<本実施の形態のマルチファンクションシステムの構成例>
図1は、本実施の形態のマルチファンクションシステムの構成例を説明する概念模式図である。
【0017】
図1において、ネットワーク101は、機器を接続する既知の技術を用いたネットワークであり、本実施の形態ではTCP/IPプロトコルを使用した、イーサネットの使用を想定している。
【0018】
ネットワークスキャナ102は、用紙などに印刷された原稿などを光学的に読み込みを行うスキャナであり、ネットワークインターフェースを具備し、ネットワーク101を介して各機器に接続されている。
【0019】
管理サーバ103は、ネットワークスキャナ102及びネットワークプリンタ104の組み合わせによる仮想MFP(マルチファンクション機器)を構成する際の構成情報(以下、転送パスプロファイルと呼ぶ)を格納し、入力機器及び出力機器の要請により転送パスプロファイルの提供を行う管理サーバである。管理サーバは、通常、パーソナルコンピュータやワークステーションにサーバソフトウェアを導入することによって実現される。管理サーバ103には、ネットワークインターフェースが具備されており、ネットワーク101を介して各機器に接続されている。
【0020】
ネットワークプリンタ104は、ネットワークインターフェースを具備し、ネットワークインターフェースを介して送られる印刷データや画像データを受信し、電子写真技術などの既知の印刷技術を用いて用紙などのメディアに実際に印刷を行うネットワークプリンタである。ネットワークプリンタ104もまたネットワーク101を介して各機器に接続されている。
【0021】
尚、本実施の形態では、ネットワークスキャナから送信された画像データはネットワークプリンタ104によってただちに印刷可能であることを想定している。通常、画像データは周知のページ記述言語(以下、PDLと呼ぶ)へ変換して送信される。PDLの詳細については既知なので、説明を省略する。
【0022】
(ネットワークスキャナの構成例)
図2は、ネットワークスキャナ102の構成例を示すブロック図である。
【0023】
図2において、スキャナエンジン201は、既知の光学読み取り技術を利用したスキャナエンジンである。CPU202は、全体の動作を制御する演算・制御用のプロセッサである。RAM203は、スキャナエンジン201が読み込んだ画像データを一時的に格納したり、作業用の記憶情報を蓄えておく、あるいは図示しない外部記憶装置やネットワークを介してロードされるポログラムを格納するランダムアクセスメモリである。ROM204は、CPU202の動作を制御するプログラムが書き込まれたリードオンリメモリである。
【0024】
さらに、ネットワークI/F205は、ネットワーク101に接続するためのインターフェイスであり、デバイスプロファイル供給部206は、ネットワークスキャナ102の機器情報を管理サーバ103に伝える機能を有する。転送パスプロファイル獲得部207は、管理サーバから転送パスプロファイルを獲得し、RAM203に情報を格納する機能を有する。操作パネル208は、ユーザインターフェイスを提供するために、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複数個の操作ボタンから構成される操作パネルであり、ユーザプロファイル獲得部209は、管理サーバからユーザプロファイルを獲得し、RAM203に情報を格納する機能を有する。
【0025】
(ネットワークプリンタの構成例)
図3は、ネットワークプリンタ104の構成例を示すブロック図である。
【0026】
図3において、プリンタエンジン301は、電子写真やインクジェット等の既知の印刷技術を利用したプリンタエンジンである。CPU302は、全体の動作を制御する演算/制御用のプロセッサである。RAM303は、プリンタエンジン301に印刷する画像データを一時的に格納したり、作業用の記憶情報を蓄えておく、あるいは図示しない外部記憶装置やネットワークを介してロードされるポログラムを格納するランダムアクセスメモリである。ROM304は、CPU302の動作を制御するプログラムが書き込まれたリードオンリメモリである。
【0027】
さらに、ネットワークI/F305は、ネットワーク101に接続するためのインターフェイスである。デバイスプロファイル供給部306は、ネットワークプリンタ104の機器情報を管理サーバ103に伝える機能を有する。転送パスプロファイル獲得部307は、管理サーバから転送パスプロファイルを獲得し、RAM303に情報を格納する機能を有する。操作パネル308は、ユーザインターフェイスを提供するために、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複数個の操作ボタンから構成される操作パネルである。ユーザプロファイル獲得部309は、管理サーバからユーザプロファイルを獲得し、RAM303に情報を格納する機能を有する。
【0028】
(管理サーバの構成例)
図4は、管理サーバ103の構成例を示すブロック図である。
【0029】
図4において、CPU401は、全体の動作を制御する演算・制御用のプロセッサである。RAM402は、作業用の記憶情報やCPU401の動作を制御するプログラムを蓄えておくランダムアクセスメモリである。デバイスプロファイルデータベース404は、ネットワークに接続された機器のデバイスプロファイルを格納しておくデータベースである。転送パスファイルデータベース405は、デバイスプロファイルから生成された転送パスプロファイルを格納しておく転データベースである。
【0030】
ネットワークI/F406は、ネットワーク101に接続するためのインタフェースである。デバイスプロファイル獲得部407は、ネットワークに接続された機器からデバイスプロファイルを獲得し、デバイスプロファイルデータベース404に格納する機能を有する。転送パスプロファイル供給部408は、機器の要求にしたがい、転送パスプロファイルデータベース405から転送パスプロファイルを読み込み、ネットワークを介して機器に供給する機能を有する。
【0031】
転送パスプロファイル生成部409は、デバイスプロファイルデータベース402に書かれた機器情報から転送パスプロファイルを生成して、転送パスプロファイルデータベース405に書き込む機能を有する。ユーザプロファイルデータベース410は、ユーザごとのプロファイルを格納しておくデータベースである。
【0032】
ユーザインタフェース411は、ユーザプロファイルデータベース410に格納するためのユーザプロファイルを入力及び編集するためのキーボード及びディスプレイモニタからなる。ユーザプロファイル供給部412は、ユーザプロファイルデータベース410からユーザプロファイルを読み込み、ネットワークを介して機器に供給する機能を有する。
【0033】
(デバイスプロファイルの例)
次に、デバイスプロファイルについて説明する。
【0034】
デバイスプロファイルは、仮想MFPを構成するために必要な各機器に関する性能や特徴を示すデータであり、図5のようなテキストデータから構成される。
【0035】
図5は、ネットワークスキャナ102におけるデバイスプロファイルの一例である。
【0036】
図5において、Device−type:は機器の種類を示すものであり、図5では、入力機器でありスキャナであることを示している。
【0037】
Device−Id:は機器のモデル名を示し、図5では、ScannerXXXが機器のモデル名であることを示している。
【0038】
Device−address:は機器のネットワークアドレスを示しており、図5では、172.16.10.2が機器のネットワークアドレスであることを示している。
【0039】
Resolution:は機器がサポートしている解像度であり、図5では、400dpi,600dpi,1200dpiの解像度をサポートしていることを示す。
【0040】
Media−size:は機器がサポートしている用紙サイズを示しており、図5では、機器がA4,A5,B4の用紙サイズをサポートしていることを示す。
【0041】
Input−fee:は機器を利用した場合の課金単位を示すもので、図5では、A4サイズで16bitの画像を取り込んだ場合に、8円の課金がかかることを示している。
【0042】
Document−format:は機器がサポートする画像フォーマットであり、図5では、機器がJPEGとGIFタイプの画像の出力、及び、LIPS4タイプのPDLによる出力をサポートしていることを示す。
【0043】
Input−command:は他の機器からスキャナに読み込みを実行させるコマンドを記述している。”A4/REQ A4−SCAN”の場合は、A4サイズで読み込みを行うためには”REQ A4−SCAN”というコマンドをネットワークスキャナに送信すればよいことを示している。
【0044】
図6はネットワークプリンタ104におけるデバイスプロファイルの一例である。
【0045】
図6において、Device−Type:は機器の種類を示すものであり、図6では、出力機器でありレーザービームプリンタであることを示している。
【0046】
Device−Id:は機器のモデル名を示し、図6では、LBP−XXXが機器のモデル名であることを示している。
【0047】
Device−address:は機器のネットワークアドレスを示しており、図6では、172.16.10.3が機器のネットワークアドレスであることを示している。
【0048】
Resolution:は機器がサポートしている解像度であり、図6では、300dpi,600dpiの解像度をサポートしていることを示す。
【0049】
Media−size:は機器がサポートしている用紙サイズを示しており、図6では、機器がA3,A4,A5,B4の用紙サイズをサポートしていることを示す。
【0050】
Output−fee:は機器を利用した場合の課金単位を示すもので、図6では、A4サイズで白黒の画像を出力した場合、10円の課金がかかることを示している。
【0051】
Document−fomat:は機器がサポートする画像フォーマットであり、LIPS4,N201,ESC/Pによる入力をサポートしていることを示す。
【0052】
<本実施の形態のマルチファンクションシステムの動作例>
(デバイスプロファイルの収集)
機器のデバイスプロファイルは管理サーバ103のデバイスプロファイル獲得部によって獲得処理が行われる。
【0053】
図7は、管理サーバ103のデバイスプロファイル獲得部407の動作例を説明するフローチャートである。尚、デバイスプロファイル獲得部は管理サーバ102の起動とともに起動され、システムが終了するまで動作する。
【0054】
ステップS701において、起動時に一度だけネットワークに接続している機器に対してデバイスプロファイル獲得命令を発行する。図8に、デバイスプロファイル獲得命令の構造を示す。”REQ”は転送要求、”DEVICE−PROFILE”はデバイスプロファイルを示しており、デバイスプロファイルの要求であることを示している。このデバイスプロファイル獲得命令は、TCP/IPにおけるUDPパケットの形式で、ネットワークに対してブロードキャスト通達される。
【0055】
ステップS702において、デバイスプロファイル転送命令が届いたかどうかを判断する、届かない場合はステップ702に戻る。図19に、デバイスプロファイル転送命令の構造例を示す。1行目の”SEND”は転送、”DEVICE−PROFILE”はデバイスプロファイルを示しており、デバイスプロファイルの転送であることを示している。以下の行は、図5と同様にデバイスプロファイルの内容であることを示し、”END_OF_PROFILE”の行によって終了する。
【0056】
デバイスプロファイル獲得部は、デバイスプロファイルが転送されると、ステップS703において、デバイスプロファイルをデバイスプロファイルデータベース404に記録し、ステップS702に戻って次のデバイスプロファイル転送命令を待つ。
【0057】
次に、機器側からデバイスプロファイルを転送する仕組みを説明する。
【0058】
図9は、機器側にあるデバイスプロファイル供給部の動作例を示すフローチャートである。尚、デバイスプロファイル供給部はネットワークスキャナ102の場合は、図2の206であり、ネットワークプリンタ104の場合は、図3の306である。又、デバイスプロファイル供給部は機器の起動時に呼び出され、機器の電源遮断が行われるまで処理を継続する。
【0059】
図9のステップS901において、機器は起動時に1回だけ管理サーバ103にデバイスプロファイルの転送を実行する。もし管理サーバ103が起動していた場合は、図7のステップS702においてデバイスプロファイル転送命令を受取り、このデバイスプロファイル転送命令はデバイスプロファイルデータベース404に反映される。もし管理サーバ103が起動していない場合には、このデバイスプロファイル転送命令は管理サーバ103のデバイスプロファイルデータベース404には反映されない。
【0060】
ステップS902において、デバイスプロファイル転送要求命令が届いたのかどうかのチェックを行う。届いていない場合には、ステップS902に戻る。デバイスプロファイル転送要求命令が管理サーバ103から送られた場合には、ステップS903において、ステップS901と同様に、デバイスプロファイル転送命令を管理サーバ103に発送する。
【0061】
この処理は、機器は起動している状態で管理サーバ103が後追いで起動した場合に、デバイスプロファイルデータベース404に機器情報を反映するための処理で、管理サーバ103のデバイスプロファイル獲得部407が図7のステップS701で起動時にデバイスプロファイル転送要求命令を発行することによって、管理サーバ103がネットワークに接続されているすべての機器のデバイスプロファイルを常に獲得していることを保証するものである。
【0062】
(転送パスプロファイルの生成)
管理サーバ103では、デバイスプロファイルデータベース404に書かれた機器情報をもとに、転送パスプロファイル生成部409が転送パスプロファイルを生成し、転送パスプロファイルデータベース405に格納する。尚、転送パスプロファイルの生成は、入力機器と出力機器のデータフォーマット等の比較に基づいて、自動的に、あるいはオペレータの指示や変更を受けて生成される。
【0063】
図10は、生成された転送パスプロファイルの構造例を示す図である。
【0064】
図10において、Description:の行は転送パスを選択する際に、機器のパネルに表示する文字列を示しており、この転送パスでは”COPY scannerXXX to LBP−XXX”であることを示している。
【0065】
input−device:の行は入力機器のタイプを示しており、output−device:の行は出力機器のタイプを示している。
【0066】
input−address:の行は入力機器のネットワークアドレスを示しており、output−address:の行は出力機器のネットワークアドレスを示している。
【0067】
Document−format:の行はこの転送パスで使用されるドキュメントのフォーマットを示している。
【0068】
Copy−default:の行は、デフォルトで使用されるコピー部数を示している。
【0069】
Resolution:はこの転送パスで使用される解像度を示している。
【0070】
Input−command:は入力機器のデバイスプロファイルに書かれていた情報で、入力機器に読み込みを行わせるコマンドを記述している。
【0071】
(転送パスプロファイルの供給)
管理サーバは通常一個以上の転送パスプロファイルを所有しており、入力機器と出力機器の要求により転送パスプロファイルを各機器に供給を行う。
【0072】
図11は、管理サーバ103内にある、転送パスプロファイル供給部の動作例を示すフローチャートである。尚、転送パスプロファイル供給部は、管理サーバ103の起動とともに動作が開始する。
【0073】
ステップS1101において、起動時に転送パスプロファイルデータベース405に格納された全ての転送パスプロファイルを、転送パスプロファイル転送命令によってネットワークに接続された全ての機器に通知する。通知はブロードキャスト通知によって行われる。
【0074】
ステップS1102において、転送パスプロファイルデータベース405に変更があったかどうかを調べ、変更があった場合には、ステップS1103において、変更があった転送パスプロファイルをネットワークに接続された全ての機器に通知する。通知はブロードキャスト通知によって行われる。
【0075】
ステップS1104において、各機器から転送パスプロファイル転送要求命令が届いたかどうかを調べる。届いていた場合には、ステップS1105において、転送パスプロファイルデータベース405に格納された全ての転送パスプロファイルを、転送パスプロファイル転送命令によって要求のあった機器に通知する。
【0076】
ステップS1102で変更がなく、またはステップS1104で命令が届いていない場合は、ステップS1102とS1104とを繰り返す。
【0077】
図12は、転送パスプロファイル要求命令の構造例である。”REQ”は転送要求、”TRANSMISSION−PATH−PROFILE”は転送パスプロファイルを示しており、転送パスプロファイルの要求であることを示している。
【0078】
図13は、転送パスプロファイル転送命令の構造例である。1行目の”SEND”は転送、”TRANSMISSION−PATH−PROFILE”は転送パスプロファイルを示しており、転送パスプロファイルの転送であることを示している。以下の行は、図10と同様に、転送パスプロファイルの内容であることを示し、”END_OF_PROFILE”の行によって終了する。
【0079】
図14は、入力機器及び出力機器内にある転送パスプロファイル獲得部の動作例を示すフローチャートである。尚、転送パスプロファイル獲得部はネットワークスキャナ102の場合図2の207であり、ネットワークプリンタ104の場合図3の307である。
【0080】
図14のステップS1401において、機器は転送パスプロファイルを獲得するため、管理サーバ103に対して転送パスプロファイル要求命令を発行する。この命令によって、管理サーバ103内の転送パスプロファイル供給部408のフローチャート(図11)のステップS1104においてYesと判断され、ステップS1105において転送パスプロファイルの転送が行われる。
【0081】
ステップS1402において転送パスプロファイル転送命令によって転送パスプロファイルが転送された場合は、ステップS1403において、RAM(ネットワークスキャナ102なら図2の203、ネットワークプリンタ104なら図3の303)に格納される。
【0082】
以上によって、各機器は、転送パスプロファイルを管理サーバ103から獲得し、RAM203,303に格納する。
【0083】
(ユーザプロファイルの生成)
次に、ユーザプロファイルについて説明する。
【0084】
ユーザプロファイルは、ユーザごとに、どの入出力デバイスを利用できるかをあらかじめ定義するものである。ユーザプロファイルは、管理サーバ103のユーザインターフェース411から入力及び編集することができ、システムの利用に先だってあらかじめ編集し、ユーザプロファイルデータベース410に格納しておく。
【0085】
図20は、ユーザプロファイルデータベース410に格納されたユーザプロファイルの一例である。
【0086】
図20において、User:はユーザを識別する個人IDとなるユーザ名であり、個々のユーザごとに異なる名称を持ち、機器のパネルに表示されるものである。図20では、当該ユーザはkajitaという名称で登録されていることを示す。
【0087】
group:は当該ユーザが所属する組織、職権階級などであり、図20では、当該ユーザはdesign及びprojectというグループに所属することを示す。
【0088】
password:は当該ユーザの認証用のパスワードであり、図20では、”1234”というパスワードであることを示す。
【0089】
input−device:は当該ユーザの利用可能である入力機器のデバイス名を示し、図20では、scanner001とscanner008が利用できることを示している。
【0090】
output−device:は当該ユーザの利用可能である出力機器のデバイス名を示し、こ図20では、LBP07及びLBP05が利用できることを示している。
【0091】
(ユーザプロファイルの供給)
管理サーバ103は通常一個以上のユーザプロファイルを所有しており、入力機器と出力機器の要求によりユーザプロファイルを各機器に供給する。
【0092】
図21は、管理サーバ103内にある、ユーザプロファイル供給部412の動作例を示すフローチャートである。尚、ユーザプロファイル供給部412は管理サーバ103の起動とともに動作が開始する。
【0093】
ステップS2101において、起動時にユーザプロファイルデータベース410に格納された全てのユーザプロファイルを、ユーザプロファイル転送命令によってネットワークに接続された全ての機器に通知する。通知はブロードキャスト通知によって行われる。
【0094】
ステップS2102において、ユーザプロファイルデータベース410に変更があったかどうかを調べ、変更があった場合には、ステップS2103において、変更があったユーザプロファイルをネットワークに接続された全ての機器に通知する。通知はブロードキャスト通知によって行われる。
【0095】
ステップS2104において、各機器からユーザプロファイル転送要求命令が届いたかどうかを調べる。届いていた場合には、ステップS2105において、ユーザプロファイルデータベース410に格納された全てのユーザプロファイルを、ユーザプロファイル転送命令によって要求のあった機器に通知する。
【0096】
図22は、ユーザプロファイル要求命令の構造例を示す図である。である。”REQ”は転送要求、”TRANSMISSION−USER−PROFILE”はユーザプロファイルを示しており、ユーザプロファイルの要求であることを示している。
【0097】
図23はユーザプロファイル転送命令の構造例を示す図である。である。1行目の”SEND”は転送、”TRANSMISSION−USER−PROFILE”はユーザプロファイルを示しており、ユーザプロファイルの転送であることを示している。以下の行は、図20と同様に、ユーザプロファイルの内容であることを示し、”END_OF_PROFILE”の行によって終了する。
【0098】
図24は、入力機器及び出力機器内にあるユーザプロファイル獲得部の動作例を示すフローチャートである。尚、ユーザプロファイル獲得部は、ネットワークスキャナ102の場合は図2の209であり、ネットワークプリンタ104の場合は図3の309である。
【0099】
ステップS2401において、各機器は、ユーザプロファイルを獲得するため、管理サーバ103に対してユーザプロファイル要求命令を発行する。この命令によって、管理サーバ103内のユーザプロファイル供給部412のフローチャート(図21)のステップS2104においてYesと判断され、ステップS2105においてユーザプロファイルの転送が行われる。
【0100】
ステップS2402においてユーザプロファイル転送命令によってユーザプロファイルが転送された場合、ステップS2403において、RAM(ネットワークスキャナ102なら203、ネットワークプリンタ104なら303)に格納される。
【0101】
以上によって、各機器はユーザプロファイルを管理サーバ103から獲得し、RAM203,303に格納する。
【0102】
(スキャナからプリンタへのデータ転送例)
次に、実際にスキャナから読み込んだ原稿をプリンタで印刷するプロセスを説明する。
【0103】
使用者はネットワークスキャナ102の前に立ち、原稿をセットしてから、パネルを操作して印刷を行おうとする。
【0104】
図15は、ネットワークスキャナ102における操作パネル208の外観を示す図である。図15において、1501は12桁の文字を表示可能な液晶パネル、1502は各機能を選択する十字キー、1503はスキャンを実行する実行ボタンである。
【0105】
使用者は十字パネル1502の右キーを押すことにより、ユーザプロファイルの選択を行う。
【0106】
図25は、十字パネルの右キーを1度押した場合の液晶パネル(図15の1501)の表示内容である。液晶パネルの文字列は、図20のUser:に示されている文字列を表示しており、図20で示されたユーザプロファイルが選択されていることを示している。
【0107】
もしネットワークスキャナ102に複数のユーザパスプロファイルが登録されている場合は、十字パネル1502の右キーをさらに押すことにより別の転送パスプロファイルが選択可能である。尚、このユーザプロファイル選択時には、ユーザプロファイルの入力機器に当該ネットワークスキャナ102の機器名称が記載されているユーザプロファイルのみが表示され、それ以外のユーザプロファイルは選択できない。選択されたユーザプロファイルは、下キーを押すことにより確定する。
【0108】
確定すると、次にパスワード入力モードに移行する。図26では、パスワードの4桁のうち最初の桁に0、残りの桁に*記号が表示されており、0の下にカーソルが表示されている。この状態で、図15の十字パネル1502の上キー及び下キーを押すことにより、パスワードの暗証番号の数値を0〜9の間で増減することができる。正しい数値を設定した後、右キーで設定する桁を1つ右に移し、次の桁の暗証番号を設定する。左キーを押すと、既に設定を終わった桁にカーソルの桁を戻すことができる。これを繰り返すことにより、選択されたユーザプロファイルに適合するパスワードを入力しおわったら、下キーを押すことによりパスワードを確定する。ネットワークスキャナ102はユーザプロファイルにあるパスワードと比較照合し、一致していれば次の転送プロファイルの選択に移る。またパスワードが一致しなかった場合、動作をキャンセルして当初の待機状態に戻る。
【0109】
さて、パスワードが一致して転送プロファイルの選択に移った後、使用者は転送パスプロファイルの選択を行う。図16は、パスワード照合が終わった後の液晶パネル1501の表示内容である。液晶パネルの文字列は、図10のDescription:に示されている文字列を表示しており、図10で示された転送パスプロファイルが選択していることを示している。
【0110】
もしネットワークスキャナ102に複数の転送パスプロファイルが登録されている場合は、十字パネル1502の右キーを押すことにより別の転送パスプロファイルが選択可能である。尚、この場合に表示される転送プロファイルは、ユーザプロファイルに記載されている出力機器が出力先に指定されているものだけが選択されて表示される。従って、使用者は自分のユーザプロファイルの指定範囲内だけで転送パスプロファイルが選択可能である。
【0111】
ここで、スキャン実行ボタン1503を押すことにより、この転送パスプロファイルを利用した複写機能を実行する。図13の転送パスプロファイルによると、ネットワークスキャナ102はoutput−address:に書かれた172.16.10.3(ネットワークプリンタ)を出力機器として選択し、Resolution:に書かれた600dpiの解像度で原稿を読み込み、Document−format:に書かれたLIPS4形式で印刷データを送信する。複写回数はCopy−default:に書かれた1回だけ行う。
【0112】
印刷データは、ネットワーク101を介してネットワークプリンタ104に転送される。この時、ネットワークプリンタ104は転送パスプロファイルに関係なく、転送された印刷データの印刷処理を行うだけである。
【0113】
上記実施の形態では、ネットワークスキャナ102の操作パネルで転送パスプロファイルを選択して、印刷データをネットワークプリンタ104に転送する方式を説明したが、逆にネットワークプリンタ104の操作パネルから転送パスプロファイルを選択し、ネットワークスキャナ102に対して印刷データの送信を要求する方式を説明する。
【0114】
ネットワークプリンタ104は、上記実施の形態においてネットワークスキャナ102がユーザプロファイル及び転送パスプロファイルを管理サーバ103から獲得するのと同様の手順で、ユーザプロファイル及び転送パスプロファイルの獲得を行う。
【0115】
使用者は、ネットワークスキャナ102に原稿をセットしてから、ネットワークプリンタ104の前に立ち、パネルを操作して印刷を行おうとする。
【0116】
図17は、ネットワークプリンタ104における操作パネル308の外観を示す図である。
【0117】
図17において、1701は12桁の文字を表示可能な液晶パネル、1702は各機能を選択する十字キー、1703は印刷を実行する実行ボタンである。
【0118】
使用者は十字パネル1702の右キーを押すことにより、ユーザプロファイルの選択を行う。
【0119】
図25は、十字パネルの右キーを1度押した場合の液晶パネル1701の表示内容である。液晶パネルの文字列は、図20のUser:に示されている文字列を表示しており、図20で示されたユーザプロファイルが選択されていることを示している。
【0120】
もしネットワークプリンタ104に複数のユーザパスプロファイルが登録されている場合は、十字パネル1702の右キーをさらに押すことにより別の転送パスプロファイルが選択可能である。尚、このユーザプロファイル選択時には、ユーザプロファイルの入力機器に当該ネットワークプリンタ104の機器名称が記載されているユーザプロファイルのみが表示され、それ以外のユーザプロファイルは選択できない。選択されたユーザプロファイルは、下キーを押すことにより確定する。
【0121】
確定すると、次にパスワード入力モードに移行する。図26では、パスワードの4桁のうち最初の桁に0、残りの桁に*記号が表示されており、0の下にカーソルが表示されている。この状態で、十字パネル1702の上キー及び下キーを押すことにより、パスワードの暗証番号の数値を増減することができる。正しい数値を設定した後、右キーで設定する桁を1つ右に移し、次の桁の暗証番号を設定する。これを繰り返すことにより、選択されたユーザプロファイルのパスワードを入力しおわったら、下キーを押すことによりパスワードを確定する。ネットワークプリンタ104はユーザプロファイルにあるパスワードと比較照合し、一致していれば次の転送プロファイルの選択に移る。またパスワードが一致しなかった場合、動作をキャンセルして当初の待機状態に戻る。
【0122】
さて、パスワードが一致して転送プロファイルの選択に移った後、使用者は十字パネル1702の右キーを押すことにより、転送パスプロファイルの選択を行う。図16は、パスワード照合の終わった後の液晶パネル1701の表示内容である。液晶パネルの文字列は図10のDescription:に示されている文字列を表示しており、図10で示された転送パスプロファイルが選択していることを示している。
【0123】
もし、ネットワークプリンタ104に複数の転送パスプロファイルが登録されている場合は、十字パネル1702の右キーを押すことにより別の転送パスプロファイルが選択可能である。このとき、既に選択されているユーザプロファイルの入力機器に記載のある入力機器を含んだ転送パスプロファイルのみが選択的に表示される。
【0124】
ここで、印刷実行ボタン1703を押すことにより、この転送パスプロファイルを利用したコピー機能を実行する。図13の転送パスプロファイルによると、ネットワークプリンタ104はinput−address:に書かれた172.16.10.2(ネットワークスキャナ)を入力機器として選択し、Input−command:に書かれた読み込みコマンドを入力装置に送信することにより、読み込みの要求を行う。
【0125】
ネットワークスキャナ102は読み込みコマンドを受け取ると、返信として指定された用紙サイズで原稿を読み込み、ネットワークプリンタ104に対してデータの送信を行う。
【0126】
上記実施の形態によると、入力/出力機器は管理サーバ103に対して全ての転送パスプロファイルの転送を要求していたが、複数の入力/出力機器がネットワーク101に接続されていた場合には、ある機器を使用しない転送パスプロファイルが存在する場合があり、その情報を機器のRAMに蓄えておくのが無駄な場合がある。そこで、転送パスプロファイル転送要求を拡張し、自分のマシンに関係する転送パスプロファイルの転送だけ行うようにコマンドを拡張することが考えられる。
【0127】
図18は、図12の転送パスプロファイル転送要求命令を拡張した命令文を示す図である。”MATCH Input−address=172.16.10.2”の部分により、入力機器のアドレスとして172.16.10.2に適合する転送パスプロファイルの要求を行っていることを示す。
【0128】
また、ユーザプロファイルについても同様で、自分のマシンに関係するユーザプロファイルの転送だけ行うようコマンドを拡張することが考えられる。
【0129】
図27は、図22のユーザプロファイル転送要求命令を拡張した命令文を示す図である。”MATCH Input−address=172.16.10.2”の部分により、入力機器のアドレスとして172.16.10.2に適合するユーザプロファイルの要求を行っていることを示す。
【0130】
上記実施の形態によれば、転送パスプロファイル及びユーザプロファイルはすべて管理サーバに格納されていることを想定していたが、管理サーバが起動していない場合でも印刷を可能とするために、各機器の不揮発性メモリに転送パスプロファイル及びユーザプロファイルを登録できるようにしてもよい。さらにいえば、管理サーバと同等の機能を各機器が内蔵してもよい。
【0131】
又、上記実施の形態によれば、ユーザプロファイルは機器の操作パネルで選択し、パスワードを入力するように想定していたが、使用者が携帯可能な不揮発性の記憶媒体(たとえば、磁気カード、ICカード等)に自分のユーザプロファイルを格納して、それを各機器に具備する記憶媒体読み取り用のインターフェースに装着することによってユーザプロファイル及びパスワードの選択・入力の手順を実行するように構成してもよい。
【0132】
又、上記実施の形態によれば、ユーザプロファイルを利用する際にそのユーザが使用可能かどうかをユーザ名から判断していたが、ユーザプロファイルに含まれるグループ情報を調べて特定のグループごとに使用可能な機器を設定するようにしてもよい。
【0133】
本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)の各機能に適用してもよい。
【0134】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0135】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0136】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0137】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0138】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになる。
【0139】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明により、コストの増加を防ぎながら利用者の操作の手間を省くと共に、個人ごとの柔軟な設定が可能なマルチファンクションシステム及びそのデータ転送方法を提供できる。
【0140】
すなわち、ネットワークスキャナからネットワークプリンタにデータを転送し、コピーを実現するための複雑な構成情報を転送パスプロファイル管理サーバに持たせ、ネットワークスキャナからはどの転送パスプロファイルを使用するか選択させるだけでコピー機能が可能となり、ユーザに利便性を与え、スキャナに複雑な操作指定を行わせる操作パネルを必要としなくなるためにコスト削減が可能となる。更に、ユーザ情報をユーザプロファイルとして管理サーバに持たせ、転送パスプロファイルの選択に先だってユーザプロファイルの選択を行わせることによって、ユーザごとに使用可能な機器を制限することが可能となる。
【0141】
又、ネットワークスキャナからネットワークプリンタにデータを転送し、コピーを実現するための複雑な構成情報を転送パスプロファイルとして管理サーバに持たせ、ネットワークプリンタからはどの転送パスプロファイルを使用するか選択させるだけでコピー機能が可能となり、ユーザに利便性を与え、プリンタに複雑な操作指定を行わせる操作パネルを必要としなくなるためにコスト削減が可能となるとともに、ユーザ情報をユーザプロファイルとして管理サーバに持たせ、転送パスプロファイルの選択に先だってユーザプロファイルの選択を行わせることによって、ユーザごとに使用可能な機器を制限することが可能となる。
【0142】
又、管理サーバに数多くの転送パスプロファイルとユーザプロファイルが登録されている場合、各機器は自分に関連のある転送パスプロファイルとユーザプロファイルのみを転送してもらうことにより、ネットワークの負荷を軽減するとともに、転送パスプロファイル及びユーザプロファイルを格納する機器のRAMを節約することができ、コスト削減が可能になる。
【0143】
又、各機器が転送パスプロファイル及びユーザプロファイルを不揮発性メモリに記憶していることにより、管理サーバが起動していない場合にも、機器が内蔵した転送パスプロファイル及びユーザプロファイルの情報によって印刷が可能となる。
【0144】
又、ユーザプロファイル及びパスワードを携帯可能な不揮発性メモリに記憶していることにより、ユーザプロファイルの選択及びパスワードの入力を不揮発性メモリの挿入だけで行うことが可能となる。
【0145】
又、ユーザ名だけでなくユーザの所属するグループ単位で使用可能な機器を設定でき、効率的なユーザ管理が可能となる。
【0146】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のマルチファンクションシステムの構成例を示す概念模式図である。
【図2】ネットワークスキャナの構成例を示すブロック図である。
【図3】ネットワークプリンタの構成例を示すブロック図である。
【図4】管理サーバの構成例を示すブロック図である。
【図5】ネットワークスキャナにおけるデバイスプロファイルの一例を示す図である。
【図6】ネットワークプリンタにおけるデバイスプロファイルの一例を示す図である。
【図7】管理サーバのデバイスプロファイル獲得部の動作例を示すフローチャートである。
【図8】デバイスプロファイル獲得命令の構造例を示す図である。
【図9】入力機器及び出力機器内にあるデバイスプロファイル供給部の動作例を示すフローチャートである。
【図10】転送パスプロファイルの構造例を示す図である。
【図11】管理サーバ内にある転送パスプロファイル供給部の動作例を示すフローチャートである。
【図12】転送パスプロファイル要求命令の構造例を示す図である。
【図13】転送パスプロファイル転送命令の構造例を示す図である。
【図14】入力機器及び出力機器内にある転送パスプロファイル獲得部の動作例を示すフローチャートである。
【図15】ネットワークスキャナにおける操作パネルの外観を示す図である。
【図16】ユーザプロファイル選択後の液晶パネルの表示内容例を示す図である。
【図17】ネットワークプリンタにおける操作パネルの外観を示す図である。
【図18】図12の転送パスプロファイル転送要求命令を拡張した命令文を示す図である。
【図19】デバイスプロファイル転送命令の構造例を示す図である。
【図20】ユーザプロファイルの構造例を示す図である。
【図21】管理サーバ内にあるユーザプロファイル供給部の動作例を示すフローチャートである。
【図22】ユーザプロファイル要求命令の構造例を示す図である。
【図23】ユーザプロファイル転送命令の構造例を示す図である。
【図24】入力機器及び出力機器内のユーザプロファイル獲得部の動作例を示すフローチャートである。
【図25】十字パネルの右キーを一度押した場合の液晶パネルの表示内容を示す図である。
【図26】ユーザプロファイル選択後の液晶パネルの表示内容を示す図である。
【図27】図22のユーザプロファイル転送要求命令を拡張した命令文を示す図である。
Claims (22)
- ネットワークに接続された入力機器、出力機器及び情報処理装置の組み合わせによって複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおいて、
前記情報処理装置が、
前記入力機器及び前記出力機器それぞれの機器情報を獲得する機器情報獲得手段と、
前記機器情報獲得手段によって獲得された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成する転送パス情報生成手段と、
前記転送パス情報生成手段によって生成された転送パス情報を、前記入力機器あるいは前記出力機器に供給する転送パス情報供給手段と、
前記入力機器及び前記出力機器の組み合わせがユーザと関連付けられたユーザ情報を生成するユーザ情報生成手段とを有し、
前記入力機器あるいは前記出力機器が、
該機器固有の情報を前記情報処理装置に対し送信する機器情報供給手段と、
前記転送パス情報を前記情報処理装置から獲得する転送パス情報獲得手段と、
前記ユーザ情報を前記情報処理装置から獲得するユーザ情報獲得手段と、
前記転送パス情報獲得手段が獲得した一個以上の転送パス情報のうちから何れかを選択する転送パス情報選択手段と、
前記ユーザ情報獲得手段が獲得した一個以上のユーザ情報のうちから何れかを選択するユーザ情報選択手段と、
前記選択された転送パス情報及びユーザ情報に従って前記入力機器から出力機器へデータを転送するデータ転送手段とを有することを特徴とするマルチファンクションシステム。 - 前記転送パス情報生成手段が、前記転送パス情報を設定する転送パス情報設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。
- 前記転送パス情報獲得手段が、前記各機器に関連のある転送パス情報を前記情報処理装置から獲得し、
前記転送パス情報供給手段が、前記各機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある転送パス情報を供給することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。 - 前記入力機器あるいは前記出力機器が、
前記転送パス情報をデータベースに保管する転送パス情報保管手段を有し、
前記転送パス選択手段は、前記各機器の転送パス情報保管手段に保管された一個以上の転送パス情報から1つを選択することを特徴とする請求項1記載のマルチファンクションシステム。 - ネットワークに接続された入力機器、出力機器及び情報処理装置の組み合わせによって複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおいて、
前記情報処理装置が、
前記入力機器及び前記出力機器それぞれの機器情報を獲得する機器情報獲得手段と、
前記機器情報獲得手段によって獲得された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成する転送パス情報生成手段と、
前記転送パス情報生成手段によって生成された転送パス情報を、前記入力機器に供給する転送パス情報供給手段と、
前記入力機器及び前記出力機器の組み合わせがユーザと関連付けられたユーザ情報を生成するユーザ情報生成手段とを有し、
前記入力機器及び前記出力機器のそれぞれが、
該機器固有の情報を前記情報処理装置に対し送信する機器情報供給手段を有し、
前記入力機器が、
前記転送パス情報を前記情報処理装置から獲得する転送パス情報獲得手段と、
前記ユーザ情報を前記情報処理装置から獲得するユーザ情報獲得手段と、
前記転送パス情報獲得手段が獲得した一個以上の転送パス情報のうちから何れかを選択する転送パス情報選択手段と、
前記ユーザ情報獲得手段が獲得した一個以上のユーザ情報のうちから何れかを選択するユーザ情報選択手段と、
前記選択された転送パス情報及びユーザ情報に従って、前記出力機器に出力動作を行わせる出力手段とを有することを特徴とするマルチファンクションシステム。 - 前記転送パス情報生成手段が、前記転送パス情報を設定する転送パス情報設定手段を含むことを特徴とする請求項5記載のマルチファンクションシステム。
- 前記入力機器が有する転送パス情報獲得手段が、前記入力機器に関連のある転送パス情報を前記情報処理装置から獲得し、
前記情報処理装置が有する前記転送パス情報供給手段が、前記入力機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある前記転送パス情報を供給することを特徴とする請求項5記載のマルチファンクションシステム。 - 前記入力機器が、
前記転送パス情報をデータベースに保管する転送パス情報保管手段と、
前記入力機器の転送パス情報保管手段に保管された一個以上の転送パス情報から1つを選択する転送パス情報選択手段とを有することを特徴とする請求項5記載のマルチファンクションシステム。 - ネットワークに接続された入力機器、出力機器及び情報処理装置の組み合わせによって複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおいて、
前記情報処理装置が、
前記入力機器及び前記出力機器それぞれの機器情報を獲得する機器情報獲得手段と、
前記機器情報獲得手段によって獲得された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成する転送パス情報生成手段と、
前記転送パス情報生成手段によって生成された転送パス情報を、前記出力機器に供給する転送パス情報供給手段と、
前記入力機器及び前記出力機器の組み合わせがユーザと関連付けられたユーザ情報を生成するユーザ情報生成手段とを有し、
前記入力機器及び前記出力機器のそれぞれが、
該機器固有の情報を前記情報処理装置に対し送信する機器情報供給手段を有し、
前記出力機器が、
前記転送パス情報を前記情報処理装置から獲得する転送パス情報獲得手段と、
前記ユーザ情報を前記情報処理装置から獲得するユーザ情報獲得手段と、
前記転送パス情報獲得手段が獲得した一個以上の転送パス情報のうちから何れかを選択する転送パス情報選択手段と、
前記ユーザ情報獲得手段が獲得した一個以上のユーザ情報のうちから何れかを選択するユーザ情報選択手段と、
前記選択された転送パス情報及びユーザ情報に従って、前記入力機器に入力動作を行わせる入力手段とを有することを特徴とするマルチファンクションシステム。 - 前記転送パス情報生成手段が、前記転送パス情報を設定する転送パス情報設定手段を含むことを特徴とする請求項9記載のマルチファンクションシステム。
- 前記出力機器が有する転送パス情報獲得手段が、前記出力機器に関連のある転送パス情報を前記情報処理装置から獲得し、
前記情報処理装置が有する前記転送パス情報供給手段が、前記出力機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある前記転送パス情報を供給することを特徴とする請求項9記載のマルチファンクションシステム。 - 前記出力機器が、
前記転送パス情報をデータベースに保管する転送パス情報保管手段を有し、
前記転送パス情報選択手段は、前記出力機器の転送パス情報保管手段に保管された一個以上の転送パス情報から1つを選択することを特徴とする請求項9記載のマルチファンクションシステム。 - ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおいて、
前記入力機器及び前記出力機器にそれぞれ固有な機器情報を獲得する機器情報獲得手段と、
獲得された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成する転送パス情報生成手段と、
前記生成された転送パス情報を、前記入力機器あるいは前記出力機器の転送要求に従って供給する転送パス情報供給手段と、
前記供給された転送パス情報に従って、前記入力機器から出力機器へデータを転送するデータ転送手段とを有することを特徴とするマルチファンクションシステム。 - 前記転送パス情報生成手段が、前記転送パス情報を設定する転送パス情報設定手段を含むことを特徴とする請求項13記載のマルチファンクションシステム。
- 前記転送パス情報供給手段が供給した一個以上の転送パス情報のうちから1つを選択する転送パス情報選択手段を更に有することを特徴とする請求項13記載のマルチファンクションシステム。
- 前記転送パス情報供給手段が、前記各機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある前記転送パス情報を供給することを特徴とする請求項13記載のマルチファンクションシステム。
- ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送方法であって、
前記入力機器及び前記出力機器にそれぞれ固有な機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成し、
前記入力機器あるいは前記出力機器の転送要求に従って供給された転送パス情報に従って、前記入力機器から出力機器へデータを転送することを特徴とするデータ転送方法。 - 前記転送パス情報の生成は、前記転送パス情報を設定する工程を含むことを特徴とする請求項17記載のデータ転送方法。
- 前記供給した一個以上の転送パス情報のうちから1つを選択する工程を更に有することを特徴とする請求項17記載のデータ転送方法。
- 前記転送パス情報の供給では、前記各機器の転送要求に従って、要求された機器に関連のある前記転送パス情報を供給することを特徴とする請求項17記載のデータ転送方法。
- ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、
前記データ転送制御プログラムが、
前記入力機器及び前記出力機器にそれぞれ固有な機器情報を獲得するモジュールと、
獲得した機器情報をデータベースに保管するモジュールと、
保管された機器情報に基づいて、前記入力機器から前記出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を生成するモジュールと、
生成された転送パス情報をデータベースに保管するモジュールと、
保管された転送パス情報を、前記入力機器あるいは前記出力機器の転送要求に従って供給するモジュールとを含むことを特徴とする記憶媒体。 - ネットワークに接続された入力機器から出力機器へデータを転送して複写機能を構成するマルチファンクションシステムにおけるデータ転送制御プログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、
前記データ転送制御プログラムが、
自機器固有の情報を送信するモジュールと、
保管される自機器を含んで入力機器から出力機器へデータを転送するパスを示す転送パス情報を獲得するモジュールと、
獲得した一個以上の転送パス情報のうちから一つを選択するモジュールと、
選択した転送パス情報に従って、前記自機器と他機器間でデータを転送するモジュールとを含むことを特徴とする記憶媒体。
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