JP3826898B2 - 電子部品の製造方法及び半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置等の電子部品の製造方法及びこれにより製造された半導体装置に関し、特に電子部品に電磁波シールドを施す技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置等の電子部品は、例えばセラミックあるいはガラスエポキシ基板などを材料としたパッケージの内部に半導体を配置し、Auワイヤなどにより端子接続をおこなった後に、パッケージ封止キャップを取り付けるなどして形成される。このような電子部品は、特に高周波用に用いる半導体素子を備えるものについては、内部の素子への外部ノイズの影響による誤作動や、この素子から放射されるノイズなどによる他の電子部品の誤作動が生じることがあり、このため電子部品に電磁波シールドを施さなければならない場合がある。従来、このような電磁波シールドが必要な電子部品は、パッケージの外壁又は内壁、あるいはパッケージ封止キャップ等を金属で形成し、或いはこれらをメタライズしたものを用いて電磁シールドを施すことが一般的である
しかし、上記のような金属キャップや遮蔽板を設ける場合には電子部品の大型化を招くものであり、一方、近年の電子機器の小型化により、電子部品の小型・薄型化が求められている。
【0003】
そこで、近年、電子部品の封止用の樹脂組成物中に電磁波遮蔽性の物質を混入することで、封止樹脂に電子波遮蔽性を付与することが行われるようになってきている(特許文献1参照)。封止樹脂に混入する電磁波遮蔽性の物質としては、セラミック粒子等が用いられるが、高い電磁波遮蔽性を低コストで付与するためには、フェライト粒子や金属粒子を用いることが好ましい。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−67517号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フェライト粒子や金属粒子を用いる場合は、樹脂中の充填量等によっては封止樹脂の電気的絶縁性を確保することが困難となり、このためこのようなフェライト粒子や金属粒子が混入された封止樹脂は、電気配線や端子等を封止すると、ショートサーキットの発生や、外部との電気的絶縁性が確保できなくなったりする問題が生じ、これらの粒子を混合するとしてもその混合量等が制限されてしまうものであった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、フェライト粒子と金属粒子のうちの少なくとも一方が混入された封止樹脂からなる電磁波シールドを有し、且つ電気配線や端子等のショートサーキット等の発生を防止することができる、小型・薄型化が可能な電子部品の製造方法、及びこの方法により製造される半導体装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る電子部品の製造方法は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、無機フィラーを必須成分とする第一の液状樹脂組成物にて半導体素子3を封止して第一の封止層1を形成すると共に、前記第一の液状樹脂組成物と同一のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有すると共にフェライト粒子と金属粒子のうちの少なくとも一方を含有する第二の液状樹脂組成物により前記第一の封止層1を被覆する第二の封止層2を形成する電子部品の製造方法であって、前記第一の液状樹脂組成物にて半導体素子3を覆った後、前記第一の液状樹脂組成物を硬化することなくこの第一の液状樹脂組成物を第二の液状樹脂組成物で覆い、この第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とを同時に硬化することにより前記第一の封止層1及び第二の封止層2を同時に形成することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1において、上記第一の液状樹脂組成物が、25℃における粘度が90〜150Pa・sであり、且つ上記第二の液状樹脂組成物の25℃における粘度は前記第1の液状樹脂組成物よりも低い35〜50Pa・sであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に係る半導体装置は、請求項1又は2に記載の方法により製造されたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
本発明では、第一の液状樹脂組成物と、第二の液状樹脂組成物の二種の液状樹脂組成物により封止層を形成する。
【0015】
第一の液状樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、無機フィラーを必須成分とする。
【0016】
上記のエポキシ樹脂としては、液状であり、且つ封止用途に使用されるものであれば制限されることなく用いることができるが、例えば液状のo−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ブロム含有エポキシ樹脂、ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂等を挙げることができる。
【0017】
また硬化剤としては、エポキシ樹脂硬化用のものであれば特に制限されないが、例えばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、ジシクロペンタジエン型フェノール樹脂、トリフェニルメタン型フェノール樹脂、ザイロック型フェノール樹脂、テルペン型フェノール樹脂など各種の多価フェノール樹脂、酸無水物を挙げることができる。また、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール等のイミダゾール系硬化剤や、ジシアンジアミド、脂肪族ポリアミド等のアミド系硬化剤や、アンモニア、トリエチルアミン、ジエチルアミン等の脂肪族アミン系硬化剤や、ジアミノジフェニルメタン、メタフェニレンジアミン等の芳香族アミン系硬化剤等も用いることができる。硬化剤合計の含有量は、第一の液状樹脂組成物に対して所望の特性を付与することができるように適宜調整されるが、通常エポキシ樹脂に対して、当量比で0.5〜1.5の範囲で配合される。
【0018】
硬化促進剤としては特に限定するものではなく、例えば、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン等の三級アミン化合物、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾール化合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン等の有機ホスフィン化合物、トリアゾール化合物、有機金属錯塩、有機酸金属塩、四級アンモニウム塩等が挙げられ、これらを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
【0019】
このような硬化促進剤の含有量は、第一の液状樹脂組成物に対して所望の特性を付与することができるように適宜調整されるが、エポキシ樹脂全量に対して2〜8重量%の範囲であることが好ましい。
【0020】
無機フィラーとしては、適宜のものが用いられるが、非導電性のものを用いることが好ましく、例えばシリカ、アルミナ、マグネシア、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、タルク等の無機質粉末充填材や、ガラス繊維、セラミック繊維等の繊維質充填材が挙げられる。
【0021】
このような無機フィラーの含有量は、第一の液状樹脂組成物に対して所望の特性を付与することができるように適宜調整されるが、組成物全量に対して30〜85重量%の範囲であることが好ましい。
【0022】
また、必要に応じて、顔料、希釈剤、カップリング剤、界面活性剤、レベリング剤、消泡剤及びイオントラップ剤等を配合することもできる。顔料としては例えばカーボン、酸化チタン等が挙げられ、希釈剤としては例えばフェニルグリシジルエーテル等が挙げられ、カップリング剤としては例えばシランカップリング剤等が挙げられ、界面活性剤としては例えばポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド等が挙げられる。これらの顔料等は2種類以上を併用することもできる。
【0023】
一方、第二の液状樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有し、且つフェライト粒子と金属粒子のうちの少なくとも一方を含有する。
【0024】
第二の液状樹脂組成物におけるエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤は、同時に用いる第一の液状樹脂組成物と同一のものを用いる。この各成分の含有量は、第二の液状樹脂組成物に対して所望の特性を付与することができるように適宜調整されるが、硬化剤は第一の液状樹脂組成物の場合と同様に通常エポキシ樹脂に対して、当量比で0.5〜1.5の範囲で含有させることが好ましく、また硬化促進剤はエポキシ樹脂全量に対して1〜3重量%の範囲で含有させることが好ましい。
【0025】
フェライト粒子を含有させる場合には、平均粒径5〜25μm、最大粒径50μm以下のものを用いることが好ましい。また金属粒子を含有させる場合には、適宜のものを用いることができるが、銀粒子、銅粒子等を用いることが好ましく、またその平均粒径1〜25μm、最大粒径30μm以下のものを用いることが好ましい。
【0026】
このフェライト粒子や金属粒子の含有量は、第二の液状樹脂組成物に所望の特性を付与するために適宜調整されるが、例えばフェライト粒子のみを含有させる場合には組成物全量に対して80〜90重量%の割合で含有させ、また金属粒子のみを含有させる場合には組成物全量に対して80〜95重量%の割合で含有させることが好ましい。
【0027】
上記のような第一の液状樹脂組成物は25℃における粘度が50〜150Pa・sとなるように調整し、また第二の液状樹脂組成物はその25℃における粘度が、同時に用いる第一の液状樹脂組成物の粘度よりも低くなるように調整することが好ましい。このような粘度の調整は、例えば第一の液状樹脂組成物中の無機フィラーの含有量や、第二の液状樹脂組成物中のフェライト粒子や金属粒子の含有量等を調整することにより行うことができる。
【0028】
また、第一の液状樹脂組成物は25℃におけるチクソ指数が1.2〜2.0となるように調整し、また第二の液状樹脂組成物は25℃におけるチクソ指数が、同時に用いる第一の液状樹脂組成物のチクソ指数よりも低くなるように調整することが好ましい。このようなチクソ指数の調整は、例えば第二の液状樹脂組成物中に適宜のチクソ性付与材(例えば日本アエロジル社製の「#300」等)を添加することにより行うことができる。
【0029】
また、第一の液状樹脂組成物は150℃におけるゲルタイムが60〜240秒間の範囲となるように調整し、また第二の液状樹脂組成物は150℃におけるゲルタイムが、同時に用いる第一の液状樹脂組成物のゲルタイムよりも長くなるように調整することが好ましい。このようなゲルタイムの調整は、例えば第一の液状樹脂組成物や第二の液状樹脂組成物中の硬化促進剤の添加量を調整することにより行うことができる。
【0030】
また、第一の液状樹脂組成物は、その加熱硬化物の25℃における体積抵抗率が1×1013Ω・cm以上となるように調整し、また第二の液状樹脂組成物は、その加熱硬化物の25℃における体積抵抗率が1×103〜1×107Ω・cmとなるように調整することが好ましい。このような体積抵抗率の調整は、例えば第一の液状樹脂組成物中の無機フィラーの含有量や、第二の液状樹脂組成物中のフェライト粒子や金属粒子の含有量等を調整することにより行うことができる。
【0031】
上記の第一の液状樹脂組成物及び第二の液状樹脂組成物を調製するにあたっては、上記の各成分を所望の割合で配合したものを溶解混合し、又は溶融混合した後3本ロール等で溶融混練して液体状のエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
【0032】
このようにして得られた液状のエポキシ樹脂組成物は、金型を用いることなく液状封止により、半導体素子を封止することができ、これにより本発明の半導体装置を得ることができる。このような液状樹脂組成物の硬化成形体を封止樹脂とする半導体装置の製造方法の例を、図1を示して説明する。
【0033】
基板4としては、セラミック、ガラス基材エポキシ樹脂積層板、ポリエチレンテレフタレート製シート等の絶縁層に配線形成がなされた配線基板4が用いられる。このプリント配線基板4上にICチップ等の半導体素子3をダイボンディングし、ワイヤボンディング法等にて配線基板4の配線5と導通させる。ここで半導体素子3は、シリコンウエハー等の基板にアルミニウム等により配線を形成し、更に抵抗、トランジスタ等の回路素子を形成するなどして得られる。
【0034】
次に、配線基板4上の半導体素子3搭載部分に第一の液状樹脂組成物を、ディスペンサーを用いて塗布したり、メタルマスク等を用いて印刷したりすることで配置して配線基板4上に露出する配線5、半導体素子3、ワイヤ6、及びこれらの接合部を覆う。
【0035】
次に、第一の液状樹脂組成物を成形硬化することなく、この第二の液状樹脂組成物を、ディスペンサーを用いて塗布したり、メタルマスク等を用いて印刷したりすることで配置して、第二の液状樹脂組成物により前記の第一の液状樹脂組成物を覆う。
【0036】
このように第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とを加熱硬化することなく共に配置した後、この第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とを同時に加熱硬化すると共に必要に応じてアフターキュアーを施すことにより、第一の液状樹脂組成物の硬化物にて半導体素子3を被覆する第一の封止層1を形成すると共に第二の液状樹脂組成物の硬化物にて第一の封止層1を被覆する第二の封止層2を形成して、この第一の封止層1と第二の封止層2からなる封止樹脂を形成する。
【0037】
このようにして形成された半導体装置では、第一の封止層1により、半導体素子3が外部から電気的に絶縁された状態で被覆されて保護されるものであり、また第二の封止層2は電磁波シールドとして機能して、電磁波による半導体素子3の誤作動を防止するものである。
【0038】
以上のようにして半導体装置を形成すると、電磁波シールドとして機能する第二の封止層2を封止樹脂の一部として形成することができて、従来のように金属キャップや遮蔽板を設ける場合と較べて、半導体装置の小型化を図ることができるものであり、またこのとき半導体素子を直接被覆するのは第一の封止層1であるから、半導体素子を外部から電気的に絶縁された状態で保護することができるものである。
【0039】
また、従来は電磁波シールドのために導電性材料を含むシート材を貼着する場合もあり、この場合は金属キャップや遮蔽板を設ける場合よりも装置の小型化が図れたが、経時劣化によりシート材が剥離するおそれがあり、またシート材を貼着するための工程が必要で製造効率の悪化の原因となっていたが、本発明では第一の封止層1と第二の封止層2とは同時に形成されることから、別途に電磁波シールドを設ける工程を加えることなく、電磁波シールドが施された半導体装置を形成することができ、製造工程の簡略化を図ることができるものであり、更に、第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とは、同一のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有するものであるから、これらを加熱硬化して得られる第一の封止層1と第二の封止層2とは親和性が高く、層間に高い密着性を付与することができるものである。
【0040】
ここで、第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物の粘度、チクソ指数、ゲルタイム等を上記のように調整することで、封止樹脂の形成時に第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とが互いに拡散しあうことを抑制し、特に第二の液状樹脂組成物が第一の液状樹脂組成物に向けて拡散することを抑制して、第一の封止層1の電気的絶縁性を維持することができるものである。
【0041】
すなわち、第一の液状樹脂組成物の25℃における粘度を50〜150Pa・sとして、第二の液状樹脂組成物の25℃における粘度を、同時に用いる第一の液状樹脂組成物の粘度よりも低くなるようにすると、封止樹脂の形成時においては、粘度の低い第二の液状樹脂組成物は粘度がより高い第一の液状樹脂組成物へは拡散しにくくなる。このとき第二の液状樹脂組成物と第一の液状樹脂組成物の粘度の差は大きいほど上記の拡散が抑制され、好ましくはこの粘度の差が第一の液状樹脂組成物の粘度の値の30%以上となるようにするものである。このため第二の液状樹脂組成物の粘度は低いほど好ましいが、成形性等を考慮すると第二の液状樹脂組成物の粘度の実質的な下限は10Pa・sとなる。
【0042】
また、第一の液状樹脂組成物の25℃におけるチクソ指数を1.2〜2.0として、第二の液状樹脂組成物の25℃におけるチクソ指数を、同時に用いる第一の液状樹脂組成物のチクソ指数よりも低くなるようにすると、チクソ指数の低い第二の液状樹脂組成物は、チクソ指数がより高い第一の液状樹脂組成物へは拡散しにくくなる。このとき第二の液状樹脂組成物と第一の液状樹脂組成物のチクソ指数の差は大きいほど上記の拡散が抑制され、好ましくはこのチクソ指数の差が0.3以上となるようにするものである。このため第二の液状樹脂組成物のチクソ指数は高いほど好ましいが、成形性等を考慮すると第二の液状樹脂組成物のチクソ指数の実質的な下限は0.9となる。
【0043】
また、第一の液状樹脂組成物の150℃におけるゲルタイムを60〜240秒間として、第二の液状樹脂組成物の150℃におけるゲルタイムを、同時に用いる第一の液状樹脂組成物よりも長くなるようにすると、封止樹脂の形成時には、ゲルタイムが短い第一の液状樹脂組成物の方が先に硬化し始めることとなり、このためゲルタイムがより長い第二の液状樹脂組成物は、第一の液状樹脂組成物へ拡散しにくくなる。このとき第二の液状樹脂組成物と第一の液状樹脂組成物のゲルタイムの差は大きいほど上記の拡散が抑制され、好ましくはこのゲルタイムの差が60秒以上となるようにするものである。このため第二の液状樹脂組成物のゲルタイムは長いほど好ましいが、成形性等を考慮すると第二の液状樹脂組成物のゲルタイムの実質的な上限は450秒となる。
【0044】
また、上記のように第一の液状樹脂組成物を、その加熱硬化物の25℃における体積抵抗率が1×1013Ω・cm以上となるようにし、且つ第二の液状樹脂組成物を、その加熱硬化物の25℃における体積抵抗率が1×103〜1×107Ω・cmとなるようにすると、第一の液状樹脂組成物の加熱硬化物である第一の封止層1に十分な電気的絶縁性を付与して、半導体素子と外部との間の電気的絶縁性を十分に確保することができ、且つ第二の液状樹脂組成物の加熱硬化物である第二の封止層2に優れた電磁波遮蔽性を付与することができるものである。ここで、第一の液状樹脂組成物の加熱硬化物の体積抵抗率は高いほど第一の封止層の電気的絶縁性を確保することができるが、この体積抵抗率の実質的な上限は1017Ω・cmとなる。
【0045】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって詳述する。
【0046】
〔実施例及び比較例〕
1.液状樹脂組成物の調製
表1及び表2に示す各成分を溶解混合した後3本ロールで溶融混練して、液体状のエポキシ樹脂組成物である第一の液状樹脂組成物及び第二の液状樹脂組成物を得た。
【0047】
尚、表中に示された各成分の詳細は次の通りである。
・エポキシ樹脂:ジャパンエポキシレジン社製、「エピコート828」
・硬化剤:新日本理化社製、「MH700」
・硬化促進剤:旭化成社製、「HX3088」
・充填材
シリカ:トクヤマ社製、「SE40」
フェライト:戸田工業社製、「KNS−415」
銅粒子:福田金属箔粉工業社製、「CE−25」
・顔料:カーボンブラック、三菱化成社製、「MA−600」
・チクソ性付与剤:日本アエロジル社製、「#300」
2.半導体装置の形成
実施例1乃至8では、ガラス基材エポキシ樹脂積層板の一面に配線形成を施してプリント配線板を形成し、このプリント配線板に半導体素子をダイボンディングした後、金線を用いてワイヤボンディングを行った。
【0048】
次いで、上記のプリント配線板上の半導体素子搭載部分に第一の液状樹脂組成物を、ディスペンサーを用いて塗布して、プリント配線板上に露出する配線、半導体素子、金線、及びこれらの接合部を覆った。
【0049】
次に、第一の液状樹脂組成物を成形硬化することなく、第二の液状樹脂組成物をディスペンサーを用いて塗布し、第二の液状樹脂組成物により前記の第一の液状樹脂組成物を覆った。
【0050】
次に、150℃で3時間加熱することで、液状のエポキシ樹脂組成物を加熱硬化させて、厚み0.7mmの第一の封止層と厚み0.4mmの第二の封止層とからなる封止樹脂を形成し、半導体装置を得た。
【0051】
また比較例1では、上記の製造方法において、第一の液状樹脂組成物のみを用いて、厚み1.1mmの封止層を設け、半導体装置を得た。
【0052】
また比較例2では、上記の製造方法において、第一の液状樹脂組成物を成形硬化してから、第二の液状樹脂組成物により前記の第一の液状樹脂組成物を覆い、更に第二の液状樹脂組成物を成形硬化させた。
【0053】
〔特性・評価〕
表中に示された各液状樹脂組成物の特性、及び各実施例及び比較例の性能評価は、下記のような試験方法により測定した。
【0054】
(1)粘度(25℃)
25℃での樹脂粘度をB型回転粘度計を用いて測定した。
【0055】
(2)チクソ指数(25℃)
B型回転粘度計にて、回転数を変えて粘度を測定し、低回転数で測定した粘度と、高回転数で測定した粘度との比に基づいて算出した。
【0056】
(3)ゲルタイム(150℃)
150℃の熱盤上に樹脂約1gを滴下して撹拌し、撹拌不能(固化)となるまでに要した時間を測定した。
【0057】
(4)硬化物の体積抵抗率
直径100mm、厚み3mmの硬化物を成形し、この硬化物に500Vの電圧を印加して、印加し始めてから60秒後の電流値から算出した。
【0058】
(5)封止層間密着性(アルミせん断強度測定)
実施例1乃至8については、7mm×100mm×1mmのアルミニウム板の先端の7mm×7mmの領域に、第一の液状樹脂組成物を塗布したものと、同様にアルミニウム板の先端に第二の液状樹脂組成物を塗布したものとを貼り合わせ、この状態で150℃で3時間加熱することで硬化させた後、引っ張りせん断強度を測定した。
【0059】
また比較例2については、上記と同様にアルミニウム板の先端に、それぞれ第一の液状樹脂組成物を塗布したものと第二の液状樹脂組成物を塗布したものとを用意し、まず第一の液状樹脂組成物を150℃で3時間加熱することで硬化させた後、その硬化物と第二の液状樹脂組成物とを貼り合わせ、更にこの状態で150℃で3時間加熱することで硬化させた後、引っ張りせん断強度を測定した。
【0060】
(6)電磁シールド性評価(アドバンテスト法)
第二の液状樹脂組成物を150℃で3時間加熱することで厚み1mmのシート状に成形し、その電磁シールド性を、アドバンテスト製スペクトラムアナライザーを用い、試験周波数100kHzで測定した。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】
上記のように請求項1に係る電子部品の製造方法は、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、無機フィラーを必須成分とする第一の液状樹脂組成物にて半導体素子を封止して第一の封止層を形成すると共に、前記第一の液状樹脂組成物と同一のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有すると共にフェライト粒子と金属粒子のうちの少なくとも一方を含有する第二の液状樹脂組成物により前記第一の封止層を被覆する第二の封止層を形成する電子部品の製造方法であって、前記第一の液状樹脂組成物にて半導体素子を覆った後、前記第一の液状樹脂組成物を硬化することなくこの第一の液状樹脂組成物を第二の液状樹脂組成物で覆い、この第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とを同時に硬化することにより前記第一の封止層及び第二の封止層を同時に形成するため、第一の封止層により半導体素子を外部から電気的に絶縁し且つショートサーキットの発生が防止された状態で被覆して保護すると共に、第二の封止層により電磁波シールドを施して電磁波による半導体素子の誤作動を防止することができ、且つ、電磁波シールドとして機能する第二の封止層を封止樹脂の一部として形成することができて、装置の小型化を図ることができるものである。また、第一の封止層と第二の封止層を同時に形成することから、別途に電磁波シールドを設ける工程を加えることなく電磁波シールドを施すことができ、製造工程の簡略化を図ることができるものであり、更に、第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とは、同一のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有するものであるから、これらを加熱硬化して得られる第一の封止層と第二の封止層とは親和性が高く、層間に高い密着性を付与することができるものである。
【0064】
請求項2の発明は、請求項1において、上記第一の液状樹脂組成物が、25℃における粘度が90〜150Pa・sであり、且つ上記第二の液状樹脂組成物の25℃における粘度は前記第1の液状樹脂組成物よりも低い35〜50Pa・sであるため、第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とが互いに拡散しあうことを抑制し、特に第二の液状樹脂組成物が第一の液状樹脂組成物に向けて拡散することを抑制して、第一の封止層の電気的絶縁性を維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第一の封止層
2 第二の封止層
3 半導体素子
Claims (3)
- エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、無機フィラーを必須成分とする第一の液状樹脂組成物にて半導体素子を封止して第一の封止層を形成すると共に、前記第一の液状樹脂組成物と同一のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤を含有すると共にフェライト粒子と金属粒子のうちの少なくとも一方を含有する第二の液状樹脂組成物により前記第一の封止層を被覆する第二の封止層を形成する電子部品の製造方法であって、前記第一の液状樹脂組成物にて半導体素子を覆った後、前記第一の液状樹脂組成物を硬化することなくこの第一の液状樹脂組成物を第二の液状樹脂組成物で覆い、この第一の液状樹脂組成物と第二の液状樹脂組成物とを同時に硬化することにより前記第一の封止層及び第二の封止層を同時に形成することを特徴とする電子部品の製造方法。
- 上記第一の液状樹脂組成物が、25℃における粘度が90〜150Pa・sであり、且つ上記第二の液状樹脂組成物の25℃における粘度は前記第1の液状樹脂組成物よりも低い35〜50Pa・sであることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の方法により製造されたことを特徴とする半導体装置。
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