JP3823837B2 - 光通信ネットワーク及びそれに用いる光通信ネットワーク設計方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信ネットワーク及びそれに用いる光通信ネットワーク設計方法に関し、特に1つ以上の光アド・ドロップ・マルチプレクサ(OADM:optical add−drop multiplexer)を送信器と受信器との間に含む光伝送路を経済的に敷設するように、その敷設場所と順序とを決定する光通信ネットワークの設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記の光アド・ドロップ・マルチプレクサ(以下、OADMとする)においては、光伝送路へ光信号を挿入(add)、または光伝送路から光信号を分岐(drop)する機能を備えている。
【0003】
従来、この種の光通信ネットワーク設計方法としては、例えば「1リンクに複数ファイバをもつ光波網への光波パス配置」(電子情報通信学会論文誌B−I,Vol.J80−B−I,No.10,1997年,pp.752−765)に掲載された論文に記載されているように、必要な波長変換器数を最小にするような光波パスの配置法を求めるために用いられている。上記のような要求された全ての光波パスの設定手順を図10に示す。
【0004】
この設定手順においては、最初に、全ての光波パスを最短経路で仮配置する(図10ステップS41)。この時、最短経路を求める方法としては、ダイクストラ(Dijkstra)の最短経路法等を用いる。
【0005】
次に、上記の設定手順では、光波パスの本配置を行う。まず、光XC(cross connect:クロスコネクト)装置間のリンクのコストC(i,j)の設定を行う(図10ステップS42〜S46)。
【0006】
コストC(i,j)は光XC装置iと光XC装置jとの間に設定されるリンク(i,j)のコストである。上記の設定手順では、光XC装置iと光XC装置jとの間にリンク(i,j)が存在する時、コストC(i,j)を光XC装置間の距離Maとし、リンク(i,j)が存在しない時はコストC(i,j)を無限大にする(図10ステップS42)。
【0007】
続いて、上記の設定手順では、リンク(i,j)に仮配置で既に光波パスが設定されていれば、コストC(i,j)にある係数Mbと、リンク(i,j)に仮配置時に設定された光波パス数Cbとの積を加える(図10ステップS43)。上記の設定手順では、リンク(i,j)に本配置で既に光波パスが設定されていれば、コストC(i,j)にある係数Mcと本配置で既に設定されている光波パス数Ccとの積を加える(図10ステップS44)。
【0008】
また、上記の設定手順では、リンク(i,j)の残り資源が1ならば、コストC(i,j)にある定数Mdを加え、残り資源が0ならば、コストC(i,j)を無限大にする(図10ステップS45)。さらに、上記の設定手順では、使用量最大のリンクに、コストある定数Meを加える(図10ステップS46)。上記の設定手順では、以上のステップS42〜S46にしたがって、ネットワーク内の全てのリンクにコストを設定する。
【0009】
この後に、上記の設定手順では、各リンクのコスト設定終了後、未設定光波パス中でホップ数が最小の光波パスを選択する(図10ステップS47)。上記の設定手順では、選択された光波パスの始点光XC装置と終点光XC装置との間の経路のリンクコストの合計が最小の経路を選択する(図10ステップS48)。上記の設定手順では、選択した光波パスのコストが無限大かどうかを判断し(図10ステップS49)、コストが無限大でなければ、選択した光波パスを設定する。
【0010】
もし、このコストが無限大であれば、上記の設定手順では、光波パスの配置失敗として手順を終了する。光波パスを設定すると、全ての光波パスの経路を設定したかどうかを判断し(図10ステップS50)、未設定の光波パスが残っていればステップS22に戻る。全ての光波パスを設定すれば、手順を終了させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の設定手順では、ネットワークを設計する前に、始点光XC装置と、終点光XC装置とが与えられるため、始点光XC装置と終点光XC装置との設定を行うことができないという問題がある。
【0012】
また、従来の設定手順では、光XC装置間に設定されたリンクにのみコストを与えるため、始点光XC装置と終点光XC装置とが決定したとして、設定された経路では、必ずしも、送信器数と受信器数とを低減することができないという問題がある。
【0013】
例えば、図11に示す光通信ネットワークにおいて、2個の光波パス701,702が「光XC装置71−光XC装置72」に、2個の光波パス703,704が「光XC装置72−光XC装置74」に、1個の光波パス705が「光XC装置71−光XC装置73−光XC装置74」に設定され、始点光XC装置及び終点光XC装置がそれぞれ光XC装置71、光XC装置74である場合、「光XC装置71−光XC装置72−光XC装置74」のパス数*ホップ数は「4」となり、「光XC装置71−光XC装置73−光XC装置74」のパス数*ホップ数は「2」となり、OADMを含む光伝送路をパス数*ホップ数が大きいところに設置すると、OADMを光XC装置72に設置するような光伝送路が設定される。しかしながら、光XC装置72では全てのパスが挿入または分岐するため、送信器数と受信器数とが低減されない。
【0014】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、必要となる送信器数及び受信器数を低減することができる光通信ネットワーク及びそれに用いる光通信ネットワーク設計方法を提供することにある。
【0015】
また、本発明の他の目的は、OADMを含む光伝送路の配置場所とその敷設順序とを求めることができる光通信ネットワーク及びそれに用いる光通信ネットワーク設計方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による光通信ネットワークは、光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークであって、
前記光クロスコネクト装置各々と制御リンクで接続される管理装置と、前記管理装置に設けられかつ前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能とを備え、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくしている。
【0017】
本発明による他の光通信ネットワークは、光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークであって、
前記複数の光クロスコネクト装置各々に設けられかつ制御リンクを介して隣接装置に接続される管理装置と、前記管理装置に設けられかつ前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能とを備え、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくしている。
【0018】
本発明による光通信ネットワーク設計方法は、光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークの光通信ネットワーク設計方法であって、
前記光クロスコネクト装置各々と制御リンクで接続される管理装置において、前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求めるステップを備え、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくしている。
【0019】
本発明による他の光通信ネットワーク設計方法は、光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークの光通信ネットワーク設計方法であって、
前記複数の光クロスコネクト装置各々に設けられかつ制御リンクを介して隣接装置に接続される管理装置において、前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求めるステップを備え、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくしている。
【0020】
すなわち、本発明の光通信ネットワークは、光波パスの伝送路の切替えを行う光XC装置と、光クロスコネクト装置間を接続する光伝送路と、ネットワークのトポロジ情報と各光XC装置のトラフィック量とを記憶して資源配置の計算を行う管理部と、各光XC装置からトポロジ情報とトラフィック情報とを管理部に伝送する制御リンクとを備えている。
【0021】
本発明の光通信システム設計方法は、各光XC装置から、制御リンクを通じて、トポロジ情報とトラフィック情報を得て、光XC装置間のリンク上のトラフィック量と光XC装置を通過するトラフィック量とを評価値とし、ULH(ultra long haul)を設定する経路と敷設順番とを共に求める手段を備えている。
【0022】
このように構成し、リンク上のトラフィック量だけでなく、光XC装置を通過するトラフィック量を評価値として用いることによって、送信器数と受信器数を低減することが可能なULHの設置場所と設置順序とを求めることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による光通信ネットワークは光XC(cross−connect:クロスコネクト)装置11〜22と、これら光XC装置11〜22を接続する光伝送路121〜137と、管理装置30と、光XC装置11〜22と管理装置30とを接続する制御リンク141〜152とから構成されている。
【0024】
ここで、いくつかの光XC装置間にはULH(ultra long haul)が設定される。図1に示す例では、光XC装置15,16,17,18にULH161が設定され、光XC装置13,17,21,22にULH162が設定される。
【0025】
ULHとは電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光伝送システムのことである。また、伝送路の途中に1つ以上の光アド・ドロップ・マルチプレクサ[以下、OADM(optical add−drop multiplexer)とする]を挿入することができる。ここでは1つ以上のOADMを送信器と受信器との間に含む光伝送路をULHと呼ぶ。OADMは光伝送路に光信号を挿入(add)、または光伝送路から光信号を分岐(drop)する機能を備えている。
【0026】
管理装置30は、図示していないが、制御リンク141〜152から伝えられるトポロジ情報とトラフィック情報とを記憶する機能と、資源配置計算を行う機能と、資源配置の計算結果を出力する機能とを有している。これらの機能は1つの装置で実現する構成もあるし、複数の装置で実現する構成もある。光XC装置11〜22間のコストとしては伝送路の距離、伝送路の特性である偏波モード分散、損失等がある。
【0027】
トポロジ情報としては光XC装置11〜22間の接続関係、光XC装置11〜22間の伝送コスト、光XC装置11〜22の規模がある。トラフィック情報としては、パスの始点及び終点、中継光XC装置、トラフィック量がある。
【0028】
光XC装置11〜22は光伝送路121〜137を伝送されるパスの経路を切替える機能を備える。ULHが設定される光XC装置13,15〜18,21,22と、ULHが設定されない光XC装置11,12,14,19,20の構成とは異なる。このため、ULHの配置を求めることは、異なる種類の光XC装置11〜22の配置を求めることでもある。
【0029】
図2は図1に示すULHが設定されていない光XC装置11の構成を示すブロック図である。図2において、光XC装置11は電気スイッチ201と、スイッチ制御部202と、分波器211,212と、合波器213,214と、受信器221と、送信器222と、クライアントに接続される入力IF(インタフェース)231,232と、出力IF(インタフェース)233,234とから構成されている。尚、他の光XC装置12,14,19,20の構成も上記の光XC装置11の構成と同様となっている。
【0030】
受信器221は光信号から電気信号への変換を行う。送信器222は電気信号から光信号への変換を行う。受信器221及び送信器222の機能を持った送受信器を受信器221及び送信器222の代わりに用いることで、電気スイッチ201の代わりに光スイッチを用いることもできる。
【0031】
スイッチ制御部202はネットワークの管理装置30と制御リンクで接続され、電気スイッチ201から得たトラフィック情報を送信する。入力IF231,232と出力IF233,234とは伝送路245〜248でクライアントに接続され、電気スイッチ201で扱うデータ構造とクライアントで扱うデータ構造との変換の機能を備える。電気スイッチ201及びクライアントで扱うデータ構造が同一の場合には、入力IF231,232と出力IF233,234とを省略することができる。
【0032】
分波器211,212及び合波器213,214は隣接光XC装置へ向かう光伝送路241〜244に接続され、光XC装置間の信号を波長分割多重(wavelength division muliplexing:WDM)通信する際に必要になり、1本の伝送路上の複数波長を波長または複数波長を束ねた波長バンドに分割、多重する。
【0033】
図3は図1に示すULHを中継する光XC装置13の構成を示すブロック図である。図3において、光XC装置13には図2に示す光XC装置11にULHを中継するためのOADM(optical add−drop multiplexer)361〜368と、ULH伝送路349〜352が加わった構成となっている。
【0034】
つまり、光XC装置13は電気スイッチ301と、スイッチ制御部302と、分波器311,312,315,316と、合波器313,314,317,318と、受信器321,323と、送信器322,324と、入力IF331,332と、出力IF333,334と、OADM361〜368とから構成されている。尚、他の光XC装置15〜18,21,22の構成も上記の光XC装置11の構成と同様となっている。
【0035】
光伝送路341〜344は光XC装置13と隣接XC装置とを接続しており、光信号を伝送する。伝送路345〜348はクライアントに接続される。
【0036】
OADM361〜368はULH伝送路349〜352に挿入され、光信号を電気スイッチ301へ分岐(drop)、電気スイッチ301からの光信号を挿入(add)する。OADM361〜368によって、全ての信号チャネルに対して受信器と送信器とを備える必要がなく、経済的にネットワークを構成することが可能になり、光XC装置の規模を小さくすることもできる。
【0037】
光XC装置を通過するパスはOADM361〜368を通過する。宛先がこの光XC装置13に接続されたクライアントのパスはOADM361〜368で電気スイッチ301に分岐され、新たな信号が電気スイッチ301とOADM361〜368とを通ってULH伝送路349〜352に挿入される。
【0038】
図4は図1の管理装置30のULH配置を求める手順を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例の動作手順を説明するための図である。これら図4及び図5を参照して、管理装置30で実行されるULHの配置を求める手順について説明する。この手順は必要な送信器数と受信器数とを低減することを目的としている。また、この手順ではOADM数、スイッチのポート数、波長数、伝送路全長、送信器・受信器・合波器・分波器・増幅器・伝送路・分岐素子等のネットワークの構成素子にそれぞれの単価を掛けたものの和を低減させることを目的にすることもできる。
【0039】
図5に示す光通信ネットワークにおいて、図4に示すフローチャートにしたがって2本のULHの設置場所を求める。図5に示す光通信ネットワークの構成は、図1と同じであるが、図5ではULHが設定されていない。「光XC装置11−光XC装置12−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」と、「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」と、「光XC装置19−光XC装置20−光XC装置21−光XC装置22」と、「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置13−光XC装置14」をそれぞれ通過する光波パス163〜166が存在するものとする。それぞれのトラフィック量は順に「1」、「2」、「2」、「1」とする。
【0040】
新たにULHの設置が必要になる場合に、管理装置30に制御リンク141〜152を通じて、光XC装置11〜22からトポロジ情報とトラフィック情報とが入力され、管理装置30にトポロジ情報とトラフィック情報とが記憶される(図4ステップS1)。
【0041】
トラフィック情報としては、パス163に対応して経路「光XC装置11−光XC装置12−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」及びトラフィック量「1」が、パス164に対応して経路「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」及びトラフィック量「2」が、パス165に対応して経路「光XC装置19−光XC装置20−光XC装置21−光XC装置22」及びトラフィック量「2」が、パス166に対応して経路「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置13−光XC装置14」及びトラフィック量「1」がそれぞれ記憶される。
【0042】
管理装置30は新たにULH配置が必要な時だけ、トポロジ情報とトラフィック情報とを得るのではなく、定期的に、トポロジ情報とトラフィック情報とを得て、一定期間記憶しておく機能を備えることもできる。これによって、過去の一定期間の情報を参考にし、将来の予測を行ったULH配置を行うことができる。
【0043】
続いて、管理装置30はULHによって伝送可能である距離範囲内の経路を検索し、その検索した経路を候補経路として、候補経路リストを作成する(図4ステップS2)。候補経路リストには経路の始点光XC装置、終点光XC装置、中継光XC装置が記述される。
【0044】
候補経路リストは記憶しているトポロジ情報から作成することも可能であるし、管理者が直接与えることも可能である。ここでは、候補経路として「光XC装置12−光XC装置13−光XC装置17−光XC装置18」と、「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」と、「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置18」をそれぞれ通過する経路が与えられたとする。また、管理装置30は敷設順序を1にする(図4ステップS3)。
【0045】
次に、管理装置30は光XC装置iと光XC装置jとの間のリンク上のトラフィックを数えて、Tl(i,j)に記憶する(図4ステップS4)。管理装置30はこの処理をネットワーク内の全てのリンクに対して行う。
【0046】
続いて、管理装置30は光XC装置iを通過し、光XC装置iに隣接する光XC装置j、k間を伝送されるトラフィック量を数えて、Tn(i)(j,k)に記憶する(図4ステップS5)。管理装置30はこの処理をネットワーク内の全ての光XC装置に対して行う。
【0047】
管理装置30はステップS2によって得られた候補経路に対して、評価値を与える(図4ステップS6)。評価値としてはリンク上のトラフィック量と、光XC装置を通過するトラフィック量とを利用する。
【0048】
リンク上のトラフィック量Tl(i,j)は光XC装置iと光XC装置jとの間のリンクを通過するトラフィック量のことである。例えば、図5において、光XC装置16と光XC装置17との間のリンク129上のトラフィック量はパス163とパス164とのトラフィック量の和で与えられ、トラフィック量Tl(16,17)は「3」となる。
【0049】
光XC装置を通過するトラフィック量Tn(i)(j,k)は、光XC装置iと、その隣接した2つの光XC装置j及び光XC装置kを通過するトラフィック量のことである。例えば、図5において、Tn(16)(15,17)はパス164のみが通過するので、トラフィック量は「2」となる。
【0050】
リンク上のトラフィック量と光XC装置のトラフィック量とにそれぞれ適当な重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いる。a,bを定数として、各候補経路上のa*Tlとb*Tnとの総和が、各候補経路の評価値となる。bをa以上にした場合の方が、送信器数と受信器数との低減数が大きい。
【0051】
リンク(i,j)上に既にn本のULHが設定されている場合には、cを定数とし、cのn乗とTl(i,j)との積を用いる。また、リンク(i,j)とリンク(j,k)とを共に通過するn本のULHが設定されている時、cのn乗とTn(j)(i,k)との積を用いる。定数cは0以上で、1より小さい値とする。
【0052】
図5において、a=1、b=2として各候補経路に評価値を与える。「光XC装置12−光XC装置13−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路の評価値は「5」、「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路の評価値は「18」、「光XC装置19−光XC装置20−光XC装置21−光XC装置22」を通過する候補経路の評価値は「9」となる。
【0053】
全ての候補経路に対して評価値が与えられると、管理装置30は評価値が最大の候補経路を選択する(図4ステップS7)。図5においては、3本の候補経路から「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路が選択される。
【0054】
管理装置30は選択された候補経路の評価値が予め決められた基準値より大きいかどうかを判断し(図4ステップS8)、基準値より大きければULHを設定する経路として、選択された候補経路を敷設する順番とともに出力し、敷設順序を1増やす(図4ステップS9)。図5において、基準値は「5」とする。ステップS7で選択された候補経路のトラフィック量は基準値より大きいため、管理装置30はULHを設定するべき経路として、「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」を通過する経路を1番目にULHを敷設すべき経路として出力する。基準値の値はどのような値でも可能である。評価値はULHを設定することによるコスト削減量であるので、この基準値を1つのULHを敷設する際のコストにすることで、ネットワーク全体のコストが最小となるULH数で、自動的に処理を終了することができる。
【0055】
管理装置30はULHが設定された経路を候補経路リストから削除する(図4ステップS10)。図5において、「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17―光XC装置18」を通過する経路を候補経路リストから削除するため、候補経路リストには、「光XC装置12−光XC装置13−光XC装置17−光XC装置18」と、「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置18」とをそれぞれ通過する候補経路が残る。
【0056】
管理装置30は必要なULHの本数が設定されるまで、ステップS6〜S11を繰り返し行う。管理装置30は必要な本数が設定された場合(図4ステップS11)、または選択された候補経路の評価値が基準値より低い場合(図4ステップS8)に処理を終了する。
【0057】
図5において、ULHを2本設定することが求められているので、管理装置30は候補経路に対する評価値を与えなおす。「光XC装置15−光XC装置16−光XC装置17−光XC装置18」を通過するようにULHが設定されるので、c=0.5とすると、「光XC装置12−光XC装置13−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路のトラフィック量は「2.5」、「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路のトラフィック量は「5.5」となる(図4ステップS6)。
【0058】
評価値が最大の候補経路は「光XC装置20−光XC装置21−光XC装置17−光XC装置18」を通過する候補経路であるので、管理装置30はこの経路を2番目にULHを配置すべき経路として出力する。要求されたULHの本数を選択したので、図4に示すフローチャートの処理は終了する。
【0059】
本発明の一実施例では1つの管理装置30が全ての光XC装置11〜22を集中的に管理しているが、管理装置30が全ての光XC装置11〜22を集中的に管理するのではなく、各光XC装置に管理装置を備えた構成もある。
【0060】
図6は本発明の他の実施例による通信ネットワークの構成を示すブロック図である。図6において、本発明の他の実施例による通信ネットワークでは、各光XC装置41〜52の管理装置が互いに、光XC装置間を接続している制御リンク441〜457を通じて、トポロジ情報とトラフィック情報とを交換し、候補経路を作成してULHの配置を求めることができる。
【0061】
図7は図6に示すULHが設定されていない光XC装置41の構成を示すブロック図である。図7において、光XC装置41は管理部501を加えた以外は図2に示す光XC装置11の構成と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は図2に示す光XC装置11と同様である。さらに、他のULHが設定されていない光XC装置42,44,49,50の構成も上記の光XC装置11の構成と同様となっている。
【0062】
管理部501は、図示していないが、隣接光XC装置から制御リンク240を介して入力されるトポロジ情報とトラフィック情報とを記憶する機能と、資源配置計算を行う機能と、資源配置の計算結果を出力する機能とを有している。これらの機能は1つの装置で実現する構成もあるし、複数の装置で実現する構成もある。
【0063】
図8は図6に示すULHが設定されている光XC装置43の構成を示すブロック図である。図8において、光XC装置43は管理部601を加えた以外は図3に示す光XC装置13の構成と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は図3に示す光XC装置13と同様である。さらに、他のULHが設定されている光XC装置45〜48,51,52の構成も上記の光XC装置13の構成と同様となっている。
【0064】
管理部601は、図示していないが、隣接光XC装置から制御リンク340を介して入力されるトポロジ情報とトラフィック情報とを記憶する機能と、資源配置計算を行う機能と、資源配置の計算結果を出力する機能とを有している。これらの機能は1つの装置で実現する構成もあるし、複数の装置で実現する構成もある。
【0065】
図9は本発明の別の実施例による管理装置のULH配置を求める手順を示すフローチャートである。図示していないが、本発明の別の実施例による通信ネットワークの構成は、本発明の一実施例及び他の実施例各々の通信ネットワークの構成のいずれでもよい。
【0066】
図9においては、新たに設定されたULHを考慮して光波パスを再設定するステップS30を加えた以外は、図4に示す手順と同様であり、ステップS21〜S29,S31,S32は図4のステップS1〜S11と同様であるので、その説明は省略する。また、ステップA30はステップS31と入替えてもよい。
【0067】
これによって、光波パスの設定はULHが既に配置されているリンクのコストをULH配置前のコストより減少させ、ダイクストラのアルゴリズムを用いることで実現することができる。したがって、ULHを多く使用するようなパス設定が行われるため、送信器数と受信器数とをより低減することができる。
【0068】
このように、本発明ではトポロジ情報からULHで伝送可能である経路を選択し、この経路を候補経路として利用することによって、始点となる光XC装置と、終点となる光XC装置とを求めることができる。
【0069】
また、本発明ではULHの設置場所を求める際に、光XC装置を通過するトラフィック量を評価値に含めることによって、必要となる送信器数と受信器数とを効果的に低減するULHの設定場所と設定順序とを求めることができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の光通信ネットワークは、光伝送路上のトラフィック量と光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とを利用して異なる複数の光クロスコネクト装置の配置を求めることによって、必要となる送信器数及び受信器数を低減することができるという効果が得られる。
【0071】
また、本発明の他の光通信ネットワークは、上記の構成において、異なる複数の光クロスコネクト装置の配置と、配置する順序とを求めることによって、OADMを含む光伝送路の配置場所とその敷設順序とを求めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すULHが設定されていない光XC装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すULHを中継する光XC装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の管理装置のULH配置を求める手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の動作手順を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例による通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すULHが設定されていない光XC装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図6に示すULHが設定されている光XC装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の別の実施例による管理装置のULH配置を求める手順を示すフローチャートである。
【図10】従来の光波パスの設定手順を示すフローチャートである。
【図11】従来の光通信ネットワークにおける光波パスの設定手順を説明するための図である。
【符号の説明】
11〜22,41〜52 光クロスコネクト装置
30 管理装置
121〜137,241〜244,
341〜348,421〜437 光伝送路
141〜152,240,340,
441〜452 制御リンク
161,162,349〜352,
461,462 ULH
163〜166 光波パス
201,301 電気スイッチ
202,302 制御部
221,321,323 受信器
222,322,324 送信器
211,212,311,312,
315,316 分波器
213,214,313,314,
317,318 合波器
231,232,331,332 入力IF
233,234,333,334 出力IF
361〜368 OADM
501,601 管理部
Claims (8)
- 光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークであって、
前記光クロスコネクト装置各々と制御リンクで接続される管理装置と、前記管理装置に設けられかつ前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能とを有し、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくすることを特徴とする光通信ネットワーク。 - 光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークであって、
前記複数の光クロスコネクト装置各々に設けられかつ制御リンクを介して隣接装置に接続される管理装置と、前記管理装置に設けられかつ前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能とを有し、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくすることを特徴とする光通信ネットワーク。 - 電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能によって求めた配置にしたがって前記光クロスコネクト装置の配置を求める機能を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光通信ネットワーク。
- 前記電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置と、配置する順序とを求める手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光通信ネットワーク。
- 光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークの光通信ネットワーク設計方法であって、
前記光クロスコネクト装置各々と制御リンクで接続される管理装置において、前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求めるステップを有し、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくすることを特徴とする光通信ネットワーク設計方法。 - 光波パスのクロスコネクト機能を実行する複数の光クロスコネクト装置と、前記複数の光クロスコネクト装置を相互に接続する複数の光伝送路とを含む通信ネットワークの光通信ネットワーク設計方法であって、
前記複数の光クロスコネクト装置各々に設けられかつ制御リンクを介して隣接装置に接続される管理装置において、前記光伝送路上のトラフィック量と前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量とにそれぞれ重み付け係数を掛けて加えたものを評価値として用いて電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求めるステップを有し、
前記光クロスコネクト装置を通過するトラフィック量の重み付け係数を前記光伝送路上のトラフィック量の重み付け係数より大きくすることを特徴とする光通信ネットワーク設計方法。 - 前記電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置を求める機能によって求めた配置にしたがって前記光クロスコネクト装置の配置を求めるステップを含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載の光通信ネットワーク設計方法。
- 前記電気に変換することなく長距離の伝送が可能な光システムの配置と、配置する順序とを求めるステップを含むことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の光通信ネットワーク設計方法。
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