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JP3816326B2 - 医薬関連商品情報の提供装置 - Google Patents

医薬関連商品情報の提供装置 Download PDF

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JP3816326B2
JP3816326B2 JP2000316745A JP2000316745A JP3816326B2 JP 3816326 B2 JP3816326 B2 JP 3816326B2 JP 2000316745 A JP2000316745 A JP 2000316745A JP 2000316745 A JP2000316745 A JP 2000316745A JP 3816326 B2 JP3816326 B2 JP 3816326B2
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芳弘 三輪
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続される情報通信端末を利用し、顧客に対して医薬品を含む健康管理に有用な製品およびサービスからなる医薬関連商品を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
医薬や医療の向上により先進国は高齢化が進んだこともあり、高齢者の健康管理面からも国民健康保険の財政面からも国民への的確な医薬投与、医療が求められている。このため、医薬分業やセルフメディケーションなどが、社会全体として推進されている。また、介護保険制度の導入などにより、近年では在宅医療の重要性が一層高まっている。
【0003】
これに応えて各種の大衆薬が開発され、大型の薬局が各地に出店することで、地域密着型の医薬品の提供が行なわれている。また、各種の介護用品が開発され、各地には民営、官営の介護サービス業者が多数設立されている。更に、スポーツドリンクや栄養剤のような医薬部外品としての商品も多数提供されている。
【0004】
この他、健康管理に関するサービスや情報の提供なども盛んに行なわれている。例えば、マッサージや指圧、鍼灸、エステなどの従来型のサービスに加えて、リラクゼーションや日焼けサロンのような新規なサービスも各種提供されている。また、健康管理を目的として月刊誌や書籍の発行も少なくない。更には、インターネットなどのネットワーク上に、民間療法を含めて、健康管理に関する各種の情報を提供するサイトも形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、医薬品メーカ、薬局や介護用品メーカ、介護サービス業者は、それぞれが医薬分野、福祉分野に分かれており、独立した活動を行なっていることから、こうした医薬関連商品(サービスを含む)を購入する個人の立場からすると、まとまった形で商品やサービスの提供を受けることができないという問題があった。
【0006】
このため一般消費者は、症状に適した医薬品の情報を得たり、目的の医薬品を購入するために多数の薬局を尋ね歩いたり、多数の介護サービス業者に電話などをしてその所在地やサービス内容を確認するなどの多大な努力を強いられていた。新たな商品やサービスを受ける度に、自分の病歴やアレルギの有無などについて、同様に情報を何度も話したり、入力したりしなければならないことも多く、利用者の立場からは、煩瑣な手間を要求されることも少なくない。
【0007】
一方、薬局は、消費者の要望に応えるために各種の医薬品、医薬部外品、サプリメントやダイエット食品などの健康食品などを多数品揃えすることが要求される。しかも、一般に薬局で扱う上記商品は、有効期限や賞味期限が厳しく管理されなければならないものが大多数であり、不良在庫品は破棄せざるを得ない。この様な大量在庫、不良在庫は、薬局の経営状態を圧迫する要因となっている。
【0008】
介護サービス業者もまた、消費者の多用な要望に応えるために各種の介護施設を導入し、多くの専門スタッフを雇用しなければならず、これらの設備投資や人件費が経営状態を圧迫しているのが現状である。
【0009】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、消費者と医療と福祉とを統合管理することで、消費者が簡便に的確な薬品やサービスを得ることができ、かつ、医薬や福祉関連業者の適正な在庫、投資を可能とすることで、国民の健康管理を効果的、経済的に実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記した課題を解決する本発明の医薬関連商品情報の提供装置は、
ネットワークに接続される複数の情報通信端末の一つを利用し、顧客に対して、医薬品を含む健康管理に有用な製品および/またはサービスである医薬関連商品の情報を提供する医薬関連商品情報の提供装置であって、
前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、前記顧客となる個人の健康管理に必要な個人情報、当該個人が忌避すべき医薬、食品、それらの組み合わせに関する忌避情報、当該個人を確認するための住所を含む個人認証情報及び当該個人の対価支払いに関する支払い情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する顧客データベース手段と、
前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、地域の営業拠点となる前記医薬品を販売する薬局の所在地を含む薬局情報、および当該薬局を確認するための薬局認証情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する薬局データベース手段と、
前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、前記顧客へ提供可能な医薬関連商品に関する少なくとも在庫および価格を含む商品情報、および当該企業を確認するための企業認証情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する企業データベース手段と、
前記顧客の情報通信端末から前記ネットワークを介して、当該提供装置へのアクセスがなされ、前記個人認証情報を検証して前記顧客データベースへのアクセスを許可したとき、該データベースに記憶された前記顧客の個人情報に基づいて、前記企業データベースに登録された前記医薬関連商品の情報を検索して、該顧客に推薦する前記医薬関連商品の情報を作成すると共に、該推奨する医薬関連商品の情報から、前記顧客データベースに蓄積された当該顧客の前記忌避情報を参照して忌避すべき医薬関連商品を除いた医薬関連商品の情報を、当該顧客の情報通信端末に提供する顧客サーバ手段と、
前記顧客により、前記顧客の前記情報通信端末に表示された医薬関連商品の一つが選択されたとき、前記薬局データベース手段および前記企業データベース手段を参照し、当該選択された医薬関連商品を提供できる前記薬局企業に、当該情報が選択された医薬関連商品の情報と選択した顧客の情報とを、取引用データとして提供すると共に、前記顧客データベース手段にアクセスして、当該医薬関連商品の取引に関係する顧客の支払い情報を取得し、該支払い情報に基づいて、前記選択した医薬関連商品についての対価の授受処理を行なう商取引サーバ手段と、
該商取引サーバにより対価の授受処理が行なわれた前記顧客による前記医薬関連商品の情報を、当該顧客の情報として、前記顧客データベース手段に登録する顧客データベース管理手段と
を備え
前記顧客サーバ手段は、前記顧客に推薦する医薬関連商品の情報の作成に際して、所定期間内に複数の顧客により選択された医薬関連商品の情報と該顧客の前記住所の情報を集約して、該顧客からの要求を解析し、前記複数の顧客の要求の傾向と地域性とを抽出すると共に、前記企業データベース手段に記憶された医薬関連商品に関する商品情報のうち、少なくとも在庫および価格を取得し、前記解析された顧客の要求の傾向および地域性と前記商品の在庫および価格とに基づいて、前記顧客に推奨する前記医薬関連商品の推奨度を調整する手段を備える
ことを要旨としている。
【0012】
かかる医薬関連商品情報の提供装置は、ネットワークに接続される情報通信端末を介して、顧客となる個人の健康管理に必要な当該個人の個人情報、当該個人を確認するための個人認証情報、忌避情報及び当該個人の対価支払いに関する支払い情報などをデータベースとして蓄積する。これらの個人情報などは、顧客データベースとして管理され、簡便に検索、更新される。ここで、個人の健康管理に必要な個人情報とは、少なくとも各個人の健康状態を簡便に判断することができる病歴を含むことが好ましい。更に、現在までの病歴や投薬歴などの個人医療情報に加えて、年齢,性別,身長,体重,喫煙,飲酒,睡眠時間,運動量などの生活情報など、より詳細かつ具体的な情報であることが好ましい。
【0014】
また本発明は、情報通信端末を介して、前記顧客へ前記医薬関連商品を提供する企業の製品および/またはサービスに関する商品情報、および当該企業を確認するための企業認証情報などを、企業データベースとして蓄積している。これらの商品情報などは、企業データベースとして管理され、簡便に検索される。ここで製品とは、医薬品、ハーバル製品,サプリメント,ダイエット食品,治療食などの健康食品、介護用品などの医療、福祉に供する製品である。またサービスとは、医薬品情報、健康相談情報、服薬指導、栄養指導、医療施設情報案内、給食や看護、介護サービスなどの医療、福祉に供する役務である。
【0015】
なお、こうした情報に加えて、薬局や企業の対価受け取りに関する受取情報を入力させるものとし、顧客からの受け取る代金の決済までを行なうシステムを構築することも差し支えない。
【0016】
顧客、薬局および企業からのネットワークを介しての情報通信アクセスは、適正なアクセス及びデータ入力であることを確認した後に、顧客、薬局あるいは企業から受信した前記各種情報を各種データベースに登録する。この工程は、登録サーバにより行なわれる。ここで適正なアクセスとは、本人に予め付与されたIDコードとパスワードとの組合わせを伴うアクセス、あるいは指紋や声紋などの個人に固有に生態的な情報を用いたバイオメトリックスを用いた認証を伴うアクセスなどである。また、適正なデータ入力とは、例えば英数字、かな、漢字交じり文字などの文字種判断、数値範囲の判断といったデータ自体の情報に基づいて適正と判断されるデータ入力はもとより、データ自体の数値範囲や単位などが適正な範囲に入っていると判断されるデータ入力等が該当する。もとより、体重や身長、あるいは各種検査数値などの値が、通常あり得ない範囲外であれば警告すると言った対応をとることも差し支えない。
【0017】
この様にして必要な情報が揃った後には、前記登録した前記各種情報に基づいて、前記顧客の個人情報に応じて選別された前記商品情報を当該顧客の情報通信端末に提供し、該提供した商品情報の製品および/またはサービスの購入が促される。この種の処理は、例えば、個人情報として入力される各種情報と各種製品および/またはサービス情報との関連付けテーブルを参照する処理を実行する顧客サーバにより行なわれる。例えば、個人情報から足腰の弱い高齢者であって買い物などに不便な住所であると判断される顧客に対しては、その高齢者が必要とするだろう移動補助具、通信・通話機器、セキュリティーサービス、給食サービスなどの製品やサービスが関連深いとして選別し、これらの製品やサービスを提供する用意がある旨をその顧客の情報通信端末へ送信するのである。この製品および/サービスの供給情報は、より簡単かつ直感的に理解しやすいデータ形式で送信されることが好ましい。例えば製品情報は、その製品の外観図と機能説明の文章だけでなく、製品の使用方法や第三者であるユーザーの使用体験談を動画として送信することなどが考えられる。特に、サービスは無形の役務が商品であり、その内容を簡単かつ直感的に説明するには文章などは不向きである。そこで、役務の提供場面を写真などの静止画情報あるいは動画情報として提供することが望ましい。
【0018】
この様にして顧客は、自己に有益な医療、福祉に関する製品およびサービスの情報を簡単に入手することができる。そこで、顧客により購入意志が入力された製品および/またはサービスに応じて当該顧客へ当該製品および/またはサービスを提供するために、情報通信端末を介して薬局および/または企業へ当該製品および/またはサービスの購入を連絡し、当該製品および/またはサービスの取り引きに関係する顧客の支払い情報に基づいて対価の授受処理を行なう。これにより、顧客、薬局、企業はキャッシュレスにより医薬関連商品の商取引を完了することができる。この様な処理は、所定のプログラムにより動作する商取引サーバによって行なわれる。キャッシュレスによるリアルタイムの受発注システムは、薬局や企業にとっては不要在庫の圧縮、受注生産システムの構築に有用であり、間接管理費などを圧縮することができる。また、顧客にとっても、自宅に居ながら、または、出先からモバイル機器を利用して、気が付いたときに何時でも発注することができ、かつ、短時間で製品あるいはサービスを手に入れることができる。なお、実際の製品などの受け渡しは、各地の営業拠点となる薬局によって行なわれたり、企業から宅配便などによって直接顧客に発送される。また、顧客の自宅へ赴いてのサービスの際に、そのサービス員が宅配を行なっても良い。
【0019】
上記のような独特な構成による作用、効果に加えて、本発明の医薬関連商品の提供方法およびその装置は、顧客による製品および/またはサービスの購入に関する購入情報を当該顧客の個人情報に追加して製品および/またはサービスの購入を促す工程での選別の精度を向上させる、顧客データベース管理手段をも備えている。すなわち、顧客の個人情報として医薬関連商品の購入情報を追加することで、顧客の志向をフィードバックした医薬関連商品の提案システムを自動化することができるのであり、上記顧客、薬局、企業への作用、効果はシステム運用によって相乗的に日々改善、改良され、よりよいシステムが自動構築される。
【0020】
本発明の医薬関連商品の提供方法およびその装置は、更に次のような構成とすることもできる。顧客の個人情報に追加された購入情報に基づいて、薬局および/または企業に対して当該顧客が必要とする製品および/またはサービスに関する情報を提供するのである。これにより薬局や企業は、顧客という需用者情報を入手することができ、新たな製品やサービスの開発などをタイムリーに行なうことができ、また、需要予測などにより効率的な商品提供が可能となる。この様にして生まれた新たな製品やサービスは、薬局や企業から医薬関連商品の登録という形で本発明のシステムに取り込まれ、本発明のシステムの自動的な改善、改良に寄与する。
【0021】
例えばこうした医薬関連商品の提供装置は、
ネットワークに接続される情報通信端末を利用し、顧客に対して医薬品を含む健康管理に有用な製品および/またはサービスかである医薬関連商品またはその情報を提供する医薬関連商品の提供装置であって、
前記医薬関連商品の在庫を、当該商品毎に管理する商品管理手段と、
情報通信端末を介して入力される顧客からの個別の要求を、所定の手順で集約する集約手段と、
該集約された顧客の要求と前記管理されている商品の在庫についての情報から、当該要求を満たしつつ、前記在庫を最適化する商品を、前記顧客からの個別の要求に対応して選定する選定手段と
当該選定した商品を、前記ネットワークを介して、前記情報通信端末に返送する出力手段と
を備えたことを要旨とする。
【0022】
かかる医薬関連商品の提供装置は、顧客からの要求と、医薬関連商品を提供する側の在庫上の要請とを両立させることができる。顧客からの要求は、例えば頭痛薬や酔い止め薬、あるいはマッサージやアロマセラピーといった一般的な範疇の商品やサービスの購入要求であったり、更にこうした要求に対して、アレルギによる薬剤の忌避や同時処方の薬剤との競合忌避などが加わった要求であったり、更には「疲れやすくて最近高血圧気味なので」という包括的な健康管理に関する相談であったりする。こうした顧客の要請を満たす商品は一種類の場合もあるし、複数の商品・サービスが該当する場合も存在する。他方、医薬関連商品の場合、特に薬剤には有効期限があり、その商品の在庫管理は、在庫している商品の有効期限切れによる商品の廃棄を招くことなく、かつ顧客の要求に対して品切れなどを起こすこともなく、更に、できるだけ大量発注を実現して購入単価を下げたいという複数の供給を満たすことが望ましい。これらの条件を、例えば一つの薬店や一つのサービス拠点で賄うことは極めて困難であるが、上記の提供装置を用いれば、ネットワークに接続された複数の情報通信端末からの要求を所定の手順で集約し、一つの在庫管理用の商品管理手段により管理された在庫についての情報から、顧客の要求を満たしつつ、在庫を最適化する商品を、顧客からの個別の要求に応じて選定することができる。この結果、顧客の要求と医薬関連商品の在庫管理とを両立させることができる。
【0023】
かかる装置は、例えば、複数種類の医薬関連商品について、少なくとも在庫数量とその有効期限と前記顧客の要求に合致する商品か否かを判断する属性情報とを記録したデータベースを備え、顧客からの要求から、属性情報を取り出し、この属性情報を用いて前記データベースを参照するといった構成により実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成及び作用を一層明らかにするために、以下本発明の実施の形態を実施例を通して説明する。図1は、医薬関連商品の提供システムを示す概略構成図である。図示するように医薬関連商品の提供システムは、インターネット100を介して接続される複数のコンピュータシステムから構成されている。パーソナルコンピュータ(以下、PCと略記する)などの群からなる顧客情報通信端末200は、顧客となる個人の情報通信端末である。この顧客情報通信端末200は、PCばかりでなく、インターネット100に接続可能な双方向テレビジョン、携帯電話機など各種のPDA機器も、利用可能である。なお、図では直接インターネット100に接続されるように記載しているが、インターネットサービスプロバイダー、携帯基地局、イントラネットなどのサーバを介して適宜インターネット100に接続される構成であってもよい。
【0025】
他のPC群からなる薬局情報通信端末300は、各地に点在している薬局内に設置されている汎用コンピュータあるいは本システムに特化して製造された専用端末である。こうした薬局情報通信端末300は、これを薬局などの店頭に設置し、来店者に自由に、あるいは店員と共に、使用させることができる。もう一つのPC群である企業情報通信端末400は、製薬メーカ、福祉器具メーカ、介護サービスを提供している官民あるいは個人企業に備えられるコンピュータである。
【0026】
これらの端末に、インターネット100を介して各種データの提供などを行ない、サービスを実現するために、医薬関連商品の提供装置500が、インターネット100に接続されている。この医薬関連商品の提供装置500は、インターネット100との情報通信制御を行なう通信制御部510を備える。以下説明する多数の情報処理機器は、この通信制御部510を介して、インターネット100に接続され、各種データ等を、インターネット100を介して、端末とやり取りしている。提供装置500に含まれる情報処理機器としては、登録サーバ520,顧客データベース(以下、データベースをDBと略記する)530,薬局DB540,企業DB550,顧客サーバ560,顧客DB管理サーバ570,商取引サーバ580,企業サーバ590などがある。
【0027】
登録サーバ520は、顧客情報通信端末200,薬局情報通信端末300および企業情報通信端末400からインターネット100を介して行なわれる医薬関連商品の提供装置500へのアクセスを管理し、適正なアクセス及びデータ入力を確認することで、医薬関連商品の提供システムを構成する会員としての登録を管理する。例えば、図示しないホームページに医薬関連商品の提供システムの概要を説明し、顧客,薬局あるいは企業のどの立場からシステムに参加するかを問い掛けを行なう。また、この頁には、会員登録画面へリンクを張っておく。そして、顧客,薬局あるいは企業のそれぞれの会員登録画面では、システムに参加するための契約条項への同意,必要事項の入力を促し、これらの情報入力が適正、かつ、正確に行なわれたことを確認するとそれらの情報を顧客DB530,薬局DB540,企業DB550へ登録する。
【0028】
本実施例では、顧客として登録する際には、図2に示す項目が問い掛けられ、本システムの運用に必要となる情報が収集される。すなわち、顧客となる個人を確認するための個人認証情報として、氏名、性別、年齢、職業、住所、電話番号、家族構成そしてパスワードなどの項目が用意される。ここでパスワードとは、顧客を認証する最も簡単な例として挙げているが、生体識別情報として注目される声紋、指紋、網膜像などを利用して認証精度を強化してもよい。個人情報の各項目は、個人の健康管理に必要な情報であり、健康状態を簡便に判断することができる病歴関係の項目として現在通院している疾病や現在および過去に服用した医薬品など、健康相談関係の項目として食事の規則性、喫煙や飲酒の習慣、睡眠時間、運動量、アレルギー症などの項目がある。支払い情報の項目は、本医薬関連商品の提供システムを利用して製品やサービスを購入する際に対価を徴収するための情報であり、本実施例ではクレジットカードを用いた決済のためにカードの種類やカードナンバー、カードの有効期限などの項目が用意されている。
【0029】
薬局としての会員登録は、地域の営業拠点としての機能を担うための薬局所在地、適正な登録であるか否かを判断するための薬剤師に関する情報、当該薬局を確認するための薬局認証情報としてのパスワードなどの項目に加えて、当該薬局の対価受け取りに関する薬局受取情報として銀行口座に関する項目が用意されている。これにより、全国各地に点在している薬局を窓口として、顧客の健康管理のために医薬品を含む商品を販売することが可能となり、かつ、医薬品について十分な知識を有する薬剤師による服薬指導などのサービスを行なうことができる。
【0030】
医薬関連商品(サービスを含む)を製造しあるいは流通させる企業としての会員登録は、顧客へ提供可能な医薬関連商品である製品やサービスに関する商品情報について詳細な項目が用意される。ここで入力される製品やサービスに関する情報に基づき、その製品やサービスと顧客とのマッチングが決定されるため、単なる商品名などの情報より詳細な情報収集を行なうのである。ここで製品とは、医薬品、ハーバル製品,サプリメント,ダイエット食品,治療食などの健康食品、介護用品などの医療、福祉に供する製品である。またサービスとは、医薬品情報、健康相談情報、服薬指導、栄養指導、医療施設情報案内、給食や看護、介護サービスなどの医療、福祉に供する役務である。これらについてはの詳細な情報とは、例えば副作用の情報、他の医薬関連商品との組み合わせの可否に関する情報、長期連用により生じる問題などの情報、幼児や高齢者の服用の制限などに関する情報、商品の耐用年数、材質、色合いなどの情報が考えられる。また、当該企業を確認するための企業認証情報及び当該企業の対価受け取りに関する企業受取情報の項目として銀行口座に関する項目が用意されている。
【0031】
顧客サーバ560は、顧客に対する製品やサービスなどの医薬関連商品の案内を行なうためのサーバであり、顧客DB530と企業DB550に記憶した上記各種の情報に基づいて顧客に適合しそうな製品やサービスを選別し、当該選別した医薬関連商品の情報をその顧客の情報通信端末200へ送信する。
【0032】
この顧客サーバ560にて具現化される医薬関連商品情報の提供機能は、図3の概念説明図に示すような階層構造をしている。すなわち、入り口としての画面から特定の顧客が医薬関連商品の提供システムにアクセスすると、当該顧客が必要としているだろう製品やサービスについての商品情報がリコメンド1,リコメンド2,・・・として表示され、それぞれのリコメンド1,2,3・・・にはその商品情報に類似した製品やサービスを紹介するためのリンクボタン「類似」が用意されている。ここで、リコメンド1,2,3とは、例えば目の疲労を訴えている顧客に対して、目薬などの医薬品関係の商品情報がリコメンド1、目の疲労を抑えるCRTフィルターなどの製品情報がリコメンド2、カイロプラクティスなどのサービスがリコメンド3・・・というように、数多くの医薬関連商品がそれぞれの関連づけによりグループ分けされて提供され、希望する医薬関連商品を簡単に見つけだされるように配慮されている。そして、簡単な商品案内文であるリコメンド1,2・・・をクリックすると、そこに案内されている医薬関連商品の詳細な情報が記述されるリコメンデーション本文へリンクする。なお、以上説明したリコメンド1,2,3・・・のグループ分け、簡単な商品案内文、リコメンデーション本文などは、医薬関連商品の提供システムの管理者が総ての医薬関連商品について改めて作成するものではなく、企業DB550への商品情報登録の際の入力項目を直接あるいは組み合わせて表示するのみであり、簡便なシステム運用に配慮されている。
【0033】
上記と同様なリコメンド1,2,3・・・の情報は、地域の営業拠点でもある薬局情報通信端末300の処方画面からも確認することができる。ここで処方画面とは、図4の画面表示例に示すような処方薬の情報記憶用の画面であり、会員登録した薬局に対して医薬関連商品の提供システムから所定プログラムをダウンロードするなどして提供される。薬局がこの処方画面を用いて処方薬の管理を行なっているとき、特定顧客の処方箋の求めに応じて当該顧客の名前や処方薬を入力すると、その処方画面下部に当該顧客のリコメンデーションへのリンクが表示される。これにより薬局は、窓口に訪れている顧客に対して、当該顧客が必要とするであろうその他の製品やサービスに関する情報を与えることができ、他の商品の販売機会を逃さずに営業活動を行なうことができる。
【0034】
この様にして顧客は、自己に有益な医療、福祉に関する製品およびサービスの情報を自宅や地域の薬局にて簡単に入手することができる。そして、後述するようなキャッシュレスシステムによって医薬関連商品が購入されると、その顧客による医薬関連商品の購入実績データが顧客DB管理サーバ570により検出され、登録サーバ520を介してその購入実績が顧客DB530へ登録される。従って、次回の顧客サーバ560による当該顧客に対するリコメンデーションは、その医薬関連商品の購入情報までも加味したより詳しい情報に基づいて行なわれ、より的確な医薬関連商品情報を顧客へ提供することができる。例えば、購入商品が浄水器などのように一定期間毎にフィルターを取り替える必要がある場合には、その購入日から起算してメンテナンスが必要と判断されるときにはリコメンデーションの1つに浄水器フィルターを表示したり、既に購入された医薬品の服用期間が経過した場合に継続した購入を勧めるなどである。また、こうしたリコンメンデーションがなされて、実際に顧客が選択した場合には、以下、選択されたリコメンデーションが優先的に表示される。すなわち、本実施例の医薬関連商品の提供システムは、システム運用によって相乗的に日々改善、改良され、よりよいシステムが自動構築される。
【0035】
次に、医薬関連商品の販売に際しての処理について説明する。顧客情報通信端末200または薬局情報通信端末300を介して任意の医薬関連商品の購入希望が入力されると商取引サーバ580は、その商品の販売を行なっている薬局情報通信端末300または企業情報通信端末400へ当該医薬関連商品の購入を連絡し、当該医薬関連商品の取り引きに関係する顧客の支払い情報、薬局の薬局受取情報、企業の企業受取情報に基づいて対価の授受処理を行なう。これにより、顧客、薬局、企業はキャッシュレスにより医薬関連商品の商取引を完了することができる。この様なキャッシュレスによるリアルタイムの受発注システムにより、薬局や企業は不要在庫の圧縮、受注生産システムの構築が可能となり、間接管理費などを大幅に圧縮することができる。また、顧客にとっても、自宅に居ながら、または、薬局などの出先から、気が付いたときに何時でも発注することができ、かつ、短時間で希望の医薬関連商品を手に入れることができる。なお、実際の製品などの受け渡しは、各地の営業拠点となる薬局によって行なわれたり、企業から宅配便などによって直接顧客に発送される。
【0036】
更に、本実施例の医薬関連商品の提供システムは、次のように機能する企業サーバ590を備えている。企業サーバ590は、顧客DB530の個人情報および顧客DB管理サーバ570によって追加された購入情報に基づいて、顧客が希望する医薬関連商品と類似の医薬関連商品を提供している薬局や企業の情報通信端末300,400に対して、その顧客が必要とする医薬関連商品に関する情報を提供するのである。これにより薬局や企業は、顧客という需用者情報を入手することができ、新たな製品やサービスの開発などをタイムリーに行なうことができ、また、需要予測などにより効率的な商品提供が可能となる。この様にして生まれた新たな製品やサービスは、薬局や企業の情報通信端末300,400から医薬関連商品の登録という形で本医薬関連商品の提供システムに取り込まれ、システムの自動的な改善、改良に寄与する。
【0037】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2実施例の医薬関連商品の提供装置は、基本的には第1実施例と同様のハードウェア構成を備える。即ち、図5に示したように、この実施例のシステムも、インターネット100に接続された医薬関連商品の提供装置600の他に、インターネット100に接続された多数の顧客情報通信端末200と、複数の薬局情報通信端末300および企業情報通信端末400から構成されている。また、この実施例では、医薬関連商品の提供装置600内に、取り扱っている医薬関連商品自体のデータペース610を備える点で、第1実施例と異なっている。このデータベースを商品データベース610と呼ぶ。商品データベース610は、他のデータベースである顧客DB530ないし企業DB550と同様、登録サーバ520に接続されており、他のデータベース同様、医薬関連商品の提供装置600内で、自由に参照することができる。
【0038】
他の各サーバ520等やデータペース(DB)530などは、第1実施例と同一なので、説明は省略する。商品データベース610は、図6に示すように、商品の名称、型番、発注コード、在庫数、有効期限などの商品についての基本的な情報とともに、「肩こりに効く」「更年期障害の緩和用」「疲れ目に効く」といった症状に対する薬効が包括的な概念で登録されている。また、商品の包括的な種別も登録されている。これは、「キズバン」「風邪薬」「頭痛薬」といった種別である。しかも、本実施例では、これらの包括的な概念に対して、当該商品の推薦度を示す数値も登録されている。この推薦度は、後述する一括処理において逐次更新されるが、その手法については、後で詳述する。
【0039】
商品データベース610には、更に、商品の忌避情報も登録されている。即ち、同時に投薬されてはならない薬のリスト、処方してはならないアレルギのリストなどである。更に、本実施例の商品データベース610では、商品の購入条件についの情報も登録されている。この情報は、例えば、発注ロット数毎の単価や購入時期による単価などの情報である。商品によっては、発注ロット数が一定以上になると急激に単価の安くなるものや、季節的な変動要因があり発注時期によって単価の異なるもの、あるいは発注時期によっては入手が困難なもの等が存在する。こうした情報も、図示は省略したが、商品データベース610には登録されている。
【0040】
次に、この商品データベース610を用いて、医薬関連商品の提供装置600が行なう商品の提供処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。まず、インターネット100を介して、顧客情報通信端末200を用いて顧客が入力した様々な要求が入力される(ステップS100)。これらの要求は、通常、短期間の内に多数、即ちほぼ同時に複数の要求として、送られてくる。医薬関連商品の提供装置600は、この要求を受け取ると、次にこれらの要求に対して個別に対応する処理と、複数の要求をまとめて対応する処理とに分ける処理を行なう(ステップS110)。図では、ここで処理が分岐するものとして描いたが、これは、まとめて行なわれる処理は、バッチに配置され、別個に処理されることを示しているに過ぎない。実際には、割込により起動される別の処理ルーチンや、所定時間毎に起動する別の処理ルーチンにより実現することができる。
【0041】
まず、個別に対応する処理について説明する。医薬関連商品の提供装置600は、顧客からの要求を受けると、これを解析する処理を行なう(ステップS120)。解析とは、例えば顧客からの要求が「最近疲れやすいので、何か良い健康食品はないか」というようなものである場合、この要求と予め登録した顧客DB530の内容とから、顧客に関する情報(年齢や性別、既往歴など)も参照しつつ、「疲労回復」「更年期障害対応」「糖尿病予防」といった要求を解析する処理である。こうした解析は、顧客DB530を参照して行なわれるから、顧客の要求が「疲れやすい」というものであっても、解析結果は、顧客毎に必ずしも同一とはならない。
【0042】
つぎに、この解析結果に基づいて、商品データベース610を参照して具体的な商品を特定する処理を行なう(ステップS130)。このとき、商品データベース610内においてもっとも推薦度の高い商品を最初のリコメンドとして選択し、推薦度が低くなる順にリコメンド2、リコメンド3とする。なお、解析により、顧客DB530から顧客についての忌避情報、例えばどのようなアレルギ体質かといった情報も得られているので、商品の選択に対しては、これらの忌避情報も利用でき、例え推薦度が高くても、忌避すべき商品は選択しないようになっている。
【0043】
次に、医薬関連商品の提供装置600は、商品データベース610を参照して得られた商品を、リコメンドとして、インターネット100を介して、要求のあった顧客情報通信端末200に返送する(ステップS140)。顧客からの個別の要求に対する処理は、上記の通りであるが、この処理と平行して、バッチ処理により、ステップS200以下の処理が行なわれる。
【0044】
まず、バッチに溜められた処理が所定数以上になると(ステップS200)、これらの要求を一括して取り出し、要求をまとめて解析する処理を開始する(ステップS210)。なお、本実施例では、処理を容易にするために、一定数の要求が溜まるのをまって処理を行なうものとしたが、要求が発生する度に行なうものとしても差し支えない。本実施例での解析は、要求に対して個別に行なった解析(ステップS120)とは異なり、インターネット100を介して多数の顧客情報通信端末200から集められる要求全体の傾向を解析するものである。かかる解析は、「風邪症状の訴えの増減」や「花粉症状の訴えの増減」あるいは「○○地域での喘息症状の増減」といったものである。かかる解析に続いて、医薬関連商品の提供装置600は、商品データベース610を参照し、商品の在庫数と有効期限、および購入条件を読み出す処理を行なう(ステップS220)。
【0045】
こうして入手した解析結果と商品毎の情報から、医薬関連商品の提供装置600は、推薦度を調整する処理を行なう(ステップS230)。この調整処理は、例えば、有効期限の切れそうな商品の在庫が存在する場合、その推薦度を高めに設定するといった単純な調整だけでなく、解析結果を利用して、今後風邪症状の改善薬のリコメンドが増加することを予測し、風邪症状の改善薬の内、購買条件が季節的に望ましいものになる薬の推薦度を高くするといった調整や、同時に増加傾向にあると解析された2以上の要因に対して、一つで対応できる商品の推薦度を高くするといった対応まで、様々な調整を考えることができる。
【0046】
以上説明した本実施例では、顧客の個別の要求に対しては、顧客DB530と商品データベース610を参照して、最適の商品をリコメンドしつつ、複数の顧客の要求を解析した結果や、商品データベース610に記憶された商品の有効期限や購買条件などの属性情報に基づいて、商品の推薦度を調整している。この結果、個々の要求に対しては、要求に合致した商品をリコメンドしつつ、全体として、商品の期限切れの発生を防止し、かつ商品の品切れも回避し、しかも有利な購買条件での購入を実現することができるという優れた効果を得ることができる。このため、本実施例の医薬関連商品の提供装置によれば、顧客にとって有用な商品やサービスの提供が簡便になされるだけでなく、これを利用する薬店や商品の製造者にとっても、不良在庫の減少や適正な時期での商品の発注などが可能となるといった利点が得られる。
【0047】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない各種態様により具現化されることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である医薬関連商品の提供システムの全体概要の説明図である。
【図2】その医薬関連商品の提供システムに登録される顧客情報の説明図である。
【図3】その医薬関連商品の提供システムから提供される医薬関連商品情報の階層構造説明図である。
【図4】薬局情報通信端末における処方画面の表示説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成を示す説明図である。
【図6】商品データベース610に登録された情報の一例を示す説明図である。
【図7】医薬関連商品の提供装置600が行なう処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…インターネット
200…顧客情報通信端末
300…薬局情報通信端末
400…企業情報通信端末
500…医薬関連商品の提供装置
510…通信制御部
520…登録サーバ
530…顧客DB
540…薬局DB
550…企業DB
560…顧客サーバ
570…顧客DB管理サーバ
580…商取引サーバ
590…企業サーバ

Claims (2)

  1. ネットワークに接続される複数の情報通信端末の一つを利用し、顧客に対して、医薬品を含む健康管理に有用な製品および/またはサービスである医薬関連商品の情報を提供する医薬関連商品情報の提供装置であって、
    前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、前記顧客となる個人の健康管理に必要な個人情報、当該個人が忌避すべき医薬、食品、それらの組み合わせに関する忌避情報、当該個人を確認するための住所を含む個人認証情報及び当該個人の対価支払いに関する支払い情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する顧客データベース手段と、
    前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、地域の営業拠点となる前記医薬品を販売する薬局の所在地を含む薬局情報、および当該薬局を確認するための薬局認証情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する薬局データベース手段と、
    前記ネットワークに接続された前記情報通信端末を用いて、前記顧客へ提供可能な医薬関連商品に関する少なくとも在庫および価格を含む商品情報、および当該企業を確認するための企業認証情報を入力し、該情報をデータベースとして蓄積する企業データベース手段と、
    前記顧客の情報通信端末から前記ネットワークを介して、当該提供装置へのアクセスがなされ、前記個人認証情報を検証して前記顧客データベースへのアクセスを許可したとき、該データベースに記憶された前記顧客の個人情報に基づいて、前記企業データベースに登録された前記医薬関連商品の情報を検索して、該顧客に推薦する前記医薬関連商品の情報を作成すると共に、該推奨する医薬関連商品の情報から、前記顧客データベースに蓄積された当該顧客の前記忌避情報を参照して忌避すべき医薬関連商品を除いた医薬関連商品の情報を、当該顧客の情報通信端末に提供する顧客サーバ手段と、
    前記顧客により、前記顧客の前記情報通信端末に表示された医薬関連商品の一つが選択されたとき、前記薬局データベース手段および前記企業データベース手段を参照し、当該選択された医薬関連商品を提供できる前記薬局企業に、当該情報が選択された医薬関連商品の情報と選択した顧客の情報とを、取引用データとして提供すると共に、前記顧客データベース手段にアクセスして、当該医薬関連商品の取引に関係する顧客の支払い情報を取得し、該支払い情報に基づいて、前記選択した医薬関連商品についての対価の授受処理を行なう商取引サーバ手段と、
    該商取引サーバにより対価の授受処理が行なわれた前記顧客による前記医薬関連商品の情報を、当該顧客の情報として、前記顧客データベース手段に登録する顧客データベース管理手段と
    を備え
    前記顧客サーバ手段は、前記顧客に推薦する医薬関連商品の情報の作成に際して、所定期間内に複数の顧客により選択された医薬関連商品の情報と該顧客の前記住所の情報を集約して、該顧客からの要求を解析し、前記複数の顧客の要求の傾向と地域性とを抽出すると共に、前記企業データベース手段に記憶された医薬関連商品に関する商品情報のうち、少なくとも在庫および価格を取得し、前記解析された顧客の要求の傾向および地域性と前記商品の在庫および価格とに基づいて、前記顧客に推奨する前記医薬関連商品の推奨度を調整する手段を備える
    医薬関連商品情報の提供装置。
  2. 請求項1記載の医薬関連商品情報の提供装置であって、
    前記顧客サーバ手段は、前記推薦する医薬関連商品の情報の作成時に、前記顧客データベース管理手段により前記顧客データベース手段に登録された前記対価の授受処理が行なわれた医薬関連商品の情報を参照する
    医薬関連商品情報の提供装置。
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