JP3813530B2 - 車両後部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両後部構造に係り、特に圧縮ガスタンクに水素などの燃料ガスを貯蔵する燃料タンク用のガス配管及びガス関連補器類を取付ける車両後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガス燃料自動車のなかには燃料電池に燃料ガスを供給して電気を発電し、この発電した電気でモータを駆動して走行する燃料電池自動車が知られている。
【0003】
燃料電池としては、例えば固体高分子型燃料電池などが知られ、固体高分子型燃料電池は常温でも発電可能であることから様々な用途に適用される傾向にある。固体高分子型燃料電池は、プロトン導電性の高分子電解質膜(PEM膜)をアノード電極とカソード電極で挟んだ膜電極構造体(MEA)を複数層積層して構成されたものである。
固体高分子型燃料電池によれば、アノード電極に水素を供給するととともに、カソード電極に空気中の酸素を供給することにより、アノード電極に供給した水素とカソード電極に供給した酸素との電気化学反応によって発電することができる。
【0004】
また、ガス燃料自動車において、燃料となる燃料ガスを車体に保持するために、燃料ガスを貯蔵しておくものの、一例として圧縮ガスタンクが知られている。
この圧縮ガスタンクから供給される燃料ガスは、レギュレータや、フィルタなどのガス関連補器類を介して、燃料電池やガスエンジンなどに供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記圧縮ガスタンクに貯留した燃料ガスを放出する際に、燃料ガスが膨張して燃料ガスの温度低下が起こる。このように、燃料ガスの膨張で燃料ガスの温度が低下するために、簡易な構成で燃料ガスの温度低下を抑制できる手段の実用化が望まれていた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、圧縮ガスタンク用のガス配管及びガス関連補器類の取付け構造において、簡易な構成で燃料ガスの温度低下を抑制することができる車両後部構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車幅方向に延びる前後のクロスメンバと、前後のクロスメンバを繋ぎ車長方向に延びる左右のフレーム部材とから矩形枠体状に形成されたサポートフレームを設け、このサポートフレームに円筒状の圧縮ガスタンクを車幅方向を向けて水平姿勢になるよう配置し、このサポートフレームを自動車の左右のリヤフレームに下方から取付けた車両後部構造であって、前記圧縮ガスタンクと連通するガス配管と、そのガス配管が前記クロスメンバに沿うように固定部材で固定し、前記固定部材は、前記ガス配管と接する面を湾曲状の凹部とし、前記サポートフレームの熱をガス配管に伝える受台と、該受台に載せた前記ガス配管を前記クロスメンバに固定するクランプとを備えたことを特徴とする。
【0008】
ガス関連補器類をサポートフレームの左右側部に分散し、分散したガス関連補器類をガス配管で圧縮ガスタンクに接続し、このガス配管をクロスメンバに沿わせて這わせた。
ガス関連補器類をサポートフレームの左右側に分散配置することでサポートフレーム上のスペースを有効利用できる。
さらに、ガス配管をクロスメンバに沿って這わせることでガス配管を長くでき、ガス配管とサポートフレームとの接触面積を増やすことができる。
これにより、クロスメンバの保持する熱をガス配管に効率よく伝えることができ、ガス配管内を流れる燃料ガスの温度低下を抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。ここで、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向に従う。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)を示す斜視図である。
車両後部構造10は、自動車のリヤフレーム11に矩形枠体状のサポートフレーム30を取付け、このサポートフレーム30に円筒状の前・後の圧縮ガスタンク40,41をそれぞれ車幅方向を向けて水平姿勢になるようにサポートフレーム30に設けるとともに、このサポートフレーム30にガス配管ユニット42及びガス関連補器類61(図2に示す)を備える。
【0013】
この車両後部構造10は、リヤフレーム11を構成する左右のリヤフレーム12,13の前端12a,13aとサポートフレーム30の左右の前端30a,30a(左側のみを図示する)との間にそれぞれ左右のフロントブラケット23,23(左側のみ図示する)を介在させるとともに、左右のリヤフレーム12,13の後端12b,13bとサポートフレーム30の後端30b,30bとの間にそれぞれ左右のリヤブラケット24,24を介在させることにより、左右のリヤフレーム12,13とサポートフレーム30との間にそれぞれ左右の開口部25,26を形成し、左右の開口部25,26にガス配管ユニット42の一部やガス関連補器類61を納めるように構成したものである。
【0014】
左リヤフレーム12は、前端から左ミドルフレーム19aを備えるとともに、左インサイドシル・エクステンション29aから左インサイドシル19bを備ええる。
また、右リヤフレーム13は、前端から右ミドルフレーム19cを備えるとともに、右インサイドシル・エクステンション(図示しない)から右インサイドシル19dを備える。
【0015】
図2は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)を示す分解斜視図である。
車両後部構造10は、前・後の圧縮ガスタンク40,41を略矩形枠体状のサポートフレーム30で支えるとともに、このサポートフレーム30にリヤサスペンション・ユニット27を取付け、この状態でサポートフレーム30を矢印の如くリヤフレーム11に下方から取付けるように構成したものである。
【0016】
リヤフレーム11の左リヤフレーム12は、車長方向に延びる第1左直線部12aと、この第1左直線部12aから平面視で車幅方向中心側へ傾斜する左傾斜部12bと、この左傾斜部12bから後方に延びる第2左直線部12cとからなる。
【0017】
リヤフレーム11の右リヤフレーム13は、車長方向に延びる第1右直線部13aと、この第1右直線部13aから平面視で車幅方向中心側へ傾斜する右傾斜部13bと、この右傾斜部13bから後方に延びる第2右直線部13cとからなる。
【0018】
第1左直線部12aと第1右直線部13aとに前クロスメンバ16を掛け渡し、左傾斜部12bと右傾斜部13bとに中央クロスメンバ17を掛け渡し、第2左直線部12cと第2右直線部13cとに後クロスメンバ18を掛け渡す。
【0019】
これにより、前側圧縮ガスタンク40を収容する第1上空間21を左右のリヤフレーム12,13、前クロスメンバ16及び中央クロスメンバ17で口形構造とするとともに、後側圧縮ガスタンク41を収容する第2上空間22を左右のリヤフレーム12,13、中央クロスメンバ17及び後クロスメンバ18で口形構造とする。
【0020】
ここで、左右のリヤフレーム12,13の前端部側をそれぞれ車体外側に拡張するように形成することで、前側圧縮ガスタンク40を収容する第1上空間21を、後側圧縮ガスタンク41を収容する第2上空間22と比較して車幅方向に大きく張出すことができる。このため、前側圧縮ガスタンク40の全長を長く設定することができるので、前側圧縮ガスタンク40の容量を大きく確保することができる。
【0021】
さらに、車両後部構造10は、左右のリヤブラケット24,24の後端面24a,24aを左右のリヤフレーム12,13の後端面12b,13bより前方に配置し、これら左右のリヤブラケット24,24の後端面24a,24aにリヤバンパー用のバンパービーム28を掛け渡す。
【0022】
サポートフレーム30は、左右のフレーム部材31,32を所定間隔をおいて配置し、左右のフレーム部材31,32のそれぞれの前端部を前クロスメンバ(クロスメンバ)33で連結するとともに、左右のフレーム部材31,32のそれぞれの後端部を後クロスメンバ34で連結することにより略矩形状のフレームを形成し、左右のフレーム部材31,32に中央クロスメンバ35を掛け渡したものである。
【0023】
このサポートフレーム30には、前クロスメンバ33と中央クロスメンバ35との間の第1下空間36に前側圧縮ガスタンク40を水平姿勢で配置し、前側圧縮ガスタンク40を一対のバンド37,37で前クロスメンバ33及び中央クロスメンバ35に固定し、中央クロスメンバ35と後クロスメンバ34との間の第2下空間38に後側圧縮ガスタンク41を水平姿勢で配置し、後側圧縮ガスタンク41を一対のバンド37,37で中央クロスメンバ35及び後クロスメンバ34に固定する。
【0024】
さらに、このサポートフレーム30には、左右のフレーム部材31,32及び前クロスメンバ33に沿ってガス配管ユニット42を這わせ、左右のフレーム部材31,32にそれぞれガス関連補器類61を備える。
【0025】
図3は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の概略図であり、前・後の圧縮ガスタンク40,41、ガス配管ユニット42及びガス関連補器類61を示す。
前・後の圧縮ガスタンク40,41を車幅方向に向けて互いに平行に配置し、前・後の圧縮ガスタンク40,41の左端部にそれぞれ第1、第2のバルブユニット43,44を備え、第1バルブユニット43のガス充填用開閉弁を介して前側圧縮ガスタンク40にガス充填管45を連通するとともに、第2バルブユニット44のガス充填用開閉弁を介して後側圧縮ガスタンク41にガス充填管45を連通し、ガス充填管45の先端にガス充填口46を取付ける。
これにより、ガス充填口46からガスを供給することにより、前・後の圧縮ガスタンク40,41に燃料ガスを充填することができる。
【0026】
また、前側圧縮ガスタンク40に、第1バルブユニット43のガス供給用開閉弁及び一次レギュレータを介して第1ガス供給配管(ガス配管)47を連通する。後側圧縮ガスタンク41に第2バルブユニット44のガス供給用開閉弁及び一次レギュレータを介して第2ガス供給配管(ガス配管)48を連通する。
第1、第2のガス供給配管47,48の先端をジョイント部49につなぎ、このジョイント部49にガス関連補器類61を構成する圧力センサ62及び温度センサ63を備える。
【0027】
また、ジョイント部49には、ガス供給配管(ガス配管)51の左端51aをつなぎ、ガス供給配管51の左端51a側を左フレーム部材31(図2に示す)に沿って這わせ、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせ、ガス供給配管51の右端51c側を右フレーム部材32(図2に示す)に沿って這わせる。
ここで、ガス供給管51の中央部51bを固定部材55・・・(・・・は複数個を示す)で前クロスメンバ33に固定する。
【0028】
ガス供給配管51の右端51cを高圧フィルタ64につなぎ、高圧フィルタ64をガス供給配管52を介して二次レギュレータ65につなぎ、二次レギュレータ65をガス供給配管53を介して低圧フィルタ66につなぐ。そして、低圧フィルタ66をガス供給配管54を介して燃料電池(図示せず)につなぐ。
高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66は、ガス関連補器類61を構成する部材である。
【0029】
なお、第1実施形態においては、ガス関連補器類61として、左フレーム部材31に備えた圧力センサ62及び温度センサ63と、右フレーム部材32に備えた高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66を例に説明するが、ガス関連補器類61はこれに限るものではない。
【0030】
図4は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の要部を示す斜視図である。
車両後部構造10は、サポートフレーム30の左フレーム部材31に前・後の圧縮ガスタンク40,41のガス関連補器類61(圧力センサ62及び温度センサ6)を分散するとともに、サポートフレーム30の右フレーム部材32に前・後の圧縮ガスタンク40,41のガス関連補器類61(高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66)を分散し、分散したそれぞれのガス関連補器類61をガス配管ユニット42で前・後の圧縮ガスタンク40,41に接続し、このガス配管ユニット42を構成するガス供給配管51をサポートフレーム30の前クロスメンバ33に沿わせて接触させたものである。
【0031】
前・後の圧縮ガスタンク40,41の左端部にそれぞれ第1、第2のバルブユニット43,44を備え、第1バルブユニット43のガス充填用開閉弁を介して前側圧縮ガスタンク40にガス充填管45を連通するとともに、第2バルブユニット44のガス充填用開閉弁を介して後側圧縮ガスタンク41にガス充填管45を連通し、ガス充填管45の先端にガス充填口46(図3に示す)を取付ける。
【0032】
また、前側圧縮ガスタンク40に、第1バルブユニット43のガス供給用開閉弁及び一次レギュレータを介して第1ガス供給配管(ガス配管)47を連通し、後側圧縮ガスタンク41に、第2バルブユニット44のガス供給用開閉弁及び一次レギュレータを介して第2ガス供給配管(ガス配管)48を連通する。
第1、第2のガス供給配管47,48の先端をジョイント部49につなぎ、このジョイント部49にガス関連補器類61を構成する圧力センサ62及び温度センサ63を備える。
【0033】
ジョイント部49には、ガス供給配管(ガス配管)51の左端51aをつなぎ、ガス供給配管51の左端51a側を左フレーム部材31に沿って這わせ、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせ、ガス供給配管51の右端51c側を右フレーム部材32に沿って這わせる。
【0034】
ガス供給配管51の右端51cを高圧フィルタ64につなぎ、高圧フィルタ64をガス供給配管52を介して二次レギュレータ65につなぎ、二次レギュレータ65をガス供給配管53を介して低圧フィルタ66につなぎ、低圧フィルタ66をガス供給配管54を介して燃料電池(図示せず)につなぐ。
そして、ガス供給管51の中央部51bを固定部材55・・・(・・・は複数個を示す)で前クロスメンバ33に取付けている。
なお、二次レギュレータ65は、取付けブラケット67を介して右フレーム部材32に取付けられている。
【0035】
このように、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせることで、ガス供給配管51をサポートフレーム30の左フレーム部材31から右フレーム部材32まで延ばすように構成した。
さらに、このガス供給配管51を含むガス配管ユニット42で、左フレーム部材31に備えたガス関連補器類61のうちの圧力センサ62及び温度センサ63と、右フレーム部材32に備えたガス関連補器類61のうちの高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66とをつなぐように構成した。
【0036】
ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせることでガス供給配管51を長くすることができ、ガス供給配管51とクロスメンバ33との接触面積を増やすことができる。
さらに、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に接触させることにより、前クロスメンバ33の保持する熱を効率よくガス供給配管51に伝えることができる。
【0037】
ガス関連補器類61のうちの圧力センサ62及び温度センサ63を左フレーム部材31で、かつ前・後の圧縮ガスタンク40,41の左端部間に設ける。さらに、ガス関連補器類61のうちの高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66を右フレーム部材32で、かつ前・後の圧縮ガスタンク40,41の右端部間に設ける。
【0038】
ここで、前・後の圧縮ガスタンク40,41を互いに平行に配置した場合、前側圧縮ガスタンク40と後側圧縮ガスタンク41との間には比較的大きな左右の空間50a,50bが存在する。
そこで、前・後の圧縮ガスタンク40,41間の左側空間50aにガス関連補器類61のうちの圧力センサ62及び温度センサ63を配置し、前・後の圧縮ガスタンク40,41間の右側空間50bにガス関連補器類61のうちの高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66を配置する。
これにより、ガス関連補器類61のレイアウトを時間をかけないで簡単に決めることができる。
【0039】
また、前・後の圧縮ガスタンク40,41間の左側空間50aに圧力センサ62及び温度センサ63を配置することで、ガス供給配管51の左端部51aを左側空間50aまで延ばすことができる。
同様に、前・後の圧縮ガスタンク40,41間の右側空間50bに高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66を配置することで、ガス供給配管51の右端部51cを右側空間50bまで延ばすことができる。
【0040】
このように、ガス供給配管51の左右の端部51a,51cを、前・後の圧縮ガスタンク40,41間の左右の空間50a,50bまで延ばすことで、ガス供給管51を左端部51a、中央部51b及び右端部51cで略C字形に形成することができる。
これにより、ガス供給配管51の長さをより一層長く確保することができ、ガス供給配管51内を流れる燃料ガスの温度低下をより効率よく抑えることができる。
【0041】
さらに、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせることで、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33でガードして、保護することができる。
加えて、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせることで、万が一の車両の後部衝突時にも、ガス供給配管51の中央部51bを保護することもできる。
【0042】
図5は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の側面図であり、リヤフレーム11を構成する左右のリヤフレーム12,13の前端12a,13aとサポートフレーム30の左右の前端20a,20aとの間にそれぞれ左右のフロントブラケット23,23を介在させるとともに、左右のリヤフレーム12,13の後端12b,13bとサポートフレーム30の後端20b,20bとの間にそれぞれ左右のリヤブラケット24,24を介在させて、左右のリヤフレーム12,13とサポートフレーム30との間にそれぞれ左右の開口部25,26を形成した状態を示す。
【0043】
なお、サポートフレーム30の左右の前端20a,20aをボルト68,68で左右のフロントブラケット23,23に取付け、サポートフレーム30の左右の後端20b,20bをボルト69,69で左右のリヤブラケット24,24に取付ける。
【0044】
さらに、この図は、左右の開口部25,26にガス配管ユニット42の一部やガス関連補器類61を納め、ガス関連補器類61のうちの圧力センサ62及び温度センサ63(図4に示す)を前・後の圧縮ガスタンク41,42間の隙間50aに配置し、ガス関連補器類61のうちの高圧フィルタ64、二次レギュレータ65及び低圧フィルタ66を前・後の圧縮ガスタンク40,41間の隙間50bに配置し、サポートフレーム30にガス配管ユニット42を沿わせるように這わせた状態を示す。
【0045】
ここで、図1で説明したように、リヤフレーム11の前方に左ミドルフレーム19a、左インサイドシル19b、右ミドルフレーム19c及び右インサイドシル19dを備える。
これらの部材19a〜19dは、サポートフレーム30に這わせたガス配管ユニット42の前方に位置するので、例えば車両走行の際に、これらの部材19a〜19dで車両前方からの風がガス配管ユニット42に当たることを防止できる。
このため、ガス配管ユニット42が風で冷却されることを防止して、ガス配管ユニット42の温度低下を抑えることができる。
【0046】
図6は図4の6−6線断面図であり、ガス供給配管51を固定部材55で前クロスメンバ33に固定した状態を示す。
固定部材55は、上面に湾曲状の凹部57aを形成した受台57と、この受台57の凹部57aに載せたガス供給配管51を押さえ付けるクランプ56と、このクランプ56を前クロスメンバ33に取付けるボルト58a及びナット58bとからなる。
【0047】
この固定部材55によれば、前クロスメンバ33の上面33aに受台57を載せ、この受台57の湾曲状の凹部57aにガス供給配管51を載せ、このガス供給配管51にクランプ56を被せる。クランプ56の両端部56a,56aをボルト58a,58a及びナット58b,58bで前クロスメンバ33の上面33aに取付ける。
これにより、クランプ56でガス供給配管51を受台57に載せた状態で前クロスメンバ33に固定することができる。
【0048】
受台57は、一例としてクランプ56の幅と略同一幅に設定したブロック状の駒部材を例に説明するが、受台57の形状はこれに限らないで、ガス供給配管51の中央部51cの長さに合わせて長く設定し、ガス供給配管51の中央部51c全域を受台57に載せることも可能である。
【0049】
ここで、前クロスメンバ33の材質としては、一例としてアルミ材が該当するが、これに限らないで、鋼材などのその他の材質を適用することも可能である。
受台の材質としては、一例として銅材、アルミ材が該当するが、これに限らないで、鋼材などのその他の材質を適用することも可能である。
ガス供給配管の材質は、一例として銅材、アルミ材が該当するが、これに限らないで、鋼材などのその他の材質を適用することも可能である。
なお、本実施形態では、前クロスメンバ33の断面形状を矩形状の筒体に形成した例について説明したが、前クロスメンバ33の断面形状はこれに限らないで任意に設定することができる。
【0050】
図7(a),(b)は本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の作用説明図である。
(a)において、前側圧縮ガスタンク40のバルブユニット43に備えたガス供給用開閉弁を開いて、前側圧縮ガスタンク40内の燃料ガスを一次レギュレータを介して第1ガス供給配管47に矢印▲1▼の如く流す。
ここで、前側圧縮ガスタンク40内には燃料ガスが圧縮された状態で充填されているので、燃料ガスは前側圧縮ガスタンク40内から第1ガス供給配管47に流出する際に膨張して温度が低下する。
【0051】
この低温の燃料ガスは、第1ガス供給配管47からジョイント部49を介してガス供給配管51に矢印▲2▼の如く流れる。ガス供給配管51に流れた燃料ガスは、ガス供給配管51から高圧フィルタ64、ガス供給配管52、二次レギュレータ65、ガス供給配管53及び低圧フィルタ66を介してガス供給配管54に流れ、ガス供給配管54から矢印▲3▼の如く燃料電池(燃料電池)に流れる。
【0052】
(b)において、低温の燃料ガスがガス供給配管51内を流れることにより、ガス供給配管51の温度が低下するが、ガス供給配管51は受台57を介して前クロスメンバ33に接触しているので、前クロスメンバ33の保持する熱を矢印▲4▼の如く受台57を介してガス供給配管51に効率よく伝えることができる。
特に、ガス供給配管51を受台57の凹部57aに載せることにより、ガス供給配管51の外周を凹部57aに面接触させることができるので、前クロスメンバ33の保持する熱をガス供給配管51により一層効率よく伝えることができる。
【0053】
ここで、前クロスメンバ33の体積V1はガス供給配管51の体積V2と比較して十分に大きく設定してある。このため、前クロスメンバ33の保持する熱が矢印▲4▼の如く受台57を介してガス供給配管51に伝わった場合でも、前クロスメンバ33を周囲環境温度に常時保つことができる。
【0054】
加えて、(a)に示すように、ガス供給配管51の中央部51bを前クロスメンバ33に沿って這わせることで、ガス供給配管51を長く設定することができ、ガス供給配管51の熱交換面積を増やすことができる。
従って、前クロスメンバ33の保持する熱をガス供給配管51に十分に伝えることができ、供給配管51内を流れる燃料ガスの温度低下を抑えることができる。
【0055】
ところで、図7(a)、(b)においては、受台57をクランプ56の幅と略同一幅に設定したブロック状の駒部材として説明したが、前述したように、受台57をガス供給配管51の中央部51cの長さに合わせて長く設定することも可能である。
これにより、ガス供給配管51の中央部51c全域を受台57に載せることができ、前クロスメンバ33の保持する熱をガス供給配管51にさらに効率よく伝えることができる。
【0056】
なお、図7(a)、(b)では前側圧縮ガスタンク40内の燃料ガスを燃料電池に供給する例について説明したが、これに限らないで、後側圧縮ガスタンク41内の燃料ガスを燃料電池に供給する場合や、前側及び後側圧縮タンク40,41から同時に燃料ガスを供給する場合にも同様の効果を得ることができる。
【0057】
次に、第2実施形態を図8に基づいて説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
図8は本発明に係る車両後部構造(第2実施形態)を示す断面図であり、ガス供給配管51を固定部材75で前クロスメンバ33に固定した状態を示す。
固定部材75は、前クロスメンバ33の上面33aに載せたガス供給配管51を押さえ付けるクランプ76と、このクランプ76を前クロスメンバ33に取付けるボルト58a及びナット58bとからなる。
【0058】
この固定部材75によれば、前クロスメンバ33の上面33aにガス供給配管51を載せ、このガス供給配管51にクランプ76を被せ、クランプ76の両端部76a,76aをボルト58a,58a及びナット58b,58bで前クロスメンバ33の上面33aに取付けることにより、クランプ76でガス供給配管51を前クロスメンバ33に固定することができる。
【0059】
第2実施形態の車両後部構造は、前クロスメンバ33の上面33aにガス供給配管51を直接載置する点で第1実施形態と異なるだけで、その他の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態によれば、ガス供給配管51の外周を前クロスメンバ33の上面33aに線接触させることになるが、ガス供給配管51の中央部51b全域を前クロスメンバ33の上面33aに接触させることができる。
これにより、前クロスメンバの保持する熱をガス供給配管51に十分に伝えることができるので、第2実施形態と同様に供給配管51内の燃料ガスの温度低下を抑えることができる。
【0060】
なお、前記実施形態では、サポートフレームに2個の圧縮ガスタンク40,41を取付ける例について説明したが、圧縮ガスタンクの個数は2個に限らないで任意に設定することができる。
また、前記実施形態では、本発明に係る車両後部構造10を燃料電池自動車の水素を充填した圧縮ガスタンク40,41に適用した例について説明したが、これに限らないで、本発明に係る車両後部構造10を天然ガスなどのその他の燃料ガスを充填した圧縮ガスタンクに適用することも可能である。
【0061】
加えて、前記実施形態では、前・後の圧縮ガスタンク40,41の左端に、それぞれバルブユニット43,44を介してガス配管ユニット42をつないだ例について説明したが、前・後の圧縮ガスタンク40,41の右端にバルブユニット43,44を介してガス配管ユニット42をつなぐことも可能である。
さらに、前記実施形態においては、一次レギュレータを圧縮ガスタンク40,41に備え付けた例について説明したが、一次レギュレータもガス関連補器類61としてサポートフレーム30に配置することも可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ガス関連補器類をサポートフレームの左右側部に分散し、分散したガス関連補器類をガス配管で圧縮ガスタンクに接続し、このガス配管をクロスメンバに沿わせて這わせた。
【0063】
ガス関連補器類をサポートフレームの左右側に分散配置することでサポートフレーム上のスペースを有効利用できる。
また、ガス配管をクロスメンバに沿って這わせることでガス配管を長くでき、ガス配管とサポートフレームとの接触面積を増やすことができる。従って、クロスメンバの保持する熱をガス配管に効率よく伝えることができ、ガス配管内を流れる燃料ガスの温度低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)を示す斜視図
【図2】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)を示す分解斜視図
【図3】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の概略図
【図4】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の要部を示す斜視図
【図5】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の側面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】本発明に係る車両後部構造(第1実施形態)の作用説明図
【図8】本発明に係る車両後部構造(第2実施形態)を示す断面図
【符号の説明】
10…車両後部構造、11…リヤフレーム、12…左リヤフレーム、13…右リヤフレーム、30…サポートフレーム、31…左フレーム、32…右フレーム、33…前クロスメンバ(クロスメンバ)、34…後クロスメンバ、40…前側圧縮ガスタンク(圧縮ガスタンク)、41…後側圧縮ガスタンク(圧縮ガスタンク)、42…ガス配管ユニット、50a,50b…圧縮ガスタンク間の隙間、51…ガス供給配管(ガス配管)、55…固定部材(固定部材)、56…クランプ、57…受台、57a…凹部、61…ガス関連補器類、62…圧力センサ、63…温度センサ、64…高圧フィルタ、65…二次フィルタ、66…低圧フィルタ。
Claims (1)
- 車幅方向に延びる前後のクロスメンバと、前後のクロスメンバを繋ぎ車長方向に延びる左右のフレーム部材とから矩形枠体状に形成されたサポートフレームを設け、このサポートフレームに円筒状の圧縮ガスタンクを車幅方向を向けて水平姿勢になるよう配置し、このサポートフレームを自動車の左右のリヤフレームに下方から取付けた車両後部構造であって、
前記圧縮ガスタンクと連通するガス配管と、
そのガス配管が前記クロスメンバに沿うように固定部材で固定し、
前記固定部材は、前記ガス配管と接する面を湾曲状の凹部とし、前記サポートフレームの熱をガス配管に伝える受台と、該受台に載せた前記ガス配管を前記クロスメンバに固定するクランプとを備えたことを特徴とする車両後部構造。
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