JP3811799B2

JP3811799B2 - ジーゼル排気ガス浄化装置

Info

Publication number: JP3811799B2
Application number: JP2000176090A
Authority: JP
Inventors: 克光長沢
Original assignee: 克光長沢
Priority date: 2000-05-09
Filing date: 2000-05-09
Publication date: 2006-08-23
Anticipated expiration: 2020-05-09
Also published as: JP2001314721A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジーゼル排気ガスに含まれる有害物質を取り除くジーゼル車排気ガス浄化装置に属する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はジーゼル排気ガス中の有害物質を取り除いてきれいにする事の出来るジーゼル排気ガス浄化装置を提供する事を目的とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ジーゼル排気ガスを取り込む、エキゾーストパイプ接続フランジ（１）と、処理後の浄化ガスを排出する排気口フランジ（３）を有する筒状の容器（２）の軸心を通って回転自在に設けたセンターシャフト（１７）と、該センターシャフト（１７）の長軸方向に適宜の間隔をあけて復数個固定され、前記容器（２）の内径よりもやや小さな径からなる円板状の入口制限板（８）と、該入口制限板（８）の前記排気口フランジ（３）側にそれぞれ隣接固定されたワイヤーブラシ（９）と、該ワイヤーブラシ（９）の前記排気口フランジ（３）側にそれぞれ隣接固定され、円板状でその外周が前記容器（２）の内壁に近接し、且つ中心付近に適宜大きさの貫通孔を有した出口制限板（７）と、容器（２）内に設けられ、ポンプ（６）をクダ（１２）で連結して、タンク（１１）内の合成洗剤を溶かした水をポンプ（６）でエキゾーストパイプ接続フランジ（１）側から排気口フランジ（３）側に向けて噴射する噴射ノズル（５）と、前記の噴射された水と排気ガスとの混合物をエキゾーストパイプ接続フランジ（１）側から、排気口フランジ（３）方向に圧送する為のロータ（４）とを備え、前記入口制限板（８）の外周と容器（２）の内壁との隙間、ワイヤーブラシ（９）のワイヤ相互間に生じる隙間及び前記出口制限板（７）の貫通孔とをそれぞれ連通させてジーゼル排気ガスがこの順序で通過出来るようにするとともに、容器（２）内の微粒子を溶かした水をクダ（１２）でタンク（１１）と連結して、有害物質をタンク（１１）に導くものである。
【０００４】
【作用】
泡が青紫に光、微粒子が水に混じって水全体が薄黒く成り、八日たっても変わる事無く、薄黒のままです、排気ガスの匂いが微弱に成り、熱風と白い僅かな水蒸気が出るだけです。
【０００５】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態に付いて、図面に基づいて説明する。図１は本発明の実施の形態を示すジーゼル排気ガス浄化装置の断面図であり、図２は側面図であり、図３は正面図である。
【０００６】
合成洗剤を溶かした水をタンク（１１）に入れます。センターシャフト（１７）を回す動力は、フランジ（１３）に接続し、エキゾーストパイプは、エキゾーストパイプ接続フランジ（１）に接続します。排気ガスとタンク（１１）の水を混ぜる為、ポンプ（６）でタンク（１１）の水を噴射ノズル（５）に送り噴射して排気ガスと水を混ぜ、混ぜたガスをロータ（４）で加圧して送り、入口制限板（８）の外側よりワイヤーブラシ（９）の隙間に入り、隙間を通る時に、排気ガスの微粒子とタンク（１１）の水が、ワイヤーブラシ（９）の回転力の衝撃で、撹拌されて合成洗剤の泡が発生して、容器（２）の内側に泡が充満して、水に溶けた物・水に付着したスス・その他の微粒子が遠心力で弾き飛ばされて、減圧室（２１）に溜りクダ（１２）でタンク（１１）に戻ります。ワイヤーブラシ（９）の間に残った排気ガスと微粒子は、出口制限板（７）の中心に近い穴から出て、最後の出口制限板（７）を抜けた排気ガスと水分は、摩擦板（１９）の穴をくぐりマフラー室（１４）に入り、排気口フランジ（３）より出ます。
【０００７】
ジーゼル排気ガス・水・合成洗剤を混ぜて、高速回転するワイヤーブラシで衝撃を与えて撹拌して、泡と水に含ませて取り除くのである。
【０００８】
【発明の効果】
本発明に係るジーゼル排気ガス浄化装置は、前記のように、構成されるのでジーゼル排気ガス中の有害物質取り除いてきれいにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示すジーゼル排気ガス浄化装置の断面図である。
【図２】本発明の実施の形態を示すジーゼル排気ガス浄化装置の側面図である。
【図３】本発明の実施の形態を示すジーゼル排気ガス浄化装置の正面図である。
【符号の説明】
１エキゾーストパイプ接続フランジ、２容器、３排気口フランジ、４ロータ、５噴射ノズル、６ポンプ、７出口制限板、８入口制限板、９ワイヤーブラシ、１０シャフト支柱ベアリング、１１タンク（水と合成洗剤）、１２クダ、１３動力接続フランジ、１４マフラー室、１５シールリング、１６締め付けナット、１７センターシャフト、１８隙間調整座金、１９摩擦板、２０容器接続ボルト、２１減圧室。

Claims

ジーゼル排気ガスを取り込む、エキゾーストパイプ接続フランジ（１）と、処理後の浄化ガスを排出する排気口フランジ（３）を有する筒状の容器（２）の軸心を通って回転自在に設けたセンターシャフト（１７）と、該センターシャフ（１７）の長軸方向に適宜の間隔をあけて複数個固定され、前記容器（２）の内径よりもやや小さな径からなる円板状の入口制限板（８）と、該入口制限板（８）の前記排気口フランジ（３）側にそれぞれ隣接固定されたワイヤーブラシ（９）と、該ワイヤーブラシ（９）の前記排気口フランジ（３）側にそれぞれ隣接固定され、円板状でその外周が前記容器（２）の内壁に近接し、且つ中心付近に適宜大きさの貫通孔を有した出口制限板（７）と、容器（２）内に設けられ、ポンプ（６）をクダ（１２）で連結して、タンク（１１）内の合成洗剤を溶かした水をポンプ（６）でエキゾーストパイプ接続フランジ（１）側から排気口フランジ（３）側に向けて噴射する噴射ノズル（５）と、前記の噴射された水と排気ガスとの混合物をエキゾーストパイプ接続フランジ（１）側から、排気口フランジ（３）方向に圧送する為のロータ（４）とを備え、前記入口制限板（８）の外周と容器（２）の内壁との隙間、ワイヤーブラシ（９）のワイヤ相互間に生じる隙間及び前記出口制限板（７）の貫通孔とをそれぞれ連通させてジーゼル排気ガスがこの順序で通過できるようにするとともに、容器（２）内の微粒子を溶かした水をクダ（１２）でタンク（１１）と連結して、有害物質をタンク（１１）に導く事を特徴とするジーゼル排気ガス浄化装置。