JP3810098B2 - ゴム組成物 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はタイヤ用に好適なゴム組成物に関する。更に詳しくは耐摩耗性を著しく改良したタイヤ用ゴム組成物、特にトラック及びバス用タイヤに好適なゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、補強性の高いゴム用充填材としてはISAF級のカーボンブラックが良く知られていた。しかし近年、特に重荷重用空気入りタイヤなどでは、タイヤカーカスの耐久性が向上してきたこと、また省資源の要請から、よりタイヤの耐摩耗性を向上し得るカーボンブラックが求められるようになって来た。
【0003】
そこで重荷重用タイヤのトレッド用ゴム組成物への充填材として使用するカーボンブラックも、ISAF級から、より微粒径のSAF級へと移りかわって来た。一般にカーボンブラックをゴムに配合して、耐摩耗性を向上させるには、カーボンブラックを微粒化することが有効であるとされているが、カーボンブラックをSAFより更に微粒化していくと、配合ゴム中でのカーボンブラックの分散性が著しく低下するので期待する程の耐摩耗性の向上が見られない。
【0004】
また耐摩耗性を改良するため、カーボンブラックのコロイダル特性に着目した種々の検討がなされており、例えば特開昭62−290738号公報には、カーボンブラックの凝集体分布をせまくコントロールすることで耐摩耗性を向上させる方法が述べられている。しかしこの方法とても、現在求められている耐摩耗性を満足させるものではなかった。
更に、これ以上、凝集体分布をシャープ化して行っても耐摩耗性はさ程向上せず、限界に来ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、タイヤの低発熱性及び加工性を損うことなくタイヤ用、特にトラック及びバス用タイヤに好適な著しく耐摩耗性を改良したトレッド用ゴム組成物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決するため、カーボンブラックの特性とタイヤ性能の関係について鋭意研究を行った結果、特定の特性を有するカーボンブラックを配合することによってゴム組成物の耐摩耗性を大幅に改良し得ることを確認し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち本発明は次のとおりである。
(1) 天然ゴム、ジエン系合成ゴム及びそれらの混合物よりなる群より選ばれた少なくとも1種のゴム成分100重量部に、次の物性をもったカーボンブラックを30〜100重量部配合してなるゴム組成物:
(1)24M4DBP 0.95〜1.30ml/g;
(2)Dst 50〜80nm;
(3)ΔD50/Dst 0.55〜0.75;
(4)ΔD10/Dst 1.0〜1.5;
(5)100nm以上の成分比率 20%以下;
(6)CTAB 120〜180m2/g
ここで24M4DBPとは、カーボンブラックを24,000psiの圧力下で4回圧縮した後のカーボンブラックによる(ジブチルフタレート)DBP吸油量を表わす。Dstは、図1のカーボンブラックの凝集体分布の最頻値のストークス径でnmで表わす。ΔD50/Dst及びΔD10/Dstは、図1のカーボンブラックの凝集体分布曲線において、その最頻値の頻度(wt%)の50%の位置の分布曲線の幅(半値幅)をΔD50、10%の位置の分布曲線の幅をΔD10とし、各々のDstに対する比で表わす。
100nm以上の成分比率は、100nm以上のストークス径に対応する図1の凝集体分布曲線の斜線の面積が、分布曲線の全面積に対する割合を示す。CTABは、ゴム成分が浸入できるカーボンブラックの細孔の比表面積を表わす。
【0008】
(2) ゴム成分が、天然ゴムとジエン系合成ゴムの両者を含み、ジエン系合成ゴムの比率が、天然ゴム100重量部に対して、10〜80重量部である前項(1)記載のゴム組成物。
【0009】
前記24M4DBPは、24,000psiの圧力で4回繰返し圧縮を加えた後、DBP吸油量を求めたもので、所謂ファンデルワールス力により生じている変形・破壊性の構造形態(2次ストラクチャー)によるDBP吸油量を排除して、非破壊性の真のストラクチャーの構造形態(1次ストラクチャー)に基づくDBP吸油量を求める時に用いる、1次ストラクチャーを主体とするカーボンブラックの骨格的構造特性を評価する指標であり、ASTMD3493に従って測定した値である。
【0010】
Dstは、カーボンブラックの凝集体(アグリケート)分布を調べた時、最頻値すなわち最も多い凝集体径をストークス相当径で表した値でnmで表される。Dstの測定は、ジョイス・レーブル社製ディスク・セントリフュージを使用し、遠心沈降法により、次の方法で測定を行う。先づ乾燥したカーボンブラックを精秤し、少量の界面活性剤を含む20%エタノール水溶液と混合して、カーボンブラック濃度50mg/lの分散液を作成し、これを超音波で十分に分散させ、これを試料溶液とする。
【0011】
ディスク・セントリフュージの回転数を6000rpmに設定し、スピン液(2%グリセリン水溶液)を10ml加えたのち、1mlのバッファー液(エタノール水溶液)を注入する。
ついで試料0.5mlを注射器で加えたのち、一斉に遠心沈降を開始させ、光電沈降法により、形成させた凝集体分布曲線を画かせ、その曲線のピークに相当するストークス相当径をもってDst(nm)とする。
【0012】
その最頻値の頻度(wt%)の50%の位置の分布曲線の幅(半値幅)をΔD50、10%の位置の分布曲線の幅をΔD10とする(図1参照)。
100nm以上の成分比率とは、100nm以上の斜線の面積の全分布曲線内面積に対する割合である。
【0013】
CTABの測定はASTMD3765−89に準拠して行った。
CTABはセチルトリメチルアンモニウムブロマイドである。カーボンブラックの比表面積の測定には窒素吸着法が使用され、優れた評価方法であるが、ある種のカーボンブラックには全表面の大きな部分に数オングストローム程度の細孔があり、この細孔にはゴムは浸入できない。そこでゴムが浸入できる程度の細孔の比表面積の評価には、大きな吸着分子を用いることによって解決できる。その大きな吸着分子の1つがCTABである。
従って、ゴムが浸入できるカーボンブラックの細孔の比表面積の評価法として採用され、m2/gで表される。
【0014】
本発明のカーボンブラックは通常のオイルファーネス炉を用いて以下の要領で製造できる。
すなわち、組成の均一な原料を用いて、その反応炉への噴霧もより分布の小さい油滴となるようなノズルを用いて炉内の狭い領域へと噴霧する。また炉内温度を微粒子径カーボンブラックを作るのに適した高温かつ均一とし、燃焼ガス流もより分布の小さいものとすることで、反応時間を短時間かつ均一とすることができる。
【0015】
Dstは50〜80nmの範囲で、50nm未満では作業性と低発熱性の劣化が著しく、80nm超では耐摩耗性の改良が小さい。好ましくは55〜70nmの範囲である。
【0016】
ΔD50/Dstは凝集体分布のバラツキがシャープかブロードかを示す値である。小さい程、カーボンブラックの均質性が高まり、補強効果が増大するが、0.55未満では、作業性、低発熱性が著しく劣化し、0.75超では耐摩耗性の改良が小さい。従って0.55〜0.75の範囲が必要であり、好ましくは0.6〜0.7の範囲である。
【0017】
さらに本発明者らは、カーボンブラックの凝集体分布について、詳細に検討した結果、ΔD50/Dstの値が上記範囲にあっても、特に耐摩耗性に重点をおいたストークス相当径の大きい領域で、凝集体分布曲線の下部がブロードになっている事が多く、本来の均質化が果たされていないことを発見した。さらにこの現象には
▲1▼ 最頻度の1/2値から1/10値の間でのブロード化と
▲2▼ 極く下部での大粒径側への図1の斜線の部分の如きTailing
の2つの領域があることを知見した。
【0018】
本来の均質化をはかるという狙いから▲1▼の領域にΔD10/Dstという指標を導入し、この値が1.0〜1.5であることを必須とした。1.0未満では作業性と低発熱性が著しく劣化し、1.5超では耐摩耗性の改良が小さい。好ましくは1.1〜1.4の範囲である。
【0019】
また▲2▼の領域では100nm以上の成分比率(%)が20%以下であることが必要で、これより大きいと耐摩耗性の改良が小さい。好ましくは15%以下である。
【0020】
CTAB値は120〜180m2/gであることが好ましい。120m2/g未満では耐摩耗性の改良が小さく、180m2/g超では低発熱性、作業性の劣化が著しい。
【0021】
また、本発明に用いるゴム成分は、天然ゴム、ジエン系合成ゴムの中から適宜選べるが、好ましくはジエン系合成ゴムを、ゴム成分100重量部中10〜60重量部の範囲とするのがよい。
本発明に適当なジエン系合成ゴムとしては、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)等が挙げられる。
【0022】
カーボンブラック配合量については、ゴム成分100重量部に対して、30〜100重量部である。30重量部未満では十分な耐摩耗性が得られず、100重量部超では作業性が著しく悪化し、カーボンブラックの分散が十分にできず、耐摩耗性もかえって低下してしまう。
【0023】
本発明のゴム組成物は、更にシリカのような無機充填材、加硫剤、加硫促進剤、ゴム軟化剤、酸化防止剤等を添加することができる。各添加剤は、通常ゴム工業において、通常使用されている量添加することができる。本発明によれば、前記のトレッドゴム組成物を有する空気入りタイヤは製造時における作業性を劣化させることなく、タイヤの回転抵抗及び耐摩耗性を同時にそして、大幅に改善するものである。
【0024】
【実施例】
以下に実施例によって、本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定されるものではない。
実施例中のパーセントは、特に指定しないかぎり、重量%を表わすものとする。
【0025】
本発明のカーボンブラック(A〜Cと称する)及び比較例のカーボンブラック(D〜Gと称する)は以下のように製造されたものである。
カーボンブラックA〜Fは、図2、3、4(以下図2、図3、及び図4と称す)に示された製造装置を用いて製造された。ここで同じ構成部には同一の番号を付してある。
【0026】
カーボンブラック製造装置1は、燃焼ガス充填室2、ベンチュリ部3、反応室4及び反応継続兼急速冷却室5を含む。
更に煙道6が、開口部7及び点検窓8と共に設けられている。ガス導入口9,9’、燃料流体導入口10,10’、11,11’、12,12’(図3参照)原料油噴霧導入口13,13’及びガス導入口14〜14'''(図4参照)及び15〜15'''は同様に製造装置1に設けられる。
図示されていないが、導入口15〜15'''は導入口14〜14'''と同様の方法で設けられる。
【0027】
冷却水圧入噴霧器導入口a〜gは、冷却水の強制噴霧スプレイ装置として製造装置1に設けられる。
製造装置1の各構成部の寸法及び位置は次の通りである。
【0028】
燃焼ガス充填室(2)
内径 420mmφ
長さ 230mmφ
酸素含有ガス導入口(g,g’)
内径 80mmφ
中心位置 燃焼ガス充填室(2)の前端部より50mm
【0029】
燃料流体導入口(10〜12’)
内径 20mmφ
6個の導入口が燃焼ガス充填室(2)の円周上で対称的に放射状に設備
されている。
ベンチュリー部(3)
入口長さ 100mm
最狭部直径 140mmφ
出口長さ 150mm
原料油導入口(13,13’)
内径 原料油のスプレイノズルが入る大きさ
位置 ベンチュリー部内に設けられる。
【0030】
反応室(4)
直径 200mmφ
a迄の長さ 300mm
ガス導入口(14〜14'''及び15〜15''')
直径 50mmφ
中心位置 夫々ベンチュリー(3)の出口から50mm及び150mm下流位置
【0031】
原料油は複数個の導入口13より、ベンチュリー部(3)の最狭部に導入される。
希望があれば、天然ガスを燃焼ガス充填室(2)の中へ、カーボンブラックの生成の間、導入口(10〜12’)の中心部に位置させた13mmφ直径の導入パイプによって導入することができる。
【0032】
冷却水導入用の噴霧装置は、反応室(4)の下流に設けた反応継続兼急速冷却室中の開口部a〜gに位置させられる。
表1に示した性状及び組成を有する原料油を本発明におけるカーボンブラックの製造用に使用することができる。
【0033】
【表1】
【0034】
天然ガスは、メタン86.3Vol%、エタン7.3Vol%、プロパン3.1Vol%、その他3.3Vol%含んだものを燃料流体として使用した。
【0035】
本発明におけるカーボンブラックの製造において、カーボンブラックの特性値は一般に次のようにして調整し得る。
CTABの値は、炉に導入される全空気量に対する全炭化水素量の比を変化させることによって調整し得る。
カーボンブラックのCTAB値は、全空気量が増加した時、増加する。
【0036】
カーボンブラックの24M4DBPの値は、原料油中に含まれるカリウムイオン(K+)の量を変化させることによって調整し得る。
【0037】
カーボンブラック凝集体分布は、燃焼ガス流と旋回流の方向が、その上流側と同一である場合に、大きな粒の凝集体の生成を抑制するように反応室中へ旋回流を導入することによって調整できる。
それによって、100nm以上の凝集体径を有するカーボンブラック凝集体の量を特に減少させることができる。
しかしながら、この減少量は、旋回流の導入位置が余り下流側に動くと減少する。
【0038】
反応炉装置における油滴粒子の径は、原料油の導入圧力を増加させることによって減少させることができる。又原料油導入ノズルの径を小さくすることによって、油滴粒子を小さくすることができる。
このようにして、噴霧粒子の径を減少させ、それより得られるカーボンブラックの凝集体の分布を狭くすることができる。
【0039】
前記した制御条件によって、本発明のカーボンブラックA〜C、及び比較例のカーボンブラックD〜Fは表2に示された製造条件で製造された。その製造されたカーボンブラックの特性値は表3に示す通りであった。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
比較例のカーボンブラックは次の特性値をもっている。D,EのΔD10/Dstの値は1.5超であり、100nm以上の成分比率は20%超である。カーボンブラックFのΔD10/Dstの値及び100nm以上の成分比率は夫々1.5以下及び20%超である。
【0043】
カーボンブラックGは市場では、三菱化成(株)の商品名DIA−Aとして入手できるものである。カーボンブラックGのΔD50/Dst、ΔD10/Dst及び100nm以上の成分比率は、本発明で用いられたカーボンブラックの特性値と非常に異なっている。
【0044】
表4は本発明と比較例のカーボンブラックを配合したゴム組成物の実施例及び比較例を示す。実施例及び比較例のゴム組成物の成分の基本配合処方は次の通りである。
天然ゴム 100.0重量部
カーボンブラック 50.0 〃
ステアリン酸 2.0 〃
亜鉛華 4.0 〃
老化防止剤 2.0 〃
加硫促進剤 1.0 〃
硫 黄 1.5 〃
老化防止剤はN−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−P−フェニレンジアミンである。
加硫促進剤はN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミドである。
【0045】
【表4】
【0046】
ムーニー粘度試験はJIS K 6300−1974に準じて行い、下式により算出した。
ムーニー粘度指数=
(供試試験片のムーニー値)/(比較例1試験片のムーニー値)
この値が小さい方が作業性が良好である。
【0047】
耐摩耗性試験は、TBR10,00R20タイヤを作製し、30,000km走行後のタイヤミゾ深さを測定し、摩耗量(mm)を求め、下式により算出した。
耐摩耗性指数=(供試試験タイヤの走行距離/摩耗量)/(比較例1タイヤの走行距離/摩耗量)
この値が大きい程、耐摩耗性が大きい。
【0048】
発熱試験は、TOYOSEIKI製スペクトロメータ(動的歪振幅1%、周波数52Hz、測定温度25℃)を使用して、Tanδを求め、下式により算出した。
発熱性指数=(供試試験片のtanδ)/(比較例1試験片のtanδ)
この発熱性指数が小さい程、低発熱性が良いこと、即ち発熱量が小さいことを示す。
ゴム物性供試用のサンプルの加硫条件は145℃、35分である。
【0049】
実施例1〜5に示したように、本発明に該当するカーボンブラックA〜Cを使用したゴム組成物は、比較例1〜6に示すカーボンブラックに比べ低発熱性及び加工性を損なうことなく、耐摩耗性に優れたものとなっている。
本発明は詳細に述べられており、その特定の具体例についても記載されているので、当業者にとって、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく、種々の変形及び修飾をし得ることは明らかである。
【0050】
【発明の効果】
本発明に該当するカーボンブラックを使用したゴム組成物は、従来のカーボンブラックを配合したゴム組成物にくらべて、低発熱性及び加工性を損なうことなく、耐摩耗性に優れており、特にトラック及びバス用タイヤに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーボンブラックの凝集体(アグリゲート)のストークス相当径(nm)を横軸に、縦軸に頻度(wt%)をとって示した凝集体分布曲線を示す。最頻値Dst、半値幅ΔD50、10%幅ΔD10、100nm以上の成分比率(斜線)の各特性値の説明図である。
【図2】本発明において使用するに好適なカーボンブラック及び比較例のカーボンブラックの製造装置の長手方向断面概要図である。
【図3】図2の製造装置のA−A線断面概要図である。
【図4】図2の製造装置のB−B線断面概要図である。
【符号の説明】
1 カーボンブラック製造装置
2 燃焼ガス充填室
3 ベンチュリ部
4 反応室
5 反応継続兼急速冷却室
6 煙道
7 開口
8 覗き窓
9,9’ ガス導入口
10,10’、11,11’、12,12’ 燃料流体導入口
13,13’ 原料油噴霧装置導入口
14〜14''',15〜15''' 酸素含有ガス及び/又は燃料流体導入管用導入口
a〜g 冷却水圧入噴霧器挿入口
Claims (2)
- 天然ゴム、ジエン系合成ゴム及びそれらの混合物よりなる群より選ばれた少なくとも1種のゴム成分100重量部に、次の物性をもったカーボンブラックを30〜100重量部配合してなるゴム組成物:
(1)24M4DBP 0.95〜1.30ml/g;
(2)Dst 50〜80nm;
(3)ΔD50/Dst 0.55〜0.75;
(4)ΔD10/Dst 1.0〜1.5;
(5)100nm以上の成分比率 20%以下;
(6)CTAB 120〜180m2/g
ここで24M4DBPとは、カーボンブラックを、24,000psiの圧力下で4回圧縮した後のカーボンブラックによるジブチルフタレート(DBP)吸油量を表わす。Dstは、図1のカーボンブラックの凝集体分布の最頻値のストークス径でnmで表わす。ΔD50/Dst及びΔD10/Dstは、図1のカーボンブラックの凝集体分布曲線において、その最頻値の頻度(wt%)の50%の位置の分布曲線の幅(半値幅)をΔD50、10%の位置の分布曲線の幅をΔD10とし、各々のDstに対する比で表わす。
100nm以上の成分比率は、100nm以上のストークス径に対応する図1の凝集体分布曲線の斜線の面積が、分布曲線の全面積に対する割合を示す。CTABは、ゴム成分が浸入できるカーボンブラックの細孔の比表面積を表わす。 - ゴム成分が、天然ゴムとジエン系合成ゴムの両者を含み、ジエン系合成ゴムの比率が、天然ゴム100重量部に対して、10〜80重量部である請求項1記載のゴム組成物。
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