JP3809364B2 - 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム - Google Patents
通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3809364B2 JP3809364B2 JP2001351486A JP2001351486A JP3809364B2 JP 3809364 B2 JP3809364 B2 JP 3809364B2 JP 2001351486 A JP2001351486 A JP 2001351486A JP 2001351486 A JP2001351486 A JP 2001351486A JP 3809364 B2 JP3809364 B2 JP 3809364B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- notification
- communication service
- mobile
- mobile information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等の移動情報端末間の通信サービス方法、並びに該方法に用いる通信サービス支援装置及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機等の移動情報端末を用いた通信サービス方法としては、移動情報端末の位置情報を、その移動情報端末の利用者や第3者に提供する方法が知られている(例えば、特開平11−146080号公報参照)。この方法では、上記位置情報を受けることにより、自分が使用している移動情報端末がどの地域に位置しているか、あるいは他の利用者の移動情報端末が現在どの地域に位置しているかを把握することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、移動情報端末の利用者の増加により友人や知り合いの間でも互いに通信可能な移動情報端末を所有するものが多くなってきていることにより、移動情報端末の利用者間で、▲1▼自分の存在のアピール、▲2▼出会い等の偶然性の期待、▲3▼コミュニケーションのきっかけ、▲4▼みんなと一緒にいるという安心感、▲5▼近くにいる友人等の見つけるという触覚のような機能、などを実現できるような新しい付加価値サービスが望まれるようになってきている。
しかしながら、このような付加価値サービスの提供を実現するためには、上記特開平11−146080号公報等で開示されているように単に移動情報端末の位置情報を提供するだけでは不十分であった。
【0004】
本発明は以上の状況のもとでなされたものであり、その目的は、移動情報端末の利用者間で自分の存在のアピール等が可能な新しい付加価値サービスを実現することができる通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の移動情報端末間の通信サービス方法であって、移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして複数の移動情報端末を予め登録しておき、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の位置情報を取得し、該複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在しているときに、移動情報端末同士が近接していることが、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末のうち該地域に存在している各移動情報端末の利用者に互いに通知され、上記双方向通信グループに属する複数の移動情報端末はそれぞれ、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か、又は他の移動情報端末に対する上記通知を許可するか否かを、上記双方向通信グループに属する複数の移動情報端末ごとに切り換え可能なことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、複数の移動情報端末間の通信サービスを支援するための通信サービス支援装置であって、移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして予め登録されている複数の移動情報端末のそれぞれに関する端末登録情報と、該移動情報端末が存在している地域に関する位置情報とを関連付けて記憶する情報記憶手段と、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、該位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段で該複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在していると判定したときに、移動情報端末同士が近接していることを通知するための近接通知情報を、通信回線を介して、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末のうち該地域に存在している各移動情報端末に送信する近接通知情報送信手段とを備え、他の移動情報端末に関する上記近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有無指定データ、又は他の移動情報端末に対する上記近接通知情報の送信を許可するか否かを指定する通知許否指定データを、上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、上記データに基づいて上記近接通知情報を選択的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とすることを特徴とするものである。
【0006】
なお、上記「移動情報端末」には、PDC(Personal Degital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、PHS(Personal Handyphone Service)、自動車電話等の電話機のほか、携帯電話モジュールを付加した情報端末も含まれる。
また、他の移動情報端末の利用者との間で通信ネットワークを介した双方向の通信が可能なものであれば、モバイル型のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、カーナビゲーション装置、ITS(Intelligent Transport Systems)用端末、携帯型のTV、ゲーム機、音楽コンテンツをダウンロードして聴くことができる音楽端末等の移動情報端末にも、本発明は適用可能である。
また、上記「移動情報端末同士が近接していること」は、移動情報端末の表示部に表示される静止画又は動画で通知してもいいし、移動情報端末のスピーカから出力される音声などの音によっても通知することができる。また、特定のアプリケーションプログラムを起動させることによって通知してもよい。
また、上記「位置情報」は、移動情報端末から直接取得してもいいし、各移動情報端末の位置情報を管理する位置情報管理装置から取得するようにしてもよい。
【0007】
請求項1の通信サービス方法及び請求項7の通信サービス支援装置では、移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして予め登録されている複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一に地域に存在しているときに、移動情報端末同士が近接していることが、上記所定の双方向通信グループに属する複数の移動情報端末のうち上記地域に存在している各移動情報端末の利用者に互いに通知される。この通知により、上記地域に存在する各移動情報端末の利用者は、お互いに他の利用者が同時間帯に自分の近くにいることを把握することができる。
また、各利用者の希望に応じて、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か、又は他の移動情報端末の利用者に対する上記通知を許可するか否かを、他の移動情報端末ごとに切り換えことができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の通信サービス方法において、上記通知を、上記利用者によって指定された通知形式で行なうことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の通信サービス支援装置において、上記近接通知情報が、上記移動情報端末の利用者によって指定された通知形式で上記通知を行なうための情報であることを特徴とするものである。
ここで、上記「通知形式」としては、利用者が指定したキャラクタ等の静止画や動画を表示させることによる通知や、利用者が指定したテーマ音楽を流すことによる通知、利用者が指定したアプリケーションプログラムを起動することによる通知等が挙げられる。
また、上記通知を行なうために移動情報端末に送信される「近接通知情報」は、上記画像、音声などのデータそのものからなる情報であってもいいし、移動情報端末にあらかじめ登録されている複数の画像データ、音データ、アプリケーションプログラムデータ等からいずれかひとつを選択して画像表示、音声出力、プログラム起動等を行なうための情報であってもよい。
【0009】
請求項2の通信サービス方法及び請求項8の通信サービス支援装置では、上記通知を、利用者が指定した通知形式で行なうことができるので、自分の近くにいる他の利用者が誰であるかを速やかに且つ容易に把握できるとともに、上記他の利用者にとっては自己主張が可能となる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の通信サービス方法において、上記通知の対象が複数の利用者のときに、該複数の利用者に対して該通知をまとめて行なうことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項7の通信サービス支援装置において、上記近接通知情報の送信対象が複数の移動情報端末のときに、上記近接通知情報を複数の移動情報端末にまとめて送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項3の通信サービス方法及び請求項9の通信サービス支援装置では、上記地域に存在している複数の移動情報端末に対してまとめて通知することにより、該複数の移動情報端末ごとに通知を受けて確認する煩わしさがなく、上記地域に存在する移動情報端末の利用者の把握を効率的に行なうことができる。
【0012】
上記請求項1の通信サービス方法において、上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端末のすべてについて、該他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否かを切り換え可能であってもよい。
【0013】
この場合は、各利用者の希望に応じて、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否かを、他の移動情報端末のすべてについて切り換えことができる。
【0014】
また、請求項1の通信サービス方法において、上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端末のすべてについて、該他の移動情報端末の利用者に対する上記通知を許可するか否かを切り換え可能であってもよい。
【0015】
この場合は、各利用者の希望に応じて、他の移動情報端末の利用者に対する上記通知を許可するか否かを、他の移動情報端末のすべてについて切り換えることができる。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1の通信サービス方法において、上記登録されている各移動情報端末が、上記通知が可能な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてについて、他の移動情報端末に関する該通知を受けるか否か又は該他の移動情報端末に対する該通知を許可するか否かを切り換え可能なことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項7の通信サービス支援装置において、上記近接通知情報の送信が可能な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてについて、他の移動情報端末に関する該近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有無指定データ及び他の移動情報端末に対する該近接通知情報の送信を許可するか否かを指定する通知許否指定データの少なくとも一方を、上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、該通知有無指定データ及び該通知許否指定データの少なくとも一方に基づいて該近接通知情報を選択的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とするものである。
【0017】
請求項4の通信サービス方法及び請求項10の通信サービス支援装置では、各利用者の希望に応じて、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か又は該他の移動情報端末に対する上記通知を許可するか否かを、上記複数の地域ごとに又は上記複数の地域のすべてについて切り換えることができる。
【0018】
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の通信サービス方法において、上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端末の利用者に対して上記通知がされ得る状態にあることを各利用者に認識させることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項7、8、9又は10の通信サービス支援装置において、他の移動情報端末に対して上記近接通知情報が送信され得る状態にあることを各利用者に認識させるための通知状態認識情報を、通信回線を介して移動情報端末に送信する通知状態認識情報送信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
請求項5の通信サービス方法及び請求項11の通信サービス支援装置では、各移動情報端末において、他の移動情報端末に対して上記通知がされ得る状態にあることを認識することができるので、各利用者が認識しない状態で自分の移動情報端末に関する上記通知が他の利用者にされるのを回避することができる。
【0020】
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5の通信サービス方法において、上記通知の際に、上記地域に存在する他の移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報をあわせて通知することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項7、8、9、10又は11の通信サービス支援装置において、上記移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報を上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、上記近接通知情報に、上記地域に存在している移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報を含めるように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とするものである。
ここで、上記「接続関連情報」としては、移動情報端末との間で通話やメールのやり取りを行なうための携帯電話番号等の端末識別番号や、移動情報端末との間で電子メールのやり取りを行なうための電子メールアドレス等が挙げられる。
【0021】
請求項6の通信サービス方法及び請求項12の通信サービス支援装置では、上記接続関連情報を用いて、上記地域に存在する他の移動情報端末との通信を速やかに開始することができる。
【0022】
請求項13の発明は、請求項7、8、9、10、11又は12の移動情報端末に用いるコンピュータで実行するプログラムであって、該コンピュータを、上記移動情報端末における各手段として機能させるためのプログラムである。
【0023】
請求項13のプログラムを上記通信サービス支援装置に用いるコンピュータに組み込んで実行することにより、上記通信サービス支援装置における各手段として機能させることができる。
【0024】
なお、上記請求項13の発明に係るプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信回線を用いて行なってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信サービス方法の全体の枠組みを示す概念図である。本通信サービス方法は、複数の移動情報端末としての携帯電話機を予め登録しておき、この登録されている複数の携帯電話機の少なくとも2つが同一の地域に存在するときに、携帯電話機同士が近接していることを同一の地域に存在する携帯電話機の利用者に通知する方法である。
ここで、上記地域は、各携帯電話機と無線通信する基地局が管轄する一つのセルからなる地域であっていいし、隣接する複数のセルを一つのグループとして管理される地域であってもよい。本実施形態では、隣接する複数のセルを一つのグループとして管理される地域の場合について例示した。
また、上記地域は、携帯電話機向けのGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)によって取得された緯度・経度情報に基づいて管理される地域であってもよい。この地域は、例えば、緯度・経度情報に基づいて予め地図上で画一的に区画された固定的な地域であってもいいし、携帯電話機の現在位置(緯度・経度)から一定の距離だけ離れた地域すなわち携帯電話機の現在位置の緯度・経度と近似した緯度・経度を有する地域であってもよい。携帯電話機の現在位置(緯度・経度)を基準にして管理する地域の場合は、携帯電話機の移動とともに変化する動的な地域となる。
【0026】
図1は、携帯電話機の利用者として、携帯電話機60aを利用している利用者10a及び携帯電話機60bを利用している利用者10bの2人の利用者について図示している。これらの利用者10a、10bの端末登録情報が双方向通信グループに属するメンバーとして通信サービス支援装置51に登録されている。各携帯電話機60a、60bはそれぞれ、地域C1内に設置された基地局71a、71bとの間で確立された無線通信回線を経由して通信ネットワークとしての携帯電話通信網70に接続され、各種通信サービスを受けることができるようになっている。各携帯電話機60a、60bがどの地域C1及びセルに存在しているかの位置情報は、各携帯電話機が通信を行っている基地局の情報などに基づいて、携帯電話通信網内に設置された図示しない位置情報サーバで管理され、所定のタイミングで図示しない情報提供サーバから通信回線としての携帯電話通信網70を経由して各携帯電話機60a、60bに送信され、各携帯電話機内に記憶される。そして、各携帯電話機60a、60bの位置情報は、所定のタイミングで定期的に各携帯電話機60a、60bから通信回線としての携帯電話通信網70を介して通信サービス支援装置51に送信され、通信サービス支援装置51に記憶されている各携帯電話機の位置情報が更新される。
ここで、一方の利用者10aの携帯電話機60aが存在している地域C1に、他の利用者10bの携帯電話機60bが他の地域又はセルから移動してきて存在するようになったときに、両利用者の携帯電話機が同じ地域C1内にいること即ち両利用者の携帯電話機同士が近接している旨の近接通知情報が、通信サービス支援装置51から各利用者10a、10bの携帯電話機60a、60bに送信される。この近接通知情報を各携帯電話機60a、60bで受信することにより、各携帯電話機の利用者10a、10bに通知される。この通知により、各利用者10a、10bは、各携帯電話機60a、60bが近接し、他の利用者が同時間帯に自分の近くにいることを把握することができる。
【0027】
図2及び図3はそれぞれ、本実施形態における通信サービス方法に用いられる通信サービス支援装置51の概略構成図及び機能ブロック図である。
通信サービス支援装置51は、図2に示すように、システムバス100、CPU101、RAM102やROM103等からなる内部記憶装置、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等からなる外部記憶装置104、マウスやキーボード等からなる入力装置105、ディスプレイやプリンタ等からなる出力装置106、双方向の通信回線からなる携帯電話通信網70を介して各利用者10の携帯電話機60と通信するための携帯電話通信網用通信装置107を備えている。CPU101やRAM102等の構成要素はお互いに、システムバス100を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。この通信サービス支援装置51を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。
また、上記通信サービス支援装置51は1台のコンピュータシステムで構成してもいいし、複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータを通信ネットワークで結んで構成してもよい。
【0028】
本通信サービス支援装置51は、図2に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、図3に示す情報記憶手段501、位置情報取得手段502、位置情報更新手段503、判定手段504及び近接通知情報送信手段505の各機能を実現している。
【0029】
上記情報記憶手段501は、上記通信サービス支援装置51のハードディスク等からなる外部記憶装置104を用いて構成されており、携帯電話機60を利用している複数の利用者のそれぞれに関するハンドルネーム、電話番号などの端末登録情報と、携帯電話機60が存在している地域に関する位置情報と、利用者が属する双方向通信グループに関する情報とを関連付けて、双方向通信グループのメンバーのリスト(以下、「バディリスト」という。)のデータとして記憶している。
【0030】
上記位置情報取得手段502は、上記通信サービス支援装置51のCPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等により構成され、各利用者の携帯電話機60が存在している地域に関する位置情報を、携帯電話通信網70を介して各携帯電話機又は位置情報管理サーバ若しくは情報提供サーバから受信して取得する機能を有している。
【0031】
上記位置情報更新手段503は、上記通信サービス支援装置51のCPU101、RAM102等により構成され、上記位置情報取得手段502で取得した位置情報に基づいて、上記情報記憶手段501に記憶している利用者の携帯電話機60の位置情報を更新する機能を有している。
【0032】
上記判定手段504は、上記通信サービス支援装置51のCPU101、RAM102等により構成され、上記位置情報更新手段503で更新された情報記憶手段501内の位置情報に基づいて、双方向通信グループに属する複数の携帯電話機の少なくとも2つが同一の地域に存在しているか否かを判定する機能を有している。
【0033】
上記近接通知情報送信手段504は、上記通信サービス支援装置51のCPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等により構成され、上記判定手段504で双方向通信グループに属する複数の携帯電話機の少なくとも2つが同一の地域に存在していると判定したときに、携帯電話機同士が近接していることを利用者に通知するための近接通知情報を、携帯電話通信網70を介して各利用者の携帯電話機60に送信する機能を有している。
【0034】
図4及び図5はそれぞれ、本実施形態の通信サービス方法に用いられる携帯電話機60の概略構成図及び機能ブロック図である。
この携帯電話機60は、図4に示すように、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部記憶装置、マイクや各種入力ボタン等からなる入力装置204、液晶ディスプレイ(LCD)やスピーカ等からなる出力装置205、携帯電話通信網70を介して各利用者10の携帯電話機60や上記通信サービス支援装置51と通信するための携帯電話通信網用通信装置207を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素はお互いに、システムバス200を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。この携帯電話機60を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM203に記憶されており、必要に応じてCPU201やRAM202上の作業エリアに呼び出されて実行される。
【0035】
上記携帯電話機60は、図4に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、図5に示す位置情報送信手段601、近接通知情報受信手段602及び通知手段603の各機能を実現している。
【0036】
上記位置情報送信手段601は、携帯電話機60のCPU201、RAM202、携帯電話通信網用通信装置207等により構成され、携帯電話機60が存在している地域に関する位置情報を、携帯電話通信網70を介して通信サービス支援装置51に送信する機能を有している。
【0037】
上記近接通知情報受信手段602は、携帯電話機60のCPU201、RAM202、携帯電話通信網用通信装置207等により構成され、同じ双方向通信グループに属する複数の利用者の携帯電話機60の少なくとも2つが同一地域に存在しているときに、携帯電話機が近接している旨の近接通知情報を通信サービス支援装置51から携帯通信回線70を介して受信する機能を有している。
【0038】
上記通知手段603は、携帯電話機60のCPU201、出力装置205の液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ等により構成され、上記近接通知情報受信手段602で受信した近接通知情報を出力し、携帯電話機が近接していることを各利用者に通知する機能を有している。上記通知の方式としては、SMAF(Synthetic Music Mobile Application Format)等の特定のフォーマットによる音楽の演奏や効果音の鳴動であってもいいし、特定のアイコンやダウンロードしたキャラクタ等の静止画又は動画のイメージ画像の表示でもよい。また、特定のJava(登録商標)等のアプリケーションプログラムの起動であってもよい。
【0039】
図6は、図1に示すように上記双方向通信グループに属する携帯電話機が2台の場合の通信サービス方法における手順の流れの一例を示すフローチャートであり、ここで、図6中の細い実線で囲まれたステップは利用者10a、10bが使用する携帯電話機60a、60bでの処理であり、太い実線で囲まれたステップは通信サービス支援装置51での処理である。前述のように、通信サービス支援装置51には、両利用者10a、10bが双方向通信グループに属するメンバーとして通信サービス支援装置51の情報記憶手段501内のバディリストに登録されている。また、各携帯電話機60a、60bがどの地域C1内に存在しているかの位置情報は、所定のタイミングで図示しない位置情報提供サーバから携帯電話通信網70を介して各携帯電話機60a、60bに送信され、各携帯電話機内に記憶されている。
【0040】
各携帯電話機60a、60bに記憶されている位置情報は、所定のタイミングで定期的に、各携帯電話機60a、60bから携帯電話通信網70を介して通信サービス支援装置51に送信される(ステップ1)。
【0041】
次に、通信サービス支援装置51は、各携帯電話機60a、60bから送信されてきた位置情報を受信し情報記憶手段501内のバディリストのデータが更新される(ステップ2)。そして、2つの携帯電話機60a、60bが同じ地域C1内に存在しているか否かが判定される(ステップ3)。
ここで、図1に示すように、一方の携帯電話機60bの利用者10bが地域C1の外側から地域C1内に移動すると、2台の携帯電話機60a、60bが同じ地域C1内に存在していると判定され、通信サービス支援装置51から携帯電話通信網70を介して両方の携帯電話機60a、60bに、それぞれ相手側の携帯電話機に関する近接通知情報が送信される(ステップ4)
【0042】
次に、各携帯電話機60a、60bが上記近接通知情報を受信すると(ステップ5)、受信した近接通知情報に基づいて、相手側の携帯電話機が近くにいることを示す旨が、各携帯電話機60a、60bのディスプレイ上に表示されるとともに、音情報で報知される(ステップ6)。
【0043】
以上、本実施形態によれば、携帯電話機60から出力される近接通知情報により、双方向通信グループに属する利用者同士が現実空間において同時間帯に近接していることを各利用者が把握できる。このように友人などで構成された双方向通信グループに属する利用者の携帯電話機同士が同じ地域に存在しているときに、互いに近接していることを通知し合うことにより、各利用者同士が遊園地、アミューズメント施設、海、観光地等の意外な場所で偶然に出会うことができる期待を各利用者に持たせたり、利用者同士のコミュニケーションのきっかけを提供したりすることができる。また、学校、職場などのいつもの場所で集団に属しているという安心感を与えたり、仲間に自分の存在をアピールしたりすることもできる。また、近くにいる友人等の見つけるという触覚のような機能を携帯電話機に持たせることもできる。以上のように携帯電話機を用いた付加価値のある新しい通信サービスを提供することができる。
【0044】
また、本実施形態によれば、携帯電話通信網内に設置される位置情報サーバから各携帯電話機の位置情報を直接取得できない場合でも、各携帯電話機の位置情報を受信し、各携帯電話機に上記近接通知情報を通知する通信サービスを行なうことができる。
【0045】
また、一般に携帯電話機の位置情報を他の利用者の携帯電話機に常時表示するとプライバシーの問題が発生する。また、多くの場合、「遠く離れた所にいる友人が隣の町に移動した」、といった情報は無意味である場合が多い。
これに対し、本実施形態のように同一地域内に各携帯電話機が存在する場合にのみ上記近接通知情報を送信して通知するようにすれば、お互いに近くにいることを知るだけでなので、最低限の情報量で意味のある情報を得ることができ、またプライバシーに対する干渉も最小限で済む。
【0046】
なお、上記実施形態において、各携帯電話機60a、60bの位置情報の通信サービス支援装置51への送信と、通信サービス支援装置51から各携帯電話機60a、60bへの近接通知情報の受信は、各携帯電話機と通信サービス支援装置51との間の1回のトランザクションで行なうようにしてもよい。この場合は、SMS(Short Message System)等のページングによる通知が不要となり、新たなトラフィックを発生させないので、通信回線、特に無線通信回線の利用効率を高めることができる。
【0047】
また、上記実施形態において、各携帯電話機から近接通知情報を出力して相手側の利用者が近くにいることを知らせる通知は、相手側の利用者が指定した通知形式で行なってもよい。例えば、図7に示すように、携帯電話機60内にRAM202などからなるコンテンツ記憶手段604を設け、他の利用者によって指定されたキャラクタやアイコン等の画像、テーマ音楽、Java(登録商標)プログラム等の利用者識別用のコンテンツを記憶する。そして、通信サービス支援装置51から受信した近接通知情報に基づいて、コンテンツ記憶手段604から選択して読み出した利用者指定の特定のコンテンツを出力する。ここで、上記利用者識別用のコンテンツとしては、相手側の利用者が指定したキャラクタ、アイコン、人物、風景等の静止画像や動画、楽曲などが挙げられる。また、携帯電話機に特定の動作を実行させるためのJava(登録商標)アプリケーションプログラムであってもよい。このように利用者が指定した通知形式で通知するようにした場合は、自分の近くにいる他の利用者の把握が迅速且つ容易になる。また、利用者に対応した専用のテーマ曲を相手の携帯電話機で鳴らしたり、利用者に対応した専用の画像を表示させたりすることにより、他の仲間に対する自己主張のツールとして用いることもできる。
【0048】
また、上記実施形態において、上記利用者10aの携帯電話機60aが存在している地域C1内に、他の利用者の携帯電話機が複数存在しているときは、その複数の他の利用者に関する近接通知情報を上記利用者10aの携帯電話機60aからまとめて通知するようにしてもよい。この場合は、複数の利用者の把握を効率的に行なうことができるとともに、通信回線の利用効率を高めることができる。
【0049】
また、上記実施形態において、上記双方向通信グループに所属する他の利用者ごとに又は他の利用者のすべてについて、上記近接通知情報を通知するか否かを選択できるようにしたり、上記近接通知情報の通知を許可するか否かを選択できるようにしたりしてもよい。
例えば、図7に示すように、各種入力ボタン等からなる入力装置204を用いて構成されたデータ入力手段を設ける。そして、このデータ入力手段を用いて利用者が通知有無指定データを入力し、この通知有無指定データに基づいて通知手段603を制御することにより、必要に応じて、他の利用者ごとに又は他の利用者のすべてについて上記近接通知情報を送信して通知するか否かを選択できる。例えば、自宅近辺や職場では上記近接通知情報を送信して通知しないように選択する。
また、上記データ入力手段を用いて利用者が通知許否指定データを入力し、この通知許否指定データに基づいて位置情報送信手段601を制御することにより、自分の携帯電話機の位置情報の通信サービス支援装置51に対する送信を選択的に行なうようにし、他の利用者ごとに又は他の利用者のすべてについて、自分の携帯電話機に関する近接通知情報を他の利用者に送信して通知するか否かを選択できる。なお、上記通知許否指定データに基づいて位置情報の送信を制御する代わりに、上記通知許否指定データを通信サービス支援装置51に送信し、通信サービス支援装置51内で近接通知情報を他の利用者に送信して通知するか否かを制御するようにしてもよい。
【0050】
また、上記実施形態において、自分の携帯電話機に関する近接通知情報が他の利用者に送信されて通知され得る状態にあることを携帯電話機の利用者に認識させることが好ましい。例えば、近接通知情報が送信されて通知され得る状態にあることを報知する通知状態報知手段を携帯電話機60に設ける。この通知状態報知手段は、ディスプレイ等からなる出力装置205により構成することができる。このように自分の携帯電話機に関する近接通知情報が他の利用者に通知され得る状態にあることを携帯電話機の利用者に認識させることにより、各利用者が認識しない状態で自分の携帯電話機に関する近接通知情報が他の利用者に通知されるのを回避することができるので、各利用者のプライバシーを保護することができる。
【0051】
また、上記実施形態において、各携帯電話機に送信される近接通知情報には、他の利用者の移動情報端末に接続して通信するためのメールアドレス、グループ専用のチャットルームへの接続アドレス、電話番号などの接続関連情報を含めるようにしてもよい。この接続関連情報は、通信サービス支援装置51の情報記憶手段501内に利用者情報と関連付けて記憶しておき、通信サービス支援装置51の近接通知情報送信手段505より、上記近接通知情報と一緒に各携帯電話機へ送信される。この接続関連情報を携帯電話機で受信することにより、自分の近くにいる他の利用者に対してメールを出したり、電話をかけたり、他の利用者とのチャットを開始したりする操作を、上記近接通知情報の受信から連続して行なうことができ、携帯電話機の操作性が向上する。
【0052】
【発明の効果】
請求項1乃至13の発明によれば、移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして予め登録されている移動情報端末の利用者同士がお互いに現実空間において同時間帯に近くにいることを把握できる。したがって、上記所定の双方向通信グループに属する移動情報端末の利用者間で、( i )自分の存在のアピール、( ii )出会い等の偶然性の期待、( iii )コミュニケーションのきっかけ、( iv )みんなと一緒にいるという安心感、( v )近くにいる友人等の見つけるという触覚のような役割、などを実現することができる新しい付加価値のある通信サービスを提供することができるという優れた効果がある。
【0053】
特に、請求項2及び8の発明によれば、自分の近くにいる他の利用者の把握が迅速且つ容易になるとともに、他の利用者に対する自己主張を効果的に行なうことができるという優れた効果がある。
【0054】
特に、請求項3及び9の発明によれば、自分の近くにいる複数の他の利用者の把握を効率的に行なうことができるという優れた効果がある。
【0055】
特に、請求項4及び10の発明によれば、上記通知に関する設定の自由度が高まるという優れた効果がある。
【0056】
特に、請求項5及び11の発明によれば、各利用者が認識しない状態で自分の移動情報端末に関する通知が他の利用者になされるのを回避することができるので、各利用者のプライバシーを保護することができるという優れた効果がある。
【0057】
特に、請求項6及び12の発明によれば、接続関連情報を用いて他の移動情報端末との通信を速やかに開始することができるので、上記通知から他の移動情報端末との通信を開始するまでの操作性が向上するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機を用いた通信サービス方法の全体の枠組みを示す概念図。
【図2】同通信サービス方法に用いられる通信サービス支援装置の概略構成図。
【図3】同通信サービス支援装置の機能ブロック図。
【図4】同通信サービス方法に用いられる携帯電話機の概略構成図。
【図5】同携帯電話機の機能ブロック図。
【図6】同通信サービス方法の手順の流れを示すフローチャート。
【図7】変形例に係る携帯電話機の機能ブロック図。
【符号の説明】
10(10a、10b) 利用者
51 通信サービス支援装置
60(60a、60b) 携帯電話機(移動情報端末)
70 携帯電話通信網
100 システムバス
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 外部記憶装置
105 入力装置
106 出力装置
107 携帯電話通信網用通信装置
200 システムバス
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 入力装置
205 出力装置
207 携帯電話通信網用通信装置
501 情報記憶手段
502 位置情報取得手段
503 位置情報更新手段
504 判定手段
505 近接通知情報送信手段
601 位置情報送信手段
602 近接通知情報受信手段
603 通知手段
604 コンテンツ記憶手段
605 データ入力手段
Claims (13)
- 複数の移動情報端末間の通信サービス方法であって、
移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして複数の移動情報端末を予め登録しておき、
該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の位置情報を取得し、該複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在しているときに、移動情報端末同士が近接していることが、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末のうち該地域に存在している各移動情報端末の利用者に互いに通知され、
上記双方向通信グループに属する複数の移動情報端末はそれぞれ、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か、又は他の移動情報端末に対する上記通知を許可するか否かを、上記双方向通信グループに属する複数の移動情報端末ごとに切り換え可能なことを特徴とする通信サービス方法。 - 請求項1の通信サービス方法において、
上記通知を、上記利用者によって指定された通知形式で行なうことを特徴とする通信サービス方法。 - 請求項1の通信サービス方法において、
上記通知の対象が複数の利用者のときに、該複数の利用者に対して該通知をまとめて行なうことを特徴とする通信サービス方法。 - 請求項1の通信サービス方法において、
上記登録されている各移動情報端末が、上記通知が可能な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてについて、他の移動情報端末に関する該通知を受けるか否か又は該他の移動情報端末に対する該通知を許可するか否かを切り換え可能なことを特徴とする通信サービス方法。 - 請求項1、2、3又は4の通信サービス方法において、
上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端末の利用者に対して上記通知がされ得る状態にあることを各利用者に認識させることを特徴とする通信サービス方法。 - 請求項1、2、3、4又は5の通信サービス方法において、
上記通知の際に、上記地域に存在する他の移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報をあわせて通知することを特徴とする通信サービス方法。 - 複数の移動情報端末間の通信サービスを支援するための通信サービス支援装置であって、
移動情報端末同士が近接していることが互いに通知される双方向通信グループのメンバーとして予め登録されている複数の移動情報端末のそれぞれに関する端末登録情報と、該移動情報端末が存在している地域に関する位置情報とを関連付けて記憶する情報記憶手段と、
該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
該位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在しているか否かを判定する判定手段と、
該判定手段で該複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の地域に存在していると判定したときに、移動情報端末同士が近接していることを通知するための近接通知情報を、通信回線を介して、該双方向通信グループに属する複数の移動情報端末のうち該地域に存在している各移動情報端末に送信する近接通知情報送信手段とを備え、
他の移動情報端末に関する上記近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有無指定データ、又は他の移動情報端末に対する上記近接通知情報の送信を許可するか否かを指定する通知許否指定データを、上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、
上記データに基づいて上記近接通知情報を選択的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7の通信サービス支援装置において、
上記近接通知情報が、上記移動情報端末の利用者によって指定された通知形式で上記通知を行なうための情報であることを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7の通信サービス支援装置において、
上記近接通知情報の送信対象が複数の移動情報端末のときに、上記近接通知情報を複数の移動情報端末にまとめて送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7の通信サービス支援装置において、
上記近接通知情報の送信が可能な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてについて、他の移動情報端末に関する該近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有無指定データ及び他の移動情報端末に対する該近接通知情報の送信を許可するか否かを指定する通知許否指定データの少なくとも一方を、上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、
該通知有無指定データ及び該通知許否指定データの少なくとも一方に基づいて該近接通知情報を選択的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7、8、9又は10の通信サービス支援装置において、
他の移動情報端末に対して上記近接通知情報が送信され得る状態にあることを各利用者に認識させるための通知状態認識情報を、通信回線を介して移動情報端末に送信する通知状態認識情報送信手段を備えたことを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7、8、9、10又は11の通信サービス支援装置において、
上記移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報を上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、
上記近接通知情報に、上記地域に存在している移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報を含めるように、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを特徴とする通信サービス支援装置。 - 請求項7、8、9、10、11又は12の通信サービス支援装置に用いるコンピュータで実行するプログラムであって、
該コンピュータを、上記通信サービス支援装置における各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351486A JP3809364B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351486A JP3809364B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003153322A JP2003153322A (ja) | 2003-05-23 |
JP3809364B2 true JP3809364B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=19163796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351486A Expired - Fee Related JP3809364B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3809364B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005123970A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Vodafone Kk | プレゼンス表示システムにおけるサーバー装置及びクライアント装置 |
JP4779450B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-09-28 | 株式会社日立製作所 | コンテキスト情報に応じたアプリケーション制御を行うネットワークシステム |
JP5013054B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2012-08-29 | オンキヨー株式会社 | コンテンツ再生システム及び携帯端末 |
JP4819638B2 (ja) * | 2006-10-03 | 2011-11-24 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 通信制御システム |
JP2008282136A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Nec Mobiling Ltd | ソーシャルネットワーキングサービス提供装置、提供方法および提供プログラム |
JP2012015924A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Sony Computer Entertainment Inc | 通信システム、通信方法、プログラム及び情報記憶媒体 |
JP5382547B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2014-01-08 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
EP3373610A1 (en) * | 2011-09-09 | 2018-09-12 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Methods and apparatus for accessing localized applications |
JP2017034469A (ja) | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 富士通株式会社 | 情報提示方法、情報提示プログラム及び情報提示装置 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351486A patent/JP3809364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003153322A (ja) | 2003-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0874529B1 (en) | Mobile information device with user information service in a local area | |
US7058385B2 (en) | Emergency call system within a telecommunication network | |
KR100466727B1 (ko) | 전화 시스템 및 그 동작 방법 | |
EP1965571B1 (en) | Service status display on a handheld communications device | |
US7200387B1 (en) | Application invocation on a mobile station using messaging service | |
JP2003528504A (ja) | 電気通信網における加入者間の動作状態情報を与える装置と方法 | |
US20070142047A1 (en) | Method and apparatus for managing incoming calls using different voice services on a multi-mode wireless device | |
JP2010532933A (ja) | 無線通信システムの中で発信者識別情報と氏名の表示を提供するシステム及び方法 | |
US20070060174A1 (en) | Methods, systems, and computer program products for updating message routing profiles | |
EP2123091A1 (en) | Tracking a group of mobile terminals | |
US20080242299A1 (en) | Service mode display on a handheld communication device | |
JP3809364B2 (ja) | 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム | |
JP2008182612A (ja) | 携帯端末 | |
KR20060086095A (ko) | 이동통신단말기의 통화불능 대처방법 및 그 이동통신단말기 | |
JP2007251332A (ja) | 移動体通信端末、着信管理装置、および、プログラム | |
JP2003116175A (ja) | 発呼通知制御装置 | |
EP1243151B1 (en) | Method and system for assisting mobile telecommunication terminal users | |
JP2007166189A (ja) | 携帯通信機、及びメッセージ送受信システム | |
KR101129294B1 (ko) | 이동통신 단말기의 배경화면 상의 지도를 이용한 위치 알림및 확인 서비스 시스템 및 서비스 제공 방법 | |
JP2003018634A (ja) | 着呼通知システム及びその方法 | |
KR100754954B1 (ko) | 이동통신시스템 및 이에 있어서 기념 메시지 서비스 방법 | |
JP2003004474A (ja) | 携帯端末装置及び経路誘導システム | |
JP2006197550A (ja) | 携帯端末のコミュニケーション支援装置及びこれを用いたコミュニケーションシステム | |
EP2120414B1 (en) | Method and communication system for managing location information | |
CN101682652B (zh) | 用于创建归因于来自外部源的触发事件的动态电话页面的方法和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051201 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20051209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3809364 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |