JP3808886B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
従来、このような表示装置では、マトリックス状に配置された多数のLEDを点灯又は消灯することにより、所期の文字情報などを表示するようにしていた。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置を容易に修理することができるようにすることを目的とする。
また、本発明の他の特徴によれば、上記複数の発光体を駆動するための駆動装置を上記ケースに収容するようにしたので、上記複数の発光体と上記駆動装置とを、表示装置を組み立てる際に接続する必要がなくなる。これにより、表示装置を組み立てる際の配線作業を容易に行うことができる。
また、本発明のその他の特徴によれば、上記複数の発光体が収容されているケースの開口している面を、カバーを用いて覆うようにしたので、上記複数の発光体をより確実に保護することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、他の表示装置の収納用シートと着脱可能に収納用シートを構成するようにしたので、表示装置の持ち運びや保管をより容易に行うことができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の表示装置の適用例を示した図である。具体的に説明すると、本実施形態の表示装置が取り付けられた巡視船の外観を示した図であり、図1(a)は、上記巡視船を側方から見た外観図、図1(b)は、上記巡視船を上方から見た外観図である。
図2において、表示システムは、表示装置1a〜1dと、電源供給設備20と、操作卓21と、電源ボックス22a、22bと、入力インターフェース23a〜23dと、出力インターフェース24a、24bとを有している。
上記操作卓用電力発生装置は、例えば、150[VA]の容量を有しており、100[V]、15[A]の電力を操作卓21に与える。一方、上記LED用電力発生装置は、例えば、1600[VA]の容量を有しており、100[V]、8[A]の電力を電源ボックス22a、22bに与える。
なお、表示装置1a〜1dにおける表示内容はどのようなものであってもよい。例えば、日本語を表示してもよいし、英語を表示してもよい。さらに、同じ表示内容を継続して表示するようにしてもよいし、表示内容をスクロールしてもよい。
た内容を表示させるための信号(以下、表示信号と表す)を、信号伝送ライン25a、25bに送信する。この表示信号は、例えば、データ信号、クロック信号、ラッチ信号及びグランド信号により構成される。
このようにして、信号伝送ライン25a、25bに送信された表示信号は、入力インターフェース23a〜23dに入力される。ただし、上記表示信号に含まれるデータ信号は、入力インターフェース23a、23cにのみ入力され、入力インターフェース23b、23dには入力されないようになっている(図9を参照)。
なお、パーソナルコンピュータ21aと送信装置21bは、例えばRS232Cケーブルにより接続される。ここで、RS232Cケーブルとは、RS232C規格に適合又は準拠したケーブルをいう。
また、入力インターフェース23a〜23dは、上記表示信号に含まれているデータ信号、クロック信号及びラッチ信号を受信するRS422レシーバを有している。具体的に、表示装置1aについて例を挙げて説明すると、図9に示すようにしてRS422レシーバ27が入力インターフェース23aに配設されている。ここで、RS422レシーバとは、RS422規格に適合又は準拠したレシーバをいう。
V]、3[A]の第2の電力を生成する。そして、生成した電力を電力ライン26a、26
bに送出する。
また、信号伝送ライン25a、25bに送信された表示信号(データ信号、クロック信号、ラッチ信号、及びグランド信号)は、入力インターフェース23a、23cを介して表示装置1a、1cに送信される。表示装置1a、1cは、この表示信号に基づいた表示を行う。
図3は、表示装置1aの外観の一例を示した図である。なお、図3では、表示装置1aについてのみ示しているが、他の表示装置1b〜1dについても同じ構成を有しているので、表示装置1b〜1dについての詳細な説明を省略する。
図3に示すように、表示装置1aには、4つの表示領域13a〜13dが形成されている。これら4つの表示領域13a〜13dは、それぞれ16×16画素(256画素)を有している。ただし、表示領域13a〜13dにおける画素数は、256画素に限定されないということは言うまでもない。
図4及び図5に示すように、収納用シート40には、上記発光装置を個別に収納する収納ポケットが形成されている。具体的に説明すると、収納用シート40により形成される4つの表示領域13a〜13dに、それぞれ16個ずつ収納ポケットが形成されている。上述したように、図4及び図5では、表示領域13aについて示しているので、表示領域13aには、16個の収納ポケット201〜216が形成される。そして、これら16個の収納ポケット201〜216に、後述するような構成を有する発光装置が個別に収納される。また、収納ポケット201〜216には、収納された発光装置に配設されている発光体が外部から視認されるように円形の開口部が形成されている。
なお、表示装置に配設される収納ポケットの数と、上記収納ポケットに収納される発光装置の数は、64個に限定されないということは言うまでもない。
なお、カバー41a〜41dと収納用シート40の本体には、それぞれ面ファスナーが設けられており、これら面ファスナーを用いて、収納用シート40の本体に対してカバー41a〜41dが開閉可能になるようにしている。
図6は、収納ポケット201に収納される発光装置101の構成の一例を示した図である。具体的に説明すると、図6(a)は、発光装置101を上方から見た平面図である。図6(b)は、図6(a)のA−A´方向から見た断面図である。図6(c)は、図6(a)のB−B´方向から見た断面図である。なお、図6では、発光装置101についてのみ示しているが、他の発光装置についても同じ構成を有しているので、上記他の発光装置についての詳細な説明を省略する。
、駆動装置401と、プリント基板61と、ケース62と、螺旋63a、63bと、充填材64とを有している。
なお、発光体301〜316を構成する発光ダイオードの数、大きさ、色などは、表示内容の視認距離や視認角度などによって決定することができ、上述したものに限定されない。本実施形態では、快晴時における最小視認距離が300[m]、最小視認角度が40[°]の場合を想定して、表示装置1a〜1dを構成している。また、複数色の発光ダイオードにより発光体301〜316を構成するようにしてもよい。すなわち、表示装置1a〜1dが、例えば赤色、緑色、及び橙色などで所望の内容を表示するように、発光体301〜316を構成するようにしてもよい。
図7に示した回路を具体的に説明すると、各発光体301〜316を構成する3つの発光ダイオードが直列に接続される。また、発光ダイオード301b〜316bのカソードと、駆動装置401とが接続される。さらに、発光ダイオード301c〜316cのアノードと、上記第1の電力(15[V]の電圧)が供給されている電力ライン26aとが接続される。
まず、発光ダイオード301a〜316cと、駆動装置401を、上記回路パターンに従って、プリント基板61のビアホールなどに接続する(図8(a)の第1の工程を参照)。
なお、ここでは、駆動装置401をプリント基板61に接続するようにしたが、図7に示すような回路を実現することができれば、必ずしも駆動装置401をプリント基板61に接続しなくてもよい。
表示装置1aを組み立てる際に、発光ダイオード301a〜316cと駆動装置401とを接続しなくても済むようにし、表示装置1aを組み立てる際の配線作業を容易に行うことができるようにしている。
ただし、発光ダイオード301a〜316cの一部を露出させ、且つ発光ダイオード301a〜316c、駆動装置401、及びプリント基板61における金属露出部が確実に充填されるようにしていれば、充填材の種類や充填方法などは限定されない。
なお、図6〜図8に示した発光装置101には、16個の発光体301〜316が設けられるが、図6〜図8では、便宜上、一部の発光体305〜314を省略して示している。
なお、本実施形態では、図9に示すように発光装置101と入力インターフェース23aは、コネクタ91を介して相互に接続されるようにしている。また、発光装置116と出力インターフェース24aは、コネクタ92を介して相互に接続されるようにしている。さらに、隣接する発光装置110〜116もコネクタ(例えば図9に示すコネクタ93、94)を用いて相互に接続されるようにしている。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態と、上述した第1の実施形態とでは、収納用シートの構成と、隣接する発光装置の接続形態とが主として異なるので、以下の説明において、上述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図9に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
具体的に説明すると、例えば、図11に示すように、表示装置1000aと、他の3つの表示装置1000b〜1000dとを用いて、4つの表示領域を形成する場合、表示装置1000a(収納用シート1100)に形成されたファスナー部1200と、表示装置1000b(収納用シート1101)に形成されたファスナー部1201とを噛み合わせて表示装置1000a、1000bを繋ぎ合わせる。同様に、ファスナー部1202〜1205を用いて、表示装置1000a〜1000dを繋ぎ合わせる。
なお、表示装置同士を相互に繋ぎ合わせられるように表示装置1000a〜1000dを構成するようにしていれば、必ずしもファスナーによりこれらを繋ぎ合わせるようにしなくてもよい。また、図11に示したような方向に表示装置同士を繋ぎ合わせる必要はなく、これらをどのように繋ぎ合わせるようにしてもよい。
そして、これらの効果に加え、本実施形態では、表示装置1000a〜1000dが着脱可能に構成されているので、例えば、表示装置1000a〜1000dを分離させて持ち運び、表示装置1000a〜1000dを取り付ける場所(例えば、ハンドレール4a〜4d)でこれらを繋ぎ合わせるようにすることができる。したがって、上述した第1の実施形態よりも、表示装置1000a〜1000dを持ち運ぶ際に生じる作業者の負担をより低減することができる。さらに、表示装置1000a〜1000dを分離して格納しておくこともできるので、より狭いスペースに表示装置1000a〜1000dを格納しておくことができる。したがって、表示装置1000a〜1000dの保管をより容易に行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、上述した第1及び第2の実施形態とは、発光装置の構成が異なるだけであるので、以下の説明において、上述した第1及びの実施形態と同一の部分については、図1〜図11に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
図12は、本実施形態の発光装置の構成の一例を示した図である。
本実施形態の発光装置1301は、以下のようにして構成される。
まず、発光ダイオード301a〜316cと駆動装置401とが接続されたプリント基板61を、螺旋63a、63bを用いて、例えばプラスチック製のケース1302の内部に取り付ける。次に、ケース62の内部を充填材64により充填する。そして、ケース1302にカバー1303を取り付ける。
このカバー1303は、ケース1302に取り付けられた際に、ケース1302内で露出している発光ダイオード301a〜316cが外部から視認されるように、一部が開口している(16個の円形の開口部を有している)。
2 巡視船
3 キャビン
31 鳩目
32 ロープ
40、1100〜1103 収納用シート
64 充填材
101〜116、1301 発光装置
201〜216 収納ポケット
301〜316 発光体(発光ダイオード)
401 駆動装置
1303 カバー
Claims (6)
- 複数の棒状発光装置と、上記複数の発光装置を収納するための複数の収納ポケットを備えた布製の収納用シートとを有し、上記複数の棒状発光装置に配設されている発光体の発光動作に基づいて表示を行う表示装置であって、
上記棒状発光装置は、上記収納ポケットに個別に収容され、
上記収納ポケットは、収納された棒状発光装置に配設されている発光体が外部から視認されるように、一部が開口しており、
上記棒状発光装置は、複数の発光体と、上記複数の発光体を収容するケースとを有し、
上記複数の発光体は、上記ケースの内部で一方向に並べられており、
上記ケースの内部は、上記複数の発光体の一部が露出するように充填材により充填されていることを特徴とする表示装置。 - 上記収納用シートは、他の表示装置の収納用シートと着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 上記棒状発光装置は、上記複数の発光体を駆動するための駆動装置を有し、
上記ケースは、上記駆動装置を収容することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 上記棒状発光装置は、上記ケースの開口している面を覆うカバーを有し、
上記カバーは、上記ケースに収容されている複数の発光体が外部から視認されるように、一部が開口していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置。 - 上記発光体は、1つ又は複数の発光ダイオードを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示装置。
- 上記収納用シートは、上記収納ポケットにおける上記棒状発光装置の挿入口を覆うためのカバーを有し、そのカバーは、上記収納用シートの本体に対して開閉可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の表示装置。
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