JP3806892B2 - 水栓の吐水切替構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、整流と泡沫水とを切り替えることのできる水栓の吐水切替構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、水栓の吐水口の先端側で、吐水を、整流と泡を混入した泡沫水に切り替えることのできる装置は存在せず、良好に泡沫水に切り替え可能な装置の出現が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、吐水を良好に整流と泡沫に切り替えることのできる吐水の切替構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、内側に主流路を形成するガイド筒体と、該ガイド筒体に上下動可能に外嵌され、ガイド筒体の下端側外周との間でバイパス流路を形成する外筒とを備え、前記主流路には前記バイパス流路の合流する上流側に多孔板を、下流側に整流板を配置するよう当該多孔板と当該整流板とを前記外筒に取り付け、多孔板と整流板との間に混合室を形成し、前記バイパス流路にバイパス弁と、該バイパス弁の下流側にバイパス流路からの水流を前記混合室に導入するための横孔と、該横孔と前記混合室との間に空気導入口を設けることにより、前記外筒が下動されて前記バイパス弁が閉じられた状態では前記主流路からの水流内に前記空気導入口から空気を混入させて泡沫水を生成させ、前記外筒が上動されて前記バイパス弁が開かれた時に、バイパス流路からの水流を前記横孔から前記混合室に導入することにより前記空気導入口を減少させて内部への空気の侵入を抑制させ、泡沫水の生成を抑えるように構成し、前記外筒が下動された時に、前記主流路からの水圧で前記多孔板が下方側へ押圧されることにより前記外筒が前記ガイド筒体外周の前記バイパス弁に強く押圧されて、前記バイパス流路が確実に閉ざされるように構成したことである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、水栓の吐水口にプッシュ式切替装置を取り付けた構成図であり、水栓金具1内には固定ディスク2と可動ディスク3が設けられて、操作ハンドル4を手で操作することにより可動ディスク3が固定ディスク2に対し摺動して吐水口5から吐水が行われるように構成されており、この吐水口5にはアダプター6を介し整流と泡沫を良好に切り替えることのできるプッシュ式切替装置7が取り付けられている。
【0005】
このプッシュ式切替装置7は図2に断面図で示すように構成されており、アダプター6を水栓の吐水口5に締め付けて、このアダプター6を介し取り付けられるものとなっており、アダプター6の外周には、工具を掛けて締め付けるための工具掛け部6aが形成されており、アダプター6に対し、ガイド筒体10が螺合されて取り付けられ、例えばアダプター6に対しガイド筒体10のネジ部をロックタイト等で固定することにより、オーリング等のシールが不要となって水密性が確保される。
【0006】
このアダプター6に取り付けられたガイド筒体10は筒状に形成されており、内周側には上下方向に吐水を流す主流路11が形成されて、上端側外周にCリング12が嵌め込まれており、ストッパーリング12の下方側の外周にはUパッキン13が設けられ、また、その下方にはオーリング14が嵌め込まれ、さらにその下方の内周側にオーリング15が嵌め込まれたものとなっている。
このガイド筒体10の外周には、上下動可能に外筒16が外嵌されており、外筒16の上端側内周には、上下に2段の係合段部16aが、また、その中央部に内側へ突出する節度突起16bが形成されており、この外筒16が上下動される時に、前記ストッパーリング12が節度突起16bを乗り越えて上下の何れかの係合段部16aに係合して、節度感を持って外筒16がガイド筒体10に対し上下動されて何れかの位置に係止されるように構成されている。
【0007】
この外筒16の上下方向中央部の内周側には外側へ拡径するシール斜面16cが形成されて、下端側が僅かに拡径されており、この外筒16のシール斜面16cの下部の内周と前記ガイド筒体10の外周間でバイパス流路17が形成されたものとなっている。なお、このバイパス流路17には、前記ガイド筒体10の外周に貫通状に横方向に形成された分岐孔10aを介して前記主流路11から流水が分岐状に供給されるように構成され、前記外筒16のシール斜面16cとオーリング14でバイパス流路17を開閉できるバイパス弁を構成している。
【0008】
前記外筒16の下端内側には泡沫ホルダ18が螺合状に取り付けられており、この泡沫ホルダ18の内周側に泡沫ユニット19が嵌め込まれており、この泡沫ユニット19は、上方側の上下の多数の通し孔を有する多孔板19bから下方の整流板19aに前記主流路11からの流水が流下されるように構成されており、前記泡沫ホルダ18に横方向に貫通して形成された横孔18aを通し、整流板19aと多孔板19bの間に囲まれた混合室S内に前記バイパス流路17からの流水が供給されるように構成されている。
【0009】
図2の状態は、整流状態を示すものであり、前記外筒16は上動された状態に維持され、この状態では、前記外筒16のシール斜面16cとオーリング14が離れてバイパス弁が開状態となっており、主流路11から水流が分岐孔10aを通し分岐されてバイパス流路17内に流れ込み、さらに横孔18aを通して水流が泡沫ユニット19内の混合室Sに流れ込み、この場合は、前記泡沫ユニット19の下端外周と前記泡沫ホルダ18の内周間に形成されている空気導入口20からの空気の侵入が抑制され、またバイパス流路17を通り横孔18aから泡沫ユニット19内に導入される流水により、流水量も増加した状態となり、泡沫ユニット19の下端から整流が吐水される。
【0010】
この図2の状態から、手で外筒16を握り、外筒16を下方側へ向かって押し下げると、外筒16が下動し、図3に示すように、外筒16のシール斜面16cがオーリング14に当接状となり、バイパス弁が閉状態となって、前記バイパス流路17が閉ざされ、この時はバイパス流路17には主流路11から流水が流れ込むことはなく、主流路11を流れる水流の水圧により前記泡沫ユニット19は下方側へ押圧されることとなり、この水圧による押圧力は泡沫ホルダ18を介し外筒16に伝えられて、外筒16を下方側へ強く押圧することとなり、従って、オーリング14にシール斜面16cが水圧で強く押し付けられて確実に前記バイパス流路17が閉状態に維持されるものとなる。
【0011】
この図3の状態では、前記空気導入口20から十分な空気が泡沫ユニット19内の混合室Sに流入可能な状態となり、主流路11から泡沫ユニット19内に流れ込む水流に空気導入口20から流入される空気が混入されて泡沫水が生成され、泡沫水が吐出されることとなる。即ち、整流板19aは多孔板19bよりも通水抵抗が大きく、それらの間に囲まれた混合室S内に水がある程度滞留され攪拌状態となり、その状態の混合室S内に空気導入口20から空気が導入されると、空気と水が攪拌混合されて泡沫水が生成されるのである。
【0012】
このように手で外筒16を上下動させることにより、上動させた時には整流が吐出され、下動された時には泡沫水が吐出されることとなり、操作は極めて容易に行えるものとなる。
なお、本例では、アダプター6を用いて従来の水栓金具の吐水口5に対し雄ネジまたは雌ネジのどちらにも対応可能で、後発的にプッシュ式切替装置7を取り付け可能であり、従来の水栓に後発的に容易に取り付けて、整流と泡沫を良好に切り替えて使用することができるものとなる。
【0013】
次に、図4は第2実施例を示すものであり、図4では、水栓金具の吐水口5にレバー式の切替装置7を取り付けたものであり、この図4のレバー式切替装置7は、図5の半断面図で示すような構造となっており、前記図2及び図3で示したプッシュ式の切替装置と同様に、外筒16を上下動させて整流と泡沫を切替えできるものであり、図2及び図3と同一の作用をなす部材については同一の符号を付してその詳しい説明は省略し、異なる部分のみを説明すると、図5では、水栓金具1の吐水口5にアダプター6を用いず、直接ガイド筒体10を締め付けて固定できるものであり、ガイド筒体10の上端内周には締め付け用のネジが形成され、また、その下方側のガイド筒体10の外周にはワッシャ21が面一状に嵌め込まれており、このワッシャ21に対し、レバー23の先端のレバー支点24が連結固定されたものとなっており、このレバー支点24を中心としてレバー23を上下動できるように構成され、レバー23内には、ストッパー25と、このストッパー25を押圧するバネ26が組み込まれており、ストッパー25の先端は、外筒16の上端外周に凹み状に形成された凹溝16e内に係合されており、図5の整流の状態、即ち外筒16が上動された状態では、ストッパー25がほぼ水平に凹溝16e内にバネ26の付勢力により押圧されて、外筒16が上動状態に保持されている。なお、外筒16の上端側には前記レバー支点24が上動できるような縦方向の長孔16dが形成されている。
【0014】
また、本例では、前記ガイド筒体10の下端面に下方側へ解放されたピン孔10bが形成されており、このピン孔10b内に、前記泡沫ホルダ18から上方へ突出状に設けられた圧入ピン22が係入された状態となっている。この圧入ピン22がピン孔10bに係入された図5の状態では、圧入ピン22を介しガイド筒体10と外筒16が回り止め状態にされており、ガイド筒体10を水栓金具の吐水口5に締め付ける際に外筒16が空回りしないために、強く吐水口5にガイド筒体10を締め付け固定させることができるものとなる。
【0015】
図5の整流状態から、図6のようにレバー23を下方側へ押圧して操作すると、レバー支点24が長孔16d内を上昇し、レバー23は下方側へ傾斜状態となって、ストッパー25が傾斜状に凹溝16eにバネ26で押圧されて外筒16が下動状態となり、この状態では外筒16のシール斜面16cがオーリング14に当接して、バイパス流路17が閉じられることとなり、この状態では主流路11の水圧が泡沫ユニット19を押し下げ、泡沫ホルダ18を介し下方側への水圧が外筒16に作用して、外筒16は下方側へ押圧された状態となり、シール斜面16cが強くオーリング14に押圧されて外筒16の下動状態が強固に維持されるものとなり、この図6の状態では、混合室S内に空気導入口20から空気が導入され、空気と水が攪拌混合されて泡沫水が生成され、泡沫水が吐出されることとなる。
【0016】
なお、図6の状態では、圧入ピン22はピン孔10bから離反されているため、外筒16はガイド筒体10に対し空回りすることができ、この状態で適宜外筒16を水平面内で回動させて、前記レバー23の位置を変更させ、使いやすい位置にレバー23を配置させることが可能となる。
なお、この状態では外筒16は空回りするため、ガイド筒体10を吐水口5から取り外すことができなくなり、盗難防止効果をも発揮することができるものとなる。
【0017】
次に、図7は第3実施例を示すものであり、この図7に示す水栓金具1の吐水口5に取り付けられるレバー式切替装置7は、前記図5及び図6に示す第2実施例のレバー23と異なるレバー30を用いたものであり、図8の半断面図で示すような構造となっており、作用的には外筒16をレバー30で上下動させて整流と泡沫を切替えできる点で、前記第1実施例及び第2実施例と同様であり、同一の作用を行う部材については同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分のみを説明すると、本例のレバー30は、図9のレバー部の平面断面図で示すようにリング状に形成されたものであり、ガイド筒体10の上端側外周には予めワッシャ21が外嵌固定されており、その下方にはストッパーリング12が外嵌されて、このストッパーリング12が外筒16の内周の段部に係合可能であり、外筒16が上下動する時に節度感をもって上下の何れかの位置に係止されるように、このストッパーリング12が設けられている。
【0018】
また、前記ワッシャ21の一端側には外側へ突出して凸部21aが一体形成されており、この凸部21aに対し図9に示すように、レバー30の他端側のレバー支点31が連結されて、レバー30が上下方向に回動可能となっており、また、レバー30の内側には対向状に突出して係合ピン32,32が設けられ、この各係合ピン32,32は、前記外筒16に形成された係合孔16f,16fに係入された状態となって、この係合ピン32,32によりレバー30と外筒16が連結されている。
【0019】
なお、本例では、泡沫ホルダ18に上方へ向かって突出する、例えば三角形状の突起18bが形成されており、また、この突起18bに対向して、ガイド筒体10の外周下端部に下方側へ突出する、例えば三角形状の突起10dが形成されており、図8の整流時には、この突起18bと10dが同一水平面内に位置し、外筒16を回転させると、この突起18bと10dが当接状態となって、外筒16の回転力がガイド筒体10に伝わり、外筒16を握ってガイド筒体10を水栓金具の吐水口5に強く締め付けることができるものとなる。
【0020】
図8に示す状態は整流状態であり、レバー30はほぼ水平方向に配置されて外筒16が上動された状態となり、バイパス流路17は開かれて、主流路11から分岐孔10aを通りバイパス流路17内に水流が流れ込み、横孔18aを通り水流が泡沫ユニット19内に導入され、この横孔18aを通ることにより空気導入口20からの空気の侵入が抑制されて、主流路11とバイパス流路17を通る流水が流水量を増加させて整流として吐出されるものである。
【0021】
この状態からレバー30を下方側へ押圧すると、係合ピン32を介し連結された外筒16が下方へ移動し、ストッパーリング12により下動位置で係止されて、図10に示すように、外筒16のシール斜面16cがオーリング14に当接してバイパス流路17が閉じられ、主流路11の流水による水圧により外筒16は下方側へ強く押圧されて、確実にバイパス流路17が閉じられた状態に維持されるものであり、この図10の状態では、混合室S内に空気導入口20から空気が導入され、空気と水が攪拌混合されて泡沫水が生成され、泡沫水が吐出されるものである。
【0022】
なお、図10の泡沫状態では、突起18bと10dは上下に離反された位置となるため、この図10の状態では外筒16は空回りすることとなり、適宜外筒16を水平面内で回転させて前記レバー30の位置を使いやすい位置に変更させることができ、レバー30の位置変えを良好に行うことができる。なお、この状態では外筒16が空回りして、ガイド筒体10を吐水口5から取り外すことができないため、盗難防止効果をも得ることができるものとなる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の水栓の吐水切替構造は、内側に主流路を形成するガイド筒体と、該ガイド筒体に上下動可能に外嵌され、ガイド筒体の下端側外周との間でバイパス流路を形成する外筒とを備え、前記主流路には前記バイパス流路の合流する上流側に多孔板を、下流側に整流板を配置するよう当該多孔板と当該整流板とを前記外筒に取り付け、多孔板と整流板との間に混合室を形成し、前記バイパス流路にバイパス弁と、該バイパス弁の下流側にバイパス流路からの水流を前記混合室に導入するための横孔と、該横孔と前記混合室との間に空気導入口を設けることにより、前記外筒が下動されて前記バイパス弁が閉じられた状態では前記主流路からの水流内に前記空気導入口から空気を混入させて泡沫水を生成させ、前記外筒が上動されて前記バイパス弁が開かれた時に、バイパス流路からの水流を前記横孔から前記混合室に導入することにより前記空気導入口を減少させて内部への空気の侵入を抑制させ、泡沫水の生成を抑えるように構成し、前記外筒が下動された時に、前記主流路からの水圧で前記多孔板が下方側へ押圧されることにより前記外筒が前記ガイド筒体外周の前記バイパス弁に強く押圧されて、前記バイパス流路が確実に閉ざされるように構成したことにより、ガイド筒体を水栓の吐水口に取り付けて、この状態でガイド筒体に対し外筒を上下動させて整流と泡沫を切り替えることができ、外筒を下動させた時には、空気導入口から十分な空気が侵入して、空気が攪拌混入されて泡沫水として吐出され、また、外筒が上動された時には、バイパス流路が開かれることにより、バイパス流路を流れる水流が横孔に入ることで空気導入口からの空気の侵入が抑制されて、良好に整流を吐水することができるものとなり、ワンタッチで整流と泡沫の切替えが行え、また、既存の水栓に取り付けが可能となる効果を有する。
また、外筒が下動されて泡沫水を吐出させる際には、主流路を流れる水流の水圧により外筒が下方側へ押圧されてバイパス流路を確実に閉ざし、空気導入口から十分に空気を内部に侵入させて泡沫を生成させることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のプッシュ式切替装置を水栓金具の吐水口に取り付けた状態の全体構成図である。
【図2】 図1のプッシュ式切替装置の断面拡大構成図であり、外筒が上動された整流状態を示す。
【図3】 図2の状態から外筒が下動された泡沫時の状態を示す断面構成図である。
【図4】 第2実施例のレバー式切替装置を水栓に取り付けた状態の全体構成図である。
【図5】 図4のレバー式切替装置の半断面拡大図であり、外筒が上動された整流状態を示す。
【図6】 図5の状態から外筒が下動された泡沫状態の半断面構成図である。
【図7】 第3実施例のレバー式切替装置を取り付けた水栓の全体構成図である。
【図8】 図7のレバー式切替装置の半断面拡大図であり、外筒が上動された整流状態を示す。
【図9】 図8のレバー部の平面断面構成図である。
【図10】 図8の状態から外筒が下動された泡沫状態の断面構成図である。
【符号の説明】
1 水栓金具
4 操作ハンドル
5 吐水口
6 アダプター
6a 工具掛け部
7 切替装置
10 ガイド筒体
10a 分岐孔
10b ピン孔
10d 突起
11 主流路
12 ストッパーリング
13 Uパッキン
14,15 オーリング
16 外筒
16a 係合段部
16b 節度突起
16c シール斜面
16d 長孔
16e 凹溝
16f 係入孔
17 バイパス流路
18 泡沫ホルダ
18a 横孔
18b 突起
19 泡沫ユニット
19a 整流板
19b 多孔板
20 空気導入口
21 ワッシャ
21a ワッシャ凸部
22 圧入ピン
23 レバー
24 レバー支点
25 ストッパー
26 バネ
30 レバー
31 レバー支点
32 係合ピン
S 混合室
Claims (1)
- 内側に主流路を形成するガイド筒体と、該ガイド筒体に上下動可能に外嵌され、ガイド筒体の下端側外周との間でバイパス流路を形成する外筒とを備え、前記主流路には前記バイパス流路の合流する上流側に多孔板を、下流側に整流板を配置するよう当該多孔板と当該整流板とを前記外筒に取り付け、多孔板と整流板との間に混合室を形成し、前記バイパス流路にバイパス弁と、該バイパス弁の下流側にバイパス流路からの水流を前記混合室に導入するための横孔と、該横孔と前記混合室との間に空気導入口を設けることにより、
前記外筒が下動されて前記バイパス弁が閉じられた状態では前記主流路からの水流内に前記空気導入口から空気を混入させて泡沫水を生成させ、前記外筒が上動されて前記バイパス弁が開かれた時に、バイパス流路からの水流を前記横孔から前記混合室に導入することにより前記空気導入口を減少させて内部への空気の侵入を抑制させ、泡沫水の生成を抑えるように構成し、前記外筒が下動された時に、前記主流路からの水圧で前記多孔板が下方側へ押圧されることにより前記外筒が前記ガイド筒体外周の前記バイパス弁に強く押圧されて、前記バイパス流路が確実に閉ざされるように構成したことを特徴とする水栓の吐水切替構造。
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