JP3806474B2 - 集中制御型空気調和システムおよび空気調和システムの集中制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集中制御型空気調和システムおよび空気調和システムの集中制御方法に係り、詳しくは、空気調和システムの室内機側に接続されているリモートコントロール装置に対して、所望の運転項目の制御を禁止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空気調和システムを構成する多数の室内機や室外機を通信回線を介してメインコントローラに接続し、各室内機内のコントローラによりローカル制御を行なわせる一方で、メインコントローラに空気調和システム全体の制御を行わせるようにした集中制御型空気調和システムがある。この種の集中制御型空気調和システムでは、室内機の総数が増大すると、メインコントローラの処理が膨大となり、その結果、システム全体の処理効率が低下する。
【0003】
そこで、複数の室内機をサブコントローラおよび通信線を介してメインコントローラに接続し、システム全体の制御はメインコントローラで行わせ、各ユーザ側に設けられたサブコントローラにより室内機の制御を行わせるものが提案されている。この種の集中制御型空気調和システムでは、各室内機にリモートコントロール装置が付設されているものもあるが、システムの態様によっては、リモートコントロールによる運転項目(運転/停止、冷暖切換、室温設定等)の制御のうち、一部又は全部を禁止するリモコン禁止機能を有するものがある。そして、ある種の集中制御型空気調和システムでは、予め複数の禁止モードを設定しておき、いずれかの禁止モードを任意の室内機(およびリモートコントロール装置)に付与することにより、操作を禁止する運転項目をある程度選択可能なように構成されている。
【0004】
例えば、以下に示すように、禁止モードを予め3種類設けておけば、いずれかの禁止モードを室内機に付与することにより、種々の禁止項目を個別に入力する必要がなくなる。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
これによれば、例えば、禁止モード3が設定された室内機においては、リモートコントロール装置からは冷暖切換、室温設定を制御することができなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の集中制御型空気調和システムにおいては、リモートコントロール装置からの制御を禁止させたい項目(運転項目)がユーザであるテナントや、ユーザの部屋によって異なる場合、あるいは、昼夜又は季節等によって禁止させたい項目が異なる場合でも、禁止モードが固定されていることにより、予め設定されている項目以外の組合わせでの禁止をさせられない不具合があった。
【0010】
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、ユーザ、時刻、季節等によって、リモートコントロール装置による制御を禁止したい運転項目を任意に設定することが可能な集中制御型空気調和システムおよび空気調和システムの集中制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1の発明では、複数の被制御装置と通信回線を介して接続され、前記被制御装置を制御する集中制御装置を有する空気調和システムにおいて、
前記複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記集中制御装置は、前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目として記憶する記憶手段と、前記記憶手段への制御禁止運転項目の入力に供される入力手段と、前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止する制御禁止手段と、前記入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、その入力状態を表示する表示手段と、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させる表示制御部とを備えたものを提案する。
【0012】
請求項2の発明では、複数の被制御装置と通信回線を介して接続され、前記被制御装置を制御する集中制御装置を有する空気調和システムにおいて、前記複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記集中制御装置は、前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目とし、前記制御禁止運転項目を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段への制御禁止運転項目の入力に供される入力手段と、前記リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、前記記憶手段に記憶された複数の前記制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定する設定手段と、前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止する制御禁止手段と、前記入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、既に記憶済の他の制御禁止運転項目とともに、その入力状態を表示する表示手段と、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させる表示制御部と、を備えたものを提案する。
【0013】
請求項3記載の発明では、複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記複数の被制御装置と通信回線を介して接続されると共に、各種データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段に制御禁止運転項目を入力するための入力手段と、前記制御禁止運転項目の入力状況を表示する表示手段と、を有する集中制御装置により前記被制御装置を集中制御する空気調和システムの制御方法において、前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が前記制御禁止運転項目として前記入力手段により入力されることにより、前記制御禁止運転項目を前記記憶手段に記憶するステップと、前記表示手段に前記入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示するステップと、前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止するステップと、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるステップと、を含むものを提案する。
【0014】
請求項4記載の発明では、複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記複数の被制御装置と通信回線を介して接続されると共に、各種データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段に制御禁止運転項目を入力するための入力手段と、前記制御禁止運転項目の入力状況を表示する表示手段と、を有する集中制御装置により前記被制御装置を集中制御する空気調和システムの制御方法において、前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が前記制御禁止運転項目として前記入力手段により入力されることにより、前記制御禁止運転項目を前記記憶手段に記憶するステップと、前記表示手段に前記入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示するステップと、前記リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、前記記憶手段に記憶された複数の前記制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定するステップと、前記リモートコントロール装置により当該リモートコントロール装置が接続された被制御装置に対して前記設定された前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止するステップと、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるステップと、を含むものを提案する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0016】
図1は、実施形態に係る集中制御型空気調和システムの概要構成を示すブロック図である。空気調和システム1は、空気調和システム1全体を制御する集中制御装置たるメインコントローラ2と、メインコントローラ2に多重伝送方式を用いた2線方式のメイン通信線LMを介して接続された端末処理制御装置たる複数の通信アダプタ3-1〜3-3と、各通信アダプタ3-1〜3-3にメイン通信線LMと同様に2線方式のサブ通信線LS1〜LS3を介して接続された被制御装置群UGとからなっている。
【0017】
次に被制御装置群UGの態様について図1を参照して説明する。
【0018】
被制御装置群UGの態様は、様々考えられるが、以下、その一例を説明する。
【0019】
第1通信アダプタ3-1には、サブ通信線LS1 を介して被制御装置としての複数の室内機20および室外機コントローラ21が接続され、さらにローカル制御装置としての室外機コントローラ21を介して複数の室外機22が接続されている。
【0020】
第2通信アダプタ3-2には、第1サブ通信線LS21を介して複数の室内機20および一の室外機22が接続された第1被制御装置群が接続され、第2サブ通信線LS22を介して同様に複数の室内機20および一の室外機22が接続された第2被制御装置群が接続されている。
【0021】
第3通信アダプタ3-3には、サブ通信線LS3 を介して一の室内機20に一の室外機が接続されている室内外機セット24が複数接続されており、さらに一のリモートコントローラ25の制御ラインであるグループ制御通信線GLを介して複数の室内外機セット26が接続されている。
【0022】
ここで、メインコントローラ2、通信アダプタ3-1および通信アダプタ3-2の構成について説明する。
【0023】
メインコントローラ2は、後述する通信アダプタの構成とほぼ同様な構成を有する通信制御ボード、各種制御を行なう後述のコントロールボード等が格納されたコントローラ本体2-1と、各種設定データ、被制御装置の動作状態等を表示する表示部2-2と、各種データをプリントアウトするためのプリンタ2-3とを備えて構成されている。
【0024】
通信アダプタ3-1は、図2に示すように、通信アダプタ3-1全体を制御するCPU10と、制御プログラムやデータ等が格納されたROM11と、一時的に各種データを格納するRAM12と、外部とのインターフェース動作を行なうインターフェース部13とからなっており、CPU10、ROM11、RAM12およびインターフェース部13とは、バスを介して接続されている。更に室内機、室外機等の被制御装置U11 〜U1n は、インターフェース部13およびサブ通信線LS1を介して接続されている。他の通信アダプタ3-3についても同様である。 また、通信アダプタ3-2は、図3に示すように、通信アダプタ3-1とほぼ同様に通信アダプタ3-2全体を制御するCPU10と、制御プログラムやデータ等が格納されたROM11と、データバッファとしても機能し一時的に各種データを格納するRAM12と、外部とのインターフェース動作を行なうインターフェース部13Aとからなっており、CPU10、ROM11、RAM12およびインターフェース部13Aとは、バスを介して接続されている。更に、室内機、室外機等の被制御装置U11 〜U1n は、インターフェース部13A、通信用接続端子T1およびサブ通信線LS21を介して接続され、更にまた、被制御装置U21 〜U2n は、インターフェース部13A、通信用接続端子T2およびサブ通信線LS22を介して接続されている。
【0025】
次に室内機の制御系について、通信アダプタ3-1にサブ通信線LS1を介して接続されている室内機20を例として説明する。
【0026】
室内機20は、図4に示すように、室内機20全体を制御するCPU30と、制御用プログラム、データ等が格納されたROM31と、一時的に各種データを格納するRAM32と、外部とのインターフェース動作を行なうインターフェース部33とからなっており、CPU30、ROM31、RAM32およびインターフェース部33とは、バスを介して接続されている。更に、通信アダプタ3-1、他の室内機20および室外機コントローラ21とは、インターフェース部33およびサブ通信線LS1を介して接続されている。
【0027】
次に室外機コントローラ21の構成について、図5を参照して説明する。
【0028】
室外機コントローラ21は、図5に示すように、室外機コントローラ21全体を制御するCPU40と、制御用プログラム、データ等が格納されたROM41と、一時的に各種データを格納するRAM42と、外部とのインターフェース動作を行なうインターフェース部43とからなっており、CPU40、ROM41、RAM42およびインターフェース部43とは、バスを介して接続されている。更に通信アダプタ3-1および室内機20とは、インターフェース部33およびサブ通信線LS1を介して接続されており、各室外機22とは、第2サブ通信線LSBを介して接続されている。
【0029】
図6にコントローラ本体2-1内のコントロールボード50の概要構成図を示す。
【0030】
コントロールボード50は、タイミング制御信号CTMを出力する内部タイマ51Aを有すると共に、コントロールボード50全体を制御するCPU51と、自動制御を行うための制御用プログラム、データ等が格納されたROM52と、一時的に各種データを格納すると共に、自動制御を行うための後述のデイリータイマプログラム、各種データを格納・保持するための不揮発性RAM53と、外部とのインターフェース動作を行なうインターフェース部54とからなっており、CPU51、ROM52、不揮発性RAM53、インターフェース部54、表示部2-2およびプリンタ2-3とは、バスを介して接続されている。さらに通信アダプタ3-1〜3-3とは、インターフェース部54およびメイン通信線LMを介して接続されている。
【0031】
次に図7〜図9を参照して、空気調和システムの各種設定画面について説明する。
【0032】
近年の空気調和システムにおいては、機能が豊富であるため、設定項目も多くなっており、ユーザとしては、自分の使い方に合わせて必要最小限の設定ですませたいという要望がある。
【0033】
しかしながら、従来の空気調和システムの設定画面においては、図7に示すように、多数の設定項目が表示され、ユーザにとって必要な設定、不要な設定の識別が困難であり、必要もない設定まで行ってしまう可能性があった。
【0034】
例えば、空気調和システムをプログラムタイマによって運転/停止を行わせる目的で導入したユーザにとっては、テナントビルに設置された空気調和システムに必要なテナント分けや料金按分の設定等は必要がないにも拘らず、これらの設定メニューまで表示されてしまうため、戸惑うことがあった。
【0035】
そこで、本実施形態の空気調和システムの設定画面においては、ユーザに必要な設定メニューのみを表示させることにより、ユーザの使い勝手を向上させている。
【0036】
より具体的には、本実施形態の空気調和システムにおいては、図8に示すように、設定画面の基本メニュー画面では、運用の形態を選択するようになっている。
【0037】
▲1▼ 運転/停止、室温設定、冷暖切換や、プログラムタイマによる自動運転を行う程度の使い方であれば、「エアコン操作のみ」の運用形態を選択する。
【0038】
この結果、図9(a)に示すように、設定画面の設定項目は、「ユニット登録」および「ゾーンの振分」のみが表示され、物理的に接続されているユニットの登録と、複数の室内機のグループであるゾーンへの室内機の振分けさえ行えば、設定は完了となる。
【0039】
▲2▼ 「エアコン操作のみ」の運用形態に加えて、テナント毎の空調使用料の割合(按分率)を算出・表示する使い方(料金算出は、按分率に基づくユーザによるマニュアル計算となる。)であれば、「空調エネルギー按分」の運用形態を選択する。
【0040】
この結果、図9(b)に示すように、設定画面の設定項目は、「エアコン操作のみ」の設定項目に「テナントの設定」が追加されて表示され、物理的に接続されているユニットの登録と、複数の室内機のグループであるゾーンへの室内機の振分と、按分率を計算する単位となるテナントの設定とを行えば、設定は完了となる。
【0041】
▲3▼ 算出した按分率に基づいて予め定められた計算式に基づき、料金まで計算して表示し、必要に応じて請求書発行まで行う使い方であれば、「空調料金の算出」の運用形態を選択する。
【0042】
この結果、図7に示した、従来の設定画面と同一の設定画面が表示され、物理的に接続されているユニットの登録と、複数の室内機のグループであるゾーンへの室内機の振分と、按分率を計算する単位となるテナントの設定と、電力メータ(電力量計)あるいはガスメータ(ガス流量計)等のパルスメータの種類等を登録と、料金関連(基本料金や従量料金等)の設定とを行えば設定が完了することとなる。
【0043】
以上説明したように、ユーザのそれぞれの運用形態に必要な設定メニューのみが表示されるため、不要なメニューが表示されることにより戸惑うことがなくなり、ユーザの使い勝手が向上する。
【0044】
次に、空気調和システムの動作説明に先立ち、リモートコントロール装置(以下、リモコンという。)で制御可能な運転項目のうち、一部又は全部の運転項目の制御を禁止するリモコン禁止機能の設定(リモコン禁止データの設定)について説明する。
【0045】
図10は、リモコン禁止内容の設定(変更)画面を示す。
【0046】
図10において、5個×3行=15個並んでいる旗様の表示は、リモコン禁止内容を設定するための設定領域A11〜A35であり、図中、○印は、リモコンによる操作が許可されている操作項目、×印はリモコンによる操作が禁止されている操作項目である。この設定領域A11〜A35は、タッチパネル方式のトリガスイッチであり、1回の押圧操作により許可(○)、禁止(×)が反転することとなる。
【0047】
これらの設定領域A11〜A35のうち、設定領域A11〜A15は、禁止モード1に対応する設定領域である。同様に、設定領域A21〜A25は、禁止モード2に対応する設定領域、設定領域A31〜A35は禁止モード3に対応する設定領域である。CPU51は、禁止モード1が設定されている室内機に対しては設定領域A11〜A15に設定されている内容でリモコン禁止機能を働かせ、禁止モード2が設定されている室内機に対しては設定領域A21〜A25に設定されている内容でリモコン禁止機能を働かせ、禁止モード3が設定されている室内機に対しては設定領域A31〜A35に設定されている内容でリモコン禁止機能を働かせる。
【0048】
設定領域A11〜A35の下部には、表示内容を確定し、不揮発性RAM53に記憶させる確定スイッチEXと、表示内容を工場出荷状態(初期状態)に戻す初期状態スイッチINTと、表示内容をプリンタ2-3に出力する画面印刷スイッチPRと、前段のメニューに戻って表示するための戻るスイッチBKとが配設されている。
【0049】
そして、禁止モード1の設定内容を変更するには、図10に示すように、設定領域A11〜A15のうち所望の設定領域を押圧することにより、その設定領域の表示内容が変更(例えば、「×」:禁止→「○」:許可)されるため、所望の表示内容が表示された状態で、確定スイッチEXを押圧する。
【0050】
この結果、表示内容が確定し、禁止モード1の場合には、温度設定、冷暖切換、風速設定、風向設定はリモコンで行えるが、運転/停止はリモコンでは操作できなくなる。
【0051】
次に図11を参照して、空気調和システムの動作を説明する。
【0052】
コントロールボード50のCPU51は、不揮発性RAM53に記憶されているリモコン禁止データを参照し、リモコン禁止データによりリモコンにより制御が禁止されている運転項目が指示された場合には、その運転項目への移行を禁止すると共に、リモコンの表示画面にその旨を表示する。具体的には、図11に示すように、1号室内機20-1が運転/停止のリモコン制御禁止、2号室内機20-2が冷暖切換のリモコン制御禁止であったとすると、インターフェース部54およびメイン通信線LMを介して通信アダプタ3-1にその旨を出力する。
【0053】
そして、通信アダプタ3-1は、1号室内機20-1を表わすアドレスデータを付加しサブ通信線LS1を介して運転/停止禁止命令を1号室内機20-1に出力する。同様に、通信アダプタ3-1は、2号室内機20-2を表わすアドレスデータを付加し、サブ通信線LS2を介して冷暖切換禁止命令を2号室内機20-2に出力する。その結果、1号室内機20-1のCPU30は、リモコン20-1Rにより運転/停止指示がなされると、当該リモコン20-1Rにおいてはその操作が禁止されている旨を図示しないディスプレイに表示する。
【0054】
また、2号室内機20−2のCPU30は、リモコン20-2Rにより冷暖切換指示がなされると、リモコン20-2Rにおいては当該操作が禁止されている旨を図示しないディスプレイに表示する。
【0055】
以上の説明のように、本実施形態によれば、任意のリモコンに対し、制御を禁止する項目を任意に設定することが可能となる。
【0056】
以上の説明においては、禁止モードが3つの場合について説明したが、メモリの記憶容量に応じて多数の禁止モードを設定するように構成することも可能である。
【0057】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、集中制御装置の入力手段は、記憶手段に、リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目として記憶させ、表示手段は、入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、その入力状態を表示し、制御禁止手段は、リモートコントロール装置により制御禁止運転項目に該当する運転制御がなされた場合に、被制御装置の当該運転項目による動作を禁止し、表示制御部は、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるので、リモートコントロール禁止モードを視覚的に容易に設定することができると共に、被制御装置毎に異なるリモートコントロール禁止モードを容易に設定することが可能となる。
【0058】
請求項2の発明によれば、集中制御装置の入力手段は、記憶手段に、リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目として記憶させ、表示手段は、入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、その入力状態を表示し、設定手段は、リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、記憶手段に記憶された複数の制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定し、制御禁止手段は、リモートコントロール装置により制御禁止運転項目に該当する運転制御がなされた場合に、被制御装置の当該運転項目による動作を禁止し、表示制御部は、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるので、リモートコントロール禁止モードを視覚的に容易に設定することができると共に、動作を禁止すべき被制御装置を容易に特定して、被制御装置毎に異なるリモートコントロール禁止モードを設定することが可能となる。
【0059】
請求項3の発明によれば、リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が制御禁止運転項目として入力手段により入力されることにより、制御禁止運転項目を記憶手段に記憶し、表示手段に入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示し、リモートコントロール装置により制御禁止運転項目に該当する運転制御がなされた場合に、被制御装置の当該運転項目による動作を禁止し、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるので、リモートコントロール禁止モードを視覚的に容易に設定することができると共に、被制御装置毎に異なるリモートコントロール禁止モードを容易に設定することが可能となる。
【0060】
請求項4の発明によれば、リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が制御禁止運転項目として入力手段により入力されることにより、制御禁止運転項目を記憶手段に記憶し、表示手段に入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示し、リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、記憶手段に記憶された複数の制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定し、リモートコントロール装置により当該リモートコントロール装置が接続された被制御装置に対して設定された制御禁止運転項目に該当する運転制御がなされた場合に、被制御装置の当該運転項目による動作を禁止し、前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるので、リモートコントロール禁止モードを視覚的に容易に設定することができると共に、動作を禁止すべき被制御装置を容易に特定して、被制御装置毎に異なるリモートコントロール禁止モードを設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和システムの概要構成を示すブロック図である。
【図2】通信アダプタの概要構成を示すブロック図である。
【図3】他の通信アダプタの概要構成を示すブロック図である。
【図4】室内機の制御系の概要構成を示すブロック図である。
【図5】室外機コントローラの概要構成を示すブロック図である。
【図6】コントロールボードの概要構成図である。
【図7】従来のメニュー選択画面の説明図である。
【図8】実施形態のメニュー選択画面の選択図である。
【図9】設定画面の説明図である。
【図10】リモコン禁止内容設定(変更)画面の説明図である。
【図11】空気調和システムの概要動作説明図である。
【符号の説明】
1 空気調和システム
2 メインコントローラ
2-1 コントローラ本体
2-2 表示部
20 室内機
21 室外機コントローラ
22 室外機
24,26 室内外機セット
25 リモートコントローラ
50 コントロールボード
LM メイン通信線
LS1 ,LS21,LS22,LS3,LSB サブ通信線
UG 被制御装置群
U11 〜U1n ,U21 〜U2n 被制御装置
Claims (4)
- 複数の被制御装置と通信回線を介して接続され、前記被制御装置を制御する集中制御装置を有する空気調和システムにおいて、
前記複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、
前記集中制御装置は、
前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段への制御禁止運転項目の入力に供される入力手段と、
前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止する制御禁止手段と、
前記入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、その入力状態を表示する表示手段と、
前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させる表示制御部と、
を備えたことを特徴とする集中制御型空気調和システム。 - 複数の被制御装置と通信回線を介して接続され、前記被制御装置を制御する集中制御装置を有する空気調和システムにおいて、
前記複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、
前記集中制御装置は、
前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目を制御禁止運転項目とし、前記制御禁止運転項目を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段への制御禁止運転項目の入力に供される入力手段と、
前記リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、前記記憶手段に記憶された複数の前記制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定する設定手段と、
前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止する制御禁止手段と、
前記入力手段による制御禁止運転項目の入力時に、既に記憶済の他の制御禁止運転項目とともに、その入力状態を表示する表示手段と、
前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させる表示制御部と、
を備えたことを特徴とする集中制御型空気調和システム。 - 複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記複数の被制御装置と通信回線を介して接続されると共に、各種データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段に制御禁止運転項目を入力するための入力手段と、前記制御禁止運転項目の入力状況を表示する表示手段と、を有する集中制御装置により前記被制御装置を集中制御する空気調和システムの制御方法において、
前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が前記制御禁止運転項目として前記入力手段により入力されることにより、前記制御禁止運転項目を前記記憶手段に記憶するステップと、
前記表示手段に前記入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示するステップと、
前記リモートコントロール装置に対して前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止するステップと、
前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるステップと、
を含むことを特徴とする集中制御型空気調和システムの制御方法。 - 複数の被制御装置のうちの少なくとも一部が当該被制御装置をローカルに制御するリモートコントロール装置を有すると共に、前記複数の被制御装置と通信回線を介して接続されると共に、各種データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段に制御禁止運転項目を入力するための入力手段と、前記制御禁止運転項目の入力状況を表示する表示手段と、を有する集中制御装置により前記被制御装置を集中制御する空気調和システムの制御方法において、
前記リモートコントロール装置により制御可能な運転項目のうち、当該リモートコントロール装置による制御を禁止すべき少なくとも一つの運転項目が前記制御禁止運転項目として前記入力手段により入力されることにより、前記制御禁止運転項目を前記記憶手段に記憶するステップと、
前記表示手段に前記入力手段による制御禁止運転項目の入力状態を表示するステップと、
前記リモートコントロール装置が接続された被制御装置のうち、所望の被制御装置に対し、前記記憶手段に記憶された複数の前記制御禁止運転項目のうちのいずれか一の制御禁止運転項目を設定するステップと、
前記リモートコントロール装置により当該リモートコントロール装置が接続された被制御装置に対して前記設定された前記制御禁止運転項目に該当する運転制御を禁止するステップと、
前記リモートコントロール装置において前記制御禁止運転項目に該当する運転制御指示がなされた場合に、当該操作が禁止されている旨を当該リモートコントロール装置のディスプレイに表示させるステップと、
を含むことを特徴とする集中制御型空気調和システムの制御方法。
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