JP3805027B2 - Retractable change lever - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異音の防止及び操作フィーリングが向上する可倒式チェンジレバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車用チェンジレバーとしては、図6に示すように、セレクト方向とシフト方向に回動自在に支持されたチェンジレバー1が上下に分割され、ロアレバー1Aに対してアッパーレバー1Bを起立位置Aから横倒し位置Bに横倒しできるようにした可倒式チェンジレバーが提案されている。(実開平3−12049号参照)
上記可倒式チェンジレバーは、自動車の停車時、乗員が運転席と助手席との間を支障なく移動できるように、アッパーレバー1Bを横倒しできるようにしたものである。
【0003】
上記可倒式チェンジレバーでは、図6(A)の起立位置Aにおいて、保持筒2のテーパ穴2aをロアレバー1Aとアッパーレバー1Bのテーパ状連結部1Cに嵌合させることにより、アッパーレバー1Bが起立位置Aに保持される一方、保持筒2を上方に移動させてテーパ穴2aをテーパ状連結部1Cから外すことにより、図6(B)のように、アッパーレバー1Bを横倒し位置Bに横倒しできるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記可倒式チェンジレバーでは、保持筒2のテーパ穴2aをテーパ状連結部1Cに嵌合させて、ロアレバー1Aに対してアッパーレバー1Bを起立位置Aに保持する構造であるから、テーパ穴2aやテーパ状連結部1Cの摩耗や加工誤差等により、アッパーレバー1Bを起立位置Aにがたつきなく保持することが非常に困難であって、走行振動等で異音が発生したり、チェンジレバーの操作フィーリングが悪くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、異音の防止及び操作フィーリングが向上する可倒式チェンジレバーを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、回動自在に支持されたチェンジレバーが上下に分割され、ロアレバーに対してアッパーレバーを起立位置から横倒しできるようにした可倒式チェンジレバーにおいて、
上記ロアレバーのブラケットでアッパーレバーの下部が起立位置と横倒し位置とに回動自在に支持されると共に、アッパーレバーにスリーブが上下動自在に嵌入されてスプリングで下動方向に付勢される一方、上記ロアレバーのブラケットには、アッパーレバーの横倒し方向と反対側の面に、起立位置のアッパーレバーの軸中心に対して上向きに開いた傾斜面が形成されると共に、上記スリーブに、下動方向の付勢時に上記傾斜面に当接する傾斜面を形成した楔状部が設けられ、この楔状部は、アッパーレバーの回動支持部よりも下方に長く設定されていることを特徴とする可倒式チェンジレバーを提供するものである。
【0007】
本発明によれば、アッパーレバーの起立位置においては、スプリングで下動方向に付勢されたスリーブの傾斜面がロアレバーのブラケットの傾斜面に当接することにより、アッパーレバーが横倒し方向と反対側の方向に回動しない。
また、アッパーレバーが横倒し方向に回動しようとするときは、スリーブの楔状部がアッパーレバーの回動支持部よりも下方に長いので、アッパーレバーの下部が楔状部に当接して回動が阻止される。
【0008】
これらにより、アッパーレバーは、起立位置でロアレバーにがたつきなく保持されるから、走行振動等で異音が発生しなくなり、チェンジレバーの操作フィーリングが向上する。
【0009】
また、ブラケットの傾斜面とスリーブの傾斜面との当接等でアッパーレバーを起立位置に保持するから、部品の摩耗や加工誤差等があっても、スプリングで下部方向に付勢されたスリーブの傾斜面がブラケットの傾斜面に常に当接するので、起立位置ではアッパーレバーが常にロアレバーにがたつきなく保持される。
【0010】
上記アッパーレバーを横倒し位置に横倒しするときは、スリーブをスプリングの付勢力に抗して上方に移動させて傾斜面をブラケットの傾斜面から外すことにより、アッパーレバーの回動支持部を中心にスリーブとともにアッパーレバーを横倒しできる。
【0011】
上記ブラケットに、アッパーレバーの横倒し位置で下動方向に付勢されたスリーブを当て止める下動ストッパー部と、横倒し位置以上の回動を当て止める横倒しストッパー部と、起立方向への回動を節度的に当て止める起立ストッパー部とが形成されている構成とすることができる。(請求項2)
【0012】
この構成であれば、横倒し位置では、下動方向に付勢されたスリーブを下動ストッパー部で当て止めることにより、アッパーレバーが軸方向及び軸直交方向にがたつかなくなると共に、横倒しストッパー部でアッパーレバーが横倒し位置以上に下回動しなくなる。
【0013】
また、起立ストッパー部でアッパーレバーが起立方向に回動しないと共に、アッパーレバーを、少し力を込めて起立方向に回動させると、スプリングの付勢力に抗してスリーブが起立ストッパー部を自動的に乗り越えるように上動して、アッパーレバーを起立位置に回動させることができる。
【0014】
逆に、起立位置のアッパーレバーを横倒し方向に回動させるとき、スプリングの付勢力に抗してスリーブが起立ストッパー部を自動的に乗り越えるように上動し、乗り越えるた後に再び下動して、アッパーレバーを横倒し位置に回動させることができる。
【0015】
上記スリーブが起立ストッパー部を乗り越えて下動ストッパー部に嵌まり込むとき、アッパーレバーを介して操作者の手に節度(クリック)感が伝わるというアクション作動効果がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、自動車用チェンジレバー4は、上下に分割されて、ロアレバー4Aは、ベースプレート5にセレクト用軸6でセレクト方向Cに回動自在に支持したセレクトレバー7に、シフト用軸8でレバーブラケット9をシフト方向Dに回動自在に支持して、このレバーブラケット9にヒンジブラケット10を固定して構成している。
また、アッパーレバー4Bは、上記ヒンジブラケット10に横倒し用軸11でセレクト方向Cの起立位置Aと横倒し位置Bとに回動自在に支持して構成している。
【0017】
上記ヒンジブラケット10は、図4にも示すように、平面から見て横倒し方向が開放したコ字形状に形成されて、シフト方向Dに一定の間隔で並設された一対の側壁10a,10aと、この両側壁10a,10aを横倒し方向と反対側で連結する後壁10bとを有している。
【0018】
上記アッパーレバー4Bは、その下部4bが両側壁10a,10aの間にがたつきなく嵌入されて、両側壁10a,10aとアッパーレバー4Bにあけた軸穴10c,10c,4aを貫通する横倒し用軸11で起立位置Aと横倒し位置Bとに回動自在に支持されている。
【0019】
上記ヒンジブラケット10の両側壁10a,10aの上縁の前部には突部10dが形成される一方、両側壁10a,10aの前縁には、中央部に下動ストッパー部10eが形成されると共に、下部に横倒しストッパー部10fが形成され、上部に小さい起立ストッパー部10gが形成されている。
【0020】
上記ヒンジブラケット10の後壁10bの内面は、起立位置Aのアッパーレバー4Bの軸中心Eに対して所定の角度Fで上向きに開いた傾斜面10hに形成されている。
【0021】
上記アッパーレバー4Bには、スリーブ12の中心穴12aが上下動自在に嵌入されている。
上記スリーブ12には、図5にも示すように、上部12bの上端に大径の手操作用ツバ部12cが形成されると共に、上部12bのシフト方向Dの両側から下方に伸長して、上記ヒンジブラケット10の両側壁10a,10aの外面に嵌め合わされる脚部12d,12dが形成されている。
【0022】
上記両脚部12d,12dには、上記横倒し用軸11の両端部に嵌合する上下方向の長孔12e,12eが形成されていて、スリーブ12は、横倒し用軸11に嵌合する長孔12eとアッパーレバー4Bに嵌入する中心穴12aとで、アッパーレバー4Bに対して上下動するようにガイドされる。
【0023】
上記スリーブ12には、上部12bのセレクト方向Cの片側(ヒンジブラケット10の後壁10b側)から下方に伸長して、上記ヒンジブラケット10の両側壁10a,10aの内面に嵌入される楔状部12fが形成されている。
この楔状部12fの内面には、上記中心穴12aに嵌入されたアッパーレバー4Bの外周が当接する円弧状の凹部12gが形成されると共に、楔状部12fの外面は、上記ヒンジブラケット10の後壁10bの傾斜面10hに面対面で当接する傾斜面12gに形成されている。
【0024】
上記スリーブ12の上部12bには、中心穴12aよりも僅かに大径のスプリング収容穴12hが形成され、このスプリング収容穴12hに収容して下端を係止したコイルスプリング13の上端を上記アッパーレバー4Bの段部4cに係止することにより、コイルスプリング13でスリーブ12が下動方向に付勢されるようになる。
そして、アッパーレバー4Bの起立位置Aでは、コイルスプリング13で下動方向に付勢されたスリーブ12の楔状部12fの傾斜面12gが上記ヒンジブラケット10の後壁10bの傾斜面10hに面対面で当接するようになる。
【0025】
上記スリーブ12の楔状部12fは、アッパーレバー4Bの横倒し用軸11による回動支持部よりも下方に長く設定されていて、起立位置Aでアッパーレバー4Bが横倒し方向に回動しようとするときは、アッパーレバー4Bの下部4bの外周が楔状部12fの凹部12gに当接するようになる。
【0026】
上記のようにチェンジレバー4を構成すれば、アッパーレバー4Bが起立位置Aに回動しているときは、ノブ14を握って、チェンジレバー4をセレクト方向Cに回動させると、セレクト用軸6を中心にセレクトレバー7がセレクト方向Cに回動される一方、チェンジレバー4をシフト方向Dに回動させると、シフト用軸8を中心にレバーブラケット9がシフト方向Dに回動されて、チェンジ操作ができるようになる。
【0027】
上記アッパーレバー4Bが起立位置Aに回動しているときは、アッパーレバー4Bの下部4bがヒンジブラケット10の両側壁10a,10aの間にがたつきなく嵌入されているので、アッパーレバー4Bはシフト方向Dに回動しない。
また、コイルスプリング13で下動方向に付勢されたスリーブ12の楔状部12fの傾斜面12gがヒンジブラケット10の傾斜面10hに当接しているから、アッパーレバー4Bを横倒し方向と反対側の方向に回動しようとしても、アッパーレバー4Bの横倒し用軸11よりも上部分の外周が楔状部12fの凹部12gに当接して、その回動が阻止される。
【0028】
さらに、アッパーレバー4Bを横倒し方向に回動しようとしても、アッパーレバー4Bの横倒し用軸11よりも下部4bの外周が楔状部12fの凹部12gに当接して、その回動が阻止される。
これらにより、アッパーレバー4Bは、起立位置Aでロアレバー4Aにがたつきなく保持されるから、走行振動等で異音が発生しなくなり、チェンジレバー4の操作フィーリングが向上する。
【0029】
また、ヒンジブラケット10の傾斜面10hとスリーブ12の傾斜面12gとの当接等でアッパーレバー4Bを起立位置Aに保持するから、各部品の摩耗や加工誤差等があっても、コイルスプリング13で下動方向に付勢されたスリーブ12の傾斜面12gがヒンジブラケット10の傾斜面10hに常に当接するので、起立位置Aではアッパーレバー4Bが常にロアレバー4Aにがたつきなく保持される。
【0030】
一方、アッパーレバー4Bを横倒し位置Bに横倒しするときは、スリーブ12のツバ部12cを指で挟み、コイルスプリング13の付勢力に抗してスリーブ12を上動させると、スリーブ12の傾斜面12gがヒンジブラケット10の傾斜面10hから外れる。
このとき、スリーブ12の上部12bの下面をヒンジブラケット10の突部10dよりも上方に上動させると、アッパーレバー4Bは、横倒し用軸11を中心にスリーブ12とともに横倒しできるようになる。
【0031】
上記ヒンジブラケット10の突部10dの高さは、アッパーレバー4Bの横倒しを認識してスリーブ12を比較的長いストロークで上動させたときのみ横倒しできるように設定し、それ以外では、スリーブ12の上部12bの前面が突部10dに当接して横倒しできないようにし、安全性を向上させている。
【0032】
上記スリーブ12は、アッパーレバー4Bを横倒ししながら、上部12bがヒンジブラケット10の突部10dを乗り越えた時点でツバ部12cから指を離すと、コイルスプリング13の付勢力でスリーブ12が下動し、上部12bの下面が突部10dの上縁に下動方向の付勢力で当接した状態に保持される。
【0033】
この状態で、アッパーレバー4Bをさらに横倒しすると、スリーブ12の上部12bがヒンジブラケット10の起立ストッパー部10gも乗り越えて、下動ストッパー部10eに嵌まり込み、下動方向に付勢されたスリーブ12の上部12bの下面を当て止めるようになる。
上記スリーブ12の上部12bが起立ストッパー部10gを乗り越えて下動ストッパー部10eに嵌まり込むとき、アッパーレバー4Bを介して操作者の手に節度(クリック)感が伝わるというアクション作動効果がある。
【0034】
この横倒し位置Bでは、下動ストッパー部10eで下動方向に付勢されたスリーブ12の上部12bの下面が当て止められるから、アッパーレバー4Bが軸方向及び軸直交方向にがたつかなくなる。
また、横倒しストッパー部10fでスリーブ12の上部12bの前面が当て止められるから、アッパーレバー4Bが横倒し位置以上に下回動しなくなると共に、起立ストッパー部10gでスリーブ12の上部12bの後面が当て止められるから、アッパーレバー4Bが起立方向に上回動しなくなる。
これらにより、アッパーレバー4Bは横倒し位置Bに安定に保持される。
【0035】
一方、アッパーレバー4Bを起立位置Aに回動させるには、アッパーレバー4Bを少し力を込めて起立方向に回動させると、コイルスプリング13の付勢力に抗してスリーブ12の上部12bが起立ストッパー部10gを自動的に乗り越えるように上動し、ついで突部10dを乗り越えた後に再び下動して起立位置Aに回動させることができる、
この起立位置Aでは、上述のようにアッパーレバー4Bはロアレバー4Aにがたつきなく保持される。
【0036】
上記実施の形態では、マニュアルチェンジを例にとったが、オートチェンジにも適用できることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の可倒式チェンジレバーは、アッパーレバーの起立位置でスリーブの傾斜面をロアレバーのブラケットの傾斜面に当接させることにより、アッパーレバーが横倒し方向と反対側の方向に回動しないようにすると共に、アッパーレバーが横倒し方向に回動しようとするときは、スリーブの楔状部にアッパーレバーの下部が当接して回動が阻止されるようになるから、アッパーレバーは、起立位置でロアレバーにがたつきなく保持されるので、走行振動等で異音が発生しなくなり、チェンジレバーの操作フィーリングが向上する。
【0038】
また、ブラケットの傾斜面とスリーブの傾斜面との当接等でアッパーレバーを起立位置に保持するから、部品の摩耗や加工誤差等があっても、スプリングで下部方向に付勢されたスリーブの傾斜面がブラケットの傾斜面に常に当接するので、起立位置ではアッパーレバーが常にロアレバーにがたつきなく保持される。
【0039】
請求項2によれば、横倒し位置では、スリーブを下動ストッパー部で当て止めてアッパーレバーが軸方向及び軸直交方向にがたつかないようにすると共に、横倒しストッパー部でアッパーレバーが横倒し位置以上に下回動しないようにし、起立ストッパー部でアッパーレバーが起立方向に回動しないようにして、アッパーレバーを、少し力を込めて起立方向に回動させると、スリーブが起立ストッパー部を自動的に乗り越えるように上動して、アッパーレバーを起立位置に回動させることができるようになる。
また、スリーブが起立ストッパー部を乗り越えて下動ストッパー部に嵌まり込むとき、アッパーレバーを介して操作者の手に節度(クリック)感が伝わるというアクション作動効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチェンジレバーのシフト方向から見た側面図である。
【図2】 (A)は図1の正面図、(B)は図1の背面図である。
【図3】 アッパーレバー部分の分解斜視図である。
【図4】 ヒンジブラケットであり、(A)は側面図、(B)は斜視図、(C)は背面図である。
【図5】 スリーブであり、(A)は平面図、(B)は側面断面図、(C)は側面図、(D)は背面図である。
【図6】 従来のチェンジレバーであり、(A)は起立位置の側面図、(B)は横倒し位置の側面図である。
【符号の説明】
4 チェンジレバー
4A ロアレバー
4B アッパーレバー
4b 下部
6 セレクト用軸
8 シフト用軸
10 ヒンジブラケット
10a 側壁
10b 後壁
10d 突部
10e 下動ストッパー部
10f 横倒しストッパー部
10g 起立ストッパー部
10h 傾斜面
11 横倒し用軸
12 スリーブ
12c ツバ部
12f 楔状部
12g 傾斜面
13 コイルスプリング
A 起立位置
B 横倒し位置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a retractable change lever that improves noise prevention and operational feeling.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, as a change lever for an automobile, as shown in FIG. 6, a
The retractable change lever is configured so that the upper lever 1B can be laid down sideways so that an occupant can move between the driver's seat and the passenger seat without trouble when the automobile is stopped.
[0003]
In the tiltable change lever, at the standing position A in FIG. 6A, the upper lever 1B is moved by fitting the tapered hole 2a of the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the tiltable change lever has a structure in which the tapered hole 2a of the
[0005]
The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a retractable change lever that prevents abnormal noise and improves operational feeling.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a tiltable change lever in which a change lever that is rotatably supported is vertically divided so that the upper lever can be laid sideways from an upright position with respect to the lower lever.
The lower lever bracket supports the lower portion of the upper lever so that it can pivot between a standing position and a sideways position, and a sleeve is fitted to the upper lever so that it can move up and down and is urged downward by a spring. The lower lever bracket is formed with an inclined surface that opens upward with respect to the axial center of the upper lever in the standing position on the surface opposite to the sideways direction of the upper lever, and the sleeve has a downward movement direction. A retractable change characterized in that there is provided a wedge-shaped portion that forms an inclined surface that abuts the inclined surface when energized, and the wedge-shaped portion is set longer than the rotation support portion of the upper lever. A lever is provided.
[0007]
According to the present invention, in the standing position of the upper lever, the inclined surface of the sleeve biased in the downward movement direction by the spring contacts the inclined surface of the bracket of the lower lever, so that the upper lever is on the side opposite to the sideways direction. Does not rotate in the direction.
Also, when the upper lever is about to turn sideways, since the wedge-shaped portion of the sleeve is longer than the rotation support portion of the upper lever, the lower portion of the upper lever abuts against the wedge-shaped portion to prevent rotation. Is done.
[0008]
Accordingly, the upper lever is held without rattling on the lower lever in the standing position, so that no abnormal noise is generated due to running vibration or the like, and the operation feeling of the change lever is improved.
[0009]
In addition, the upper lever is held in the upright position by contact between the inclined surface of the bracket and the inclined surface of the sleeve, so that even if there is wear of parts or processing errors, the sleeve biased downward by the spring is used. Since the inclined surface is always in contact with the inclined surface of the bracket, the upper lever is always held on the lower lever without rattling in the standing position.
[0010]
When the upper lever is laid down to the horizontal position, the sleeve is moved upward against the biasing force of the spring, and the inclined surface is removed from the inclined surface of the bracket, so that the sleeve is centered on the rotation support portion of the upper lever. At the same time, the upper lever can be laid down.
[0011]
The above brackets have a downward movement stopper that holds the sleeve biased in the downward movement direction at the upper lever's horizontal position, a lateral stopper that stops rotation beyond the horizontal position, and moderation in the upright direction. It is possible to adopt a configuration in which an upright stopper portion to be applied is formed. (Claim 2)
[0012]
With this configuration, in the sideways position, the sleeve that is biased in the downward movement direction is stopped by the downward movement stopper portion, so that the upper lever does not rattle in the axial direction and the direction orthogonal to the axis, and the lateral movement stopper portion. The upper lever lies on its side and does not rotate downward beyond the position.
[0013]
In addition, when the upper lever does not rotate in the standing direction at the standing stopper, and when the upper lever is rotated in the standing direction with a little force, the sleeve automatically pushes the standing stopper against the biasing force of the spring. The upper lever can be rotated to the upright position.
[0014]
On the contrary, when the upper lever in the standing position is turned sideways, the sleeve moves up so as to automatically ride over the standing stopper against the biasing force of the spring, and then moves down again after getting over, The upper lever can be turned sideways and rotated to the position.
[0015]
When the sleeve passes over the standing stopper portion and is fitted into the downward movement stopper portion, there is an action operation effect that a feeling of moderation (click) is transmitted to the operator's hand through the upper lever.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 to 3, the
Further, the
[0017]
As shown in FIG. 4, the
[0018]
The
[0019]
A
[0020]
The inner surface of the
[0021]
A
As shown in FIG. 5, the
[0022]
The
[0023]
The
On the inner surface of the wedge-shaped
[0024]
A spring
At the standing position A of the
[0025]
The wedge-shaped
[0026]
If the
[0027]
When the
Further, since the
[0028]
Further, even if the
As a result, the
[0029]
Further, since the
[0030]
On the other hand, when the
At this time, when the lower surface of the
[0031]
The height of the
[0032]
When the upper lever 12B lies over the
[0033]
In this state, when the
When the
[0034]
In this sideways position B, the lower surface of the
Further, since the front surface of the
As a result, the
[0035]
On the other hand, in order to rotate the
In the standing position A, the
[0036]
In the above embodiment, manual change is taken as an example, but it goes without saying that it can also be applied to auto change.
[0037]
【The invention's effect】
As can be seen from the above description, the retractable change lever of the present invention is configured so that the inclined surface of the sleeve is brought into contact with the inclined surface of the bracket of the lower lever at the standing position of the upper lever so that the upper lever When the upper lever is prevented from rotating in the opposite direction, and when the upper lever tries to rotate in the sideways direction, the lower portion of the upper lever comes into contact with the wedge-shaped portion of the sleeve and the rotation is prevented. Since the upper lever is held without rattling on the lower lever in the standing position, no abnormal noise is generated due to running vibration or the like, and the operation feeling of the change lever is improved.
[0038]
In addition, the upper lever is held in the upright position by contact between the inclined surface of the bracket and the inclined surface of the sleeve, so that even if there is wear of parts or processing errors, the sleeve biased downward by the spring is used. Since the inclined surface is always in contact with the inclined surface of the bracket, the upper lever is always held on the lower lever without rattling in the standing position.
[0039]
According to
Further, when the sleeve gets over the standing stopper portion and fits into the downward movement stopper portion, there is an action operation effect that a feeling of moderation (click) is transmitted to the operator's hand via the upper lever.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a change lever according to the present invention viewed from a shift direction.
2A is a front view of FIG. 1, and FIG. 2B is a rear view of FIG.
FIG. 3 is an exploded perspective view of an upper lever portion.
4A and 4B are hinge brackets, FIG. 4A is a side view, FIG. 4B is a perspective view, and FIG. 4C is a rear view.
5A is a plan view, FIG. 5B is a side sectional view, FIG. 5C is a side view, and FIG. 5D is a rear view.
6A and 6B are a conventional change lever, in which FIG. 6A is a side view of a standing position, and FIG. 6B is a side view of a sideways position.
[Explanation of symbols]
4
Claims (2)
上記ロアレバーのブラケットでアッパーレバーの下部が起立位置と横倒し位置とに回動自在に支持されると共に、アッパーレバーにスリーブが上下動自在に嵌入されてスプリングで下動方向に付勢される一方、上記ロアレバーのブラケットには、アッパーレバーの横倒し方向と反対側の面に、起立位置のアッパーレバーの軸中心に対して上向きに開いた傾斜面が形成されると共に、上記スリーブに、下動方向の付勢時に上記傾斜面に当接する傾斜面を形成した楔状部が設けられ、この楔状部は、アッパーレバーの回動支持部よりも下方に長く設定されていることを特徴とする可倒式チェンジレバー。In the tiltable change lever, the change lever supported rotatably is divided up and down, and the upper lever can be laid down from the standing position with respect to the lower lever.
The lower lever bracket supports the lower portion of the upper lever so that it can pivot between a standing position and a sideways position, and a sleeve is fitted to the upper lever so that it can move up and down and is urged downward by a spring. The lower lever bracket is formed with an inclined surface that opens upward with respect to the axial center of the upper lever in the standing position on the surface opposite to the sideways direction of the upper lever, and the sleeve has a downward movement direction. A retractable change characterized in that there is provided a wedge-shaped portion that forms an inclined surface that abuts the inclined surface when energized, and the wedge-shaped portion is set longer than the rotation support portion of the upper lever. lever.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24115696A JP3805027B2 (en) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | Retractable change lever |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24115696A JP3805027B2 (en) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | Retractable change lever |
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-
1996
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