JP3898946B2 - Interior material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の壁面に着脱可能に貼り付けられる内装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の壁面には壁紙或いは表面を綺麗に仕上げた化粧板からなる内装板が設けられている。この内装板は、木材から取り出されたパルプ或いは合成樹脂などから作られている。該内装板が設けられた建物の壁面は一般的に粘着テープや糊或いは画鋲を用いてメモや写真などを固定することができる。しかし、壁面に粘着テープや糊でメモや写真などを固定すると壁面は粘着テープの粘着剤や糊で汚れ、画鋲でメモや写真などを固定した場合壁面には穴が開いて傷付いてしまう。また、子供がマジックやクレヨンなどで落書きをしたり、シールを貼ったりして壁面が汚れてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、新築の建物或いは高価な壁面の場合は壁面に傷が付いたり汚れたりすると壁紙や化粧板からなる内装板の美観を損ねてしまう。また、賃貸アパートやマンションなどの壁面を傷付けたり、汚したりしすると借りた人は費用をかけ修繕して返却しなくてはならない。このため、賃貸アパートやマンションなどを借りた人は壁面にメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定できなかった。
【0004】
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、建物の壁面に傷や汚れが付いてしまった場合でも、容易に元の傷や汚れのない状態に戻すことができる内装材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の内装材は、タイル状の内装用板部材と、該内装用板部材の裏面に設けられ、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼り付け可能な再剥離性粘着剤とを備え、内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、パルプとから構成されているものである。
【0006】
また、請求項2の本発明の内装材は、タイル状の内装用板部材と、該内装用板部材の裏面に設けられ、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼り付け可能な再剥離性粘着剤とを備え、内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、牡蛎殻粉砕粒とから構成されているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の内装材10の平面図、図2は本発明の内装材10の縦断側面図、図3は本発明の内装材10の裏面図をそれぞれ示している。各図面において、10は内装材で、この内装材10は内装用板部材12と、この内装用板部材12の裏面に設けられた再剥離性粘着剤20とから構成されており、内装用板部材12は長さ約180mm、幅約60mmの縦長略矩形状でタイル状に構成されると共に、厚さ約6mmに構成されている。
【0008】
内装用板部材12の長手方向両端部には厚板部12A、12Aが設けられており、この厚板部12A、12Aは長手方向端部から中央方向に約30mm延在している。両厚板部12A、12A間には凹所12Bが設けられており、この凹所12Bは内装用板部材12の裏面側に設けられ厚板部12Aより約1mm凹んでいる。即ち、内装材10は、内装用板部材12の長手方向両側に厚さ約6mmの厚板部12A、12Aが設けられ、この厚板部12A、12A間となる内装用板部材12裏面中央部に厚さ約5mmの凹所12Aが設けられている。そして、凹所12Aの両側となる厚板部12A、12Aに再剥離性粘着剤20が貼り付けられて内装材10が構成されている。尚、内装材10の大きさ、及び、厚さはこれらの寸法に限られるものでなく、これらの寸法より大きく構成しても小さく構成しても差し支えない。
【0009】
ここで、全体が同一厚さで縦長の板の一方の面が収縮、或いは、膨張するとバイメタルの原理で板は変形してしまうが、板の両端より内側中間部の厚さを薄く構成した場合、その薄い箇所で板の収縮、膨張が遮断されるので、縦長の板にはバイメタルの原理が働かなくなって変形してしまうのを防止することができる。即ち、内装材10の内装用板部材12は、両側に設けた厚板部12A、12Aと、この厚板部12A、12A間に凹所12Bを設けることにより内装材10が変形してしまうのを防止できるように構成している。
【0010】
該内装材10は自然環境で容易に腐敗して土に還せる地球環境に優しい竹とパルプとから構成している。係る内装材10の内装用板部材12を作る場合、図示しないが、まず竹を所定の長さに刻み、刻んだ竹を叩いて割り細かくする。細かくした竹を約5%〜7%の水酸化ナトリウム溶液で煮沸して竹の繊維を軟らかくし、繊維を軟らかくした竹を叩いて粗繊維状態にする。粗繊維状態にした竹を水洗いしてミキサーにて攪拌する。ミキサーにて攪拌した粗繊維状態の竹を分離器にかけ繊維質とタンパク質・糖分等を分離し竹繊維のみを取り出す。即ち、竹から、所定の長さの竹繊維だけを取り出す・・・(A)。
【0011】
次に、空になった牛乳の紙パック表面コーティング物(この場合、牛乳の紙パック表面に使用されている印刷フィルム)とパルプに分離する。この場合も、牛乳の紙パックを所定の大きさに細かく切り刻んで水洗いし、ミキサーにて攪拌する。攪拌した紙パックは界面活性剤を含んでいる洗剤等を用いて、界面活性剤の働きによって紙パックから表面コーティング物とパルプとを分離してパルプを取り出す。このとき、パルプに牛乳のパック表面に印刷されたインクが残っている場合は漂白或いは脱色を行なう。即ち、牛乳の紙パックからパルプだけを取り出す・・・(B)。
【0012】
次に、繊維化した竹(A)と、牛乳のパックから取り出したパルプ(B)を7:3の割合で混合し、主成分がデンプンの少量の糊(この場合、ホルマリンを含まないタイプの糊)の水溶液を所定量加えミキサーで攪拌する。攪拌した竹繊維とパルプとの混合液を和紙漉きの要領で、前記厚板部12A、12Aと凹所12Bを有する内装用板部材12の形状に形成した型に流し込んで加圧し内装用板部材12の形状に成形する。そして、型に流し込んだ竹繊維とパルプとの混合物の表面を約90%〜93%乾燥させたら、更に加圧成形した後、全体を約90%以上乾燥させて内装用板部材12を完成する。
【0013】
このように作られた内装用板部材12にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定することが可能となる。また、乾燥させた竹繊維とパルプとからなる内装用板部材12は、竹繊維とパルプなどの繊維と粒子の隙間にて吸湿し、室内が乾燥しているときには放湿作用がある。また、竹繊維とパルプなどの繊維と粒子の隙間にて音を吸収するので防音効果もある。尚、内装用板部材12より短い釘であるならば裏側に突き出ることもなく打ち付けることができる。
【0014】
内装用板部材12を完成させた後、内装用板部材12裏面の両側となる両厚板部12A、12Aに熱活性シート13を貼り付ける。次に、熱活性シート13を所定の温度で加熱し両厚板部12A、12Aにコーティングする。これによって熱活性シート13は、内装用板部材12裏面の厚板部12A、12Aに固定される。次に、両厚板部12A、12Aをコーティングし固定した熱活性シート13に再剥離性粘着剤14を接着して内装材10(1)を完成する。尚、熱活性シート13が所定の温度で内装用板部材12に固定される技術については従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
【0015】
ここで、再剥離性粘着剤14は、建物の化粧板や壁紙が貼られた壁面などに貼り付けることができ、また、再剥離性粘着剤14は横に引け出せば容易に剥がすことができて再度貼り付けることができる所謂接着再剥離可能な粘着剤にて構成されており、この接着再剥離可能な粘着剤は例えば、テサテープ株式会社のパワーストリップ7028(商品名)などが挙げられる。即ち、再剥離性粘着剤14は、内装用板部材12裏面両側の両厚板部12A、12Aに熱接着固定した熱活性シート13全面に貼り付けられる。
【0016】
この再剥離性粘着剤14によって、内装材10(1)は建物の壁面17に容易に接着固定することができる(図6)。また、建物の壁面17に接着した内装材10は壁面17より容易に剥がすことができると共に、再剥離性粘着剤14が建物の壁面17に残ることもなく完全に剥がすことができる。この場合、壁面17に貼った内装材10を壁面17側に軽く押さえつけながら、壁面17と内装用板部材12との間から再剥離性粘着剤14を引き出す。壁面17と内装用板部材12との間から再剥離性粘着剤14を図6の如き矢印方向に引き出すと、再剥離性粘着剤14はゴムのように伸び、壁面17と内装用板部材12の裏面に設けた熱活性シート13から伸びた箇所から剥離して行く。これによって、再剥離性粘着剤14が取り除かれ壁面17から内装材10を外すことができる。即ち、内装材10は、裏面に設けた再剥離性粘着剤14によって、建物の壁面17に着脱自在に構成されている。
【0017】
このように、内装材10は竹繊維とパルプとから構成した内装用板部材12裏面の両側に設けた両厚板部12A、12Aに再剥離性粘着剤14を接着している。そして、建物の壁面17に内装材10裏面の両厚板部12A、12Aに接着した再剥離性粘着剤14を接着すれば、建物の壁面17に内装材10を貼り付け固定することが可能となる。これにより、内装材10に粘着テープや糊或いは画鋲などでメモや写真などを固定することが可能となる。尚、建物の壁面17に貼り付ける内装材10は、必要に応じて建物の壁面17全体、或いは、部分的に貼り付けられる。
【0018】
また、内装材10が粘着テープや糊で汚れてしまった場合、或いは、画鋲で穴が開いて傷付いてしまった場合などでも、汚れや傷は内装材10に付くだけで建物の壁面17が汚れたり傷付いてしまうこともなく、また、内装材10に子供がマジックやクレヨンなどで落書きをしたり、シールを貼ったりして汚してしまった場合でも、傷や汚れは内装材10に付くだけなので、建物の壁面17が汚れてしまうのを防止できる。従って、賃貸アパートやマンションなどを借りた人は予め建物の壁面17に内装材10を貼っておき、返すときには内装材10を剥がせば、建物の壁面17に画鋲などの傷や、粘着テープや糊或いはマジック、クレヨンなどの汚れの無い綺麗な状態で返却することができる。
【0019】
特に、内装材10の裏面に剥がせる再剥離性粘着剤14を接着しているので、建物の壁面17に再剥離性粘着剤14が残ってしまった場合でも、建物の壁面17から再剥離性粘着剤14を容易に剥がすことができるので、建物の壁面17が汚れてしまうこともない。また、内装材10は防音、吸湿、放湿などの効果がある竹繊維とパルプとから構成しているので、建物の室内を好適な環境にすることができる。また、内装材10の表面に画や文字などの模様を印刷すれば内装材10を綺麗に仕上げることができて、内装材10付加価値を向上することができる。尚、内装用板部材12より短い釘であるならば裏側に突き出ることもなく打ち付けることができるので、その釘に袋や衣類を吊り下げることもできる。
【0020】
ところで、内装材10(1)の内装用板部材12を、竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とを混合して内装材10(2)を作ることも考えられる。この場合、竹繊維は前述同様に竹を所定の長さに刻んだ竹を繊維化した後、繊維化した竹と、牡蛎殻を所定の大きさに砕いた牡蛎殻粉砕粒を6:4の割合で混合する。そして、混合した繊維化した竹と、牡蛎殻粉砕粒に前述同様主成分がデンプンの少量の糊(この場合、ホルマリンを含まないタイプの糊)の水溶液を所定量加えミキサーで攪拌する。
【0021】
攪拌した竹繊維と牡蛎殻粉砕粒との混合液を、前述同様和紙漉きの要領で前記内装用板部材12の形状に形成した型に流し込んで、加圧し内装用板部材12の形状に成形する。型に流し込んだ竹繊維とパルプとの混合物の表面を約90%〜93%乾燥したら、前述同様の内装用板部材12形状に加圧成形した後、全体を約90%以上乾燥させて内装用板部材12を完成する。
【0022】
このように作られた内装用板部材12にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲で固定することが可能となる。また、乾燥させた竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とからなる内装用板部材12は防音、吸湿、放湿などの効果がある。そして、内装用板部材12を完成したならば、前述同様、内装用板部材12裏面の両側となる両厚板部12A、12Aに熱活性シート13を貼り付けて固定した後、熱活性シート13に再剥離性粘着剤14を接着して、内装材10(2)を完成する。
【0023】
このように、内装材10(2)は竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とから構成した内装用板部材12裏面の両側に設けた両厚板部12A、12Aに再剥離性粘着剤14を接着している。そして、建物の壁面17に内装材10裏面の両厚板部12A、12Aに接着した再剥離性粘着剤14を接着すれば、建物の壁面17に内装材10(2)を貼り付け固定することが可能となる。これにより、前述同様内装材10(2)に粘着テープや糊或いは画鋲などでメモや写真などを固定することが可能となる。尚、建物の壁面17に貼り付ける内装材10(2)は、必要に応じて建物の壁面17全体、或いは、部分的に貼り付けられる。
【0024】
特に、内装用板部材12を竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とから構成しているので、梅雨など建物内の湿度の高いときは竹繊維とパルプなどの繊維と粒子の隙間に吸湿して水分を蓄え快適な室内の湿度に、冬季など建物内の室内が乾燥しているときには内装用板部材12に蓄えた水分を放湿して快適な室内の湿度にすることができ、四季を通じて建物内を好適な環境に維持することができるようになるも。尚、内装用板部材12より短い釘であるならば裏側に突き出ることもなく打ち付けることができるので、その釘に袋や衣類を吊り下げることもできる。
【0025】
次に、図4、図5には本発明の他の実施例の内装材10(3)を示している。この場合、内装材10は竹とパルプとから構成した内装用板部材12内に吸臭部材として吸臭効果の高い備長炭粉砕粒15を設けている。即ち、内装材10(3)は内装材10(1)の内装用板部材12内に備長炭粉砕粒15を設けている。該備長炭粉砕粒15は、直径約1mm〜1.5mmの大きさを呈している。尚、備長炭にて吸臭する効果があるのは従来より知られており、備長炭の吸臭効果については詳細な説明を省略する。また、吸臭部材は備長炭粉砕粒15に限らず、椰子殻活性炭などを用いても差し支えない。
【0026】
そして、内装用板部材12を作る場合は、前述同様繊維化した竹と、牛乳のパックから再生したパルプを7:3の割合で混合し、主成分がデンプンの少量の糊(この場合、ホルマリンを含まないタイプの糊)の水溶液を所定量加えミキサーで攪拌する。攪拌した竹繊維とパルプとの混合液を和紙漉きの要領で前記内装用板部材12の形状に形成した型に流し込んで、加圧し内装用板部材12を成形する。このとき、内装用板部材12は凹所12Bが約4mmの厚さになるよう成形する。
【0027】
次に、表面を約90%〜93%乾燥させた時点で長手方向両端から内側に約30mm残して凹所12Bの反対面を約1.5mm凹ませ、凹ませた箇所に直径約1mm〜1.5mmの大きさを呈した備長炭粉砕粒15を約2mm〜2.5mmの厚で略均一に詰める。次に、備長炭粉砕粒15を所定の圧力で加圧して約1.5mmの厚さに固めた後、再度竹繊維とパルプとの混合液を型に流し込んで、前述同様の内装用板部材12形状に加圧成形し、全体を約90%以上乾燥させて内装材10を完成させる。
【0028】
次に、内装用板部材12裏面両側の両厚板部12A、12Aに再剥離性粘着剤14を接着して内装材10(3)を完成する。即ち、内装材10(3)は、内装材10(1)に備長炭粉砕粒15を設けている。このように作られた内装材10(3)にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定できるようになると共に、乾燥させた竹繊維とパルプ、及び、備長炭粉砕粒15とからなる内装材10は防音、吸湿、放湿、吸臭効果などの特性を発揮できる。これにより、建物の室内を更に好適な環境にすることができるようになる。
【0029】
また、内装材10(3)に設けた備長炭粉砕粒15の代わりに芳香剤としてラベンダー粉砕チップ16を用いた内装材10(4)も考えられる。この場合、内装材10(4)は竹とパルプとから構成した内装用板部材12内に芳香剤としてリラックス効果のあるラベンダー粉砕チップ16を設けている。この場合もラベンダー粉砕チップ16は、備長炭粉砕粒15同様直径約1mm〜1.5mmの大きさを呈しているものが用いられ、内装材10(4)が作られる。他内装材10(4)は内装材10(3)同様に構成されている。尚、ラベンダーの香りがリラックス効果・鎮静効果などがあるのは従来より知られているので、ラベンダーの香りのリラックス効果・鎮静効果などの詳細な説明を省略する。
【0030】
このように作られた内装材10(4)にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定できるようになると共に、乾燥させた竹繊維とパルプ、及び、ラベンダー粉砕チップ16とからなる内装材10は防音、吸湿、放湿などの効果に加えてラベンダーの香りのリラックス効果・鎮静効果がある。これにより、建物の室内を更に好適な環境にすることができる。
【0031】
次に、竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とから内装用板部材12が構成された内装材10(2)に吸臭部材としての備長炭粉砕粒15を設けた内装材10(5)を説明する。この内装材10(5)は、竹とパルプとから構成され内装用板部材12に備長炭粉砕粒15を設けた内装材10(3)同様に作られる。即ち、内装材10(5)は、竹繊維と牡蛎殻粉砕粒とから構成された内装用板部材12に、内装材10(3)同様に備長炭粉砕粒15を設けている。
【0032】
このように作られた内装材10(5)にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定できるようになると共に、乾燥させた竹繊維と牡蛎殻粉砕粒、及び、備長炭粉砕粒15とからなる内装材10は防音、吸湿、放湿、吸臭効果などの特性を発揮することができる。これにより、建物の室内を更に好適な環境にすることができる。
【0033】
また、内装材10(5)の備長炭粉砕粒15の代わりに芳香剤として桧及びラベンダー粉砕チップ16Aを用いた内装材10(6)も考えられる。この場合、内装材10(6)は竹と牡蛎殻粉砕粒とから構成した内装用板部材12内に芳香剤として疲労回復・ストレスの解消・リラックス効果、森林浴効果などを有する桧、及び、リラックス効果のあるラベンダー粉砕チップ16Aを設けている。
【0034】
この場合も桧・ラベンダー粉砕チップ16Aは、備長炭粉砕粒15同様を直径約1mm〜1.5mmの大きさを呈したものが用いられて、内装材10(6)が作られる。他内装材10(6)は内装材10(5)同様に構成されている。尚、桧の香りが疲労回復・ストレスの解消・リラックス効果、森林浴効果などがあるのは従来より知られているので、桧の香りの疲労回復・ストレスの解消・リラックス効果、森林浴効果などの詳細な説明を省略する。
【0035】
このように作られた内装材10(6)にはメモや写真などを粘着テープや糊或いは画鋲などで固定できるようになると共に、乾燥させた竹繊維と牡蛎殻粉砕粒、及び、桧・ラベンダー粉砕チップ16Aとからなる内装材10(6)は防音、吸湿、放湿などの効果及び、疲労回復・ストレスの解消・リラックス効果、森林浴効果などの特性を発揮することができる。これにより、建物の室内を更に好適な環境にすることができる。
【0036】
尚、実施例では、内装用板部材12の両側に厚板部12A、12Aを設け、この厚板部12A、12Aに再剥離性粘着剤14を接着したが、厚板部12A、12Aは両側の2カ所に限らず、内装用板部材12の両側に渡って所定の間隔で複数箇所設けても良い。また、複数箇所設けた厚板部にそれぞれ再剥離性粘着剤14を接着しても良く、また、建物の壁面17に貼り付く再剥離性粘着剤14の強度に合わせ複数箇所設けた厚板部の任意の箇所に再剥離性粘着剤14を接着しても良い。
【0037】
また、内装材10は賃貸アパートやマンションだけでなく新築した建物の壁面17に貼っても良い。この場合、内装材10の吸臭効果により建物の壁面17に貼られた壁紙或いは表面を綺麗に仕上げた化粧板からなる内装板などの接着剤やビニールクロス、断熱材、木材の防虫剤或いは家具などに使用されてい化学物質(例えば、ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・可塑剤・ノナナール・スチレン・防蟻剤・パラジクロロベンゼン・テトラデカン・エチルベンゼン・クロルピリホス・ダイアジノン・木材保存剤など)などの臭気を吸臭できるので、それらの化学物質を吸い込むことによるイライラ、うつ症・耳鳴り・肩凝りなどのシックハウス症候群を防止することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、内装材は、タイル状の内装用板部材と、該内装用板部材の裏面に設けられ、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼り付け可能な再剥離性粘着剤とを備え、内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、パルプとから構成されているので、例えば従来処理に困っていた竹の廃材、及び、牛乳のパックなどを有効利用することができる。これにより、内装用板部材を作るため合成樹脂の使用及びパルプを作るために森林の伐採も軽減できて資源の無駄を防止することができ、また、竹繊維及びパルプは自然環境で容易に腐敗させ土に還せるのでゴミ公害の減少を図ることが可能となる。従って、環境を破壊せず地球に優しい内装材を提供することができるようになる。
【0039】
特に、内装用板部材の裏面に、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼 り付け可能な再剥離性粘着剤とを備えているので、建物の壁面に貼った内装材が不要になったときは極めて容易に剥がすことができる。これにより、壁面に傷付けることなく内装材を剥がすことができ、且つ、剥がした内装材を自然環境で腐敗させ土に還すことが可能となる。従って、壁面への着脱自在、且つ、地球に優しい内装材を提供することができるようになるものである。
【0040】
また、請求項2の発明によれば、タイル状の内装用板部材と、該内装用板部材の裏面に設けられ、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼り付け可能な再剥離性粘着剤とを備え、内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、牡蛎殻粉砕粒とから構成されているので、例えば従来処理に困っていた竹の廃材、及び、牡蛎殻粉砕粒などを有効利用することが可能となる。これにより、竹繊維及び牡蛎殻粉砕粒にて構成する内装材を自然環境で容易に腐敗させ土に還せるのでゴミ公害の減少を図ることが可能となる。従って、環境を破壊せず地球に優しい内装材を提供することができるようになるものである。
【0041】
特に、内装用板部材の裏面に、少なくとも建物の壁面に残らず剥がすことができ、再貼り付け可能な再剥離性粘着剤とを備えているので、請求項1同様建物の壁面に貼った内装材が不要になったときは極めて容易に剥がすことができる。これにより、壁面に傷付けることなく内装材を剥がすことができ、且つ、剥がした内装材を自然環境で腐敗させ土に還すことが可能となる。従って、壁面への着脱自在、且つ、地球に優しい内装材を提供することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の内装材の平面図である。
【図2】 本発明の内装材の縦断側面図である。
【図3】 本発明の内装材の裏面図である。
【図4】 もう一つの内装材の平断面図である。
【図5】 同図4の内装材の縦断側面図である。
【図6】 内装用板部材を壁面から剥がす状態を示す内装材の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 内装材
12 内装用板部材
12A 厚板部
12B 凹所
13 熱活性シート
14 再剥離性粘着剤
15 備長炭粉砕粒
16 ラベンダー粉砕チップ
16A 桧・ラベンダー粉砕チップ
17 壁面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an interior material that is detachably attached to a wall surface of a building.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a wall surface of a building has been provided with an interior board made of wallpaper or a decorative board with a beautifully finished surface. This interior board is made of pulp taken from wood or synthetic resin. A wall of a building provided with the interior board can generally be fixed with a memo or a photograph using adhesive tape, glue, or thumbtack. However, when a memo or photo is fixed to the wall surface with adhesive tape or glue, the wall surface is soiled with adhesive tape or adhesive, and when a memo or photo is fixed with a thumbtack, a hole is formed in the wall surface and is damaged. In addition, the wall becomes dirty when a child doodles with a magic or crayon or puts a sticker.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of a newly built building or an expensive wall surface, if the wall surface is scratched or dirty, the aesthetic appearance of the interior board made of wallpaper or a decorative board is impaired. Also, if the wall of a rental apartment or condominium is damaged or soiled, the borrower must pay for it, repair it, and return it. For this reason, a person who rented a rental apartment or condominium could not fix a memo or photograph on the wall with adhesive tape, glue, or thumbtack.
[0004]
The present invention has been made to solve the problems of the related art, and even when the wall surface of the building has scratches or dirt, it can be easily returned to the original state without scratches or dirt. The purpose is to provide a possible interior material.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That is, the interior material of the present invention is provided with a tile-shaped interior plate member and a back surface of the interior plate member, and can be peeled off at least on the wall surface of the building and can be reattached. and a material, the inner wear plate member, and bamboo fiber obtained by fiberizing bamboo, in which is composed of a pulp.
[0006]
Further, the interior material of the present invention of claim 2 is provided on the tile-shaped interior plate member and the back surface of the interior plate member, and can be peeled off at least on the wall surface of the building, and can be reattached. The interior plate member includes a releasable pressure-sensitive adhesive, and is composed of bamboo fibers obtained by converting bamboo into fibers and oyster shell pulverized grains .
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view of an
[0008]
[0009]
Here, if one side of the vertically long plate shrinks or expands with the same thickness, the plate will be deformed by the bimetal principle, but when the thickness of the inner middle part is made thinner than both ends of the plate Since the contraction and expansion of the plate are blocked at the thin portion, it is possible to prevent the vertically long plate from being deformed because the bimetal principle does not work. That is, the
[0010]
The
[0011]
Next, it is separated into a emptied milk paper pack surface coating (in this case, a printed film used on the milk paper pack surface) and pulp. Also in this case, the milk paper pack is finely cut into a predetermined size, washed with water, and stirred with a mixer. The stirred paper pack uses a detergent or the like containing a surfactant to separate the surface coating material and the pulp from the paper pack by the action of the surfactant and take out the pulp. At this time, if the ink printed on the surface of the milk pack remains on the pulp, bleaching or decolorization is performed. That is, only the pulp is taken out from the milk paper pack (B).
[0012]
Next, the fiberized bamboo (A) and the pulp (B) taken out from the milk pack are mixed at a ratio of 7: 3, and a small amount of starch whose main component is starch (in this case, a type that does not contain formalin) Add a predetermined amount of paste) and stir with a mixer. The mixed liquid of stirred bamboo fiber and pulp is poured into a mold formed in the shape of the
[0013]
A memo or a photograph can be fixed to the
[0014]
After the
[0015]
Here, the releasable pressure-
[0016]
With this removable adhesive 14, the interior material 10 (1) can be easily bonded and fixed to the
[0017]
Thus, the
[0018]
Also, even if the
[0019]
In particular, since the releasable pressure-
[0020]
By the way, it is also conceivable to make the interior material 10 (2) by mixing the
[0021]
The mixed liquid of the stirred bamboo fiber and oyster shell pulverized grains is poured into a mold formed in the shape of the
[0022]
A memo, a photograph, or the like can be fixed to the
[0023]
In this way, the interior material 10 (2) has the removable adhesive 14 bonded to both
[0024]
In particular, because the
[0025]
Next, FIGS. 4 and 5 show an interior material 10 (3) according to another embodiment of the present invention. In this case, the
[0026]
When the
[0027]
Next, when the surface is dried by about 90% to 93%, the opposite surface of the recess 12B is recessed by about 1.5 mm while leaving about 30 mm inside from both ends in the longitudinal direction, and the diameter of the recessed portion is about 1 mm to 1 mm. Bincho charcoal pulverized grains 15 having a size of 5 mm are packed substantially uniformly with a thickness of about 2 mm to 2.5 mm. Next, after the Bincho charcoal pulverized particles 15 were pressed at a predetermined pressure and hardened to a thickness of about 1.5 mm, the mixed liquid of bamboo fiber and pulp was poured again into the mold, and the same interior plate member as described above The
[0028]
Next, the releasable pressure-
[0029]
Further, an interior material 10 (4) using a lavender crushed chip 16 as a fragrance instead of the Bincho charcoal crushed particles 15 provided in the interior material 10 (3) is also conceivable. In this case, the interior material 10 (4) is provided with a lavender crushing chip 16 having a relaxing effect as an fragrance in an
[0030]
From the dried bamboo fiber and pulp and the lavender ground chip 16, the interior material 10 (4) thus made can be fixed with notes, photographs, etc. with adhesive tape, glue, or thumbtack. The
[0031]
Next, the interior material 10 (5) provided with the Bincho charcoal pulverized particles 15 as the odor absorbing member on the interior material 10 (2) in which the
[0032]
The interior material 10 (5) thus made can be fixed with notes, photographs, etc. with adhesive tape, glue or thumbtack, etc., and dried bamboo fiber and oyster shell crushed grains, and Bincho charcoal crushed The
[0033]
Further, an interior material 10 (6) using cocoons and lavender ground chips 16A as fragrances instead of the Bincho charcoal crushed particles 15 of the interior material 10 (5) is also conceivable. In this case, the interior material 10 (6) is an
[0034]
In this case as well, the soot and lavender crushed chips 16A having the diameter of about 1 mm to 1.5 mm are used as in the Bincho charcoal crushed grains 15 to make the interior material 10 (6). The other interior material 10 (6) is configured in the same manner as the interior material 10 (5). In addition, it has been known that the scent of cocoon has fatigue recovery / stress relief / relaxation effect, forest bath effect, etc. The detailed explanation is omitted.
[0035]
The interior material 10 (6) thus made can be fixed with notes, photographs, etc. with adhesive tape, glue, or thumbtack, etc., and dried bamboo fiber and oyster shell pulverized grains, and straw and lavender The interior material 10 (6) composed of the pulverized chip 16A can exhibit effects such as soundproofing, moisture absorption and moisture release, and characteristics such as fatigue recovery, stress cancellation / relaxation, and forest bathing. Thereby, the room of a building can be made into a more suitable environment.
[0036]
In the embodiment, the
[0037]
Further, the
[0038]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the interior material is provided on the tile-shaped interior plate member and the back surface of the interior plate member, and can be peeled off at least on the wall surface of the building, and is reattached. Since the releasable pressure-sensitive adhesive is provided , and the interior plate member is made of bamboo fiber obtained by making bamboo into fiber, and pulp, for example, bamboo waste material that has been in trouble with conventional processing, and milk Can be used effectively. This makes it possible to reduce the use of synthetic resin for making interior board members and to reduce forest logging to make pulp, and to prevent waste of bamboo fiber and pulp easily decay in the natural environment. It is possible to reduce waste pollution because it can be returned to the soil. Accordingly, it is possible to provide an interior material that is friendly to the earth without destroying the environment.
[0039]
In particular, the rear surface of the interior plate member, can be peeled off without leaving the wall surface of at least a building, since a re-peelable pressure-sensitive adhesive capable Attach re stuck, interior material stuck to the wall surface of the building required Can be removed very easily. As a result, the interior material can be peeled without damaging the wall surface, and the peeled interior material can be spoiled in the natural environment and returned to the soil. Therefore, it is possible to provide an interior material that is detachable from the wall surface and is friendly to the earth.
[0040]
According to the invention of claim 2, the tile-shaped interior plate member and the rear surface of the interior plate member, which can be peeled off at least on the wall surface of the building and can be reattached. The interior plate member is made of bamboo fiber obtained by making bamboo into fiber and oyster shell pulverized grains, so that, for example, bamboo waste materials and oyster shells that have been in trouble with conventional processing It is possible to effectively use pulverized grains. As a result, the interior material composed of bamboo fiber and oyster shell pulverized grains can be easily spoiled and returned to the soil in the natural environment, thereby reducing dust pollution. Accordingly, it is possible to provide an interior material that is friendly to the earth without destroying the environment.
[0041]
In particular, since it is provided with a releasable pressure-sensitive adhesive that can be peeled off at least on the wall surface of the building and can be reattached to the back surface of the interior plate member, the interior stuck on the wall surface of the building as in claim 1 When the material is no longer needed, it can be removed very easily. As a result, the interior material can be peeled without damaging the wall surface, and the peeled interior material can be spoiled in the natural environment and returned to the soil. Therefore, it is possible to provide an interior material that is detachably attached to the wall surface and is friendly to the earth.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an interior material of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal side view of the interior material of the present invention.
FIG. 3 is a rear view of the interior material of the present invention.
FIG. 4 is a plan sectional view of another interior material.
5 is a longitudinal side view of the interior material of FIG. 4. FIG.
FIG. 6 is a longitudinal side view of the interior material showing a state in which the interior plate member is peeled from the wall surface.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、パルプとから構成されていることを特徴とする内装材。A tile-shaped interior plate member, and provided on the back surface of the interior plate member, and can be peeled off at least on the wall surface of the building, and includes a re-peelable adhesive that can be re-attached ,
The interior plate member is composed of bamboo fibers obtained by converting bamboo into fibers and pulp .
前記内装用板部材は、竹を繊維化させた竹繊維と、牡蛎殻粉砕粒とから構成されていることを特徴とする内装材。 A tile-shaped interior plate member, and provided on the back surface of the interior plate member, and can be peeled off at least on the wall surface of the building, and includes a re-peelable adhesive that can be re-attached,
The interior plate member is composed of bamboo fibers obtained by converting bamboo into fibers and oyster shell pulverized grains .
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