JP3897166B2 - 携帯情報端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手帳並みの大きさの個人向け携帯情報端末に関し、特に、組み立てが容易な構造を有し、安価に提供できる携帯情報端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の個人向け携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)は、手帳並の大きさと重量でありながら、会社や自宅などのパソコンに収容したアドレス帳、スケジュール表、仕事関係のメモやファイルなど、種々のファイルの閲覧や作成の機能を持ち、さらにビデオや画像ファイルの閲覧機能、音楽プレイヤー機能、携帯電話などと連携させて電子メールやインターネット上のデータなどを閲覧する通信機能など、多くの機能を有するものが多くなっている。そしてこういった携帯情報端末は、常時胸ポケットやハンドバックなどに収容して持ち歩けるよう、小型化、薄型化が要望されていると共に低価格化が要望され、部品点数の減少と組み立て工数削減のために組み立ての容易性が要望されている。
【0003】
しかしながらこういった携帯情報端末は、前記したような種々の機能を実現するため、比較的大きなCPU用のICと周辺回路を有して回路基板が大型化し、一方、表示されたファイルや画像の視認性を良くするため、表示画面は3.5から4インチ程度の液晶が用いられている。そのため、携帯情報端末自体の小型化、薄型化を実現するためには、回路基板を液晶表示部と略同サイズに押さえると共に、これら液晶表示部や回路基板を収容する筐体が、これら液晶表示部や回路基板よりあまり大きくならないようにする必要があり、またコスト削減のためには、筐体への回路基板や液晶表示部の組み込みが容易に行えるようにする必要がある。
【0004】
こういった携帯用機器における液晶表示部や回路基板の組み込みを容易にする技術としては、例えば特開2002−51369公報、特開2002−72235公報などには、携帯電話などの携帯用端末の組み立てに際し、液晶表示部側ケースに保持ピンを設けると共に液晶表示部と回路基板を係止部材で係止し、この保持ピンで保持することで、ケースを組み合わせるまで液晶表示部と回路基板を保持できるようにした構成や、フレキシブル基板上に半導体素子を実装して液晶パネルに接続した液晶モジュールを有する携帯電話において、フレキシブル基板を液晶表示部の背面に折り曲げ状態で配してハウジングに固定し、外部接続用に突起状電極を設けると共に、プリント基板への係止片を設け、前記突起状電極をプリント基板上の電極に差し込むと共に係止片で固定するようにした構成が示されている。
【0005】
また特開2001−168554公報には、筐体に制御基板を装着する段部を設けると共に基板におけるその段部に対応する部分に端子部を設け、基板を筐体に装着したとき、自動的に端子部で導電接続が行えるようにして機器を薄型化できるようにした携帯電話などの電子機器の構成が示されている。また特開2000−349465公報には、液晶ディスプレイパネルを組み込んだカーナビやテレビ電話などの機器において、部品の実装範囲、放熱性などを確保するため、絶縁処理を施した金属製板金で作った保持部材の前後に液晶パネルと回路基板を取り付けてネジ止めし、保持部材による放熱と絶縁処理による基板への部品実装の自由度を増し、キャビネットへの取り付けを簡単に行えるようにした構造が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特開2002−51369公報、特開2002−72235公報に示された構造は、携帯電話などの構造であって携帯情報端末とはその大きさが異なり、かつ、これらの構造は、液晶表示部側ケースに保持ピンを設けたりプリント基板への係止片を設けたりする複雑な構造であり、組み立ては容易かもしれないが部品点数が増えて高価にならざるを得ない。また特開2001−168554公報に示された装置も携帯電話などの携帯情報端末よりは小さな電子機器の構成であり、この場合は筐体を構成する表ケースと裏ケースをネジ等で固定しないと基板や液晶表示装置は固定されず、組み立ての自動化は簡単ではない。また特開2000−349465公報に示された装置は、絶縁処理を施した金属製板金で作った保持部材へ液晶パネルと回路基板を取り付けることによって液晶パネルと回路基板は一体化されるが、キャビネットへの取り付けは保持部材とキャビネットが別々のため、両者を別々に保持して行わねばならず、容易ではない。
【0007】
またこういった携帯情報端末においては、筐体を側部から固定するようにしたものもあるが、こうすると例えば操作釦類を側部に配置することができないなど、操作性を左右するものの配置位置に制限が出る可能性がある。
【0008】
上述の事情に鑑み本発明は、余計な部品を使わずに液晶表示部や回路基板をケースで保持できるようにし、かつ、ケースの組み立ても容易に行える構造を有した携帯情報端末を提供することが課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明においては、請求項1に記載したように、
表示部と、前記表示部の背面に配した回路基板と、前面カバーと背面カバーとからなる一対のケースとを有する携帯情報端末において、
前記表示部と前記回路基板とを前記表記部の一端側で固定する第1の固定手段と、前記表示部と前記回路基板と前記背面カバーとを前記表示部の他端側にて背面から挿入したビスで共締め固定する第2の固定手段と、前記表示部の前記一端側に前記回路基板を延在させ、前記延在させた回路基板と前記前面カバーと前記背面カバーとを背面から挿入したビスで共締め固定する第3の固定手段とを有し、前記表示部と前記回路基板とを前記ケースに固定するようにしたことを特徴とする。
又請求項2に記載のように、表示部と、前記表示部の背面に配した回路基板と、前面カバーと背面カバーと側面カバーとからなるケースとを有する携帯情報端末において、
前記表示部と前記回路基板とを前記表示部の一端側で固定する第1の固定手段と、前記表示部と前記回路基板と前記背面カバーとを前記表示部の他端側にて背面から挿入したビスで共締め固定する第2の固定手段と、前記表示部の前記一端側に前記回路基板を延在させ、前記延在させた回路基板と前記前面カバーと前記背面カバーとを背面から挿入したビスで共締め固定する第3の固定手段とを有し、前記第1から第3の固定手段により前記表示部と前記回路基板とを前記ケースに固定するようにすると共に、前記前面カバーと前記背面カバーとが前記ケースの下部側で前記第3の固定手段により固定され、前記前面カバーと前記背面カバーとが前記ケースの上部側で前記側面カバーにより固定されることを特徴とする。
【0010】
このように、表示部と回路基板とを第1の固定手段で固定することにより、この固定した表示部と回路基板とをケースに固定することが、非常に簡単に行え、また第2、第3の固定手段を共締めとすることにより、別々に固定する場合に比して固定手段の数が少なくなって低コストで構成できる。また、固定手段を設けるスペースを増やす必要がないからそれだけスペースの有効活用ができ、さらに、第3の固定手段は回路基板を延在させた場所に設けたから、このスペースに、例えば振動モータやコネクタなどを設置するなどのことができる。そのため、小型携帯情報端末を安価に、また小型に構成できる。
又前記延在させた回路基板と前記前面カバーと前記背面カバーとを背面から挿入したビスで共締め固定するようにしたからケース全てが第3の固定手段で固定されることとなり、それだけ効率的に、前記表示部と前記回路基板とを前記ケースに固定することができる。
又請求項2によれば、これら前記前面カバーと前記背面カバーにおける固定されていない上部側は側面カバーにより固定されるから、ケース全体が固定手段を増やすことなく固定することができ、携帯情報端末を安価にまた小型に構成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0018】
図1は本発明の携帯情報端末の一実施形態を示した概略斜視図、図2は同じく背面から見た斜視図、図3は本発明の携帯情報端末における一実施形態の内部構造概略をそれぞれのユニットを分離した形で示した概略断面図、図4は本発明の携帯情報端末の一実施形態における液晶表示部側ケースの図、図5は同じく回路基板と液晶表示部を合体して液晶表示部側(A)と回路基板側(B)から見た図、図6は同じく回路基板側カバーの図、図7は同じく回路基板側カバーを覆う下ケースの図、図8は本発明の携帯情報端末の一実施形態における各ユニットの組み立て図である。
【0019】
図中1は本発明になる携帯情報端末、2は液晶表示部、3は電源釦、4は選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦、5は液晶表示部2に表示された項目または機能の選択釦、6はこれら各釦部分のプラスチック製の側面カバー、7は選択釦5の誤動作防止用に側面カバー上に設けたハウジング突起、8、9、10、11はそれぞれの操作釦の操作方向、12はアルミなどで形成した上ケース、13は同じくアルミなどで形成した下ケース、14はプラスチック製の上カバー、15は同じくプラスチック製の下カバー、16はコンパクトフラッシュ(登録商標名)等のメモリーカード、カード型モデム等の通信端末、またはマイクロハードディスクなど、各種のカード型機器を収納する収納スロットの差込口、17は操作用のスタイラスペンなどの差込口、18は散状突起若しくは凹部、19は回路基板、20は電池であり、このうち上ケース12、上カバー14が液晶表示部2側のケースを、下カバー15、下ケース13が回路基板19側のケースを構成する。図3における30、31、32はビス、図4における40、41はビス31を螺合するネジ孔、42、43、44は係合用爪、45、46、47は係止部、図5における50、51、52、53、54、55はビス30、31、32を通す貫通孔、56は回路部品、57は各種カード型機器の収納スロット、58は液晶表示部2の支持枠、59a、59bは外部機器とのデータ交換に使ったりイヤホンなどを差し込むためのコネクタ、図6における60、61、62、63はビス30、31、32を通す貫通孔、64は下カバー15に設けた係合用爪、65は上カバー14に設けた係止部と当接する下カバー15に設けた凸部、66、67は下カバー15に設けた係合用爪、68は上カバー14に設けた係止部と当接する下カバー15に設けた段部、69は電池収納部、図7における70、71、72、73はビス30、31、32を通す孔である。
【0020】
本発明になる携帯情報端末1は、その一実施例の外観を図1に示したように、3.5から4インチ程度の液晶表示部2、内部に収納した液晶表示部2や回路基板19、電池20などを保護する上ケース12、下ケース13、下カバー15、他の側面に対して隆起して携帯情報端末1を保持したとき、その隆起によって操作釦類を配置した側であることを認識させる側面カバー6、また、図2に示したようにその側面カバー6とは逆側のサイドに散状突起、若しくは凹部を有した上カバー14などで構成され、例えば左手で保持したとき、図2に示した上カバー14の散状突起、若しくは凹部18の存在と、図1に示した他の側面に対して隆起した側面カバー6の存在とによってその表裏、上下を間違えることなく液晶表示部2を上にして保持することができる。また、保持したときに親指を操作釦類3、4、5の所に容易に位置させることができ、そのため、本発明になる携帯情報端末1は、電話中などにハンドバックやポケットから取り出しても、表裏を間違えることなく、かつ、片手のみで内容の閲覧が可能である。
【0021】
そして本発明の携帯情報端末1は、図8の組み立て図に示したように、液晶表示部2の背面に回路基板19を配し、液晶表示部2側をプラスチック製の上カバー14とアルミなどで形成した上ケース12で構成される前面カバーで、回路基板19側を電池20の電池収納部を有したプラスチック製の下カバー15とアルミなどで形成した下ケース13で構成した背面カバーで覆って構成される。そしてこれら上カバー14と下カバー15は、液晶表示部2と回路基板19を収容した状態で位置規制して嵌合できるように構成され、さらにこれら上カバー14と下カバー15の上部となる部分に側面カバー6が、これら上カバー14と下カバー15を嵌合させる方向に設けた係合用爪によってロックされるようになっている。
【0022】
このうち液晶表示部側を覆う液晶表示部側ケースとしての上カバー14は、図4に背面から見た図を示したように、下部に図3に示したビス31を螺合するためのネジ孔40、41を有し、左側の側壁の縁部、及び右側下方の側壁の縁部に、40、41、42で示した係合用爪と下カバー15における側壁を受ける係止部43、44、45が設けられ、さらに図8に示したように、外部機器とのデータ交換用やイヤホンなどのコネクタ59a、59bを差し込むための孔48、49が設けられている。
【0023】
そして液晶表示部2と回路基板19は、図5の回路基板19と液晶表示部2を合体して液晶表示部側(A)と回路基板側(B)から見た図に示したように、回路基板19が液晶表示部2の上下に延在し、その延在部に液晶表示部2の支持枠58、外部機器との接続用のコネクタ59aやイヤホンなどのコネクタ59b等が設けられている。また、この回路基板19の図5(B)側には、各種カード型機器の収納用スロットと、その下部には比較的背の低い例えば56で示したようなICなどが搭載され、そして液晶表示部2との間に比較的背の高い回路部品が収容されている。そして、この液晶表示部2と回路基板19は、回路基板19側に設けた貫通孔50、51を通して図3に示したように、液晶表示部2側に設けられたネジ孔2にビス32を螺合することで合体され、また、回路基板19にはこの他下カバー15、下ケース13側からのビスを通すための貫通孔52、53、54、55が設けられている。
【0024】
一方、この図5(B)に示した回路基板19側を覆う下カバー15は、図6に回路基板19と接する側を示したように、電池収納部69、下ケース13側からのビスを通すための貫通孔60、61、62、63が設けられ、左側下方の側壁の縁部に、前記図4に44で示した係合用爪と係合する係合用爪64が、そして同じく側壁を受ける係止部46に対応して側壁に凸部65が設けられている。また右側壁の縁部には、前記図4に42、43で示した係合用爪と係合する係合用爪66、67が、同じく図4に45、46で示した係止部に対しては、側壁56より一段内側に設けられた段部68が当接するようになっている。
【0025】
またアルミなどの金属で形成した下ケース13は、図7に示したように、下カバー15に収納した電池20を覆い、携帯情報端末1の背面側から挿入するビスなどの固定具用の孔70、71、72、73を有して構成されている。
【0026】
そしてこのように構成した各ユニットは、図3に示したように結合する。すなわちまず図5に示したように液晶表示部2と回路基板19を、回路基板19に設けられた貫通孔50、51を通して液晶表示部2側に設けられたネジ孔にビス32を螺合して固定させる。そして、この固定した液晶表示部2と回路基板19におけるコネクタ59a、59bを、図4に示した上カバー14のコネクタ用孔48、49(図8参照)に差し込む。すると液晶表示部2と回路基板19を固定したものは、このコネクタ59a、59bによって上カバー14に保持される。
【0027】
そしてこの状態で、今度は下カバー15を上カバー14と嵌合させる。これは、まず前記図4に示した係合用爪42、43に図6に示した係合用爪66、67を係合させると共に、図6に示した段部68を図4に示した係止部45、46に当接させ、図5における係合用爪64、凸部65側を押圧すると、係合用爪64が図4に示した係合用爪44と係合すると共に凸部65が図4に示した係止部47に当接して位置規制され、嵌合する。なおこの状態では、上カバー14の図4で右上部、及び図6で左上部における係合が無く、上カバー14と下カバー15の嵌合は簡単に外れるが、これら上カバー14と下カバー15を嵌合させる方向に係合用爪を設けた側面カバー6をこの上カバー14と下カバー15が嵌合している側部にはめ込むことによって、これら上カバー14と下カバー15は容易に外れないようになる。
【0028】
このようにして上カバー14と下カバー15を嵌合させたら、下カバー15の電池収納部69に電池20を収納し、最後に下ケース13を背後に被せてビス30を下カバー15の貫通孔60、61、回路基板19に設けた貫通孔52、53を通して液晶表示部2側に設けたネジ孔に螺合して共締めすると共に、ビス31を下カバー15の貫通孔62、63、回路基板19に設けた貫通孔54、55を通して上カバー14に設けたネジ孔40、41に螺合し、共締めして固定する。
【0029】
すなわち本発明においては、液晶表示部2と回路基板19をビス32などで固定し、その固定した液晶表示部2と回路基板19を上カバー14にコネクタ59a、59bで保持させ、その後下カバー15を上カバー14に嵌合させて下ケース13側からビスで共締めしたから、簡単な構成であるにもかかわらず止める部分が少なく、かつ、止める部分が全て背後であるから、ロボットなどを用いた組み立て作業が非常にやりやすくなる。
【0030】
なお以上の説明では、液晶表示部2と回路基板19の固定と下カバー15、回路基板19、上カバー14の固定を背面側(液晶表示部2とは逆側)から行うとしたが、これはスペースに余裕が有れば液晶表示部2側から行っても良いことは自明である。
【0031】
このように本発明によれば、表示部と回路基板とを固定手段で固定することにより、この固定した表示部と回路基板とをケースへ固定することが非常に簡単に行え、またこれら固定した表示部と回路基板とケースとを共締めとすることにより、別々に固定する場合に比して固定手段の数が少なくなって低コストで構成できる。また、固定手段を設けるスペースを増やす必要がないからそれだけスペースの有効活用ができ、さらに一つの固定手段は回路基板を延在させた場所に設けたから、このスペースに、例えば振動モータやコネクタなどを設置するなどのことができる。また、前面カバーと背面カバーとを共締めした場合は、ケース全てを固定手段で固定することができ、それだけ効率的に表示部と回路基板とをケースへ固定することができる。さらに側面カバーによって前面カバーと背面カバーを固定することにより、ケース全体が固定手段を増やすことなく固定することができ、携帯情報端末を安価に、また小型に構成できる。
【0032】
そして固定手段を一方のケース側から挿入したビスによるビス止め機構としたことにより、自動組み立てが非常にやりやすくなり、また、側部に固定手段がないから、側部に操作釦類を配するなど、設計の自由度が増大する。
【0033】
また、これら表示部と回路基板を覆う一対のケースを嵌合構造としたことにより、表示部と回路基板を固定する前にケース自体も固定され、自動組み立てが非常にやりやすくなる。
【0034】
さらに回路基板の一端側と他端側に外部機器との接続用コネクタを設け、このコネクタを用いて固定した表示部と回路基板をケースに保持させることにより、自動組み立てが非常にやりやすくなる。
【0035】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、余計な部品を使わずに表示部や回路基板をケースで保持でき、その後、ケースとこれら表示部や回路基板を固定できるから、組み立てが容易でコストを低減できる携帯情報端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる携帯情報端末の一実施形態の概略斜視図である。
【図2】 本発明になる携帯情報端末の一実施形態を背面から見た斜視図である。
【図3】 本発明の携帯情報端末における一実施形態の内部構造をそれぞれのユニットを分離した形で示した概略断面図である。
【図4】 本発明の携帯情報端末の一実施形態における液晶表示部側ケースの図である。
【図5】 本発明の携帯情報端末の一実施形態における回路基板と液晶表示部を合体して液晶表示部側(A)と回路基板側(B)から見た図である。
【図6】 本発明の携帯情報端末の一実施形態における回路基板側カバーの図である。
【図7】 本発明の携帯情報端末の一実施形態における回路基板側カバーを覆う下ケースの図である。
【図8】 本発明の携帯情報端末の一実施形態における各ユニットの組み立て図である。
【符号の説明】
2 液晶表示部
13 下ケース
14 上カバー
15 下カバー
19 回路基板
20 電池
30、31、32 ビス
40、41 ネジ孔
50、51、52、53、54、55 貫通孔
57 カード型機器収納スロット
58 液晶表示部支持枠
59a、59b コネクタ
60、61、62、63 貫通孔
70、71、72、73 孔
Claims (2)
- 表示部と、前記表示部の背面に配した回路基板と、前面カバーと背面カバーとからなる一対のケースとを有する携帯情報端末において、
前記表示部と前記回路基板とを前記表記部の一端側で固定する第1の固定手段と、前記表示部と前記回路基板と前記背面カバーとを前記表示部の他端側にて背面から挿入したビスで共締め固定する第2の固定手段と、前記表示部の前記一端側に前記回路基板を延在させ、前記延在させた回路基板と前記前面カバーと前記背面カバーとを背面から挿入したビスで共締め固定する第3の固定手段とを有し、前記表示部と前記回路基板とを前記ケースに固定するようにしたことを特徴とする携帯情報端末。 - 表示部と、前記表示部の背面に配した回路基板と、前面カバーと背面カバーと側面カバーとからなるケースとを有する携帯情報端末において、
前記表示部と前記回路基板とを前記表示部の一端側で固定する第1の固定手段と、前記表示部と前記回路基板と前記背面カバーとを前記表示部の他端側にて背面から挿入したビスで共締め固定する第2の固定手段と、前記表示部の前記一端側に前記回路基板を延在させ、前記延在させた回路基板と前記前面カバーと前記背面カバーとを背面から挿入したビスで共締め固定する第3の固定手段とを有し、前記第1から第3の固定手段により前記表示部と前記回路基板とを前記ケースに固定するようにすると共に、前記前面カバーと前記背面カバーとが前記ケースの下部側で前記第3の固定手段により固定され、前記前面カバーと前記背面カバーとが前記ケースの上部側で前記側面カバーにより固定されることを特徴とする携帯情報端末。
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