JP3894660B2 - Method and apparatus for manufacturing liquid crystal display element - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光硬化性材料を1対の基板間に介装して硬化させる技術を利用する液晶表示素子の製造方法および装置に係り、特に、光硬化性材料への光の照射の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶表示素子の液晶注入前の空セルの組立工程は、配向処理を施した1対の基板の一方または両方にシール材を印刷などにより塗布し、面内スペーサを散布し、必要により固着させ、1対の基板を位置出しをして重ね合せ仮止めし、圧着して両基板を固定することからなる。この工程においては、両基板を最終的に接着するシール材のほか、両基板間にスぺ−サを固着するスペーサ固着材、両基板を仮止めする仮止め材などとして光硬化性材料が使用される。
【0003】
このような光硬化性材料としては、主として紫外線により硬化される樹脂、例えばアクリル、メタクリルモノマを主成分とする材料、あるいは光反応型のエポキシ樹脂からなる材料が例示される。
【0004】
ところで、液晶表示素子の液晶注入前の空セル組立工程において、例えばシール材として光硬化性材料を使用する従来の装置においては、図4に示すように、少なくとも上方に位置する基板1Aを透明基板とした1対の基板1A,1Bを石英あるいはホウケイ酸ガラスなどの紫外線を透過させうる材質からなる1対の圧盤2A,2Bにより挟持し、あらかじめ両基板1A,1B間に塗布した光硬化性樹脂を上部に位置する圧盤2Aの上方の背部に反射鏡4が位置しているランプ3からの光により照射し、光硬化性樹脂を硬化させて両基板1A,1Bを接着するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、石英製などの圧盤2A,2Bとしては、透明基板1A,1Bに見合うサイズと、圧着圧力に耐えるのに十分な肉厚のものが必要とされることにより、圧盤2A,2Bの製造コストが高くつき、装置全体が高価になっていた。また、ランプ3からの光が圧盤2Aを通過したうえで光硬化性材料に到達する間の減衰ばかりでなく光吸収層である光硬化性材料の膜厚が通常数μmと極めて小さいために大部分の光が単に通過してしまう現象が生じるため、光硬化性材料を信頼性が十分となるレベルまで硬化させるためには、ランプ3からの長時間の光の照射が必要であり、エネルギ消費が大きく、生産性が悪いという問題点もあった。
【0006】
このため液晶注入前の段階で光硬化性材料を例えばシール材として使用した液晶表示素子の製造方法および装置は、広く採用されることなく現在に至っている。
【0007】
本発明は、このような従来のものにおける問題点を克服し、簡単な装置により生産性を向上させることのできる液晶表示素子の製造方法および装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した問題点を克服するため請求項1に係る本発明の液晶表示素子の製造方法の特徴は、液晶注入前の段階で少なくとも一方が透明基板である1対の基板間に介装されている光硬化性材料を硬化させる工程を有する液晶表示素子の製造方法において、前記透明基板の端面から光を入射させ、該透明基板の端面に対し相対的に光の入射角を変化させて、光を透明基板内で全反射させながら進めることにより前記光硬化性材料を硬化させる点にある。そして、このような構成を採用したことにより、光硬化性材料への光の到達を良好に行って、光硬化性材料を迅速に硬化させることができる。
【0009】
請求項2に係る本発明の液晶表示素子の製造方法の特徴は、透明基板の端面からの光の入射角が50度以下である点にある。そして、このような構成を採用したことにより、光硬化性材料への光の到達を特に効率よく行うことができる。
【0010】
請求項3に係る本発明の液晶表示素子の製造装置の特徴は、両基板間に介装されている光硬化性材料に向けて透明基板の端面に対し相対的に光の入射角を変化させて光が前記透明基板内を全反射しながら進むようにして該透明基板の端面から光を入射させる光照射手段を設けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、光照射手段から透明基板の端面を介して光硬化性材料への光の到達を良好に行って、光硬化性材料を迅速に硬化させることができる。
【0011】
請求項4に係る本発明の液晶表示素子の製造装置の特徴は、光照射手段が、光源からの光を透明基板基板の端面から入射させるように連接されている複数の光ファイバを有している点にある。そして、このような構成を採用したことにより、複数の光ファイバにより透明基板の端面の広範囲から同時に光を入射して、さらに迅速に硬化させることができる。
【0012】
請求項5に係る本発明の液晶表示素子の製造装置の特徴は、前記各光ファイバが、透明基板の端面に対し相対的に角度を可変とされている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、全反射を考慮して透明基板の端面に対する角度を調整することにより、光硬化性材料への光の到達をさらに良好に行って、光硬化性材料をさらに迅速に硬化させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る液晶表示素子の製造装置の原理的な実施形態を示すものであり、本実施形態においては、液晶表示素子を形成するための1対の基板11A,11Bを有している。本発明においては、基板端面からの光の入射のためこれらの1対の基板11A,11Bのうちの少なくとも一方が透明基板である必要があるが、本実施の形態においては、便宜上両基板11A,11Bとも透明基板として説明する。
【0014】
ところで、前記透明基板11A,11Bの端面から光を入射して光硬化性材料を硬化させるためには、光硬化性材料の硬化波長、透明基板11A,11Bの透明領域、および後述するランプ13の主波長の3者が一致することが必要である。
【0015】
このため、前記透明基板11A,11Bとしては、通常のガラス基板およびプラスチック基板のいずれでもよい。このうち、ガラス基板の材質としては、ソーダライム、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラスなどが使用される。また、プラスチック基板の材質としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなどが使用される。
【0016】
前記1対の透明基板11A,11Bは、剛性の高い金属により形成されている1対の圧盤12A,12B間に挟持されており、前記両透明基板11A,11B間の特に外周縁部位には、あらかじめ光硬化性材料たる光硬化性樹脂が塗布されている。
【0017】
この光硬化性樹脂としては、主として紫外線により硬化されるアクリル、メタクリル系モノマおよび/あるいはオリゴマに光開始剤、増感剤を加えたものを主成分として含有する。なお、光開始剤、増感剤の種類によっては、可視光により硬化される可視光硬化型のものも使用可能である。また、光照射されることにより酸を発生する型などの光開始剤も実用性があり、この種の光開始剤も使用可能である。
【0018】
前記両透明基板11A,11B間に介装されている光硬化性樹脂に向けて透明基板の端面から光を入射させる光照射手段たる1対のランプ13,13が両透明基板11A,11Bの相互に背部に位置する両端面14A,14B:15A,15Bに対向するように配設されている。前記ランプ13としては、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプなどが使用可能である。
【0019】
前記ランプ13により光硬化性樹脂を硬化させるための波長としては、透明基板11A,11Bの高透過率領域にあることが必要であるが、透明基板11A,11Bとしてのガラス基板およびプラスチック基板は、高圧水銀灯やメタルハライドランプの主波長である365nmを非常に高率で透過することができる。また、ガラス基板およびプラスチック基板はキセノンランプの主波長についてもよく透過するので問題ない。
【0020】
なお、本実施形態においては、ランプ13を両透明基板11A,11Bの2方向から照射するように説明したが、ランプ13を両透明基板11A,11Bの4方向から照射するようにしてもよいし、また、1方向のみから照射することも可能である。
【0021】
さらに、各ランプ13の背部には、各ランプ13からの光の大部分が両透明基板11A,11Bの相互に背部に位置する両端面14A,14B:15A,15Bに向くようにするための球面上の反射鏡16が配設されている。
【0022】
さらにまた、前記両透明基板11A,11Bの端面からの光の入射角は、基板11A,11B内の光の全反射を円滑にしロスを減らすために50度以下の角度をもって入射させることが望ましい。このため、前記各ランプ13および反射鏡16はその位置および向きを可変とされている。なお、両透明基板11A,11Bを挟持している圧盤12A,12Bの位置および向きを可変としてもよい。
【0023】
つぎに、前述した構成からなる本実施の形態に係る液晶表示素子の製造装置の作用すなわち本発明の液晶表示素子の製造方法について説明する。
【0024】
図1に示すように、1対の圧盤12A,12B間に挟持した1対の透明基板11A,11B間にはあらかじめ図示しない光硬化性材料が介装されている。
【0025】
そこで、両ランプ13および両反射鏡16を透明基板11Aおよび/あるいは11Bの端面14A,14B:15A,15Bから光が入射されるように所定の位置に位置決めしたうえで両ランプ13を点灯し、使用されている光硬化性材料を硬化させうる波長の光を照射すると、各透明基板11A,11B内を全反射しながら進み、空気の屈折率より大きな屈折率の光硬化性材料が塗布されている部位のみで光は全反射せず樹脂に吸収され、光エネルギは高効率で光硬化性材料の硬化に用いられることになる。そして、光が減衰するまで両透明基板11A,11B内において全反射を繰り返し、光エネルギが有効に使用される。
【0026】
この結果、本実施の形態によれば効率よく光硬化性材料を硬化させることができる。
【0027】
このように本実施の形態の液晶表示素子の製造装置によれば、簡単な構成により生産性を向上させることができる。
【0028】
図2および図3は図1の実施の形態における光照射手段をさらに具体化した本発明に係る液晶表示素子の製造装置の他の実施の形態を示すものである。そこで、図2および図3において光照射手段を説明する。
【0029】
ランプ13の背部に反射鏡16が配置されている構成は、前述した図1の実施の形態と同様であるが、本実施の形態においては、前記透明基板11A,11Bのひとつの端面15A,15Bのほぼ全域に対向するように複数本の光ファイバ18,18…が前記透明基板11A,11Bおよび前記ランプ13間に連設されている。各光ファイバ18は、その基端が前記ランプ13に対向するように配設されており、このランプ13と前記光ファイバ18との間には、ランプ13の光を各光ファイバ18の基端に収束させる集光レンズ19が配設されている。また、各光ファイバ18の後端は、前記いずれかの透明基板11A,11Bの端面15A,15Bの近傍に臨んでいる。なお、各光ファイバ18の先端部は、透明基板11A,11Bに対する光の入射角を変更可能とするため可動とされている。
【0030】
このような構成の光照射手段を用いた基板接着装置によれば、複数本の光ファイバ18によりランプ13の光を効率的に各透明基板11A,11Bの端面15A,15Bに伝達して光硬化性材料の硬化をさらに効率的に行うことができる。
【0031】
つぎに、本発明に係る液晶表示素子の製造方法および装置の具体的な実施例について説明する。
【0032】
【実施例】
実施例1
ソーダライム製の透明基板(300mm×260mm、0.7mm厚さ)に、シリカ膜、ITO膜をスパッタにより成膜した後、フォトリソグラフイ技術によりパターニングを行って透明電極を形成した。つぎに、ミドルコートおよびポリイミド配向膜を順次印刷したうえで焼成した。続いて、紫外線硬化型シール剤として、UR−8000(長瀬チバ製)を印刷し、重ね合せて仮止めをして、光ファイバ付きの圧着機に挟持し、圧着機の両圧盤の圧力は0.5kg/cm2 で圧着しながら、高圧水銀灯の光を透明基板の端面に集光し、光ファイバの先端たる出口において測定して積算光量1000mJ/cm2 という従来方式の約8分の1の光量を照射した。
【0033】
組立てた基板をパネルに分断した後、真空注入法で液晶を注入し、110℃において30分加熱した。
【0034】
偏光板を貼着した後に信頼性試験にかけたところ、60℃で90%RHという高温高湿条件で500時間経過した後にも表示の不良モードは発見されなかった。
【0035】
なお、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の液晶表示素子の製造方法および装置によれば、簡単な装置により生産性を向上させることができる。
【0037】
すなわち、請求項1に係る本発明の液晶表示素子の製造方法は、少なくとも一方が透明基板である1対の基板間に介装されている光硬化性材料を硬化させる工程を有する液晶表示素子の製造方法において、前記透明基板の端面から光を入射させ、該透明基板の端面に対し相対的に光の入射角を変化させて、光を透明基板内で全反射させながら進めることにより前記光硬化性材料を硬化させるので、光硬化性材料への光の到達を良好に行って、光硬化性材料を迅速に硬化させることができ、省エネルギに寄与することができ、生産性も向上する。
【0038】
請求項2に係る本発明の液晶表示素子の製造方法は、透明基板の端面からの光の入射角が50度以下であるので、光硬化性材料への光の到達を特に効率よく行エネルギロスを低く抑えることができる。。
【0039】
請求項3に係る本発明の液晶表示素子の製造装置は、両基板間に介装されている光硬化性材料に向けて透明基板の端面に対し相対的に光の入射角を変化させて光が前記透明基板内を全反射しながら進むようにして該透明基板の端面から光を入射させる光照射手段を設けたので、光照射手段から透明基板の端面を介して光硬化性材料への光の到達を良好に行って、光硬化性材料を迅速に硬化させることができ、省エネルギに寄与することができ、生産性も向上するし、高価な紫外線透過性の圧盤を使用する必要がなく、安価な金属製圧盤を使用でき、装置を安価に製造することができる。
【0040】
請求項4に係る本発明の液晶表示素子の製造装置は、光照射手段が、光源からの光を透明基板基板の端面から入射させるように連接されている複数の光ファイバを有しているので、複数の光ファイバにより透明基板の端面の広範囲から同時に光を入射して、さらに迅速に硬化させることができる。
【0041】
請求項5に係る本発明の液晶表示素子の製造装置は、各光ファイバが、透明基板の端面に対し相対的に角度を可変とされているので、全反射を考慮して透明基板の端面に対する角度を調整することにより、光硬化性材料への光の到達をさらに良好に行って、光硬化性材料をさらに迅速に硬化させることができるし、また、エネルギロスを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶表示素子の製造装置の第1実施形態を示す概略構成図
【図2】 本発明に係る液晶表示素子の製造装置の第2実施形態を示す正面図
【図3】 図2の平面図
【図4】 従来の液晶表示素子の製造装置を示す概略構成図
【符号の説明】
1A,11B 透明基板
12A,12B 圧盤
13 ランプ
14A,14B,15A,15B 端面
16 反射鏡
18 光ファイバ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element using a technique of interposing and curing a photocurable material between a pair of substrates, and more particularly to improving light irradiation to the photocurable material. .
[0002]
[Prior art]
In general, the process of assembling an empty cell before liquid crystal injection of a liquid crystal display element is performed by applying a sealing material to one or both of a pair of substrates subjected to orientation treatment by printing, spraying in-plane spacers, and fixing if necessary. Then, the pair of substrates are positioned, overlapped and temporarily fixed, and pressed to fix both substrates. In this process, in addition to the sealing material that finally bonds both substrates, a photo-curing material is used as a spacer fixing material that fixes spacers between both substrates, and a temporary fixing material that temporarily fixes both substrates. Is done.
[0003]
Examples of such a photo-curable material include a resin that is mainly cured by ultraviolet rays, such as a material mainly composed of acrylic and methacrylic monomers, or a material composed of a photoreactive epoxy resin.
[0004]
By the way, in the empty cell assembly process before liquid crystal injection of the liquid crystal display element, for example, in a conventional apparatus using a photo-curable material as a sealing material, as shown in FIG. A pair of
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, as the
[0006]
For this reason, the manufacturing method and apparatus of the liquid crystal display element which used the photocurable material as a sealing material in the stage before liquid crystal injection | pouring are not used widely, and have reached now.
[0007]
An object of the present invention is to provide a method and an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element that can overcome such problems in the conventional apparatus and improve productivity with a simple apparatus.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to overcome the above-described problems, the liquid crystal display element manufacturing method according to the first aspect of the present invention is characterized in that it is interposed between a pair of substrates, at least one of which is a transparent substrate, at a stage before liquid crystal injection. In the manufacturing method of the liquid crystal display element including the step of curing the photocurable material, light is incident from the end surface of the transparent substrate, the incident angle of the light is changed relative to the end surface of the transparent substrate, and the light is It is in the point which hardens the said photocurable material by advancing, making it totally reflect within a transparent substrate . And by employ | adopting such a structure, arrival of light to a photocurable material can be performed favorably and a photocurable material can be hardened rapidly.
[0009]
A feature of the method for producing a liquid crystal display element of the present invention according to claim 2 is that the incident angle of light from the end face of the transparent substrate is 50 degrees or less. By adopting such a configuration, light can reach the photocurable material particularly efficiently.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, there is provided an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element in which the incident angle of light is changed relative to the end face of the transparent substrate toward the photocurable material interposed between the two substrates. Thus, there is provided a light irradiation means for allowing light to enter from the end face of the transparent substrate so that the light travels while being totally reflected in the transparent substrate . And by adopting such a configuration, it is possible to satisfactorily reach the light curable material from the light irradiation means through the end surface of the transparent substrate, and to quickly cure the photocurable material. .
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the present invention, wherein the light irradiation means includes a plurality of optical fibers connected so that light from the light source enters from the end face of the transparent substrate substrate. There is in point. And by employ | adopting such a structure, light can enter simultaneously from the wide range of the end surface of a transparent substrate with a some optical fiber, and it can harden | cure more rapidly.
[0012]
A feature of the apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the fifth aspect of the present invention is that the angle of each of the optical fibers is variable relative to the end face of the transparent substrate. By employing such a configuration, by adjusting the angle with respect to the end face of the transparent substrate in consideration of the total reflection, further performs better the arrival of light to the curable material, the photocurable The material can be cured more rapidly.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a principle embodiment of an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the present invention. In this embodiment, the apparatus has a pair of
[0014]
Incidentally, before Symbol
[0015]
For this reason, the
[0016]
The pair of
[0017]
This photocurable resin contains, as a main component, a material obtained by adding a photoinitiator and a sensitizer to acrylic, methacrylic monomers and / or oligomers which are mainly cured by ultraviolet rays. Depending on the type of photoinitiator or sensitizer, a visible light curable type that is cured by visible light can also be used. In addition, a photoinitiator such as a type that generates an acid when irradiated with light is also practical, and this type of photoinitiator can also be used.
[0018]
A pair of
[0019]
The wavelength for curing the photocurable resin by the
[0020]
In the present embodiment, the
[0021]
Further, a spherical surface is provided on the back portion of each
[0022]
Furthermore, it is desirable that the incident angle of light from the end surfaces of both the
[0023]
Next, the operation of the liquid crystal display element manufacturing apparatus according to the present embodiment having the above-described configuration, that is, the liquid crystal display element manufacturing method of the present invention will be described.
[0024]
As shown in FIG. 1, a photocurable material (not shown) is interposed between a pair of
[0025]
Therefore, the
[0026]
As a result, according to the present embodiment, the photocurable material can be efficiently cured.
[0027]
Thus, according to the liquid crystal display element manufacturing apparatus of the present embodiment, productivity can be improved with a simple configuration.
[0028]
2 and 3 show another embodiment of the apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the present invention, which further embodies the light irradiation means in the embodiment of FIG. Therefore, the light irradiation means will be described with reference to FIGS.
[0029]
The configuration in which the reflecting
[0030]
According to the substrate bonding apparatus using the light irradiation means having such a configuration, the light of the
[0031]
Next, specific examples of the method and apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the present invention will be described.
[0032]
【Example】
Example 1
A silica film and an ITO film were formed by sputtering on a soda-lime transparent substrate (300 mm × 260 mm, 0.7 mm thickness), and then patterned by a photolithographic technique to form a transparent electrode. Next, the middle coat and the polyimide alignment film were sequentially printed and then fired. Subsequently, an ultraviolet curable sealing agent was printed UR-8000 a (Nagase Ciba), and the temporarily fixed superposed, sandwiched crimping machine with an optical fiber, the pressure of both platens of the crimping machine 0 while pressed at .5kg / cm 2, the transparent substrate with light of a high pressure mercury lamp is condensed on the end face of the optical fiber tip serving measure and at the outlet integrated quantity of light 1000 mJ / cm 2 of about 1/8 of the conventional method Irradiated light.
[0033]
After the assembled substrate was divided into panels, liquid crystal was injected by a vacuum injection method and heated at 110 ° C. for 30 minutes.
[0034]
When a reliability test was performed after the polarizing plate was attached, no defective display mode was found even after 500 hours had passed under high temperature and high humidity conditions of 90% RH at 60 ° C.
[0035]
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, A various change is possible as needed.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the method and apparatus for manufacturing a liquid crystal display element of the present invention, productivity can be improved with a simple apparatus.
[0037]
That is, the method for manufacturing a liquid crystal display element of the present invention according to claim 1 includes a step of curing a photocurable material interposed between a pair of substrates, at least one of which is a transparent substrate . In the manufacturing method, light is incident from an end surface of the transparent substrate, the incident angle of the light is changed relative to the end surface of the transparent substrate, and the light curing proceeds by totally reflecting the light within the transparent substrate. Since the curable material is cured, the light can be satisfactorily reached to the photocurable material, and the photocurable material can be cured quickly, contributing to energy saving and improving the productivity.
[0038]
In the method of manufacturing a liquid crystal display element according to the second aspect of the present invention, since the incident angle of light from the end face of the transparent substrate is 50 degrees or less, the arrival of light to the photocurable material is particularly efficiently performed. Can be kept low. .
[0039]
According to a third aspect of the present invention, there is provided an apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the present invention, wherein the light incident angle is changed relative to the end face of the transparent substrate toward the photocurable material interposed between the two substrates. Is provided with a light irradiating means for allowing light to enter from the end face of the transparent substrate so as to proceed while being totally reflected in the transparent substrate. It is possible to cure the photo-curing material quickly, contribute to energy saving, improve productivity, and it is not necessary to use an expensive UV-transmissive platen, and is inexpensive. A simple metal platen can be used, and the device can be manufactured at low cost.
[0040]
In the apparatus for manufacturing a liquid crystal display element according to the fourth aspect of the present invention, the light irradiating means has a plurality of optical fibers connected so that light from the light source enters from the end face of the transparent substrate substrate. Further, light can be simultaneously incident from a wide range of the end face of the transparent substrate by a plurality of optical fibers, and can be further rapidly cured.
[0041]
Apparatus for manufacturing a liquid crystal display device of the present invention according to claim 5, each optical fiber, since it is variable relatively angles to the end face of the transparent substrate, the end face of the transparent substrate in consideration of the total reflection By adjusting the angle with respect to the light curable material, it is possible to achieve better light arrival at the photocurable material, and to cure the photocurable material more rapidly, and to reduce energy loss.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating a first embodiment of a liquid crystal display element manufacturing apparatus according to the present invention. FIG. 2 is a front view illustrating a second embodiment of a liquid crystal display element manufacturing apparatus according to the present invention. 2 is a plan view of FIG. 2. FIG. 4 is a schematic diagram showing a conventional apparatus for manufacturing a liquid crystal display element.
1A, 11B
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