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JP3890643B2 - インクジェット布帛印捺装置 - Google Patents

インクジェット布帛印捺装置 Download PDF

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット布帛印捺装置に関し、特に、プリントヘッドとプラテンが対向する間隙への布通しを容易にしたインクジェット布帛印捺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット布帛印捺装置は、プリントヘッドの多数のノズルからプラテン上の布帛にインクドットを噴射して絵柄を印捺するようになっている。カラー印捺の場合、プリントヘッドは、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、クロの4原色の各々についてのインクヘッドを有し、各インクヘッドから吹きつけるインクドットの組合せによって多様な色彩が表現される。インクドットの色の組合せおよびそれらが形成する絵柄は制御装置(コンピュータ)から供給される作画データによって指定される。
【0003】
印捺開始に先立って、布帛をプリントヘッドとプラテンの間の隙間に通すいわゆる布通しを行う必要がある。プリントヘッドとプラテンの距離は通常1.5mm程度に設定されているので、狭い隙間に布通しをする必要がある。その際、布帛はプラテン上でしわ等を生じないようにしなければならない。さもないと、布帛上のインクドットの着地点が不正確になり、品質の良い印捺結果が得られない。
【0004】
通常、布帛は織布等で構成され、紙と違っていわゆる「こし」がないので、そのような布帛をしわ等を生じさせないようにしてプリントヘッドとプラテンとの狭い間隙を通すために、従来は、布帛の先端に紙やプラスチック等のこしのあるシートを付けそれをリードにして通すか、あるいは、プリントヘッドとプラテンの間隔調節機構の調節範囲を極めて広くして、布通し時には間隔を最大限に拡げて手作業で布通しをするようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
リードを用いる布通しは、いちいち布帛へのリードの付け外しをしなければならないのが煩雑である。間隔調節機構によりプリントヘッドとプラテンの間隔を拡げて行う布通しは、間隔調節機構に布帛の厚みに対応した本来の調節範囲によりも遙かに広い可変範囲を持たせなければならないので不経済である。また、この場合、布通しは装置の後側から行うので作業性が悪い。
【0006】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、布通しが容易なインクジェット布帛印捺装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)課題を解決するための請求項1の発明は、軸が装置内の定位置において水平に支持された布帛の元巻きロールと、前記元巻きロールの上側にあって前記元巻きロールから布帛を引出して装置の前側に向けて搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラの背後から布帛を挟圧するニップローラと、前記プラテンローラに上側から対向し布帛にインクを噴射するプリントヘッドと、前記プラテンローラの軸を支持し、前記元巻きロールから引き出された布帛を前記プラテンローラの上側に掛け回すときには前記ニップローラから離間して前記元巻きロールに近づくように装置の前側に倒れる方向に揺動可能であり、布帛が掛け渡された状態で前記プラテンローラをプリント可能な位置に戻すときには前記方向とは逆方向に前記元巻きロールから遠ざかるように揺動可能なプラテンローラ支持機構とを具備することを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明では、プラテンローラ支持機構を前側に倒したときプリントヘッドとプラテンローラの間隔が大きく拡がる。このため、この間隔を利用することにより布通し作業を装置の前側から容易に行えるようになる。すなわち、布通しが容易なインクジェット布帛印捺装置を実現することができる。
【0009】
(2)課題を解決するための請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記プラテンローラ支持機構に重量による回転のモーメントに抗する力を作用させる力発生機構を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明では、力発生機構の補助力によりプラテンローラ支持機構を揺動させるために作業力が軽減される。このため、手動によるプラテンローラ支持機構の前倒しおよび押し戻しを小さい力で円滑に行うことができる。
【0011】
(3)課題を解決するための請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記力発生機構がガススプリングであることを特徴とする。
請求項3の発明では、ガススプリングを用いることにより力発生機構の構成を簡素化することができる。
【0012】
(4)課題を解決するための請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、前記元巻きロールを装置の前側から装填する元巻きロール装填機構を具備することを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明では、元巻きロール装填機構によって元巻きロールを装置の前側から装填することができ作業性が良くなる。
(5)課題を解決するための請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明において、前記プラテンローラがゴムローラであることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明では、プラテンローラがゴムローラであることにより、布帛との摩擦が適正化される。
(6)課題を解決するための請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の発明において、前記ニップローラがスポンジローラであることを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明では、ニップローラがスポンジローラであることにより、布帛挟圧の均一性が高まる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1〜3にインクジェット布帛印捺装置の外観図を示す。図1は正面図、図2は平面図、図3は右側面図である。本装置は本発明の実施の形態の一例である。
【0017】
先ず、全体構成を説明する。図1〜3に示すように、本装置はフレーム001およびカバー002を有する。以下に述べる各コンポーネントがこのフレーム001ないしカバー002に組み込まれている。すなわち、布帛の元巻きロール10が軸11を水平にして元巻きロール装填部20に装填されている。元巻きロール10は本発明における元巻きロールの実施の形態の一例である。元巻きロール装填部20は本発明における元巻きロール装填機構の実施の形態の一例である。元巻きロール10は、例えば幅1.5m、長さ50m程度のポリエステル織布を巻回したロールとなっている。元巻きロール装填部20およびそれへの元巻きロール10の装填については後にあらためて説明する。
【0018】
元巻きロール10の上側にはプラテンローラ30が元巻きロール10と平行に設置されている。プラテンローラ30は本発明におけるプラテンローラの実施の形態の一例である。プラテンローラ30は例えばゴムローラ等によって構成される。ゴムローラは布帛との間に適切な摩擦力を生じる点で好ましい。プラテンローラ30は元巻きロール10の幅より広い幅を有する。
【0019】
プラテンローラ30の軸31は両端でプラテンローラ支持部32によって支持されている。プラテンローラ支持部32は本発明におけるプラテンローラ支持機構の実施の形態の一例である。プラテンローラ支持部32にはプラテンローラ30を回転させるための図示しない駆動部が設けられている。プラテンローラ支持部32は揺動可能な構成になっており、これを揺動させたときプラテンローラ30を支持したまま前側に倒せるようになっている。プラテンローラ支持部32の構成については後にあらためて説明する。
【0020】
プラテンローラ30にはその背後からニップローラ40が接触している。ニップローラ40は本発明におけるニップローラの実施の形態の一例である。ニップローラ40はプラテンローラ30との間に布帛を挟圧してプラテンローラ30による布帛の搬送が確実に行われるようにするものである。ニップローラ40の軸は回転自在に支持されている。
【0021】
ニップローラ40は例えばスポンジローラ等によって構成される。スポンジローラは極めて柔軟で布帛の厚みの局部的な変化にかかわらず布帛に良くなじむので、布帛を均一に挟圧する点で好ましい。ニップローラ40の幅はプラテンローラ30の幅に等しくなっている。
【0022】
プラテンローラ30の上側にはヘッドキャリッジ50が設けられている。ヘッドキャリッジ50には、例えばカラー印捺のための4原色に対応した図示しない複数のインクヘッドおよびそれらの駆動回路がそれぞれ搭載されている。ヘッドキャリッジ50およびそれに搭載されたインクヘッドは本発明におけるプリントヘッドの実施の形態の一例である。
【0023】
複数のインクヘッドにはインクカートリッジ60から図示しないインク供給系を通じてそれぞれインクが供給されるようになっている。ヘッドキャリッジ50は図示しないレール上に装架され、図示しない駆動部によって駆動されてプラテンローラ30の軸に平行に往復運動(走査)を行うようになっている。
【0024】
プラテンローラ30には、例えば図3に2点鎖線で示すように、布帛が背後から前側に向けて掛け回される。プラテンローラ30の前下方にはガイド70が設けられ、前側に排出された布帛をこのガイドに沿って垂下させるようにしている。
【0025】
フレーム001の背後には制御部80が設けられている。制御部80によってプラテンローラ30の回転、ヘッドキャリッジ40の走査、インクヘッドへのインク供給およびインクヘッドのインク噴射等が制御される。制御部80は例えばマイクロプロセッサを含む電子回路等によって構成される。
【0026】
制御部80には操作部90を通じて操作者から各種の指令が与えられるようになっている。操作部90には図示しない適宜の操作キーや表示器等が設けられている。操作者の指令の基づく制御部80の制御動作によりインクジェット印捺が遂行される。なお、通信線等を通じて制御部80を上位のコンピュータ等にリンクしその管制の下で印捺を遂行するようにすることもできる。
【0027】
次に、プラテンローラ支持部32について説明する。図4にプラテンローラ支持部32の要部の構成を略図によって示す。なお、図4では、右側のプラテンローラ支持部32の要部の構成を、ニップローラ40、キャリッジヘッド50、元巻きロール10および元巻きロール装填部20等との相互関係と共に示す。左側のプラテンローラ支持部32および元巻きロール装填部20の構成も同様になっている。なお、左右のプラテンローラ支持部32は図示しない剛体の結合部材によって相互に結合され一体化されている。
【0028】
図4に示すように、プラテンローラ30の軸31は支持部321によって支持されている。支持部321内には図示しない調節機構が設けられ、それによって軸31の上下位置が調節できるようになっている。これは布帛の厚みに応じてキャリッジヘッド50とプラテンローラ30の間の距離を調節するのに用いられる。
【0029】
支持部321はアーム322によって支えられている。アーム322はここでは直角に曲がったアームとなっており、その水平肢の端寄りの位置に支持部321が取り付けられている。アーム322の垂直肢の下端はフレーム001に例えば蝶番のような枢着部材323によって枢着されている。これによって、アーム322は、支持部321とプラテンローラ30を載せたまま、枢着部材323の軸を中心として揺動可能になっている。以上の支持部321、アーム322および枢着部材323がプラテンローラ支持部32を構成する。
【0030】
枢着部材323の取付位置から所定距離下がったフレーム001上の位置とアーム322の水平肢との間に、力発生部材33が取り付けられている。力発生部材33は本発明における力発生機構の実施の形態の一例である。力発生部材33として、ここではガススプリングを用いている。ガススプリングは構成が簡単な点で好ましい。ガススプリングに変えてコイルバネ等を用いたバネ機構を用いるようにしても良い。力発生部材33の両端はそれぞれフレーム001およびアーム322に枢着されている。
【0031】
力発生部材33はその両端が互いに背き合う方向に力を発生するものである。したがって、力発生部材33により、アーム322にはプラテンローラ30、支持部321およびアーム322からなる揺動部の重量による回転のモーメントに抗する力が作用する。力発生部材33が発生する力は、上記の回転モーメントによる力の、力発生部材33の軸方向の分力に等しいかまたは若干下回る程度に選定される。なお、アーム322上の力発生部材33の端部の取付位置すなわち力の作用点を変更することにより、回転モーメントに対する抗力を調節することができる。
【0032】
図示の状態がプラテンローラ支持部32の正規の姿勢であり、この状態で図示しないロック機構等によりフレーム001にロックされている。元巻きロール10の装填はこの状態で行われる。すなわち、装置の前側に突き出ている元巻きロール装填部20のレール201に元巻きロール10の軸11を載せ、レール201上を転がして奥に送り込む。なお、レール201の前側の端部には上方への突起202が設けられ、レール201に装架した元巻きロール10が前側に転がり落ちるのを防止している。レール201の最奥には軸11の円周に適合した落とし込み部203が形成されており、そこに軸11を落とし込むことによって元巻きロール10の装填位置が定まる。
【0033】
元巻きロール10を定位置に装填したら、次には布通しを行う。布通しを行うに当たり、操作者はプラテンローラ支持部32のロックを外し、図示しない把手等を利用してプラテンローラ支持部32を手前に引く。そうすると、プラテンローラ支持部32は、プラテンローラ30を搭載したまま枢着部材323を中心として揺動し、元巻ロール装填部20と元巻ロール10の間を通って前側に倒れる。倒れの程度は図示しない適宜の規制手段によって規制され、例えば図5に示すような状態で止まる。
【0034】
この間、力発生部材33による力が揺動部の重量による回転モーメントに抗している。揺動部の回転モーメントは倒れ角度が増すにつれて増加するが、同時に力発生部材33も軸方向に圧縮されて抗力が増す。このため、揺動は重量による回転モーメントと力発生部材33の抗力がほぼ拮抗した状態で行われ、操作者は極く小さい力で円滑に揺動させることができる。
【0035】
図5に示すような状態まで揺動させたとき、プリントヘッド50とプラテンローラ30の間が大きく離間し、かつ、プラテンローラ30が装置の前方にせり出す。この状態で、操作者は元巻きロール10から布帛の端を引き出して、プラテンローラ30に掛け渡す。元巻きロール10が布帛の表を内側にして巻回したものである場合は、2点鎖線で示すように掛け渡し、表を外側にして巻回した場合は3点鎖線で示すように掛け渡す。
【0036】
布帛は先端部が少しプラテンローラ30の前に垂れる程度に掛け、かつ、プラテンローラ30上でしわ等がなく均等になるように掛り具合を調整する。プリントヘッド50とプラテンローラ30の間が大きく離間し、かつ、プラテンローラ30が作業者の手もと近くにせり出しているので、作業は極めて楽に行える。
【0037】
布帛を掛け終わったら、プラテンローラ支持部32を起こし、上記の場合とは反対の方向に揺動させて元の姿勢に戻す。このときも力発生部材33の補助力により、作業は軽々と行える。戻しの進行につれてプラテンローラ30は元巻きロール10から次第に離れて行き、それに伴って布帛が元巻きロール10から引き出される。プラテンローラ30がゴムローラであることにより、布帛との間に適切な摩擦が保たれ布帛の引出しが円滑に行われる。
【0038】
プラテンローラ支持部32を正規の姿勢に戻したとき図6に示した状態となる。この状態でプラテンローラ支持部32をロックする。この正規の状態では、プラテンローラ30に巻回された布帛がプリントヘッド50の下に正しくセットされ、かつ、ニップローラ40によって挟圧される。すなわち、布通しが完了し印捺を開始できる条件が整う。
【0039】
以後、操作者は操作部90を操作して装置に印捺開始を指令する。この指令に応じて、制御部80により、プラテンローラ30の回転、ヘッドキャリッジ50の走査、インクヘッドからのインク噴射等が制御され、布帛へのインクジェット印捺が遂行される。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1の発明によれば、プラテンローラ支持機構を前側に倒したときプリントヘッドとプラテンローラの間隔が大きく拡がるので、この間隔を利用することにより布通し作業を装置の前側から容易に行えるようになる。すなわち、布通しが容易なインクジェット布帛印捺装置を実現することができる。
【0041】
また、請求項2の発明によれば、力発生機構の補助力によりプラテンローラ支持機構を揺動させるために作業力が軽減されるので、手動によるプラテンローラ支持機構の前倒しおよび押し戻しを小さい力で円滑に行うことができる。
【0042】
また、請求項3の発明によれば、ガススプリングを用いることにより力発生機構の構成を簡素化することができる。
また、請求項4の発明によれば、元巻きロール装填機構によって元巻きロールを装置の前側から装填することができ作業性が良くなる。
【0043】
また、請求項5の発明によれば、プラテンローラがゴムローラであることにより、布帛との摩擦が適正化される。
また、請求項6の発明によれば、ニップローラがスポンジローラであることにより、布帛挟圧の均一性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の一例の装置の正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の一例の装置の平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の一例の装置の側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の一例の装置におけるプラテンローラ支持部の要部の構成を示す略図である。
【図5】 本発明の実施の形態の一例の装置におけるプラテンローラ支持部の揺動状態を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の一例の装置における布通し完了状態状態を示す図である。
【符号の説明】
001 フレーム
002 カバー
10 元巻きロール
11 軸
20 元巻きロール装填部
30 プラテンローラ
31 軸
32 プラテンローラ支持部
40 ニップローラ
50 ヘッドキャリッジ
60 インクカートリッジ
70 ガイド
80 制御部
90 操作部
321 支持部
322 アーム
323 枢着部材
33 力発生部材
201 レール
202 突起
203 落とし込み部

Claims (6)

  1. 軸が装置内の定位置において水平に支持された布帛の元巻きロールと、
    前記元巻きロールの上側にあって前記元巻きロールから布帛を引出して装置の前側に向けて搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラの背後から布帛を挟圧するニップローラと、
    前記プラテンローラに上側から対向し布帛にインクを噴射するプリントヘッドと、
    前記プラテンローラの軸を支持し、前記元巻きロールから引き出された布帛を前記プラテンローラの上側に掛け回すときには前記ニップローラから離間して前記元巻きロールに近づくように装置の前側に倒れる方向に揺動可能であり、布帛が掛け渡された状態で前記プラテンローラをプリント可能な位置に戻すときには前記方向とは逆方向に前記元巻きロールから遠ざかるように揺動可能なプラテンローラ支持機構と、
    を具備することを特徴とするインクジェット布帛印捺装置。
  2. 前記プラテンローラ支持機構に重量による回転のモーメントに抗する力を作用させる力発生機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット布帛印捺装置。
  3. 前記力発生機構がガススプリングであることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット布帛印捺装置。
  4. 前記元巻きロールを装置の前側から装填する元巻きロール装填機構を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のインクジェット布帛印捺装置。
  5. 前記プラテンローラがゴムローラであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のインクジェット布帛印捺装置。
  6. 前記ニップローラがスポンジローラであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のインクジェット布帛印捺装置。
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