JP3887248B2 - Support structure for concrete foundation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、杭によるコンクリート造基礎の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、フーチング基礎20’(コンクリート造基礎)を、鋼管中空杭10’により支持するための支持構造は、以下のように両者を剛接合することにより行うことが一般的であった。
【0003】
すなわち、第1の接合構造50は、図3(a)に示すように、鋼管中空杭10’の上端部をフーチング基礎20’の内部に貫入し、当該鋼管中空杭10’の中空部における所定位置に底板13’を設け、当該底板13’の上部の中空部内に中埋コンクリート14’を充填して、フーチング基礎20’と一体化して剛接合する。そして、接合部に生じる曲げ応力及びせん断応力(以下、「曲げ応力等」という場合がある)に抵抗させるために、前記中埋めコンクリート14’の充填部からフーチング基礎20’内に突出させた杭軸方向の軸方向補強鉄筋35’と当該軸方向補強鉄筋35’を囲繞する補強帯筋36’(以下、「補強鉄筋」という場合がある)をそれぞれ複数本配筋することにより、接合部を構成する構造とするものである。
【0004】
また、第2の接合構造60は、図3(b)に示すように、鋼管中空杭10’の上端部から、その杭径以上の長さをフーチング基礎20’の内部に貫入し、当該鋼管中空杭10’の中空部における所定位置に底板13’を設け、当該底板13’の上部の中空部内に中埋コンクリート14’を充填してフーチング基礎20’と一体化することにより、鋼管中空杭10’の貫入によって接合部に生じる曲げ応力等に抵抗する構造とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記第1の接合構造50を採用した場合には、フーチング基礎20’と鋼管中空杭10’とを剛接合したことにより発生する曲げ応力等が過大となるため、大量に補強鉄筋を配筋しなければならず、過大な断面を有するフーチング基礎20’とする必要があった。加えて、補強鉄筋がフーチング基礎20’の鉄筋(図示せず)と干渉してしまうため、配筋工事に支障をきたすことになってしまっていた。
また、第2の接合構造60を採用した場合にも、鋼管中空杭10’の貫入部が、フーチング基礎20’の鉄筋と干渉してしまうという、第1の接合構造50を採用した場合と同様の問題が生じてしまっていた。
【0006】
さらに、近年における研究の進展から、フーチング基礎20’と鋼管中空杭10’との接合部に作用する荷重と応力の状態の関係についての解析が進んできており、地盤条件、荷重条件或いは施工方法等により、必ずしも前記接合部を剛接合する必要がない箇所が設計段階で明らかになることが多くなってきている。ところが、そのような場合であっても、前記支持構造に代替する方法が開発されていないために、画一的に前記支持構造を採用せざるを得ず、その結果、支持構造の設計作業が繁雑になるとともに、過大設計を余儀なくされ、また、施工上においても、フーチング基礎20’に配筋する際の作業効率が低下し、施工費用が増加するという問題が生じることになってしまっていた。
【0007】
本発明は、前記の問題点を解決するためになされたものであり、コンクリート造基礎や杭が大きな水平力を受けた場合においても、過剰な断面力が発生せず、設計の合理性及び施工の容易性が担保できるコンクリート造基礎の支持構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のコンクリート造基礎の支持構造(以下、「支持構造」という)は、コンクリート造基礎を、先端部にコンクリートが充填されている杭頭部を有する鋼管中空杭に載置することにより支持するコンクリート造基礎の支持構造であって、前記鋼管中空杭におけるコンクリートの設計基準強度は、前記コンクリート造基礎におけるコンクリートの設計基準強度と比較して大きいことを特徴としている。
【0009】
また、本発明の支持構造は、コンクリート造基礎を、場所打ちコンクリート杭に載置した状態で支持するコンクリート造基礎の支持構造であって、前記場所打ちコンクリート杭の杭頭部におけるコンクリートの設計基準強度は、前記コンクリート造基礎におけるコンクリートの設計基準強度と比較して大きいことを特徴としている。
【0010】
ここで、 載置とは、コンクリート造基礎を支持するにあたり、当該コンクリート造基礎が杭頭部の上に載せられているだけの状態であり、両者の縁が切れた状態にあることを意味する。なお、コンクリート造基礎に凹部を形成し、当該凹部に鋼管中空杭及び場所打ちコンクリート杭(以下、「鋼管中空杭等」と省略する場合がある)の杭頭部を挿入した状態で当該コンクリート造基礎支持することや、コンクリート造基礎及び鋼管中空杭等の間で水平力を伝達する凹凸部を設けることは、載置という支持形式を妨げるものではない。
【0011】
また、コンクリートは、鋼管中空杭等の杭頭部において硬化して一体になる材料であり、そのような性質を有する材料であればその種類は問わないが、鋼管中空杭を用いた場合に膨張性コンクリートを使用すれば、硬化する際の膨張力で、膨張コンクリートと当該鋼管中空杭を形成する外殻鋼管とが強固に一体化され、応力の伝達を確実に行うことができるため、非常に好適である。
【0012】
本発明によれば、コンクリート造基礎を、鋼管中空杭等に載置した状態で支持することにより、当該コンクリート造基礎等に水平力が作用した場合であっても、両者が互いに鉛直移動、水平移動及び回転を拘束することがないことから、当該コンクリート造基礎及び鋼管中空杭等に過剰な断面力が発生することを防止することができ、設計の合理性及び施工の容易性が担保されることになる。
また、杭頭部におけるコンクリートの設計基準強度が、コンクリート造基礎におけるコンクリートの設計基準強度より大きいことから、当該杭頭部に過大な支圧力が作用した場合においても、当該杭頭部が損傷等をすることを防止することができる。
【0013】
また、前記コンクリート造基礎の支持構造において、コンクリート造基礎と杭頭部との間に芯鋼材を配筋する構成とすれば、当該コンクリート造基礎と杭頭部との間に発生する引抜力に効果的に抵抗することができる。
【0014】
また、前記コンクリート造基礎の支持構造において、前記鋼管中空杭の前記杭頭部における内壁面に、溝状、突起状の凹凸部若しくは突起状の鋼材が設けられている構成とすれば、コンクリートと鋼管中空杭との付着性を高めて、コンクリート造基礎から鋼管中空杭への応力伝達を効果的に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
【0016】
[第1実施形態]
本発明の支持構造Sの第1実施形態は、フーチング基礎20を鋼管中空杭10により支持する構造である。
図1に示すように、鋼管中空杭10は、円形断面の外殻鋼管11を本体部としており、下端部が地盤Gの支持層(図示せず)にまで到達している。前記外殻鋼管11の上端部(先端部)の中空部における所定位置には底板13が設けられており、当該底板13の上部の中空部内に後記コンクリート14が充填されている。これにより杭頭部12が形成されており、当該杭頭部12において外殻鋼管11とコンクリート14が一体的になっている。
そして、フーチング基礎20は、鋼管中空杭10に載置した状態で支持されている。
【0017】
さらに、本発明の支持構造Sの特徴の一つとして、フーチング基礎20におけるコンクリート21と、中空鋼管杭10の杭頭部12に充填されているコンクリート14に関して、異なる設計基準強度のコンクリートが打ち分けられて用いられている。
【0018】
すなわち、杭頭部12のコンクリート14には、フーチング基礎20のコンクリート21よりも設計基準強度が大きいコンクリートが使用されている(前記例では、それぞれのコンクリートの設計基準強度は60N/mm2と36N/mm2)。このように、設計基準強度が異なるコンクリートを打ち分けることは、フーチング基礎20の底部と杭頭部12に作用する支圧応力に対して補強を行うことをその理由とするものであり、特に、断面積が小さい杭頭部12に特に設計基準強度が大きいコンクリートを用いて耐力の増強を図ったものである。
【0019】
なお、前記支持構造Sにおけるフーチング基礎20と杭頭部12との間に芯鉄筋を配筋するものであってもよい。
また、杭頭部12の外殻鋼管11の内壁面において、周方向に鋼材からなる溝状等の横リブ部材や、杭軸方向に縦リブ部材を設けるものであってもよい。この縦リブ部材には、コンクリートとの一体性を確保するために、貫通孔が形成されていると更に好適である。
【0020】
続いて、前記支持構造Sの作用効果について説明する。
地震が発生した場合に、地盤Gと一体である鋼管中空杭10が、当該地盤Gの振動に応答して振動するとともに、フーチング基礎20も鋼管中空杭10を介して振動する。
【0021】
このとき、フーチング基礎20及び鋼管中空杭10は、固有振動周期がそれぞれ異なることから、夫々が別個独立に振動しようとする。すると、フーチング基礎20と杭頭部12との間で摩擦力が発生するため、両者は互いに水平力を受けることになる。
【0022】
しかし、本発明の支持構造Sは、従来の支持構造のようにフーチング基礎及び中空鋼管杭が互いに鉛直移動、水平移動及び回転を拘束する構造ではなく、フーチング基礎20を鋼管中空杭10の上に載置して、その荷重を面受している構造であるため、当該フーチング基礎20と鋼管中空杭10に過剰な断面力が発生することを防止することができる。従って、フーチング基礎20と鋼管中空杭10との接合部に多数の補強鉄筋を配筋する必要がないことから、当該フーチング基礎20を過大な断面の構造とすることがなく、加えて、杭頭部に配筋した補強鉄筋が、フーチング基礎の鉄筋と干渉してしまうことがないため、構造が簡単であり、配筋作業の省力化を図ることができるとともに、施工費用を低減させることができる。
【0023】
また、杭頭部12におけるコンクリート14の設計基準強度が、フーチング基礎20におけるコンクリート21の設計基準強度より大きくなるように設定されていることから、当該杭頭部12に過大な支圧力が作用した場合においても、当該杭頭部12が損傷等をすることを防止することができる。
【0024】
[第2実施形態]
本発明の支持構造S’の第2実施形態は、第1実施形態の支持構造Sの場合と異なり、中空鋼管杭10のかわりに場所打ちコンクリート杭10’を用いている(図2参照)。
【0025】
そして、本実施形態の支持構造S’においても、場所打ちコンクリート杭10’のコンクリート14には、フーチング基礎20の領域のコンクリート21よりも設計基準強度が大きいコンクリートが使用されている。
【0026】
さらに、前記フーチング基礎20と場所打ちコンクリート10’の杭頭部12’との間には、当該杭頭部12’の断面中心近傍に定着されている複数本の芯鉄筋30(芯鋼材)が配筋されている。この芯鉄筋30は、フーチング基礎20のコンクリート21と、杭頭部12’の間に設けられている。
【0027】
従って、本実施形態の支持構造S’によれば、杭の種類は異なるが、第1実施形態の支持構造Sと同様の作用効果を奏するとともに、フーチング基礎20と杭頭部12’との間に芯鉄筋30を配筋していることから、当該フーチング基礎20と杭頭部12’との間に発生する引抜力に効果的に抵抗することが可能となる。また、芯鉄筋30が、当該杭頭部12’の断面中心近傍に定着されていることから、当該芯鉄筋30による曲げモーメントの伝達を小さくすることができる。
【0028】
以上、本発明について、好適な実施形態の一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。特に、各要素の寸法、材質、配置等は、施工対象に応じて適切に定められるものであることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】
本発明の支持構造によれば、コンクリート造基礎や杭が大きな水平力を受けた場合においても、過剰な断面力が発生せず、設計の合理性及び施工の容易性を担保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート造基礎の支持構造(第1実施形態)を示す図であり、(a)は側断面図、(b)図1(a)のX−X断面図である。
【図2】本発明のコンクリート造基礎の支持構造(第2実施形態)を示す図であり、(a)は側断面図、(b)は図2(a)のY−Y断面図である。
【図3】(a),(b)ともに、従来のコンクリート造基礎の支持構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
S,S’ 支持構造(コンクリート造基礎の支持構造)
10 鋼管中空杭
10’ 場所打ちコンクリート杭
11 外殻鋼管
11a 中空部
12,12’ 杭頭部
14,14’,21 コンクリート
15 横リブ部材
20 フーチング基礎
30 芯鉄筋(芯鋼材)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a support structure for a concrete foundation using piles.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a support structure for supporting a footing foundation 20 '(concrete foundation) by a steel pipe hollow pile 10' has been generally performed by rigidly joining the two as follows.
[0003]
That is, as shown in FIG. 3 (a), the
[0004]
Moreover, as shown in FIG.3 (b), the 2nd joining
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the first
Further, when the
[0006]
Furthermore, analysis of the relationship between the load acting on the joint between the
[0007]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and even when a concrete foundation or pile is subjected to a large horizontal force, excessive cross-sectional force does not occur, design rationality and construction. It aims at providing the support structure of the concrete foundation which can guarantee the easiness of.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a concrete foundation support structure (hereinafter referred to as “support structure”) according to the present invention is a steel pipe hollow pile having a concrete foundation and a pile head portion in which concrete is filled at the tip. It is a support structure of a concrete foundation that is supported by being placed on a concrete structure, and is characterized in that a concrete design standard strength of the steel pipe hollow pile is larger than a concrete design standard strength of the concrete foundation. .
[0009]
The support structure of the present invention is a support structure for a concrete foundation that supports the concrete foundation in a state of being placed on the cast-in-place concrete pile, and is a design standard for concrete at the pile head of the cast-in-place concrete pile. The strength is characterized by being larger than the concrete design standard strength of the concrete foundation.
[0010]
Here, placing means that the concrete foundation is only placed on the pile head in supporting the concrete foundation, and the edges of both are cut off. . In addition, a concave portion is formed in the concrete foundation, and the concrete structure is inserted in the concave portion with a pile head of a steel pipe hollow pile and cast-in-place concrete pile (hereinafter sometimes abbreviated as “steel pipe hollow pile”). Supporting the foundation and providing an uneven portion for transmitting a horizontal force between the concrete foundation and the steel pipe hollow pile do not disturb the support form of placement.
[0011]
In addition, concrete is a material that hardens and becomes integrated in the pile head of a steel pipe hollow pile or the like, and any material can be used as long as it has such properties, but it expands when a steel pipe hollow pile is used. With the use of expansive concrete, the expansion concrete and the outer shell steel pipe forming the steel pipe hollow pile are firmly integrated with the expansion force when cured, and stress transmission can be reliably performed. Is preferred.
[0012]
According to the present invention, by supporting the concrete foundation in a state where it is placed on a steel pipe hollow pile or the like, even if a horizontal force acts on the concrete foundation or the like, both of them move vertically with respect to each other. Since movement and rotation are not constrained, it is possible to prevent excessive cross-sectional force from being generated in the concrete foundation and steel pipe hollow pile, etc., and rationality of design and ease of construction are ensured. It will be.
In addition, since the concrete design standard strength of the pile head is greater than the concrete design standard strength of the concrete foundation, the pile head may be damaged even if excessive support pressure is applied to the pile head. Can be prevented.
[0013]
Further, in the support structure for the concrete foundation, if the core steel material is arranged between the concrete foundation and the pile head, the pulling force generated between the concrete foundation and the pile head is reduced. It can resist effectively.
[0014]
Moreover, in the support structure of the concrete foundation, if the inner wall surface of the pile head of the steel pipe hollow pile is provided with a groove-like, protruding uneven portion or protruding steel material, concrete and Adhesion with the steel pipe hollow pile can be improved, and stress transmission from the concrete foundation to the steel pipe hollow pile can be effectively performed.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In the description of each embodiment, the same constituent elements are denoted by the same reference numerals, and redundant descriptions are omitted.
[0016]
[First Embodiment]
The first embodiment of the support structure S of the present invention is a structure in which the
As shown in FIG. 1, the steel pipe
The
[0017]
Furthermore, as one of the features of the support structure S of the present invention, concretes having different design standard strengths are divided into
[0018]
That is, the concrete having the design standard strength larger than the concrete 21 of the
[0019]
In addition, a core rebar may be arranged between the footing
Moreover, in the inner wall surface of the outer
[0020]
Then, the effect of the said support structure S is demonstrated.
When an earthquake occurs, the steel pipe
[0021]
At this time, since the
[0022]
However, the support structure S of the present invention is not a structure in which the footing foundation and the hollow steel pipe pile restrain vertical movement, horizontal movement and rotation with each other as in the conventional support structure, but the
[0023]
Further, since the design standard strength of the concrete 14 in the
[0024]
[Second Embodiment]
Unlike the support structure S of 1st Embodiment, 2nd Embodiment of support structure S 'of this invention uses the cast-in-place concrete pile 10' instead of the hollow steel pipe pile 10 (refer FIG. 2).
[0025]
In the support structure S ′ of the present embodiment, concrete having a design standard strength higher than that of the concrete 21 in the region of the
[0026]
Furthermore, between the footing
[0027]
Therefore, according to the support structure S ′ of the present embodiment, the types of piles are different, but the same effect as the support structure S of the first embodiment is achieved, and between the footing
[0028]
Heretofore, an example of a preferred embodiment has been described for the present invention. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the design of each of the above-described components can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention. In particular, it goes without saying that the dimensions, material, arrangement, etc. of each element are appropriately determined according to the construction object.
[0029]
【The invention's effect】
According to the support structure of the present invention, even when a concrete foundation or pile receives a large horizontal force, an excessive cross-sectional force does not occur, and it is possible to ensure rational design and ease of construction. Become.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are diagrams showing a concrete structure supporting structure (first embodiment) according to the present invention, in which FIG. 1A is a side sectional view, and FIG. 1B is a sectional view taken along line XX in FIG.
2A and 2B are diagrams showing a concrete structure supporting structure (second embodiment) according to the present invention, in which FIG. 2A is a side sectional view and FIG. 2B is a YY sectional view of FIG. .
FIGS. 3A and 3B are side sectional views showing a conventional support structure for a concrete foundation. FIGS.
[Explanation of symbols]
S, S 'support structure (support structure of concrete foundation)
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記鋼管中空杭におけるコンクリートの設計基準強度は、前記コンクリート造基礎におけるコンクリートの設計基準強度と比較して大きいことを特徴とするコンクリート造基礎の支持構造。A concrete foundation support structure for supporting a concrete foundation in a state where the concrete foundation is placed on a steel pipe hollow pile having a pile head filled with concrete at the tip,
A concrete foundation support structure, wherein a concrete design standard strength of the steel pipe hollow pile is larger than a concrete design standard strength of the concrete foundation.
前記場所打ちコンクリート杭の杭頭部におけるコンクリートの設計基準強度は、前記コンクリート造基礎におけるコンクリートの設計基準強度と比較して大きいことを特徴とするコンクリート造基礎の支持構造。A concrete foundation support structure for supporting a concrete foundation in a state of being placed on a cast-in-place concrete pile,
A concrete foundation support structure, wherein a concrete design standard strength of a pile head of the cast-in-place concrete pile is larger than a concrete design standard strength of the concrete foundation.
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