JP3886072B2 - Light guide plate for planar light source - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、各種表示装置のバックライトとして用いられる面状光源装置、あるいは電飾看板等のディスプレイ用面状光源装置に用いられる導光板に関し、特に導光板の少なくとも一つの側端面に光源を配置してなる、いわゆるエッジライト方式の面状光源装置に好適な導光板に関する。
【0002】
【従来の技術】
エッジライト方式の面状光源装置は、図3に示すように導光板1の側端面に光源2を配置し、光源2の周囲及び導光板の下面に反射板3を配置した構造を有し、導光板1の上面を光出射面としている。このような面状光源装置は、光源から離れるにつれ出射する光量が減少する傾向にあり、これを防止することが要求されるとともに、高輝度を得るために光出射面から出射される光のうち、より多くの光が垂直方向(光出射面と垂直な方向)を向くことが要求される。
【0003】
前者の要求を満たすものとして、断面を光源から離れるにつれて薄くなるようなくさび形にした導光板(特開昭51−88042号公報)や光源から離れるにつれて面積が大きくなるように、光拡散パターンを形成させた導光板が(特開平1−241590号公報等)が知られている。また光拡散パターンを目立たなくするために拡散シート或いは拡散フィルムが併用される。光拡散シートは図3に4で示すように通常光出射面の上に配置される。
【0004】
一方、後者の要求を満たすものとして、光出射面の反対側の面を粗面化した導光板や、プリズムシートを導光板の上面或いは下面に配置した面状光源装置が周知である。導光板内から出射した光はプリズムシートによって向きを変えられ、光出射面に垂直な方向に近い方向に向けられる。これにより面状光源装置の輝度を大幅に改善することができる。
【0005】
しかし一般にプリスムシートは高価であり、また部品数が増加することにより面状光源装置の組み立て作業が増す等の問題があり、これを改善するために、導光板を射出成形によって製造し、導光板自体にプリズムのような光出射用のパターンを形成することが提案されている(特開平7−168026号公報、実用新案登録3039669号など)。特開平7−168026号公報に記載された導光板は、光出射面の反対側の面に光源と平行なV字状溝を形成し、光源から離れるにしたがって溝を大きくしたもので、光源と平行なV字状溝によって光出射面に向う光量を大きくし輝度の改善を図ると共に、V字状溝の大きさを変化させることにより放射光の面積分布を全面にわたって略均一となるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の導光板において、発光させるためのパターンを点状の粗面にした場合、面光源としての均一性は高いが、輝度が低いという問題があった。一方、高い輝度を得るために、断面V字状の溝を導光板の内部深く設けた場合には、溝が形成された部分(発光部)とそれ以外の部分(非発光部)の輝度差が大きく、拡散フィルムを用いてもパターンを消すのが難しかった。またV字状の溝の場合、均一な輝度分布を得ることが困難であり、特開平7−168026号公報に記載された導光板でも十分とは言えなかった。
【0007】
さらに最近では均一な輝度分布の他に、動画を写し出す場合等に中央部のみを明るくするなど、輝度分布を微調整するという要請も出ているが、上記従来の導光板では輝度分布の微調整をすることはできなかった。
【0008】
そこで本発明の目的は、面状光源に用いた場合に高い輝度が得られ、且つ均一な輝度分布が得られる導光板を提供することにある。本発明の別な目的は、輝度分布の微調整が可能である導光板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために研究を行った結果、導光板の光出射面の裏面に、断面V字状の直線状溝と、円錐状の凹部を組み合わせたパターンを形成することによって、輝度分布の微調整がしやすくなり、全面均一の輝度分布にしたり、動画用の場合のように中央部ほど輝度を高めたりといった任意の輝度分布が得られることがわかった。尚、この説明において輝度とは、本発明の導光板を面状光源に適用した場合における面状光源としての輝度をいうものとする。
【0010】
即ち、本発明の導光板は、少なくとも一つの側面を光入射面とし、これと略直交する一方の面を光出射面とし、この光出射面またはその裏面の少なくとも一方に光出射用のパターンを形成してなる導光板において、光出射用のパターンが断面V字状の直線状溝と円錐状の凹部の組み合わせからなるものであり、好適な態様において、直線状溝は光入射面と垂直方向に配設され、溝の傾斜面の面積が光入射面から離れるにつれて大きくなるように形成されている。
【0011】
また本発明の好適な態様において、円錐状凹部は隣接する溝と溝の間に配設され、円錐形状が光入射面から離れるにしたがって大きくなるように形成されている。
【0012】
直線状溝と円錐状凹部を組合せることにより、導光板内を種々の方向に進む光に対し、それをほぼ光出射面方向に向けることができ、これにより高い輝度を得ることができる。円錐状凹部の分布や形状を変えることにより輝度分布を任意に調整することができる。また円錐状凹部が溝と溝との間に存在することによって、直線状溝のある部分とその間の部分との輝度差を解消することができ、光出射用のパターンを目立たなくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の導光板を図面を参照して詳述する。
【0014】
図1は本発明の導光板10の一実施例を示す斜視図で、この図では本発明の特徴である光出射用のパターンをわかりするために、光出射面10bを下に、裏面10cを上に示している。また光出射用のパターンは現実のサイズよりも拡大して記載している。
【0015】
この導光板10は1側端面10aが厚く、それから離れるにしたがって厚さが減少するような断面くさび状の板からなり、側端面10a側に光源2が配置され、光入射面をなす。例えば、光入射面側の導光板の厚みは通常10〜2mmであり、これに対し光入射面と反対側端面側の厚みはそれより薄く、3〜0.2mmの範囲とすることが好ましい。尚、図示する実施例では導光板の形状がくさび形状である場合を示したが、本発明において導光板は上下面が平行であってもよく、また一部平行で途中からくさび形状となるものであってもよい。くさび状にした場合には、輝度の面積分布をより均一にすることができる。
【0016】
裏面10cに設けられた光出射用のパターン30は、光出射面10bと垂直な方向(以下、Y方向という)に形成された多数の断面V字状の直線状溝31と、これら直線状溝31の間に形成された円錐状凹部32とからなり、導光板内を臨界角内で略Y方向に進む光を光出射面10b側に向ける。
【0017】
直線状溝31は、図2(a)に示すように両側の傾斜面31a、31bと裏面10cとのなす角A及びBが等しいか略等しいV字状で、頂角θ1は60〜120゜、好ましくは70〜100゜の範囲とする。頂角θ1が60゜より小さい場合、光を出射面に対し垂直に向ける効果が弱い。また本発明の導光板を射出成形等により製造する際の製造上の観点からも60゜以上が好ましい。即ち60゜より小さいと成形用の型を加工する刃(バイト)の耐久性が悪くなり、型からの導光板の取り出しがしにくくなる。頂角θ1が120゜より大きいと、溝による光出射効果が弱くなる。
【0018】
また直線状溝31は、光入射面10a側から離れるにつれ傾斜面の面積が大きくなるように形成されている。傾斜面の面積は、溝の幅或いは深さを変化させることにより変化するが、この場合、光入射面10aと平行な断面の形状は相似形とし、溝の幅及び深さを大きくする。このように溝の大きさを変化させることによりY方向に沿った輝度の均一性を高めることができる。
【0019】
直線状溝31の深さは、導光板の全体の大きさや構成により異なる。一例として縦45mm横60mm程度の導光板では、一番浅いところ(光入射面10a側)で約50〜200μm、一番深いところで約300〜350μmが好ましい。
【0020】
直線状溝31の溝と溝との間隔(ピッチ)は、拡散フィルムを通したときにパターンが見えない程度とすることが好ましく、溝の中心線(谷部)の間隔で1000μm以下が好ましい。
【0021】
円錐状凹部32は、導光板内で種々の方向に向う光に対して、光出射面方向に光を向ける機能を有し、これにより、直線状溝のみの場合に比べ輝度を向上するとともに、直線状溝による線状のパターンを目立たなくする効果がある。
【0022】
円錐状凹部32の頂角θ2は、図2(b)に示すように45〜90゜が好ましく、さらに好ましくは60〜80゜の範囲とする。頂角θ2が45°より小さいと、成形時に型から取外しにくくなる。90゜より大きくすると、直線状溝31のピッチを広げることになり、輝度分布の微調整が難しくなる。
【0023】
円錐状凹部32は、光入射面10a側から離れるにつれ大きくなるように形成されている。この場合にも「大きくなる」とは、光入射面10aと平行な断面の形状は相似形であって、円錐の底部直径及び深さが大きくなるという意味であり、このように凹部の大きさを変化させることによりY方向に沿った輝度の均一性を高めることができる。
【0024】
深さは、導光板の全体の大きさや構成により異なる。一例として縦45mm横60mm程度の導光板では、一番小さい円錐状凹部32の深さは約10〜50μm、一番深大きい凹部32の深さは約300〜600μmが好ましい。
【0025】
円錐状凹部32の溝方向(Y方向)のピッチは、均等でも凹部の大きさに合せて変化させてもよく、頂点間の間隔で数10〜数100μmとする。
【0026】
光出射面10bは、平滑であってもよいが、光出射面から効率よく光を出射させるために、ドット、ストライプ、梨地状等の光拡散パターンを設けることが好ましい。光拡散パターンは光出射面10b上に印刷によって形成することも可能であるが、後述するように射出成形によって本発明の導光板を製造する際に、裏面10cの光出射用パターンと同時に光出射面10bの光拡散パターンを設けるようにすることが好ましい。
【0027】
導光板の素材は特に限定されないが、射出成形で製造できるという製法上の利点及び透明性及び屈折率等の光学特性からポリメチルメタクリレート(PMMA)、メチルメタクリレートと他の(メタ)アクリレートとの共重合体、ポリカーボネート等の透明樹脂を用いることが好ましい。
【0028】
本発明の導光板は、上記樹脂を用いて、射出成形或いはコンプレッション成形することにより製造することができ、このとき上述した光出射用パターン30及び光拡散パターンを導光板10の両面に形成することができる。
【0029】
このような構成の導光板は、図3に示した面状光源装置の導光板1として用いることができる。光源2から導光板1内に入射した光は、直線状溝31或いは円錐状凹部32の各傾斜面において進行方向を変更され、光出射面10b方向に向けられる。この際、直線状溝31の傾斜面は一定の方向を向いているのに対し、円錐状凹部32の傾斜面は曲面になっているので、種々の方向に進む光を光出射面側に向けることができる。また導光板内の光量は光入射面10aから離れるにつれて減少するが、光入射面10aから離れるにつれてV字状溝31及び円錐状凹部32の各傾斜面の面積が増加するので、光出射面10bに向う光の割合が多くなり、全体として均一な分布で光出射面10bから光が出射される。これにより面状光源装置の均一な輝度分布を達成できる。
【0030】
このように本発明の導光板は、単独で用いた場合にも面状光源装置の輝度を向上させ且つ均一な輝度分布とすることができるが、更に光出射用パターン30を見えなくさせて、光の均一度を高めるために拡散フィルムを光出射面上に置くことが好ましい。また光出射面或いは裏面に公知のプリズムシートを併用してもよく、その場合さらに高い輝度が得られる。
【0031】
【実施例】
実施例1
PMMA樹脂を用いて、縦及び横のサイズが3インチで、断面形状がくさび形(厚さ:最厚部3mm、最薄部0.5mm)の導光板を射出成形により成形した。この射出成形により導光板の裏面には、図1に示すようにV字状溝と、円錐状凹部を形成し、光出射面には粗面ドットパターンを形成した。V字状溝は両傾斜面のなす角度が70°で、光入射面の深さが150μmで、入射面から離れるにつれて幅及び深さが大きくなるようし、光入射面の反対面の深さ350μmとなるようにした。溝間の間隔(溝の谷と谷との間)は500μmとした。
【0032】
一方、円錐状凹部は頂角60°で、光入射面の深さを35μmとし、光入射面から離れるにつれて大きくなるようし、光入射面の反対面の深さを450μmとした。凹部間のピッチ(頂点と頂点の間隔)は均等に500μmとした。
【0033】
この導光板の厚みが厚い方の辺に、2.6φの冷陰極管を設置し、冷陰極管の周囲に反射フィルム(商品名GR38W:(株)きもと)を巻き付けた。また導光板の下側に反射板(商品名:レフホワイト:(株)きもと)を設置するとともに、導光板の光出射面側に拡散フィルム(商品名ライトアップMX:(株)きもと)とを積層しバックライトを作製した。
【0034】
このバックライトに管電流5mAを流し、バックライトを点灯し、輝度を測定した。輝度測定は輝度計BM−8((株)トプコン製)を用いて図4に示すように9点の測定値の平均を取った。その結果、平均3600cd/m2の輝度が得られた。
比較例
導光板として裏面が平らである以外は実施例1と同様の構成のものを用い、実施例1と同様に比較用バックライトを作製した。このバックライトについても実施例1と同様に輝度を測定した結果、平均3000cd/m2の輝度しか得られなかった。
【0035】
【発明の効果】
本発明による導光板は、光出射用パターンとして断面V字状の直線溝と円錐状凹部とを組合せることにより、正面方向の高い輝度と均一な輝度分布が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導光板の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の導光板における光出射用パターンの要部を示す図で、(a)はV字状直線溝の断面図、(b)は円錐状凹部の断面図。
【図3】本発明及び従来の導光板が適用される面状光源装置の概略構成図。
【図4】面状光源装置(バックライト)の輝度測定方法を説明する図。
【符号の説明】
10・・・・・・導光板
10a・・・・・・光入射面
10b・・・・・・光出射面
10c・・・・・・裏面
20・・・・・・光源
30・・・・・・光出射用パターン
31・・・・・・直線状溝
32・・・・・・円錐状凹部[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a light source plate used for a planar light source device used as a backlight of various display devices or a planar light source device for a display such as an electric signboard, and in particular, a light source is disposed on at least one side end surface of the light guide plate. The present invention relates to a light guide plate suitable for a so-called edge light type planar light source device.
[0002]
[Prior art]
The edge light type planar light source device has a structure in which the
[0003]
In order to satisfy the former requirement, the light diffusion pattern is formed so that the area increases as the distance from the light source plate (Japanese Patent Laid-Open No. 51-88042) or the light source is reduced so that the cross section becomes thinner as the distance from the light source increases. Known light guide plates (Japanese Patent Laid-Open No. Hei 1-241590, etc.) are known. In order to make the light diffusion pattern inconspicuous, a diffusion sheet or a diffusion film is used in combination. The light diffusion sheet is disposed on the normal light exit surface as indicated by 4 in FIG.
[0004]
On the other hand, in order to satisfy the latter requirement, a light guide plate having a roughened surface opposite to the light emitting surface and a planar light source device in which a prism sheet is disposed on the upper surface or the lower surface of the light guide plate are well known. The light emitted from the light guide plate is redirected by the prism sheet and directed in a direction close to a direction perpendicular to the light emitting surface. Thereby, the brightness | luminance of a planar light source device can be improved significantly.
[0005]
However, in general, the prism sheet is expensive, and there is a problem that the assembly work of the planar light source device is increased due to the increase in the number of parts. To improve this, the light guide plate is manufactured by injection molding, and the light guide plate itself It has been proposed to form a light emission pattern such as a prism (Japanese Patent Laid-Open No. 7-168026, Utility Model Registration 3039669, etc.). The light guide plate described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-168026 is formed by forming a V-shaped groove parallel to the light source on the surface opposite to the light emitting surface and increasing the groove as the distance from the light source increases. The parallel V-shaped groove increases the amount of light directed to the light exit surface to improve the brightness, and the size of the V-shaped groove is changed so that the area distribution of the emitted light is substantially uniform over the entire surface. Yes.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional light guide plate, when the pattern for emitting light is a dot-like rough surface, there is a problem that the uniformity as a surface light source is high but the luminance is low. On the other hand, in order to obtain high luminance, when a groove having a V-shaped cross section is provided deep inside the light guide plate, the difference in luminance between the portion where the groove is formed (light emitting portion) and the other portion (non-light emitting portion) It was difficult to erase the pattern even when a diffusion film was used. In the case of a V-shaped groove, it is difficult to obtain a uniform luminance distribution, and the light guide plate described in JP-A-7-168026 has not been sufficient.
[0007]
Recently, in addition to the uniform luminance distribution, there is a demand for fine adjustment of the luminance distribution, such as brightening only the central part when moving images are projected. However, with the conventional light guide plate, the luminance distribution is finely adjusted. I couldn't.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a light guide plate that can obtain high luminance and a uniform luminance distribution when used in a planar light source. Another object of the present invention is to provide a light guide plate capable of fine adjustment of luminance distribution.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of research to solve the above problems, by forming a pattern in which a straight groove having a V-shaped cross section and a conical concave portion are formed on the back surface of the light emitting surface of the light guide plate, It has been found that fine adjustment can be easily performed, and an arbitrary luminance distribution can be obtained such as a uniform luminance distribution on the entire surface or a higher luminance at the center as in the case of moving images. In this description, luminance means luminance as a planar light source when the light guide plate of the present invention is applied to a planar light source.
[0010]
That is, in the light guide plate of the present invention, at least one side surface is a light incident surface, one surface substantially orthogonal to the light incident surface is a light output surface, and a light output pattern is provided on at least one of the light output surface and the back surface thereof. In the light guide plate formed, the light emission pattern is a combination of a linear groove having a V-shaped cross section and a conical concave portion. In a preferred embodiment, the linear groove is perpendicular to the light incident surface. The area of the inclined surface of the groove is formed so as to increase as the distance from the light incident surface increases.
[0011]
In a preferred aspect of the present invention, the conical recess is disposed between adjacent grooves, and is formed so that the conical shape increases as the distance from the light incident surface increases.
[0012]
By combining the linear groove and the conical recess, the light traveling in various directions in the light guide plate can be directed almost in the direction of the light exit surface, thereby obtaining high brightness. The luminance distribution can be arbitrarily adjusted by changing the distribution and shape of the conical recesses. Further, since the conical concave portion exists between the grooves, the luminance difference between the portion having the linear groove and the portion therebetween can be eliminated, and the light emission pattern can be made inconspicuous. .
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the light guide plate of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
As shown in FIG. 2A, the
[0018]
Moreover, the linear groove |
[0019]
The depth of the
[0020]
The distance (pitch) between the grooves of the
[0021]
The
[0022]
The apex angle θ2 of the
[0023]
The
[0024]
The depth varies depending on the overall size and configuration of the light guide plate. As an example, in a light guide plate having a length of about 45 mm and a width of about 60 mm, the depth of the smallest
[0025]
The pitch in the groove direction (Y direction) of the
[0026]
The
[0027]
The material of the light guide plate is not particularly limited, but it is possible to manufacture polymethylmethacrylate (PMMA), methylmethacrylate and other (meth) acrylates from the manufacturing advantage of being able to be manufactured by injection molding and optical properties such as transparency and refractive index. It is preferable to use a transparent resin such as a polymer or polycarbonate.
[0028]
The light guide plate of the present invention can be manufactured by injection molding or compression molding using the resin, and at this time, the
[0029]
The light guide plate having such a configuration can be used as the light guide plate 1 of the planar light source device shown in FIG. The light that has entered the light guide plate 1 from the
[0030]
As described above, the light guide plate of the present invention can improve the luminance of the planar light source device and have a uniform luminance distribution even when used alone, but further makes the light emitting
[0031]
【Example】
Example 1
Using PMMA resin, a light guide plate having a vertical and horizontal size of 3 inches and a wedge-shaped cross section (thickness: 3 mm thickest part, 0.5 mm thinnest part) was formed by injection molding. By this injection molding, a V-shaped groove and a conical recess were formed on the back surface of the light guide plate as shown in FIG. 1, and a rough dot pattern was formed on the light exit surface. The V-shaped groove has an angle between both inclined surfaces of 70 °, the depth of the light incident surface is 150 μm, and the width and depth increase with increasing distance from the incident surface, and the depth of the opposite surface of the light incident surface. The thickness was set to 350 μm. The interval between the grooves (between the groove valleys) was 500 μm.
[0032]
On the other hand, the conical recess has an apex angle of 60 °, the depth of the light incident surface is set to 35 μm, the depth increases as the distance from the light incident surface increases, and the depth of the surface opposite to the light incident surface is set to 450 μm. The pitch between the recesses (the distance between the vertices) was uniformly 500 μm.
[0033]
A 2.6 mm cold-cathode tube was installed on the thicker side of the light guide plate, and a reflective film (trade name GR38W: Kimoto Co., Ltd.) was wound around the cold-cathode tube. In addition, a reflector (trade name: Ref White: Kimoto Co., Ltd.) is installed under the light guide plate, and a diffusion film (product name: Light Up MX: Kimoto Co., Ltd.) is installed on the light exit surface side of the light guide plate. A backlight was manufactured by laminating.
[0034]
A tube current of 5 mA was passed through the backlight, the backlight was turned on, and the luminance was measured. As shown in FIG. 4, the luminance measurement was performed using an luminance meter BM-8 (manufactured by Topcon Co., Ltd.). As a result, an average luminance of 3600 cd / m 2 was obtained.
Comparative Example A comparative backlight was produced in the same manner as in Example 1 except that the rear surface of the comparative light guide plate was flat and the same structure as in Example 1 was used. As a result of measuring the luminance of this backlight in the same manner as in Example 1, only an average luminance of 3000 cd / m 2 was obtained.
[0035]
【The invention's effect】
The light guide plate according to the present invention can obtain a high luminance in the front direction and a uniform luminance distribution by combining a linear groove having a V-shaped cross section and a conical concave portion as a light emitting pattern.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a light guide plate of the present invention.
2A and 2B are diagrams showing a main part of a light emission pattern in a light guide plate of the present invention, wherein FIG. 2A is a cross-sectional view of a V-shaped linear groove, and FIG.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram of a planar light source device to which the present invention and a conventional light guide plate are applied.
FIG. 4 is a diagram for explaining a luminance measurement method of a planar light source device (backlight).
[Explanation of symbols]
10. Light guide plate 10a ...
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