JP3881275B2 - Two-cycle multi-cylinder engine fuel supply rail mounting structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
インジェクタから気筒内に燃料を直接噴射する筒内噴射式(直噴式)の多気筒エンジンにおいては、燃料ポンプからの燃料はシリンダヘッドに取り付けられた燃料供給レールを経て各インジェクタに分配される。
【0003】
斯かる筒内噴射式の多気筒エンジンにあっては、燃料噴霧の微粒化や貫通力(吹き出す強さ)アップ等の要求から燃料の高圧化が進んできているが、一般的に燃料を高圧化しているエンジンでは、安全面から燃料供給レールにも高い強度を確保する必要があるため、該燃料供給レールとしては厚くて剛性の高いものが用いられる。
【0004】
ところで、筒内噴射式の2サイクル多気筒エンジンの場合、4サイクル多気筒エンジンとは異なり、シリンダヘッドにバルブ類が存在しないため、燃料供給レールのシリンダヘッドへの取り付けは必然的にボス方式となる。具体的には、シリンダヘッドの外面に複数のボスを一体に突設し、燃料供給レールに貫設された複数のボルト挿通孔に挿通するボルトをシリンダヘッド側ボスに螺着することによって、燃料供給レールをシリンダヘッドに取り付ける構成が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
斯かる取付構造を有する筒内噴射式の2サイクル多気筒エンジンにおいては、燃料供給レールが取り付けられているシリンダヘッドは運転時には高温となって熱膨張する反面、燃料供給レールはその内部に比較的低温の燃料が流れるために余り熱膨張しない。このため、シリンダヘッドと燃料供給レール間に熱膨張差が生じ、この熱膨張差に起因して燃料供給レールの取付部であるシリンダヘッド側ボスに過大な応力が発生する可能性がある。
【0006】
ここで、2サイクル多気筒エンジンにおける燃料供給レールの取付構造の従来例を図8に示す(特開2000−179432参照)。
【0007】
即ち、図8は従来の燃料供給レール取付構造を示す船外機用エンジンのシリンダヘッドの破断面図であり、上下方向(図の紙面垂直方向)に長いシリンダヘッド121の複数箇所にはボス121aが一体に突設されており、燃料供給レール125は、これに貫設されたボルト挿通孔138に挿通するボルト142をシリンダヘッド側ボス121aに螺着することによってシリンダヘッド121に取り付けられている。
【0008】
ところが、ボルト142のボス121aへの螺合部c”はボス121aの表面付近の浅い部分に位置していたため、燃料供給レール125とシリンダヘッド121の熱膨張差に起因する応力がボルト142の撓み変形によって吸収され得ず、過大な応力がボス121aの根元部に作用するという問題があった。尚、燃料供給レール125とシリンダヘッド121の熱膨張差は燃料供給レール121の長さ方向両端部で最大となるため、この部分を取り付けるためのボス121aの根元部に最も大きな応力が発生する。
【0009】
又、燃料供給レールには高い燃料圧の反力やエンジン振動が作用するため、これらに伴う応力が燃料供給レールの取付部であるボス部に加わる。特に、2サイクルエンジンの高速域での燃料噴射可能時間(範囲)は4サイクルエンジンのそれよりも短いため、2サイクルエンジンには燃料圧の一層の高圧化が要求され、シリンダヘッド側ボスの根元部への応力集中が激しくなる。
【0010】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、燃料供給レールを取り付けるためのシリンダヘッド側ボスへの過大な応力の集中を防ぐことができる2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、燃料供給レールに貫設された複数のボルト挿通孔に挿通するボルトをシリンダヘッドに一体に突設された複数のボスに螺着することによって燃料供給レールをシリンダヘッドに取り付け、該燃料供給レールから供給される燃料をインジェクから各気筒内に直接噴射する2サイクル多気筒エンジンの前記燃料供給レールの取付構造として、前記燃料供給レールの長さ方向両端部のボルト挿通孔に挿通する前記ボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの根元部に設けるとともに、ボルトとボルト挿通孔との間に隙間を形成したことを特徴とする。
【0012】
また、請求項1記載の発明は、さらに、前記燃料供給レールの長さ方向中間部のボルト挿通孔に挿通する前記ボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの表面部に設け、該ボスの根元部分のクランク軸方向の剛性を燃料供給レールの両端部に位置する両端部のボスのそれよりも相対的に小さく設定したことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記燃料供給レールと前記シリンダヘッド側ボスとの間にスペーサを介設したことを特徴とする。
【0014】
従って、請求項1記載の発明によれば、熱膨張差が最大となる燃料供給レールの少なくとも長さ方向両端部のボルト挿通孔に挿通するボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの根元部に設けるとともに、ボルトとボルト挿通孔との間に隙間を形成したため、シリンダヘッドと燃料供給レールとの熱膨張差に起因する応力はボルトの撓み変形によって吸収され、特別な部材を設けることなく簡単な加工のみで、燃料供給レールを取り付けるためのシリンダヘッド側ボスへの過大な応力の集中を防ぐことができる。
【0015】
また、請求項1記載の発明によれば、燃料供給レールの長さ方向中間部の熱膨張差は両端部のそれよりも小さく、この部分のボスに作用する応力も比較的小さい。このため、燃料供給レールの長さ方向中間部のボルト挿通孔に挿通するボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの表面部に設ける従来の構成と同様の構成を採用しても、ボスに過大な応力が発生することはない。そして、燃料供給レールの長さ方向中間部に位置するボスの根元部分のクランク軸方向の剛性を燃料供給レールの両端部に位置するボスのそれよりも相対的に小さく設定したため、エンジン振動により燃料供給レール自体が振動したとしても、該燃料供給レールの長さ方向中間部に位置するボスに過大な応力が発生することがない。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、燃料供給レールとシリンダヘッド側ボスとの間にスペーサを介設したため、このスペーサの厚さ分だけボスの突出高さを低く抑えることができ、ボルトに曲げ荷重が作用したときにスペーサとボスとの間に相対変位が許容され、ボスに曲げ荷重が掛かりにくく、該ボスに大きな応力が発生しない。そして、スペーサを断熱性の高い樹脂材等で構成すれば、シリンダヘッドから燃料供給レールへの熱の伝播を遮断することができ、燃料供給レールを流れる燃料への熱的影響を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に関連技術及び本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
<関連技術1>
関連技術1は2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造を船外機用エンジンに対して適用したものであるが、先ず、船外機の全体構成を図1に基づいて説明する。
【0019】
図1は船外機1の側面図であり、該船外機1は、クランプブラケット2によって船体100後部の船尾板100aに取り付けられており、クランプブラケット2には推進ユニット3を弾性支持するスイベルブラケット4がチルト軸5によって上下に回動自在に枢着されている。
【0020】
上記推進ユニット3は、カウリング6とアッパーケース7及びロアーケース8とで構成されるハウジングを有しており、カウリング6内には2サイクル多気筒エンジン10が収納されている。
【0021】
上記エンジン10には、後述のようにクランク軸19(図2及び図3参照)が配されており、このクランク軸19には、アッパーケース7内を縦方向に縦断するドライブ軸11の上端が連結されている。そして、ドライブ軸11の下端は、ロアケース8内に収納された前後進切換機構12に連結されており、前後進切換機構12からはプロペラ軸13が水平後方に延びており、このプロペラ軸13のロアケース8外へ突出する後端部にはプロペラ14が取り付けられている。
【0022】
而して、エンジン10が駆動されると、そのクランク軸19の回転はドライブ軸11へと伝達され、ドライブ軸11の回転は前後進切換機構12によって方向を直角に切り換えられてプロペラ軸13に伝達され、該プロペラ軸13に取り付けられたプロペラ14が回転することによって推進ユニット3に所要の推進力が発生し、この推進力によって船体100が所定の速度で航走せしめられる。
【0023】
次に、前記2サイクル多気筒エンジン10の構成の詳細を図2及び図3に基づいて説明する。尚、図2は船外機のエンジン部分の平断面図、図3はエンジンの一方のバンクの平断面図である。
【0024】
2サイクル多気筒エンジン10は、筒内噴射式(直噴式)のV型6気筒エンジンであって、V型を成す各バンクには3つの気筒がそれぞれ縦方向(図2及び図3の紙面垂直方向)に配されている。そして、図3に示すように、各バンクのシリンダボディ15には、各気筒毎にシリンダ16が設けられており、各シリンダ16には水平方向に摺動するピストン17がそれぞれ嵌挿され、各ピストン17はコンロッド18を介してクランク軸19に連結されている。尚、クランク軸19はクランク室20内に縦方向(図2及び図3の紙面垂直方向)に長く配されており、各ピストン17のシリンダ16内での往復直線運動はコンロッド18によってクランク軸19の回転運動に変換される。
【0025】
又、図3に示すように、各バンクのシリンダボディ15の端部に被着されたシリンダヘッド21には、各気筒毎に燃焼室22がそれぞれ形成されており、シリンダヘッド21には、その端部が燃焼室22に臨むインジェクタ23と点火プラグ24が各気筒毎にそれぞれ取り付けられるとともに、各インジェクタ23に燃料を分配するための燃料供給レール25が本発明構造によって取り付けられている。
【0026】
ところで、図2に示すように、前記クランク軸19の上端部にはフライホイール26が固定されており、更にその上部には駆動プーリ27が取り付けられている。そして、エンジン10の上部に配されたポンプ駆動ユニット28の回転軸29には従動プーリ30が取り付けられており、該従動プーリ30と前記駆動プーリ27には無端状の駆動ベルト31が巻装されている。
【0027】
ここで、上記ポンプ駆動ユニット28には高圧燃料ポンプ32を含んで構成されており、この高圧燃料ポンプ32は燃料給排ユニット33を有している。
【0028】
他方、エンジン10の各バンクのシリンダヘッド21には、燃料供給レール25が本発明に係る取付構造によって取り付けられており、各燃料供給レール25には前記インジェクタ23が接続されるとともに、前記燃料給排ユニット33から延びるフレキシブル配管34が接続されている。
【0029】
而して、エンジン10が駆動されると、そのクランク軸19の回転は駆動プーリ27と駆動ベルト31及び従動プーリ30を経てポンプ駆動ユニット28の回転軸29に伝達され、この回転軸29の回転によって前記高圧燃料ポンプ32が駆動されて燃料が所定圧(50〜100kg/cm2 )に加圧される。そして、加圧された高圧燃料は、燃料給排ユニット33からフレキシブル配管34を経て左右の各バンクの燃料供給レール25に送られ、各燃料供給レール25からインジェクタ23に供給され、各インジェクタ23において適当なタイミングで各気筒の燃焼室22内に直接噴射されて燃焼に供される。
【0030】
尚、図2において、35はスタータモータ、36はベルトテンショナ、37はサイレンサである。
【0031】
次に、前記各燃料供給レール25のシリンダヘッド21への取付構造を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4はシリンダヘッドの正面図、図5は図4のA−A線破断面図である。
【0032】
図4に示すように、上下方向に長いシリンダヘッド21の外面の内バンク側には4つのボス21a,21b,21c,21dが上下方向に適当な間隔で一体に突設されており、これらのボス21a〜21dに前記燃料供給レール25が取り付けられている。
【0033】
ここで、燃料供給レール25の最下端のボス21dへの取付構造を図5に示すが、燃料供給レール25のボス21a〜21dに対応する箇所には計4つのボルト挿通孔38が貫設されており、各ボス21a〜21dには、根元部まで達する鋳抜き下穴39が形成され、この鋳抜き下穴39の上部(表面付近)には円孔40が形成され、その下方には長さaの雌ねじ部41が形成されている。
【0034】
而して、燃料供給レール25の下端部は、これに形成された前記ボルト挿通孔38に挿通するボルト42の長さbの雄ねじ部42aをボス21dに形成された雌ねじ部41にねじ込むことによって取り付けられ、他の3箇所も同様の構造によってボスにそれぞれ取り付けられる。ここで、各ボルト42の先端部には長さbに亘って雄ねじ部42aが形成されているが、各ボス21a〜21dにはその根元部付近に雌ねじ部41が形成されているため、ボルト42のシリンダヘッド側ボス21a〜21dへの螺合部cが該ボス21a〜21dの根元部に位置することとなる。
【0035】
従って、ボルト42と燃料供給レール25のボルト挿通孔38及びボス21a〜21dの円孔40との間には所定の隙間が形成されており、図示しないが、この隙間には、組立時に位置決め用として用いられるカラーが挿入されている。
【0036】
上述の構造によってシリンダヘッド21に取り付けられた燃料供給レール25には、図4に示すように、各気筒毎に設けられた前記インジェクタ23の端部が差し込まれて固定されている。尚、図4において、43は各気筒毎に形成されたプラグ孔であり、各プラグ孔43には前記点火プラグ24が螺着される。
【0037】
ところで、関連技術1に係る2サイクル多気筒エンジン10においては、燃料供給レール25が取り付けられているシリンダヘッド21は運転時には高温となって熱膨張する反面、燃料供給レール25はその内部に比較的低温の燃料が流れるために余り熱膨張しない。このため、シリンダヘッド21と燃料供給レール25間に熱膨張差が生じ、この熱膨張差に起因して燃料供給レール25の取付部であるシリンダヘッド側ボス21a〜21dに過大な応力が発生する可能性がある。
【0038】
然るに、関連技術1では、燃料供給レール25をシリンダヘッド21に取り付けるためのボルト42のシリンダヘッド側ボス21a〜21dへの螺合部cを該ボス21a〜21dの根元部に設けるとともに、該ボルト42と燃料供給レール25のボルト挿通孔38及びボス21a〜21dの円孔40との間に隙間を形成したため、シリンダヘッド21と燃料供給レール25との熱膨張差に起因する応力はボルト42の撓み変形によって吸収され、特別な部材を設けることなく簡単な加工のみで、燃料供給レール25を取り付けるためのシリンダヘッド側ボス21a〜21dへの過大な応力の集中を防ぐことができる。
【0039】
尚、燃料供給レール25の長さ方向中間部の熱膨張差は両端部のそれよりも小さく、上下端のボス21a,21dを除く中間の2つのボス21b,21cに作用する応力も比較的小さい。このため、燃料供給レール25の上下端のボス21a,21dへの取付構造に関連技術1に係る構造を採用し、他の2つのボス21b,21cへの取付構造には従来の構造を採用しても良い。
【0040】
ところで、以上は一方のバンクの燃料供給レール25の取付構造についてのみ説明したが、他方の燃料供給レール25の取付構造も同様であるため、これについての図示及び説明は省略する。
【0041】
<関連技術2>
次に、関連技術2を図6に基づいて説明する。尚、図6は関連技術1に係る燃料供給レール取付構造を示す図5と同様の図であり、本図においては図5に示したものと同一要素には同一符号を付している。
【0042】
関連技術2では、燃料供給レール25の上下端のシリンダヘッド側ボス21a,21dへの取付構造として図示のような構造を採用している。
【0043】
即ち、シリンダヘッド21の上下端のボス21a,21dは高さが低く抑え、該ボス21a,21dと燃料供給レール25との間にスペーサ44を介設している。尚、スペーサ44の上面には回り止め用のピン45が立設されており、このピン45は燃料供給レール25の下面に係合している。
【0044】
而して、他の構成は前記関連技術1と同様であって、燃料供給レール25をシリンダヘッド21に取り付けるためのボルト42のシリンダヘッド側ボス21a〜21dへの螺合部cを該ボス21a〜21dの根元部に設けるとともに、該ボルト42と燃料供給レール25のボルト挿通孔38とスペーサ44の円孔46及びボス21の円孔40との間に隙間を形成したため、シリンダヘッド21と燃料供給レール25との熱膨張差に起因する応力はボルト42の撓み変形によって吸収され、特別な部材を設けることなく簡単な加工のみで、燃料供給レール25を取り付けるためのシリンダヘッド側ボス21a〜21dへの過大な応力の集中を防ぐことができる。
【0045】
又、燃料供給レール25とシリンダヘッド側ボス21a,21dとの間にスペーサ44を介設したため、このスペーサ44の厚さ分だけボス21a,21dの突出高さを低く抑えることができ、ボルト42に曲げ荷重が作用したときにスペーサ44とボス21a,21dとの間に相対変位が許容され、ボス21a,21dに曲げ荷重が掛かりにくく、該ボス21a,21dに大きな応力が発生しない。
【0046】
更に、スペーサ44を断熱性の高い樹脂材等で構成すれば、シリンダヘッド21から燃料供給レール25への熱の伝播を遮断することができ、燃料供給レール25を流れる燃料への熱的影響を防ぐことができる。
【0047】
<実施の形態>
次に、本発明の実施の形態を図7に基づいて説明する。尚、図7は関連技術1に係る燃料供給レール取付構造を示す図4のB−B線破断面図であり、本図においても図5に示したものと同一要素には同一符号を付している。
【0048】
本実施の形態は、燃料供給レール25の長さ方向中間部(上下端を除く)のボルト挿通孔38に挿通するボルト42のシリンダヘッド側ボス21b,21c(図4参照)への螺合部c’を該ボス21b,21cの表面部に設けるとともに、該ボス21b,21cの根元部分のクランク軸方向(図7の紙面垂直方向)の剛性を燃料供給レール25の両端部に位置するボス21a,21d(図4参照)のそれよりも相対的に小さく設定したことを特徴とする。
【0049】
ここで、ボス21b,21cの根元部分のクランク軸方向の剛性を燃料供給レール25の両端部に位置するボス21a,21dのそれよりも相対的に小さくする具体的な方法として、本実施の形態では、中間部のボス21b,21cの根元部に切欠き47を形成してその部分の幅寸法を縮小する構成を採用している。
【0050】
尚、本実施の形態では、燃料供給レール25の上下端部のシリンダヘッド側ボス21a,21dへの取付構造には前記関連技術1と同様の構造(図5参照)が採用されている。
【0051】
ところで、本実施の形態に係る2サイクル多気筒エンジンにおいては、前述のように燃料供給レール25の長さ方向中間部の熱膨張差は両端部のそれよりも小さく、この部分のボス21b,21cに作用する応力も比較的小さい。このため、本実施の形態のように、燃料供給レール25の長さ方向中間部のボルト挿通孔38に挿通するボルト42のシリンダヘッド側ボス21b,21cへの螺合部c’を該ボス21b,21cの表面部に設ける従来と同様の構成を採用しても、ボス21b,21cに過大な応力が発生することはない。
【0052】
又、燃料供給レール25の上下端部のシリンダヘッド側ボス21a,21dへの取付構造には前記関連技術1と同様の構造(図5参照)が採用されているため、燃料供給レール25とシリンダヘッド21の熱膨張差に起因して過大な応力がボス21a,21dに発生することがない。
【0053】
そして更に、本実施の形態では、燃料供給レール25の長さ方向中間部に位置するボス21b,21cの根元部分のクランク軸方向の剛性を燃料供給レール25の両端部に位置するボス21a,21bのそれよりも相対的に小さく設定したため、エンジン振動により燃料供給レール25自体が振動したとしても、該燃料供給レール25の長さ方向中間部に位置するボス21b,21cに過大な応力が発生することがない。
【0054】
尚、以上の実施の形態では本発明を特に船外機用の2サイクル多気筒エンジンに適用した形態について述べたが、本発明は自動車用、その他任意の2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、燃料供給レールに貫設された複数のボルト挿通孔に挿通するボルトをシリンダヘッドに一体に突設された複数のボスに螺着することによって燃料供給レールをシリンダヘッドに取り付け、該燃料供給レールから供給される燃料をインジェクから各気筒内に直接噴射する2サイクル多気筒エンジンの前記燃料供給レールの取付構造として、前記燃料供給レールの少なくとも長さ方向両端部のボルト挿通孔に挿通する前記ボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの根元部に設けるとともに、ボルトとボルト挿通孔との間に隙間を形成したため、燃料供給レールを取り付けるためのシリンダヘッド側ボスへの過大な応力の集中を防ぐことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船外機の側面図である。
【図2】船外機のエンジン部分の平断面図である。
【図3】船外機用エンジンの一方のバンクの平断面図である。
【図4】船外機用エンジンのシリンダヘッドの正面図である。
【図5】関連技術1に係る燃料供給レール取付構造を示す図(図4のA−A線破断面図)である。
【図6】関連技術2に係る燃料供給レール取付構造を示す図(図5と同様の図)である。
【図7】本発明の実施の形態に係る燃料供給レール取付構造を示す図(図4のB−B線破断面図)である。
【図8】従来の燃料供給レール取付構造を示す破断図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel supply rail mounting structure for a two-cycle multi-cylinder engine.
[0002]
[Prior art]
In an in-cylinder injection (direct injection) multi-cylinder engine in which fuel is directly injected into a cylinder from an injector, fuel from a fuel pump is distributed to each injector via a fuel supply rail attached to the cylinder head.
[0003]
In such an in-cylinder multi-cylinder engine, fuel pressure is increasing due to demands such as atomization of fuel spray and increased penetration (strength of blowing). In the engine that has been made, it is necessary to ensure high strength also in the fuel supply rail from the viewpoint of safety, and therefore, a thick and highly rigid fuel supply rail is used.
[0004]
By the way, in the case of an in-cylinder two-cycle multi-cylinder engine, unlike a four-cycle multi-cylinder engine, there are no valves in the cylinder head, so the fuel supply rail must be attached to the cylinder head. Become. Specifically, a plurality of bosses are integrally projected on the outer surface of the cylinder head, and a bolt inserted into a plurality of bolt insertion holes penetrating the fuel supply rail is screwed to the cylinder head side boss, thereby The structure which attaches a supply rail to a cylinder head is employ | adopted.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the in-cylinder two-cycle multi-cylinder engine having such an attachment structure, the cylinder head to which the fuel supply rail is attached becomes hot during operation and thermally expands, but the fuel supply rail is relatively in the interior. It does not expand much because of low temperature fuel flow. For this reason, a thermal expansion difference is generated between the cylinder head and the fuel supply rail, and an excessive stress may be generated in the cylinder head side boss which is a mounting portion of the fuel supply rail due to the thermal expansion difference.
[0006]
Here, FIG. 8 shows a conventional example of a fuel supply rail mounting structure in a two-cycle multi-cylinder engine (see Japanese Patent Laid-Open No. 2000-179432).
[0007]
That is, FIG. 8 is a broken sectional view of the cylinder head of the engine for an outboard motor showing a conventional fuel supply rail mounting structure. The
[0008]
However, since the screwing portion c ″ of the
[0009]
Further, since the reaction force of high fuel pressure and engine vibration act on the fuel supply rail, the stress accompanying them is applied to the boss portion which is the mounting portion of the fuel supply rail. In particular, since the fuel injection possible time (range) in the high speed range of a 2-cycle engine is shorter than that of a 4-cycle engine, the 2-cycle engine is required to have a higher fuel pressure. Stress concentration on the part becomes intense.
[0010]
The present invention has been made in view of the above problems, and its object is to provide a fuel for a two-cycle multi-cylinder engine capable of preventing concentration of excessive stress on a cylinder head side boss for mounting a fuel supply rail. It is to provide a supply rail mounting structure.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a bolt inserted into a plurality of bolt insertion holes penetrating the fuel supply rail is screwed to a plurality of bosses integrally projecting from the cylinder head. As a mounting structure of the fuel supply rail of a two-cycle multi-cylinder engine in which the fuel supply rail is attached to the cylinder head by the above and fuel supplied from the fuel supply rail is directly injected into each cylinder from the injector , the length of the fuel supply rail is The bolt is inserted into the bolt insertion holes at both ends in the vertical direction, and a screwed portion to the cylinder head side boss is provided at the base of the boss, and a gap is formed between the bolt and the bolt insertion hole. To do.
[0012]
The invention of claim 1 further provided with a threaded portion of the cylinder head side boss of the bolt to be inserted into the bolt insertion hole of the longitudinal intermediate portion of the fuel supply rail on the surface portion of the boss, The rigidity in the crankshaft direction of the base portion of the boss is set to be relatively smaller than that of the bosses at both ends located at both ends of the fuel supply rail .
[0013]
According to a second aspect of the invention of claim 1 Symbol mounting, characterized in that interposed a spacer between the fuel supply rail and the cylinder head side boss.
[0014]
Therefore, according to the first aspect of the present invention, the threaded portion of the bolt inserted into the bolt insertion hole at least at both ends in the length direction of the fuel supply rail having the largest thermal expansion difference is connected to the boss on the cylinder head side. Since a gap is formed between the bolt and the bolt insertion hole, the stress caused by the thermal expansion difference between the cylinder head and the fuel supply rail is absorbed by the bending deformation of the bolt, and a special member is provided. It is possible to prevent the concentration of excessive stress on the cylinder head side boss for attaching the fuel supply rail by only simple processing.
[0015]
Further, according to the first aspect of the invention, the thermal expansion difference in the length direction intermediate portion of the fuel supply rail is smaller than that of both end portions, the stress is relatively small acting on the boss of this part. For this reason, even if a configuration similar to the conventional configuration in which a screwed portion of the bolt inserted into the bolt insertion hole in the middle portion in the longitudinal direction of the fuel supply rail to the cylinder head side boss is provided on the surface portion of the boss is adopted. The boss will not be overstressed. Since the rigidity in the crankshaft direction of the base portion of the boss located at the middle portion in the longitudinal direction of the fuel supply rail is set to be relatively smaller than that of the boss located at both ends of the fuel supply rail, the fuel is generated by engine vibration. Even if the supply rail itself vibrates, excessive stress is not generated in the boss located in the middle portion in the longitudinal direction of the fuel supply rail.
[0016]
According to the second aspect of the present invention, since the spacer is interposed between the fuel supply rail and the cylinder head side boss, the protruding height of the boss can be kept low by the thickness of the spacer and bent to the bolt. When a load is applied, a relative displacement is allowed between the spacer and the boss, and a bending load is not easily applied to the boss, so that a large stress is not generated on the boss. If the spacer is made of a highly heat-insulating resin material or the like, the propagation of heat from the cylinder head to the fuel supply rail can be blocked, and the thermal influence on the fuel flowing through the fuel supply rail can be prevented. .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the related art and the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0018]
< Related technology 1>
In Related Art 1, a fuel supply rail mounting structure for a two-cycle multi-cylinder engine is applied to an outboard engine. First, the overall configuration of the outboard motor will be described with reference to FIG.
[0019]
FIG. 1 is a side view of an outboard motor 1. The outboard motor 1 is attached to a
[0020]
The propulsion unit 3 has a housing composed of a
[0021]
As described later, the
[0022]
Thus, when the
[0023]
Next, details of the configuration of the two-
[0024]
The two-
[0025]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0026]
As shown in FIG. 2, a flywheel 26 is fixed to the upper end portion of the
[0027]
Here, the
[0028]
On the other hand, fuel supply rails 25 are attached to the cylinder heads 21 of the banks of the
[0029]
Thus, when the
[0030]
In FIG. 2, 35 is a starter motor, 36 is a belt tensioner, and 37 is a silencer.
[0031]
Next, a structure for attaching each
[0032]
As shown in FIG. 4, four
[0033]
Here, FIG. 5 shows an attachment structure to the boss 21d at the lowermost end of the
[0034]
Thus, the lower end portion of the
[0035]
Accordingly, a predetermined gap is formed between the
[0036]
As shown in FIG. 4, the end of the
[0037]
By the way, in the two-
[0038]
However, in the related art 1 , a screwing portion c of the
[0039]
The difference in thermal expansion at the middle portion in the length direction of the
[0040]
By the way, although only the attachment structure of the
[0041]
<
Next,
[0042]
In
[0043]
That is, the bosses 21 a and 21 d at the upper and lower ends of the
[0044]
Thus, the other configuration is the same as in the related art 1, and the screw portion c of the
[0045]
Further, since the spacer 44 is interposed between the
[0046]
Further, if the spacer 44 is made of a resin material having a high heat insulating property, the propagation of heat from the
[0047]
<Form state of implementation>
Next, the shape condition of the present invention will be described with reference to FIG. 7 is a sectional view taken along the line BB in FIG. 4 showing the fuel supply rail mounting structure according to Related Art 1. In this figure, the same elements as those shown in FIG. ing.
[0048]
In the present embodiment, the
[0049]
Here, as a specific method for making the rigidity in the crankshaft direction of the base portions of the
[0050]
In the present embodiment, the same structure as that of Related Art 1 (see FIG. 5) is adopted for the mounting structure of the upper and lower ends of the
[0051]
By the way, in the two-cycle multi-cylinder engine according to the present embodiment, as described above, the difference in thermal expansion at the intermediate portion in the longitudinal direction of the
[0052]
Further, since the same structure (see FIG. 5) as in the related art 1 is adopted for the mounting structure of the upper and lower ends of the
[0053]
Further, in the present embodiment, the rigidity in the crankshaft direction of the root portion of the
[0054]
In the above embodiment, the present invention has been described with respect to a two-cycle multi-cylinder engine especially for an outboard motor. However, the present invention is applied to a fuel supply rail for an automobile or any other two-cycle multi-cylinder engine. Of course, the same applies to the structure.
[0055]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the bolts inserted into the plurality of bolt insertion holes penetrating the fuel supply rail are screwed to the plurality of bosses integrally protruding from the cylinder head. The fuel supply rail is attached to the cylinder head by the above, and the fuel supply rail mounting structure of the two-cycle multi-cylinder engine that directly injects the fuel supplied from the fuel supply rail into each cylinder from the injector, The screw is inserted into the bolt insertion holes at both ends in the lengthwise direction, and the screw is connected to the cylinder head side boss at the base of the boss, and a gap is formed between the bolt and the bolt insertion hole. An effect is obtained that it is possible to prevent excessive stress concentration on the cylinder head side boss for attaching the rail.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an outboard motor.
FIG. 2 is a plan sectional view of an engine portion of an outboard motor.
FIG. 3 is a plan sectional view of one bank of the engine for an outboard motor.
FIG. 4 is a front view of a cylinder head of the engine for an outboard motor.
5 is a view (a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 4) showing a fuel supply rail mounting structure according to Related Technique 1. FIG.
6 is a view (similar to FIG. 5) showing a fuel supply rail mounting structure according to
7 is a diagram showing a fuel supply rail mounting structure according to the shape condition of the present invention (B-B line fracture surface view of FIG. 4).
FIG. 8 is a cutaway view showing a conventional fuel supply rail mounting structure.
Claims (2)
前記燃料供給レールの長さ方向両端部のボルト挿通孔に挿通する前記ボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの根元部に設けるとともに、
ボルトとボルト挿通孔との間に隙間を形成し、
前記燃料供給レールの長さ方向中間部のボルト挿通孔に挿通する前記ボルトのシリンダヘッド側ボスへの螺合部を該ボスの表面部に設け、
該ボスの根元部分のクランク軸方向の剛性を燃料供給レールの両端部に位置する両端部のボスのそれよりも相対的に小さく設定した ことを特徴とする2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造。The fuel supply rail is attached to the cylinder head by screwing bolts, which are inserted through the plurality of bolt insertion holes provided in the fuel supply rail, into a plurality of bosses integrally projecting from the cylinder head. The fuel supply rail mounting structure of a two-cycle multi-cylinder engine that directly injects fuel to be supplied from an injector into each cylinder,
Provided at the base of the boss is a screwed portion to the cylinder head side boss of the bolt inserted into the bolt insertion hole at both ends in the length direction of the fuel supply rail;
Create a gap between the bolt and the bolt insertion hole ,
Provided on the surface portion of the boss is a screwed portion to the cylinder head side boss of the bolt that is inserted into the bolt insertion hole in the middle portion in the longitudinal direction of the fuel supply rail;
The fuel supply rail mounting of a two-cycle multi-cylinder engine characterized in that the rigidity in the crankshaft direction of the base portion of the boss is set to be relatively smaller than that of the bosses at both ends located at both ends of the fuel supply rail. Construction.
ことを特徴とする請求項1記載の2サイクル多気筒エンジンの燃料供給レール取付構造。The fuel supply rail mounting structure for a two-cycle multi-cylinder engine according to claim 1, wherein a spacer is interposed between the fuel supply rail and the cylinder head side boss.
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