JP3879662B2 - Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 - Google Patents
Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3879662B2 JP3879662B2 JP2002364888A JP2002364888A JP3879662B2 JP 3879662 B2 JP3879662 B2 JP 3879662B2 JP 2002364888 A JP2002364888 A JP 2002364888A JP 2002364888 A JP2002364888 A JP 2002364888A JP 3879662 B2 JP3879662 B2 JP 3879662B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- cdma
- channel
- power
- transmission power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信電力が異なる複数のチャネル(周波数)を用いて、時間軸上の多元接続により複数の受信装置へ送信する送信装置、システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、無線方式としてCDMA2000(Code Division Multiple Access - 2000)方式を採用したIMT−2000(International Mobile Telecommunications - 2000)の本格的な商用化が開始されている。IMT−2000におけるデータ通信サービスの情報伝送速度は、移動時で144kbps、静止時で2Mbpsを実現可能とする。
【0003】
一方、移動通信環境において、電子メールやインターネットアクセスのみならず、高精細な動画像伝送、大容量ファイルのダウンロードといったマルチメディア通信を実現するためには、今後、更に高速な無線システムが必要となる。現在、移動時で最大20Mbps、静止時で100Mbps程度の情報伝送の実現を目指す第4世代移動通信システムの研究開発が始まっている。
【0004】
移動通信環境において、高速・高品質な情報伝送を実現するためには、通信品質の劣化要因に対して強い耐性を持つことに加え、周波数利用効率の高い伝送方式が必要である。このような伝送方式の有力な候補として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式や、拡散シンボルを複数のサブキャリアで送信するMC−CDMA(Multiple Carrier - Code Division Multiple Access:マルチキャリア符号分割多元接続)方式などがある。
【0005】
また、第4世代移動通信システムを対象とし、コード間干渉に対する耐性を確保しつつ高速パケット伝送を実現する無線伝送方式として、2次元(周波数及び時間)拡散を適用したVSF−OFCDM(Variable Spreading Factor - Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing)方式が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。VSF−OFCDMは、周波数と時間軸上の2次元拡散を行う無線方式であり、無線パラメータ(周波数及び時間領域の拡散率、データ変調、チャネル符号化率、コード多重数)を伝搬状態に応じて適応的に制御するシステムである。
【0006】
【非特許文献1】
前田、新、安部田、佐和橋著「2次元拡散を用いるVSF−OFDMとその特性」RCS2002−05、p.59〜64
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、広帯域信号を用いたセルラシステムでは、セルを面的に展開するために、同一周波数を繰り返し使用することになる。
【0008】
従って、OFDMでは、他セルからの同一チャネル干渉の影響を受けやすいため、特に同一チャネル干渉が厳しい低CINR(Carrier to Interference Noise Ratio:キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比)環境の領域では、大容量伝送を行うことが困難となる。
【0009】
一方、MC−CDMAは、同一データをコピーし、複数のサブキャリアを用いて同時伝送するため、キャリア毎に異なるデータを伝送するOFDMより伝送容量が落ちるという問題がある。また、MC−CDMAにおいて符号多重化を行うことにより高速化を図る方式も提案されているが、マルチパス環境下では符号の直交性が崩れ、特性が劣化するという課題がある。
【0010】
また、VSF−OFCDMは、セルラ環境でブロードバンドパケット伝送を実現することができるが、周波数拡散に併せ、時間拡散を行うため、ハードウェア的な構成が非常に複雑となる。また、ハードウェア化に際し、時間拡散と周波数拡散をユーザ単位で独立に制御することも実現が非常に困難である。
【0011】
そこで、本発明は、高速・高品質のブロードバンド無線アクセス伝送を実現する、OFDM及びMC−CDMAを用いる送信装置、システム及び方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の送信装置によれば、OFDM送信手段とMC−CDMA送信手段とを有し、低送信電力チャネルの各スロットはOFDM送信手段又はMC−CDMA送信手段を用いて送信され、高送信電力チャネルの各スロットはMC−CDMA送信手段を用いて送信されるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の送信装置の他の実施形態によれば、低送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、OFDM送信手段の変調方式若しくはチャネル符号化率、又はMC−CDMA送信手段の変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更し、
高送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、MC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更する、ように構成されていることも好ましい。
【0014】
更に、本発明の送信装置の他の実施形態によれば、通信状態は、受信装置との距離、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINR、遅延スプレッド、最大ドップラー周波数の少なくとも1つを含むことも好ましい。
【0015】
更に、本発明の送信装置の他の実施形態によれば、受信装置との通信に、低送信電力チャネルと高送信電力チャネルのどちらを使用するかは、該受信装置との距離、あるいは、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINRに基づき決定することも好ましい。
【0016】
本発明による送信システムによれば、前述した少なくとも2つの送信装置によって構成される隣接するセルの一定の領域に存在する受信装置に対して、少なくとも2つの送信装置は、同時に、該受信装置に対する同一データを送信し、サイトダイバーシチを行うことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の送信システムの他の実施形態によれば、MC−CDMAの信号を受信した受信装置は、該MC−CDMAのコード間干渉除去について、最小二乗平均誤差手段又は最尤系列推定手段を用いることも好ましい。
【0018】
本発明による送信方法によれば、低送信電力チャネルの各スロットはOFDM又はMC−CDMAによって送信され、高送信電力チャネルの各スロットはMC−CDMAによって送信されることを特徴とする。
【0019】
また、本発明の送信方法の他の実施形態によれば、低送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、OFDMの変調方式若しくはチャネル符号化率、又はMC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更し、
高送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、MC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更することも好ましい。
【0020】
更に、本発明の送信方法の他の実施形態によれば、通信状態は、受信装置との距離、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINR、遅延スプレッド、最大ドップラー周波数の少なくとも1つを含むことも好ましい。
【0021】
更に、本発明の送信方法の他の実施形態によれば、受信装置との通信に、低送信電力チャネルと高送信電力チャネルのどちらを使用するかは、該受信装置との距離、あるいは、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINRに基づき決定することも好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明におけるセル構成図である。
【0024】
本発明のシステムによれば、各セルは複数の全てのチャネルを利用し、その全てのチャネルは、低送信電力チャネルと高送信電力チャネルとに分類される。低送信電力チャネルは常に低い送信電力で通信を行い、高送信電力チャネルは常に高い送信電力で通信を行う。また、低送信電力チャネルは、OFDMとMC−CDMAとを使い分け、高送信電力チャネルは、MC−CDMAのみを用いる。
【0025】
OFDMは、高速大容量伝送を実現するけれども、干渉信号に対して耐性が低いために、基地局に近い領域又はCINRが高い領域を対象とした通信に適する。一方、MC−CDMAは、OFDM程の高速伝送は実現できないが、干渉信号に対して耐性が高いために、基地局から遠い領域又はCINRが低い領域を対象とした通信に適する。これらOFDMとMC−CDMAとを適応的に使い分けることにより、システム全体の通信容量の改善を図り、高速・高品質のブロードバンド無線アクセス伝送を実現する。
【0026】
図1のシステムによれば、低送信電力チャネルF1と、高送信電力チャネルF2との2つのチャネルが表されている。本発明によれば、低送信電力チャネルF1は、基地局に近い領域又はCINRが高い領域で用いられ、スロット毎にOFDM又はMC−CDMAによって送信される。OFDMは、他セルに与える干渉を極力軽減するため、低送信電力チャネルでのみ用いられる。一方、高送信電力チャネルF2は、基地局から離れた領域又はCINRが低い領域で用いられ、MC−CDMAによって送信される。MC−CDMAは、1つのデータ信号をコピーして異なる拡散符号を用いて多元接続するので、干渉信号に対する耐性が高いという特徴がある。更に、伝送状態の変動に応じて最大スループットを得るために、適応変調及びチャネル符号化率の適応制御を行うことができる。
【0027】
多元接続方式としては、OFDMがTDMA(Time Division Multiplex Access)を用い、MC−CDMAがTDMA、FDMA(Frequency Division Multiplex Access)及びCDMA(Code Division Multiplex Access)を用いる。また、低送信電力チャネルF1について、OFDMとMC−CDMAとの使い分けは、TDMAを用いてマルチプルアクセスを行う。
【0028】
基地局と受信装置との間の通信距離が遠くなるに従って、又はCINRが低くなるに従って、例えば、以下のような拡散率増加及び適応変調制御を行う。これら制御は、受信装置に対するスロット毎に適用する。
【0029】
【0030】
図1によれば、利用可能な周波数が限定されているマイクロ波帯を用いるために、周波数利用効率を高めるべく隣接セル間で同じ複数の周波数を使用している。従って、そのセル間で同一チャネル干渉が発生する場合がある。但し、本発明を、同一周波数の繰り返し距離を2セル以上とするものにも適用できるのは当然である。
【0031】
OFDM及びMC−CDMAについては、伝搬条件(送受信装置間の距離、CINR、遅延スプレッド及び/又は最大ドップラー周波数)に基づいて、最大スループットを得るために、変調方式、チャネル符号化率及び拡散率を動的に変更する。尚、MC−CDMAについては、受信装置の位置、受信装置の数、トラヒック量等に応じて、拡散率を変化させて符号多重化数を制御し、システム容量を高めることもできる。
【0032】
図1によれば、セルの境界に近い領域には、サイトダイバーシチ領域が表されている。
【0033】
本発明によれば、隣接セル間でサイトダイバーシチを行い、伝送品質を保つことができる。特に、セルの境界に近い領域では、コード間干渉が発生し易く、特性が大きく劣化し易い。従って、サイトダイバーシチを用いることにより、MC−CDMAにおける拡散率を過度に大きくせず、サイトダイバーシチ効果で伝送品質を高めることができる。
【0034】
また、サイトダイバーシチを行うか否かは、受信装置の位置だけでなく、受信装置の数、トラヒック量等も考慮して判断される。これにより、拡散率を過度に増大させなくても、サイトダイバーシチ効果によりダイバーシチ利得を得ることが可能となる。
【0035】
本発明のように、OFDMは低送信電力チャネルのみで用いられ、MC−CDMAにおけるサイトダイバーシチ効果とを組み合わせることにより、送信電力の低減及び干渉電力の低減により通信容量を増加できる。
【0036】
尚、受信機で発生するMC−CDMAのコード間干渉は、MMSE(Minimum Mean Square Error:最小二乗平均誤差法)、MLD(Maximum Likelihood Detection:最尤系列推定法)を用いることより解決することができる。
【0037】
図2は、本発明によるフレーム構成図である。
【0038】
フレームの割り当てでは、スロット構成を基本として、OFDM及びMC−CDMAをセルの各周波数の各スロットに適応的に割り当てる。このとき、OFDMは低送信電力チャネルにのみ割り当てられる。従って、高送信電力チャネルF2には常にMC−CDMAが割り当てられるが、低送信電力チャネルF1にはOFDMとMC−CDMAとが適応的に割り当てられる。ここで、低送信電力チャネルF1における割り当てには、高速伝送レートを要求するユーザと低速伝送レートを要求するユーザとの割り合いで適応的に決定する。
【0039】
尚、フレーム単位で各スロットに割り当てる変調方式、伝送速度、拡散率等の無線パラメータを動的に割り当てることもできる。これにより、ユーザ数、QoS(Quality of Service:サービス品質)、伝搬状態等に応じた最適なチャネル割当制御が可能となる。
【0040】
上りリンクチャネルにおけるランダムアクセスは、基本的にSlotted ALOHAに基づくパケット伝送を行う。移動環境において、動画像伝送やインターネットアクセスといったマルチメディア通信を実現するために、大容量の情報伝送が可能なMC−DS/CDMA(Multiple Carrier - Direct Sequence / Code Division Multiple Access)又はSC−DS/CDMA(Single Carrier - Direct Sequence / Code Division Multiple Access)を適用する。
【0041】
図3は、本発明による送信装置の機能構成図である。
【0042】
図1及び図2で説明されたように、基地局において高送信電力チャネルF1及び低送信電力チャネルF2の2つのチャネルを同時に用いるために、2系統の回路が必要となる。尚、図3においては、シリアル/パラレル変換後のOFDMとMC−CDMAとではデータの流れる経路が異なるが、実際のハードウェア上ではディジタル信号処理でその差の処理を行うことができることから、OFDMとMC−CDMAとで別の回路を用意する必要はない。
【0043】
送信データ系列11は、使用するチャネルによって、各々独立した送信系に入力される。そして、低送信電力チャネルF1ではOFDM又はMC−CDMAを用いて、高送信電力チャネルF2ではMC−CDMAを用いて変調し、各々の周波数を用いて送信される。
【0044】
送信装置は、PN系列の送信データ11を入力し、送信データを誤り訂正符号化し且つインタリーブを施すエンコーディングインタリーブ部12と、マッピング部13と、パイロット信号挿入部14と、分割多重送信部15と、遅延波による符号間干渉を回避するためにガードインターバルを付加するガードインターバル(GI)部16と、D/A変換部17と、直交変調部18と、所定の周波数F1又はF2に変換するアップコンバータ19と、送信アンテナ10とを有する。
【0045】
分割多重送信部15は、シリアル/パラレル変換部151によって、シリアル/パラレル変換を行う。シリアル/パラレル変換部151の出力信号において、OFDMの場合、その出力信号を逆高速フーリエ変換(IFFT)部154へ直接入力する。一方、MC−CDMAの場合、その出力信号を、連続するNc/SF個のシンボルを並列データ系列に転換する。次に、コピー部152によって、シンボル毎にSF個だけコピーする。次に、拡散部153によって、SF個コピーされたシンボル毎に定数Ci,j(i=1,2,…,Nc/SF,j=1,2,…,SF)を乗算する。Ncは、サブキャリア数を表し、全てのiに対してはチップ長がSFの拡散を表す。
【0046】
OFDMの場合、シリアル/パラレル変換部151からの計Nc個の出力シンボルが、MC−CDMAの場合、拡散符号が乗算された計Nc個の出力シンボルが、IFFT部154によって時間軸のデータに変換される。次に、パラレル/シリアル変換部155によって、パラレル/シリアル変換される。
【0047】
前述した本発明におけるOFDM及びMC−CDMAを用いる送信装置、システム及び方法の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、OFDMによる高速伝送と、MC−CDMAによる周波数ダイバーシチ効果及びサイトダイバーシチ効果とにより、無線リンクの回線品質及び伝送特性を改善し、従来システムと比較して、より高速・高品質のブロードバンド無線アクセス伝送を実現する。特に、基地局からの下りリンクチャネルにおいて、周波数領域のみで拡散するためハードウェア構成が簡単となり、伝送速度が最高100Mbit/s以上となり、かつ、面的展開を考慮した高速無線通信方式を実現できる。
【0049】
具体的には、基地局と受信装置との距離が近い又はCINRが高い環境においては、低送信電力チャネルを用いて、OFDMとMC−CDMAとをスロット毎に適応的に変更することができる。また、基地局と受信装置との距離が遠く又はCINRが低い環境においては、MC−CDMAを用い、その拡散率を大きく設定し、周波数ダイバーシチ効果を得ることにより通信品質を改善する。更に、他セルからの同一チャネル干渉が厳しいセル隣接付近の受信装置に対しては、サイトダイバーシチを適用することにより、多重化した場合のコード間干渉を軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるセル構成図である。
【図2】本発明によるフレーム構成図である。
【図3】本発明による送信装置の機能構成図である。
【符号の説明】
10 送信アンテナ
11 入力データ系列
12 エンコーダインタリーブ部
13 マッピング部
14 パイロット信号挿入部
15 分割多重送信部
151 シリアル/パラレル変換部
152 コピー部
153 拡散部
154 逆高速フーリエ変換部
155 パラレル/シリアル変換部
16 ガードインターバル部
17 D/A変換部
18 直交変調部
19 アップコンバータ
Claims (10)
- 周波数により区別され、送信電力が異なる複数のチャネルを用いて、時間軸上の多元接続により複数の受信装置へ送信する送信装置において、
OFDM送信手段とMC−CDMA送信手段とを有し、
低送信電力チャネルの各スロットは前記OFDM送信手段又は前記MC−CDMA送信手段を用いて送信され、
高送信電力チャネルの各スロットは前記MC−CDMA送信手段を用いて送信されるように構成されていることを特徴とする送信装置。 - 受信装置との通信に、低送信電力チャネルと高送信電力チャネルのどちらを使用するかは、該受信装置との距離、あるいは、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINRに基づき決定すること、
を特徴とする請求項1に記載の送信装置。 - 前記低送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、前記OFDM送信手段の変調方式若しくはチャネル符号化率、又は前記MC−CDMA送信手段の変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更し、
前記高送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、前記MC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。 - 前記通信状態は、受信装置との距離、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINR、遅延スプレッド、最大ドップラー周波数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の少なくとも2つの送信装置によって構成される隣接するセルの一定の領域に存在する受信装置に対して、前記少なくとも2つの送信装置は、同時に、該受信装置に対する同一データを送信し、サイトダイバーシチを行うことを特徴とするシステム。
- 前記MC−CDMAの信号を受信した前記受信装置は、該MC−CDMAのコード間干渉除去について、最小二乗平均誤差手段又は最尤系列推定手段を用いることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
- 周波数により区別され、送信電力が異なる複数のチャネルを用いて、時間軸上の多元接続により複数の受信装置へ送信する送信方法において、
低送信電力チャネルの各スロットはOFDM又はMC−CDMAによって送信され、
高送信電力チャネルの各スロットはMC−CDMAによって送信されることを特徴とする送信方法。 - 受信装置との通信に、低送信電力チャネルと高送信電力チャネルのどちらを使用するかは、該受信装置との距離、あるいは、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINRに基づき決定すること、
を特徴とする請求項7に記載の送信方法。 - 前記低送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、前記OFDMの変調方式若しくはチャネル符号化率、又は前記MC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更し、
前記高送信電力チャネルのスロット毎に、各受信装置に対する通信状態に基づいて適応的に、前記MC−CDMAの変調方式、チャネル符号化率若しくは拡散率を変更することを特徴とする請求項7又は8に記載の送信方法。 - 前記通信状態は、受信装置との距離と、キャリア電力対干渉信号電力及び雑音電力比CINR、遅延スプレッド、最大ドップラー周波数の少なくとも1つを含むこと特徴とする請求項9に記載の送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002364888A JP3879662B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002364888A JP3879662B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004200856A JP2004200856A (ja) | 2004-07-15 |
JP3879662B2 true JP3879662B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=32762587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002364888A Expired - Fee Related JP3879662B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3879662B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7453856B2 (en) * | 2004-09-03 | 2008-11-18 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method, apparatus, and communications interface for sending and receiving data blocks associated with different multiple access techniques |
SE0402210D0 (sv) * | 2004-09-13 | 2004-09-13 | Ericsson Telefon Ab L M | a telecommunication system |
CN101044705A (zh) * | 2004-10-07 | 2007-09-26 | 夏普株式会社 | 基站装置、无线通信系统以及无线发送方法 |
US8179876B2 (en) * | 2004-12-22 | 2012-05-15 | Qualcomm Incorporated | Multiple modulation technique for use in a communication system |
US7876806B2 (en) | 2005-03-24 | 2011-01-25 | Interdigital Technology Corporation | Orthogonal frequency division multiplexing-code division multiple access system |
CN101208881A (zh) * | 2005-06-17 | 2008-06-25 | 松下电器产业株式会社 | 多载波通信中的无线通信基站装置、无线通信移动台装置和无线通信方法 |
US7869342B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-01-11 | National Institute Of Information And Communications Technology | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmitting method, receiving method, information recording medium and program |
KR100891818B1 (ko) | 2006-01-27 | 2009-04-07 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 시스템에서 복합 다중 접속 장치 및 방법 |
WO2007099839A1 (ja) | 2006-02-24 | 2007-09-07 | Mitsubishi Electric Corporation | 通信装置 |
TWI420865B (zh) * | 2006-04-25 | 2013-12-21 | Lg Electronics Inc | 在無線通訊系統中設定多使用者封包之方法及其架構 |
WO2008051034A2 (en) | 2006-10-25 | 2008-05-02 | Lg Electronics Inc. | Methods for efficient resource utilization with interlace and/or interlace offset switching |
JP4769872B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2011-09-07 | 富士通株式会社 | 基地局装置及び無線通信方法 |
CN101400131B (zh) | 2007-09-30 | 2010-11-17 | 大唐移动通信设备有限公司 | 基于块重复多址接入方式的资源分配/管理方法、装置 |
BRPI0914598A2 (pt) * | 2008-07-03 | 2015-12-15 | Nortel Networks Ltd | método paraexecução por um aparelho, aparelho para uso em uma rede de comunicação, e, estação base. |
JP5196318B2 (ja) * | 2008-12-15 | 2013-05-15 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 送信装置及び基地局並びに送信方法 |
CN101909301B (zh) * | 2009-06-08 | 2015-06-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 消除相邻小区干扰的方法和系统 |
JP2017112575A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 武 服部 | 基地局、移動局、及び、通信方法 |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002364888A patent/JP3879662B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004200856A (ja) | 2004-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004158901A (ja) | Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 | |
JP3879662B2 (ja) | Ofdm及びmc−cdmaを用いる送信装置、システム及び方法 | |
RU2289210C2 (ru) | Устройство и способ передачи/приема данных в системе связи, использующей схему множественного доступа | |
KR100724989B1 (ko) | 직교 주파수 분할 다중 접속 방식을 사용하는 통신시스템에서 전력 제어 장치 및 방법 | |
JP4198157B2 (ja) | 直交周波数分割多重化方式に基づく移動通信システムにおける送信装置及び方法 | |
JP3607643B2 (ja) | マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置、およびマルチキャリア無線通信方法 | |
US7894818B2 (en) | Apparatus and method for multiplexing broadcast and unicast traffic in a multi-carrier wireless network | |
JP4820935B2 (ja) | 副搬送波の適応制御のための方法及びシステム | |
US20070002724A1 (en) | Apparatus and method for broadcast superposition and cancellation in a multi-carrier wireless network | |
US20050180313A1 (en) | Apparatus and method for controlling adaptive modulation and coding in an orthogonal frequency division multiplexing communication system | |
US20050111429A1 (en) | System and method for dynamically allocating resources in a mobile communication system employing orthogonal frequency division multiple access | |
JP2005537691A (ja) | 周波数領域拡散を備えた多重アクセスハイブリッドofdm−cdmaシステム | |
EP1901460A1 (en) | Wireless communication base station apparatus and wireless communication method in multicarrier communication | |
KR20100088711A (ko) | 다수의 스크램블링 코드들의 사용에 의해 증가한 용량을 갖는 wcdma에 대한 sdma | |
US8385296B2 (en) | Multi-carrier CDMA transmitting device and method using block-based multi-carrier spreading | |
JP2005253073A (ja) | 通信のシステム、方法及びデバイス | |
WO2006116909A1 (fr) | Systeme et procede de realisation d'un multiplexage logiciel dans le temps dans un systeme de communication sans fil | |
WO2005050863A1 (en) | Multicarrier cdma transmitting device and method using frequency hopping method | |
CN101534279A (zh) | 直接序列扩频级联频域正交码分复用收发装置、方法及系统 | |
Bykovnikov | The advantages of SOFDMA for WiMAX | |
KR101119275B1 (ko) | 직교 주파수 분할 다중 접속 방식을 사용하는 통신시스템에서 채널 구성 방법과 그 송수신 장치 및 방법 | |
Hussain et al. | OFDMA as the technology for the next generation mobile wireless internet | |
Novak et al. | A downlink SS-OFDM-F/TA packet data system employing multi-user diversity | |
Seba et al. | Multiple access techniques for future generation mobile networks | |
Novak et al. | Efficient packet data service in a spread spectrum OFDM cellular system with 2‐dimensional radio resource allocation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |