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JP3878925B2 - プランジャポンプ駆動装置 - Google Patents

プランジャポンプ駆動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータによってプランジャポンプを作動させるプランジャポンプ駆動装置に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、車両用のブレーキ装置として、アンチロックブレーキ装置(いわゆるABS)が知られている。アンチロックブレーキ装置は、例えば滑りやすい路面における制動時にブレーキへ供給する作動液の液圧を制御することで、安定した制動を実現するものである。アンチロックブレーキ装置は、作動液の液圧を制御するために電動モータの回転により、プランジャポンプを駆動させている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このようなアンチロックブレーキ装置は、電子制御ユニットと液圧制御ユニットを含む。電子制御ユニットは、各種センサ系統例えば車輪速センサからの情報によって液圧制御ユニットの各種電磁弁及び電動モータの作動を制御する。電動モータの回転軸には、偏心軸部が設けられ、偏心軸部の外周に駆動部材としてのボールベアリングが装着されている。このボールベアリングに常時当接するようにばね部材によってプランジャを付勢させ、回転軸を回転させることで、プランジャを往復動させて作動液を吐出して液圧を発生させる。
【0004】
しかしながら、このようなプランジャポンプにおいては、偏心軸部による電動モータの振動やプランジャポンプから吐出された作動液の脈動による作動音についてさらなる改善が望まれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−179449号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、電動モータの振動を小さくして、プランジャポンプから吐出された作動液の脈動による作動音を低減したプランジャポンプ駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様に係るプランジャポンプ駆動装置は、
モータと、該モータによって回転駆動するカム部と、該カム部に当接するころと、前記ころを摺動案内する第1のガイド部材及び第2のガイド部材と、を有し
前記カム部は、横断面略三角形状を有する前記モータの出力軸の外周面にカム面を有し、
前記カム面は、前記プランジャを押動して作動液を吐出させる3箇所の吐出領域と、該吐出領域の間に形成された吸入領域と、を有し、
前記ころは、上下端部が球面状に形成された円柱形状を有し、前記カム面と前記プランジャの間に配置され、
前記第1のガイド部材は、前記カム部の外周を覆うように形成されると共に、前記ころの上端部及び側壁を摺動案内し、
前記第2のガイド部材は、前記ころの下端部を摺動案内し、
前記プランジャは、前記ころに対して常時付勢されて前記ころと当接状態を維持すると共に、前記ころと前記カム面との当接状態を維持させ、
前記モータによって前記出力軸を回転させることで、前記カム面に形成された前記吐出領域は前記ころ及び前記プランジャを押動して3回の吐出動作を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の第一の態様によれば、従来のように1箇所に吐出領域を有する偏心軸部の代わりに回転するカム部を設け、そのカム部が2以上の吐出領域を有しているので、モータの回転による振動を低減し、吐出による脈動を分散させることができる。また、カム部を1回転させることで2以上の作動液の吐出を行うことができるので、1回当たりの吐出量を小さくすることができ、その結果、モータの振動や作動液の吐出による脈動を低減させることができる。さらに、1回当たりの吐出量を同じに設定すれば、カム部の回転数を下げても従来と同等の吐出量が達成されるので、モータの回転数を下げることで振動の低減と、それによって騒音が低減できる。
【0010】
このような構成とすることで、モータの回転による振動を低減させることができる。また、4箇所以上の吐出領域を形成する場合に比べて、吐出量が得やすく、スペース効率もよい。
【0012】
このような構成とすることで、転動体の作動時における摩擦係数が小さくなり、作動音を低減させると共に、摩擦熱による高温化を防止することができる。
【0013】
ここで、本発明の第一の態様に係るプランジャポンプ駆動装置においては、
前記プランジャは、前記カム部の前記吐出領域に当接する第1のプランジャと、前記第1のプランジャが前記吐出領域に当接するときに前記吸入領域に当接する第2のプランジャと、を有することができる。
【0014】
このような構成とすることで、カム部の吐出領域と吸入領域とに第1のプランジャと第2のプランジャとをそれぞれ当接させることで、各プランジャ毎の吐出が交互に行われ、吐出のタイミングがズレるため、脈動を抑えることができると共に、作動音を低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態に係るアンチロックブレーキ装置の正面図である。図2は、図1におけるプランジャポンプ駆動装置の縦断面図の拡大図である。図3は、吐出動作を示す図2におけるIII−III断面図である。図4は、吸入動作を示すIII−III断面図である。図5は、図3におけるカム部及びころを説明する拡大断面図である。
【0017】
図1及び図2に示す本発明の一実施の形態に係るプランジャポンプ駆動装置5は、例えば車両用アンチロックブレーキシステム(ABS)の作動液の液圧を発生させるために用いられる。アンチロックブレーキ制御装置1は、車両運転者がブレーキペダルを踏むことによってブレーキをかけた時に、各車輪のブレーキに作用するブレーキ液圧を制御するものである。特に、アンチロックブレーキ制御装置1は、前記ブレーキ中にロック状態に入りそうになった車輪へのブレーキ液圧を減圧させ、車輪をロックさせることなく制御することができる。
【0018】
アンチロックブレーキ制御装置1は、液圧制御ユニットと、該液圧制御ユニットを電気制御する電子制御ユニットと、を含む。液圧制御ユニットは、ハウジング4に内蔵されたプランジャポンプ駆動装置5と、図示せぬ電磁弁やプランジャポンプ41a,41bなどの油圧部品から構成される。電子制御ユニットは、カバー3内に配置された図示せぬ基板と基板上に配置された電子部品などから構成され、液圧制御ユニットの電動モータ2や図示せぬ電磁弁などと電気的に接続されている。
【0019】
本発明の一実施の形態に係るプランジャポンプ駆動装置5は、2つのプランジャポンプ41a,41bのプランジャ71、71を押動して作動液を吐出するものである。プランジャポンプ41bは、プランジャポンプ駆動装置5を挟んでプランジャポンプ41aと対向する位置に設けられている。また、プランジャポンプ駆動装置5は、以下で詳細に説明する本発明の態様を採用することで、電動モータ2の振動を小さくして、ポンプから吐出された作動液の脈動による作動音を低減することができる。
【0020】
図3及び図4は、図2におけるIII−III断面であり、プランジャポンプ駆動装置5による吐出動作および吸入動作を説明する図である。ハウジング4には、作動液が流通する複数の作動流路43が形成され、作動流路43を開閉する図示せぬ複数の電磁弁と、プランジャポンプ41a,41bと、が固定配置されている。プランジャポンプ41a,41bは、基本的に同じ構造を有しているので、以下、プランジャポンプ41aについて説明する。プランジャポンプ41aは、ハウジング4内に形成された取付孔48内に挿入された蓋状の出口室体52と、ポンプ室プランジャ62と、ポンプ室プランジャ62の内壁に摺動可能に挿入されたプランジャ71と、を有する。出口室体52と、ポンプ室プランジャ62と、プランジャ71は、その外壁面に形成された環状の溝にゴム組成物からなる環状のシール部材C1,C2,C3,C4,C5がそれぞれ装着され、液密にシールされる。
【0021】
プランジャ71は、一端を開口する有底円筒状に形成され、その内部の空間を入口室70として形成する。また、出口室体52とポンプ室プランジャ62の間の空間には、出口室50が形成され、ポンプ室プランジャ62とプランジャ71との間の空間には、ポンプ室60が形成される。
【0022】
入口室70は、プランジャ71の筒状の外周壁に貫通して開口する複数の第2吸入開口部72、72・・・と、プランジャ71の一端に形成された第1吐出開口部74とを連通する孔によって形成される。第1吐出開口部74には、ポンプ室60に向かって拡径する漏斗状の第1の弁座73が形成され、球状の弁体である吸入弁69が着座可能に配置される。吸入弁69は、ポンプ室プランジャ62の内壁面との間に配置された第1の弁ばね部材68によって常時第1の弁座73側に付勢され、第1の吐出開口部74を閉弁する。また、プランジャ71は、ポンプ室プランジャ62の内壁面との間に配置された第1のばね部材67によってプランジャポンプ駆動装置5側に付勢されている。
【0023】
ポンプ室60は、略円筒状に形成されたポンプ室プランジャ62内壁と、プランジャ71との間の空間に形成される。ポンプ室プランジャ62の開口端部には、括れた細い内径を有する第2吐出開口部66と、第2吐出開口部66から出口室50側に拡径する漏斗状の第2の弁座65と、が形成される。第2の弁座65に着座する球状の吐出弁59は、ポンプ室プランジャ62の開口端部にかしめ固定された第2のばね受け部材57に一端を規制された第2の弁ばね部材57によって、第2吐出開口部66を閉弁する。
【0024】
出口室50は、出口室体52とポンプ室プランジャ62との間の空間に形成される。出口室体52は、取付孔48の開口端に環状の係止部材56によってハウジング4の外方への移動を規制されて配置され、出口室体52とポンプ室プランジャ62との間に配置された第2のばね部材54によってハウジング4の内方への移動も規制されている。したがって、ポンプ室プランジャ62は、出口室体52と第2のばね部材54によってハウジング4の内方に向かって付勢され、実質的にハウジング4内に固定配置される。
【0025】
プランジャポンプ41a,41bを駆動させるプランジャポンプ駆動装置5は、電動モータ2からハウジング4の内部まで延在した電動モータ2の出力軸22と、出力軸22の一部に当接する転動体であるころ26a、26bと、を有する。出力軸22は、その両端部を支持部23a、23bとして、ハウジング4に対しボールベアリング24a,24bを介して回転可能に支持されている。支持部23a、23bの間には、カム部220が形成され、カム部220の両側には円柱形状のころ26a,26bが当接配置されている。ころ26a,26bの上下端部は、球面状に形成され、第1のガイド部材42a及び第2のガイド部材42bによって摺動案内されている。また、ころ26a,26bの側壁は、図3及び図4に示すように、第1のガイド部材42aに形成された案内溝47よってプランジャ71、71に対して進退可能に摺動案内されている。
【0026】
カム部の回転によって、プランジャ71は、作動液の吐出と吸入を繰り返す。本実施の形態においては、2つのプランジャ71がそれぞれ交互に作動液の吐出と吸入を繰り返すように配置されている。つまり、一方のプランジャ71がカム部の吐出領域に当接している状態では、他方のプランジャはカム部の吸入領域に当接している。したがって、各プランジャ71の吐出動作が重ならず、吐出による脈動を分散させることができる。
【0027】
図5に示すように、カム部220は、吐出領域と吸入領域が交互に形成される横断面が略正三角形の略三角柱形状である。カム部220の外周面は、ころ26a、26bと当接するカム面が形成される。カム部220は、図5において支持部23a側から支持部23b側を見たときに時計回り方向に回転する。カム面は、略三角形の各頂点から反時計回り方向の略三角形の各辺の回転中心軸に最も近い部分までが、吸入領域である吸入用カム面222に形成される。またカム面は、その略三角形の各辺の回転中心軸に最も近い部分から反時計回り方向の略三角形の各頂点までが、吐出領域である吐出用カム面224に形成される。
【0028】
次に、プランジャポンプ駆動装置5及びプランジャポンプ41の動作について、図3及び図4を用いて説明する。
【0029】
まず、吸入動作について説明する。図3において、電動モータ2を作動させることで出力軸22を矢印方向に回転させると、出力軸22に形成されたカム部220が回転する。そして、ころ26aが、カム部220の外周面に形成された吸入用カム面222に沿って転動しながら後退して図4の状態になる。この吸入動作中、ころ26aには、プランジャ71の端部76が、第1のばね部材67によって常時当接し、転動によって摺接している。したがって、ころ26aが出力軸22の中心方向へ後退するのに伴ってプランジャ71も後退する。図4に示すように、プランジャ71の後退によって、ポンプ室60が広がるため減圧し、入口室70の作動液の液圧との差圧によって吸入弁69が開弁する。吸入弁69が開弁すると、作動液は、作動流路43の吸入口44からポンプ室プランジャ62の第1の吸入開口部64を通り、プランジャ71の第2吸入開口部72からポンプ室60へと吸入される。
【0030】
次に、吐出動作について説明する。出力軸22及びカム部220が、さらに回転すると、ポンプ室60の拡張は終わり、吸入弁69は第1吐出開口部74の第1の弁座73に着座して閉弁する。ころ26aは、吐出用カム面224に沿って転動しながら前進して図3に示す状態になる。この吐出動作中、プランジャ71は、ころ26aの転動によって摺接しながら押動され、第1のばね部材67及びポンプ室60内の作動液を圧縮しながら前進する。ポンプ室60内に吸入された作動液は、プランジャ71による圧縮動作によって吐出弁59が第2の弁ばね部材57を圧縮して開弁し、第2吐出開口部66から出口室50へと吐出される。プランジャポンプ41aから吐出された作動液は、ばね受け部材58の開口部を通り、吐出口46から作動流路43へと流れる。
【0031】
カム部220には、吸入用カム面222と吐出用カム面224がそれぞれ3箇所設けられているので、プランジャポンプ駆動装置5の出力軸22が1回転することで、プランジャポンプ71は3回の吸入と吐出を繰り返すことができる。従来の偏心軸のような電動モータ2の振動は低減する。また、出力軸22を1回転するとプランジャポンプ71は、3回の吐出動作を行うので、電動モータ2の回転数を下げることも可能となり、電動モータ2の振動及び作動音を低減することができる。
【0032】
また、本実施の形態においては、カム部の横断面形状が略三角形に形成されているので、プランジャポンプ41aが吸入動作をするときには、プランジャポンプ41bは吐出動作をしており、吐出と吸入の動作が重ならず、脈動も抑えることができる。本実施の形態における略三角形の形状は、各頂点を円弧にしたものであるが、3つの吐出用カム面と3つの吸入用カム面が等間隔で配置されるものであれば、各辺が直線に限らず大きな円弧状であってもよい。また、プランジャポンプ駆動装置5と各プランジャポンプの配置は、各プランジャポンプの吐出動作が重ならなければ、他の油圧部品の配置を考慮して適宜配置することができる。
【0033】
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0035】
上記実施の形態では、カム部220は、電動モータ2の出力軸22の一部として形成されていたが、これに限らず、出力軸22の回転によって従動回転する例えば歯車などで噛合された別の回転軸部に形成してもよい。
【0037】
さらに、上記実施の形態では、カム部220は、横断面略三角形状であったが、正三角形が望まし
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るアンチロックブレーキ制御装置を部分的に断面図で示した正面図である。
【図2】プランジャポンプ及びプランジャポンプ駆動装置の拡大縦断面図である。
【図3】プランジャポンプ及びプランジャポンプ駆動装置の横断面図である。
【図4】プランジャポンプ及びプランジャポンプ駆動装置の横断面図である。
【図5】カム部及びころの拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 アンチロックブレーキ制御装置
4 ハウジング
5 プランジャポンプ駆動装置
22 出力軸
26a,26b ころ
41a,41b プランジャポンプ
44 吸入口
46 吐出口
50 出口室
59 吐出弁
60 ポンプ室
69 吸入弁
70 入口室
71 プランジャ
220 カム部
222 吸入用カム面
224 吐出用カム面

Claims (2)

  1. モータと、該モータによって回転駆動するカム部と、該カム部に当接するころと、前記ころを摺動案内する第1のガイド部材及び第2のガイド部材と、を有し
    前記カム部は、横断面略三角形状を有する前記モータの出力軸の外周面にカム面を有し、
    前記カム面は、前記プランジャを押動して作動液を吐出させる3箇所の吐出領域と、該吐出領域の間に形成された吸入領域と、を有し、
    前記ころは、上下端部が球面状に形成された円柱形状を有し、前記カム面と前記プランジャの間に配置され、
    前記第1のガイド部材は、前記カム部の外周を覆うように形成されると共に、前記ころの上端部及び側壁を摺動案内し、
    前記第2のガイド部材は、前記ころの下端部を摺動案内し、
    前記プランジャは、前記ころに対して常時付勢されて前記ころと当接状態を維持すると共に、前記ころと前記カム面との当接状態を維持させ、
    前記モータによって前記出力軸を回転させることで、前記カム面に形成された前記吐出領域は前記ころ及び前記プランジャを押動して3回の吐出動作を行うことを特徴とするプランジャポンプ駆動装置。
  2. 請求項1記載のプランジャポンプ駆動装置において、
    前記プランジャは、前記カム部の前記吐出領域に当接する第1のプランジャと、前記第1のプランジャが前記吐出領域に当接するときに前記吸入領域に当接する第2のプランジャと、を有することを特徴とするプランジャポンプ駆動装置。
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