JP3874454B2 - Waste incineration equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、触媒充填塔を備えたごみ焼却設備に係り、特に、触媒充填塔内に充填された触媒の活性を随時回復するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、排ガス中の窒素酸化物及びダイオキシンを処理するための触媒充填塔が備えられたごみ焼却設備が知られている。一般のボイラ排ガス処理において触媒は、良好な活性を発現する300〜400℃の温度範囲で使用されることが多いが、ごみ焼却炉の排ガス処理では、▲1▼ダストの被毒が大きいために触媒充填塔の前段にバグフィルタを備える必要があり、バグフィルタで塩化水素やダストを除去するためには排ガス温度を150〜200℃に冷却しなければならず、この温度の排ガスをシステム内で常時300℃以上に加熱することは事実上困難であること、▲2▼触媒を300〜400℃で使用すると煙道空間でダイオキシンが生成されたり再生成されることなどから、通常200〜300℃の温度範囲で使用される。
【0003】
ところで、燃料性状が不安定な廃棄物を燃焼するごみ焼却炉においては、時折不完全燃焼を生じて油分を含む未燃分を突出して発生する。また、燃焼が良好に行われているときにも、ダイオキシンやダイオキシン濃度の数百倍の濃度のクロロベンゼン類、クロロフェノール類及びその他の芳香族炭化水素からなる油分が火炉排ガス中に存在し、皆無になることはない。これらの油分は、沸点が350℃以下のものがほとんどである。
【0004】
触媒充填塔内に充填される触媒としては、表面及び内部に微細孔を発達させ、内部表面積を大きくして高い活性が得られるようにしたものが用いられる。例えば、酸化チタン系の触媒は、数Åの微細孔が発達しており、これによって実現される大きな内部表面に脱硝用のアンモニア及び処理すべき窒素酸化物並びにダイオキシンを吸着して反応させるようになっている。したがって、200〜300℃の温度範囲で使用される高活性な触媒には、ダイオキシンに類似した芳香族炭化水素からなる油分も良く吸着される。
【0005】
触媒の油分吸着量が少量である場合には、油分は触媒上で分解されてガス中に放出されるので、触媒上に蓄積されることはない。ところが、触媒の一時的な温度低下や一時的な排ガス中の油分濃度の上昇によって吸着される油分量が分解処理される油分量よりも多くなったり、あるいは分解されないタール分の吸着量が増加すると、触媒の微細孔が閉塞されたり、微細孔の表面が被膜されて触媒活性が低下し、最悪の場合には失活する。また、このように触媒上への油分の吸着量が増加すると、触媒に吸着された油分が自然発火しやすくなり、触媒を損傷させる原因にもなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のごみ焼却設備においては、触媒に吸着した油分を除去するための配慮がなされておらず、触媒寿命が短いという不都合がある。
本発明は、かかる従来技術の不都合を解決するためになされたものであって、その課題とするとことは、良好な触媒性能を長期間にわたって維持することができる触媒充填塔を備えたごみ焼却設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を達成するため、ごみ焼却炉と、当該ごみ焼却炉で発生した排ガスを300℃以下の温度で触媒に接触させ、排ガス中の窒素酸化物及びダイオキシンを処理する触媒充填塔とを備えたごみ焼却設備であって、前記触媒充填塔中に充填された触媒を随時350℃以上に加熱して当該触媒に吸収された油分を分解し、当該触媒の活性を回復する触媒加熱手段を設けたものにおいて、前記触媒加熱手段として、ごみ供給停止後に前記ごみ焼却炉内に継続して空気を導入し、当該空気をごみ焼却炉の余熱で加熱することにより得られる加熱ガスを、前記触媒充填塔に随時導入する加熱ガス導入管を備えるという構成にした。
【0008】
前記したように、排ガス中に含まれる油分は、沸点が350℃以下のものがほとんどであるので、触媒充填塔内の触媒を350℃以上に加熱すれば、当該触媒に吸着された油分を気化することができ、触媒表面から取り除くことができる。触媒表面から油分を取り除くと、微細孔による大面積の触媒表面が清浄化されて露出するので、触媒の活性を回復することができる。また、自然発火を起こしにくくなるので、過熱による触媒の損傷も防止される。さらに、ごみ供給停止後にごみ焼却炉内に継続して空気を導入し、当該空気をごみ焼却炉の余熱で加熱すると、燃焼排ガスに比べて格段に清浄な350℃以上の加熱ガスが得られる。したがって、この手段によれば、この加熱排ガスを利用することによって、他に特別な熱源を備えることなく触媒活性の回復を行うことができる。
【0010】
なお、触媒を加熱しても触媒に吸着された油分が全て酸化されるわけではないので、触媒から脱着される油分を処理する必要がある。このための手段としては、脱着ガスを脱着ガス排出管を介して導入し、吸着剤に吸着させて無害化する吸着塔を備えるという手段をとることができる。この手段によれば、活性炭等の吸着剤に脱着ガスを吸着させるので、油分の除去効率を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明に係るごみ焼却設備の実施形態例を示す。この図において、1はごみ焼却炉、2はごみ焼却炉1の排ガス温度を調節する冷却塔、3は排ガス中のダストや酸性ガスを除去するバグフィルタ、4は排ガス中の窒素酸化物やダイオキシン等を除去する触媒充填塔、5は排ガスを吸引して大気に放出するブロワ、6は活性炭等の吸着剤が充填された吸着塔、7は触媒充填等4で発生する脱着ガスを吸引して吸着塔6に導入するブロワを示している。
【0012】
ごみ焼却炉1で発生した排ガスは、排ガス煙道11を通って冷却塔2に導入され、廃熱回収若しくは水が噴霧されて約200℃まで冷却される。冷却された排ガスは、バグフィルタ入口煙道12において消石灰供給管13より供給された塩化水素処理用の消石灰が添加され、バグフィルタ3に導入されて塩化水素等の酸性ガスとダストとが除去される。バグフィルタ3を通過した排ガスは、触媒充填塔入口煙道14においてアンモニア供給管15より供給されたアンモニアが添加され、触媒充填塔4において窒素酸化物の還元除去とダイオキシンの分解とが行われる。触媒充填塔4を通過した排ガスは、ブロワ5に吸引され、触媒充填塔出口煙道16及び大気放出管17を通って大気中に放出される。ここまでの構成は、従来より知られている都市ごみ焼却設備と何ら変わるものではない。
【0013】
本発明の特徴とするところは、▲1▼ごみ焼却炉1の余熱にて加熱された空気を排ガス煙道11を介して触媒充填塔4に導入し、触媒を350℃以上に加熱する加熱ガス導入管21を備えたこと、▲2▼触媒充填塔4で発生する脱着ガスを脱着ガス排出管23を介して導入し、脱着ガス中の油分を吸着除去する吸着塔6を備えたこと、▲3▼触媒の加熱処理時に排ガス煙道11、冷却塔2、バグフィルタ入口煙道12、バグフィルタ3を経て触媒充填塔入口煙道14に流入するガスを触媒充填塔4を迂回して直接触媒充填塔出口煙道16に流すバイパス煙道22を設けたことにある。
【0014】
ごみ焼却炉1には、図示しないごみ供給機から圧送されたごみをごみ焼却炉1内に供給するごみ供給管41と、炉内のごみを流動化して燃焼する空気を炉内に供給する流動空気配管42とが設けられている。ごみ供給管41からのごみの供給を停止した後も流動空気配管42からの流動空気の供給を継続すると、当該流動空気はごみ焼却炉1の余熱によって350℃以上に加熱され、燃焼排ガスよりも格段に清浄な加熱ガスが発生する。そこで、触媒充填塔入口煙道14及び触媒充填塔出口煙道16に備えられた開閉弁32,33を閉じると共にバイパス煙道22及び加熱ガス導入管21に備えられた開閉弁34,31を開くと、冷却塔2にて冷却され、バグフィルタ4を通過した加熱ガスは、バイパス煙道22及び大気放出管17を通って大気中に放出され、排ガス煙道11から加熱ガス導入管21に導入された高温の加熱ガスは、触媒充填塔4に直接導入される。
【0015】
触媒充填塔4内の触媒は、触媒充填塔4内に導入された高温の加熱ガスによって350℃以上に加熱される。前記したように、触媒に吸着される油分の沸点はそのほとんどが350℃以下であるので、この加熱処理によって触媒に吸着された油分はそのほとんどが分解し、触媒から除去される。これによって、触媒の活性が回復され、触媒に吸着された油分の自然発火も防止される。触媒充填塔4で発生した脱着ガスは、ブロワ7によって吸引され、脱着ガス排出管23を介して吸着塔6に導入される。吸着塔6内には活性炭等の吸着剤が充填されており、脱着ガス中の油分は当該吸着剤に吸着されて除去される。吸着処理後のガスは、ブロワ7によって吸引され、処理ガス排出管24を介して大気放出管17に導入される。
【0016】
本例のごみ焼却設備は、触媒を加熱処理するための熱源としてごみ焼却炉1の余熱を利用するので、触媒加熱処理用の特別な熱源を必要とせず、構造が簡単で安価に実施できるという特徴がある。また、触媒充填塔4で発生した脱着ガスを吸着塔6に導入して吸着処理するので、脱着ガスの清浄化効果が高いという特徴もある。
【0017】
図2に、本発明に係るごみ焼却設備の第1参考例を示す。この図において、51は電熱式空気ヒータ、52は電熱式空気ヒータ51より発生した加熱空気を触媒充填塔4に導入する加熱空気導入管、53は加熱空気導入管52に備えられた開閉弁、54は触媒充填塔4で発生した脱着ガスをごみ焼却炉1に導入する脱着ガス搬出管、55は脱着ガス搬出管54に備えられたブロワを示し、その他前出の図1と対応する部分にはそれと同一の符号が表示されている。
【0018】
この図から明らかなように、本例のごみ焼却設備は、触媒を加熱処理するための熱源として、電熱式空気ヒータ51を用いることを特徴とする。触媒の加熱処理に際しては、電熱式空気ヒータ51を起動した状態で触媒充填塔入口煙道14及び触媒充填塔出口煙道16に備えられた開閉弁32,33を閉じ、加熱空気導入管52に備えられた開閉弁53を開く。これによって、電熱式空気ヒータ51にて加熱された空気が加熱空気導入管52を介して触媒充填塔4に導入され、触媒充填塔4内の触媒が350℃以上に加熱されて、触媒に吸着された油分が除去される。また、触媒充填塔4で発生した脱着ガスは、ブロワ55によって吸引され、脱着ガス搬出管54を介してごみ焼却炉1に導入され、ごみ焼却炉1で焼却されて無害化される。その他の部分については、実施形態例に係るごみ焼却設備と同じであるので、重複を避けるために説明を省略する。
【0019】
本例のごみ焼却設備は、電熱式空気ヒータ51で発生する加熱空気により触媒を加熱処理するので、ごみ焼却炉1におけるごみの焼却処理を継続的に行いつつ随時触媒の加熱処理を行うことができるという特徴がある。また、触媒充填塔4で発生した脱着ガスをごみ焼却炉1に導入して焼却処理するので、吸着塔などの特別な脱着ガス処理装置を必要とせず、安価に実施できるという特徴もある。
【0020】
図3に、本発明に係るごみ焼却設備の第2参考例を示す。この図において、51は電熱式空気ヒータ、52は電熱式空気ヒータ51より発生した加熱空気を触媒充填塔4に導入する加熱空気導入管、53は加熱空気導入管52に備えられた開閉弁を示し、その他前出の図1と対応する部分にはそれと同一の符号が表示されている。
【0021】
この図から明らかなように、本例のごみ焼却設備は、触媒を加熱処理するための熱源として電熱式空気ヒータ51を用いると共に、脱着ガスの処理装置として吸着塔6を用いたことを特徴とする。触媒の加熱処理に際しては、電熱式空気ヒータ51を起動した状態で触媒充填塔入口煙道14及び触媒充填塔出口煙道16に備えられた開閉弁32,33を閉じ、加熱空気導入管52に備えられた開閉弁53を開く。これによって、電熱式空気ヒータ51にて加熱された空気が加熱空気導入管52を介して触媒充填塔4に導入され、触媒充填塔4内の触媒が350℃以上に加熱されて、触媒に吸着された油分が除去される。また、触媒充填塔4で発生した脱着ガスは、ブロワ7によって吸引され、脱着ガス排出管23を介して吸着塔6に導入される。そして、脱着ガス中の油分が活性炭等の吸着剤に吸着され、無害化される。その他の部分については、実施形態例に係るごみ焼却設備と同じであるので、重複を避けるために説明を省略する。
【0022】
本例のごみ焼却設備は、電熱式空気ヒータ51で発生する加熱空気により触媒を加熱処理するので、ごみ焼却炉1におけるごみの焼却処理を継続的に行いつつ随時触媒の加熱処理を行うことができるという特徴がある。また、触媒充填塔4で発生した脱着ガスを吸着塔6に導入して吸着処理するので、脱着ガスの清浄化効果が高いという特徴もある。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ごみ供給停止後にごみ焼却炉内に継続して空気を導入し、当該空気をごみ焼却炉の余熱で加熱することにより得られる加熱ガスを触媒充填塔に随時導入する加熱ガス導入管をごみ焼却設備に備えたので、触媒加熱処理用の特別な熱源を必要とすることなく、触媒充填塔内の触媒の活性を回復することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態例に係るごみ焼却設備のフロー図である。
【図2】 第1参考例に係るごみ焼却設備のフロー図である。
【図3】 第2参考例に係るごみ焼却設備のフロー図である。
【符号の説明】
1 ごみ焼却炉
2 冷却塔
3 バグフィルタ
4 触媒充填塔
5 ブロワ
6 吸着塔
7 ブロワ
11 排ガス煙道
12 バグフィルタ入口煙道
13 消石灰供給管
14 触媒充填塔入口煙道
15 アンモニア供給管
16 触媒充填塔出口煙道
17 大気放出管
21 加熱ガス導入管
22 バイパス煙道
23 脱着ガス排出管
24 処理ガス排出管
31,32,33,34 開閉弁
41 ごみ供給管
42 流動空気配管
51 電熱式空気ヒータ
52 加熱空気導入管
53 開閉弁
54 脱着ガス搬出管
55 ブロワ[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a waste incineration facility equipped with a catalyst packed tower, and more particularly to a means for recovering the activity of the catalyst packed in the catalyst packed tower as needed.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a waste incineration facility equipped with a catalyst packed tower for treating nitrogen oxides and dioxins in exhaust gas. In general boiler exhaust gas treatment, the catalyst is often used in a temperature range of 300 to 400 ° C., which exhibits good activity. However, in exhaust gas treatment of a waste incinerator, (1) because dust is highly poisonous. It is necessary to provide a bag filter in front of the catalyst packed tower, and in order to remove hydrogen chloride and dust with the bag filter, the exhaust gas temperature must be cooled to 150 to 200 ° C. It is usually difficult to heat to 300 ° C or higher at all times. (2) Dioxins are generated or regenerated in the flue space when the catalyst is used at 300 to 400 ° C. Used in the temperature range of.
[0003]
By the way, in a refuse incinerator that burns waste whose fuel properties are unstable, incomplete combustion is occasionally generated, and unburned matter including oil is projected and generated. In addition, even when combustion is performed well, dioxins and oils composed of chlorobenzenes, chlorophenols and other aromatic hydrocarbons at concentrations several hundred times the dioxin concentration are present in the furnace exhaust gas, and there is no Never become. Most of these oils have a boiling point of 350 ° C. or lower.
[0004]
As the catalyst packed in the catalyst packed tower, a catalyst in which fine pores are developed on the surface and inside to increase the internal surface area to obtain high activity is used. For example, a titanium oxide-based catalyst has several micropores developed so that ammonia for denitrification, nitrogen oxide to be treated, and dioxin are adsorbed and reacted on a large internal surface realized by this. It has become. Therefore, the highly active catalyst used in the temperature range of 200 to 300 ° C. is also well adsorbed with oils composed of aromatic hydrocarbons similar to dioxins.
[0005]
When the amount of oil adsorbed by the catalyst is small, the oil is decomposed on the catalyst and released into the gas, so that it does not accumulate on the catalyst. However, if the amount of oil adsorbed becomes larger than the amount of oil to be decomposed due to a temporary decrease in the temperature of the catalyst or a temporary increase in the oil concentration in the exhaust gas, or the amount of adsorbed tar content that is not decomposed increases. The fine pores of the catalyst are blocked, or the surface of the fine pores is coated to reduce the catalytic activity. In the worst case, the catalyst is deactivated. Further, if the amount of oil adsorbed on the catalyst increases in this way, the oil adsorbed on the catalyst is likely to spontaneously ignite, which may cause damage to the catalyst.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional waste incineration equipment, no consideration is given to removing the oil adsorbed on the catalyst, and there is a disadvantage that the catalyst life is short.
The present invention has been made to solve the disadvantages of the prior art, and the problem is that a waste incineration facility equipped with a catalyst packed tower capable of maintaining good catalyst performance over a long period of time. Is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a waste incinerator and a catalyst filling for treating nitrogen oxides and dioxins in the exhaust gas by bringing the exhaust gas generated in the waste incinerator into contact with a catalyst at a temperature of 300 ° C. or lower. met waste incineration system and a tower, a catalyst wherein the catalyst-packed tower catalyst packed in heated from time to time 350 ° C. or higher to decompose the oil that is absorbed to the catalyst, to recover the activity of the catalyst In the case where a heating means is provided, as the catalyst heating means, a heating gas obtained by continuously introducing air into the waste incinerator after the refuse supply is stopped and heating the air with the residual heat of the waste incinerator. and the configuration of Ru with a heating gas inlet pipe from time to time introduced into the catalyst-packed column.
[0008]
As described above, since most of the oil contained in the exhaust gas has a boiling point of 350 ° C. or lower, if the catalyst in the catalyst packed tower is heated to 350 ° C. or higher, the oil adsorbed on the catalyst is vaporized. Can be removed from the catalyst surface. When the oil component is removed from the catalyst surface, the catalyst surface having a large area due to the fine pores is cleaned and exposed, so that the activity of the catalyst can be recovered. Moreover, since it becomes difficult to cause spontaneous ignition, damage to the catalyst due to overheating is also prevented. Furthermore, when air is continuously introduced into the waste incinerator after the supply of the waste is stopped and the air is heated with the residual heat of the waste incinerator, a heated gas of 350 ° C. or higher that is much cleaner than the combustion exhaust gas is obtained. Therefore, according to this means, the catalytic activity can be recovered by using this heated exhaust gas without providing any other special heat source.
[0010]
Note that even if the catalyst is heated, not all of the oil adsorbed on the catalyst is oxidized, so it is necessary to treat the oil desorbed from the catalyst. As a means for this, the desorbed gas was introduced through the de Chakugasu discharge pipe, it is possible to take measures that includes an adsorption tower for harmless adsorbed on the adsorbent. According to this means , since the desorption gas is adsorbed by the adsorbent such as activated carbon, the oil removal efficiency can be increased.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of a waste incineration facility according to the present invention. In this figure, 1 is a waste incinerator, 2 is a cooling tower that adjusts the exhaust gas temperature of the
[0012]
The exhaust gas generated in the
[0013]
The features of the present invention are as follows. (1) Heated gas for introducing air heated by the residual heat of the
[0014]
The
[0015]
The catalyst in the catalyst packed
[0016]
Since the waste incineration facility of this example uses the residual heat of the
[0017]
FIG. 2 shows a first reference example of the waste incineration facility according to the present invention. In this figure, 51 is an electrothermal air heater, 52 is a heated air introduction pipe for introducing heated air generated by the electrothermal air heater 51 into the catalyst packed
[0018]
As is apparent from this figure, the waste incineration facility of this example is characterized by using an electrothermal air heater 51 as a heat source for heat-treating the catalyst. In the heat treatment of the catalyst, the open /
[0019]
Since the waste incineration facility of this example heats the catalyst with the heated air generated by the electrothermal air heater 51, the catalyst can be heat-treated at any time while continuously performing the waste incineration treatment in the
[0020]
FIG. 3 shows a second reference example of the waste incineration facility according to the present invention. In this figure, 51 is an electrothermal air heater, 52 is a heated air introduction pipe for introducing the heated air generated by the electrothermal air heater 51 into the catalyst packed
[0021]
As is clear from this figure, the waste incineration facility of this example is characterized in that an electrothermal air heater 51 is used as a heat source for heat-treating the catalyst and an
[0022]
Since the waste incineration facility of this example heats the catalyst with the heated air generated by the electrothermal air heater 51, the catalyst can be heat-treated at any time while continuously performing the waste incineration treatment in the
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, after the supply of waste is stopped, air is continuously introduced into the waste incinerator, and the heated gas obtained by heating the air with the residual heat of the waste incinerator is supplied to the catalyst packed tower. Since the waste gas incinerator is equipped with the heated gas introduction pipe introduced as needed, the activity of the catalyst in the catalyst packed tower can be recovered without requiring a special heat source for the catalyst heat treatment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart of a waste incineration facility according to an embodiment .
FIG. 2 is a flowchart of the waste incineration facility according to the first reference example.
FIG. 3 is a flow diagram of a waste incineration facility according to a second reference example.
[Explanation of symbols]
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