JP3874040B2 - Control method of auto cutter - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はPOSシステムのレシート発行プリンタ等に用いられるオートカッタに関し、更に詳細には、オートカッタのロック状態の復帰処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レシート発行プリンタには、レシート毎、自動的にロール紙を切断するオートカッタが内蔵された機種が多く提案されている。これらの、オートカッタは、機構の違いにより、ある隙間に刃を突き立てるギロチン方式や、2枚の刃を交差させて、紙の端から切断するハサミ方式等、様々な方式があるが、少なくとも、1枚以上の刃が移動することによって、カット動作を行う。
【0003】
これらの、オートカッタは、通常動作では、問題無く作動していても、規格外の厚い紙が入ったり、クリップ等の異物がオートカッタ機構部の中に落ちたりすると、正常な可動刃の動作ができず、ロック状態となる場合がある。
【0004】
そこで、この様なロック状態から復帰させる為に、特公平7−121514号公報に記載のように、ロック状態を検出すると、モータを逆転させて、可動刃を復帰させる技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の復帰方法では、往復移動する可動刃が紙を切断する方向に移動する往工程時にロック状態となることを想定しており、可動刃が戻る復工程時にロック状態となることは全く想定していない。というのも、通常のオートカッタのロック状態というのは、可動刃が切断する時に発生する為、モータを逆転させれば、可動刃は戻る方向に移動するので、ロック状態を解除することができるためである。
【0006】
しかし、近年、ロール紙のセット性を向上させることを目的にして、特願平6−511781号公報に記載のように、2枚のカッタ刃が別部材に分離されるオートカッタが提案されている。この様なカッタ刃分離型のオートカッタでは、カッタ刃の相対的な位置関係が狂うと、可動刃がロック状態となる場合がある。カッタ刃の相対位置が狂うというのは、外部からの異常な力が加わる場合等で起こり、可動刃が戻る復工程時にも起こり得る。
【0007】
この様なオートカッタで、刃の位置の異常を検出すると、ロックの可能性がある為、ロック解除の復帰処理を行うが、可動刃が戻ろうとする復工程時では、刃の位置が少し狂っても、負荷が小さくなる方向なので、そのまま、モータを回転させても、可動刃は復帰できる場合が多いにもかかわらず、モータを逆転させる復帰処理をすると、逆に可動刃が固定刃等と係合量が多くなる食い込む方向になるため、より、強くロックさせてしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、前述した従来の問題点を解決し、カッタ刃分離型のオートカッタにおいても、ロック解除できる制御方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1記載のように、前記可動刃が外圧負荷により移動できないことを判別する異常判別手段と、前記可動刃が前記待機位置から前記用紙を切断して折り返し点迄のカット行程aと前記可動刃の前記折り返し点から前記待機位置まで戻る復帰行程bとを判別するに際し、前記可動刃が前記待機位置に存在することを検知する可動刃位置検出センサと前記カット工程aに要する時間を検知するタイマーによって前記カット工程aを判別する可動刃行程判別手段と、前記モータの回転方向を制御して駆動するモータ駆動手段とを有し、前記用紙の前記カット工程a中に前記異常判別手段により異常が検出された場合、前記可動刃行程判別手段の検出結果が前記カット行程aであるときのみ、前記モータ駆動手段を制御して前記駆動モータを逆転させることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、用紙切断行程中に異常が発生した場合、可動刃は固定刃等と係合する量が多くなる方向に移動されることがなく負荷が軽くなる方向に移動されるので、異常時の対応がスムースとなる。
【0011】
また、オートカッタ機構は、可動刃と可動刃に用紙を介して対向して配置された固定刃もしくは移動する可動刃に付勢される用紙の移動を規制する可動刃受け部材とを切断可能な位置と切断不可とする位置へ移動可能に支持する支持機構と、支持機構が用紙を切断可能な位置であるか否かを検出する位置検出手段とを有し、異常判別手段は、位置検出手段であることを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、支持機構が切断可能の位置以外に存する場合、異常として判定して切断時における異常時の復帰処理がされるので、より効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るオートカッタの好ましい一実施の形態を図1〜図9を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1及び図2は本発明のオートカッタを用いたプリンタの内部構成を示す斜視図であり、図2は同プリンタの外観図であって、カッタユニットフレーム11のカバーを閉じた状態を示しており、図1はカッタ機構の内部がわかるように、カッタユニットフレーム11のカバー11aを開けた状態を示している。
【0015】
また、図3は同プリンタにロール紙をセットするために、カバーフレーム8を開いた状態を示す側面図である。図4はカッタ機構の可動刃9の動きを示す平面図である。図5はカバーフレーム8を閉じた状態のカッタ機構の主要部分を示す側面図である。
【0016】
図2に示すように、本実施の形態のプリンタにおいては、例えば金属等からなる本体フレーム7の上に、開閉自在のカバーフレーム8と、後述する可動刃9及びその駆動手段10を収容するためのカッタユニットフレーム11とが設けられている。
【0017】
図3に示すように、カバーフレーム8は、本体フレーム7の両側の上端部に設けられた支軸12を中心として、開閉自在に取り付けられている。このカバーフレーム8の左右に設けられた溝状の固定刃支持部に固定刃14が配置され、2つの押さえばね17によって、カバーフレーム8の表面部に押さえつけられる。
【0018】
図1に示すように、カバーフレーム8の上面のカッタユニットフレーム11側の端部に固定刃が配置される。この固定刃14は、例えば金属製の長板状の部材からなるものである。そして、固定刃14はその刃部14aがカッタユニットフレーム11に対向するように配置される。また、固定刃14の刃部14aとカッタユニットフレーム11の底部11bとの間には、記録紙Sを搬送し排出する為のスリット状の排紙口15が設けられている。
【0019】
一方、カッタユニットフレーム11の本体11bには、固定刃14と交差し、記録紙Sを切断するための可動刃9が設けられる。可動刃9は支軸18を中心として矢印A方向又はその反対方向に回動自在に取り付けられる。
【0020】
また、カッタユニットフレーム11のカバー11aには可動刃を駆動するための駆動手段10が設けられている。すなわち、駆動モータ21のウォーム歯車22と噛み合うようにウォームホイール23が配置され、このウォームホイール23には可動刃9の長孔20と係合するクランクピン24が設けられている。これにより、駆動モータ21が一方向に一周回転すると、可動刃はA方向に移動し、再び元の位置に戻ってくる。なお、可動刃9が待機位置にあるかどうかはウォームホイール23と係合するセンサ25によって検出される。
【0021】
図4では可動刃9が矢印A方向に移動し、最も突出した状態を示している。このように可動刃9は固定刃14の上に乗り上げる形で交差する。
【0022】
次に、図5で可動刃9と固定刃14の相対的な位置関係について側面から説明する。カバーフレーム8が正しい位置で閉じた状態では、固定刃14の一部が可動刃9を内蔵するカッタユニットフレーム11の一部と係合し、相対的な位置関係が正しく決まるように設定されている。
【0023】
図5に示すように、記録紙Sは印字・紙送り機構部51により、矢印C方向に送られる。この搬送方向の上流側に固定刃14、下流側に可動刃9が配置され、可動刃9は矢印A方向に往復移動する。これはS1点でカットされた記録紙S2が可動刃9や固定刃14と引っかかることなくスムーズに排出される為である。
【0024】
ところが、このような位置関係の為に、カット動作中にオペレータが誤って、カバーフレーム8を開けようとすると、固定刃14と可動刃9は刃先で衝突し、ロック状態となる場合がある。そこで、カバーフレーム8の位置が正しくセットされたか否かを検出するカバーセンサ52(図6参照)を設け、カバーフレーム8がセットされた位置から移動すると、速やかに、カット動作を中止し、可動刃を戻すように動かす処理、すなわち異常時の復帰処理を行う必要がある。
【0025】
次に上記構成のオートカッタの制御手段41の構成について、図6を参照して説明する。制御手段41はタイマー43を内蔵するCPU42、ROM44、RAM45、I/O46、カッタ機構部を駆動するドライバ47、印字・紙送り機構部51を駆動するドライバ48とから構成されている。また、オートカッタ機構には可動刃9を駆動する駆動モータ21と、可動刃9の待機位置を検出するセンサ25が配置されている。またプリンタ機構には、印字紙送り機構部51と、カバーフレーム8が正しい位置に閉められていることを検出するカバーセンサ52が配置されている。
【0026】
以下にカッタ動作方法について説明する。まず、正常動作から説明する。図7は可動刃9の正常動作を示すタイミングチャートである。まず、可動刃9は待機位置に位置している。これは、センサ25がOFF状態になっていることで、検出できる。駆動モータ21に通電(モータ通電)を行うと、可動刃9が待機位置から矢印A方向に移動し、センサ25がON状態となり、可動刃が出ていることを検出する。
【0027】
そして、最大突出位置まで可動刃9が出た後、クランク機構により、可動刃9は矢印A方向とは反対の矢印B方向へ移動し、再び待機位置に戻ってくる。すると、センサ25がOFF状態となり、待機位置に戻ってきたことを検出する。そこから、モータ通電をOFFにし、ブレーキをかけて、可動刃9は停止する。これにて、1サイクルのカッタ動作が終了する。
【0028】
ここで、可動刃9が待機位置から最大突出位置まで移動する区間をa区間、可動刃9が最大突出位置から待機位置まで戻ってくる区間をb区間、待機位置に停止している区間をc区間とする。なお、このカッタ動作中には、カバーフレーム8は正しい位置に閉められており、カバーセンサ52は常にOFF状態となっている。万一、カバーフレーム8が浮いたりすると、カバーセンサ52はON状態となり可動刃9と固定刃14との相対位置が狂っていることを検出する。
【0029】
次に、カッタ動作中にオペレータが誤って、カバーフレーム8を開けようとして、異常と検出した場合の復帰処理の方法について、図8のタイミングチャートを用いて説明する。
【0030】
可動刃9がa区間の途中のa1点でカバーセンサ52がONとなり、異常を検出すると、速やかにモータ通電をOFFにして可動刃9を停止させた後、駆動モータ21を逆転させる。すると、可動刃9は矢印A方向と反対の矢印B方向に移動し、待機位置まで戻ってくる。
【0031】
ここで、注意すべき点は、カバーセンサ52により、異常を検出するのは、可動刃9がa区間にある時のみとし、a区間を過ぎてb区間に入った時は、カバーセンサ52の信号を無視し、そのまま、モータ通電を続け、図7で示したのと同じ制御方法を行う。
【0032】
これは、b区間に入った可動刃9は既に戻る方向に移動しているため、負荷は軽くなる方向であり、多少、刃の相対位置が狂おうとも、通常のモータ通電で、可動刃9は待機位置まで戻ってくることができるためである。b区間でモータを逆転させれば、逆に、刃を食い合わせる方向になり、むしろ強くロックさせてしまう。
【0033】
本プリンタのオートカッタでは、a区間の時間は約200msecとなる。よって、可動刃9がa区間にあるかどうかはタイマー43で、駆動モータ21に通電してからの時間を計測することで判断できる。
【0034】
次に、この制御方法の一例をフローチャートを図9に示す。まず、カバーフレーム8が正しく閉じられているかの否かを、カバーセンサ52によって判別される(シーケンスS1)。即ち、本実施例では、カッタ刃が分離式になっており、カバーフレーム8が正しく閉じられていない場合は、カット動作できない構成になっている。
【0035】
次に、可動刃9が正しく待機位置にあるかをセンサ25により判別される(シーケンスS2)。可動刃9が待機位置にあると判別されると、ターマー43にa区間に相当する時間、本実施例では200msecをセットする(シーケンスS3)。タイマー43をスタートさせ、駆動モータ21に正回転の通電を開始する(シーケンスS4、S5)。
【0036】
駆動モータ21に通電を行い、可動刃9を動かしている間、可動刃9はa区間にあるか、b区間にあるかを判別する必要がある。そこで、タイマー43がタイムアップしたか否かを判別する(シーケンスS6)。NOであれば、可動刃9の行程はa区間である為、カバーフレーム8が正しく閉じられているかどうかを判別する(シーケンスS7)。ここで、YESすなわち、正しく閉じられていれば、動作を続け、その間、タイマーがタイムアップしたかどうかの判別を続ける。一方、NOすなわち、可動刃9と固定刃14の相対位置関係が異常になった場合、駆動モータ21を停止(シーケンスS10)し、駆動モータ21に逆転の通電を行う(シーケンスS11)。
【0037】
このように、駆動モータ21を逆転させ、可動刃9を待機位置に戻そうとする。そして、可動刃9が待機位置に戻ってきたか否かはセンサ25により判別する(シーケンスS12)。可動刃9が待機位置に戻ってきたら、駆動モータ21は停止させる(シーケンスS13)。そして、異常状態の為、カット動作途中で可動刃9を戻した旨を示すべく、エラー表示する(シーケンスS14)。
【0038】
可動刃9がa区間にある時、カバーフレーム8は閉じている場合、タイマーがタイムアップして、b区間に入ったと判断される。すると、カバーセンサ52の信号は読みにいかず、可動刃9が待機位置に戻ってきたかどうかの判別を行う(シーケンスS8)。そして、可動刃9が待機位置に戻ってくるまで、動作を続け、待機位置に戻ってきたと判別すると、駆動モータ21を停止させる(シーケンスS9)。これで、正常のカット動作終了となる。
【0039】
以上述べたように、本実施例では、可動刃9が固定刃14と係合する量が多くなるカット行程(a区間)であるか、戻る復帰行程(b区間)であるかはタイマー43によって、判別しているが、その他にも、位置を検出するセンサ等によって、判別する方法や、駆動モータにステッピングモータを用いる場合は、ステップ数をカウントするという方法も考えられる。
【0040】
また、本実施例では、可動刃9と固定刃14の相対位置関係が適切か否かの判別手段として、カバーセンサ52によって、カバーフレーム8が正しい位置にあるか否かを判別する方法を用いているが、これについても、可動刃9、固定刃14を光学式の検出器で位置測定するという方法等、各種の手段が考えられるが、本実施例のように、カバー部材に固定刃を配置するような機構であれば、カバー部材の位置検出器を用いることで、特別に、カッタ刃の位置のみを調べる為の、検出器を設ける必要はなく、合理的である。
【0041】
また、本実施例では、ハサミ式のオートカッタについて、説明したが、必ずしもハサミ式のオートカッタに限定するものではない。例えば、のこ刃のギロチン式カッタの場合、固定刃でなく、スリット状の可動刃受け部材がカバー部材に配置される場合にも、前述した本説明文の固定刃の個所を可動刃受け部材と変更することで、同様の作用、効果が得られる。
【0042】
以上、本発明は、可動刃がカット行程に、カッタ刃の位置が不適切な位置になった場合にのみ、可動刃を戻し、可動刃が戻る行程では、たとえカッタ刃の位置が不適切な位置になっても、モータを逆転させずに、そのまま、動作を続けるということが特徴である。尚、本発明は、カッタ刃の相対位置が不適切になった場合のカッタロック防止を目的とするものである為、実施例で示したように、カッタ刃が分離するような開放型のプリンタのオートカッタにおいて、特に有効な技術である。
【0043】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のオートカッタの制御方法によると、用紙のカット工程a中に異常が発生した場合、可動刃が待機位置から用紙を切断して折り返し点迄のカット行程aと可動刃の折り返し点から待機位置まで戻る復帰行程bとを判別する可動刃行程判別手段により、可動刃行程判別手段の検出結果がカット行程aであるときのみ、モータ回転手段を制御して駆動モータを逆転させるので、可動刃が固定刃等と係合量が多くなることなく係合量が少なくなる方向へ移動するので、激しいカッタロック状態を防止できるようになった。
【0044】
また、請求項2によれば、カッタ機構が用紙を切断可能な位置にあるとき以外は異常事態として認識できるので、カッタ刃分離型のプリンタのような、カッタ刃の相対位置が変化しやすいオートカッタにおいて、カッタロック防止とともに、品質確保という点でも、大変有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施の形態の内部構成を示す斜視図で、カッタユニットフレームのカバーを開けた状態を示すものである。
【図2】同実施の形態の内部構成を示す斜視図で、カッタユニットフレームのカバーを閉じた状態を示すものである。
【図3】同実施の形態のカバーフレームを開けた状態を示す側面図である。
【図4】同実施の形態において、可動刃が最大突出位置まで出た状態を示す平面図である。
【図5】同実施の形態において、可動刃と固定刃の位置関係を示す要部側面図である。
【図6】同実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】同実施の形態において、正常時のオートカッタ動作を示すタイミングチャートである。
【図8】同実施の形態において、異常時のオートカッタ動作を示すタイミングチャートである。
【図9】同実施の形態において、オートカッタ動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
8 カバーフレーム
9 可動刃
11 カッタユニットフレーム
14 固定刃
17 押さえばね
21 駆動モータ
25 センサ
41 制御手段
43 タイマー
51 印字・紙送り機構部
S 記録紙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an auto cutter used for a receipt issuing printer or the like of a POS system, and more particularly to a method for returning the lock state of an auto cutter.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, many types of receipt issuing printers have built-in auto cutters that automatically cut roll paper for each receipt. These auto cutters have various methods such as a guillotine method in which a blade is thrust into a gap and a scissor method in which two blades are crossed and cut from the edge of the paper, depending on the mechanism, at least, The cutting operation is performed by moving one or more blades.
[0003]
Even if these auto cutters operate without any problems in normal operation, if a non-standard thick paper enters or a foreign object such as a clip falls into the auto cutter mechanism, the operation of the movable blade is normal. Cannot be locked.
[0004]
Therefore, in order to return from such a locked state, as described in Japanese Patent Publication No. 7-121514, a technique has been proposed in which when the locked state is detected, the motor is reversed to return the movable blade.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned return method of the prior art, it is assumed that the reciprocating movable blade is in the locked state during the forward process in which it moves in the direction of cutting the paper, and the movable blade returns to the locked state during the returning process. Not assumed. This is because the normal autocutter locked state occurs when the movable blade is cut, so if the motor is reversed, the movable blade moves in the returning direction, so the locked state can be released. Because.
[0006]
However, in recent years, there has been proposed an auto cutter in which two cutter blades are separated into separate members as described in Japanese Patent Application No. 6-511781 for the purpose of improving roll paper setting. Yes. In such a cutter blade separation type auto cutter, if the relative positional relationship between the cutter blades is out of order, the movable blade may be locked. The relative position of the cutter blade is distorted, for example, when an abnormal force is applied from the outside, and can also occur during the return process in which the movable blade returns.
[0007]
When an abnormal position of the blade is detected with such an auto cutter, there is a possibility of locking, so the unlocking return processing is performed. However, the blade position is slightly out of position during the return process when the movable blade tries to return. However, since the load decreases, the movable blade can often be restored even if the motor is rotated as it is. Since the engagement amount increases, there is a problem that the lock is more strongly locked.
[0008]
Therefore, the present invention solves the above-mentioned conventional problems and provides a control method capable of unlocking even a cutter blade separation type auto cutter.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, according to the present invention, as described in claim 1, abnormality determining means for determining that the movable blade cannot move due to an external pressure load, and the movable blade cuts the sheet from the standby position to the turning point. A movable blade position detection sensor that detects that the movable blade is in the standby position and the cutting step a when determining the cutting stroke a and the return stroke b that returns from the turning point of the movable blade to the standby position. A movable blade stroke discriminating unit for discriminating the cutting step a by a timer for detecting the time required for the motor, and a motor driving unit for controlling and driving the rotation direction of the motor, and during the cutting step a of the paper When an abnormality is detected by the abnormality determining means, the motor driving means is controlled and controlled only when the detection result of the movable blade stroke determining means is the cut stroke a. Characterized in that reversing the drive motor.
[0010]
According to the above configuration, when an abnormality occurs during the paper cutting process, the movable blade is moved in the direction in which the load is reduced without moving in the direction in which the amount of engagement with the fixed blade or the like increases. The response at the time of abnormality becomes smooth.
[0011]
The auto-cutter mechanism can cut the movable blade and a movable blade receiving member that restricts the movement of the fixed blade disposed facing the movable blade through the paper or the paper urged by the moving movable blade. And a position detecting means for detecting whether or not the supporting mechanism is a position where the sheet can be cut, and the abnormality determining means is a position detecting means. It is characterized by being.
[0012]
According to the above configuration, when the support mechanism is located at a position other than the position where it can be cut, it is determined as an abnormality, and the return process at the time of the abnormality at the time of cutting is performed.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of an auto cutter according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0014]
1 and 2 are perspective views showing an internal configuration of a printer using the auto cutter of the present invention, and FIG. 2 is an external view of the printer, showing a state in which the cover of the
[0015]
FIG. 3 is a side view showing a state in which the
[0016]
As shown in FIG. 2, in the printer according to the present embodiment, an openable /
[0017]
As shown in FIG. 3, the
[0018]
As shown in FIG. 1, a fixed blade is disposed at an end of the upper surface of the
[0019]
On the other hand, the
[0020]
The
[0021]
FIG. 4 shows a state in which the
[0022]
Next, the relative positional relationship between the
[0023]
As shown in FIG. 5, the recording paper S is fed in the direction of arrow C by the printing /
[0024]
However, because of this positional relationship, if the operator mistakenly tries to open the
[0025]
Next, the configuration of the auto cutter control means 41 having the above configuration will be described with reference to FIG. The control means 41 includes a
[0026]
The cutter operation method will be described below. First, normal operation will be described. FIG. 7 is a timing chart showing the normal operation of the
[0027]
Then, after the
[0028]
Here, a section where the
[0029]
Next, a description will be given of a return processing method in the case where an abnormality is detected by the operator trying to open the
[0030]
If the
[0031]
Here, it should be noted that the abnormality is detected by the
[0032]
This is because the
[0033]
In the auto cutter of this printer, the time of section a is about 200 msec. Therefore, whether or not the
[0034]
Next, FIG. 9 shows a flowchart of an example of this control method. First, it is determined by the
[0035]
Next, it is determined by the
[0036]
While energizing the
[0037]
Thus, the
[0038]
When the
[0039]
As described above, in this embodiment, the
[0040]
In the present embodiment, as a means for determining whether or not the relative positional relationship between the
[0041]
In the present embodiment, the scissors type auto cutter has been described, but the present invention is not necessarily limited to the scissors type auto cutter. For example, in the case of a guillotine cutter with a saw blade, even when a slit-like movable blade receiving member is arranged on the cover member instead of a fixed blade, the position of the fixed blade in the above description is the movable blade receiving member. By changing the above, similar actions and effects can be obtained.
[0042]
As described above, according to the present invention, the movable blade is returned only when the movable blade is in an inappropriate position in the cutting process, and the cutter blade is improper in the process in which the movable blade returns. Even if it becomes a position, it is the feature that operation | movement is continued as it is, without reversing a motor. The present invention is intended to prevent cutter lock when the relative position of the cutter blade becomes inappropriate. Therefore, as shown in the embodiment, an open type printer in which the cutter blade is separated. This is a particularly effective technique in the auto cutter.
[0043]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the control method of the auto cutter of the present invention, when an abnormality occurs during the paper cutting step a, the movable blade cuts the paper from the standby position and cuts the paper to the turning point. The motor rotating means is controlled only when the detection result of the movable blade stroke discriminating means is the cut stroke a by the movable blade stroke discriminating means for discriminating a and the return stroke b returning from the turning point of the movable blade to the standby position. Since the drive motor is reversely rotated, the movable blade moves in a direction in which the engagement amount decreases without increasing the engagement amount with the fixed blade or the like, so that a severe cutter lock state can be prevented.
[0044]
According to claim 2, since it can be recognized as an abnormal situation except when the cutter mechanism is in a position where the paper can be cut, the automatic change of the relative position of the cutter blade such as a cutter blade separation type printer is possible. The cutter is very effective in preventing cutter lock and ensuring quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an internal configuration of an embodiment of a printer according to the present invention, and shows a state where a cover of a cutter unit frame is opened.
FIG. 2 is a perspective view showing the internal configuration of the embodiment, showing a state in which the cover of the cutter unit frame is closed.
FIG. 3 is a side view showing a state in which the cover frame of the embodiment is opened.
FIG. 4 is a plan view showing a state where the movable blade protrudes to a maximum projecting position in the embodiment.
FIG. 5 is a side view of the main part showing the positional relationship between the movable blade and the fixed blade in the same embodiment.
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a control device in the same embodiment.
FIG. 7 is a timing chart showing an auto cutter operation in a normal state in the embodiment.
FIG. 8 is a timing chart showing an auto-cutter operation at the time of abnormality in the embodiment.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an auto cutter operation in the embodiment.
[Explanation of symbols]
8 Cover
Claims (2)
前記可動刃が外圧負荷により移動できないことを判別する異常判別手段と、
前記可動刃が前記待機位置から前記用紙を切断して折り返し点迄のカット行程aと前記可動刃の前記折り返し点から前記待機位置まで戻る復帰行程bとを判別するに際し、前記可動刃が前記待機位置に存在することを検知する可動刃位置検出センサと前記カット工程aに要する時間を検知するタイマーによって前記カット工程aを判別する可動刃行程判別手段と、
前記モータの回転方向を制御して駆動するモータ駆動手段とを有し、
前記用紙の前記カット工程a中に前記異常判別手段により異常が検出された場合、前記可動刃行程判別手段の検出結果が前記カット行程aであるときのみ、前記モータ駆動手段を制御して前記駆動モータを逆転させることを特徴とするオートカッタの制御方法。A movable blade for cutting the paper, a sensor for detecting that the movable blade is in a standby position where it does not contact the paper, a drive mechanism for reciprocating the movable blade, and rotating the drive mechanism in one direction In an auto cutter mechanism having a drive motor supplied by
An abnormality determining means for determining that the movable blade cannot move due to an external pressure load;
When the movable blade cuts the sheet from the standby position and determines a cut stroke a from the folding point to the folding point and a return stroke b from the folding point of the movable blade to the standby position, the movable blade is in the standby mode. A movable blade position detecting means for determining the cutting step a by a movable blade position detection sensor for detecting the presence of the cutting step and a timer for detecting the time required for the cutting step a;
Motor driving means for controlling and driving the rotation direction of the motor,
When an abnormality is detected by the abnormality determination unit during the cutting step a of the sheet, the motor driving unit is controlled to drive the drive only when the detection result of the movable blade stroke determination unit is the cut stroke a. A method for controlling an autocutter characterized by reversing a motor.
該支持機構が前記用紙を切断可能な位置であるか否かを検出する位置検出手段とを有し、
前記異常判別手段は、前記位置検出手段であることを特徴とする請求項1記載のオートカッタの制御方法。The automatic cutter mechanism includes a movable blade and a movable blade receiving member that restricts the movement of the paper biased by the movable blade and the fixed blade disposed facing the movable blade through the paper or the movable blade. A support mechanism that supports a movable position to a position where cutting is possible and a position where cutting is impossible,
Position detecting means for detecting whether or not the support mechanism is a position capable of cutting the paper;
2. The method of controlling an auto cutter according to claim 1, wherein the abnormality determination unit is the position detection unit.
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